JP5172224B2 - シャッタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャッタ装置に関する。
住宅等の建物において、主に防犯用としてシャッタ装置を窓等の開口部に設けることが従来から知られている。
一般的にシャッタ装置は、互いに離間対向して位置するガイドレールとそのガイドレール間に設けられるシャッタカーテンとを備えている。シャッタカーテンは、ガイドレール間全域に亘る長尺状のスラットが一連状に連接されることにより構成されている。そして、そのシャッタカーテンがガイドレールに案内されて昇降するようになっている。このため、シャッタカーテンを開けておくことにより通風や採光することができ、シャッタカーテンを閉めておくことにより就寝時や留守中の防犯に活用することができる。
ところが、近年、そのシャッタ装置を破損するなどして建物内部に侵入する犯罪が発生している。特にガイドレールとシャッタカーテンとの間にバールやマイナスドライバなどの工具を挿入し、シャッタカーテンをこじ開けることによって建物内部に侵入する手口が増加している。
そこで、上記問題を解決しようとするものとして、ガイドレールに係止突条部を設けるとともに、スラットの屋内側側面にその係止突条部に係止片を臨ませた係止フックを設け、屋外側からガイドレールとシャッタカーテンとの間に外力が進入した際、スラット端部の変形に伴って係止フックの係止片が変形して係止突条部に係合する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、屋外側からガイドレールとシャッタカーテンとの間にバールなどが挿入されたとしても、係止フックの係止片と係止突条部とが係合するため、シャッタカーテンのこじ開けを阻止することができる。
特開2005−133398号公報
しかしながら、上記技術では、係止片と係止突条部との係り具合が小さく、こじ開け力が大きい場合、その係止状態が維持されず係止片が係止突条部から外れてしまうおそれがある。したがって、防犯の確実性という観点では不十分であると考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、防犯性能を向上させることのできるシャッタ装置を提供することを主たる目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
手段1.開口部を開閉するシャッタカーテンと、
そのシャッタカーテンの両端部が挿入されるガイド溝を有し、当該ガイド溝に挿入された状態で前記シャッタカーテンの両端部をガイドするガイドレールと、
を備えたシャッタ装置であって、
前記ガイドレールのガイド溝を、当該ガイド溝の外側から塞ぐ閉塞手段を備えたことを特徴とするシャッタ装置。
手段1によれば、ガイドレールのガイド溝がその外側から閉塞手段により塞がれる。このため、こじ開けのためのバール等の侵入を抑制することができる。すなわち、従来技術ではバールの侵入を許容し、場合によっては係止状態が短時間しか維持されない可能性があるのに対し、本手段では侵入自体を抑制することにより、より確実にこじ開けに要する時間を長時間化させ防犯性能を向上させることができる。
手段2.前記シャッタカーテンは、上下に隣接する複数のスラットと、各スラットの両端部に設けられたスラット軸と、を備え、
前記各スラット軸が前記ガイド溝を介して前記ガイドレール内に配置され、当該ガイドレール内には前記各スラット軸が連結されたリンク機構が内蔵されており、
前記閉塞手段は、前記ガイド溝のうち上下に並ぶスラット軸以外の領域を塞ぐものであることを特徴とする手段1に記載のシャッタ装置。
手段2によれば、閉塞手段によりガイド溝のうち上下に並ぶスラット軸以外の領域が塞がれる。このため、スラット軸を有するブラインドシャッタ等のシャッタ装置においても、バール等の侵入を抑制し、防犯機能を付加することが可能となる。
手段3.前記閉塞手段は、前記シャッタカーテンとともに上下動する閉塞リンク機構によって構成されている手段1又は2に記載のシャッタ装置。
手段3によれば、閉塞リンク機構によりガイド溝が塞がれるため、こじ開け抑制効果の他に次の効果を奏する。すなわち、手段2との関係では、ガイド溝より内側のリンク機構と、ガイド溝より外側のリンク機構とを同期させるようにすれば、巻き取り方式によりシャッタカーテンを上下動させることができ、従来の方式を適用できる利点がある。
手段4.前記閉塞手段は、前記ガイド溝の外側に配置されて前記ガイド溝を外側から塞ぐ閉塞位置と、その閉塞位置から退避して前記シャッタカーテンの昇降を許容する退避位置とに移動切替可能とされた可動部材により構成されている手段1又は2に記載のシャッタ装置。
手段4によれば、閉塞位置と退避位置とに移動切替可能な可動部材によりガイド溝が塞がれる。このため、従来のシャッタ装置に対してこのような可動部材を付加することにより対応できる利点がある。
手段5.前記リンク機構を構成するリンク材には、ガイド溝の両側に向けて突出するリンク突出部が設けられ、
前記ガイドレールのうち前記ガイド溝の両側には、前記リンク機構へ向けて突出するレール突出部が設けられ、
前記リンク突出部が前記ガイドレールの内周部と前記レール突出部との間に挿入されており、
前記ガイド溝の溝幅を拡張する側へ作用する外力により、前記レール突出部が前記ガイドレール内周部と協働して前記リンク突出部を挟み込むように変形されるものであることを特徴とする手段2に記載のシャッタ装置。
手段5によれば、ガイド溝の溝幅を拡張する側へ作用する外力によりレール突出部が変形し、ガイドレール内周部との協働によってリンク突出部が挟み込まれる。このため、万が一、閉塞手段が破壊されガイド溝にバール等が挿入されたとしても、こじ開けようとすればするほどリンク突出部を挟み込む力が増大し、こじ開けが一層困難となる。その結果、こじ開けの抑制効果を一層向上させることができる。この場合、リンク材のうちリンク材同士を連結する連結用リンク材にリンク突出部を設けることが好ましい。すなわち、連結用リンク材がリンク材より細長に形成されていれば、その連結用リンク材とガイド溝の両側との間に隙間が形成されることとなる。このような場合には、その隙間を塞ぐように連結用リンク材にリンク突出部を設けることにより、バール等による侵入抑制効果も得ることができる。
また、上記のような外力が加わっていないときは、リンク突出部がガイドとして機能し、シャッタカーテンをスムーズに上下動させることができる。
手段6.前記ガイド溝の溝幅の拡張を規制する規制部材が前記ガイドレールに設けられている手段1乃至5のいずれかに記載のシャッタ装置。
手段6によれば、ガイドレールに設けられた規制部材によりガイド溝の溝幅が規制される。このため、万が一、ガイド溝にバール等の工具が挿入されたとしても、ガイド溝の拡張を規制し、こじ開けを抑制することができる。この場合、ガイド溝の側面部に係合する係合部を有する規制部材であることが好ましい。これにより、ガイド溝の側面部と規制部材の係合部とが係合され、ガイド溝の拡張を規制することができる。
手段7.前記シャッタカーテンの端部に設けられた被検知部と、
前記ガイドレールに設けられ、前記シャッタカーテンによる全閉時において前記被検知部を検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果に応じて異常がある場合にはその旨の報知を行う報知手段と、
を備えた手段1乃至6のいずれかに記載のシャッタ装置。
手段7によれば、シャッタカーテンによる全閉時において、検知手段による検知結果に応じて異常がある場合、報知手段によりその旨が報知される。これにより、その現場に住人や警備員等が駆けつけるなどしてこじ開け等の犯罪に対応することが可能となる。この場合、手段2との関係でいえばスラット軸、特にスラット軸の先端位置に被検知部を設けることが好ましい。すなわち、スラット軸を備えた構成のシャッタ装置の場合、ガイド溝からスラット軸の先端を引き抜くことによりシャッタ装置をこじ開けようとする犯罪が多いが、このような異常事態を好適に検知することが可能となる。
検知手段はガイドレールの中でもガイド溝を形成する枠部より外側に設けることが好ましい。仮にガイド溝を形成する枠部よりも内側に設けた場合、スラット軸の先端部分と検知手段とが接触し、シャッタカーテンの上下動に支障を来たすおそれがあるが、前記のような構成であればそのような不都合を解消することができる。
シャッタ装置が電動シャッタであれば、異常の判断や報知などはシャッタコントローラが処理することが好ましい。これにより、制御機器や報知機器など新たな機器をシャッタ装置に設ける必要がない。
被検知部としてはマグネットが好ましい。これにより、壊れにくい被検知部を構成することが可能となる。そして、マグネットとの組み合わせとしての検知手段は磁気センサが好ましい。これにより、マグネット位置を磁気センサにより検知する構成とすることにより、こじ開け等の異常の有無を好適に判断できるシステムを構築することが可能となる。
報知手段は、建物の室内に設けることが好ましい。これにより、建物の住人に対して好適に異常を報知することが可能となる。もしくは、報知手段は、携帯電話等の情報端末機器に異常の有無を送信する送信装置を備えていることが好ましい。これにより、住人が外出中であってもその異常を確認することができ、警察に通報するなどの対応を図ることが可能となる。
手段8.手段1乃至7のいずれかに記載のシャッタ装置と、
前記シャッタ装置のシャッタカーテンにより開閉される開口部が形成された壁体と、
を備えることを特徴とする建物。
手段8によれば、手段1乃至7のいずれかに記載のシャッタ装置が奏する効果を建物において享受することができる。
[第1の実施形態]
以下に、第1の実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、住宅等の建物において窓部の屋外側に設ける電動式のブラインドシャッタを具現化したものである。図1は第1の実施形態におけるブラインドシャッタを備えた建物を示す一部正面図、図2(a)は防犯構造を示す横断面図(図1のA−A線断面)、(b)は閉塞リンク機構を示す縦断面図(図2(a)のB−B線断面)である。
図1に示すように、建物11の外壁12には窓部13が設けられており、窓部13の屋外側にはブラインドシャッタ14が設けられている。ブラインドシャッタ14は、窓部13の上方に取り付けられる横長箱状のシャッタケース15と、このシャッタケース15内に巻き取られた状態で収納可能とされるスラット式のシャッタカーテン16と、このシャッタカーテン16の両端に位置するガイドレール17とを備えている。
シャッタケース15内には、シャッタカーテン16を巻き取り又は引き出す巻き取りドラム18が収容されている。
シャッタカーテン16は、ガイドレール17間全域に亘る長尺状のスラット19が一連状に連接されることにより構成されている。多数のスラット19のうち最上部となるスラット19には巻き取りドラム18が連結されている。
ブラインドシャッタ14は、巻き取りドラム18によりシャッタカーテン16が巻き取られる(上昇する)ことにより開状態となり、シャッタカーテン16が引き出される(下降する)ことにより閉状態となる。本実施形態では、こうしたシャッタカーテン16の開閉動作は、電動式の駆動機構によって実現される構成となっている。すなわち、電動モータ等からなる巻き取り駆動部20によって巻き取りドラム18が正逆いずれの方向に回転されることにより、シャッタカーテン16(スラット19)の巻き取り又は引き出しが行われる。これにより、シャッタカーテン16が上昇又は下降する。
シャッタカーテン16は、その両端が各ガイドレール17に挿入された状態で上下動可能に支持されている。これにより、シャッタカーテン16はガイドレール17に案内されてスムーズに上下動されるようになっている。以下に、シャッタカーテン16とガイドレール17との構造について詳しく説明する。
図2(a)に示すように、ガイドレール17は、構造体として機能する中空部21と、シャッタカーテン16を案内するガイド溝部22と、開閉ガイド機構32が収納される収納部23とを備えている。
ガイド溝部22の両側面先端部には、互いに近づく方向に延びるガイド片22aがそれぞれ形成されている。これらガイド片22aの間には、ガイド溝部22の開口部22bが形成されている。
各スラット19の先端部には、ガイド溝部22に挿入された状態で支持されるスラット軸24がそれぞれ設けられている。各スラット軸24の先端部には、閉塞リンク機構26を貫通した状態で案内リンク機構25が回動可能に連結されている。案内リンク機構25は、各ガイド片22aより内側に配置され、シャッタカーテン16を案内するようになっている。閉塞リンク機構26は、各ガイド片22aより外側に配置され、スラット軸24との貫通部位において回動可能となっている。この場合、各ガイド片22aは、案内リンク機構25と閉塞リンク機構26とにより挟まれた状態となっている。これにより、シャッタカーテン16は、スラット19の軸方向へのガタツキが低減され、安定した状態で案内されるようになっている。
図2(b)に示すように、閉塞リンク機構26は、平板状のリンク材29と、そのリンク材29より短くてリンク材29同士を連結する連結用リンク材30とが交互に連結されることにより構成されている。同様に、案内リンク機構25においても、平板状のリンク材27と、そのリンク材27より短くてリンク材27同士を連結する連結用リンク材28とが交互に連結されることにより構成されている。案内リンク機構25のリンク材27及び連結用リンク材28と閉塞リンク機構26のリンク材29及び連結用リンク材30とは、対応する各々のリンク材が互いに同一形状・同一寸法に形成されており、それらの幅寸法がいずれも開口部22bの隙間寸法より大きく形成されている。このような閉塞リンク機構26は、ガイド溝部22の開口部22bを外側(スラット軸24の幅方向からみて内側)から塞ぐようにしてスラット軸24に連結されている。これにより、ガイド溝部22とスラット軸24との隙間に対してバール等の侵入が抑制されるようになっている。
リンク材27,29と連結用リンク材28,30とは、ピン31等により回動可能にそれぞれ連結されている。そして、案内リンク機構25と閉塞リンク機構26とが同期するように、リンク材27,29と連結用リンク材28,30とがそれぞれ配置されている。これにより、シャッタカーテン16は支障なく巻き取りドラム18に巻き取られるようになっている。すなわち、案内リンク機構25のリンク材27及び連結用リンク材28と、閉塞リンク機構26のリンク材29及び連結用リンク材30とが、それぞれ異なる位置に配置された場合、案内リンク機構25及び閉塞リンク機構26の回動部位の位置が異なることとなりシャッタカーテン16の巻き取りが困難となるが、本実施形態ではそのような不具合が解消されている。
一方、開閉ガイド機構32は、各スラット19の傾斜角度を調整するために収納部23に設けられている。具体的には、開閉ガイド機構32は、収納部23に形成されている突出部23aを回動可能に挟持する挟持部33と、各スラット軸24に設けられている開閉軸35にそれぞれ係合する係合部34とを有している。そして、スラット19の角度調整を行わない場合には、各係合部34が各開閉軸35に係合せず、スラット19の角度調整を行う場合には、突出部23aを中心にして各開閉ガイド機構32が回動することにより係合部34が各開閉軸35に係合して個々のスラット19の傾斜角度を変更する構成となっている。この場合、電動モータ等からなるスラット駆動部36(図1参照)によって開閉ガイド機構32が駆動されることにより、各スラット19が一斉に任意角度に調整されるようになっている。
巻き取り駆動部20及びスラット駆動部36は、シャッタコントローラ37から出力される駆動信号によって各々駆動される。シャッタコントローラ37は、建物11の居室に備えられており、室内にいる住人によってボタン操作される。このボタン操作によって室内からスラット19の角度調整及びシャッタカーテン16の昇降が行われる。
以上説明した構成及び作用により、第1の実施形態のブラインドシャッタ14では、以下に示す有利な効果が得られる。
第1の実施形態では、ガイド溝部22の開口部22bを外側(スラット軸24の幅方向からみて内側)から塞ぐように閉塞リンク機構26がスラット軸24に設けられている。これにより、スラット軸24とガイド溝部22との隙間にバール等の工具が挿入されることを抑制することができる。すなわち、従来技術ではバール等の工具の侵入を許容するのに対し、第1の実施形態では侵入自体を抑制するものであるため、こじ開けに時間を要し、防犯性能を向上させることができる。
第1の実施形態では、シャッタカーテン16を閉じるだけで閉塞リンク機構26によりガイド溝部22の開口部22bを塞ぐことができる。これにより、開口部22bを塞ぐための制御装置等の機器も必要ないし、住人による閉鎖操作も必要ない。
第1の実施形態では、案内リンク機構25と閉塞リンク機構26とは、同一形状・同一寸法のリンク材27,29及び連結用リンク材28,30により構成されている。これにより、部品の共通化を図ることができ、製造コスト縮減に寄与することが可能となる。
第1の実施形態では、案内リンク機構25と閉塞リンク機構26とを同期するようにそれぞれスラット軸24に連結されている。これにより、シャッタカーテン16を巻き取りドラム18により好適に巻き取り又は引き出すことができる。したがって、閉塞リンク機構26を付加したとしてもシャッタカーテン16の巻き取り方式を変更する必要がなく従来通りの方式を適用することができる利点がある。
第1の実施形態では、ガイド溝部22のガイド片22aを挟むようにしてスラット軸24に案内リンク機構25と閉塞リンク機構26とが連結されている。これにより、ガイド溝部22の案内によりシャッタカーテン16を安定した状態で上下動させることができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、閉塞手段としてガイド溝部22を閉塞リンク機構26により塞いだが、特定の閉塞手段に限定されるものではない。そこで、以下に第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と同一の構成は同一符号を付して説明を省略し、先の第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図3(a)は、第2の実施形態におけるブラインドシャッタの防犯構造を示す横断面図、(b)は閉塞板の開状態を示す縦断面図、(c)は閉塞板の閉状態を示す縦断面図である。
図3(a)に示すように、ブラインドシャッタ40の閉塞手段を、ガイド溝部22を外側から塞ぐ閉塞位置(2点鎖線の位置)と、その閉塞位置から退避してシャッタカーテン16の昇降を許容する退避位置(実線の位置)とに移動切替可能な閉塞板42により構成してもよい。以下に閉塞板42の構成について詳しく説明する。
閉塞板42は平板状をなし、シャッタカーテン16の上下方向の長さ寸法と略同一に形成されている。
図3(b)に示すように、閉塞板42の屋外側端面には、各スラット軸24に対応する位置に半円状の凹部42aが形成されている。
閉塞板42は、シャッタカーテン16が開状態の場合、収納部23に形成された一対の閉塞板支持部23b間の位置、すなわち退避位置に配置される。これにより、シャッタカーテン16の昇降を自由に行えるようになっている。
シャッタカーテン16が全閉状態の場合、閉塞板42は凹部42aとスラット軸24とが嵌合した状態でガイド溝部22とスラット軸24との隙間を塞ぐように閉塞位置に配置される(図3(c)参照)。第2の実施形態では、案内リンク機構43の連結用リンク材45は、その幅寸法がガイド溝部22の開口部22bの隙間より細く形成されている。このため、連結用リンク材45とガイド片22aとの間には隙間が形成されている。しかし、このような構成であっても、閉塞板42を用いることによりその隙間を塞ぐことができる。これにより、こじ開けのためのバール等の侵入が抑制されるようになっている。また、人力では容易にシャッタカーテン16が開けられないようになっている。これにより、防犯性能を一層向上させている。
この場合、電動モータ等からなる閉塞板駆動部46によって閉塞板42が駆動されることにより、退避位置と閉塞位置とに移動切替が行われるようになっている(図1参照)。閉塞板駆動部46は、シャッタコントローラ37から出力される駆動信号によって駆動される。
以上説明した構成及び作用により、第2の実施形態のブラインドシャッタ40では、以下に示す有利な効果が得られる。
第2の実施形態では、閉塞位置と退避位置とに移動切替可能な閉塞板42がガイドレール41の収納部23に配置されている。これにより、第1の実施形態と同様に、バール等によるこじ開けを抑制することができる。この場合、連結用リンク材45の幅寸法が開口部22bの隙間より細いようなシャッタ装置に対しても、このような閉塞板42を付加することにより上記効果を享受できる利点がある。すなわち、案内リンク機構43の形状・大きさに依存せずにこじ開け抑制効果が得られる。
第2の実施形態では、閉塞板42を用いてガイド溝部22の開口部22bを塞いだ。ここで、第1の実施形態の閉塞リンク機構26が開口部22bの閉塞機能だけでなく、巻き取りドラム18に対して巻き取り可能な形状であることが条件とされ、その構成に制約が生じるのに対し、閉塞板42は巻き取りと無関係に開口部22bを好適に閉塞するように構成することが可能である。これにより、閉塞リンク機構26よりも隙間がないように開口部22bを塞ぐことができ、バール等の侵入の余地を低減することができる。
第2の実施形態では、閉塞板42は凹部42aがスラット軸24に嵌合した状態で閉塞位置に配置される。これにより、シャッタカーテン16を構成するスラット19の開方向へのこじ開けを抑制することが可能となる。すなわち、閉塞板42は、開口部22bの閉塞機能だけでなく、シャッタカーテン16の開動作に対するロック機能も有する。
[他の実施形態]
なお、以上説明した第1の実施形態及び第2の実施形態に限らず、例えば以下に別例として示した形態で実施することもできる。
(別例1)第1の実施形態では、案内リンク機構25のリンク材27及び連結用リンク材28と閉塞リンク機構26のリンク材29及び連結用リンク材30とにおいて、対応する各々のリンク材を互いに同一形状・同一寸法に形成したが、必ずしもそのような構成にする必要はない。例えば、連結用リンク材28の幅寸法が連結用リンク材39の幅寸法より細く形成されていてもよいし、ガイド溝部22の開口部22bの隙間より細く形成されていてもよい。
(別例2)第2の実施形態では、電動により閉塞板42を退避位置と閉塞位置とに移動切替を行う構成としたが、手動により移動切替を行う構成としてもよい。
(別例3)第2の実施形態では、閉塞板42を備えた構成としたが、これに加えてガイド溝部22の溝幅の拡張を規制する規制部材をガイドレール41に設けてもよい。
具体的には、図4(a)に示すブラインドシャッタ50のように、ガイドレール51の収納部23には、シャッタカーテン16の昇降を許容する退避位置(実線の位置)とガイド溝部22の溝幅の拡張を規制する規制位置(2点鎖線の位置)とに移動切替可能な規制部材としての規制板52が設けられている。退避位置での規制板52は、収納部23に設けられた閉塞板支持部23bと規制板支持部23cとの間に収容されている。そして、規制板52は、ガイド溝部22からみて閉塞板42より内側に配置されている。これにより、まずバールの侵入自体が抑制されるようになっている。
図4(b)に示すように、規制板52は、シャッタカーテン16の上下方向全域に亘って延びる本体部52aと、その本体部52aから屋外側へ延びてスラット軸24に対応した位置に設けられる係合突起部52bとを備えている。係合突起部52bは、本体部52aに対して略直角に延びる当接部52cと、当接部52cの先端部から下方に延びる第1係合部52dと、その第1係合部52dと本体部52aとの間に位置して当接部52cから下方に延びる第2係合部52eとを有している。係合突起部52bは、全体として平面視において略F字状に形成されている。
一方、ガイド溝部22の屋外側側面部には、規制板52と係合する係合孔部54を備えた肉厚状の補強部53が形成されている(図4(a)参照)。係合孔部54は、上下方向に延びる縦孔部54aと、係合突起部52に対応した位置に形成される横孔部54bとを有している。補強部53の屋内側側面部と縦孔部54aとは、各横孔部54bにより連通されている。
そして、規制板52の各係合突起部52bは、規制位置において係合孔部54に係合されるようになっている。具体的には、係合突起部52bは、横孔部54bに挿入された状態で第1係合部52dが横孔部54b間に形成された補強部位53aに係合されるとともに、第2係合部52eがスラット軸24に係合されるようになっている。これにより、ガイド溝部22の溝幅の拡張が規制されるだけでなく、スラット軸24のガイド溝部22からの引き抜きも抑制されるようになっている。この場合、バール等のこじ開け力に対して抵抗できるように、補強部位53aの厚さはガイドレール51を形成する外枠の厚さより肉厚に形成されている。
このような規制板52は、シャッタカーテン16が開状態の場合、退避位置に配置されている。これにより、シャッタカーテン16は昇降可能になっている。また、シャッタカーテン16が全閉状態の場合、規制板52は規制位置に配置される。これにより、ガイド溝部22の溝幅の拡張が規制されるようになっている。
この場合、電動モータ等からなる規制板駆動部55によって規制板52が駆動されることにより、退避位置と規制位置とに移動切替が行われるようになっている(図1参照)。規制板駆動部55は、シャッタコントローラ37から出力された駆動信号により駆動される。そして、シャッタカーテン16が全閉状態となったとき、規制板52は自動的に規制位置へ移動されるようになっている。また、シャッタカーテン16を開けるとき、規制板52は自動的に退避位置へ移動されるようになっている。具体的には、退避位置にある規制板52は、係合突起部52bが各スラット軸24より上方に位置した状態で配置されている。そして、規制板52は、スラット軸24の上方を通るように略水平に移動した後、第1係合部52d,第2係合部52eがそれぞれ補強部位53a及びスラット軸24に係合されるように下方へ移動して規制位置に配置される。
以上説明したブラインドシャッタ50では、以下に示す有利な効果が得られる。
ブラインドシャッタ50は閉塞板42及び規制板52を備えている。これにより、万が一、閉塞板42がバール等の工具により破壊されたとしても、ガイド溝部22の溝幅の拡張が規制され、こじ開けを抑制することができる。その結果、防犯性能を向上させることができる。
規制板52を係合孔部54だけでなくスラット軸24にも係合させた。これにより、スラット軸24をガイド溝部22から引き抜くことも抑制することができ、こじ開けを一層困難なものとすることができる。
なお、ブラインドシャッタ50に閉塞板42及び規制板52の両方を備えた構成としたが、規制板52のみを備えた構成であってもよい。このような構成であっても、バール等によるこじ開けを抑制することができる。
スラット軸24に係合突起部52bの第2係合部52eを係合させたが、必ずしもスラット軸24に係合させる必要はない。例えば第1係合部52dが係合孔部54に係合するだけの構成であってもよい。
電動(規制板駆動部55)により規制板52を退避位置と規制位置とに移動切替を行う構成としたが、手動により移動切替を行う構成としてもよい。
(別例4)第2の実施形態では、閉塞板42を備えた構成としたが、これに加えて案内リンク機構43の連結用リンク材45にガイド溝部22の両側に向けて突出するリンク突出部を設け、ガイド溝部22の両側に案内リンク機構43へ向けて突出するレール突出部を設けてもよい。
具体的には、図5(a)に示すブラインドシャッタ60のように、案内リンク機構62の連結用リンク材63は、リンク材44同士を連結する連結板部63aと、その連結板部63aの幅方向両端からシャッタカーテン16側にそれぞれ突出するリンク突出部63bとを備えている。連結用リンク材63は、全体として横断面が略コ字状に形成されている。
図5(b)に示すように、リンク材44と連結用リンク材63との連結部位における回動に支障を来たさないように、各リンク突出部63bはその上下方向の長さが設定されている。この場合、リンク突出部63bにより連結板部63aとガイド溝部22との間の隙間が塞がれた状態となっている。これにより、バール等の侵入が抑制されるようになっている。
ガイド溝部64の両側端部には、互いに近づく方向に延びるガイド片64aがそれぞれ形成されている。各ガイド片64aの先端部には、リンク突出部63bを覆うようにしてガイド溝部64の奥側へ突出するレール突出部64bがそれぞれ形成されている。レール突出部64bの間には、ガイド溝部64の開口部64cが形成されている。この場合、リンク突出部63bは、ガイド溝部64の内周部、ガイド片64a及びレール突出部64bに囲まれた間に挿入された状態となっている。これにより、リンク突出部63bがガイドされて、シャッタカーテン16がスムーズに上下動するようになっている。
また、ガイド溝部64の溝幅を拡張する側へ作用する外力により、レール突出部64bがガイド溝部64の内周部と協働してリンク突出部63bを挟み込むように変形されるようになっている。
以上説明したブラインドシャッタ60では、以下に示す有利な効果が得られる。
ブラインドシャッタ60は閉塞板42を備えているとともに、リンク突出部63bがガイド溝部64の内周部とレール突出部64bとの間に挿入された状態となっている。これにより、万が一、閉塞板42の破壊等によりスラット軸24とガイド溝部64との間の隙間にバール65が挿入されたとしても、ガイド溝部64をこじ開けようとすればするほどガイド溝部64の内周部とレール突出部64bとによりリンク突出部63bが強固に挟み込まれる(図5(c)参照)。その結果、バール65によるこじ開けを一層困難なものとすることができる。
連結用リンク材63の幅方向両側にリンク突出部63bを設けた。これにより、連結用リンク材63とガイド溝部22との間の隙間に対するバール65の挿入を抑制することができる。
なお、ブラインドシャッタ60では、ガイド溝部64の両側にガイド片64a及びレール突出部64bを設けたが、必ずしもガイド片64aを設ける必要はなく、ガイド溝部64の両側にそれぞれレール突出部64bを設ける構成であってもよい。
ガイド溝部64の両側にレール突出部64bを設けたが、ガイド溝部64の屋外側側面にのみレール突出部64bを設ける構成としてもよい。これによれば、多くのこじ開けによる犯罪は屋外側から行われるが、このような犯罪に対して対応することができる。
連結用リンク材63の幅方向両側にリンク突出部63bを設け、横断面略コ字状に形成したが、連結用リンク材63の屋外側側面部のみにリンク突出部63bを設け、横断面略L字状に形成してもよい。これによれば、少なくとも屋外側からのこじ開けに対応することが可能となる。
連結用リンク材63にリンク突出部63bを設けたが、特定のリンク材に設ける必要はない。例えば、リンク材44に設けてもよいし、リンク材44及び連結用リンク材63の両者に設けてもよい。この場合、各リンク材に対してそれぞれ設けることが好ましい。これによれば、シャッタカーテン16を巻き取りドラム18により支障なく巻き取ることができる。すなわち、仮にリンク材44及び連結用リンク材63に対して連続したリンク突出部63bを設けた場合、それらリンク材間において回動不能となり、シャッタカーテン16を巻き取ることができないという不具合が生じるが、前記構成では、そのような不具合を回避することができる。
閉塞板42を備えた構成としたが、必ずしも閉塞板42を備えた構成としなくてもよい。このような構成であっても、バール65によるこじ開けを抑制することができる。
(別例5)第2の実施形態では、閉塞板42を備えた構成としたが、これに加えてシャッタカーテン16の端部に被検知部を設けるとともに、シャッタカーテン16の全閉時において被検知部を検知する検知手段をガイドレール41に設ける。そして、その検知手段による検知結果に応じて異常がある場合にはその旨の報知を行う報知手段を設けてもよい。
具体的には、図6(a)に示すブラインドシャッタ70のように、ガイドレール71に収納される各案内リンク機構43の背面側(ガイド溝部22側)には、被探知部としてのマグネット72が設けられている。より詳細には、マグネット72は、スラット19のうち下部に位置するスラット19に連結されたリンク材44の背面側にそれぞれ設けられている(図6(b)(c)参照)。これにより、多くのこじ開けは人の背丈に応じた高さにおいて行われるが、このようなこじ開けに対して好適に対応できるようになっている。また、マグネット72は、上下に離間した2本のスラット軸24に連結されたリンク材44に設けられている。これにより、少ないマグネット72であっても異常を検知する範囲を効率的に拡張することができる。
ガイド溝部22の外側(中空部21内)には、マグネット72に対応する位置において、マグネット72位置を検知する検知手段としての磁気センサ73が設けられている。
磁気センサ73は、シャッタコントローラ37に電気的に接続されており、シャッタコントローラ37に対して検知情報が送信されるようになっている。
シャッタコントローラ37は、シャッタカーテン16が全閉状態となった場合に、磁気センサ73によりマグネット72位置を検知するように制御する。そして、シャッタコントローラ37は、磁気センサ73により検知された検知情報に基づいてスラット19の傾斜状態及びこじ開け状態を判断する。そして、シャッタコントローラ37は、スラット19が異常な傾斜角度となっていた場合又はシャッタカーテン16がこじ開けられていた場合は異常と判断する。この場合、室内に備えられたシャッタコントローラ37は警報機能を有しており、警報音を発することにより住人に異常事態であることを報知するようになっている。すなわち、シャッタコントローラ37は、報知手段としても機能するようになっている。
上記のブラインドシャッタ70では、以下に示す有利な効果が得られる。
ガイドレール71は閉塞板42とともに、マグネット72、磁気センサ73及び報知手段としてのシャッタコントローラ37を備えている。これにより、閉塞板42がバール65等により破壊されこじ開けられようとされた場合であっても、その現場に住人や警備員等が駆けつけるなどして対応することができる。
スラット軸24の先端部に連結されているリンク機構43にマグネット72を設けた。これにより、ガイド溝部22からスラット軸24の先端部が引き抜かれる異常を好適に検知することができる。
マグネット72をスラット軸24に連結されたリンク材44に設けた。これにより、スラット19の異常な傾斜状態を好適に検知することができる。
磁気センサ73をガイド溝部22の外側に設けた。仮にガイド溝部22の内側に設けた場合、リンク機構43と磁気センサ73とが接触し、シャッタカーテン16の上下動に支障を来たすおそれがある。これに対してブラインドシャッタ70ではそのような不都合を解消することができる。また、ガイド溝部22内に磁気センサ73を設けるスペースを確保する必要がない利点もある。
披検知部としてマグネット72を用いた。これにより、万が一、シャッタカーテン16の昇降時においてマグネット72の一部が損傷したとしても、被検知部として機能することができる。
シャッタコントローラ37により磁気センサ73を作動させるとともにこじ開け等の異常の判断を行うようにした。また、シャッタコントローラ37に警報機能も付加した。これにより、制御機器や報知機器などの新たな機器をブラインドシャッタ70や室内に設ける必要がない利点がある。また、シャッタコントローラ37は室内に備えられていることから、風雨などによる故障の低減にも寄与する。
なお、被検知部としてマグネット72を、検知手段として磁気センサ73を用いたが、特定の種類の被検知部及び検知手段に限定されることはない。
マグネット72をリンク材44に設けたが、特定の箇所に限定されることはなく、例えば、連結用リンク材45に設けてもよいし、スラット軸24自体に設けてもよい。
磁気センサ73をガイド溝部22の外側に設けたが、特定の箇所に限定されることはなく、ガイド溝部22の内側に設けてもよいし、ガイドレール71を形成する外枠の外側に設けてもよい。
マグネット72及び磁気センサ73をシャッタカーテン16の下部位置において、上下に離間したスラット19に対してそれぞれ両端に2箇所(計4箇所)設けたが、特定の箇所・個数に限定されることはない。例えば、シャッタカーテン16の下部位置において、リンク材44及び連結用リンク材45に連続して設けてもよい。また、全てのリンク材44及び連結用リンク材45に設けてもよい。これにより、シャッタカーテン16の上下方向全域に亘って異常を検知することができ、防犯性能を飛躍的に向上させることができる。
(別例6)上記各実施形態では、シャッタ装置として電動式のブラインドシャッタ14等の適用例を説明したが、電動式に限定されることはない。例えば手動によりシャッタカーテン16の開閉やスラット19の傾斜角度調整を行うシャッタ装置であってもよい。
(別例7)上記各実施形態では、シャッタ装置としてブラインドシャッタ14等の適用例を説明したが、例えばブラインド機能を有しないシャッタ装置に適用することも可能である。
(別例8)上記各実施形態では、建物11の屋外側に設置したブラインドシャッタ14等についての適用例を説明したが、建物11の屋内側に設置するシャッタ装置にも同様に適用できる。ただし、建物11の防犯性の観点から言えば、ブラインドシャッタ14等を屋外側に設置する構成が望ましいと言える。
(別例9)上記各実施形態では、建物11に設置したブラインドシャッタ14等について説明したが、シャッタ装置はバン型トラックのコンテナ部やキャンピングカーにも適用することができる。
第1の実施形態におけるブラインドシャッタを備えた建物を示す一部正面図。 (a)防犯構造を示す横断面図、(b)閉塞リンク機構を示す縦断面図。 (a)第2の実施形態におけるブラインドシャッタの防犯構造を示す横断面図、(b)閉塞板の開状態を示す縦断面図、(c)閉塞板の閉状態を示す縦断面図。 (a)ブラインドシャッタの別例を示す横断面図、(b)規制板の移動切替を示す縦断面図。 (a)ブラインドシャッタの別例を示す横断面図、(b)案内リンク機構を示す正面図、(c)リンク突出部が挟み込まれた状態を示す一部拡大横断面図。 (a)ブラインドシャッタの別例を示す横断面図、(b)案内リンク機構を示す背面図、(c)マグネット及び磁気センサの取付位置を示す正面図。
符号の説明
11…建物、13…開口部としての窓部、14…シャッタ装置としてのブラインドシャッタ、16…シャッタカーテン、17…ガイドレール、19…スラット、22…ガイド溝部、22a…ガイド片、24…スラット軸、25…案内リンク機構、26…閉塞手段としての閉塞リンク機構、27…リンク材、28…連結用リンク材、37…報知手段としてのシャッタコントローラ、42…閉塞手段としての閉塞板、52…規制部材としての規制板、64…ガイド溝部、64a…ガイド片、64b…レール突出部、65…バール、72…被検知部としてのマグネット、73…検知手段としての磁気センサ。

Claims (3)

  1. 開口部を開閉するシャッタカーテンと、
    そのシャッタカーテンの両端部が挿入されるガイド溝を有し、当該ガイド溝に挿入された状態で前記シャッタカーテンの両端部をガイドするガイドレールと、
    を備えたシャッタ装置であって、
    前記ガイドレールのガイド溝を、当該ガイド溝の外側から塞ぐ閉塞手段を備え
    前記シャッタカーテンは、上下に隣接する複数のスラットと、各スラットの両端部から突出した状態に設けられたスラット軸と、を備え、
    前記各スラット軸が前記ガイド溝を介して前記ガイドレール内に配置され、当該ガイドレール内には前記各スラット軸が連結されたリンク機構が内蔵されており、
    前記閉塞手段は、前記ガイド溝のうち上下に並ぶスラット軸以外の領域を塞ぐものであり、
    前記リンク機構を構成するリンク材には、ガイド溝の両側に向けて突出するリンク突出部が設けられ、
    前記ガイドレールのうち前記ガイド溝の両側には、前記リンク機構へ向けて突出するレール突出部が設けられ、
    前記リンク突出部が前記ガイドレールの内周部と前記レール突出部との間に挿入されており、
    前記ガイド溝の溝幅を拡張する側へ作用する外力により、前記レール突出部が前記ガイドレール内周部と協働して前記リンク突出部を挟み込むように変形されるものであることを特徴とするシャッタ装置。
  2. 開口部を開閉するシャッタカーテンと、
    そのシャッタカーテンの両端部が挿入されるガイド溝を有し、当該ガイド溝に挿入された状態で前記シャッタカーテンの両端部をガイドするガイドレールと、
    を備えたシャッタ装置であって、
    前記ガイドレールのガイド溝を、当該ガイド溝の外側から塞ぐ閉塞手段を備え
    前記閉塞手段は、前記シャッタカーテンとともに上下動する閉塞リンク機構によって構成されていることを特徴とするシャッタ装置。
  3. 前記シャッタカーテンは、上下に隣接する複数のスラットと、各スラットの両端部から突出した状態に設けられたスラット軸と、を備え、
    前記各スラット軸が前記ガイド溝を介して前記ガイドレール内に配置され、当該ガイドレール内には前記各スラット軸が連結されたリンク機構が内蔵されており、
    前記閉塞手段は、前記ガイド溝のうち上下に並ぶスラット軸以外の領域を塞ぐものであることを特徴とする請求項に記載のシャッタ装置。
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