JP5171484B2 - 打撃工具 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工材に直線状のハンマ作業を行う打撃工具において、無負荷時における空打ちを防止する技術に関する。
ハンマビットが被加工材に押し付けられていない無負荷状態でのハンマビットの空打ちを防止する機能を有する打撃工具は、広く一般に知られている。このような空打ち防止機能を有する打撃工具は、例えば実公昭57−50398号公報(特許文献1)に開示されている。公報に記載の打撃工具は、電動ハンマであって、シリンダ内をピストンが直線動作すると、第1空気室の圧力変動(バネ作用)を介してストライカが直線動作し、インパクトボルトを介してハンマビットを打撃する構成である。ストライカの打撃方向の前方に第2空気室が形成されるとともに、この第2空気室を形成する筒状部材の壁に第2空気室の内部と外部を連通する通気孔が設けられ、更に筒状部材の外面には、第2空気室の内部から外部への空気の流出を許容し、外部から内部への流入を阻止する逆止弁が設けられている。
ハンマビットが被加工材に押し付けられていない無負荷状態でストライカが駆動された場合(一回の空打ちが行なわれた場合)には、当該ストライカが所定の打撃位置を超えて前方へ移動すると、第2空気室の空気が外部へ流出され、その後、ストライカが第1空気室の吸い上げ作用により打撃前の位置へ戻ろうとした際、逆止弁による第2空気室への空気の流入規制により当該第2空気室が負圧化してストライカの戻り作用を抑制し、これによりストライカを打撃位置よりも前方位置に保持して空打ち動作の継続を防止する構成である。
しかしながら、上記のような逆止弁を利用する構成の空打ち防止機構は、空打ちによる衝撃を緩和する機能が十分ではなく、この点でなお改良の余地がある。
実公昭57−50398号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、工具ビットが長軸方向に直線状に駆動する打撃工具において、空打ちの防止及び空打ちによる衝撃を緩和する上で有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る打撃工具の好ましい形態は、工具ビットを少なくとも長軸方向に直線運動させてハンマ作業を行なう打撃工具において、打撃子と、密閉空間と、通気孔と、ツールホルダと、付勢部材とを有する。打撃子は工具ビットの長軸方向に直線動作され、所定の打撃位置で当該工具ビットを打撃する。なお、打撃子による工具ビットの打撃は、直接に工具ビットを打撃する態様、あるいは中間子としてのインパクトボルトを介して工具ビットを打撃する態様のいずれも好適に包含する。密閉空間は、打撃子の打撃方向の前方に形成される。通気孔は、密閉空間の内部と外部を連通する。ツールホルダは、一端側においては工具ビットを保持し、他端側においては密閉空間に配置されるとともに通気孔を閉じる閉止位置と通気孔を開く開放位置との間で工具ビットの長軸方向に移動可能とされる。付勢部材は、ツールホルダを閉止位置に置くよう付勢する。そして、打撃子が打撃位置を超えて密閉空間側へと移動された空打ち時に、打撃子とツールホルダとの当接による衝撃を弾性変形することで緩和するとともに、当該当接によって通気孔を開く開放位置へと移動されたツールホルダを、通気孔を閉じる閉止位置へと復帰させるよう構成されている。なお、本発明における「付勢部材」は、典型的にはバネがこれに該当するが、ゴムを好適に包含する。
本発明に係る打撃工具の好ましい形態によれば、打撃子が所定の打撃位置を超えて打撃方向前方へと移動する空打ち時に、当該打撃子との当接によってツールホルダが通気孔を開く開放位置へと移動され、密閉空間内の空気が通気孔を通じて外部へと流出する。開放位置へと移動されたツールホルダは、付勢部材の付勢力によって開放位置から閉止位置へと戻されて通気孔を閉じる。その結果、密閉空間への空気の流入規制により当該密閉空間が負圧化して打撃子の戻り作用を抑制し、これにより打撃子を打撃位置よりも前方位置に保持して無負荷状態での空打ち動作の継続を防止する。
本発明によれば、打撃子とツールホルダとの当接による衝撃を付勢部材が弾性変形することで緩和する構成としている。このため、打撃子の空打ちによる衝撃を緩和できるとともに、打撃子の跳ね返りを抑え、無負荷状態での当該打撃子による空打ち動作の継続をより確実に防止できる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、モータと、モータのトルクを工具ビットに伝達する経路に配置され、工具ビットに作用する負荷トルクが予め設定された伝達トルクを超えたときに、モータから工具ビットへと伝達されるトルクを遮断するトルクリミッターと、を更に有する。トルクリミッターは、モータから工具ビットへと伝達される伝達トルク値を規定するバネ部材を有し、当該バネ部材によって付勢部材が構成されている。
本発明によれば、トルクリミッターの構成部材であるバネ部材が、通気孔の開閉制御部材として機能するツールホルダを付勢するための付勢部材を兼用する構成としている。このように、既存のバネ部材を利用する構成のため、部品点数を増加させることなく、簡素な空打ち防止構造を構築することができる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、トルクリミッターは、モータによって回転駆動される駆動側回転部材と、工具ビットと共に回転する被動側回転部材と、駆動側回転部材に保持されて一体回転するとともに、被動側回転部材と係合することで駆動側回転部材のトルクを被動側回転部材に伝達し、係合が解除されることでトルクの伝達を遮断するトルク伝達部材とを更に有する。そして、被動側回転部材によってツールホルダが構成されており、当該ツールホルダは長軸方向に力を受けたときには、開放位置と閉止位置間で移動することで通気孔の開閉を制御する部材として機能する、すなわち空打ちを防止する部材として機能し、長軸方向回りに力を受けたときは工具ビットにトルクを伝達する部材として機能する構成とした。
本発明によれば、ツールホルダが、空打ちを防止する部材とトルクを伝達する部材を兼ねる構成であり、全体として合理的な構造が構築される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、バネ部材の付勢力が、当該付勢力の作用方向と反対方向となるようにツールホルダに伝達する反転機構を更に有する構成とした。工具ビットを保持するツールホルダは、打撃子による打撃方向前方側である打撃工具の先端領域に配置されるのが一般的である。本発明によれば、バネ部材の付勢力の作用方向を反転してツールホルダに伝達する反転機構を設けたことにより、バネ部材を工具ビットの反対側である打撃工具の後側(奥側)に配置することが可能になる。このため、打撃工具の長軸方向長さに影響しない態様で打撃工具にバネ部材を組み込むことができる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、工具ビットの長軸方向に直線運動を行う駆動子を更に有する。打撃子は、駆動子を収容するとともに、当該駆動子との間で形成される空気室を有する有底筒状部材によって構成され、駆動子の往復動作による空気室の圧力変動によって工具ビットの長軸方向に直線運動し、これにより工具ビットビットを打撃する構成とした。
本発明によれば、有底筒状部材からなる打撃子によって工具ビットを打撃する構成の打撃工具において、無負荷状態での打撃子による空打ち防止、及び空打ちによる衝撃の緩和が可能となった。
本発明によれば、工具ビットが長軸方向に直線状に駆動する打撃工具において、空打ちの防止及び空打ちによる衝撃を緩和する上で有効な技術が提供されることとなった。
以下、本発明に係る打撃工具の具体的な実施の形態につき、図1〜図5を参照しつつ説明する。本発明の実施形態は、打撃工具の一例として電動式のハンマドリルを用いて説明する。図1は本実施形態に係るハンマドリル101の全体構成を示す側断面図である。図2は運動変換部113、動力伝達部114及び打撃要素115を示す拡大断面図である。図3〜図5は打撃要素115、トルクリミッター135及びその周辺部を示す要部拡大図であり、図3はハンマビット119が被加工材に押し付けられた負荷状態での通常打撃時を示し、図4はハンマビット119が被加工材に押し付けられていない無負荷状態を示し、図5はハンマ143による空打ち時を示す。
本実施形態のハンマドリル101は、図1に示すように、概括的に見て、ハンマドリル101の外郭を形成する本体部103、当該本体部103のうちハンマドリル101の長軸方向に関する一端部(図1中左側)にツールホルダ137を介して着脱自在に取付けられた長尺状のハンマビット119を主体として構成される。本体部103は工具本体を構成する部材として備えられる。ハンマビット119は、ツールホルダ137に対し、その長軸方向(本体部103の長軸方向)への相対的な往復動が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される部材として構成される。ハンマビット119は、本発明における「工具ビット」に対応する。
本体部103は、駆動モータ111を収容したモータハウジング105と、運動変換部113、動力伝達部114及び打撃要素115を収容したギアハウジング107と、本体部103のうちハンマドリル101の長軸方向に関する他端部(図1中右側)に連接された作業者が握るハンドグリップ109とによって構成されている。駆動モータ111は、ハンドグリップ109に配置されたトリガ109aの作業者による引き操作によって通電駆動される。なお、本実施の形態では、説明の便宜上、ハンマビット119側を前あるいは工具前端側といい、ハンドグリップ109側を後あるいは工具後端側という。
図2に運動変換部113、動力伝達部114及び打撃要素115が拡大断面図として示される。運動変換部113は、駆動モータ111の回転出力を、直線運動に適宜変換した上で打撃要素115に伝達する機能を果たす。これにより当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図2における左右方向)への打撃力(衝撃力)が発生する。運動変換部113は、具体的には、駆動ギア121、被動ギア123、被動軸125、回転体127、揺動リング129及びピストン141を主体として構成される。
駆動ギア121は、ハンマビット119の長軸方向に延在する駆動モータ111のモータ出力軸111aに連結され、駆動モータ111の通電駆動によって回転駆動される駆動ギアとして構成される。被動ギア123は、駆動ギア121に噛み合い係合し、当該被動ギア123に被動軸125が取り付けられている。従って、被動軸125は、駆動モータ111のモータ出力軸111aに連結されて回転駆動される。駆動モータ111は、本発明における「モータ」に対応する。
回転体127は、これら被動ギア123及び被動軸125を介して一体回転する回転体として構成される。被動軸125に取り付けられた回転体127の外周面が被動軸125の軸線に対し所定の傾斜角度で傾斜状に形成されている。揺動リング129は、回転体127の傾斜外周面に軸受126を介して相対回転可能に取り付けられ、当該回転体127の回転動作に伴ってハンマビット119の長軸方向に揺動される揺動部材として構成される。揺動リング129は、ハンマビット119の長軸方向と交差する方向の上方(放射方向)に一体に突設された揺動ロッド128を有し、当該揺動ロッド128がピストン141と球体(鋼球)124を介して全方位に相対回動自在に連結されている。
ピストン141は、揺動リング129の揺動によって有底筒状のハンマ143内をハンマビット長軸方向に直線状に往復駆動され、打撃要素115を駆動する駆動子としての機能を有する。ピストン141は、本発明における「駆動子」に対応する。なお、本実施の形態では、駆動モータ111のモータ出力軸111a、被動軸125及びピストン141は、いずれもハンマビット119の長軸方向に延在するとともに、互いに平行に配置されている。また、本実施の形態では、駆動モータ111のモータ出力軸111aの下方に被動軸125が配置されており、被動軸125の上方にピストン141が配置されている。
動力伝達部114は、駆動モータ111の回転出力を適宜減速した上でハンマビット119に伝達し、当該ハンマビット119を周方向に回転動作させる機能を果たす。動力伝達部114は、ハンマビット119の長軸方向に関し駆動モータ111よりもハンマビット119側に配設されている。本実施の形態にかかる動力伝達部114は、具体的には第1伝達ギア131、第2伝達ギア133、ハンマガイド139及びツールホルダ137を主体として構成される。
第1伝達ギア131は、駆動モータ111から駆動ギア121および被動軸125を介して鉛直面内にて回転駆動される第1の伝達ギアとして構成される。第2伝達ギア133は、第1伝達ギア131に噛み合い係合し、被動軸125の回転に伴ってツールホルダ137を軸まわりに回転させる第2の伝達ギアとして構成される。ハンマガイド139は、ハンマビット119の長軸方向に延在してハンマ143の直線移動を案内する機能を有するとともに、第2伝達ギア133とともに同軸上で回転される筒状部材(円筒体)として構成される。ツールホルダ137は、ハンマビット119の長軸方向に延在して当該ハンマビット119を保持する機能を有するとともに、ハンマガイド139とともに同軸上で回転される部材として構成される。
なお、ツールホルダ137は、ギアハウジング107の前端側に一体に形成された円筒状のバレル部117に軸受147を介して回転自在に支持されている。またハンマガイド139は、ギアハウジング107内のインナハウジング108に形成された円筒状のガイド保持部108aに軸受149を介して回転自在に支持されるとともに、長軸方向には移動不能とされている。
打撃要素115は、ハンマガイド139のボア内壁にハンマビット長軸方向に摺動自在に配置された有底筒状部材からなるハンマ143と、ツールホルダ137の筒孔内に摺動自在に配置されるとともに、ハンマ143の運動エネルギをハンマビット119に伝達する中間子としてのインパクトボルト145を主体として構成される。ハンマ143は、本発明における「打撃子」に対応する。ハンマ143のボア内壁と、当該ボア内壁に摺動自在に嵌合されたピストン141の長軸方向の前端面とによって空気バネ室143aが形成される。ハンマ143は、ピストン141の直線運動により空気バネ室143aを介して前方へと移動し、ハンマビット119を打撃する打撃子として構成される。空気バネ室143aは、ハンマビット119の長軸線の延長線上に形成される。空気バネ室143aは、本発明における「空気室」に対応する。
上記構成のハンマドリル101において、駆動モータ111が通電駆動されると、その回転出力により、駆動ギア121が鉛直面内にて回動動作する。すると、駆動ギア121に噛み合い係合される被動ギア123、被動軸125を介して回転体127が鉛直面内にて回転動作され、これによって揺動リング129および揺動ロッド128がハンマビット119の長軸方向に揺動する。揺動ロッド128の揺動によってピストン141が直線状に摺動動作され、それに伴う空気バネ室143aの空気バネの作用(圧力変動)により、ハンマ143はハンマガイド139内を直線運動する。ハンマ143は、インパクトボルト145に衝突することで、その運動エネルギをハンマビット119へと伝達する。一方、被動軸125とともに第1伝達ギア131が回転されると、第1伝達ギア131に噛み合い係合される第2伝達ギア133を介してハンマガイド139が鉛直面内にて回転され、更にハンマガイド139とともにトルクリミッター135を介してツールホルダ137及び当該ツールホルダ137にて保持されるハンマビット119が周方向に一体状に回転される。かくして、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行い、被加工材にハンマドリル加工作業を遂行する。
ところで、ハンマドリル101によるハンマドリル加工作業は、本体部103に前方への押圧力を作用させてハンマビット119を被加工材に押し付けた状態、すなわち、ハンマビット119が後方(ハンマ143側)へと押し込まれた負荷状態で行なわれる。本実施の形態に係るハンマドリル101は、ハンマビット119が後方に押し込まれていない無負荷状態でハンマビット119が打撃動作することを禁止するための空打ち防止機構161を備えている。
本実施の形態に係る空打ち防止機構161は、ハンマビット119に作用する負荷トルクが予め定めた規定の伝達トルクを超えたときにトルクの伝達を遮断するべく、動力伝達部114に配置されるトルクリミッター135を利用して空打ちの防止、及び空打ちによる衝撃の緩和を実現したものである。動力伝達部114は、本発明における「モータのトルクを工具ビットに伝達する経路」に対応する。以下、トルクリミッター135及び空打ち防止機構161につき、主として図3〜図5を参照しつつ説明する。先ずトルクリミッター135につき説明する。トルクリミッター135は、ハンマガイド139、ツールホルダ137、ハンマガイド139のトルクをツールホルダ137に伝達するトルク伝達部材としての複数の鋼球(スチールボール)151、及び鋼球151による伝達トルクを規定する圧縮コイルバネ153を主体として構成される。
ハンマガイド139は、ハンマビット119の長軸線回りを回転する駆動側(駆動モータ111側)の回転部材として機能する。ツールホルダ137は、ハンマガイド139と同軸上で回転する被動側(ハンマビット119側)の回転部材として機能する。ハンマガイド139は、本発明における「駆動側回転部材」に対応し、ツールホルダ137は、本発明における「被動側回転部材」に対応する。
ツールホルダ137のうち長軸方向の後端部領域が大径部137aとして設定され、当該大径部137aがハンマガイド139のボア内における前端部領域に長軸方向に摺動自在に、かつ周方向への相対回動可能に収容されている。ハンマガイド139には、ボア壁面を径方向に貫通する複数のボール保持孔157が周方向に所定間隔で設けられている。これに対応してツールホルダ137の大径部137aの外周面には、複数の凹溝159が形成されている。複数のボール保持孔157には、鋼球151が各一個ずつ嵌合されている。ボール保持孔157にて保持された鋼球151は、ハンマガイド139の径方向にのみ移動することが許容されており、ボール保持孔157を貫通してツールホルダ137の凹溝159に係合されている。
なお、複数の凹溝159は、それぞれ周方向に所定長さで延びる弧状に形成されるとともに、周方向の端部がそれぞれ斜面(便宜上図示を省略する)とされた構成、あるいは円錐形に形成された構成とされる。すなわち、凹溝159は、周方向成分を有する構成、周方向成分を有しない構成のいずれであってもよい。鋼球151は、本発明における「トルク伝達部材」に対応する。
ハンマガイド139の外側には、圧縮コイルバネ153が配置されており、当該圧縮コイルバネ153は、ボール保持孔157にて保持された各鋼球151を、押圧リング155の斜面155aを介してハンマガイド139の内径方向に付勢(押圧)する部材として機能する。圧縮コイルバネ153は、本発明における「付勢部材」に対応する。ハンマガイド139の外側に配置された圧縮コイルバネ153は、長軸方向の一端側(後端側)が当該ハンマガイド139に固定された第2伝達ギア133の側面に当接され、他端側(前端側)が押圧リング155の後端面に当接されており、これにより押圧リング155に対し、常時に前方への付勢力を付与している。
押圧リング155は、ハンマガイド139の前端側外側に長軸方向に相対移動可能に配置されるとともに、その長軸方向の一端側である前面側に形成された斜面155aがボール保持孔157の外径側に突出された鋼球151に対し後方から当接されている。これにより、鋼球151には押圧リング155の斜面155aを介して圧縮コイルバネ153の付勢力の径方向成分が作用する。このため、鋼球151は、ツールホルダ137の凹溝159に向かって付勢(押圧)される。すなわち、圧縮コイルバネ153の付勢力は、押圧リング155を介して鋼球151をハンマガイド139の内径方向へ付勢する力として、その作用方向が概ね90度転換される構成とされる。
本実施の形態に係るトルクリミッター135は、上記のように構成されている。したがって、ハンマドリル作業時において、ハンマビット119に作用する負荷トルクが圧縮コイルバネ153にて規定される伝達トルクを超えない限り、駆動モータ111のトルクは、動力伝達部114のハンマガイド139から鋼球151を経てツールホルダ137へと伝達され、ツールホルダ137及び当該ツールホルダ137にて保持されるハンマビット119が長軸回りに一体状に回転される。
しかるに、ハンマビット119に作用する負荷トルクが圧縮コイルバネ153にて規定される伝達トルクを超えた場合には、鋼球151がツールホルダ137の凹溝159の回転方向後側端部の斜面(または円錐斜面)を乗り上げて当該凹溝159から脱出するとともに、押圧リング155を押し退ける(後方へと移動させる)。これにより、ハンマガイド139からツールホルダ137へのトルク伝達が遮断される。すなわち、トルクリミッター135が作動し、動力伝達部114における駆動側部材が空転する。
次に空打ち防止機構161につき説明する。本実施の形態に係る空打ち防止機構161は、ハンマ143の打撃方向の前方に空打ち防止用の空気室163を有する。空気室163は、筒状部材からなるハンマガイド139の内周面、当該ハンマガイド139のボアに摺動自在に収容されたハンマ143の長軸方向前端面、ハンマガイド139のボア前端側に摺動自在に収容(挿入)されたツールホルダ137の長軸方向後端面、及び当該ツールホルダ137の筒孔内に摺動自在に挿入されたインパクトボルト145の長軸方向後端面によって囲まれる密閉空間として構成される。なお、インパクトボルト145の外周面とツールホルダ137の筒孔内周面との間には、シール材としてのOリング166が介在されている。空気室163は、本発明における「密閉空間」に対応する。
ハンマガイド139の周壁には、空気室163内部と外部を連通する通気孔165が形成されている。ツールホルダ137のうち長軸方向後端部は、大径部137aとして設定されるとともに、当該大径部137aがハンマガイド139のボア前端側に所定範囲で摺動自在に収容されている。そしてツールガイド137が後方へと移動されたときには、大径部137aの後端外周面によって通気孔165を閉止し、長軸方向前方へと移動した際には、その後端外周面が通気孔165から離れて当該通気孔165を開放する。なお、ツールガイド137が前方へ移動されるときの最前端位置は、軸受147の後方に配置されたストッパプレート167に大径部137aの前端面が当接することで規制される。ツールホルダ137が後方へ移動された位置が、本発明における「閉止位置」に対応し、前方へ移動された位置が、本発明における「開放位置」に対応する。
ツールホルダ137の外周面に形成される凹溝159は、当該ハンマビット119を長軸線に沿う方向に切断したときの断面形状が略V形に形成されており、その前面及び後面が斜面(または円錐斜面)159aとされている。このため、圧縮コイルバネ153により凹溝159に向けて付勢される鋼球151は、当該凹溝159の前後の斜面159aを押圧することで当該ツールホルダ137に長軸方向の付勢力を作用する構成とされる。すなわち、圧縮コイルバネ153の付勢力が、押圧リング155の斜面155a、鋼球151、及びツールホルダ137の凹溝159の斜面159aを介して当該ツールホルダ137に対し長軸方向の付勢力として伝達されるよう構成されている。そして、鋼球151が凹溝159に係合された状態(図3及び図4参照)にあるときに、ツールホルダ137の大径部137aが空打ち防止用の空気室163の通気孔165を閉じる閉止位置に置かれるように設定されている。
本実施の形態に係る空打ち防止機構161は、上記のように構成されている。図3はハンマビット119が本体部103の後方へと押し込まれた負荷状態での通常打撃時が示される。ハンマビット119が被加工材に押し付けられて後方へと押し込まれたとき、当該ハンマビット119にて押されて後方へと移動されるインパクトボルト145は、ツールホルダ137に止輪171にて後方への移動が規制された位置決め部材としての座金173及びラバーリング175を介してツールホルダ137によって受け止められる。これにより、インパクトボルト145はその後端面がツールホルダ137の後端面よりも後方となる位置に位置決めされ、当該位置決め位置においてハンマ143による打撃動作を受ける。上記の位置決め部材にて位置決めされたインパクトボルト145に対してハンマ143が打撃を行なう位置が、本発明における「所定の打撃位置」に対応する。
インパクトボルト145が上記の打撃位置に置かれた状態でハンマ143による打撃動作が行なわれた場合、当該打撃動作は通常の打撃動作であり、ハンマ143の運動エネルギがインパクトボルト145を経てハンマビット119へと伝達され、所定の加工作業が遂行されることになる。
一方、図4に示すように、ハンマビット119が本体部103の後方へと押し込まれていない無負荷状態でハンマ143による打撃動作が行なわれた場合には、ハンマ143が打撃位置を超えて前方へと移動し、その前端面がツールホルダ137の後端面に衝突(当接)する。この状態が図5に示される。ツールホルダ137は、ハンマ143の運動エネルギを受けて前方へと移動し、それにより大径部137aが通気孔165を開き、空気室163の空気が外部へ流出する。このとき、前方へと移動するツールホルダ137の凹溝159の後側の斜面159aで押された鋼球151は、ツールホルダ137の外径側へと突出するとともに、押圧リング155の斜面155aを押圧する。斜面155aを押された押圧リング155は後方へと移動し、圧縮コイルバネ153を弾性変形させ、当該弾性変形によってハンマ143とツールホルダ137との衝突による衝撃を緩和することができる。
ツールホルダ137に衝突後のハンマ143は、空気バネ室143aの吸い上げ作用によって本体部103の後方側(ピストン141側)へと移動され、ツールホルダ137から離間する。すると、当該ツールホルダ137が圧縮コイルバネ153の付勢力によって押圧リング155、鋼球151を介して後方へと移動され、大径部137aにより通気孔165を閉じる初期位置(閉止位置)へと復帰し、空気室163を密閉空間とする。すると、空気バネ室143aの吸い上げ作用によるハンマ143の本体部103の後方への移動により、空気室163内が負圧化し、当該ハンマ143の後方への移動を抑える。その結果、ハンマ143による空打ち動作が継続することを防止することができる。
上述のように、本実施の形態に係る空打ち防止機構161は、トルクリミッター135の構成部材である、ツールホルダ137、鋼球151及び圧縮コイルバネ153を利用して空気室163の通気孔165の開閉を制御する構成としている。このため、部品点数を増加することなく、簡素な構成で空打ち防止機構161を構築することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ツールホルダ137は、長軸方向に力を受けたときには、空気室163の通気孔165の開閉を制御して空打ちを防止する部材として機能し、長軸方向回りに力を受けたときは、ハンマビット119にトルクを伝達する部材として機能する。すなわち、ツールホルダ137が、空打ち防止用とトルク伝達用の部材を兼用する構成であり、全体として合理的な構造が構築される。
また、本実施の形態によれば、圧縮コイルバネ153の付勢力が、押圧リング155の斜面155a、鋼球151、及びツールホルダ137の凹溝159の斜面159aを介して当該ツールホルダ137に対し当該圧縮コイルバネ153の付勢方向と反対方向に作用するよう構成している。このような構成とすることで、圧縮コイルバネ153をツールホルダ137の後方側に配置することが可能となり、ハンマドリル101の長軸方向長さに影響しない形態で本体部103内に圧縮コイルバネ153を組み込むことができる。押圧リング155の斜面155a、鋼球151、及びツールホルダ137の凹溝159の斜面159aによって、本発明における「反転機構」が構成される。
なお、本実施の形態では、空打ち防止機構161の通気孔165を開閉するべくツールホルダ137に対して長軸方向の付勢力を作用させる付勢部材として、トルクリミッター135の伝達トルク規定用の圧縮コイルバネ153を利用する構成としたが、トルクリミッター135の伝達トルク規定用の圧縮コイルバネ153とは別途に設けたバネ部材によって付勢するよう構成してもよい。
また、本実施の形態では、有底筒状部材によって構成されたハンマ143によってハンマビット119を打撃する形式の場合で説明したが、シリンダ内に摺動自在に収容された打撃子としてのストライカを、ピストン及び空気バネを介して前方へ飛ばしてハンマビットを打撃する形式の打撃工具、あるいは筒状部材からなるピストン内に収容された打撃子としてのストライカを、空気バネを介して前方へ飛ばしてハンマビットを打撃する形式の打撃工具に適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、打撃工具の一例としてハンマドリルを例にとって説明しているが、ハンマビットを直線状に駆動させ、これによって当該ハンマビットにハンマ作業を遂行させるハンマに本発明を適用することが可能である。
上記発明の趣旨に鑑み、以下の態様を構成することが可能とされる。
(態様1)
「密閉空間は、筒状部材によって形成されるシリンダ(ハンマガイド139)と、前記シリンダ内に収容された打撃子と、前記シリンダ内に収容されたツールホルダと、当該ツールホルダに保持されるとともに前記打撃子による打撃力を工具ビットに伝達する中間子とによって囲まれる空間として設定される。」
(態様2)
「バネ部材は、圧縮コイルバネによって構成されるとともに、シリンダ(ハンマガイド139)の外側に配置されている。」
(態様3)
「バネ部材の付勢力の作用方向を反転してツールホルダに伝達する反転機構は、バネ部材によって付勢される押圧部材(押圧リング155)の付勢方向前方側に形成された斜面と、ツールホルダに形成された斜面と、それら両斜面にそれぞれ係合するとともに、前記バネ部材による付勢方向と交差する方向にのみ移動することが許容された鋼球とによって構成されている。」
本発明の実施形態に係るハンマドリルの全体構成を示す側断面図である。 運動変換部、動力伝達部及び打撃要素を示す拡大断面図である。 打撃要素、トルクリミッター及びその周辺部を示す要部拡大図であり、ハンマビットが被加工材に押し付けられた負荷状態での通常打撃時を示す。 打撃要素、トルクリミッター及びその周辺部を示す要部拡大図であり、ハンマビットが被加工材に押し付けられていない無負荷状態を示す。 打撃要素、トルクリミッター及びその周辺部を示す要部拡大図であり、ハンマによる空打ち時を示す。
符号の説明
101 ハンマドリル(打撃工具)
103 本体部(工具本体)
105 モータハウジング
107 ギアハウジング
108 インナハウジング
108a ガイド保持部
109 ハンドグリップ
109a トリガ
111 駆動モータ
111a モータ出力軸
113 運動変換部
114 動力伝達部
115 打撃要素
117 バレル部
119 ハンマビット(工具ビット)
121 駆動ギア
123 被動ギア
124 球体
125 被動軸
126 軸受
127 回転体
128 揺動ロッド
129 揺動リング(揺動部材)
131 第1伝達ギア
133 第2伝達ギア
135 トルクリミッター
137 ツールホルダ
137a 大径部
139 ハンマガイド
141 ピストン
143 ハンマ
145 インパクトボルト
147 軸受
151 鋼球(トルク伝達部材)
153 圧縮コイルバネ(バネ部材、付勢部材)
155 押圧リング
155a 斜面
157 ボール保持孔
159 凹溝
159a 斜面
161 空打ち防止機構
163 空打ち防止用の空気室
165 通気孔
166 Oリング
167 ストッパプレート
171 止輪
173 座金
175 ラバーリング

Claims (5)

  1. 工具ビットを少なくとも長軸方向に直線運動させてハンマ作業を行なう打撃工具であって、
    前記工具ビットの長軸方向に直線動作され、所定の打撃位置で当該工具ビットを打撃する打撃子と、
    前記打撃子の打撃方向の前方に形成された密閉空間と、
    前記密閉空間の内部と外部を連通する通気孔と、
    一端側においては前記工具ビットを保持し、他端側においては前記密閉空間に配置されるとともに前記通気孔を閉じる閉止位置と通気孔を開く開放位置との間で前記工具ビットの長軸方向に移動可能なツールホルダと、
    前記ツールホルダを前記閉止位置に置くよう付勢する付勢部材と、
    を有し、
    前記付勢部材は、前記打撃子が前記打撃位置を超えて前記密閉空間側へと移動された空打ち時に、前記打撃子と前記ツールホルダとの当接による衝撃を弾性変形することで緩和するとともに、前記当接により前記開放位置へと移動された前記ツールホルダを前記閉止位置へと復帰させるよう構成されていることを特徴とする打撃工具。
  2. 請求項1に記載の打撃工具であって、
    モータと、
    前記モータのトルクを前記工具ビットに伝達する経路に配置され、前記工具ビットに作用する負荷トルクが予め設定された伝達トルクを超えたときに、前記モータから前記工具ビットへと伝達されるトルクを遮断するトルクリミッターと、
    を更に有し、
    前記トルクリミッターは、前記モータから前記工具ビットへと伝達される伝達トルク値を規定するバネ部材を有し、当該バネ部材によって前記付勢部材が構成されていることを特徴とする打撃工具。
  3. 請求項2に記載の打撃工具であって、
    前記トルクリミッターは、前記モータによって回転駆動される駆動側回転部材と、前記工具ビットと共に回転する被動側回転部材と、前記駆動側回転部材に保持されて一体回転するとともに、前記被動側回転部材と係合することで前記駆動側回転部材のトルクを前記被動側回転部材に伝達し、前記係合が解除されることでトルクの伝達を遮断するトルク伝達部材とを更に有し、
    前記被動側回転部材によって前記ツールホルダが構成されており、当該ツールホルダは長軸方向に力を受けたときには、前記開放位置と閉止位置間で移動することで前記通気孔の開閉を制御する部材として機能し、長軸方向回りに力を受けたときは前記工具ビットにトルクを伝達する部材として機能することを特徴とする打撃工具。
  4. 請求項3に記載の打撃工具であって、
    前記バネ部材の付勢力が、当該付勢力の作用方向と反対方向となるように前記ツールホルダに伝達する反転機構を更に有することを特徴とする打撃工具。
  5. 請求項1〜4のいずれかに1つに記載の打撃工具であって、
    前記工具ビットの長軸方向に直線運動を行う駆動子を更に有し、
    前記打撃子は、前記駆動子を収容するとともに、当該駆動子との間で形成される空気室を有する有底筒状部材によって構成され、前記駆動子の往復動作による前記空気室の圧力変動によって前記工具ビットの長軸方向に直線運動し、これにより前記工具ビットを打撃することを特徴とする打撃工具。
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