JP5166792B2 - 衝撃吸収式車両用操舵装置およびこれに用いるチューブの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、衝撃吸収式車両用操舵装置、およびこれに用いるチューブの製造方法に関する。
衝撃吸収式車両用操舵装置では、ステアリングホイールがステアリングシャフト、第1の自在継手、中間シャフト、および第2の自在継手を介して、ステアリングギヤの入力軸に接続されている。中間シャフトは中空の蛇腹部を有している(例えば、特許文献1参照。)。車両の一次衝突時に、蛇腹部の圧縮変形を伴って、中間シャフトが真直に収縮することにより、衝撃力が緩和される。
特開昭63−101168号公報
しかし、中間シャフトが真直に収縮する場合、実質的な衝撃吸収ストローク量をあまり大きく確保することができない。
そこで、本発明の目的は、衝撃吸収ストローク量が大きい衝撃吸収式車両用操舵装置およびこれに用いるチューブの製造方法を提供することである。
本発明の衝撃吸収式車両用操舵装置(1)は、第1および第2の端部(19,20)を有する中間シャフト(5)と、中間シャフトの第1の端部(19)およびステアリングシャフト(3)を連結する第1の自在継手(4)と、中間シャフトの第2の端部(20)およびステアリングギヤ(11)の入力軸(7)を連結する第2の自在継手(6)と、を備え、中間シャフトは、山部(41,83)および谷部(42,84)を交互に有する中空の蛇腹部(40,82)を含み、この蛇腹部の周方向(T)の一部領域(45,87)における山部(41)の頂部(43)および谷部(84)の底部(86)の少なくとも一方に、中間シャフトの中心軸線(C0)とは平行に延びる平板部(51,90)が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、車両の衝突時には、ステアリングギヤが車両後方へ向けて車体に対して移動する。これに伴い、蛇腹部は、中間シャフトの軸方向に収縮する。このときの蛇腹部の平板部における収縮量は、蛇腹部において平板部を除く部分における収縮量よりも小さくなる。その結果、上記平板部を屈曲の外側として、蛇腹部が屈曲することになる。すなわち、蛇腹部が屈曲しながら収縮することにより、中間シャフトが収縮する。従って、蛇腹部が屈曲しないで中間シャフトが真直に収縮する場合と比較して、衝撃吸収ストローク量を大きく得ることができる。
また、本発明において、上記平板部は、上記蛇腹部(40)の周方向の一部(45)に設けられた縮径領域(45)の山部の頂部に形成され、この縮径領域における上記山部(41)の頂部(43)からの谷部(42)の底部(44)までの深さ(H1)が、相対的に小さくされ、非縮径領域(46)における上記山部(41)の頂部(43)からの谷部(42)の底部(44)までの深さ(H2)が、相対的に大きくされている場合がある。この場合、上記縮径領域は、上記非縮径領域と比較して、より一層収縮し難くなる。従って、蛇腹部を確実に屈曲させることができる。
また、本発明において、上記中間シャフトの一部(33,81)は、チューブ(33,81)を含み、このチューブは、第1の端部(35)と、第2の端部(36)と、第1の端部および第2の端部間に介在する中間部(37)とを含み、上記第1の端部および第2の端部に、第1および第2の自在継手の継手中心(27,31)間を結ぶライン(32)とは同心の円筒(38,39)が設けられ、上記中間部に上記蛇腹部が設けられている場合がある。この場合、中間シャフトの一部としての蛇腹部付きチューブを製造し易い。
また、本発明のチューブの製造方法は、素管としての円筒管(58)から周方向(T1)に均一な蛇腹部(65)を有する製造用中間体(59)を得る第1の工程(61)と、製造用中間体の蛇腹部の周方向の一部領域(68)を加圧して、当該一部領域における蛇腹部(40,82)の山部(41)の頂部(43)および谷部(84)の底部(86)の少なくとも一方に、中間シャフト(5)の中心軸線(C0)とは平行に延びる平板部(51,90)を形成する第2の工程(62)とを含むことを特徴とする。
本発明の製造方法によれば、第2の工程において、製造用中間体の蛇腹部の一部を加圧することにより、得られたチューブの一部に、中間シャフトの中心軸線とは平行に延びる平板部を形成することができる。従って、蛇腹部を確実に屈曲させることができる。
なお、上記括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を示すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の好ましい実施の形態の添付図面を参照しつつ説明する。図1Aは、本発明の第1の実施形態の衝撃吸収式車両用操舵装置の概略構成の側面図であり、部分的に断面表示され、部分的に模式的に図示されている。図1Bは、図1AのIB−IBに沿った断面図である。
図1Aを参照して、衝撃吸収式車両用操舵装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結しているステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に第1の自在継手4を介して連結された中間シャフト5と、中間シャフト5に第2の自在継手6を介して連結されたピニオンシャフト7と、ピニオンシャフト7の端部近傍に設けられたピニオン歯8に噛み合うラック歯9を有して自動車の左右方向に延びる転舵軸としてのラックバー10とを有している。
ピニオンシャフト7およびラックバー10によりラックアンドピニオン機構からなるステアリングギヤ11が構成されている。このステアリングギヤ11は、操舵部材2の回転運動が入力される入力軸としての上述のピニオンシャフト7を有している。ラックバー10は、車体12に固定されるハウジング13内に図示しない複数の軸受を介して直線往復自在に支持されている。ラックバー10には、一対のタイロッド14が結合されている。各タイロッド14は対応するナックルアーム15を介して対応する転舵輪16に連結されている。
操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオン歯8およびラック歯9によって、自動車の左右方向に沿ってのラックバー10の直線運動に変換される。これにより、転舵輪16の転舵が達成される。
また、衝撃吸収式車両用操舵装置1は、ステアリングシャフト3を回転自在にかつ当該ステアリングシャフト3の軸方向に一体的に保持するステアリングコラム17と、このステアリングコラム17を車体12に支持する支持部材18とを有している。支持部材18は、車両衝突時にステアリングコラム17およびステアリングシャフト3が共に車体12に対して車両の後方XBへ向けて移動することを規制している。
図1Aを参照して、中間シャフト5は、当該中間シャフト5の軸方向Sに関しての第1の端部19および第2の端部20を有している。中間シャフト5の第1の端部19は、第1の自在継手4を介して、ステアリングシャフト3の端部と連結されている。中間シャフト5の第2の端部20は、第2の自在継手6を介して、ステアリングギヤ11のピニオンシャフト7と連結されている。中間シャフト5は、ステアリングシャフト3から伝達されたトルクを、ステアリングギヤ11のピニオンシャフト7に伝達する。また、中間シャフト5は、衝撃吸収するときに、屈曲しつつ収縮するようにされている(図7A,図7B,図7C参照。)。以下では、特に説明しないときには、衝撃吸収前の通常時の状態を基に説明する。
図1Aを参照して、第1の自在継手4は、ステアリングシャフト3の端部に設けられた第1のヨーク21と、中間シャフト5の第1の端部19に設けられた第2のヨーク22と、第1および第2のヨーク21,22間を連結する十字軸23とを有している。
十字軸23は、4つの軸部としてのトラニオン24(一部のみ図示)を有している。4つのトラニオン24は、互いに直交する第1および第2の中心軸線25,26上に十の字状に配置されている。なお、第2の中心軸線26は、図1Aの紙面垂直方向に延びている。4つのうちの2つのトラニオン24は、第1の中心軸線25に沿って互いに逆向きに延びており、第1のヨーク21に回動自在に支持されている。残りの2つのトラニオン24は、第2の中心軸線26に沿って互いに逆向きに延びており、第2のヨーク22に回動自在に支持されている。十字軸23の第1および第2の中心軸線25,26の交点が、第1の自在継手4の継手中心27である。
第1および第2の自在継手4,6については全く同様の構成であるので、第1の自在継手4との相違点を中心に第2の自在継手6を説明する。
図1Aを参照して、第2の自在継手6は、中間シャフト5の第2の端部20に設けられた第1のヨーク28と、ピニオンシャフト7の端部に設けられた第2のヨーク29と、第1および第2のヨーク28,29間を連結する十字軸30とを有する。第2の自在継手6の十字軸30の構成要素については、第1の自在継手4の十字軸23と同じ符号を付して説明を省略する。第2の自在継手6の十字軸30の第1および第2の中心軸線25,26の交点が、第2の自在継手6の継手中心31である。なお、第2の中心軸線26は、図1Aの紙面垂直方向に延びている。
図1Aを参照して、中間シャフト5は、第1の自在継手4の継手中心27と第2の自在継手6の継手中心31とを結ぶライン32を回転中心軸線として回転する。中間シャフト5の中心軸線C0は、上記ライン32と一致している。また、中間シャフト5は、チューブ33と、シャフト部34とを有している。
シャフト部34は、金属製の軸である。シャフト部34の軸方向の一方の端部は、チューブ33に固定されている。シャフト部34の軸方向の他方の端部は、中間シャフト5の第2の端部20を構成し、第2の自在継手6の第1のヨーク28に嵌合状態で固定されている。
図1Aを参照して、チューブ33は、金属部材により形成されており、中間シャフト5の軸方向Sに沿って延びている。チューブ33は、中間シャフト5の軸方向Sに関する第1および第2の端部35,36を有している。また、チューブ33は、第1の端部35および第2の端部36間に介在した中間部37を有している。チューブ33の第1の端部35は、中間シャフト5の第1の端部19を構成している。
また、チューブ33は、単一部材からなっており、第1の円筒38と、第2の円筒39と、中空の蛇腹部40とを有している。
第1および第2の円筒38,39は、互いに同心に配置されており、また、上述のライン32とは同心に配置されている。第1および第2の円筒38,39の中心軸線は、中間シャフト5の中心軸線C0に沿っている。第1および第2の円筒38,39は、互いに同じ径の断面円形をなしている。第1の円筒38は、チューブ33の第1の端部35に配置されており、第1の自在継手4の第2のヨーク22に固定されている。第2の円筒39は、チューブ33の第2の端部36に配置されており、シャフト部34の軸方向の一方の端部に固定されている。
図1Aを参照して、蛇腹部40は、チューブ33の上記中間部37に配置されている。蛇腹部40は、当該蛇腹部40の径方向Rの外方へ***した複数の山部41と、蛇腹部40の径方向Rの内方へ窪んだ複数の谷部42とを有している。山部41と谷部42とが、上記軸方向Sに交互に並んでいる。
図2は、図1Aの拡大図である。図3は、図1Bの拡大図である。図2,図3を参照して、各山部41は、それぞれ、蛇腹部40の周方向Tに沿って連続して延びた無端の環状をなしている。また、各谷部42は、それぞれ、蛇腹部40の周方向Tに沿って連続して延びた無端の環状をなしている。各山部41は頂部43(一部のみ図示)を有し、各谷部42は底部44(一部のみ図示)を有している。なお、以下では、互いに隣接する1組の山部41と谷部42とに則して説明するが、互いに隣接する他の組の山部41と谷部42とについても同様に構成されている。
図4は、チューブ33の斜視図である。図5は、チューブ33を部分的に切り欠いた斜視図である。図4,図5を参照して、本実施形態では、蛇腹部40の周方向Tの関して当該蛇腹部40の一部としての縮径領域45が設けられている。この縮径領域45における山部41の頂部43が、後述する平板部51を有している。また、蛇腹部40の上記周方向Tに関して上記縮径領域45を除いた部分としての非縮径領域46が設けられている。この非縮径領域46における蛇腹部40は、平板部51が形成されていない蛇腹形状をなしている。
図2,図3を参照して、非縮径領域46における山部41の頂部43は、稜線48を有している。また、谷部42の底部44は、蛇腹部40の全周にわたって連続した谷線49を有している。
図2,図3を参照して、蛇腹部40の周方向Tの上記縮径領域45は、周方向Tに沿って所定長さで連続して延びている。中間シャフト5の軸方向Sに沿って見たときに、上記縮径領域45に対応する中心角E1は、適宜選択できる。ここで、上述の中心角E1は、中間シャフト5の中心軸線C0を中心としている。
図6は、蛇腹部40の部分的な斜視図であり、部分的に断面表示されている。図2,図6を参照して、平板部51は、中間シャフト5の中心軸線C0とは平行に直線状に延びている。また、平板部51は、中間シャフト5の中心軸線C0に垂直な断面において、直線状に延びている。
図2,図3を参照して、各山部41の頂部43の稜線48は、側方(蛇腹部40の径方向Rに相当する。)から見たときに、中間シャフト5の中心軸線C0に直交して延びている。また、各稜線48は、上記非縮径領域46のみに形成されており、中間シャフト5の軸方向Sに沿って見たときに、円弧形状をなしている。この円弧形状は、第1および第2の円筒38,39と同心に配置されている。各稜線48は、蛇腹部40の外周面におけるR面としての曲面部55に形成されている。曲面部55は、中心軸線C0を含む断面において凸湾曲している。
図2,図3を参照して、各谷部42の底部44の谷線49は、側方(蛇腹部40の径方向Rに相当する。)から見たときに、中間シャフト5の中心軸線C0に直交して延びている。また、中間シャフト5の中心軸線C0に直交する断面において、各谷線49は、円形をなしており、この円形は、第1および第2の円筒38,39と同心に配置されている。各谷線49は、蛇腹部40の外周面におけるR面としての凹湾曲面に形成されている。
本実施形態では、蛇腹部40の縮径領域45における山部41の頂部43に設けられた平板部51が、中間シャフト5の中心軸線C0とは平行に延びている。これにより、平板部51は、中間シャフト5の軸方向Sに変形し難くなる。その結果、上記縮径領域45は、軸方向Sに相対的に収縮し難くなる。これに対して、上記非縮径領域46における頂部43は、稜線48を有するので、上記非縮径領域46は、軸方向Sに相対的に収縮し易くなる。その結果、衝撃吸収するときに、蛇腹部40が屈曲し易くなる(図7C参照)。
図1A,図1Bを参照して、山部41の頂部43からの谷部42の底部44までの深さ(以下、単に深さともいう。)H1,H2は、蛇腹部40の径方向Rに関しての、蛇腹部40の外周面における山部41の頂部43および谷部42の底部44の間の距離に相当する。本実施形態では、上記縮径領域45における深さH1が、上記非縮径領域46における深さH2よりも小さくされている(H1<H2)。これにより、縮径領域45は、上記非縮径領域46に比べて、収縮し難くなる。従って、衝撃吸収するときに、蛇腹部40をより一層確実に屈曲させることができる(図7C参照)。
図3を参照して、上記縮径領域45における周方向Tに関する中央位置F1において、深さH1は最小値H10になる。上記縮径領域45の中央位置F1から、上記非縮径領域46へ向かうにしたがって、上記深さH1は、しだいに変化している。上記非縮径領域46においては、深さH2は一定値H20になる。この一定値H20が、深さH1,H2の最大値となる。中央位置F1、および上記非縮径領域46における周方向Tに関する中央位置F2は、互いに対向している。中央位置F1および中央位置F2の対向方向UCは、例えば蛇腹部40の径方向Rに沿っている。
図2を参照して、チューブ33の上記縮径領域45の山部41の頂部43の平板部51を形成する部分の肉厚L1(径方向寸法)が、相対的に厚く、上記非縮径領域46における山部41の頂部43を形成する部分の肉厚L2が、相対的に薄くされている(L1>L2)。これにより、縮径領域45は、上記非縮径領域46に比べて、収縮し難くなる。従って、衝撃吸収するときに、蛇腹部40をより一層確実に屈曲させることができる。
図7A、図7Bおよび図7Cは、それぞれ図1Aの衝撃吸収式車両用操舵装置1の模式図であり、図7Aは衝撃吸収前の通常時の状態であり、図7Bは衝撃吸収開始当初の状態であり、図7Cは、図7Bの状態よりも中間シャフト5が収縮した状態である。
図7A,図7Bを参照して、車両が衝突したときに、衝撃力が所定の大きさよりも大きくなると、ステアリングギヤ11が車両の後方XBへ向けて車体12に対して移動する。これとともに、蛇腹部40は、中間シャフト5の軸方向Sに衝撃力を受けて、収縮し始める。
図7Bを参照して、蛇腹部40がわずかに収縮した状態で、蛇腹部40の周方向Tの上記縮径領域45の収縮量G1は相対的に小さく、周方向Tの非縮径領域46の収縮量G2は相対的に大きくなる。その結果、上記縮径領域45を湾曲の外側として、蛇腹部40全体が湾曲するようになる。これとともに、軸方向Sに関する蛇腹部40の中央部57が、湾曲の外側へ向けて径方向Rに変位するようになる。なお、図7Bには、上記縮径領域45の中央位置F1における収縮量G1と、上記非縮径領域46の中央位置F2における収縮量G2とを図示してある。
図7Cを参照して、上記中央部57における径方向Rに関する変位量が大きくなると、上記非縮径領域46の山部41同士が互いに接した状態で曲げの支点として機能する。これとともに、上記縮径領域45の山部41の頂部43同士の間隔が大きくなる。その結果、上記縮径領域45が屈曲の外側になるようにして、蛇腹部40全体が塑性変形を伴って屈曲する。これにより、衝撃吸収ストローク量を大きくすることができる。
図1A,図1Bを参照して、本実施形態の衝撃吸収式車両用操舵装置1は、第1および第2の端部19,20を有する中間シャフト5と、中間シャフト5の第1の端部19およびステアリングシャフト3を連結する第1の自在継手4と、中間シャフト5の第2の端部20およびステアリングギヤ11の入力軸としてのピニオンシャフト7を連結する第2の自在継手6と、を備えている。中間シャフト5は、山部41および谷部42を交互に有する中空の蛇腹部40を含んでいる。この蛇腹部40の周方向Tの一部としての縮径領域45における山部41の頂部43に、中間シャフト5の中心軸線C0とは平行に延びる平板部51が形成されていることを特徴とする。
本実施形態では、例えば、車両の衝突時の蛇腹部40の縮径領域45の平板部51における収縮量が、蛇腹部40において平板部51を除く部分としての上記非縮径領域46における収縮量よりも小さくなるので、上記縮径領域45の平板部51を屈曲の外側として、蛇腹部40が収縮しつつ屈曲する。その結果、蛇腹部40が屈曲しながら収縮することにより、中間シャフト5が収縮する。従って、本実施形態では、蛇腹部40が屈曲しないで中間シャフト5が真直に収縮する従来の場合と比較して、衝撃吸収ストローク量を大きく得ることができる。
また、換言すれば、本実施形態では、所定の衝撃吸収ストローク量を確保しつつ、中間シャフト5を小型化でき、ひいては衝撃吸収式車両用操舵装置1を小型化することができる。また、所定の衝撃吸収ストローク量を得る従来の中間シャフト5に比べて、本実施形態では、衝撃吸収ストローク量を大きくしつつ、中間シャフト5を、ひいては衝撃吸収式車両用操舵装置1を小型化することが可能となる。
また、上記平板部51は、上記蛇腹部40の周方向Tの一部に設けられた縮径領域45における山部41の頂部43に形成され、この縮径領域45における上記山部41の頂部43からの谷部42の底部44までの深さH1が、相対的に小さくされ、非縮径領域46における上記山部41の頂部43からの谷部42の底部44までの深さH2が、相対的に大きくされている。この場合、縮径領域45は、非縮径領域46と比較して、より一層収縮し難くなる。従って、蛇腹部40を確実に屈曲させることができる。
図1Aを参照して、本実施形態では、中間シャフト5は、その一部として、チューブ33を含んでいる。このチューブ33は、第1の端部35と、第2の端部36と、第1の端部35および第2の端部36間に介在する中間部37とを含んでいる。第1の端部35および第2の端部36に、第1および第2の自在継手4,6の継手中心27,31間を結ぶライン32とは同心の第1および第2の円筒38,39が設けられている。中間部37に蛇腹部40が設けられている。
このように、第1および第2の円筒38,39を上述のライン32とは同心としたので、第1および第2の円筒38,39を、対応する部材としての第1の自在継手4の第2のヨーク22およびシャフト部34へ容易に接続できる。例えば、第1および第2の円筒38,39を上記対応する部材に溶接により接続する場合に、溶接品質を高めることができる。その結果、中間シャフト5の一部としての、蛇腹部40付きチューブ33を製造し易い。
図8は、チューブ33の製造方法のフローチャートである。図8を参照して、本実施形態のチューブ33の製造方法は、素管としての真直な円筒管58から半製品としての製造用中間体59を得る第1の工程61と、製造用中間体59から製品としてのチューブ33を得る第2の工程62とを有している。
第1の工程61では、例えば、円筒管58の軸方向の中間部を、液圧バルジ加工法により拡径する。これにより、製造用中間体59が得られる。この製造用中間体59は、軸方向の両端部に配置された第1および第2の円筒63,64と、軸方向の中間部に配置されており周方向T1に均一な蛇腹部65とを有している。蛇腹部65は、交互に並ぶ複数の山部66および複数の谷部67を有している。
ここで、液圧バルジ加工法では、まず、例えば、空洞部を有する分割された成形型の内部に、素管をセットする。成形型の空洞部の内面には、蛇腹部65を形成するための形状が形成されている。液圧供給口を有した一対の軸押しシリンダを、それらの端面が素管の両端部に接触するように成形型の内部にセットする。その後、分割された成形型を互いに組み合わせて閉じる。素管の内部に液圧を負荷し、また、素管の両端部を軸押しシリンダで軸押しする。これにより、素管を塑性加工し、成形型の空洞部の形状に沿った形状、すなわち、蛇腹形状の製造用中間体59を得ることができる。
第2の工程62では、製造用中間体59の蛇腹部65の周方向T1の一部68を、プレス加工により加圧し、径方向内方へ圧縮して塑性変形させる。これにより、チューブ33の上記縮径領域45における山部41の頂部43に、上述の平板部51が形成されてなる。
図9は、第2の工程62における加圧前の状態の製造用治具と製造用中間体59との模式図である。図10は、第2の工程62における加圧後の状態の製造用治具とチューブ33との模式図である。図11は、第2の工程62における取り出し状態の製造用治具とチューブ33との模式図である。
図9を参照して、第2の工程62では、製造用治具として、互いに対をなす第1および第2の金型69,70と、第2の金型70を保持する一対の支持部材71とを用いる。
図9,図10を参照して、第1の金型69は、パンチであり、被加工材としての製造用中間体59の蛇腹部65に接してこれを変形させる成形面72を有している。この成形面72は、複数の第1の成形部73と、複数の第2の成形部74とを有している。第1の成形部73は、チューブ33の上記縮径領域45における山部41の頂部43の平板部51を形成するための部分である。第2の成形部74は、上記縮径領域45における谷部42の底部44を形成するための部分である。
また、第2の金型70は、ダイであり、支持部材71に支持される。第2の金型70は、被加工材としての製造用中間体59の蛇腹部65の内周に接してこれを変形させる成形面75を有している。この成形面75は、複数の第1の成形部76と、複数の第2の成形部77とを有している。第1の成形部76は、凸部からなり、チューブ33の蛇腹部40の山部41を形成する。第2の成形部77は、凹部からなり、チューブ33の蛇腹部40の谷部42を形成する。
各支持部材71は、製造用中間体59の第1および第2の円筒63,64を嵌合状態で保持する環状保持溝78と、第2の金型70を受ける受け部79とを有している。また、環状保持溝78は、チューブ33の第1および第2の円筒38,39を保持する。
図9を参照して、先ず、製造用中間体59の蛇腹部65の内側に第2の金型70を挿通させて、製造用中間体59の蛇腹部65の内面を第2の金型70により受ける。この状態で、この第2の金型70の長手方向の両端部を一対の支持部材71の受け部79により支持する。これとともに、製造用中間体59の第1および第2の円筒63, 64を、対応する支持部材71の環状保持溝78に嵌合する。これにより、製造用中間体59が支持される。また、第1および第2の金型69,70の成形面72,75が相対向して配置される。成形面72,75同士の間に、上述のように支持された製造用中間体59の蛇腹部65が配置される。
図9,図10を参照して、次に、製造用中間体59の周方向T1の一部68をプレス加工により加圧する。すなわち、第1の金型69が、第2の金型70へ向けて移動し、その間にある製造用中間体59の蛇腹部65を押圧する。このとき、製造用中間体59は、第2の金型70と支持部材71により受け止められる。第1の金型69の成形面72の第1の成形部73が、製造用中間体59の周方向T1の一部68における蛇腹部65の山部66から、チューブ33の蛇腹部40の上記縮径領域45における山部41の頂部43の平板部51を成形する。
図11を参照して、プレス加工後に、一対の支持部材71と、第1および第2の金型69,70とを、互いに離隔させて、チューブ33を取り外す。
図8を参照して、本実施形態のチューブ33の製造方法は、(1)素管としての円筒管58から周方向T1に均一な蛇腹部65を有する製造用中間体59を得る第1の工程61と、(2)製造用中間体59の蛇腹部65の周方向T1の一部68を加圧して、蛇腹部40の山部41の頂部43に、中間シャフト5の中心軸線C0とは平行に延びる平板部51を形成する第2の工程62と、を含むことを特徴とする。
第2の工程62において、製造用中間体59の蛇腹部65の周方向T1の一部68を加圧することにより、得られたチューブ33に平板部51を形成することができる。従って、上述のように、蛇腹部40をより一層確実に屈曲させることができる。
また、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明する。他の構成については、上述の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
例えば、図12は、本発明の第2の実施形態の衝撃吸収式車両用操舵装置1の中間シャフト5の側面図であり、部分的に断面表示されている。第2の実施形態の中間シャフト5は、チューブ81を有している。なお、チューブ81、後述する蛇腹部82、山部83、谷部84、頂部85、底部86、拡径領域87、稜線88、および谷線89は、それぞれ対応する上述したチューブ33、蛇腹部40、山部41、谷部42、頂部43、底部44、縮径領域45、稜線48、および谷線49とは、以下の点で異なり、他の構成については同じである。また、上記非縮径領域46は、本実施形態でも、上述の実施形態と同じに構成されているが、本実施形態では非拡径領域46という。
山部83の頂部85は、全周に連続した稜線88を有している。稜線88は、中間シャフト5の軸方向Sに直交する断面において、円形をなしている。
蛇腹部82の周方向Tの一部の拡径領域87における谷部84の底部86が、平板部90を有している。この平板部90は、中間シャフト5の中心軸線C0とは平行に延びている。また、上記非拡径領域46における谷部84の底部86は、谷線89(二点鎖線で図示。)を有している。谷線89は、上記軸方向Sに直交する断面において円弧形状をなしている。
本実施形態では、例えば、車両の衝突時の蛇腹部82の拡径領域87の平板部90における収縮量が、平板部90を除く部分としての非拡径領域46における収縮量よりも小さくなるので、上記平板部90を屈曲の外側として、蛇腹部82が収縮しつつ屈曲する。その結果、蛇腹部82が屈曲しながら収縮することにより、中間シャフト5が収縮する。
図8,図12を参照して、チューブ81を製造するために、上述の第1の実施形態のチューブ33の製造方法の第2の工程62において、製造用中間体59の蛇腹部65の周方向T1の一部68を加圧して、蛇腹部82の谷部84の底部86に、中間シャフト5の中心軸線C0とは平行に延びる平板部90を形成するようにしてもよい。
さらに、図示しないが、第3の実施形態の中間シャフトのチューブの蛇腹部の周方向の上記一部の山部の頂部が、上記第1の実施形態の平板部51を有し、蛇腹部の周方向の上記一部の谷部の底部が、上記第2の実施形態の平板部90を有していてもよい。頂部の平板部51と、底部の平板部90とは、蛇腹部の径方向Rに関して互いに異なる位置に配置されている。
また、第3の実施形態のチューブを製造するために、上述の第1の実施形態のチューブ33の製造方法の第2の工程62において、製造用中間体59の蛇腹部65の周方向T1の一部68を加圧して、蛇腹部の山部の頂部および谷部の底部に、上記平板部51,90をそれぞれ形成するようにしてもよい。
また、第1の実施形態において、平板部51は、全ての山部41に形成されてもよいし、一部の山部41のみに形成されていてもよい。また、第2の実施形態の平板部90は、全ての谷部84に形成されていてもよいし、一部の谷部84のみに形成されていてもよい。第3の実施形態の平板部51,90についても同様である。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の変更を施すことができる。
図1Aは、本発明の第1の実施形態の衝撃吸収式車両用操舵装置の概略構成の側面図であり、部分的に断面表示され、部分的に模式的に図示されている。図1Bは、図1AのIB−IBに沿った断面図である。 図1Aの拡大図である。 図1Bの拡大図である。 チューブの斜視図である。 チューブを部分的に切り欠いた斜視図である。 蛇腹部の斜視図であり、部分的に断面表示されている。 図7Aは、図1Aの衝撃吸収前の衝撃吸収式車両用操舵装置の模式図であり、図7Bは、衝撃吸収開始当初の衝撃吸収式車両用操舵装置の模式図であり、図7Cは、図7Bの状態よりも中間シャフトが収縮した状態の衝撃吸収式車両用操舵装置の模式図である。 本発明の第1の実施形態のチューブの製造方法のフローチャートである。 図8の製造方法の第2の工程における、加圧前の状態の製造用治具と製造用中間体との模式図である。 図8の製造方法の第2の工程における、加圧後の状態の製造用治具とチューブとの模式図である。 図8の製造方法の第2の工程における、取り出し状態の製造用治具とチューブとの模式図である。 本発明の第2の実施形態の衝撃吸収式車両用操舵装置の中間シャフトの要部の側面図であり、部分的に断面表示されている。
符号の説明
1…衝撃吸収式車両用操舵装置、3…ステアリングシャフト、4…第1の自在継手、5…中間シャフト、6…第2の自在継手、7…ピニオンシャフト(入力軸)、11…ステアリングギヤ、19…(中間シャフトの)第1の端部、20…(中間シャフトの)第2の端部、27…(第1の自在継手の)継手中心、31…(第2の自在継手の)継手中心、32…ライン、33,81…チューブ(中間シャフトの一部)、35…(チューブの)第1の端部、36…(チューブの)第2の端部、37…(チューブの)中間部、38…第1の円筒、39…第2の円筒、40,82…(チューブの)蛇腹部、41,83…山部、42,84…谷部、43,85…頂部、44,86…底部、45…縮径領域(周方向の一部)、46…非縮径領域、51,90…平板部、58…円筒管、59…製造用中間体、61…第1の工程、62…第2の工程、65…(製造用中間体の)蛇腹部、66…(製造用中間体の周方向の)一部、87…拡径領域(周方向の一部)、C0…(中間シャフトの)中心軸線、H1,H2…深さ、T…(蛇腹部の)周方向、T1…(製造用中間体の蛇腹部の)周方向。

Claims (4)

  1. 第1および第2の端部を有する中間シャフトと、
    中間シャフトの第1の端部およびステアリングシャフトを連結する第1の自在継手と、
    中間シャフトの第2の端部およびステアリングギヤの入力軸を連結する第2の自在継手と、を備え、
    中間シャフトは、山部および谷部を交互に有する中空の蛇腹部を含み、
    蛇腹部の周方向の一部領域における山部の頂部および谷部の底部の少なくとも一方に、中間シャフトの中心軸線とは平行に延びる平板部が形成されていることを特徴とする衝撃吸収式車両用操舵装置。
  2. 請求項1において、上記平板部は、上記蛇腹部の周方向の一部に設けられた縮径領域の山部の頂部に形成され、この縮径領域における上記山部の頂部からの谷部の底部までの深さが、相対的に小さくされ、非縮径領域における上記山部の頂部からの谷部の底部までの深さが、相対的に大きくされていることを特徴とする衝撃吸収式車両用操舵装置。
  3. 請求項1または2において、
    上記中間シャフトの一部は、チューブを含み、このチューブは、第1の端部と、第2の端部と、第1の端部および第2の端部間に介在する中間部とを含み、
    上記第1の端部および第2の端部に、第1および第2の自在継手の継手中心間を結ぶラインとは同心の円筒が設けられ、上記中間部に上記蛇腹部が設けられていることを特徴とする衝撃吸収式車両用操舵装置。
  4. 請求項3のチューブの製造方法であって、
    素管としての円筒管から周方向に均一な蛇腹部を有する製造用中間体を得る第1の工程と、
    製造用中間体の蛇腹部の周方向の一部領域を加圧して、当該一部領域における蛇腹部の山部の頂部および谷部の底部の少なくとも一方に、中間シャフトの中心軸線とは平行に延びる平板部を形成する第2の工程とを含むことを特徴とするチューブの製造方法。
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