JP5162298B2 - マイクロ波処理包装体用のシート状蓋材、及びマイクロ波処理包装体 - Google Patents

マイクロ波処理包装体用のシート状蓋材、及びマイクロ波処理包装体 Download PDF

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Description

本発明は、マイクロ波処理時に通蒸口を形成することができるマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材及びマイクロ波処理包装体に関する。
家庭用電子レンジなどのマイクロ波処理装置を用いて食品などの内容物を加熱する、マイクロ波処理包装体が知られている。
例えば、内容物を収納する容器と、該容器の開口部を密封状に塞ぐシート状蓋材と、を有するマイクロ波処理包装体が知られている。該マイクロ波処理包装体は、容器に内容物を収納した後、容器のフランジ部の上面に、シート状蓋材を熱シールなどで接着することにより得られる。
かかるマイクロ波処理包装体をマイクロ波処理すると、内容物から生じる蒸気によって容器内の内圧が上がる。該マイクロ波処理時に生じる蒸気を外部に逃がすため、特許文献1には、マイクロ波処理時に蓋材に通蒸口を形成できる破断ラベルが開示されている。
特許文献1の破断ラベルは、金属蒸着層が積層されたラベル基材と、ラベル基材の裏面に設けられた貼着剤層と、を有し、金属蒸着層にスリット部が形成されている。かかる破断ラベルは、例えば、その貼着剤層を介して蓋フィルムに貼着される(特許文献1の[0030]など)。そして、この包装体をマイクロ波処理することにより、破断ラベルのスリット部が発熱し、この熱が蓋フィルムに作用してこれを溶融し、蓋フィルムに切れ目(通蒸口)が生じ、そこから蒸気を外部に逃がすことができる。
特開2005−119745号公報
しかしながら、特許文献1の破断ラベルは、蓋フィルムとは別体であるため、包装体の製造時、蓋フィルムに破断ラベルを貼着する工程が必要となる。
そこで、本発明者らは、上記破断ラベルを組み込んだシート状蓋材の開発を検討した。即ち、スリット部を形成した金属蒸着層と基材層とが積層された積層シートを用い、この積層シートを容器の開口部形状に適合した形状に打ち抜くことにより、所定形状のシート状蓋材を多数枚作製し、これを容器のフランジ部に順次接着することを検討した。
しかしながら、かかるシート状蓋材は、保管時(容器に取り付ける前)に湾曲することがある。特に、シート状蓋材を殺菌するため、容器に取り付ける前に100℃前後の熱をシート状蓋材に加えるときがあるが、この殺菌の際にシート状蓋材が湾曲し易い。湾曲したシート状蓋材は、容器のフランジ部に位置合わせして接着し難いので、その改善が求められる。
さらに、上記シート状蓋材は、マイクロ波処理時に、その厚み方向に貫通する通蒸口が確実に生じるようにしなければならない。
本発明は、マイクロ波処理時に通蒸口が生じるシート状蓋材であって、保管時に湾曲し難いシート状蓋材を提供することを第1の課題とし、さらに、マイクロ波処理時に確実に通蒸口が生じるシート状蓋材を提供することを第2の課題とする。
さらに、本発明は、前記シート状蓋材を備えたマイクロ波処理包装体を提供することを第3の課題とする。
本発明の第1のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材は、容器の開口部を密封状に塞ぐシート状蓋材であって、剛性層と金属蒸着層とを有する積層シートを有し、前記剛性層が、二軸延伸シート、内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シート及び紙からなる群から選ばれる1つを含み、前記金属蒸着層の面内の一部分に、金属蒸着層の端縁が対向した発熱部が形成されており、前記剛性層の面内には、前記発熱部に対応する剛性層の一部分を除去した窓部が形成され、前記剛性層の上下に積層された上層と下層とが前記窓部内において接着されていることを特徴とする。
上記本発明のシート状蓋材は、容器の開口部の形状に適合した平面形状に形成されており、例えば、その周縁部を容器のフランジ部に接着することによって、容器に取り付けられる。
上記本発明のシート状蓋材は、二軸延伸シート、内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シート及び紙からなる群から選ばれる1つを含む剛性層を有する積層シートから形成されているので、保管時に湾曲し難い。このため、シート状蓋材を容器に取り付ける際に、その取り付け不良を防止できる。
さらに、上記シート状蓋材は、金属蒸着層の面内の一部分に、金属蒸着層の端縁が対向した発熱部が形成されている。かかるシート状蓋材を有するマイクロ波処理包装体をマイクロ波処理すると、発熱部が発熱し、この熱によって積層シートの一部分が破断し、シート状蓋材の厚み方向に貫通する通蒸口が生じる。よって、マイクロ波処理包装体から生じる蒸気を通蒸口を通じて速やかに外部へと排出できる。
一般に、二軸延伸シートや紙などは、熱によって破断し難い傾向にあり、特に、紙は、熱によって破断し難い。
上記シート状蓋材は、積層シートのうち、発熱部に対応した部分において剛性層が除去されているので、マイクロ波処理時、発熱部の発熱によって、積層シートの一部分が破断し、シート状蓋材の厚み方向に貫通する通蒸口が確実に生じ得る。
また、本発明の第2のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材は、容器の開口部を密封状に塞ぐシート状蓋材であって、剛性層と金属蒸着層とを有する積層シートを有し、前記剛性層が、二軸延伸シート、内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シート、及び紙からなる群から選ばれる1つを含み、前記金属蒸着層の面内の一部分に、金属蒸着層の端縁が対向した発熱部が形成されており、前記剛性層の面内には、前記発熱部に対応する剛性層の一部分を除去した窓部が形成され、前記窓部内に低融点樹脂が充填されていることを特徴とする。
上記第2のシート状蓋材は、前記窓部内に低融点樹脂が充填されている。
性層の一部分を除去した窓部が剛性層に形成されていると、該窓部に対応した積層シートの一部分が凹むが、窓部に低融点樹脂が充填されていることにより、積層シートの凹みを防止できる。
また、窓部に充填されているものが低融点樹脂であるため、発熱部の発熱により低融点樹脂が溶融する。このため、積層シートの破断が妨げられることはなく、シート状蓋材の厚み方向に貫通する通蒸口が確実に生じ得る。
本発明の別の局面によれば、マイクロ波処理包装体が提供される。本発明のマイクロ波処理包装体は、開口部を有する容器と、前記容器に収納された飲食品と、前記容器の開口部を密封状に塞ぐ前記いずれかのシート状蓋材と、を有する。
本発明のシート状蓋材は、湾曲し難く、略平坦状態で保管できる。かかるシート状蓋材を用いれば、容器への取り付け不良が起こり難く、従って、マイクロ波処理包装体の生産性に優れている。
さらに、本発明のシート状蓋材は、マイクロ波処理時、発熱部の発熱によって、厚み方向に貫通する通蒸口が生じる。かかるシート状蓋材を有するマイクロ波処理包装体は、マイクロ波処理時に、シート状蓋材に生じた通蒸口を通じて、蒸気を外部へと速やかに排出できる
本発明のマイクロ波処理包装体は、上記に記載した本発明のシート状蓋材の効果を享受することができる。
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。ただし、積層シートの層構成を示す断面図などの各図は、実際の大きさと異なって表されていることに留意されたい。
図1及び図2において、1は、開口部22を有する容器2と、該開口部22を密封状に塞ぐシート状蓋材3と、を有するマイクロ波処理包装体を示す。
本発明のシート状蓋材3は、積層シート4から形成されている。
図3に、積層シート4の1つの実施形態を表す。
該積層シート4は、発熱部5が設けられた金属蒸着層6と、剛性層7を含む基材層と、を有する。該発熱部5は、金属蒸着層6の端縁同士が対向した部分である。
シート状蓋材3は、前記発熱部5を囲繞し且つ容器2の開口部22の形状に略適合するように、積層シート4を切断(例えば、打ち抜き加工)することによって、所定形状の枚葉状に形成されている。
該枚葉状のシート状蓋材3を容器2に取り付けることによって、上記マイクロ波処理包装体1が構成されている。該マイクロ波処理包装体1をマイクロ波処理することにより、発熱部5が発熱し、シート状蓋材3の厚み方向に貫通する通蒸口が形成され得る。
以下、各構成要素ごとに具体的に分説しつつ、本発明のシート状蓋材及びマイクロ波処理包装体1の形態を明らかにする。
容器2は、内容物を収納するための収納部21と、該収納部21の上方に形成された開口部22と、を有する有底筒状(例えば、カップ型、椀型、皿型など)に形成されている。また、容器2の開口部22の周囲には、径外方向に突出されたフランジ部23が周設されている。
容器2の平面視形状は、図示したような略円状のほか、略矩形状などでもよい。
容器2の材質は、特に限定されず、例えば、合成樹脂、紙、ガラス、陶器などが挙げられる。安価に製造できることから、容器2の材質は、合成樹脂又は紙が好ましい。
容器2の収納部21内には、マイクロ波処理時に水蒸気を生じ得る内容物(例えば、飲食品など)が収納されている。
シート状蓋材3は、剛性層7を含む基材層と、発熱部5が形成された金属蒸着層6と、を少なくとも有する積層シート4から形成されている。該積層シート4を、容器2のフランジ部23の外形に合わせて切断し、好ましくは部分的に径外方向へ突出する舌状片部31を形成しつつ切断することにより、シート状蓋材3が形成されている。なお、前記舌状片部31は、蓋材3を容器2から剥離する際の摘み片となる部分である。
シート状蓋材3の大きさは、容器2の開口部22に合わせて適宜設定される。一般的には、シート状蓋材3は、(円形状の場合)直径5cm〜30cm程度が例示される。
好ましい実施形態では、上記積層シート4は、剛性層7及びガスバリア層81を含む基材層と、金属蒸着層6とが積層されており、これら各層の積層順序は、特に限定されない。
特に好ましい実施形態では、上記積層シート4は、剛性層7及びガスバリア層を含む基材層と、金属蒸着層6と、シーラント層82とが積層されている。前記シーラント層82を除く各層の積層順序は、特に限定されない。一方、シーラント層82は、積層シート4の最外側(裏面)に積層される。
これら各層のうち、合成樹脂から形成される層は、合成樹脂をシート状に成形した後に接着してもよいし、或いは、合成樹脂を押出成形しながら積層してもよい。シート状に成形した後に接着する場合には、各層を接着するために、層間に適宜適切な接着層が設けられる。
なお、必要に応じて、積層シート4の表面側には、意匠印刷層83が設けられていてもよい。さらに、必要に応じて、意匠印刷層83の表面側には、これを保護するためのオーバーコート層84が設けられていてもよい。
また、積層シート4の基材層には、上記例示した各層以外に、その他の層(他層という)が積層されていてもよい。
剛性層7は、二軸延伸シート、内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シート、及び紙からなる群から選ばれる1つを含む。例えば、剛性層7は、二軸延伸シート、内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シート、又は、紙のいずれかで構成されているか、或いは、二軸延伸シート、内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シート及び紙から選ばれる2つ以上を積層した積層体で構成されている。
剛性層7の厚みは、特に限定されないが、好ましくは50μm〜150μmであり、より好ましくは80μm〜120μmである。
二軸延伸シートとは、合成樹脂製シートをMD方向及びTD方向に延伸したシートをいう。合成樹脂製シートは、特に限定されず、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、スチレン系などの熱可塑性樹脂のシートが挙げられる。特に、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系の合成樹脂製シートが好ましい。ポリエステル系の合成樹脂製シートは、比較的薄くても剛性が高く、伸縮率が低いからである。
二軸延伸シートの延伸法は、同時二軸延伸法、逐次二軸延伸法などが挙げられる。
二軸延伸シートのMD方向の延伸倍率は、1.5〜7.0倍、好ましくは2.0〜5.0倍である。また、同TD方向の延伸倍率は、2.0〜8.0倍、好ましくは2.5〜6.0倍である。二軸延伸シートは、MD方向及びTD方向の延伸倍率が略等しいものが好ましい。
二軸延伸シートの厚みは、シート状蓋材3の湾曲を防止するために、比較的厚いことが好ましいが、破断し易さ及び費用対効果の観点で、その厚みは、30μm〜150μmであり、好ましくは40μm〜100μmである。
内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シートとしては、合成紙、発泡樹脂シートなどが挙げられる。合成紙としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系などを主成分とする合成紙などが挙げられる。発泡樹脂シートとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系などを主成分とする発泡樹脂シートなどが挙げられる。発泡樹脂シートの発泡倍率は、5倍〜20倍程度が好ましい。
内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シートは、合成紙を用いることが好ましく、特にポリエステル系樹脂を主成分とする合成紙を用いることがより好ましい。
内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シートの厚みは、特に限定されないが、50μm〜150μmであり、好ましくは、60μm〜120μmである。
内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シートは、空洞が存在する。このため、発熱部5の熱(スパーク)によって、前記合成樹脂製シートの隣接する空洞が連通して、該合成樹脂製シートの一部分が破断し易い。よって、破断し易いという点において、剛性層7としては、上記二軸延伸シートよりも、内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シートを用いることが好ましい。
紙は、普通紙、上質紙、和紙などが挙げられる。
紙の坪量(目付量)は、シート状蓋材3の湾曲を防止するために、比較的大きいことが好ましいが、費用対効果の観点で、その坪量は、30g/m〜300g/mであり、好ましくは70g/m〜200g/mである。
剛性層7が、紙を含む場合、この紙は、その両面にポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂製シートが積層されていることが好ましい。剛性層7として、両面に合成樹脂製シートが積層された紙を用いることにより、シート状蓋材3がより湾曲し難くなる。
ガスバリア層81は、酸素ガスなどの透過を防止する機能に優れたものであれば特に限定されない。ガスバリア層81としては、例えば、酸化アルミニウムやシリカなどの1種又は2種以上を蒸着した透明蒸着シート、6ナイロンなどのポリアミド系シート、エチレンビニルアルコール共重合体などのエチレン共重合体シートなどの各種ガスバリア性シートが挙げられる。また、ガスバリア層81は、例えば剛性層7などに、エチレンビニルアルコール共重合体、無機微粒子を含有するコーティング剤などを塗工することによって形成することもできる。
ガスバリア層81の厚みは、特に限定されないが、通常、10μm〜80μm程度である。
シーラント層82は、シート状蓋材3を容器2に熱シールによって接着するために設けられる。シーラント層82は、容器2に対して熱シール可能な素材であれば特に限定されず、例えば、直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレンが挙げられる。
シーラント層82の厚みは、通常、20μm〜80μm程度である。
意匠印刷層83は、商品名、商標、使用説明、絵柄などが単色又は多色印刷されたインキ層である。
この意匠印刷層83の表面側に設けられるオーバーコート層84は、ニスなどのコート剤を意匠印刷層83の表面側に塗工したり、或いは、ポリエチレンテレフタレートシートなどの薄い透明シートを意匠印刷層83の表面側に接着することによって積層することができる。
なお、意匠印刷層83とオーバーコート層84の間に、上記ガスバリア層81や金属蒸着層6などが積層されていてもよい。
金属蒸着層6は、アルミニウム、ニッケル、クロムなどの金属を蒸着させた層である。
金属蒸着層6の厚みは、好ましくは0.005μm〜0.2μm、より好ましくは0.015μm〜0.15μm、特に好ましくは0.035μm〜0.1μmである。このような厚み範囲の金属蒸着層6は、マイクロ波処理時に、十分な量の電流を生じ、発熱部5を十分に発熱させることができる。
金属蒸着層6は、積層シート4の全面に積層されていてもよい。また、図1や図3に示すように、金属蒸着層6は、積層シート4の面内の所定範囲に部分的に積層されていてもよい。
金属蒸着層6が部分的に積層される場合、金属蒸着層6の平面視形状は特に限定されない。例えば、図4(a)に示すように、金属蒸着層6は、積層シート4の面内において、平面視略鼓形状の範囲に形成されていてもよいし、或いは、同図(b)に示すように、平面視略菱形形状の範囲に形成されていてもよい。その他、図示しないが、金属蒸着層6は、積層シート4の面内において、平面視略長方形状、同略正方形状、同略円形状などの範囲に形成されていてもよい。
金属蒸着層6が部分的に積層される場合、該金属蒸着層6の面積は、特に限定されないが、この面積が余りに小さいと発熱部5が十分に発熱しない虞がある。この点を考慮すると、金属蒸着層6の面積は、好ましくは300mm以上、より好ましくは500mm以上、特に好ましくは、600mm以上に形成される。
この金属蒸着層6の面内の一部分には、金属蒸着層6の端縁6a,6bが対向した発熱部5が形成されている。
該発熱部5は、金属蒸着層6の面内の一部分において、該金属蒸着層6を有しない部分(以下、無金属部分という)を形成することによって設けられている。従って、発熱部5は、前記無金属部分を基準にして、金属蒸着層6の面内において対向する金属蒸着層6の両方の端縁6a,6b(金属蒸着層6の面内端縁6a,6b)から構成されている。
前記無金属部分の幅W(金属蒸着層6の面内端縁6a,6bの間隔)は、1.0mm以下、好ましくは0.5mm以下、より好ましくは0.2mm以下である。また、無金属部分の幅Wの下限は、特に限定されず、殆ど零に等しくてもよいが、その幅Wは、好ましくは0.01mm以上である。
無金属部分の長さL(無金属部分の幅方向と直交する方向における長さ)は、特に限定されず、長くても支障はない。例えば、無金属部分の長さLは、3mm以上、好ましくは5mm以上である。
発熱部5(無金属部分)は、図4(a)に示すように、1本の直線状に形成されていてもよいし、或いは、同図(b)に示すように、点線状に形成されていてもよい。また、発熱部5(無金属部分)は、特開2005−119745号公報の[0015]及び図3に開示されている「スリット部の平面形状」に準じた形状に形成されていてもよい。
発熱部5は、金属蒸着層6の面内の中央部に設けられていることが好ましい。マイクロ波処理時に、金属蒸着層6に生じた電流が金属蒸着層6の面内端縁6a,6bに集まって、発熱部5が大きく発熱し得るからである。
上記発熱部5が形成された金属蒸着層6は、例えば、インキ除去法、エッジング法、コールドスタンプ法、ホットスタンプ法などによって積層シート4中に形成することができる。
インキ除去法は、基材層(剛性層7、ガスバリア層81、他層など)の一面の所定範囲に剥離インキを印刷して基材層の上に剥離層を積層し、前記剥離層を含んで基材層の一面全体に、金属を蒸着して金属蒸着膜を形成した後、該金属蒸着膜の表面に衝撃を加えることにより、剥離層を基材層から剥離し、該剥離層の上に積層されている金属蒸着膜の一部分を剥離層と共に除去する方法である。かかるインキ除去法により、基材層に、上記発熱部5(無金属部分)が形成された金属蒸着層6を形成することができる。
具体的には、図5(a)に示すように、基材層Aの表面に、剥離インキを印刷して剥離層Bを形成する。剥離インキの印刷は、従来公知の印刷法で実施できる。剥離インキは、上記金属蒸着層6を設けない範囲に印刷される。例えば、図4に示すような金属蒸着層6を形成したい場合には、図4の薄墨塗りで表した範囲を除いて、剥離インキを基材層Aの表面に印刷すればよい。
次に、図5(b)に示すように、剥離層Bの表面を含む基材層Aの表面全体に、金属蒸着膜Cを蒸着する。その後、この金属蒸着膜Cの表面を水洗又はブラッシングなどして衝撃を加える。すると、剥離層Bが基材層Aから剥離して、剥離層Bに積層されている金属蒸着膜Cが、剥離層Bと共に除去される。
このようにして、図5(c)に示すように、基材層Aの面内の一部分に、発熱部5(無金属部分)が形成された金属蒸着層6を形成することができる。
また、エッジング法は、基材層の表面全体に金属を蒸着させて金属蒸着膜を形成した後、その金属蒸着膜の表面のうち、金属蒸着層6を形成する範囲(金属蒸着膜を残したい範囲)に、耐薬品性のあるコート剤を塗工し、その後、金属蒸着膜の表面を、酸やアルカリなどの薬品処理し、コート剤が塗工された範囲以外を除去する方法である。
コールドスタンプ法は、基材層の表面のうち金属蒸着層6を形成する範囲(金属蒸着膜を残したい範囲)に、接着剤を塗工し、これに離型紙などに設けられた金属蒸着膜を貼り合わせ、接着剤に金属蒸着膜の一部を転写する方法である。ホットスタンプ法は、接着剤として感熱性接着剤を使用する。
上記シート状蓋材3は、容器2のフランジ部23などに接着される。
本発明のシート状蓋材3は、剛性層7が積層されているので、湾曲し難い。従って、シート状蓋材3を多数枚重ねて装着機にセットし、連続的にシート状蓋材3を容器2に接着する機械的製造工程において、シート状蓋材3の接着不良の発生を極めて抑制できる。よって、本発明のシート状蓋材3を用いれば、効率よくマイクロ波処理包装体1を生産できる。
上記マイクロ波処理包装体1は、使用時、マイクロ波処理に供される。マイクロ波が照射されると、金属蒸着層6に電流が生じ、それが金属蒸着層6の面内端縁6a,6bに集まってスパークを生じ、発熱部5が発熱する。この発熱部5の熱が積層シート4の厚み方向に伝わり、発熱部5に対応した積層シート4の一部分が破断する。その結果、シート状蓋材3の厚み方向に貫通する通蒸口が形成され、該通蒸口を通じて、マイクロ波処理包装体1から生じる蒸気を速やかに外部へと排出できる。
なお、本発明のシート状蓋材3は、剛性層7の面内に、発熱部5に対応する剛性層7の一部分を除去した窓部が形成されていてもよい。好ましくは、前記窓部内に低融点樹脂が充填される。
図6に、窓部9の形成された剛性層7が積層された積層シート4(シート状蓋材3)の1つの実施形態を表す。
図6(a)において、5は、発熱部を示し、6は、金属蒸着層を示し、7は、剛性層を示し、81は、ガスバリア層を示し、82は、シーラント層を示し、83は、意匠印刷層を示し、84は、オーバーコート層を示す。ただし、これら各層の積層順序は、図6に示す順序に限定されない。
上記剛性層7の一部分を除去することにより、剛性層7の面内に窓部9が形成されている。この窓部9は、剛性層7の厚み方向に貫通する開口である。該窓部9は、発熱部5の下方(剛性層7が、金属蒸着層6の上方に積層されている場合には、発熱部5の上方)に対応する位置に形成されている。
なお、窓部9においては、剛性層7の上下に積層された上層と下層が接している。例えば、図6(a)に示す例では、窓部9において、金属蒸着層6とガスバリア層81が接している。窓部9において接する前記金属蒸着層6とガスバリア層81(剛性層7の上層と下層)は、接着剤などを介して、接着されていることが好ましい。
窓部9は、シート状蓋材3の周端部(シート状蓋材3の、容器2のフランジ部への接着部分)を除く領域に形成されていることが好ましい。例えば、窓部9は、シート状蓋材3の中央領域に形成される。窓部9をシート状蓋材3の周端部以外に形成することにより、シート状蓋材3の周端部に剛性層7が存在するため、シート状蓋材3が湾曲することを防止できる。
窓部9の平面視形状は、発熱部5(無金属部分)と略同じ、又は、それよりも大きく形成されていればよい。もっとも、発熱部5と略同形に窓部9を形成すると、剛性層7を金属蒸着層6に積層する際、発熱部5と窓部9が上下に一致(対応)するように位置合わせすることが困難である。このため、通常、窓部9は、発熱部5よりも大きな形状に形成される。一方、窓部9が余りに大きいと、相対的に剛性層7が占める割合が小さくなる。これらを考慮すると、窓部9は、所定の直径(例えば、発熱部5の長さに5mm〜30mmほど加算した直径)を有する円形状に形成される。
また、窓部9は、紙からなる剛性層7に形成されていることが好ましい。剛性層7が、紙以外に、二軸延伸シート及び/又は内部に空洞を有する合成樹脂製シートを有する場合には、そのうちの少なくとも紙に上記窓部9が形成されていることが好ましい。紙は、発熱部5の熱で破断し難いからである。
上記窓部9が形成されたシート状蓋材3は、発熱部5の熱が伝わる部分に、熱で破断し難い素材である剛性層7が存在しないので、マイクロ波処理時に、厚み方向に貫通する通蒸口を確実に形成することができる。
また、図6(b)に示すように、剛性層7の窓部9に、低融点樹脂が充填されていてもよい。このように窓部9に低融点樹脂が充填されていることにより、積層シート4の一部分(窓部9に対応した部分)が凹むことを防止できる。また、窓部9に樹脂が充填されておらず、さらに、剛性層7の厚い場合には、発熱部5の熱(スパーク)が、ガスバリア層81などに十分に作用しない虞がある。この点、窓部9に低融点樹脂が充填されていれば、発熱部5の熱(スパーク)によってシート状蓋材3に通蒸口を確実に形成できる。なお、低融点樹脂は、発熱部5の発熱によって溶融するので、通蒸口の形成の妨げとはならない。図6(b)の符号は、図6(a)と同じ用語を指す。
該低融点樹脂とは、170℃以下の温度で軟化する樹脂が含まれる。
低融点樹脂としては、融点が150℃以下のポリエチレン、融点が170℃以下のポリプロピレン、融点が110℃以下のエチレン酢酸ビニル共重合体などを用いることができる。
なお、低融点樹脂の充填は、通常、窓部9が形成された剛性層7に、低融点樹脂を押出し成形して、剛性層7と他の層とを積層すると同時に、窓部9に低融点樹脂を充填する方法で実施される。
図7は、シート状蓋材3を構成する積層シート4の他の実施形態を示す。
図7において、表面側から順に、84は、オーバーコート層を示し、83は、意匠印刷層を示し、6は、発熱部5が形成された金属蒸着層を示し、91は、接着層を示し、7は、剛性層を示し、92は、接着層を示し、85は、他層を示し、93は、接着層を示し、811は、第1のガスバリア層を示し、94は、接着層を示し、812は、第2のガスバリア層を示し、82は、シーラント層を示す。
この形態においては、オーバーコート層84は、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系シートが用いられており、このシートの裏面に意匠印刷を施すことにより、意匠印刷層83が設けられている。また、意匠印刷層83の裏面に、金属蒸着層6がインキ除去法やコールドスタンプ法などによって設けられている。剛性層7は、二軸延伸ポリプロピレンシート又はポリエステル系樹脂を主成分とする合成紙が用いられており、ドライラミネート接着法などの接着層91を介して、金属蒸着層6及び意匠印刷層83の裏面に接着されている。他層85は、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系シートが用いられており、同様の接着層92を介して、剛性層7の裏面に接着されている。第1のガスバリア層811は、ナイロンなどのポリアミド系シートが用いられており、同様の接着層93を介して、他層85の裏面に接着されている。第2のガスバリア層812は、エチレンビニルアルコール共重合体が用いられ、シーラント層82は、低密度ポリエチレンが用いられている。このエチレンビニルアルコール共重合体と低密度ポリエチレンは、共押出しによってシート状に積層され、同様の接着層94を介して第1のガスバリア層811の裏面に接着されている。
図8は、シート状蓋材3を構成する積層シート4の他の実施形態を示す。
図8において、表面側から順に、84は、オーバーコート層を示し、6は、発熱部5が形成された金属蒸着層を示し、83は、意匠印刷層を示し、71は、第1の剛性層を示し、86は、第1の他層を示し、87は、第2の他層を示し、95は、接着層を示し、72は、第2の剛性層を示し、96は、接着層を示し、88は、第3の他層を示し、89は、第4の他層を示し、81は、ガスバリア層を示し、82は、シーラント層を示す。
この形態において、オーバーコート層84は、ニスが用いられている。第1の剛性層71は、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートシートなどの二軸延伸ポリエステル系シート又はポリエステル系樹脂を主成分とする合成紙が用いられており、この表面に意匠印刷を施すことにより、意匠印刷層83が設けられている。また、意匠印刷層83の表面に、金属蒸着層6がインキ除去法やコールドスタンプ法などによって設けられている。第1の他層86は、ポリエチレンが用いられ、第2の他層87は、ポリエチレンテレフタレートシートなどのポリエステル系シートが用いられており、前記ポリエチレンを押出し成形することにより、第2の他層87が上記第1の剛性層71に接着されている。第2の剛性層72は、普通紙(例えば、坪量60〜100g/m)が用いられており、接着層95を介して第2の他層87の裏面に接着されている。第3の他層88は、ポリエチレンテレフタレートシートなどのポリエステル系シートが用いられており、接着層96を介して第2の剛性層72の裏面に接着されている。第4の他層89は、ポリエチレンが用いられている。ガスバリア層81は、エチレンビニルアルコール共重合体が用いられ、シーラント層82は、低密度ポリエチレンが用いられている。このエチレンビニルアルコール共重合体と低密度ポリエチレンは、共押出しによってシート状に積層され、第4の他層89を構成するポリエチレンを押出し成形することによって接着されている。
図9は、シート状蓋材3を構成する積層シート4の他の実施形態を示す。この形態は、剛性層に窓部が形成され、且つその窓部内に低融点樹脂が充填されている。
図9において、表面側から順に、84は、オーバーコート層を示し、6は、発熱部5が形成された金属蒸着層を示し、83は、意匠印刷層を示し、71は、第1の剛性層を示し、86は、第1の他層を示し、87は、第2の他層を示し、95は、接着層を示し、72は、第2の剛性層を示し、96は、接着層を示し、88は、第3の他層を示し、89は、第4の他層を示し、81は、ガスバリア層を示し、82は、シーラント層を示す。
これら各層を構成する材質は、図8と同様のもの(第2の剛性層72が紙である等)が用いられる。
このうち、第2の他層87、第2の剛性層72、第3の他層88、及び第4の他層89には、発熱部5に対応した部分に窓部9が形成されている。
この窓部9内には、低融点樹脂が充填されている。該低融点樹脂は、例えば、ガスバリア層81を構成するエチレンビニルアルコール共重合体が用いられている。ガスバリア層81を形成するとき、溶融したエチレンビニルアルコール共重合体が窓部9内に流れ込み、窓部9の充填とガスバリア層81の成形を同時に行うことができる。
本発明のマイクロ波処理包装体の実施形態を示す平面図。 図1のI−I線断面図。 図1のII−II線で切断した断面図(シート状蓋材の層構成を詳細に示している)。 金属蒸着層の形成範囲を示す参考平面図。ただし、金属蒸着層が形成されている範囲を薄墨塗りで示す。 発熱部を有する金属蒸着層の形成工程を示す参考断面図。 窓部が形成されたシート状蓋材の1つの実施形態を示す断面図(シート状蓋材の層構成を詳細に示している)。 シート状蓋材の他の実施形態を示す断面図(シート状蓋材の層構成を詳細に示している)。 シート状蓋材の他の実施形態を示す断面図(シート状蓋材の層構成を詳細に示している)。 シート状蓋材の他の実施形態を示す断面図(シート状蓋材の層構成を詳細に示している)。
符号の説明
1…マイクロ波処理包装体、2…容器、3…シート状蓋材、4…積層シート、5…発熱部、6…金属蒸着層、6a,6b…金属蒸着層の面内端縁、7…剛性層、81…意匠印刷層、82…シーラント層、83…意匠印刷層、84…オーバーコート層、9…窓部

Claims (5)

  1. 容器の開口部を密封状に塞ぐシート状蓋材であって、
    剛性層と金属蒸着層とを有する積層シートを有し、
    前記剛性層が、二軸延伸シート、内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シート、及び紙からなる群から選ばれる1つを含み、
    前記金属蒸着層の面内の一部分に、金属蒸着層の端縁が対向した発熱部が形成されており、
    前記剛性層の面内には、前記発熱部に対応する剛性層の一部分を除去した窓部が形成され、
    前記剛性層の上下に積層された上層と下層とが前記窓部内において接着されていることを特徴とするマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材。
  2. 前記上層又は下層の何れか一方が、前記金属蒸着層である請求項1に記載のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材。
  3. 容器の開口部を密封状に塞ぐシート状蓋材であって、
    剛性層と金属蒸着層とを有する積層シートを有し、
    前記剛性層が、二軸延伸シート、内部に微細な空洞を有する合成樹脂製シート、及び紙からなる群から選ばれる1つを含み、
    前記金属蒸着層の面内の一部分に、金属蒸着層の端縁が対向した発熱部が形成されており、
    前記剛性層の面内には、前記発熱部に対応する剛性層の一部分を除去した窓部が形成され、
    前記窓部内に低融点樹脂が充填されていることを特徴とするマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材。
  4. 前記窓部の形成された剛性層が、紙である請求項1〜3のいずれかに記載のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材。
  5. 開口部を有する容器と、前記容器に収納された飲食品と、前記容器の開口部を密封状に塞ぐ請求項1〜4のいずれかに記載のシート状蓋材と、を有するマイクロ波処理包装体。
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