JP5159993B1 - 数値制御装置 - Google Patents

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Abstract

加工プログラム(1)を入力として工作機械の動作を制御し、前記工作機械の動作の結果得られたフィードバックデータ(12)を出力する数値制御装置であって、マーク又は特定のプログラム指令の付された加工形状指令を有する加工プログラム(1)の解析を行い、マーキング指示を出力する加工プログラム解析部(2)と、前記マーキング指示に対して、前記加工形状指令に基づく前記工作機械の動作結果を示すフィードバックデータ(12)を得るまでの時間を遅延させる遅延器(9)と、前記フィードバックデータ(12)および遅延されたマーキング指示を検知した場合に、前記フィードバックデータ(12)に対して、前記加工形状指令に付されたマーク又は特定のプログラム指令に対応するマーキングを行って出力するフィードバックデータ出力部(8)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンプからのフィードバックデータを出力する数値制御(Numerical Control:以下NCという)装置に関する。
従来、NC装置は、加工プログラムのプログラム指令データ全体又はパラメータ基準とアンプからの位置フィードバックデータの全体を比較するように構成され、フィードバックデータと各プログラム指令データの形状のみを比較して、時系列のデータとしての比較を行わない(例えば、下記特許文献1参照)。
また、NC装置は、加工プログラム中で特定の指令が発行されるとその時点の機械の位置を記憶するように構成され、加工プログラム中の特定の指令の発行タイミングとその時点のみの機械の位置を対応させて記憶する(例えば、下記特許文献2参照)。
また、NC装置は、加工プログラム中の関心のある部分に特定のマークや指令をつけるように構成され、特定のマークや指令の記述がある部分のデータのみを出力する(例えば、下記特許文献3参照)。
特開2003−316406号公報(第29頁、第30図) 特開平10−133727号公報(第6頁、第1図) 特開昭63−79110号公報(第3頁、第2図)
しかしながら、上記特許文献1の技術によれば、加工プログラム中の各プログラム指令とアンプからの膨大な時系列データとしてのフィードバックデータとの対応が無視されている。そのため、あるプログラム指令に対してどこからどこまでのフィードバックデータが対応しているかがわからず、プログラム指令毎にプログラム指令に従った動作の結果であるフィードバックデータ(軌跡データや形状データ)との位相(タイミング)合わせを正確に、また細部にわたって行うことができない、という問題があった。
また、上記特許文献2の技術によれば、フィードバックデータの解析者やNC装置の外部の装置において各プログラム指令とアンプからのフィードバックデータを対応させる場合に、NC装置の内部処理がわからない。そのため、加工プログラム中のプログラム指令が解析されてからどの程度の遅れがあって、実際に機械が動作し、出力されるフィードバックデータに表れるかが不明であり、手作業や外部の装置によるプログラム指令とフィードバックデータの対応が正確とは限らない、という問題があった。また、作業に手間がかかる、という問題があった。
また、上記特許文献3の技術によれば、マーキングで出力の有無を切り換えると、出力しなかったデータが必要となった場合、そのデータを出力させるようにプログラムを記述し直した上で、再度の出力を実施する手間が発生する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、フィードバックデータに対して加工形状指令との対応を示すマーキングを実行可能な数値制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、加工プログラムを入力として工作機械の動作を制御し、前記工作機械の動作の結果得られたフィードバックデータを出力する数値制御装置であって、マーク又は特定のプログラム指令の付された加工形状指令を有する加工プログラムの解析を行い、マーキング指示を出力する加工プログラム解析部と、前記マーキング指示に対して、前記加工形状指令に基づく前記工作機械の動作結果を示すフィードバックデータを得るまでの時間を遅延させる遅延器と、前記フィードバックデータおよび遅延されたマーキング指示を検知した場合に、前記フィードバックデータに対して、前記加工形状指令に付されたマーク又は特定のプログラム指令に対応するマーキングを行って出力するフィードバックデータ出力部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる数値制御装置は、フィードバックデータに対して加工形状指令との対応を示すマーキングを実行できる、という効果を奏する。
図1は、NC装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、サーボアンプの処理とその実行時間を示す図である。 図3は、実施の形態1に係る加工プログラムの読み込みおよびフィードバックデータへのマーキング処理を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態1に係る加工プログラムの記述例を示す図である。 図5は、サーボアンプにおいて生成される位置・速度・電流の各指令とそれらのフィードバックデータを時系列データの波形として示した図である。 図6は、実施の形態1に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。 図7は、実施の形態1に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。 図8は、実施の形態2に係る加工プログラムの記述例を示す図である。 図9は、実施の形態2に係る加工プログラムの読み込みおよびフィードバックデータへのマーキング処理を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態2に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。 図11は、実施の形態3に係る加工プログラムの記述例を示す図である。 図12は、実施の形態3に係る加工プログラムの読み込みおよびフィードバックデータへのマーキング処理を示すフローチャートである。 図13は、実施の形態3に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。 図14は、実施の形態4に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。 図15は、実施の形態5に係る加工プログラムの読み込みおよびフィードバックデータへのマーキング処理を示すフローチャートである。 図16は、実施の形態5に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。
以下に、本発明にかかる数値制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るNC装置の構成例を示すブロック図である。1は加工プログラム、2は加工プログラム解析部、3は指令位置生成部、4は指令状態記憶部、5は通信処理部、6はサーボアンプ、7はサーボモータ、8はフィードバックデータ出力部、9は遅延器、10はPLC(Programmable Logic Controller)信号出力部、11はパラメータ出力部、12はフィードバックデータ、13は画面表示部を示す。
加工プログラム1は、工作機械の位置決め指令(例えば、G00)および加工形状指令(例えば、G01、G02)を有する。加工プログラム解析部2は、加工プログラム1をブロック毎に解析し、解析の結果抽出した工作機械の移動データを指令位置生成部3に送信し、解析したブロックにマーキングに相当するマーク又は指令があればマーキング指示を指令状態記憶部4へ送信する。指令位置生成部3は、加工プログラム解析部2から受信した移動データに対して補間処理および加減速処理を行い、指令位置を生成して通信処理部5へ送信する。指令状態記憶部4は、加工プログラム解析部2から受信したマーキング指示の有無を記憶し、マーキング指示の記憶情報を遅延器9へ送信する。通信処理部5は、指令位置生成部3から受信した指令位置データをサーボアンプ6へ送信し、サーボアンプ6から受信した加工プログラム指令による機械動作の結果であるフィードバックデータ12を、一定の周期(サンプリング周期)でフィードバックデータ出力部8へ送信する。
サーボアンプ6は、通信処理部5から受信した指令位置情報に従いサーボモータ7を駆動し、サーボモータ7の駆動結果であるフィードバックデータ12を通信処理部5へ送信する。サーボモータ7は、サーボアンプ6から受信した駆動情報を基に回転を行い、実際の駆動結果をサーボアンプ6へ送信する。フィードバックデータ出力部8は、一定のサンプリング周期で通信処理部5からフィードバックデータ12を受信し、そのときの遅延器9からのマーキング指示に従い、受信したフィードバックデータ12にマーキングを行う。また、フィードバックデータ出力部8は、マーキング処理したフィードバックデータ12を画面表示部13や図示しない外部記憶装置へ出力する。遅延器9は、指令状態記憶部4から受信したマーキング指示情報をフィードバックデータ出力部8へ送信する。
このとき、遅延器9は、送信するマーキング指示情報がフィードバックデータ出力部8において受信されるタイミングと、マーキング指示元の加工プログラムのブロックにおける位置決め指令又は加工形状指令に従い機械が動作した結果であるフィードバックデータ12がフィードバックデータ出力部8において受信開始するタイミングが一致するように、マーキング指示情報の送信に遅延をかける。図2は、サーボアンプの処理とその実行時間を示す図である。遅延器9においてかける遅延は、図2に示すように、NC装置からサーボアンプ6に情報を送信する時間T02、位置指令を速度指令に変換する処理時間T03、速度指令を電流指令に変換する処理時間T04、電流指令が生成されてから機械が動作するまでの時間T05、機械が動作してから電流フィードバックが得られるまでの時間T06、機械が動作してから速度フィードバックが得られるまでの時間T07、機械が動作してから位置フィードバックが得られるまでの時間T08、サーボアンプ6からNC装置に情報を送信する時間T09など様々な時間を考慮して決定する。
PLC信号出力部10は、加工プログラム1から読み取った指令内容に応じてPLC信号の出力を変更する。パラメータ出力部11は、加工プログラム1から読み取った指令内容に応じてパラメータの出力を変更する。なお、PLC信号出力部10およびパラメータ出力部11については、いずれか1つを備える構成でもよい。フィードバックデータ12は、プログラム指令と機械の動作結果の比較を行うため外部記憶装置に出力され、作業者が解析を行う。画面表示部13は、プログラム指令やフィードバックデータ12を数字のリストや波形データとして画面表示する。
つづいて、NC装置において、加工プログラム1にフィードバックデータ12へのマーキングを指示するマーク又は指令が記述されている場合の動作を、図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態に係る加工プログラムの読み込みおよびフィードバックデータへのマーキング処理を示すフローチャートである。
まず、加工プログラム解析部2は、加工プログラム1のデータをブロック毎に読み込む(ステップS1)。なお、以後の説明ではマーキングに関する処理のみ説明を行い、同時に行われているプログラム指令から生成される位置情報の処理については従来同様のため、説明を省略する。
加工プログラム解析部2は、加工プログラム1の終端まで読み込みが完了していなければステップS3へ進み(ステップS2:Yes)、加工プログラム1の終端まで読み込みが完了し、実行すべき指令が無くなっていれば処理を終了する(ステップS2:No)。
加工プログラム解析部2は、読み込んだ加工プログラム1のブロックにフィードバックデータ12へのマーキングを促すマーク又はマーキングを促す指令があるか否かチェックし、遅延器9へマーキング指示情報を送信する(ステップS3)。図4は、本実施の形態に係る加工プログラムの記述例を示す図である。図4の加工プログラム1では、マーク「@+数値」(図4では「@1」、「@2」等を示す)によりフィードバックデータ12へのマーキングを促しているが、これに限定するものではない。シーケンス番号やMコード等のプログラム指令を、マーキングを促す指令としてもよい。この場合、後述するフィードバックデータ12へのマーキングについても、シーケンス番号やMコードで読み換える。なお、フィードバックデータ12へのマーキングを促す指令又はマークが無い場合、加工プログラム解析部2は、フィードバックデータ12へマーキングしないという指示情報を遅延器9へ送信する。
つぎに、フィードバックデータ出力部8は、サーボアンプ6から通信処理部5経由でサンプリング周期に従ってフィードバックデータ12を受信する(ステップS4)。
フィードバックデータ出力部8は、遅延器9からマーキング実行を示す指示情報を受信した場合(ステップS5:Yes)、通信処理部5経由で受信したフィードバックデータ12へのマーキングを実行し(ステップS6)、マーキング付きのフィードバックデータ12を出力する(ステップS7)。一方、フィードバックデータ出力部8は、遅延器9からマーキング実行を行わない指示情報を受信した場合(ステップS5:No)、フィードバックデータ12へのマーキングを実行することなく、図示しない外部記憶装置へフィードバックデータ12を出力する(ステップS7)。
フィードバックデータ出力部8は、ステップS1で読み込んだ1ブロックの指令に対する全ての機械動作のフィードバックデータ12の受信が完了したか否か、すなわち、ある指令による機械動作が完了したか否かを確認する(ステップS8)。完了している場合(ステップS8:Yes)、ステップS1に戻って、加工プログラム解析部2は、次の加工プログラム1のブロック(指令)を読み込む。一方、完了していない場合(ステップS8:No)、ステップS4に戻って、フィードバックデータ出力部8は、次のフィードバックデータ12を受信する。ある1ブロックの指令の完了については、様々な指令の完了信号等を監視することで確認することができる。
このように、NC装置では、加工プログラム1中の各ブロックの指令によって機械が動作するときのフィードバックデータ12に、正確なタイミングでマーキングされたフィードバックデータ12を得ることができる。
なお、上記説明では図示しない外部記憶装置へフィードバックデータ12を出力するとしたが、プログラム上の指令やフィードバックデータ12を数字のリストとして画面表示部13に表示する場合、及びプログラム上の指令やフィードバックデータ12から生成される波形を画面表示部13に表示する場合にも、マーキング結果を適用・利用して、プログラムの指令とフィードバックデータ12を時系列データとして比較することが可能である。
図5は、サーボアンプにおいて生成される位置・速度・電流の各指令とそれらのフィードバックデータを時系列データの波形として示した図である。横軸は時間を示し、縦軸は各カテゴリーでの大きさを示す。このように、マーキングに着目することにより、指令によって機械が動作するタイミングが明確化されるので、プログラムによる指令の開始とフィードバックデータ12のマーキング開始のタイミングを合わせることで、それらのデータを時系列データとして正確かつ容易に対応付けて比較することができる。これにより、どの指令による動作がどれほどの時間行われてから指令とフィードバックのズレが生じたか(図5のT1)も把握することができる。また、微小線分の移動指令が短い時間間隔で行われるような場合には、特に、どの指令を行った際に指令と実際の機械の動作にズレが生じたかを特定しやすくなる。
また、図5に示すように、フィードバックデータ12を位置データの他、電流データ・速度データ等をフィードバックデータ12としてもよい。例えば、速度指令と速度フィードバックの間にズレがなく、位置指令と位置フィードバックデータ12の間にズレがあれば、バックラッシュ誤差やピッチ誤差による機械の位置ズレに起因する問題の有無を確認するなど、位置以外のフィードバックデータ12を指令と比較することで、指令とフィードバックデータ12の差異の要因の絞り込みを行うことが可能となる。また、位置指令や位置フィードバックデータが制御系に入ってこない、速度や電流のみで制御を行うようなシステムにも適用することが可能となる。
図6は、本実施の形態に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。「@1」・「@2」等がフィードバックデータ12へ行われたマーキングの結果を示す。この例では、加工プログラム1のマーキング指示が示されたブロックの指令に対応する機械動作の結果であるフィードバックデータ12を受信している間は、指示元の加工プログラム1と同様のマーキングをフィードバックデータ12に行う。
なお、上記説明ではフィードバックデータ12へは加工プログラムと同一のマークを用いてマーキングするようにしたが、加工プログラム1のマークとフィードバックデータ12のマークの対応付けのルールを定めて、加工プログラム1とは別のマークを用いてフィードバックデータ12へマーキングするようにしてもよい。
また、上記説明ではマーキングにより加工プログラム1とフィードバックデータ12の対応付けを行ったが、マークの種別に応じて異なるデータファイルとしてフィードバックデータ12を出力することも可能である。図7は、本実施の形態に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。図4に示す加工プログラム1に対して、図7のように「@1」が付けられるようなフィードバックデータ12のみから成るフィードバックデータ12のデータファイル「F01」、「@2」が付けられるようなフィードバックデータ12のみから成るフィードバックデータ12のデータファイル「F02」、「@3」が付けられるようなフィードバックデータ12のみから成るフィードバックデータ12のデータファイル「F03」などのようにフィードバックデータ12をそれぞれ別々のデータファイルに分けることで、マーキングの代用とすることも可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、NC装置では、フィードバックデータに行われたマーキングに着目することにより、指令によって機械が動作を開始する時点のフィードバックデータを引き当てることでできるので、図5に示すようにプログラムによる指令とフィードバックデータを正確かつ容易に対応付けた上で、比較することができる。また、どの指令による動作がどれほどの時間行われてから指令とフィードバックの差異が発生したかも容易に把握できるので、微小線分の移動指令が短い時間間隔で行われるような場合でも、どの指令を行った際に指令と実際の機械の動作にズレが生じたかを特定しやすくなる。
このように、NC装置では、加工プログラム中の各プログラム指令とアンプからの膨大な時系列データとしてのフィードバックデータの対応を、フィードバックデータへのマーキングにより正確かつ容易に判別できるようにし、フィードバックデータは加工プログラムの指令との紐付けを示すマーキングを行うように構成した。NC装置では、プログラムによる指令軌跡と時系列データとしての機械の動作軌跡を正確かつ容易に対応付け、比較することができ、どの指令による動作がどれほどの時間行われてから加工結果に問題が生じたかも容易に把握でき、指令と加工結果の対応付けを行うためにかけていた時間とその対応付けを誤ったために発生した手戻りによる無駄時間を削減できるため、作業効率が向上するという効果がある。
実施の形態2.
本実施の形態では、出力するフィードバックデータにマーキングを行うかどうかを選択可能とする。実施の形態1と異なる部分について説明する。
NC装置の構成は実施の形態1(図1参照)と同様である。図8は、本実施の形態に係る加工プログラムの記述例を示す図である。加工プログラム1中に、マーキングの開始を示すプログラム指令として「G1000」、マーキングの終了を示すプログラム指令として「G1001」が使用されている。
つづいて、NC装置において、加工プログラム1にフィードバックデータ12へのマーキングを指示するマーク又は指令が記述されている場合の動作を、図9を用いて説明する。図9は、本実施の形態に係る加工プログラムの読み込みおよびフィードバックデータへのマーキング処理を示すフローチャートである。
加工プログラム解析部2は、加工プログラム1の終端まで読み込みが完了していない場合(ステップS2:Yes)、つぎに、マーキング可否を示す「G1000」又は「G1001」を検知したかどうかを確認する(ステップS9)。加工プログラム解析部2は、「G1000」又は「G1001」を検知した場合(ステップS9:Yes)、パラメータ又はPLC信号の状態を変更する(ステップS10)。例えば、PLC信号の場合、加工プログラム解析部2は、「G1000」を検知した場合はPLC信号出力部10においてPLC信号をONにし、「G1001」を検知した場合はPLC信号出力部10においてPLC信号をOFFにする。なお、PLC信号は、パラメータ出力部11からのパラメータで代用することも可能である。そして、加工プログラム解析部2は、「G1000」又は「G1001」を検知しなかった場合(ステップS9:No)、または、パラメータ又はPLC信号の状態を変更すると(ステップS10)、ステップS3へ進む。
そして、フィードバックデータ出力部8は、フィードバックデータ12を受信すると(ステップS4)、マーキングを示すパラメータ又はPLC信号の状態がONかどうかを確認する(ステップS11)。フィードバックデータ出力部8は、ONの場合(ステップS11:Yes)、ステップS5へ進む。以降の処理は実施の形態1と同様である。一方、フィードバックデータ出力部8は、OFFの場合(ステップS11:No)、フィードバックデータ12へのマーキングを実行することなく、外部記憶装置へフィードバックデータ12を出力する(ステップS7)。以降の処理は実施の形態1と同様である。なお、PLC信号は、パラメータ出力部11からのパラメータで代用することも可能である。
図10は、図8の加工プログラム1に従ってマーキングが行われた、本実施の形態に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。マーキングを促すマーク(@+数値)が付けられた指令の中でも、特に「G1000」と「G1001」に囲まれた範囲の指令のフィードバックデータ12にのみマーキングが行われている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、NC装置では、フィードバックデータにマーキングさせるかどうかをプログラム指令、およびパラメータ又はPLC信号を用いて外部で選択することができる。これにより、実施の形態1の効果に加えて、マーキング機能を有しない従来のNC装置から出力されるフィードバックデータしか利用できない機構または解析装置があった場合にも、パラメータやPLC信号を変更することで、プログラムへのマーキング等を削除する手間をかけること無く、従来のNC装置と同様にマーキングの無いフィードバックデータを得ることも可能である。また、加工プログラム中のマーキングの実行範囲を容易に変更することが可能である。
このように、NC装置では、フィードバックデータにマーキングさせるかどうかを選択することができるので、マーキングを必要とする場合と必要としない場合の2つの要求があったとしても、本実施の形態に係るNC装置1つで対応することが可能である。さらに、加工プログラム中のマーキング情報を変更せずに、フィードバックデータへのマーキング方法を変更させることができる。すなわち、NC装置では、フィードバックデータにマーキングさせるかどうかは外部から選択することができるので、マーキングが行われている加工プログラムとマーキングが行われていない加工プログラムの両方、あるいは従来のNC装置とフィードバックデータにマーキングを行うNC装置の両方を用意せずとも、マーキングの無い従来のフィードバックデータとマーキングの有るフィードバックデータが方式の切換により得られる。そのため、従来のフィードバックデータしか使用できない機構または解析装置に対するNC装置として置き換えが可能であるという効果がある。また、加工プログラム中のマーキングを促すマークやマーキングを促す指令を変更せずに、容易にマーキングを実行する範囲を変更することができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、フィードバックデータを出力するかどうかを選択可能とする。実施の形態1と異なる部分について説明する。
NC装置の構成は実施の形態1(図1参照)と同様である。図11は、本実施の形態に係る加工プログラムの記述例を示す図である。加工プログラム1中に、フィードバックデータ12の出力を開始するプログラム指令として「G2000」、フィードバックデータ12の出力を終了するプログラム指令として「G2001」が使用されている。
つづいて、NC装置において、加工プログラム1にフィードバックデータ12へのマーキングを指示するマーク又は指令が記述されている場合の動作を、図12を用いて説明する。図12は、本実施の形態に係る加工プログラムの読み込みおよびフィードバックデータへのマーキング処理を示すフローチャートである。
加工プログラム解析部2は、加工プログラム1の終端まで読み込みが完了していない場合(ステップS2:Yes)、つぎに、フィードバックデータ12の出力の可否を示す「G2000」又は「G2001」を検知したかどうかを確認する(ステップS12)。加工プログラム解析部2は、「G2000」又は「G2001」を検知した場合(ステップS12:Yes)、パラメータ又はPLC信号の状態を変更する(ステップS13)。例えば、PLC信号の場合、加工プログラム解析部2は、「G2000」を検知した場合はPLC信号出力部10においてPLC信号をONにし、「G2001」を検知した場合はPLC信号出力部10においてPLC信号をOFFにする。なお、PLC信号は、パラメータ出力部11からのパラメータで代用することも可能である。そして、加工プログラム解析部2は、「G2000」又は「G2001」を検知しなかった場合(ステップS12:No)、または、パラメータ又はPLC信号の状態を変更すると(ステップS13)、ステップS3へ進む。
そして、フィードバックデータ出力部8は、フィードバックデータ12を受信すると(ステップS4)、フィードバックデータ12の出力を示すパラメータ又はPLC信号の状態がONかどうかを確認する(ステップS14)。フィードバックデータ出力部8は、ONの場合(ステップS14:Yes)、ステップS5へ進む。以降の処理は実施の形態1と同様である。一方、フィードバックデータ出力部8は、OFFの場合(ステップS14:No)、フィードバックデータ12を出力することなく、ステップS8へ進む。以降の処理は実施の形態1と同様である。なお、PLC信号は、パラメータ出力部11からのパラメータで代用することも可能である。
図13は、図11の加工プログラムに従ってマーキングが行われた、本実施の形態に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。マーキングを促すマーク(@+数値)が付けられた指令の中でも、特に「G2000」と「G2001」に囲まれた範囲の指令のフィードバックデータ12にのみ出力が行われている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、マーキング付きフィードバックデータを出力するか否かを加工プログラム中の指令、および外部からのパラメータ又はPLC信号の操作により調整できる。これにより、加工プログラム中の解析対象の指令の前後のフィードバックデータのみをマーキングされた状態で出力として得ることができる。
このように、NC装置では、マーキング付きフィードバックデータを出力するタイミングをマーキングとは別に調整できるため、解析対象のフィードバックデータが膨大になることを抑え、解析にかかる手間とデータ蓄積に必要なメモリコストを低減できる効果がある。すなわち、NC装置では、マーキングされたフィードバックデータは解析の対象となるプログラム指令の前後のフィードバックデータにしぼって取り出せるため、フィードバックデータの蓄積に必要なNC装置の内部又は外部の記憶装置のメモリコストを抑えることができ、同時に解析対象となるデータサイズも抑えられるので、解析にかける作業も高効率に行えるという効果がある。
実施の形態4.
本実施の形態では、マーキング指示付きの1ブロックのプログラム指令に対し、最初のフィードバックデータにのみマーキングを行う。実施の形態1と異なる部分について説明する。
NC装置の構成は実施の形態1(図1参照)と同様である。また、使用する加工プログラム2の記述例(図4参照)およびNC装置での処理を示すフローチャート(図3参照)も実施の形態1と同様である。
ここでは、図3において、加工プログラム解析部2は、読み込んだ加工プログラム1のブロックにフィードバックデータ12へのマーキングを促すマーク又はマーキングを促す指令があるか否かチェックし、ワンショットで(一度のみ)遅延器9へマーキング指示情報を送信する(ステップS3)。そして、フィードバックデータ出力部8は、遅延器9からマーキング実行を示す指示情報をワンショットで(一度のみ)受信する(ステップS5:Yes)。そのため、読み込んだ加工プログラム1の1ブロックに対して複数のフィードバックデータ12が対応する場合、実施の形態1と異なり、最初の動作結果を示すフィードバックデータ12にのみ、マーキングが実行される。
図14は、本実施の形態に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。このように、実施の形態1(図6参照)と比較すると、同一ブロックに対応する複数のフィードバックデータ12のうち、最初のフィードバックデータ12にのみマーキングが実行されることがわかる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、プログラム指令による動作結果の受信が開始する時点のフィードバックデータのみがマーキングされるため、マーキングされたデータからのフィードバックデータを取り出すことで、加工プログラムによる指令軌跡とフィードバックデータとの位相(タイミング)合わせが容易に行える。
このように、NC装置では、プログラム指令による動作結果の受信が開始する時点のフィードバックデータのみが強調されるため、プログラム指令の開始や終了のタイミングに着目した解析を容易に行える効果がある。すなわち、NC装置では、加工プログラムの指令軌跡の開始とマーキングされたフィードバックデータを揃えると、指令軌跡とフィードバックデータの位相が一致するので、フィードバックデータの解析の際にそのような位相合わせにかけていた作業を省略し、作業効率が向上するという効果がある。
実施の形態5.
本実施の形態では、加工プログラム中の特定の指令に対応するフィードバックデータの開始および終了時点にマーキングを行う。実施の形態2と異なる部分について説明する。
NC装置の構成は実施の形態1(図1参照)と同様である。本実施の形態に係る加工プログラム2の記述例は、実施の形態1における図4の形式において、マーキングがされたブロックであって特定の指令、例えば、切削加工の指令を対象とする。
つづいて、NC装置において、加工プログラム1にフィードバックデータ12へのマーキングを指示するマーク又は指令が記述されている場合の動作を、図15を用いて説明する。図15は、本実施の形態に係る加工プログラムの読み込みおよびフィードバックデータへのマーキング処理を示すフローチャートである。
加工プログラム解析部2は、ステップS3において、マーキングがされたブロックであって特定の加工形状指令、例えば、切削加工の指令の場合のみ、フィードバックデータ12へマーキングするという指示情報を遅延器9へ送信する。
つぎに、フィードバックデータ出力部8は、遅延器9からマーキング実行を示す指示情報を受信した場合(ステップS5:Yes)、受信終了時マーキングフラグがONかどうかを確認する(ステップS15)。OFFの場合(ステップS15:No)、フィードバックデータ出力部8は、フィードバックデータ12へのマーキングを実行し(ステップS6)、受信終了時マーキングフラグをONにして(ステップS16)、フィードバックデータ12を出力する(ステップS7)。フィードバックデータ出力部8は、ステップS1で読み込んだ1ブロックの指令に対する全ての機械動作のフィードバックデータの受信が完了していない場合(ステップS8:No)、ステップS4に戻って、次のフィードバックデータを受信する。
つぎに、フィードバックデータ出力部8は、遅延器9からマーキング実行を示す指示情報を受信した場合(ステップS5:Yes)、受信終了時マーキングフラグがONかどうかを確認する(ステップS15)。ONの場合(ステップS15:Yes)、フィードバックデータ出力部8は、フィードバックデータ12へのマーキングを実行することなく、フィードバックデータ12を出力する(ステップS7)。フィードバックデータ出力部8は、ステップS1で読み込んだ1ブロックの指令に対する全ての機械動作のフィードバックデータ12の受信が完了していない場合(ステップS8:No)、ステップS4に戻って、次のフィードバックデータ12を受信する。フィードバックデータ出力部8は、上記動作を繰り返し実行する。
フィードバックデータ出力部8は、遅延器9からマーキング実行を示す指示情報を受信した場合(ステップS5:Yes)、受信終了時マーキングフラグがONかどうかを確認する(ステップS15)。ONの場合(ステップS15:Yes)、フィードバックデータ出力部8は、フィードバックデータ12へのマーキングを実行することなく、フィードバックデータ12を出力する(ステップS7)。フィードバックデータ出力部8は、ステップS1で読み込んだ1ブロックの指令に対する全ての機械動作のフィードバックデータ12の受信が完了した場合(ステップS8:Yes)、受信終了時マーキングフラグがONのため(ステップS17:Yes)、フィードバックデータ12へマーキングを実行し、受信終了時マーキングフラグをOFFにする(ステップS18)。そして、ステップS1に戻って、加工プログラム解析部2は、次の加工プログラム1のブロック(指令)を読み込む。
なお、受信終了時マーキングフラグが継続してOFF状態のとき、フィードバックデータ出力部8は、ステップS1で読み込んだ1ブロックの指令に対する全ての機械動作のフィードバックデータ12の受信が完了した場合(ステップS8:Yes)、受信終了時マーキングフラグがOFFのため(ステップS17:No)、そのまま、ステップS1に戻って、つぎに、加工プログラム解析部2は、次の加工プログラム1のブロック(指令)を読み込む。
図16は、本実施の形態に係るNC装置が出力するフィードバックデータの出力例を示す図である。1ブロックの指令に対するフィードバックデータ12の受信開始時点と終了時点にマーキングされている。実施の形態4(図14参照)のフィードバックデータ12と比較すると、本実施の形態では、図16に示すように、フィードバックデータ12の切削指令(例えば、G01)に対応するフィードバックデータ12にのみマーキングが行われ、指令の開始時点の他に完了時点でもう一度マーキングが行われる点が異なる。
なお、切削指令およびマーキングのあるブロックを検知した場合に、フィードバックデータ12へマーキングを行う方法について説明したが、例えば、マーキングが無くとも切削指令のブロックを検知した場合に、フィードバックデータ12へ対応がわかるようなマーキングを行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、特定の指令、例えば、加工の形状に関わる切削指令の開始と終了時点のフィードバックデータへのみマーキングを実行する。これにより、マークに挟まれたフィードバックデータを集めることで、フィードバックデータから実際の加工形状を、容易に取り出すことが可能である。
このように、NC装置では、加工の形状に関わる切削指令の開始と終了時のフィードバックデータへのマーキングを行わせることができるので、マークに挟まれたフィードバックデータを集めるのみで、実際の加工形状として手間をかけずに解析できる効果がある。すなわち、NC装置では、切削指令の開始と終了に当たるフィードバックデータにマーキングが行われるので、マークに挟まれたフィードバックデータを抽出し、実際の加工形状として解析に利用できるので、フィードバックデータから加工形状を抽出するためにかけていた作業が容易となり、作業効率が向上するという効果がある。
1 加工プログラム
2 加工プログラム解析部
3 指令位置生成部
4 指令状態記憶部
5 通信処理部
6 サーボアンプ
7 サーボモータ
8 フィードバックデータ出力部
9 遅延器
10 PLC信号出力部
11 パラメータ出力部
12 フィードバックデータ
13 画面表示部

Claims (5)

  1. 加工プログラムを入力として工作機械の動作を制御し、前記工作機械の動作の結果得られたフィードバックデータを出力する数値制御装置であって、
    マーク又は特定のプログラム指令の付された加工形状指令を有する加工プログラムの解析を行い、マーキング指示を出力する加工プログラム解析部と、
    前記マーキング指示に対して、前記加工形状指令に基づく前記工作機械の動作結果を示すフィードバックデータを得るまでの時間を遅延させる遅延器と、
    前記フィードバックデータおよび遅延されたマーキング指示を検知した場合に、前記フィードバックデータに対して、前記加工形状指令に付されたマーク又は特定のプログラム指令に対応するマーキングを行って出力するフィードバックデータ出力部と、
    を備えることを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記フィードバックデータ出力部は、前記マーキングの開始および終了を指示するプログラム指令に従って、前記フィードバックデータに対してマーキングを行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記フィードバックデータ出力部は、前記フィードバックデータ出力の開始および終了を指示するプログラム指令に従って、前記フィードバックデータを出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  4. 前記フィードバックデータ出力部は、前記加工形状指令に対応する複数のフィードバックデータのうち、最初のフィードバックデータにマーキングを行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  5. 前記フィードバックデータ出力部は、特定の加工形状指令に対応する複数のフィードバックデータのうち、前記特定の加工形状指令の開始および終了に対応するフィードバックデータにマーキングを行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
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