JP5165458B2 - 芯取加工方法および芯取加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学素子等の芯取加工技術に関する。
たとえば、レンズの光学素子を用いて光学系を構成する場合、光学素子の外周部を鏡筒等の部材に固定して組立が行われる。このため、光学素子の光軸と外周部の中心とが正確に一致していないと、光学系の正確な組立が困難となる。このため、光学素子の製造分野では、光学素子の光軸に外周部の中心を正確に一致させるように光学素子の外周部を研削する芯取加工が行われる。
従来、光学素子の芯取方法や加工装置について様々なものが提供されている。その中で、光学素子の光軸と該光学素子の外周の軸芯とを合わせるベルクランプ方式の芯取加工装置において、両面が球面形状または平面形状に加工された光学素子を芯取加工する例が特許文献1に開示されている。
ここで、図9、図10、図11および図12を参照し、ベルクランプ方式の芯取装置について説明する。この光学素子の芯取装置1は、図9に示すように、移動ワーク軸3aを移動させて向かい合う固定ワーク軸3bに近づけ、移動ワーク軸3aと固定ワーク軸3bのそれぞれに装着されている先ヤトイ4との間に、光学素子2を挟みこみ、光学素子2を所定の位置に滑動させて光学素子2の芯出しを行う。また上記移動ワーク軸3aと固定ワーク軸3bには、ワーク軸ギア5がそれぞれに固着されており、ワーク軸ギア5にはさらに、それぞれにワーク軸駆動ギア6が噛み合っている。また、2つのワーク軸駆動ギア6は、ワーク軸駆動軸7によって連結されており、ワーク軸駆動軸7の軸線L1を中心として共に回転ができるようになっている。
また、ワーク軸駆動軸7の一端には、ワーク軸回転モーター8が取り付けられており、移動ワーク軸3aと固定ワーク軸3bはワーク軸回転モーター8により同期回転を行い、先ヤトイ4に挟持された光学素子2を回転させるようになっている。
また、光学素子2の外周部と対向する位置には回転軸L2を有する研削砥石10が配置され、研削砥石10は、砥石軸11の一端に固着されている。また、砥石軸11は砥石軸駆動テーブル12に搭載されているとともに、他端部には砥石軸プーリー13が固定されている。砥石軸駆動テーブル12には別の砥石軸プーリーを備えた砥石軸回転モーター15が搭載され、砥石軸11と砥石軸回転モーター15の2つの砥石軸プーリー13は砥石軸駆動ベルト14によって連結されている。また、上記砥石軸回転モーター15により、砥石軸11を回転させ、砥石軸11に固着された研削砥石10を回転させるようになっている。
また、砥石軸駆動テーブル12は、光学素子2の回転軸芯に対して直角に移動する機能と平行に移動する機能とを有し、図示しない駆動モーターによりそれぞれの方向に任意に移動できる構造となっている。そして、図示しない駆動モーターを作動させることで砥石軸駆動テーブル12が移動し、光学素子2に対して研削砥石10を接触させ加工することができる。
また、光学素子2と研削砥石10の接触点には、加工用研削液W1が研削液ノズル19により供給されている。研削液ノズル19は、研削液供給ホース18に接続され、研削液供給ホース18の一方は、研削液ポンプ16に接続されている。そして、研削液ポンプ16を作動させることで、研削液ポンプ16が取り付けられている研削液タンク17から加工用研削液W1を研削液ノズル19に送出し、光学素子2と研削砥石10との接触点に加工用研削液W1を供給する。
研削液ノズル19より供給された加工用研削液W1は、光学素子2と研削砥石10との接触点を通過し、光学素子2と研削砥石10の下方に配置された研削液トレイ20に受け取られる。一方を研削液トレイ20に固着された研削液戻り管路21は、他方は研削液タンク17に固着され、研削液トレイ20に受け取られた加工用研削液W1を研削液タンク17に戻す。
芯取装置1によって、芯取加工を行う場合、まず、図10および図11に示すように、先ヤトイ4にて光学素子2を挟持する。次にワーク軸回転モーター8を動かし、先ヤトイ4に保持された光学素子2を一緒に回転させると同時に、研削液ポンプ16を作動させ、回転中の光学素子2に加工用研削液W1を供給しながら、砥石軸回転モーター15を動かし、砥石軸11に取り付けた研削砥石10を回転させる。
光学素子2と研削砥石10の両方が回転した状態で、図12に示すように、砥石軸駆動テーブル12に連結されている図示しない駆動モーターにより砥石軸駆動テーブル12を動かし、上記研削砥石10を光学素子2の外周面に当接させる。さらに、研削砥石10を光学素子2の中心軸側に徐々に押し込むと、光学素子2の外周面が徐々に研削除去され、光学素子2の外周面は移動ワーク軸3aと固定ワーク軸3bの回転軸を中心とする円形状に加工される。一定量を研削したところで図示しない駆動モーターによる研削砥石10の押し込み動作を停止する。
以上の一連の動作によって、光軸と同心円となるように外周面が加工された光学素子2が得られる。
しかしながら従来の研削法には、以下の技術的課題がある。
光学素子の光軸と該光学素子の外周の軸芯とを合わせるベルクランプ方式の芯取加工においては、回転可能な研削砥石にて光学素子の外周面を研削加工する時、加工用研削液を研削砥石と光学素子との接触点に供給することで、加工によって生じる摩擦熱やスラッジ等の異物の除去を行う。また、研削液を循環して使用する場合、使用済みの研削液は、フィルターを通し、ゴミやスラッジを除去してから再度使用される。
しかし、光学素子の外径加工中に加工用研削液を供給していても、芯取加工中に発生したスラッジがそのまま光学素子と研削砥石の加工界面に介在してしまう場合や、使用済みの研削液をフィルターで濾過しても、スラッジの径がフィルターの網の径よりも小さい時にはフィルターで取りきれないスラッジが出てきてしまう。
この結果、上述の芯取加工中に発生したスラッジや加工用研削液に混入したスラッジが先ヤトイの先端部及び光学素子との接触部に付着し、芯取加工前の光学素子を先ヤトイにて挟持する時に、スラッジが先ヤトイと光学素子との接触界面に介在し、光学素子の加工表面を損傷する原因となる。
また、スラッジは先ヤトイだけでなく光学素子の側にも付着したままであると、当該光学素子の表面に固着するので、芯取加工後の光学素子の洗浄が困難となる。
特開平10−230443号公報
本発明の目的は、保持治具の先端部や光学素子との接触部、および光学素子に付着する異物等に起因する光学素子の損傷および汚染を防止することが可能な芯取加工技術を提供することにある。
本発明の第1の観点は、対向する保持治具の間に光学素子を挟持して外周研削を行う芯取加工方法であって、
前記光学素子の加工部位に供給される第1流体とは別に、前記保持治具と前記光学素子との接触部に第2流体を供給し、
前記第2流体として異物や不純物を含まない未使用の前記第1流体を用い、使用済みの前記第2流体を前記第1流体として循環させて使用する芯取加工方法を提供する。
本発明の第2の観点は、対向する先端部の各々に配置された保持治具にて光学素子を挟持して回転させる複数のワーク軸と、
前記保持治具の間に挟持された前記光学素子の外周部を研削する加工工具と、
前記加工工具による前記光学素子の加工部位に第1流体を供給する第1供給手段と、
前記保持治具と前記光学素子との接触部に第2流体を供給する第2供給手段と、
を含み、
前記第2供給手段は、異物や不純物を含まない未使用の前記第1流体を前記第2流体として供給し、前記第1供給手段は、使用済みの前記第2流体を前記第1流体として循環させて供給する芯取加工装置を提供する。

本発明によれば、保持治具の先端部や光学素子との接触部、および光学素子に付着する異物等に起因する光学素子の損傷および汚染を防止することが可能な芯取加工技術を提供することができる。
本実施の形態の第1態様では、回転可能な研削砥石により光学素子の外周面を研削加工して、該光学素子の光軸と該光学素子の外周の軸芯とを合わせる芯取方法であって、加工用研削液を光学素子の外周と研削砥石との接触点に供給する他に、クリーニング用研削液を先ヤトイの先端部および光学素子との接触部に供給する方法を提供する。
上記クリーニング用研削液により、先ヤトイおよび光学素子に付着したスラッジ除去を行うことで、先ヤトイの先端部や光学素子との接触部及び、光学素子を最良の状態に維持することができる。それにより、光学素子を先ヤトイにて挟持する時に光学素子の加工表面のキズを防ぐことができ、品質の安定化を図ることができる。また、光学素子に付着したスラッジを除去できるので、芯取加工後の光学素子にスラッジが付着し、洗浄を困難にすることを防ぐことができる。
本実施の形態の第2態様では、第1態様に記載の光学素子の芯取方法において、前記クリーニング用研削液に空気圧を付与し、高い圧力をかけてクリーニング用研削液を供給する光学素子の芯取方法を提供する。この第2態様に係る光学素子の芯取方法においては、前記クリーニング用研削液に空気圧を付与することにより、先ヤトイ先端部から光学素子との接触部にかけて、より高いスラッジ除去能力を発揮できる。
本実施の形態の第3態様では、第1態様に記載の光学素子の芯取方法において、前記クリーニング用研削液に超音波振動を付与する芯取方法を提供する。この第3態様に係る光学素子の芯取方法においては、前記クリーニング用研削液を供給する際に、超音波振動発生手段により研削液を超音波振動させた状態で供給を行うことにより、先ヤトイ先端部から光学素子との接触部にかけて、より高いスラッジ除去能力を発揮できる。
本実施の形態の第4態様では、第1態様に記載の光学素子の芯取方法において、該芯取方法を実現させる光学素子の芯取装置を提供する。この第4態様に係る芯取装置においては、加工用研削液を供給する装置の他にクリーニング用研削液を供給する手段を設置することにより、第1態様に記載の光学素子の芯取方法を実現することができる。
本実施の形態の第5態様では、第2態様の光学素子の芯取方法において、該芯取方法を実現させる光学素子の芯取装置を提供する。この第5態様に係る芯取装置においては、クリーニング用研削液を供給する経路に空気圧発生装置を配置することにより、クリーニング用研削液に空気圧を付与することができ、第2態様の光学素子の芯取方法を実現することができる。
本実施の形態の第6態様では、第3態様の光学素子の芯取方法において、該芯取方法を実現させる光学素子の芯取装置を提供する。この第6態様に係る芯取装置においては、クリーニング用研削液を供給する経路に超音波発生装置を配置することにより、クリーニング用研削液に超音波を付与することができ、第3態様の光学素子の芯取方法を実現することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の構成の一例を示す略平面図であり、図2および図3は、本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の作用の一例を示す平面図である。
また、図4は、本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の作用の一例を示すフローチャートである。
図5および図6は、本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の作用の変形例を示すフローチャートである。
本実施の形態1の芯取加工装置30において、加工対象の光学素子31は、向かい合う2つのワーク軸32aおよびワーク軸32bのそれぞれの一端に取り付けられた2つの先ヤトイ33a(保持治具)およびワーク軸32bによって挟持されている。このワーク軸32aおよびワーク軸32bの各々における先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33b(保持治具)の反対側には、それぞれにワーク軸ギア34aおよびワーク軸ギア34bが固着され、この2つのワーク軸ギア34aおよびワーク軸ギア34bの各々には、さらにワーク軸駆動ギア35aおよびワーク軸駆動ギア35bが噛み合っている。
2つのワーク軸駆動ギア35aおよびワーク軸駆動ギア35bはワーク軸駆動軸36によって連結されており、これにより、このワーク軸駆動軸36の軸線L3を中心として同期して回転し、ワーク軸ギア34aおよびワーク軸ギア34bを介してワーク軸32aおよびワーク軸32bを同一方向に同一の回転速度で同期して駆動することが可能になっている。
また、ワーク軸駆動軸36の一端には、ワーク軸回転モーター37が取り付けられており、このワーク軸回転モーター37を作動させることによって、対向する二つのワーク軸32aおよびワーク軸32bは同期して回転し、個々のワーク軸32aおよびワーク軸32bの先端部に保持されて向かい合う2つの先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bに挟持された光学素子31を回転させるようになっている。
また、光学素子31の外周部と対向する位置には、回転軸L4を有する回転可能な研削砥石41(加工工具)が配置されている。この研削砥石41は、回転軸L4と同軸に回転する砥石軸42の一端に固着されている。この砥石軸42の他端部には砥石軸プーリー44aが装着されているとともに、砥石軸42自体は、砥石軸駆動テーブル43に搭載されている。
砥石軸42が搭載される砥石軸駆動テーブル43には、砥石軸回転モーター46も搭載され、この砥石軸回転モーター46の駆動軸には砥石軸プーリー44bが装着されている。砥石軸回転モーター46の砥石軸プーリー44bと、砥石軸42の砥石軸プーリー44aとの間には砥石軸駆動ベルト45が張架され、砥石軸回転モーター46の回転力が砥石軸42に伝達される構成となっている。そして、砥石軸回転モーター46により、砥石軸駆動ベルト45を介して砥石軸42を回転させ、この砥石軸42に固着された研削砥石41を、所望の方向に所望の回転速度で回転させることが可能になっている。
また、砥石軸駆動テーブル43は、例えば、図示しないX−Yテーブル等の移動機構で構成され、光学素子31の回転軸芯に対して直角に移動する機能と平行に移動する機能とを有し、図示しない駆動モーターにより任意の位置に研削砥石41を移動できる構造となっている。
そして、図示しない駆動モーターを作動させることで、砥石軸駆動テーブル43が移動する送り動作により、光学素子31の外周面に対して研削砥石41を接触させ、研削加工が行われる。
光学素子31と研削砥石41の接触部である加工部位の近傍には、加工用研削液ノズル51(第1供給手段)が配置され、この加工用研削液ノズル51は、研削液ホース49(第1供給手段)を介して研削液ポンプ47(第1供給手段)に接続されている。
そして、研削液ポンプ47を作動させることで、研削液ポンプ47に連結されている研削液タンク48(第1供給手段)から加工用研削液W2(第1流体)を加工用研削液ノズル51に送り出し、光学素子31と研削砥石41との接触点に加工用研削液W2を供給することが可能になっている。
対向する先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの間に挟持された光学素子31および当該光学素子31に接する研削砥石41の下方には、研削液トレイ52が設けられており、この研削液トレイ52の底部は、研削液戻り管路53を介して研削液タンク48に接続されている。
研削液タンク48には、図示しない濾過機構が設けられ、研削液戻り管路53を介して研削液トレイ52から還流する加工用研削液W2に含まれるスラッジ等の異物や不純物を濾過して研削液ポンプ47に供給する構成となっている。
そして、加工用研削液ノズル51より供給された加工用研削液W2は、光学素子31と研削砥石41との接触点を通過し、研削液トレイ52に滴下して捕集され、研削液戻り管路53を介して研削液タンク48に還流して回収され、濾過等の清浄化処理が行われて再利用される。
本実施の形態1の芯取加工装置30では、図1、図2、図3等に例示されるように、加工用研削液ノズル51とは別に、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの各々の先端部の近傍に、クリーニング用研削液ノズル55a(第2供給手段)およびクリーニング用研削液ノズル55b(第2供給手段)がそれぞれ配置されている。
このクリーニング用研削液ノズル55aおよびクリーニング用研削液ノズル55bは、分岐したクリーニング用研削液ホース56(第2供給手段)を介してポンプ58(第2供給手段)に接続されている。
ポンプ58は、研削液タンク48とは別に設けられたタンク57(第2供給手段)に貯留されているクリーニング用研削液W3(第2流体)を、クリーニング用研削液ホース56を介してクリーニング用研削液ノズル55aおよびクリーニング用研削液ノズル55bの各々に送出する動作を行う。
このタンク57に貯留されたクリーニング用研削液W3は、例えば、スラッジ等の異物や不純物を含まない清浄な未使用の加工用研削液から構成されている。
クリーニング用研削液ノズル55aの位置は、例えば、先ヤトイ33aの先端部と光学素子31との接触部にクリーニング用研削液W3が供給される位置に設定されている。
同様に、クリーニング用研削液ノズル55bの位置は、例えば、先ヤトイ33bの先端部と光学素子31との接触部にクリーニング用研削液W3が供給される位置に設定されている。
すなわち、本実施の形態の芯取加工装置30の場合、クリーニング用研削液W3を供給するためのクリーニング用研削液ノズル55a、55b、およびクリーニング用研削液ホース56、タンク57、ポンプ58は、加工用研削液W2の供給のために設けられた加工用研削液ノズル51、研削液ホース49、研削液タンク48、研削液ポンプ47とは別に独立に配置されている。
従って、クリーニング用研削液W3が、供給前に使用済みの再利用される加工用研削液W2によって汚染されることはない。
また、加工用研削液ノズル51から先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部と光学素子31との接触部に供給されたクリーニング用研削液W3は、加工用研削液W2と同様に研削液トレイ52に捕集された後、研削液戻り管路53を通じて研削液タンク48に回収され、加工用研削液W2として再利用される。
すなわち、本実施の形態1の芯取加工装置30では、一例として、異物や不純物等を含まない未使用の清浄な加工用研削液が、最初にクリーニング用研削液W3として利用された後に回収されて、加工用研削液W2として使用されている。
これにより、例えば、特別な洗浄液等を用意することなく、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部、さらには光学素子31の表面の洗浄による清浄化を実現できる利点がある。
以下、図4のフローチャート等を参照して、本実施の形態1の芯取加工装置30の作用の一例を説明する。
なお、以下では、上述のように構成された本実施の形態1の芯取加工装置30におけるクリーニング用研削液W3の供給タイミングに着目して作用を説明する。
本実施の形態1の芯取加工装置30では、光学素子31の光軸とこの光学素子31の外周の軸芯とを合わせる芯取加工において、まず、ステップS1では2つの先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの間に光学素子31を挟持する。
このとき、ベルクランプ方式により、光学素子31の光軸とワーク軸32aおよびワーク軸32bの回転中心を一致させる芯出しが行われる。
次にステップS2では、ワーク軸回転モーター37を作動させることによって、ワーク軸32aとワーク軸32bに挟持されている光学素子31を回転させる。また、砥石軸回転モーター46も作動させ、砥石軸42に固定されている研削砥石41も回転させる。
ステップS3では、加工用研削液ノズル51から加工用研削液W2を光学素子31と研削砥石41の接触点である加工部位に供給を開始した後で、図示しない駆動モーターにより研削砥石41を動かし、光学素子31の外周面に当接させる。
ステップS4では、図示しない駆動モーターにより、砥石軸駆動テーブル43を光学素子31に接近する方向に変位させて、研削砥石41を光学素子31の中心軸側に徐々に押し込む、送り動作を行う。
ステップS5では、光学素子31の外周面を一定量の切り込み深さまで研削したところで図示しない駆動モーターにより研削砥石41の押し込み方向の送り動作を停止し、光学素子31より研削砥石41を離間させる。
ステップS6では、研削砥石41が光学素子31に対して十分離れたところで、加工用研削液W2の供給を停止する。
さらに、本実施の形態1の芯取加工装置30の場合には、ステップS7では、光学素子31から研削砥石41が離れた後、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bを回転させながら、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部と光学素子31との接触点にクリーニング用研削液W3を供給して洗浄を開始する。このクリーニング用研削液W3による洗浄によって、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部、さらには光学素子31の表面に付着したスラッジ等の異物が除去される。
ステップS8では、既定の一定時間だけクリーニング用研削液W3の供給時間が経過した後に停止する。
なお、このクリーニング用研削液W3の供給時間は、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部、さらには光学素子31の表面に付着した異物が十分に除去される洗浄効果が得られる長さに設定されている。
ステップS9では、ワーク軸回転モーター37を停止させて、先ヤトイ33aと先ヤトイ33bに挟持されている光学素子31の回転を停止させる。
ステップS10では、先ヤトイ33aと先ヤトイ33bを離間させて、光学素子31と先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bとの接触を解除し、加工済みの光学素子31を取り外す。
そして、ステップS11では別の未加工の光学素子31の芯取加工を行うか判別し、別の光学素子31の芯取加工を行う場合には、上述のステップS1に戻って、加工を開始する。別の光学素子31の芯取加工を行わない場合には、芯取加工を終了する。
このように、本実施の形態1の芯取加工装置30では、上述のステップS7からステップS8において、十分な時間をかけて、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部と光学素子31との接触部にクリーニング用研削液W3を供給して洗浄し、スラッジ等の異物を除去することにより、次の光学素子31の芯取加工における上述のステップS1での先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bによる光学素子31の保持動作において、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bに残存するスラッジ等の異物に起因して、光学素子31の表面(光学機能面等)にキズが発生することを確実に防ぐことができる。
また、加工済みの光学素子31の表面に付着したスラッジ等の異物を除去して光学素子31の汚染を防止することができる。
なお、本実施の形態1において、上述の図4に例示したクリーニング用研削液W3の供給タイミングは一例であり、種々変更可能である。
すなわち、図5のフローチャートに例示されるように、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部と光学素子31の接触部にクリーニング用研削液W3を供給するタイミング(ステップS7およびステップS8)としては、芯取加工終了後、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bを開き、光学素子31と先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの接触を解除した状態で(すなわち、上述のステップS10の後で)、クリーニング用研削液W3を供給してもよい。すなわち、図5のフローチャートでは、上述の図4におけるステップS10の後にステップS7およびステップS8を実行している。
この図5の変形例の場合には、上述の図4の無場合と同様の効果が得られるとともに、さらに、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bから光学素子31を取り外した直後に、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bをクリーニング用研削液W3で洗浄するので、スラッジ等の異物が付着したまま先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bが放置されることがなく、放置期間中に異物が先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bに固着して除去できなくなる等の不具合も防止できる。
また、図6のフローチャートに例示されるように、加工に先立って光学素子31を先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bで挟持する前に、クリーニング用研削液W3を供給してもよい。すなわち、この図6の例では、上述の図4におけるステップS1に先立って、ステップS7およびステップS8を実行している。
この場合にも、上述の図4の場合と同様の効果が得られるとともに、さらに、最初にクリーニング用研削液W3の供給による洗浄が行われるので、使用済みのクリーニング用研削液W3が、研削液トレイ52から研削液タンク48に自動的に回収されて加工用研削液W2となるため、加工用研削液W2の研削液タンク48に対する充填や補充等の準備作業を省略でき、芯取加工装置30の運用の効率化を実現できる利点がある。
また、図4、図5、図6の各々に例示されたクリーニング用研削液W3の供給タイミングを任意に組み合わせてもよい。
なお、クリーニング用研削液W3の供給範囲としては、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部と光学素子31との接触部以外の光学素子31の表面の一部または全体に設定しても構わない。
なお、図5において、図4と同じ処理ステップには同一の符号を付して重複した説明は割愛した。
(実施の形態2)
図7は、本発明の他の実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の構成の要部を示す平面図である。
なお、本実施の形態2の芯取加工装置40においては、上述の実施の形態1における芯取加工装置30と同一の構成要素については、同一の符号を付して、重複した説明は省略する。
上述の実施の形態1の芯取加工装置30では、クリーニング用研削液ノズル55aおよびクリーニング用研削液ノズル55bにより単にクリーニング用研削液W3を先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部と光学素子31との接触部に供給したが、この実施の形態2の芯取加工装置40は、空気圧発生装置61(与圧手段)により与圧した状態でクリーニング用研削液W3を供給する。
すなわち、本実施の形態2の芯取加工装置40では、図7に示すように、ポンプ58(タンク57)からクリーニング用研削液ノズル55aおよびクリーニング用研削液ノズル55bに至るクリーニング用研削液ホース56の引き回し経路の途中に取り付けられた空気圧発生装置61に、図示しない圧縮空気源に接続されたエアー管61aを取り付けて圧縮空気61bを導入することで、空気圧を作用させ、クリーニング用研削液W3を圧縮空気61bで与圧してクリーニング用研削液ノズル55aおよびクリーニング用研削液ノズル55bに供給する構成例を示している。
なお、図7では、図を見やすくするため、加工用研削液ノズル51の供給系の図示は省略されている。
このように構成された本実施の形態2の芯取加工装置40によれば、クリーニング用研削液ノズル55aおよびクリーニング用研削液ノズル55bでクリーニング用研削液W3を供給する際に、空気圧を掛けたクリーニング用研削液W3を噴射させ強い洗浄力を有するように供給することができ、クリーニング用研削液W3による光学素子31や先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの洗浄効果がさらに向上する。
従って、さらに確実にスラッジ除去を行うことができ、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部と光学素子31との接触部を異物等の付着のない最良な状態に維持することができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明のさらに他の実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の構成の要部を例示した平面図である。
なお、本実施の形態3においては、上述の実施の形態1および実施の形態2における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
上述の実施の形態1および実施の形態2では、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部及び光学素子31の接触部にクリーニング用研削液W3をそのままか、空気圧で与圧して供給したが、図8に例示される本実施の形態3の芯取加工装置50では、超音波振動発生手段62により超音波振動を印加したクリーニング用研削液W3を供給する点が異なっている。
すなわち、本実施の形態3の芯取加工装置50は、超音波振動発生手段62として、図8に示すように、クリーニング用研削液ホース56のクリーニング用研削液ノズル55aおよびクリーニング用研削液ノズル55bの各々に至る分岐経路の途中にそれぞれ取り付けられた超音波振動部63(超音波印加手段)と、この超音波振動部63に信号を出力して超音波を発生させ、クリーニング用研削液ホース56を通過してクリーニング用研削液ノズル55aおよびクリーニング用研削液ノズル55bに供給されるクリーニング用研削液W3の中に超音波振動を与える超音波電源64と、を備えている。
このように構成された本実施の形態3の芯取加工装置50によれば、クリーニング用研削液ノズル55aおよびクリーニング用研削液ノズル55bからクリーニング用研削液W3を吐出供給する際に、超音波振動が印加された洗浄能力の高いクリーニング用研削液W3を供給することができ、クリーニング用研削液W3による先ヤトイ33a、先ヤトイ33b、光学素子31等の洗浄効果がさらに向上する。
従って、さらに迅速かつ確実にスラッジ除去を行うことができ、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの先端部と光学素子31との接触部をスラッジ等の異物のない清浄な最良の状態に維持することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、クリーニング用研削液ノズル55a、クリーニング用研削液ノズル55bから供給される流体はクリーニング用研削液等の液体に限らず、クリーニング用研削液をミスト状に変化させて使用しても構わない。この場合においても同様の効果が得られる。
また、上述の各実施の形態は組み合わせて同時に実行することも可能である。例えば、空気圧発生装置と超音波発生装置を同時に配置する構成としてもよい。それにより、個々の実施の形態の効果が複合された、より高い効果を得ることできる。
また、クリーニング用研削液用のノズルは、先ヤトイ33aおよび先ヤトイ33bの各々の側に複数本配置しても良い。
以上説明したように、上述の本発明の各実施の形態によれば、不純物を含まない清浄なクリーニング用研削液を芯取加工終了時に先ヤトイの先端部及び光学素子との接触部に供給することで、先ヤトイ及び光学素子に付着したスラッジの除去を行える。
これにより、先ヤトイにて光学素子を挟持するときのキズを防止することができ、また芯取加工後の光学素子にスラッジが付着し、洗浄を困難にすることも防ぐことができる。
また、清浄なクリーニング用研削液を使用し、先ヤトイの先端部及び光学素子との接触部に付着しているスラッジを取り除いておくことで、先ヤトイにスラッジが付着している場合に比べ、スラッジが先ヤトイと光学素子の間で滑動するのを阻害しないため、芯出性を向上させることができる。
(付記1)2つの向かい合う先ヤトイにて光学素子を挟持して外径研削を行う芯取加工において、先ヤトイ先端部および光学素子との接触部に不純物を含まない清浄なクリーニング用研削液を供給することを特徴とする芯取方法。
(付記2)付記1記載の芯取方法において、クリーニング用研削液に空気圧を付与することを特徴とする芯取方法。
(付記3)付記1記載の芯取方法において、クリーニング用研削液に超音波を付与することを特徴とする芯取方法。
(付記4)2つの向かい合う先ヤトイにて光学素子を挟持し、外径研削を行う芯取加工装置において、従来の加工装置に新たに先ヤトイの先端部と光学素子との接触部にクリーニング用研削液を供給する手段を備えることを特徴とする芯取加工装置。
(付記5)付記4記載の芯取加工装置において、クリーニング用研削液を供給する過程に空気圧発生装置を備えることを特徴とする芯取加工装置。
(付記6)付記4記載の芯取加工装置において、クリーニング用研削液を供給する過程に超音波発生装置を備えることを特徴とする芯取加工装置。
本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の構成の一例を示す略平面図である。 本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の作用の一例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の作用の一例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の作用の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の作用の変形例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の作用の変形例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の構成の要部を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施の形態である芯取加工方法を実施する芯取加工装置の構成の要部を例示した平面図である。 従来のベルクランプ方式の芯取装置の構成を示す平面図である。 従来のベルクランプ方式の芯取装置の動作を示す平面図である。 従来のベルクランプ方式の芯取装置の動作を示す平面図である。 従来のベルクランプ方式の芯取装置の動作を示す平面図である。
符号の説明
1 芯取装置
2 光学素子
3a 移動ワーク軸
3b 固定ワーク軸
4 先ヤトイ
5 ワーク軸ギア
6 ワーク軸駆動ギア
7 ワーク軸駆動軸
8 ワーク軸回転モーター
10 研削砥石
11 砥石軸
12 砥石軸駆動テーブル
13 砥石軸プーリー
14 砥石軸駆動ベルト
15 砥石軸回転モーター
16 研削液ポンプ
17 研削液タンク
18 研削液供給ホース
19 研削液ノズル
20 研削液トレイ
21 研削液戻り管路
30 芯取加工装置
31 光学素子
32a ワーク軸
32b ワーク軸
33a 先ヤトイ
33b 先ヤトイ
34a ワーク軸ギア
34b ワーク軸ギア
35a ワーク軸駆動ギア
35b ワーク軸駆動ギア
36 ワーク軸駆動軸
37 ワーク軸回転モーター
40 芯取加工装置
41 研削砥石
42 砥石軸
43 砥石軸駆動テーブル
44a 砥石軸プーリー
44b 砥石軸プーリー
45 砥石軸駆動ベルト
46 砥石軸回転モーター
47 研削液ポンプ
48 研削液タンク
49 研削液ホース
50 芯取加工装置
51 加工用研削液ノズル
52 研削液トレイ
53 研削液戻り管路
55a クリーニング用研削液ノズル
55b クリーニング用研削液ノズル
56 クリーニング用研削液ホース
57 タンク
58 ポンプ
61 空気圧発生装置
61a エアー管
61b 圧縮空気
62 超音波振動発生手段
63 超音波振動部
64 超音波電源
W1 加工用研削液
W2 加工用研削液
W3 クリーニング用研削液

Claims (7)

  1. 対向する保持治具の間に光学素子を挟持して外周研削を行う芯取加工方法であって、
    前記光学素子の加工部位に供給される第1流体とは別に、前記保持治具と前記光学素子との接触部に第2流体を供給し、
    前記第2流体として異物や不純物を含まない未使用の前記第1流体を用い、使用済みの前記第2流体を前記第1流体として循環させて使用することを特徴とする芯取加工方法。
  2. 請求項1記載の芯取加工方法において、
    前記第2流体を与圧して供給することを特徴とする芯取加工方法。
  3. 請求項1または請求項記載の芯取加工方法において、
    前記第2流体に超音波を印加して供給することを特徴とする芯取加工方法。
  4. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の芯取加工方法において、
    前記外周研削の終了後に、前記保持治具から前記光学素子を取り外す前に、前記保持治具と前記光学素子との接触部に前記第2流体を供給する第1供給方法、
    前記外周研削の終了後に、前記保持治具から前記光学素子を取り外した後に、前記保持治具と前記光学素子との接触部に前記第2流体を供給する第2供給方法、
    前記保持治具にて前記光学素子を挟持する前に、前記保持治具の前記光学素子に対する接触部に前記第2流体を供給する第3供給方法、
    の少なくとも一つを用いることを特徴とする芯取加工方法。
  5. 対向する先端部の各々に配置された保持治具にて光学素子を挟持して回転させる複数のワーク軸と、
    前記保持治具の間に挟持された前記光学素子の外周部を研削する加工工具と、
    前記加工工具による前記光学素子の加工部位に第1流体を供給する第1供給手段と、
    前記保持治具と前記光学素子との接触部に第2流体を供給する第2供給手段と、
    を含み、
    前記第2供給手段は、異物や不純物を含まない未使用の前記第1流体を前記第2流体として供給し、前記第1供給手段は、使用済みの前記第2流体を前記第1流体として循環させて供給することを特徴とする芯取加工装置。
  6. 請求項記載の芯取加工装置において、
    さらに、前記第2流体を与圧する与圧手段を備えたことを特徴とする芯取加工装置。
  7. 請求項5または請求項記載の芯取加工装置において、
    さらに、前記第2流体に超音波を印加する超音波印加手段を備えたことを特徴とする芯取加工装置。
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