JP4010290B2 - 防犯機能付シャッター装置 - Google Patents

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Description

本発明は防犯機能を有する建築用シャッター装置に関し、特に、ガイドレールのこじ開けによる建物内部への不法侵入を防止する機能を備えた建築用シャッターに関するものである。
近年、店舗に設置されたシャッターを破損・切断するなどして建物内部に不法に侵入するという犯罪が発生している。
中でもバールなどによってガイドレールを変形させてからシャッターカーテンを引き抜いて内部へ侵入するという手口が多発している。
これは、図6に示すように、シャッターカーテン1とガイドレール2との間にバールTを挿入して、図中矢印方向にガイドレールをこじ開けた後、この抜出口からシャッターカーテン1を引き抜くことにより、侵入経路を形成するものである。
そこで、上記問題を解決するために、ガイドレールの室外側部分に補強部材を取付けてガイドレールの変形を阻止しようとするものが開示されている。(特許文献1)
ところが、ガイドレールの強度をどんなに向上させたとしても、それ以上の力を加えることで、所詮ガイドレールはこじ開けられてしまうため、完全な防犯対策とは言えなかった。
このため、最近では強度を向上させるだけではなく、警報機などを鳴動させて犯行を途中で止めさようとする試みがなされている。現に、シャッターの下端部にシャッターカーテンの変位を感知するスイッチを設け、このスイッチの作動に基づいて警報装置を鳴動させるというシステムが開示されている(特許文献2)。
ところが、このものはシャッターカーテンの変位を検知しているため、風圧によるシャッターカーテンの振動や、人が誤って接触したことによる振動までをも異常と検知してしまう惧れがあり、信頼性の高い防犯シャッターとはいえなかった。
特開2001−146884号公報 特開2000−73679号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、シャッターのこじ開け行為を確実に検知し、かつ、誤報知が少なく信頼性の高い防犯シャッターを提供することを目的としている。
本発明は上記従来技術の解決し得なかった課題を解決するために発明されたものであって、シャッターカーテンの端部がガイドレールの溝に案内・支持されて開口部の開閉操作を行う建築用シャッターにおいて、前記ガイドレールの溝内にガイドレールのこじ開け操作に基づくシャッターカーテンの変形を検知する感圧スイッチを設け、該感圧スイッチの作動に基づいて警報手段を作動させるようにした。
上記感圧スイッチは、切替え手段によって、通電状態と非通電状態とが切替えるようにした。
また、シャッターカーテンの端部の室内側に突出するスイッチ押圧辺を形成してガイドレールのこじ開けの検知感度を向上させるようにした。
本発明による防犯機能付シャッター装置によれば、ガイドレールのこじ開けによるシャッターカーテンの変形に基づいて、警報機を鳴動させるようにしたために、風圧や人の接触などによるシャッターの振動を誤検知する事なく、ガイドレールのこじ開け行為のみを確実に検知することができ、誤検知の少ない信頼性の高い防犯シャッターとすることができる。
また、テープスイッチに対する通電のON・OFF切替えができるため、シャッターカーテンの全開時などの必要のない時にテープスイッチへの電源供給をストップすることにより、無駄な電力消費や誤検知などをなくすことができる。
また、シャッターカーテンの端部に室内側に突出するスイッチ押圧片を形成したため、ガイドレールのこじ開けをより感度よく検知できる。
図1において、Sはシャッター装置、1はシャッターカーテン、2はガイドレール、3は巻取シャフト、4は押釦スイッチ、5は座板、Mは開閉機、SCはシャッター制御盤、LSはリミットスイッチである。
シャッター装置Sは巻取シャフト3を開閉機Mのモータにより正逆回転させてシャッターカーテン1を開閉する電動シャッターである。
SCは電動シヤツターの制御盤であつて、該制御盤3には図示しない開閉制御回路が内装されるが、その開閉制御回路は、開指令の入力に基づいて開閉機Mの電動モータを自己保持的に上昇作動させる一方、閉指令の入力に基づいて電動モータを閉鎖作動せしめ、また停止指令の入力に基づいて電動モータの自己保持的な開閉作動を停止させるべく構成されている。
また、SCには押釦スイッチ4やリミットスイッチLSが接続され、操作信号や検知信号などの入力信号に基づいて、上記のような開閉停止作動をなすようになっている。
リミットスイッチLSはカウンター式リミットであって、シャッターカーテン1が全開及び全閉位置に達した時にそれぞれの検知信号をシャッター制御盤SCに出力して、シャッターカーテンを停止させるようになっている。
シャッターカーテン1は、上下に結合部を有するスラット11を複数連結して構成される一連状の閉鎖体であるが、該シャッターカーテン1は、両端部1aが開口部に立設された一対のガイドレール2,2の案内溝に挿入されて、開閉時には昇降移動を案内され、また、全閉時にはカーテン面に係る外力を支持されるようになっている。
前記ガイドレール2,2のガイド溝2aの室内側面2bにはテープスイッチTSL及びTSRが取付けられている。該テープスイッチは、シャッター全閉時におけるガイドレールのこじ開けを検知する手段であって、図2(a)(b)に示すようにガイドレールのガイド溝2aにバールなどの工具を挿入してガイドレールをこじ開けようとした時にシャッターカーテンの端部が変形して、このスイッチを押圧することで不正行為を検知できるようになっている。
テープスイッチTSL,TSRは、それぞれ内部に2つの電極を有し、外圧により両電極が接触することでONするようになっている。また、テープスイッチTSL、TSRの一端にはテープスイッチ制御盤TSCが接続され、テープスイッチの検知信号の入力に基づいて、TSCに接続された各機器に対して所定の動作をせしめるように構成されている。
前記テープスイッチ制御盤TSCには、各種警報手段が接続されるようになっている。警報機Bは音声発生装置であって、テープスイッチTSL、TSRからの検知信号の入力信号に基づいて音声を発生するようになっている。
また、テープスイッチ制御盤TSCには、テープスイッチTSR,TSLへの通電をON/0FFする切替手段7が設けられている。
該切替手段7は下限リミットスイッチLSDの検知信号に基づいて、テープスイッチに通電するとともに、押釦スイッチの開操作信号あるいは上限リミットスイッチの検知信号の入力に基づいて、テープスイッチへの通電を解除するようになっている。このようにすることで、シャッター全閉時以外の電力消費の削減及びシャッター全開時に人がガイドレール内に手指を挿入して、テープスイッチを押動させるなどの不具合を解消できるという効果が期待できるものである。
なお、警報手段としては音声に限らず、フラッシュなどの光を発することで異常を知らせるようにしてもよい。また、電話回線を介して警備会社に異常信号を送信する通報手段なども接続できるようになっている。
さらに、テープスイッチTSL,TSRからの入力信号に基づいて、シャッター制御盤SCに対して開閉機Mを下降方向に駆動させるようにしてもよい。
このようにすることで、シャッターカーテンは開閉機Mのモータの駆動力により、床面に押し付けられた状態となり、シャッターカーテンの引き抜きがし難くなるとともに、シャッターカーテンがガイドレール内で詰まった状態となって、ロックされるため、ガイドレールからの引き抜きが困難になるというメリットがある。
シャッターカーテン1の下端には、座板5が取り付けられている。該座板5はT字型のボトムスラット5aと、上部が開口した箱状部材5bとで構成されている。前記ボトムスラット5aの下端部には、感圧スイッチ5cが取り付けられており、該感圧スイッチ5cの作動に基づいて警報機が鳴動するようになっている。
一方、箱状部材5bは所定以上の力(シャッターカーテンの自重では変形しない。)を受けた時に変形できるように構成されており、5bの底面と床面との間にバールやジャッキ等により持ち上げられた時に大きく変形して前記感圧スイッチ5cを押圧するようになっている。
なお、シャッター下端部(座板部)のこじ開け検知は、本発明に必須の構成ではないが、このようにすることでガイドレールだけでなくシャッターカーテンの全域に亘ってこじ開け検知を行うことができるため、より防犯性の高いシャッター装置とすることができる。
図5は他の実施例を表わしている。この実施例は、シャッターカーテンの端部1aに切起加工が施されており、室外側に突出する傾斜辺11aと該傾斜辺11aの端部から室内側に突出するスイッチ押圧辺11bが連続形成されている。
この実施例によれば、シャッター全閉時にバールをシャッターカーテンとガイドレールとの間に挿入した時に、バールの先端が傾斜辺11aを室内側に押込み、スイッチ押圧辺11bを室内側に向かって移動させることによって、テープスイッチTSを押圧するようになっている。このようにすることで、ガイドレールのこじ開けに対する検知感度が向上し、防犯効果が高まってより信頼性の高いシャッター装置とする事ができる。
また、シャッターカーテンの端部1aに室内側に突出するスイッチ押圧部11bを形成して、シャッターカーテン1とテープスイッチTSL(TSR)との間隔を小さくすることで、シャッターカーテンの変形により感度よく検知させるようにしてもよい。
本発明に係る防犯機能付シャッターは電動式に限らず手動式のシャッターにも採用することができる。
なお、手動式シャッターの場合は、テープスイッチへに対する通電/非通電の切替えを手動スイッチによって行うことにより、無駄な電力の消費や手指の挿入による誤報知を防止する事ができる。
シャッターの全体図である。 (a)及び(b)は、ガイドレール部分の部分断面図である。 システム図である。 (a)(b)は座板の断面図である。 他の実施例にかかるスラットの斜視図である。 ガイドレールのこじ開け操作を表わす断面図である。
符号の説明
S シャッター装置
1 シャッターカーテン
2 ガイドレール
7 切替え手段
11b スイッチ押圧辺
B 警報機
SC シャッター制御盤
TSL,TSR テープスイッチ
TSC テープスイッチ制御盤

Claims (3)

  1. シャッターカーテンの端部がガイドレールの溝に案内・支持されて開口部の開閉操作を行う建築用シャッターにおいて、前記ガイドレールの溝内にガイドレールのこじ開け操作に基づくシャッターカーテンの変形を検知する感圧スイッチを設け、該感圧スイッチの作動に基づいて警報手段を作動させるようにしたことを特徴とする防犯機能付シャッター装置。
  2. 上記感圧スイッチは、切替え手段によって通電状態と非通電とが切替えられることを特徴とする防犯機能付シャッター装置。
  3. シャッターカーテンの端部には室内側に突出したスイッチ押圧辺が形成されていることを特徴とする請求項1記載の防犯機能付シャッター装置。

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