JP5171656B2 - 導光シート、キー入力装置及び携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、両側面にそれぞれ配置された光源からの照射光を、上面に配置されたキートップに導くための平板状に形成された導光シート、及びこの導光シートを備えたキー入力装置、並びにこのキー入力装置を搭載した携帯端末に関する。
図17(a)は、照射光をキーシートに導くための従来の導光シートを備えたキー入力装置の構造の一例を示す断面図、(b)は導光シートの拡大断面図、(c)は導光シートの一部拡大斜視図である。ただし、(c)は、導光シートの下面を上から透視した状態で示した図であるが、見易いように、後述する反射用凹部を実線で示している。
このキー入力装置100は、基板110上に多数のキースイッチ120aを備えたキーシート120が配置され、このキーシート120上にメタルドーム接点131を備えたメタルドーム130が固定用シート135によって接着固定され、このメタルドーム130を含むキーシート120上に導光シート140が配置され、この導光シート140上に、前記キースイッチ120aに対向して下部にキー押し子150b、上部にキートップ150aが形成されたキーユニット150が配置されている。そして、これら積層配置されたキーシート120、メタルドーム130、導光シート140及びキーユニット150の左右両側(図では右側のみ図示している)の基板110上に、LED等からなる光源160がそれぞれ配置された構成となっている。
導光シート140には、図17(b)に示すように、その下面141に、光源160からの照射光を上方に反射してキートップ150aに導くための多数の反射用凹部145が形成されている。この反射用凹部145は、図17(c)に示すように、円錐形状に形成されており、一定の間隔を存して規則正しく配置されている。反射用凹部145をこのような円錐形状に形成することで、光源160からの照射光がどの方向から来ても、全ての光を上方に向けて反射できるため、反射効率を向上させることができるようになっている。
なお、このような円錐形状の反射用凹部145を備えた導光シート140の構造は、例えば特許文献1に記載されている。
特開2002−49439号公報
導光シート140の反射用凹部145の形状を上記のように円錐形状とした場合、例えば、キーの機能やグループ分けに応じて個々のキーを個別に点灯したいという要望があった場合でも、光源160を点灯することで全てのキートップが光ることとなり、個別の点灯、特にグループ分けされたグループごとの点灯を実現することができないといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、導光シートを用いたキー入力装置及び携帯端末において、極めて簡単な構成で、グループ分けされたキー群をグループごとに点灯することのできる導光シート、及びこの導光シートを備えたキー入力装置、並びにこのキー入力装置を搭載した携帯端末を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の導光シートは、端面のそれぞれから入射された各光源の照射光を、上面に配置される複数のキートップ群にグループ分けされたキートップに導くための平板状に形成された導光シートであって、前記導光シートの下面に、前記照射光を上方に反射して前記キートップに導くための複数の反射用凹部が形成され、前記複数の反射用凹部は、任意の一つの光源からの光を対応する任意の一つの前記キートップ群に向けて上方に反射し、その他の光源からの光は上方に反射しない構成とされた複数の反射用凹部群にグループ分けされていることを特徴としている。
また、本発明のキー入力装置は、基板上にキーシートが配置され、このキーシート上に導光シートが配置され、この導光シート上にキートップを有するキーユニットが配置され、前記導光シートの端面に対向する前記基板上にそれぞれ発光体からなる光源が配置されたキー入力装置において、前記導光シートの下面に、前記光源からの照射光を上方に反射して前記キートップに導くための複数の反射用凹部が形成されるとともに、前記反射用凹部は、前記一方の光源からの光を上方に反射し、前記他方の光源からの光は上方に反射しない形状に形成されていることを特徴としている。
すなわち、複数の反射用凹部のうち、一方の光源からの光を上方に反射し、他方の光源からの光は上方に反射しない形状の反射用凹部を第1反射用凹部とし、一方の光源からの光は上方に反射せず、他方の光源からの光を上方に反射する形状の反射用凹部を第2反射用凹部とすると、キートップの下部に配置された反射用凹部が第1反射用凹部である場合、このキートップは、一方の側に配置された光源(第1光源という。)からの照射光で点灯し、他方の側に配置された光源(第2光源という。)からの照射光では点灯しない構成となる。一方、キートップの下部に配置された反射用凹部が第2反射用凹部である場合、このキートップは、第2光源からの照射光で点灯し、第1光源からの照射光では点灯しない構成となる。つまり、第1反射用凹部が配置されたキートップ群は第1光源からの照射光で点灯する第1グループとなり、第2反射用凹部が配置されたキートップ群は第2光源からの照射光で点灯する第2グループとなる。これにより、発光させる光源によって、点灯させるキートップを分けることが可能となる。
ここで、反射用凹部の形状について具体的に説明する。
反射用凹部の形状は、三角柱を横向きに配置した状態で切り欠いた形状となっており、導光シート内を進行してきた照射光に対して対向する面を傾斜面に形成し、照射光と反対側の面を垂直面に形成したものである。反射用凹部をこのような形状とすることで、傾斜面では横方向に進行してきた照射光を上方のキートップに向けて反射する一方、反対側の面に向かって照射光が進行してきた場合には、垂直面で跳ね返され、上方には反射されないことになる。
また、本発明では、反射用凹部の形状は、円柱を中心軸に沿って1/4分割した一つの分割体を横向きに配置した状態で切り欠いた形状となっており、導光シート内を進行してきた照射光に対して対向する面を湾曲面(1/4分割した一つの分割体の分割湾曲面)に形成し、反対側の面を垂直面(1/4分割した一つの分割体の一つの分割垂直面)に形成したものであってもよい。さらに、反射用凹部の形状は、球体を中心軸に沿って1/4分割した一つの分割体を横向きに配置した状態で切り欠いた形状となっており、導光シート内を進行してきた照射光に対して対向する面を球体面(1/4分割した一つの分割体の分割球体面)に形成し、反対側の面を垂直面(1/4分割した一つの分割体の一つの分割垂直面)に形成したものであってもよい。このように対向面を湾曲面または球体面に形成することで、導光シート内を進行してきた照射光を上方に反射する場合、反射方向を拡散(2次元方向または3次元方向に拡散)させることができるので、上部に配置されたキートップ全体をムラなく点灯することができる。また、拡散させる分、光量も増えることから、光源の駆動電力を低減できるため、省電力化も可能となる。
また、本発明では、複数の反射用凹部の配置構成として、前記光源を中心として放射状に並べて配置するのがよい。すなわち、光の照射方向に沿って配置することで、より多くの照射光を漏れ少なく上方に反射させることができるため、光源の駆動電力を低減しても、キートップの点灯時の明るさを十分に確保することが可能となる。これにより、さらなる省電力化が可能となる。
また、本発明では、複数の反射用凹部は、光源に近い側の配置間隔が広く、遠い側に行くに従って次第に狭くなるように配置した構成としてもよい。すなわち、光源に近い側では照射光の光量は十分であるが、光源から遠くなる程、照射光が拡散していくため光量が低減していくことになる。従って、光源より遠くなる程、反射用凹部の配置間隔を狭めることで、キートップの下により多くの反射用凹部を配置して、より多くの光を上方に反射させる構成としている。つまり、照射光の光量不足を反射量の多さでカバーすることができるので、光源の近くに配置されるキートップと、光源から離れた位置に配置されるキートップとで、点灯時の明るさをほぼ同じ明るさに保つことが可能となる。
また、本発明では、複数の反射用凹部は、光源からの照射光に直交する方向の幅が、光源に近い側ほど狭く、遠い側に行くに従って次第に広くなるように形成した構成としてもよい。すなわち、光源より遠くなる程、反射用凹部の幅を広くすることで、キートップの下により幅広の反射用凹部を配置して、より多くの光を上方に反射させる構成としている。つまり、照射光の光量不足を反射量の多さでカバーすることができるので、光源の近くに配置されるキートップと、光源から離れた位置に配置されるキートップとで、点灯時の明るさをほぼ同じ明るさに保つことが可能となる。
また、このような導光シートを用いたキー入力装置を携帯端末に搭載することで、キートップを複数パターンに点灯表示できる携帯端末を提供することができる。
本発明は上記のように構成したので、導光シートの反射用凹部の形状を工夫するといった極めて簡単な構成で、キーユニットのグループ分けされたキー群をグループごとに個別に点灯することができる。
本発明の導光シートを備えたキー入力装置を実装した携帯端末の一実施形態を示す外観図である。 図1に示す携帯端末の分解斜視図である。 図1に示す携帯端末の一部拡大断面図である。 実施形態における光拡散パターンの基本構成を示す説明図である。 反射用凹部を複数個配置した構成の導光シートの斜視図である。 (a)は反射用凹部を複数個配置した構成の導光シートの平面図、(b)は断面図、(c),(d)は点灯のイメージ図である。 実施形態における導光シートの一部拡大断面図である。 第1光源が発光した場合と、第2光源が発光した場合のキーユニットの各キートップの点灯状態をイメージ的に示した説明図である。 反射用凹部の実際の配置構成例(配置構成例1)を示しており、(a)はキーユニットの概略平面図、(b)は1つのキートップ部分を拡大して示す概略平面図である。 反射用凹部の配置構成例2を示す説明図である。 反射用凹部の配置構成例3を示す説明図である。 反射用凹部の配置構成例4を示す説明図である。 (a)は他の形状の反射用凹部を複数個配置した構成の導光シートの斜視図、(b)は断面図である。 他の形状の反射用凹部の拡大斜視図である。 (a)はさらに他の形状の反射用凹部を複数個配置した構成の導光シートの平面図、(b)は断面図である。 さらに他の形状の反射用凹部の拡大斜視図である。 従来の導光シートを備えたキー入力措置を実装した携帯端末の説明図であり、(a)は一部拡大断面図、(b)は導光シートの一部拡大断面図、(c)は導光シートの概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の導光シートを備えたキー入力装置を実装した携帯端末の一実施形態を示す外観図、図2は図1に示す携帯端末の分解斜視図、図3は一部拡大断面図である。携帯端末としては、携帯電話機、電子辞書、PDAなどの各種端末があるが、ここではPDAの構成を例に挙げて説明する。
本実施形態の携帯端末は、第1筐体1と第2筐体2とが、スライド機構部3を介して一方向Xにスライド移動可能な構成となっている。また、第2筐体2は、第1筐体1の上面11に形成された凹部12に嵌まり合うように配置されており、この凹部12の側面12aと、第2筐体2の対向する側面22aとの間にスライド機構部3が配置されている。すなわち、スライド機構部3は、凹部12の左側の側面12aと第2筐体2の対向する左側の側面22aとの間、及び凹部12の右側の側面12aと第2筐体2の対向する右側の側面22aとの間にそれぞれ配置されている。
そして、第1筐体1の凹部表面12bを完全に覆うように第2筐体2が重なりあった状態の第1姿勢(図示省略)と、第1筐体1の凹部表面12bの上部を除く全体を露出させるように一部が重なりあった状態の第2姿勢(図1に示す状態)との間で、第1筐体1と第2筐体2が互いにスライド移動可能となっている。
また、第2筐体2の表面には、液晶パネル23等を含む表示部が配置されている。また、第1筐体1の左側の上面11には、電源キー等を含む各種機能キー13bが配置されており、第1筐体1の凹部表面12bには、文字キーや数字キー等の機能キー13aを含む操作部(キー入力装置)が配置されている。
第1筐体1は、図2及び図3に示すように、上側筐体1aと下側筐体1bとに分割されており、下側筐体1bに配置されている基板10上に、多数のキースイッチ14a,14a,・・・を備えたキーシート14が配置され、このキーシート14の各キースイッチ14a上にメタルドーム接点15aを備えたメタルドーム15が固定用シート151によって接着固定(ただし、図2ではメタルドーム15の図示を省略している。)され、このメタルドーム15を含むキーシート14上に導光シート16が配置され、この導光シート16上に、前記キースイッチ14aに対向して下部にキー押し子17b、上部にキートップ17aが形成されたキーユニット17が配置されている。また、導光シート16には、前記キートップ17aに対向する位置に、光を反射、拡散させてキートップ17aに光を均等に照射するための光拡散パターン16aが形成されている。そして、これら積層配置されたキーシート14、メタルドーム15、導光シート16及びキーユニット17の左右両側の基板10上に、LED等からなる光源18(18a,18b)がそれぞれ配置(本実施形態では、左右に1個ずつ計2個配置)された構成となっている。
図4は、本実施形態における光拡散パターン16aの基本構成を示す説明図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。ただし、図4(a)は、導光シート16の下面162を上から透視した状態で示した図であるが、見易いように、反射用凹部163を実線で示している。
本実施形態では、光拡散パターン16aは、導光シート16の下面162に形成された多数の反射用凹部163(ただし、図4では1個のみ図示している。)で構成されている。
この反射用凹部163は、三角柱を横向きに配置した状態で下面162から切り欠いた形状となっており、導光シート16内を横方向(導光シート16の厚みに沿う方向)に進行してきた光源18からの照射光に対して対向する面を傾斜面1631に形成し、光源18からの照射光に対して反対側の面を垂直面1632に形成したものである。反射用凹部163をこのような形状とすることで、傾斜面1631では横方向に進行してきた照射光を上方のキートップに向けて反射する一方、反対側の垂直面1632に向かって進行してきた照射光(図4(b)では図中右方向から進行してきた照射光)は、垂直面1632で元来た方向に跳ね返され、上方には反射されることはない。
図5及び図6は、上記構成の反射用凹部163を複数個配置した構成を示す説明図であり、図5は斜視図、図6(a)は平面図、(b)は断面図、(c),(d)は点灯のイメージ図である。ただし、図5は、導光シート16の下面162を上から透視した状態で示した図であるが、見易いように、反射用凹部163を実線で示している。また、図5及び図6も、反射用凹部163の基本構成を説明する図であるため、反射用凹部163の数については縦4個、横3個の計12個を一定の間隔で規則正しく配置した簡易な配置構成として以下説明する。
本実施形態では、上記のような形状の反射用凹部163が、傾斜面1631が図中左下側に配置された第1光源18aに向くように配置された第1反射用凹部163aと、傾斜面1631が図中右上側に配置された第2光源18bに向くように配置された第2反射用凹部163bの2種類、形成されている。
すなわち、第1反射用凹部163aは、第1光源18aからの照射光を上方に反射し、第2光源18bからの光は上方に反射しない配置構成となっている。また、第2反射用凹部163bは、第2光源18bからの照射光を上方に反射し、第1光源18aからの光は上方に反射しない配置構成となっている。これにより、図7及び図6(c),(d)に示すように、キートップ17a1の下部に配置された反射用凹部16が第1反射用凹部163aである場合には、このキートップ17a1は、第1光源18aからの照射光で点灯し(図7(a)及び図6(c)参照)、第2光源18bからの照射光では点灯しない(図7(b)及び図6(d)参照)構成となる。一方、キートップ17a2の下部に配置された反射用凹部163が第2反射用凹部163bである場合には、このキートップ17a2は、第2光源18bからの照射光で点灯し(図7(b)及び図6(d)参照)、第1光源18aからの照射光では点灯しない(図7(a)及び図6(c)参照)構成となる。つまり、第1反射用凹部163aの一群が配置されたキートップ群は第1光源18aからの照射光で点灯する第1グループを構成し、第2反射用凹部163bの一群が配置されたキートップ群は第2光源18bからの照射光で点灯する第2グループを構成することになる。これにより、発光させる光源によって、点灯させるキートップ群を2つに分けることが可能となる。また、第1光源18aと第2光源18bの両方を発光させた場合には、図7(c)に示すように、全てのキートップ17aが点灯することになる。
なお、図8は、第1光源18aが発光した場合と、第2光源18bが発光した場合の、キーユニット17の各キートップ17aの点灯(すなわち、バックライトによる照明)状態をイメージ的に示した図である。すなわち、図8(a)は、第1光源18aを発光させた場合に第1グループに属するキートップ群17a1,・・・が点灯している状態(図8(a)中、斜線を付して示す。)を示しており、図8(b)は、第2光源18bを発光させた場合に第2グループに属するキートップ群17a2,・・・が点灯している状態(図8(b)中、斜線を付して示す。)を示している。
図9は、上記のように形成された反射用凹部163の実際の配置構成例(配置構成例1)を示しており、同図(a)はキーユニット17の概略平面図、同図(b)は1つのキートップ17a1部分を拡大して示す概略平面図である。なお、図9は、第1光源18aと第1グループに属する1つのキートップ17a1の下部に配置された第1反射用凹部163aとの配置関係を示しているが、第2光源18bと第2グループに属する1つのキートップ17a2(図7参照)の下部に配置された第1反射用凹部163bとの配置関係についても同様である。
本実施形態では、第1反射用凹部163aは、第1光源18aを中心として放射状に並べて配置されている。すなわち、光の照射方向(光軸方向)に沿って並べて配置することで、より多くの照射光を漏れ少なく上方に反射させることができるため、キートップの点灯時の明るさを十分に確保することが可能となる。
図9(b)に示す例では、1つのキートップ17a1下部において、複数の第1反射用凹部163aが放射状に3例配置されている。すなわち、キートップ17aの形状に合わせて、外側の列(図9(b)では上側の例)には3個の第1反射用凹部163aが光軸方向に一定の間隔を存して配置され、中央の列には5個の第1反射用凹部163aが光軸方向に一定の間隔を存して配置され、内側の列(図9(b)では下側の列)には6個の第1反射用凹部163aが光軸方向に一定の間隔を存して配置されている。これにより、第1光源18aを発光させると、このキートップ17a1の全体がほぼ均等な明るさで点灯(照明)されることになる。
<反射用凹部163の他の配置構成例(配置構成例2)>
図10は、反射用凹部163の配置構成例2を示している。なお、図10も、第1光源18aと第1グループに属する1つのキートップ17a1の下部に配置された第1反射用凹部163aとの配置関係を示しているが、第2光源18bと第2グループに属する1つのキートップ17a2の下部に配置された第1反射用凹部163bとの配置関係についても同様である。
この配置構成例2は、複数の第1反射用凹部163aが、第1光源18aに近い側の配置間隔(T)が広く(T1)、遠い側に行くに従って次第に配置間隔が狭く(T2:T2<T1)なるように配置されている。すなわち、光源に近い側では照射光の光量は十分であるが、光源から遠くなる程、照射光が拡散していくため光量が低減していくことになる。従って、光源より遠くなる程、反射用凹部の配置間隔を狭めることで、光源から遠いキートップの下により多くの反射用凹部を配置して、より多くの光を上方に反射させる構成としたものである。つまり、照射光の光量不足を反射量の多さでカバーすることができるので、光源の近くに配置されるキートップと、光源から離れた位置に配置されるキートップとで、点灯時の明るさをほぼ同じ明るさに保つことが可能となる。また、光源から遠い側のキートップにも十分な光量が確保できることから、さらなる省電力化が可能となる。
<反射用凹部163の他の配置構成例(配置構成例3)>
図11は、反射用凹部163の配置構成例3を示している。なお、図11も、第1光源18aと第1グループに属する1つのキートップ17a1の下部に配置された第1反射用凹部163aとの配置関係を示しているが、第2光源18bと第2グループに属する1つのキートップ17a2の下部に配置された第1反射用凹部163bとの配置関係についても同様である。
この配置構成例3は、複数の第1反射用凹部163aを、第1光源18aからの照射光(光軸方向)に直交する方向の幅(W)を、光源に近い側ほど狭く(W1)し、遠い側に行くに従って次第に広く(W2:W2>W1)なるように形成している。ただし、この配置構成例3では、光軸方向の配置間隔は一定としている。すなわち、光源より遠くなる程、反射用凹部の幅(W)を広くすることで、キートップの下により幅広の反射用凹部を配置して、より多くの光を上方に反射させる構成としている。つまり、照射光の光量不足を反射量の多さでカバーすることができるので、光源の近くに配置されるキートップと、光源から離れた位置に配置されるキートップとで、点灯時の明るさをほぼ同じ明るさに保つことが可能となる。また、光源から遠い側のキートップにも十分な光量が確保できることから、さらなる省電力化が可能となる。
<反射用凹部163の他の配置構成例(配置構成例4)>
図12は、反射用凹部163の配置構成例4を示している。なお、図12も、第1光源18aと第1グループに属する1つのキートップ17a1の下部に配置された第1反射用凹部163aとの配置関係を示しているが、第2光源18bと第2グループに属する1つのキートップ17a2の下部に配置された第1反射用凹部163bとの配置関係についても同様である。
この配置構成例4は、上記の配置構成例2と配置構成例3とを組み合わせたものである。すなわち、複数の第1反射用凹部163aを、第1光源18aに近い側の配置間隔(T)を広く(T1)、かつ、光軸方向に直交する方向の幅(W)を狭く(W1)し、遠い側に行くに従って次第に配置間隔を狭く(T2:T2<T1)、かつ、幅(W)を広く(W2:W2>W1)するように配置したものである。このように反射用凹部の配置間隔と幅とを設定することで、光源から遠い側のキートップにも十分な光量が確保できることから、さらなる省電力化が可能となる。
<反射用凹部163の形状の他の具体例>
図13及び図14は、反射用凹部163の形状の他の具体例を示している。
この具体例では、反射用凹部163(163a,163b)は、導光シート16の下面162を、円柱を中心軸に沿って1/4分割した一つの分割体を横向きに配置した状態で切り欠いた形状となっている。そして、導光シート16内を横方向に進行してきた照射光に対して対向する面を湾曲面(1/4分割した一つの分割体の分割湾曲面)1635に形成し、この照射光とは反対側の面を、矩形形状の垂直面(1/4分割した一つの分割体の一つの分割垂直面)1636に形成している。このように対向面を湾曲面1635に形成することで、導光シート16内を横方向に進行してきた照射光を湾曲面1635で上方に反射することができる。この場合、図14に示すように、湾曲面1635の当たる位置によって反射方向を拡散(この場合は2次元方向に拡散)させることができるので、上部に配置されたキートップ全体をムラなく点灯することが可能となる。
<反射用凹部163の形状のさらに他の具体例>
図15及び図16は、反射用凹部163の形状のさらに他の具体例を示している。
この具体例では、反射用凹部163(163a,163b)は、導光シート16の下面162を、球体を中心軸に沿って1/4分割した一つの分割体を横向きに配置した状態で切り欠いた形状となっている。そして、導光シート16内を横方向に進行してきた照射光に対して対向する面を球体面(1/4分割した一つの分割体の分割球体面)1637に形成し、この照射光とは反対側の面を、半円弧形状の垂直面(1/4分割した一つの分割体の一つの分割垂直面)1638に形成している。このように対向面を球体面1637に形成することで、導光シート16内を横方向に進行してきた照射光を球体面1637で上方に反射することができる。この場合、図16に示すように、球体面1637の当たる位置によって反射方向を拡散(この場合は3次元方向に拡散)させることができるので、上部に配置されたキートップ全体をムラなく点灯することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、導光シートの左右両側の2方向の端面にそれぞれ光源を配置しているが、導光シートの3方向の端面あるいは上下左右の4方向の端面にそれぞれ光源を配置して照射し、それぞれの照射方向に対して上記の反射用凹部をそれぞれ設けた構成としても良い。光源を導光シートの左右両側の2方向の端面にそれぞれ配置した場合には、キートップを3パターンに点灯表示でき、光源を導光シートの3方向(例えば、左右両側と下側等)の端面にそれぞれ配置した場合には、キートップを7パターンに点灯表示でき、光源を導光シートの上下左右の4方向の端面にそれぞれ配置した場合には、キートップを15パターンに点灯表示できる。また、上述した実施形態では、各端面に1個の光源を配置しているが、各端面に複数の光源を配置しても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1 第1筐体
2 第2筐体
3 スライド機構部
10 基板
11 上面
12 凹部
13a,13b 機能キー
14 キーシート
14a キースイッチ
15 メタルドーム
15a メタルドーム接点
16 導光シート
17 キーユニット
17a(17a1,17a2) キートップ
18光源
18a 第1光源
18b 第2光源
23 液晶パネル
162 下面
163反射用凹部
163a 第1反射用凹部
163b 第2反射用凹部
1631 傾斜面
1632 垂直面
1635 湾曲面(分割湾曲面)
1637 球体面(分割球体面)
1636,1638 垂直面(分割垂直面)

Claims (10)

  1. 端面のそれぞれから入射された各光源の照射光を、上面に配置される複数のキートップ群にグループ分けされたキートップに導くための平板状に形成された導光シートであって、
    前記導光シートの下面に、前記照射光を上方に反射して前記キートップに導くための複数の反射用凹部が形成され、前記複数の反射用凹部は、任意の一つの光源からの光を対応する任意の一つの前記キートップ群に向けて上方に反射し、その他の光源からの光は上方に反射しない構成とされた複数の反射用凹部群にグループ分けされていることを特徴とする導光シート。
  2. 請求項1に記載の導光シートにおいて、
    前記反射用凹部の形状は、三角柱を横向きに配置した状態で切り欠いた形状であることを特徴とする導光シート。
  3. 請求項2に記載の導光シートにおいて、
    前記反射用凹部は、前記導光シート内を進行してきた照射光に対して対向する面が傾斜面に形成され、反対側の面が垂直面に形成されていることを特徴とする導光シート。
  4. 請求項1に記載の導光シートにおいて、
    前記反射用凹部の形状は、円柱を中心軸に沿って1/4分割した一つの分割体を横向きに配置した状態で切り欠いた形状であり、前記導光シート内を進行してきた照射光に対して対向する面が湾曲面に形成され、反対側の面が垂直面に形成されていることを特徴とする導光シート。
  5. 請求項1に記載の導光シートにおいて、
    前記反射用凹部の形状は、球体を中心軸に沿って1/4分割した一つの分割体を横向きに配置した状態で切り欠いた形状であり、前記導光シート内を進行してきた照射光に対して対向する面が球体面に形成され、反対側の面が垂直面に形成されていることを特徴とする導光シート。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の導光シートにおいて、
    前記複数の反射用凹部が前記光源を中心として放射状に並んで配置されていることを特徴とする導光シート。
  7. 請求項6に記載の導光シートにおいて、
    前記複数の反射用凹部は、光源に近い側の配置間隔が広く、遠い側に行くに従って次第に狭くなるように配置されていることを特徴とする導光シート。
  8. 請求項6または請求項7に記載の導光シートにおいて、
    前記複数の反射用凹部は、光源からの照射光に直交する方向の幅が、光源に近い側ほど狭く、遠い側に行くに従って次第に広くなるように形成されていることを特徴とする導光シート。
  9. 基板上にキーシートが配置され、このキーシート上に導光シートが配置され、この導光シート上にキートップを有するキーユニットが配置され、前記導光シートの端面に対向する前記基板上にそれぞれ発光体からなる光源が配置されたキー入力装置において、
    前記導光シートが請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の導光シートであることを特徴とするキー入力装置。
  10. 請求項9に記載のキー入力装置を搭載したことを特徴とする携帯端末。
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