JP5159864B2 - 電力量計及び電力量計データ送信方法 - Google Patents

電力量計及び電力量計データ送信方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力使用やデータ提供を契約した会社のサーバに計測データを送信する電力量計及びその方法に関する。
現在、高圧以上の顧客に関しては、電力会社との電力使用契約が自由化されており、契約先会社(すなわち、電力を使用し、料金を支払う先の電力会社)の変更が任意に可能になっている。これに続いて、今後は、低圧の顧客も含めた全面的な自由化へのニーズが高まっていくことが予想される。
特開2002−107389号公報
ところで、高圧以上の顧客宅に設置された電力量計を変更する際に、旧電力量計の撤去から新電力量計の設置までの間は、当該顧客宅が停電になるという問題がある。実際に高圧の電力量計を変更するには、高電圧や大電流を測定可能な値に低下させる電力需給計器用変成器(VCT:Voltage Current Transformer)を含めて交換する必要があり、工事が大掛りになり、停電時間が長くなる。
なお、特許文献1には、現在の需要家の電力使用状況に最も適した方法を選択する手助けとなる各種の電力料金計算方法が開示されているが、需要家が電力使用契約を交わす電力会社を変更するものではない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、需要家が契約する電力会社の変更、及び、需要家の使用電力量等データの提供を容易に行うことにある。
上記課題を解決するために、本発明は、電力を使用する需要家に設置され、当該需要家に関する計測データを、当該需要家と契約した会社のサーバに送信する電力量計であって、前記計測データと、契約に基づく送信先サーバの識別情報を含む契約会社データとを記憶する手段と、定期的に、前記計測データを、前記送信先サーバの識別情報で識別される前記サーバに送信する手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、契約に基づいて、需要家の電力量計による計測データを、提供すべき電力会社やデータ活用会社のサーバに容易に送信することができる。
また、本発明の上記電力量計において、前記契約会社データは、前記契約に基づく前記送信先サーバに送信すべき前記計測データの種類をさらに含み、定期的に、前記計測データから前記種類の示すデータを抽出し、当該データを前記送信先サーバの識別情報で識別される前記サーバに送信する手段をさらに備えることとしてもよい。
需要家が電力会社と電力使用契約を行い、データ活用会社とデータ提供契約を行う際には、需要家が会社に提供すべき計測データの種類を決める。この構成によれば、電力量計は、契約会社データとして提供先会社のサーバ及び計測データの種類を記憶する。これによれば、電力量計に契約会社データを設定することにより、契約に基づいて需要家が提供すべき計測データを電力会社やデータ活用会社のサーバに送信することができる。
また、本発明の上記電力量計において、新たな契約に基づく前記契約会社データと、当該新たな契約への切換時点とを含む契約変更データを取得し、記憶する手段と、前記契約変更データを参照し、前記切換時点になった時に、前記記憶した契約会社データを、前記契約変更データに含まれる契約会社データに更新する手段と、をさらに備えることとしてもよい。
需要家が電力会社と電力使用契約を行い、データ活用会社とデータ提供契約を行う際には、需要家が会社に提供すべき計測データの提供開始時点(契約切換時点)を決める。この構成によれば、電力量計は、契約変更データとして提供先会社のサーバや計測データの種類、提供開始時点を記憶し、その時点が来たときに、契約会社データの送信先サーバや計測データの種類を更新することにより、旧契約から新契約の実施に切り換える。これによれば、電力量計に契約変更データを設定することにより、契約に基づいて需要家が計測データを提供すべき電力会社やデータ活用会社を容易に変更することができる。なお、契約切換時点を「即時」に設定することにより、任意のタイミングで契約を変更することができる。
また、本発明の上記電力量計において、前記契約変更データを取得し、記憶する手段は、同時期に前記切換時点の異なる複数の前記契約変更データを記憶することとしてもよい。
この構成によれば、契約切換時点の異なる複数の契約変更データを記憶することにより、同時期に複数の電力会社やデータ活用会社と予約契約を行い、実際に実施する契約を切換時点に従って変更する。これによれば、例えば、曜日及び時刻を契約切換時点として設定し、1週間の契約実施スケジュールを作成することにより、電力を使用する時間帯に応じて電力料金が安い電力会社に切り換えることができる。また、所定期間ごとにデータ活用会社を切り換えることにより、電力使用に関する分析やコンサルティングの内容を比較、検討して、データ提供に値する会社を見極めることができる。
また、本発明の上記電力量計において、前記契約会社データを更新する前、又は、前記計測データを前記サーバに送信する前に、前記サーバから前記契約会社データを受信し、前記受信した契約会社データと、その時に記憶している契約会社データとが一致するか否かを判定する手段と、判定した結果、一致しなければ、その旨を示すデータを前記サーバに送信する手段と、をさらに備えることとしてもよい。
この構成によれば、電力量計に記憶されている契約会社データが、実際に契約した会社の保持する契約会社データと一致するか否かを判定し、一致しなければ、その旨を当該会社のサーバに通知し、契約会社データの更新や計測データの送信をしない。これによれば、なりすまし等により不正な契約会社データが電力量計に設定されたとしても、不正を検出することができるので、契約していない会社への計測データの流出を防止することができる。
なお、本発明は、電力量計データ送信方法を含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、需要家が契約する電力会社の変更、及び、需要家の使用電力量等データの提供を容易に行うことができる。
使用電力量等データ送受信システム1の構成を示す図である。 電力会社サーバ3のハードウェア構成を示す図である。 データ活用会社サーバ4のハードウェア構成を示す図である。 スマートメータ5のハードウェア構成を示す図である。 カード6のハードウェア構成を示す図である。 スマートメータ5の記憶部56に記憶されるデータの構成を示す図であり、(a)は送信基礎データ56Aの構成を示し、(b)は契約変更データ56Bの構成を示し、(c)はデータ提供変更データ56Cの構成を示し、(d)は使用電力量等データ56Dの構成を示す。 カード6の記憶部63に記憶されるデータの構成を示す図であり、(a)は契約変更データ63Aの構成を示し、(b)はデータ提供変更データ63Bの構成を示す。 スマートメータ5の処理を示すフローチャートである。 スマートメータ5の外観例を示す図であり、(a)はスマートメータ5の外観例1を示し、(b)はスマートメータ5の外観例2を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を説明する。本発明の実施の形態に係る電力量計は、各契約先会社に対して共通のハードウェアとし、契約先会社を変更する際に、取り替えられることなく、計測した使用電力量等のデータを送信すべきサーバの識別情報を記憶し、更新する。電力量計は、計量器コード及び契約電力会社コードの付いた使用電力量等のデータを通信回線網に送信し、通信回線網内で契約電力会社コードに該当する電力会社のサーバへ当該データを振り分ける。また、電力量計は、各契約内容を記録したカードを挿入可能とし、挿入されているカードの契約内容に従って使用電力量等のデータを送信する。顧客は、電力量計に挿入するカードを差し替えることにより、契約変更手続きができるようになる。
以上によれば、頻繁に、かつ、容易に契約電力会社の変更をしたいという顧客のニーズに応えることができる。これによれば、顧客にとって有利な料金メニューや各種サービスを選択することが可能になる。なお、各電力会社の電力線はつながっているので、需要家宅の負荷は、最寄の電力線に連系しているとしても、その時点の電力使用契約に基づく電力会社の変電所から給電を受けていると見なすことができる。
≪第1の実施の形態≫
<システムの構成と概要>
図1は、使用電力量等データ送受信システム(以下、「データ送受信システム」という)1の構成を示す図である。データ送受信システム1は、ネットワーク2を介して、電力会社サーバ3及びデータ活用会社サーバ4と、スマートメータ5とが相互に通信可能に構成される。
ネットワーク2は、インターネットやLAN(Local Area Network)等により実現され、データに含まれる、サーバ3、4に固有の会社コードやスマートメータ5に固有の計量器コードをネットワークアドレスに変換し、そのネットワークアドレスに従って、例えば、使用電力量等のデータを送信先のノードに振り分ける。なお、ネットワーク2は、各契約電力会社により構築されたものでもよく、その場合の例としては、スマートメータ5からデータを無線送信し、需要家宅の近傍に設置された各電力会社の受信アンテナがデータを受信する形態が考えられる。
電力会社サーバ3は、電力会社に設置されるサーバ用コンピュータであり、電力使用の契約をしている需要家宅のスマートメータ5からネットワーク2経由でデータを受信し、そのデータに基づいて電力に関する料金計算や需給調整を行う。
データ活用会社サーバ4は、データ活用会社に設置されるサーバ用コンピュータであり、データ提供の契約をしている需要家のスマートメータ5からネットワーク2経由でデータを受信し、そのデータに基づいて電力使用に関する分析やコンサルティングに関するデータ作成を行う。
スマートメータ5は、需要家宅ごとに設置され、演算・制御機能と、通信モジュールとを内蔵した次世代の電子式電力メータであり、計測した電力量等のデータをネットワーク2経由でサーバ3、4に送信し、一方、サーバ3、4から送信されたデータをネットワーク2経由で受信する。また、電力会社との契約データやデータ活用会社への提供データを記憶したカード6が挿入可能になっていて、それらのデータをカード6から取り込み、記憶する。
図1によれば、例えば、需要家5aは、電力会社3aと電力使用の契約を行い、データ活用会社4a、4bにデータ提供を行う。このとき、スマートメータ5Aは、ネットワーク2を介して、電力会社サーバ3A、データ活用会社サーバ4A及び4Bにデータを送信することになる。
図2は、電力会社サーバ3のハードウェア構成を示す図である。電力会社サーバ3は、通信部31、表示部32、入力部33、処理部34及び記憶部35を備え、各部がバス36を介してデータを送受信可能なように構成される。通信部31は、ネットワーク2を介してスマートメータ5とIP(Internet Protocol)通信等を行う部分であり、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。表示部32は、処理部34からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。入力部33は、オペレータがデータ(例えば、計量器コードを示すデータ)を入力する部分であり、例えば、キーボードやマウス等によって実現される。処理部34は、所定のメモリを介して各部間のデータの受け渡しを行うととともに、電力会社サーバ3全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部35は、処理部34からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性記憶装置によって実現される。
図3は、データ活用会社サーバ4のハードウェア構成を示す図である。データ活用会社サーバ4は、通信部41、表示部42、入力部43、処理部44及び記憶部45を備え、各部がバス46を介してデータを送受信可能なように構成される。通信部41は、ネットワーク2を介してスマートメータ5とIP通信等を行う部分であり、例えば、NIC等によって実現される。表示部42は、処理部44からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等によって実現される。入力部43は、オペレータがデータ(例えば、計量器コードを示すデータ)を入力する部分であり、例えば、キーボードやマウス等によって実現される。処理部44は、所定のメモリを介して各部間のデータの受け渡しを行うととともに、データ活用会社サーバ4全体の制御を行うものであり、CPUが所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部45は、処理部44からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、HDDやSSD等の不揮発性記憶装置によって実現される。
図4は、スマートメータ5のハードウェア構成を示す図である。スマートメータ5は、通信部51、表示部52、計測部53、読取部54、処理部55、記憶部56及び遮断部57を備え、各部がバス58を介してデータを送受信可能なように構成される。通信部51は、ネットワーク2を介してサーバ3、4とIP通信等を行う部分であり、例えば、NIC等によって実現される。表示部52は、処理部55からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等によって実現される。計測部53は、需要家宅の使用電力量等を計測する部分であり、例えば、電力量計等によって実現される。読取部54は、スマートメータ5に挿入され、又は、所定の箇所に接触したカード6の記憶データを読み取る部分であり、例えば、非接触型ICカードのリーダ等によって実現される。処理部55は、所定のメモリを介して各部間のデータの受け渡しを行うととともに、スマートメータ5全体の制御を行うものであり、CPUが所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部56は、処理部55からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、HDDやSSD等の不揮発性記憶装置によって実現される。遮断部57は、電力線から需要家宅への給電を実施又は停止する機器であり、CB(Circuit Breakers)等の遮断器によって実現される。
図5は、カード6のハードウェア構成を示す図である。カード6は、通信部61、処理部62及び記憶部63を備え、各部がバス64を介してデータを送受信可能なように構成される。通信部61は、スマートメータ5とデータ通信を行う部分であり、例えば、非接触型ICカードのインタフェース等によって実現される。処理部62は、所定のメモリを介して各部間のデータの受け渡しを行うととともに、カード6全体の制御を行うものであり、CPUが所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部63は、処理部62からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、HDDやSSD等の不揮発性記憶装置によって実現される。
<データの構成>
図6は、スマートメータ5の記憶部56に記憶されるデータの構成を示す図である。図6(a)は、送信基礎データ56Aの構成を示す。送信基礎データ56Aは、スマートメータ5からサーバ3、4へ送信される使用電力量等データ56Dの基になるデータであり、計量器コード56A1、契約会社データ56A2、データ提供会社データ56A3、時刻情報56A4、電力56A5及び電力量56A6を含む。計量器コード56A1は、スマートメータ5に固有のコードである。契約会社データ56A2は、当該スマートメータ5の設置されている需要家宅が電力使用契約をしている電力会社に関するデータであり、詳細には、データの送信先となる会社コード、及び、事前の契約により送信すべきデータ名(例えば、時刻情報と電力量)を示すデータ種類である。データ種類には、データ名だけでなく、電力会社との電力使用契約の停止や廃止を連絡する旨を示すデータが設定されることもある。データ提供会社データ56A3は、当該スマートメータ5の設置されている需要家宅がデータを提供しているデータ活用会社に関するデータであり、詳細には、データの送信先となる会社コード、及び、事前の契約により送信すべきデータ名(例えば、時刻情報と電力量)を示すデータ種類である。なお、契約会社データ56A2及びデータ提供会社データ56A3には、計測データの計測間隔や送信間隔が設定されていてもよい。
時刻情報56A4は、電力56A5及び電力量56A6を計測した時刻や時間帯である。電力56A5は、所定の時刻における当該需要家宅の使用電力である。電力量56A6は、所定の時間帯における当該需要家宅の使用電力量である。なお、時刻情報56A4、電力56A5及び電力量56A6は、計測部53により定期的に(例えば、1時間ごとに)計測され、所定期間(例えば、1日間)分のデータが記憶部56に蓄積される。
図6(b)は、契約変更データ56Bの構成を示す。契約変更データ56Bは、電力使用契約を実施する電力会社を所定の日時に変更するために設定されるデータであり、使用契約切換日時56B1及び新契約会社データ56B2を含む、1以上のレコードからなる。使用契約切換日時56B1は、電力使用契約を旧契約から新契約に切り換える日時が設定される。新契約会社データ56B2は、電力使用契約を変更した後の新たな契約会社データであり、その記憶内容は、契約会社データ56A2と同様である。
図6(c)は、データ提供変更データ56Cの構成を示す。データ提供変更データ56Cは、データ提供先のデータ活用会社を所定の日時に変更するために設定されるデータであり、データ提供切換日時56C1及び新データ提供会社データ56C2を含む、1以上のレコードからなる。データ提供切換日時56C1は、旧データ提供から新データ提供に切り換える日時が設定される。新データ提供会社データ56C2は、データ提供変更後の新たなデータ提供会社データであり、その記憶内容は、データ提供会社データ56A3と同様である。
図6(d)は、使用電力量等データ56Dの構成を示す。使用電力量等データ56Dは、送信基礎データ56Aを基にして作成され、サーバ3、4へ送信されるデータであり、会社コード56D1、計量器コード56D2、時刻情報56D3、電力56D4及び電力量56D5を含む。会社コード56D1は、データの送信先及び契約先会社を特定する、サーバ3、4に固有のコードであり、送信基礎データ56Aのうち、契約会社データ56A2又はデータ提供会社データ56A3の会社コードが設定される。計量器コード56D2は、データの送信元及び需要家宅を特定する、スマートメータ5に固有のコードであり、送信基礎データ56Aの計量器コード56A1が設定される。時刻情報56D3、電力56D4及び電力量56D5は、サーバ3、4に送信すべき計測データであり、送信基礎データ56Aのうち、契約会社データ56A2又はデータ提供会社データ56A3のデータ種類に対応する計測データが設定される。図6(d)の例では、契約で決められたデータ種類が「時刻情報、電力、電力量」なので、時刻情報56D3、電力56D4及び電力量56D5が設定されているが、契約によっては、時刻情報56D3、電力56D4及び電力量56D5のすべてが設定されるとは限らないし、他のデータが設定されることもある。
図7は、カード6の記憶部63に記憶されるデータの構成を示す図である。図7(a)は、契約変更データ63Aの構成を示す。契約変更データ63Aは、スマートメータ5の契約変更データ56Bと同様である。図7(b)は、データ提供変更データ63Bの構成を示す。データ提供変更データ63Bは、スマートメータ5のデータ提供変更データ56Cと同様である。
<システムの処理>
図8は、スマートメータ5の処理を示すフローチャートである。本処理は、スマートメータ5において、主として処理部55が、読取部54により新たな契約データを取り込み、記憶部15のデータを参照、更新しながら、使用電力量等の計測及びサーバ3、4への送信を行うものである。
需要家は、新しい電力会社と、いつから(何月何日の何時から)その電力会社の電力を使用するかについて事前に契約し、新しい契約内容及びその実施開始日時のデータをスマートメータ5に登録するためのカード6を受領する。そして、そのカード6を、需要家宅に設置されたスマートメータ5に挿入し、又は、接触させる。
まず、スマートメータ5は、新たにカード6が挿入されたか、又は、接触したか否かを判定する(S801)。新たなカード6の挿入又は接触があった場合には(S801のYES)、読取部54によりカード6から契約変更データ63A又はデータ提供変更データ63Bを読み取り、契約変更データ56B又はデータ提供変更データ56Cとして記憶部56に記憶する(S802)。新たなカード6の挿入又は接触がなかった場合には(S801のNO)、S802の処理をスキップする。なお、需要家は、カード6をカード挿入口に挿入したときには、データが読み取られた後に、カード6をカード挿入口から抜き取るものとする。
このとき、契約変更データ56B又はデータ提供変更データ56Cを新たに記憶したことにより、契約の切換日時が確定したことになるので、それに伴う契約停止日時を現時点で契約実施中の電力会社サーバ3やデータ活用会社サーバ4に通知するようにしてもよい。これによれば、旧契約の電力会社は、契約停止の予定日時が分かるので、今後の需給予測に反映することができる。また、旧契約のデータ活用会社は、データ提供停止の予定日時が分かるので、今後の業務計画に反映することができる。
次に、スマートメータ5は、記憶部56の契約変更データ56B及びデータ提供変更データ56Cを参照し、処理部55の時計機能により使用契約切換日時56B1又はデータ提供切換日時56C1になったか否かを判定する(S803)。使用契約切換日時56B1が来ていれば(S803のYES)、新契約会社データ56B2により送信基礎データ56Aの契約会社データ56A2を更新する(S804)。データ提供切換日時56C1が来ていれば(S803のYES)、新データ提供会社データ56C2により送信基礎データ56Aのデータ提供会社データ56A3を更新する(S804)。使用契約切換日時56B1及びデータ提供切換日時56C1のいずれにもなっていなければ(S803のNO)、S804の処理をスキップする。なお、カード6をカード挿入口に挿入したままにしておいて、そのカード6の使用契約切換日時56B1又はデータ提供切換日時56C1をチェックするようにしてもよい。
続いて、スマートメータ5は、例えば、記憶部56の契約会社データ56A2及びデータ提供会社データ56A3を参照し、処理部55の時計機能により使用電力量等データ56Dを定期的に送信すべき時刻になったか否かを判定する(S805)。定期的な送信時刻が来ていれば(S805のYES)、記憶部56の送信基礎データ56Aから使用電力量等データ56Dを作成し、電力会社サーバ3又はデータ活用会社サーバ4に送信する(S806)。定期的な送信時刻が来ていなければ(S805のNO)、S806の処理をスキップする。
このとき、新規に契約した電力会社に設置された電力会社サーバ3は、スマートメータ5から送られて来る使用電力量等データにより、使用電力量等を管理し、電力料金の計算や請求を行う。
さらに、スマートメータ5は、例えば、記憶部56の契約会社データ56A2及びデータ提供会社データ56A3を参照し、処理部55の時計機能により計測データを定期的に計測すべき時刻になったか否かを判定する(S807)。定期的な計測時刻が来ていれば(S807のYES)、計測部53から計測データを取得し、送信基礎データ56Aの時刻情報56A4、電力56A5及び電力量56A6として記憶部56に設定する(S808)。定期的な計測時刻が来ていなければ(S807のNO)、S808の処理をスキップする。その後、S801の判定に戻る。
なお、需要家が以前の契約電力会社との契約を廃止するには、事前に契約廃止日時について電力会社と契約し、そのデータをカード6に設定して、スマートメータ5に登録しておく。このとき、契約変更データ56Bのうち、新契約会社データ56B2の会社コードに契約廃止の電力会社のコードを設定し、データ種類に「契約廃止」を設定する。
また、同じ電力会社で料金メニューを変更するには、電力会社サーバ3内の契約内容管理システムを変更してもよいし、上記の「契約廃止」と同様に、カード6によって設定情報を変更し、契約会社データ56A2のデータ種類や使用電力量等データ56Dの中に契約メニューデータを持たせてもよい。
≪第2の実施の形態≫
第1の実施の形態では、カード6に記憶された契約変更データ63Aに応じて計画的に契約を切り換える方法を説明したが、任意のタイミングで需要家が契約を切り換える方法が考えられる。その方法について説明する。
図9は、スマートメータ5の外観例を示す図である。図9(a)は、スマートメータ5の外観例1を示す。スマートメータ5には、標準機能としてカード挿入口及びカード選択ボタンが設けられ、オプション機能として日時表示部及び日時設定ボタンが設けられる。カード挿入口は、複数設けられ、図9(a)の例では3枚のカード6を同時に挿入可能である。カード選択ボタンは、どのカード6に従って契約を実施するかを選択するためのボタンであり、契約実施中に該当するカード選択ボタンは点灯する。日時表示部は、カード6の契約内容に切り換えるタイミングである切換日時を表示するが、切換日時が設定されていない場合には、無効を示す灰色又は黒色の表示を行う。日時設定ボタンは、当該切換日時を任意に設定するためのボタンである。
外観例1では、3枚のカード6を同時にカード挿入口に挿入できるので、需要家は、3枚以内のカード6を挿入し、任意のタイミングでカード選択ボタンを押して、その時点で適用するカード6を選択することにより、即時に契約電力会社を切り換えることができる。このとき、カード6の使用契約切替日時63A1及びデータ提供切換日時63B1には、切換予定の日時ではなく、「即時切換」を示すコードが設定される。
スマートメータ5は、図8のS801のタイミングにおいて、カード選択ボタンが押されたことを検出すると(S801のYES)、押されたカード選択ボタンのカード挿入口に挿入されたカード6から変更データを読み取り、例えば、契約変更データ56Bとして記憶部56に記憶する(S802)。次に、契約変更データ56Bを参照し、使用契約切換日時56B1が「即時切換」になっているので(S803のYES)、すぐに新契約会社データ56B2により契約会社データ56A2を更新する(S804)。これによれば、需要家は、任意のタイミングで契約を切り換えることができる。
一方、需要家は、3枚以内のカード6をカード挿入口に挿入した後、カード選択ボタンを押さずに、日時表示部及び日時設定ボタンを用いて、各カード6の契約内容に切り換える日時を設定する。これによれば、例えば、曜日や時刻等に応じて使用電力の条件がよい電力会社に自動で切り換わるように、スケジュールの設定が可能になる。
スマートメータ5は、図8のS801のタイミングにおいて、日時設定ボタンが押されたことを検出すると(S801のYES)、押された日時設定ボタンのカード挿入口に挿入されたカード6から、例えば、契約変更データ63Aの新契約会社データ63A2を読み取り、記憶部56に契約変更データ56Bの新契約会社データ56B2として記憶部56に記憶し、日時表示部に表示された日時を使用契約切換日時56B1として記憶部56に記憶する(S802)。
図9(b)は、スマートメータ5の外観例2を示す。スマートメータ5には、1つのカード挿入口と、タッチパネルとして3つの会社表示部及び会社選択ボタンとが設けられる。カード挿入口は、1つだけなので、カード6は一度に1枚しか挿入できない。会社表示部は、3つあるので、3つの会社まで表示することができる。会社選択ボタンには、「選択」、「決定」及び「取消」が設けられる。「選択」を1回押すごとに、・・・会社C1→会社C2→会社C3→会社C1・・・のように、太枠や色等により強調表示される会社名が遷移し、その時点で選択されている会社名が明示される。「決定」を押すと、その時点で選択されている会社の契約を実施することが決定される。「取消」を押すと、「選択」による強調表示の遷移が取り消され、当初の会社名が強調表示される。
スマートメータ5は、図8のS801のタイミングで、1枚のカード6がカード挿入口に挿入される都度(S801のYES)、カード6から、例えば、契約変更データ63Aを読み取り、記憶部56に契約変更データ56Bとして記憶部56に記憶する(S802)。これにより、複数の契約変更データ56Bが記憶され、会社表示部に複数の会社名が表示される。次に、会社選択ボタンにより会社名が選択されたときに、当該契約変更データ56Bの使用契約切換日時56B1を参照すると、「即時切換」になっているので(S803のYES)、すぐに新契約会社データ56B2により契約会社データ56A2を更新する(S804)。これによれば、需要家は、任意のタイミングで契約を切り換えることができる。なお、タッチパネルになっているので、多数の契約変更データ56Bが記憶されたとしても、会社名が識別可能である限り、「選択」可能に表示することができる。
なお、契約変更データ56Bの新契約会社データ56B2のうち、データ種類として電力料金メニューやそのコードを設定することにより、同じ電力会社であっても、随時料金メニューを切り換えるようにしてもよい。そのとき、例えば、図9(b)のタッチパネルにおいて、会社名の代わりに料金メニューの名前を表示し、料金メニューを任意に選択できるようにしてもよい。
≪第3の実施の形態≫
第1及び第2の実施の形態においては、カード6を用いてスマートメータ5本体を操作することにより、契約変更データ56Bやデータ提供変更データ56Cを設定するように説明したが、遠方にあるサーバ3、4又は需要家の端末からネットワーク2(通信回線)を通じて設定することが考えられる。このとき、需要家と、電力会社又はデータ活用会社とが予約契約の手続きを行った後、契約に基づくデータをサーバ3、4又は需要家の端末からスマートメータ5に送信する。
例えば、以下のような手順が考えられる。
(1)需要家の端末は、契約変更画面を表示し、需要家の操作により電力使用契約をB電力会社に切り換えたい旨を示すデータを取得し、B電力会社のサーバ3に送信する。
(2)B電力会社のサーバ3は、需要家の端末から契約切換を示すデータを受信し、当該需要家のスマートメータ5に今後B電力会社のサーバ3に計測データを送るように指示してよいかという確認のメッセージを需要家の端末に送信する。
(3)需要家の端末は、B電力会社のサーバ3から確認のメッセージを受信し、表示する。需要家の操作によりOKの旨を取得すると、その旨を示すデータをB電力会社のサーバ3に送信する。
(4)B電力会社のサーバ3は、需要家の端末からOKを示すデータを受信すると、計量器コードと、今後B電力会社のサーバ3に計測データを送る指示とを含むデータを当該需要家のスマートメータ5に送信する。
(5)スマートメータ5は、B電力会社のサーバ3から上記指示のデータを受信し、契約変更データ56Bを記憶部56に設定する。
≪第4の実施の形態≫
データ送受信システム1において、スマートメータ5に登録されたデータが勝手に変更されないように対策すること(なりすまし対策)が考えられる。1つの方法として、まず、スマートメータ5において、実施する契約を切り換えるタイミング(図8のS804)又は使用電力量等データを送信するタイミング(図8のS806)の前に、契約先会社のサーバ3、4は、契約確認データ(新契約会社データや新データ提供会社データと同じ内容)及び使用電力量等データ送信指示信号をスマートメータ5に送信する。
スマートメータ5は、サーバ3、4から契約確認データ及び使用電力量等データ送信指示信号を受信し、その契約確認データと、記憶部56の会社データ(会社コード及びデータ種類)とが一致するか否かを確認する。一致していれば、実施する契約を切り換え、又は、使用電力量等データをサーバ3、4に送信する。
一致していなければ、スマートメータ5は、実施する契約を切り換えず、又は、使用電力量等データをサーバ3、4に送信しないようにする。そして、セキュリティエラーが発生した旨を示すデータをサーバ3、4に返信し、需要家の携帯電話等に発信する。さらに、会社コードが電力会社であれば、遮断部57により電力線を遮断し、不正な電力使用を防止する。
なお、新契約の電力会社に切り換わるまでは、前の電力会社の電力を使用可能としてもよい。また、新築の需要家宅、又は、賃貸マンションやアパート等で新たな入居者が電力を使い始めるときには、事前には電力線が遮断されており、契約確認データと、会社データとが一致した際に、初めて遮断部57が閉じることにより、電力が使用可能になる。
上記実施の形態では、図1に示すデータ送受信システム1内の各装置を機能させるために、処理部(CPU)で実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係るデータ送受信システム1が実現されるものとする。この場合、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、需要家のスマートメータ5が電力使用契約の実施によりデータを送信すべき電力会社サーバ3、及び、データ提供契約の実施によりデータを送信すべきデータ活用会社サーバ4を容易に切り換えることができる。
詳細には、図8のS801及びS802(第1の実施の形態)に示すようにカード6の挿入や接触により、第2の実施の形態に示すようにカード6や契約会社データの切換により、又は、第3の実施の形態に示すように契約変更画面の操作により、スマートメータ5の新たに適用すべき契約変更データ56B及びデータ提供変更データ56Cを切り換えることができる。
次に、図8のS803及びS804に示すように、予め設定された使用契約切換日時56B1又はデータ提供切換日時56C1になった時に、契約会社データ56A2又はデータ提供会社データ56A3を更新する。そして、図8のS805及びS806に示すように、更新した送信基礎データ56Aから、定期的に使用電力量等データ56Dを作成し、指定されたサーバ3、4に送信する。これによれば、契約変更データ56B及びデータ提供変更データ56Cに従って送信基礎データ56Aを変更することにより、新たな契約を実施することができる。
以上によれば、簡易な手続きにより任意に契約先の会社を変更したいという需要家の要望に応えることができる。また、今後、スマートメータ5が普及し、スマートメータ5による使用電力量等のデータが電力会社以外にも提供されるようになった場合に、その1つの形態を提示することができ、今後の制度設計に貢献することができる。例えば、使用電力量等のデータを公開することになると、使用電力量等データを一度集約し、必要箇所に配信する第三者機関の設置が想定されるが、そのような第三者機関のシステムに対しても、スマートメータ5がデータ送信先を記憶し、変更可能とする等により対応することができる。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)上記実施の形態では、カード6をスマートメータ5に挿入し、又は、接触させることにより、カード6の契約変更データ63A等をスマートメータ5の記憶部56に記憶するように説明したが、カードに限定することなく、データを記憶し、読み出せる媒体であればよく、例えば、非接触通信方式の携帯電話でもよいし、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを備えた記録媒体でもよい。
(2)上記実施の形態では、ネットワーク2を経由してサーバ3、4と、スマートメータ5との間でデータ送受信を行うように説明したが、データを受信し、サーバ3、4やスマートメータ5に固有のコードをネットワークアドレスに変換し、そのネットワークアドレスに従ってデータを送信する機能を備えたコンピュータ(PCやサーバ等)をサーバ3、4やスマートメータ5に接続するようにしてもよい。
1 使用電力量等データ送受信システム
2 ネットワーク
3 電力会社サーバ(サーバ)
4 データ活用会社サーバ(サーバ)
5 スマートメータ(電力量計)
55 処理部
56 記憶部
56A 送信基礎データ
56A1 計量器コード
56A2 契約会社データ(送信先サーバの識別情報、計測データの種類)
56A3 データ提供会社データ(契約会社データ、送信先サーバの識別情報、計測データの種類)
56A4 時刻情報(計測データ)
56A5 電力(計測データ)
56A6 電力量(計測データ)
56B 契約変更データ
56C データ提供変更データ(契約変更データ)
56D 使用電力量等データ(データ)
6 カード

Claims (10)

  1. 電力を使用する需要家に設置され、当該需要家に関する計測データを、当該需要家と契約した会社のサーバに送信する電力量計であって、
    前記計測データと、契約に基づく送信先サーバの識別情報を含む契約会社データとを記憶する手段と、
    定期的に、前記計測データを、前記送信先サーバの識別情報で識別される前記サーバに送信する手段と、
    を備えることを特徴とする電力量計。
  2. 請求項1に記載の電力量計であって、
    前記契約会社データは、前記契約に基づく前記送信先サーバに送信すべき前記計測データの種類をさらに含み、
    定期的に、前記計測データから前記種類の示すデータを抽出し、当該データを前記送信先サーバの識別情報で識別される前記サーバに送信する手段
    をさらに備えることを特徴とする電力量計。
  3. 請求項1又は2に記載の電力量計であって、
    新たな契約に基づく前記契約会社データと、当該新たな契約への切換時点とを含む契約変更データを取得し、記憶する手段と、
    前記契約変更データを参照し、前記切換時点になった時に、前記記憶した契約会社データを、前記契約変更データに含まれる契約会社データに更新する手段と、
    をさらに備えることを特徴とする電力量計。
  4. 請求項3に記載の電力量計であって、
    前記契約変更データを取得し、記憶する手段は、同時期に前記切換時点の異なる複数の前記契約変更データを記憶する
    ことを特徴とする電力量計。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電力量計であって、
    前記契約会社データを更新する前、又は、前記計測データを前記サーバに送信する前において、
    前記サーバから前記契約会社データを受信し、前記受信した契約会社データと、その時に記憶している契約会社データとが一致するか否かを判定する手段と、
    判定した結果、一致しなければ、その旨を示すデータを前記サーバに送信する手段と、
    をさらに備えることを特徴とする電力量計。
  6. 電力を使用する需要家に設置される電力量計に内蔵されたコンピュータが、前記需要家に関する計測データを、当該需要家と契約した会社のサーバに送信する方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記計測データと、契約に基づく送信先サーバの識別情報を含む契約会社データとを記憶するステップと、
    定期的に、前記計測データを、前記送信先サーバの識別情報で識別される前記サーバに送信するステップと、
    を実行することを特徴とする電力量計データ送信方法。
  7. 請求項6に記載の電力量計データ送信方法であって、
    前記契約会社データは、前記契約に基づく前記送信先サーバに送信すべき前記計測データの種類をさらに含み、
    前記コンピュータは、
    定期的に、前記計測データから前記種類の示すデータを抽出し、当該データを前記送信先サーバの識別情報で識別される前記サーバに送信するステップ
    をさらに実行することを特徴とする電力量計データ送信方法。
  8. 請求項6又は7に記載の電力量計データ送信方法であって、
    前記コンピュータは、
    新たな契約に基づく前記契約会社データと、当該新たな契約への切換時点とを含む契約変更データを取得し、記憶するステップと、
    前記契約変更データを参照し、前記切換時点になった時に、前記記憶した契約会社データを、前記契約変更データに含まれる契約会社データに更新するステップと、
    をさらに実行することを特徴とする電力量計データ送信方法。
  9. 請求項8に記載の電力量計データ送信方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記契約変更データを取得し、記憶するステップにおいて、同時期に前記切換時点の異なる複数の前記契約変更データを記憶する
    ことを特徴とする電力量計データ送信方法。
  10. 請求項6ないし請求項9のいずれか一項に記載の電力量計データ送信方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記契約会社データを更新する前、又は、前記計測データを前記サーバに送信する前において、
    前記サーバから前記契約会社データを受信し、前記受信した契約会社データと、その時に記憶している契約会社データとが一致するか否かを判定するステップと、
    判定した結果、一致しなければ、その旨を示すデータを前記サーバに送信するステップと、
    をさらに実行することを特徴とする電力量計データ送信方法。
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