JP5355047B2 - 力率改善促進システム - Google Patents

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Description

本発明は、力率改善用の進相コンデンサの設備を有する電力利用者に対して、力率の値が設定値を超えた場合に力率を改善することができるよう進相コンデンサの開放を促すようにした力率改善促進システムに関する。
従来、商用電源の力率を改善する方策として、母線に開閉器を介して1又は2以上の力率改善用の進相コンデンサを接続するようなことが行なわれている。このような設備では、電力負荷の大小に応じて開閉器を開閉して進相コンデンサを投入/開放する。つまり、高負荷時には開閉器を閉じて進相コンデンサを動作させ、力率を例えば85%以上に保つ。これに対して、軽負荷時に進相コンデンサを動作させると、有効電力に対して無効電力の比率が高くなって力率が100%を超えてしまうことがあるため、開閉器を開放して進相コンデンサを開放する。これらの場合、進相コンデンサが2以上設置されている場合には、負荷状態に応じて進相コンデンサを段階的に投入/開放する。これにより、力率が例えば85〜100%の範囲に保たれる。そして、力率制御のための進相コンデンサの投入/開放を人手による手動ではなく、自動で行なうようにすることも従来から考えられている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1には、負荷側母線の無効電力の値を求め、無効電力の値に応じて複数個設けた力率改善用の進相コンデンサを選択的に自動で投入/開放し、自動で力率制御を行なうようにした発明が記載されている。
特許文献2には、力率改善用の進相コンデンサの自動での投入/開放制御と発電機による力率改善とを併用し、自動で力率制御を行なうようにした発明が記載されている。
なお、力率制御の自動制御とは無関係であるが、特許文献3には、電力量計に無線発信機を内蔵し、予め決められた日時に電力量計の指示数を自動で無線発信するようにした発明が記載されている。
特開平08−336234号公報 特開2000−175362公報 特開平11−304842号公報
特許文献1、2に記載されているような力率の自動制御を行なおうとすると、どうしても進相コンデンサの開閉器を自動開閉制御するための自動力率調整装置が必要となり、電力利用者に設備投資費用や設置場所確保の負担を与えてしまうことになる。とりわけ、特許文献2に記載された発明では、自動力率調整装置に加えて発電機の設置も必要であるため、利用者に対する負担が益々増大する。
これに対して、力率改善用の進相コンデンサの開閉器を手動で開閉する設備では、例えば夜間等の軽負荷時に無効電力の値が高くなり、力率が100%を超えてしまうことがある。この場合、開閉器を手動操作して進相コンデンサを開放するような電力利用者は稀であり、力率が100%を超えた状態が長時間続くことになる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、電力利用者に設備投資費用や機器設置場所確保の負担を与えることなく、力率の値が過剰になることを抑制し、電力運用の適正化を図ることを目的とする。
本発明の力率改善促進システムは、力率改善用の進相コンデンサの設備を有する電力利用者側に設置され、有効電力と無効電力とを計測して計測した有効電力と無効電力との値の比率から力率を算出する機能を有する電力量計と、前記電力量計が算出した力率の値を前記電力利用者のユーザIDと共に電力提供者側の第1のコンピュータに送信出力するデータ通信装置と、を備え、前記第1のコンピュータのプロセッサが、(1)受信した力率の値をユーザID毎に記憶装置に記録させておき、設定時間毎に、前記記憶装置に記憶させたユーザID毎の力率の値規定の回数設定値を越えているかどうかを判定し、(2)受信した力率の値が規定の回数設定値を越えていると判定した場合、対応する前記ユーザIDによって特定される電子メール機能を有する前記電力利用者側の第2のコンピュータに向けて、力率の改善を示唆する情報を含む電子メールを送信出力する。
別の面から見た本発明の力率改善促進システムは、力率改善用の進相コンデンサの設備を有する電力利用者側に設置され、有効電力と無効電力とを計測する機能を有する電力量計と、前記電力量計が計測した有効電力と無効電力との値を前記電力利用者のユーザIDと共に電力提供者側の第1のコンピュータに送信出力するデータ通信装置と、を備え、前記第1のコンピュータのプロセッサが、(1)受信した有効電力と無効電力との値をユーザID毎に記憶装置に記録させておき、設定時間毎に、前記記憶装置に記憶させた有効電力と無効電力との値の比率からユーザID毎の力率を算出し、算出した力率の値が規定の回数設定値を越えているかどうかを判定し、()算出した力率の値が規定の回数設定値を越えていると判定した場合、対応する前記ユーザIDによって特定される電子メール機能を有する前記電力利用者側の第2のコンピュータに向けて、力率の改善を示唆する情報を含む電子メールを送信出力する。
本発明によれば、電力利用者側に設置されている電力量計が計測した有効電力と無効電力との比率から力率を求め、求めた力率が設定値(例えば、100%)を越えている場合には、電力利用者に対して電子メールにて力率の改善を示唆する情報を提供することができ、したがって、電力利用者に設備投資費用や機器設置場所確保の負担を与えることなく、力率の値が過剰になることを抑制し、電力運用の適正化を図ることができる。
本発明の力率改善促進システムの実施の形態を図1ないし図9に基づいて説明する。
(システムにおける処理スキーム概観)
図1は、本実施の形態の力率改善促進システムにおける処理スキームを概観するための模式図である。本実施の形態の力率改善促進システムでは、契約者である電力利用者Aの側に、開閉器101(図3参照)によって投入/開放可能な1又は2以上の力率改善用の進相コンデンサ102(図3参照)が設置されていることを前提としている。
概略、本システムは、電力利用者Aの側に設置されている電力量計103(図3参照)で母線104(図3参照)の有効電力の値と無効電力の値とを計測する。そして、電力利用者Aの側に設置されているデータ通信装置(本実施の形態では、図3に示されているデータ通信部105)を用いて、計測した有効電力と無効電力との値を電力事業者である電力提供者Bに送信する。あるいは、電力量計103が有効電力と無効電力との値の比率から力率を算出し、その値を電力提供者Bに送信する。
電力提供者Bは、有効電力と無効電力との値を受信した場合にはそれらの比率から力率の値を算出し、力率の値そのものを受信した場合にはその値を用いて、力率改善幅を計算する。力率改善幅は、力率の値が設定値、例えば100%を越えている場合、その越えている値である。電力提供者Bは、力率が改善された場合に割引が可能な料金を計算し、力率改善1%当りの割引金額を求める。そして、電力提供者Bは、力率改善幅を求めると、力率改善が必要な電力利用者Aに向けて、電子メールの新規文書を自動作成して自動送信する。電子メールの新規文書には、
・力率値
・力率改善をすることで割引が適用になる旨の通知(改善による割引適用の通知)
・力率改善1%当りの割引金額
を自動記載する。改善による割引適用の通知には、力率の値が設定値(たとえば100%)を超えた年月日及び時間帯が明記される。
以上の処理が、本システムで自動的に実行される処理内容である。以後、本システムを利用して、次に示す処理操作が主に手動でなされる。
まず、電力利用者Aは、電力提供者Bから力率改善についての電子メールを受信すると、改善による割引適用の通知から、開閉器101(図3参照)によって開放すべき1又は2以上の力率改善用の進相コンデンサ102(図3参照)の有無を判断する。そして、その判断に基づき、開閉器101を手動操作して1又は2以上の進相コンデンサ102を開放する。
図2は、力率と力率改善用の進相コンデンサ102の投入/開放状態との関係を例示し、(a)は夜間から早朝にかけて1台の進相コンデンサ102のみが開放されて場合の力率の値を、(b)は夜間から早朝にかけて2台の進相コンデンサ102が開放されている場合の力率の値を、それぞれ示すタイミングチャートである。図2に電力使用状況を例示する電力利用者Aの場合、午前9時から午後6時までの時間帯で電力使用量が多く、午後6時からは電力使用量が減少し、午後9時頃から午前9時頃までの時間帯では電力使用量が激減する。そこで、この電力利用者Aは、三台あるうちの二つの進相コンデンサ102(図3参照)を常時投入し、電力使用量が増大する午前9時から午後9時までの時間帯では、もう一つの進相コンデンサ102も投入し、午前9時から午後9時までの時間帯での力率を85%〜100%の間に保っている(図2(a)参照)。ところが、午後9時頃から午前9時頃までの時間帯では、力率が100%を超えている。そこで、この場合、電力利用者Aは、電力提供者Bから、午後9時頃から午前9時頃までの時間帯において、力率改善をすることによって割引適用になることを電子メールで知らされる。
図2(b)には、午前0時から午前9時までの時間帯、電力利用者Aが三台目の進相コンデンサ102を開放した場合の力率の値を示している。この場合、三台目の進相コンデンサ102が投入されたままであったならば100%を超えていたことであろう力率の値が100%以内に抑制され、領域aの分だけ力率が改善する。
電力利用者Aは、電力提供者Bから受信した電子メールに応じて進相コンデンサ102(図3参照)を開放したならば、手動操作で電子メールを電力提供者Bに返信し、力率改善操作をしたことを通知する。
電力提供者Bは、電力利用者Aからの力率改善操作の電子メールを受信すると、その電力利用者Aの電力量計103で計測された有効電力と無効電力との値に基づいて求められた力率の値を参照し、力率が改善されたかどうかを確認する。確認の結果、改善されたならば、電力利用者Aに向けて、電子メールの新規文書を手動で作成して送信する。この場合の電子メールの新規文書には、
・力率値
・力率改善を確認した旨の通知
・適用する割引金額
を記載する。
電力利用者Aは、電力提供者Bから送信されてきた確認の電子メールを受信し、割引料金が適用されることを確認する。
(システムの基本構成)
図3は、本実施の形態の力率改善促進システムの全体構成を示すブロック図である。
契約者である電力利用者Aの側には、前述したように、開閉器101を介して投入/開放可能な1又は2以上の力率改善用の進相コンデンサ102が設置されており、これらの開閉器101及び進相コンデンサ102は電力線の母線104に接続されている。また、電力利用者Aに電力を供給する電力線の母線104には、前述した電力量計103も接続されている。電力量計103は、母線104の有効電力の値と無効電力の値とを計測し、これらの値を制御部106に取り込む。制御部106は、一例として、情報処理をシーケンシャルに実行可能な集積回路によって構成されており、取り込んだ母線104の有効電力と無効電力との値をデータ通信部105に無線送信させる。データ通信部105は、公衆回線網301に接続された中継器302まで電波を飛ばすことができるように構成された無線通信装置である。
別の実施の形態として、制御部106は、電力量計103が計測した母線104の有効電力と無効電力との値の比率から力率の値を算出し、この力率の値をデータ通信部105に無線送信させる構成であっても良い。
電力利用者Aの側には、更に、母線104によって電力供給される負荷107として、第2のコンピュータ108が設けられている。この第2のコンピュータ108は、電子メールの送受信及び閲覧を可能とする電子メールソフト108aをインストールするパーソナルコンピュータである。このような第2のコンピュータ108は、公衆回線網301に接続され、そのプロセッサ(図示せず)が電子メールソフト108aに記述されたプログラムコードに従い、外部機器との間での電子メールの送受信を可能とする。
電力事業者である電力提供者Bは、公衆回線網301を介して外部機器とデータ通信可能なデータ通信コンピュータ201と、第1のコンピュータ211と、第3のコンピュータ221と、大容量記憶装置231とを構内ネットワーク241で接続している。
第1のコンピュータ211は、電子メールの送受信及び閲覧を可能とする電子メールソフト211aと力率改善促進用ソフト211bとをインストールするコンピュータである。第1のコンピュータ211のプロセッサ(図示せず)は、電子メールソフト211aに記述されたプログラムコードに従い、外部機器との間での電子メールの送受信を可能とする。また、第1のコンピュータ211のプロセッサ(図示せず)は、力率改善促進用ソフト211bに記述されたプログラムコードに従い、個々の電力利用者Aに対して力率改善のための操作(開閉器101の開放)を促す処理を実行する。
第3のコンピュータ221は、電力使用量管理用ソフト221aをインストールするコンピュータである。第3のコンピュータ221のプロセッサ(図示せず)は、電力使用量管理用ソフト221aに記述されたプログラムコードに従い、個々の電力利用者Aの電力使用量等を管理する処理を実行する。
大容量記憶装置231は、契約者データベース232を格納する。契約者データベース232は、基礎情報データベース233、検針データベース234、及び力率データベース235を含んでいる。これらの基礎情報データベース233、検針データベース234、及び力率データベース235については、図4に示す。
図4は、契約者データベース232を構成するデータとして、(a)は基礎情報データベース233、(b)は検針データベース234、(c)は力率データベース235のデータ内容をそれぞれ示す模式図である。
図4(a)に示すように、基礎情報データベース233には、個々の電力利用者Aを特定するユーザIDに対応付けて、その電力利用者Aの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、契約内容等のレコードが記録されている。したがって、基礎情報データベース233を参照することで、ユーザIDから対応する電力利用者Aの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、契約内容等のレコードを得ることができる。
図4(b)に示すように、検針データベース234には、個々の電力利用者Aを特定するユーザID毎に、その電力利用者Aの検針日、検針値、電力使用量、電力使用料金等のレコードの履歴が記録されている。したがって、検針データベース234を参照することで、ユーザIDから対応する電力利用者Aの検針日、検針値、電力使用量、電力使用料金等のレコードを得ることができる。
ここで、検針データベース234に記録されている検針日及び検針値のデータは、個々の電力利用者Aの元を検針員が訪問し、電力量計103が指し示す電気使用量を検針ターミナル251に入力することによって得た値である(図3参照)。検針データベース234に記録されている電力使用量は、検針日で特定される前回の検針値と今回の検針値との差に基づいて、第3のコンピュータ221のプロセッサ(図示せず)が算出した値である。第3のコンピュータ221のプロセッサは、こうして算出した電力使用量に基づいて、基礎情報データベース233に記録されている対応する電力利用者Aの契約内容から電力使用料金を算出し、これを検針データベース234の電力使用料金の欄に記録する。
図4(c)に示すように、力率データベース235には、個々の電力利用者Aを特定するユーザID毎に、その電力利用者Aの力率に関するデータがそのデータ取得日時及びステータスと共に記録されている。電力利用者の力率に関するデータは、力率の値そのものであったり(図5参照)、力率の値を算出する基礎となる有効電力と無効電力との値であったりする(図6参照)。前述したように、本実施の形態では、電力利用者Aの側に設置されている電力量計103が、母線104の有効電力の値と無効電力の値とを計測してそれらの有効電力及び無効電力の値、あるいはそれらの比率から求められる力率の値を電力提供者Bに送信する。電力提供者Bの側に設置されている第1のコンピュータ211は、そのような有効電力及び無効電力の値、あるいは力率の値を「力率に関するデータ」として力率データベース235に記録する。そして、第1のコンピュータ211は、受信した有効電力及び無効電力の値から算出される力率の値、あるいは受信した力率の値が設定値、例えば100%を越えているかどうかを判定し、超えていればその旨のステータスを力率データベース235に記録する。
(力率改善促進処理の内容)
図5は、力率改善促進処理の一例を示す模式図である。電力利用者Aの側に設置されている電力量計103の制御部106は、一例として、電力量計103が計測した母線104の有効電力の値と無効電力の値との比率から力率の値を算出する。そして、これを電力提供者Bに向けて送信する。この際、図5に示すように、電力量計103の制御部106は、「TOC、送信先アドレス、ユーザID、力率値、EOD」からなる送信伝文を作成し、これをデータ通信部105に無線送信させる。送信先アドレスは、電力提供者Bの側に設置されている第1のコンピュータ211のアドレスである。これにより、データ通信部105が無線送信した送信伝文は、中継器302に受信され、公衆回線網301を経由して電力提供者Bのデータ通信コンピュータ201に送信され、第1のコンピュータ211に受信される。
電力量計103から送信された力率の値を含む送信伝文を受信した第1のコンピュータ211は、その送信伝文に含まれているユーザIDに対応させて、大容量記憶装置231に格納されている契約者データベース232の力率データベース235(図4(c)参照)に、受信した力率の値を「力率に関するデータ」として記録する。こうして、力率データベース235に、個々の電力利用者Aの力率の値が経時的に蓄積されてゆく。
第1のコンピュータ211は、設定時間、例えば1時間毎に力率データベース235を検索し、個々の電力利用者Aについて、その直近の力率の値が100%を越えていないかどうかについての分析処理を実行する(ステップS101)。この際、直近の力率の値は、力率データベース235に「日時」として記録されている日時データを参照することで、容易に判別可能である。そして、第1のコンピュータ211は、該当があれば、つまり、直近の力率の値が100%を越えていれば、該当する電力利用者Aに向けて電子メールで通知する(ステップS102)。これらのステップS101及びステップS102の処理の詳細については、図7のフローチャートに基づいて後述する。
第1のコンピュータ211は、このようなリアルタイムでの電子メール通知処理とは別に、個々の電力利用者Aについて、その1ヶ月間の力率の値を分析する(ステップS201)。つまり、1ヶ月間の力率の値のうちで100%を越えている力率の有無を判定する。そして、そのような100%を越える力率の値を見出したならば、その日時データを第3のコンピュータ221に送信し(ステップS202)、電力利用者Aに対して毎月提供する電力使用のお知らせに力率が100%を超えた日時情報を掲載可能とする。これらのステップS201及びステップS202の処理の詳細については、図9のフローチャートに基づいて後述する。
図6は、力率改善促進処理の別の一例を示す模式図である。電力利用者Aの側に設置されている電力量計103の制御部106は、一例として、電力量計103が計測した母線104の有効電力の値と無効電力の値を電力提供者Bに向けて送信する。この際、図6に示すように、電力量計103の制御部106は、「TOC、送信先アドレス、ユーザID、有効電力値、無効電力値、EOD」からなる送信伝文を作成し、これをデータ通信部105に無線送信させる。送信先アドレスは、電力提供者Bの側に設置されている第1のコンピュータ211のアドレスである。これにより、データ通信部105が無線送信した送信伝文は、中継器302に受信され、公衆回線網301を経由して電力提供者Bのデータ通信コンピュータ201に送信され、第1のコンピュータ211に受信される。
電力量計103から送信された有効電力値及び無効電力値を含む送信伝文を受信した第1のコンピュータ211は、その送信伝文に含まれているユーザIDに対応させて、大容量記憶装置231に格納されている契約者データベース232の力率データベース235(図4(c)参照)に、受信した有効電力値及び無効電力値を「力率に関するデータ」として記録する。こうして、力率データベース235に、個々の電力利用者Aの有効電力値及び無効電力値が経時的に蓄積されてゆく。
第1のコンピュータ211は、設定時間、例えば1時間毎に力率データベース235を検索し、個々の電力利用者Aについて、その直近の有効電力値及び無効電力値の比率から力率を算出し、算出した力率の値が100%を越えていないかどうかについての分析処理を実行する(ステップS101)。この際、直近の力率の値は、力率データベース235に「日時」として記録されている日時データを参照することで、容易に判別可能である。そして、第1のコンピュータ211は、該当があれば、つまり、直近の力率の値が100%を越えていれば、該当する電力利用者Aに向けて電子メールで通知する(ステップS102)。これらのステップS101及びステップS102の処理の詳細については、図7のフローチャートに基づいて後述する。
第1のコンピュータ211は、このようなリアルタイムでの電子メール通知処理とは別に、個々の電力利用者Aについて、その1ヶ月間の力率の値を分析する(ステップS201)。つまり、1ヶ月間の有効電力値及び無効電力値の比率から算出した力率の値のうちで100%を越えている力率の有無を判定する。そして、そのような100%を越える力率の値を見出したならば、その日時データを第3のコンピュータ221に送信し(ステップS202)、電力利用者Aに対して毎月提供する電力使用のお知らせに力率が100%を超えた日時情報を掲載可能とする。これらのステップS201及びステップS202の処理の詳細については、図9のフローチャートに基づいて後述する。
(電子メールでの通知処理)
図7は、第1のコンピュータ211が実行する力率改善促進処理(電子メール送信)の流れを示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5及び図6中のステップS101〜ステップS102の処理の詳細である。第1のコンピュータ211のプロセッサは、例えば1時間程度の設定時間の到来に待機し(ステップS101−1)、その設定時間の到来を判定すると(ステップS101−1のY)、個々の電力利用者Aを特定するユーザID毎に力率データベース235からデータを収集して分析する(ステップS101−2)。この分析は、直近の力率の値がn回以上、例えば100%である設定値を越えていないかどうかについての分析処理である。力率の値が設定値を超えているかどうかは、力率データベース235のステータスを参照することで容易に判別可能である。
第1のコンピュータ211のプロセッサは、直近連続n回以上、例えば100%である設定値を力率値が超えていると判定した場合には(ステップS102−1のY)、続くステップS102−2〜ステップS102−4の処理を実行し、超えていないと判定した場合には(ステップS102−1のN)、そのまま処理を終了する。
ステップS102−2では、力率値が下がった場合の割引金額を算出する。この場合、1%刻みで割引金額を算出する。
ステップS102−3では、ユーザIDから特定される該当する電力利用者Aに送信する電子メールの作成処理を実行する。この場合、電子メールには、力率改善を示唆する情報として、
・力率値
・力率改善をすることで割引が適用になる旨の通知(改善による割引適用の通知)
・力率改善1%当りの割引金額
を自動記載する。改善による割引適用の通知には、力率の値が設定値(たとえば100%)を超えた年月日及び時間帯が明記される。
ステップS102−4では、ユーザIDから特定される該当する電力利用者Aの電子メールアドレスを基礎情報データベース233から検索し、検索したメールアドレスを宛先として作成した電子メールを送信する。
こうして、個々の電力利用者Aに、力率改善のための措置である進相コンデンサ102の開放操作を促すことができる。
(電力使用のお知らせへの掲載のための処理)
図8は、第3のコンピュータ221が実行する電力使用状況通知の流れを示すフローチャートである。電力提供者Bは、電力利用者Aの元に検針員を派遣し、電力量計103が指し示す検針値を検針ターミナル251に入力させる。つまり、検針員は、電力量計103の検針をしようとする電力利用者Aを特定する情報を検針ターミナル251に入力する。検針ターミナル251は、その入力情報に基づきユーザIDを自らの記憶データから検索取得し、取得したユーザID及び自機IDを伴わせ、入力された検針値に基づく検針データを無線送信する。こうして無線送信された検針情報は中継器302に受信され、公衆回線網301を介して電力提供者Bのデータ通信コンピュータ201を経由して第3のコンピュータ221に送信される。
第3のコンピュータ221のプロセッサは、検針データの受信を判定すると(ステップS301のY)、検針データと共に受信したユーザIDで特定される契約者(電力利用者A)の検針データベース234中に、「現在日時+検針値」を登録し、対応する「電力使用量+電力使用料金」を算出して登録する(ステップS302)。そして、第1のコンピュータ211に向けて、受信したユーザIDで特定される契約者(電力利用者A)の直近一ヶ月分の力率改善情報の送信要求を送信出力し(ステップS303)、その返信の受信に待機する(ステップS304)。
図9は、第1のコンピュータ211が実行する力率改善促進処理(電力使用のお知らせ記載)の流れを示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5及び図6中のステップS201〜ステップS202の処理の詳細である。第1のコンピュータ211のプロセッサは、力率改善情報の送信要求を受信すると(ステップS201−1のY)、力率データベース235から、送信要求に含まれているユーザIDで特定される契約者(電力利用者A)の当該期間(直近一ヶ月)におけるデータを収集して分析する(ステップS201−2)。この分析は、力率の値が設定値(例えば100%)を越えていないかどうかについての分析処理である。力率の値が設定値を超えているかどうかは、力率データベース235のステータスを参照することで容易に判別可能である。
第1のコンピュータ211のプロセッサは、力率値が設定値を超えているステータスがあると判定した場合には(ステップS202−1のY)、続くステップS202−2〜ステップS202−4の処理を実行し、超えていないと判定した場合には(ステップS202−1のN)、そのまま処理を終了する。
ステップS202−2では、連続する区間(時間帯)のまとめ処理を実行する。つまり、力率データベース235は、設定時間(例えば1時間)毎の力率に関するデータ及びステータスを登録しているので、力率値が設定値を超えているステータスが複数の設定時間に渡り連続する場合には、これを時間帯としてまとめる。
ステップS202−3では、力率値が下がった場合の割引金額を算出する。この場合、1%刻みで割引金額を算出する。
ステップS202−4では、第3のコンピュータ221に向けて、
・設定値を超えた日時情報
・力率改善1%当りの割引金額
を含む力率改善情報を送信する。
図8のフローチャートの説明に戻る。第1のコンピュータ211に向けて力率改善情報の送信要求を送信出力した(ステップS303参照)第3のコンピュータ221のプロセッサは、第1のコンピュータ211からの返信受信を判定すると(ステップS304のY)、受信した契約者(電力利用者A)の
・今回の請求分/次回請求分の電力使用情報
・力率改善情報
を含む電力使用状況通知としての送信伝文を作成する(ステップS305)。そして、作成した送信伝文を、ステップS301で受信判定した検針データに伴われている検針ターミナル251の自機IDを宛先として送信出力する(ステップS306)。
第3のコンピュータ221が送信出力した送信伝文は、データ通信コンピュータ201から公衆回線網301を介して中継器302に送られ、検針ターミナル251に受信される。検針ターミナル251は、第3のコンピュータ221からの送信伝文を受信すると、この送信伝文に含まれている
・今回の請求分/次回請求分の電力使用情報
・力率改善情報
をプリント機能によって印字した伝票を発行する。この伝票は、契約者である電力利用者Aに提供する「電力使用のお知らせ」となる。そこで、印字発行した「電力使用のお知らせ」を、例えば電力利用者Aの郵便ポスト109に投函する。
こうして、個々の電力利用者Aは、「電力使用のお知らせ」を通じて、
・設定値を超えた日時情報
・力率改善1%当りの割引金額
を含む力率改善情報を知ることができる。これにより、電力利用者Aに、力率改善のための措置である進相コンデンサ102の開放操作を促すことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、電力利用者Aの側に設置されている電力量計103が計測した有効電力と無効電力との比率から力率を求め、求めた力率が設定値(例えば、100%)を越えている場合には、電力利用者Aに対して電子メールにて力率の改善を示唆する情報を提供することができ、あるいは、電力利用者Aに提供する電力使用のお知らせに力率が設定値を超えた日時データを伴わせることができる。したがって、電力利用者Aに設備投資費用や機器設置場所確保の負担を与えることなく、力率の値が過剰になることを抑制し、電力運用の適正化を図ることができる。
本発明の実施の一形態として、力率改善促進システムにおける処理スキームを概観するための模式図である。 力率と力率改善用の進相コンデンサの投入/開放状態との関係を例示し、(a)は夜間から早朝にかけて1台の進相コンデンサのみが開放されて場合の力率の値を、(b)は夜間から早朝にかけて2台の進相コンデンサが開放されている場合の力率の値を、それぞれ示すタイミングチャートである。 本実施の形態の力率改善促進システムの全体構成を示すブロック図である。 契約者データベース(DB)を構成するデータとして、(a)は基礎情報データベース(DB)、(b)は検針データベース(DB)、(c)は力率データベース(DB)のデータ内容をそれぞれ示す模式図である。 力率改善促進処理の一例を示す模式図である。 力率改善促進処理の別の一例を示す模式図である。 第1のコンピュータが実行する力率改善促進処理(電子メール送信)の流れを示すフローチャートである。 第3のコンピュータが実行する電力使用状況通知の流れを示すフローチャートである。 第1のコンピュータが実行する力率改善促進処理(電力使用のお知らせ記載)の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
102…進相コンデンサ
103…電力量計
105…データ通信部(データ通信装置)
108…第2のコンピュータ
211…第1のコンピュータ
221…第3のコンピュータ
A…電力利用者
B…電力提供者

Claims (6)

  1. 力率改善用の進相コンデンサの設備を有する電力利用者側に設置され、有効電力と無効電力とを計測して計測した有効電力と無効電力との値の比率から力率を算出する機能を有する電力量計と、
    前記電力量計が算出した力率の値を前記電力利用者のユーザIDと共に電力提供者側の第1のコンピュータに送信出力するデータ通信装置と、
    前記第1のコンピュータのプロセッサが、受信した力率の値をユーザID毎に記憶装置に記録させておき、設定時間毎に、前記記憶装置に記憶させたユーザID毎の力率の値規定の回数設定値を越えているかどうかを判定する手段と、
    前記第1のコンピュータのプロセッサが、受信した力率の値が規定の回数設定値を越えていると判定した場合、対応する前記ユーザIDによって特定される電子メール機能を有する前記電力利用者側の第2のコンピュータに向けて、力率の改善を示唆する情報を含む電子メールを送信出力する手段と、
    を備える力率改善促進システム。
  2. 力率改善用の進相コンデンサの設備を有する電力利用者側に設置され、有効電力と無効電力とを計測する機能を有する電力量計と、
    前記電力量計が計測した有効電力と無効電力との値を前記電力利用者のユーザIDと共に電力提供者側の第1のコンピュータに送信出力するデータ通信装置と、
    前記第1のコンピュータのプロセッサが、受信した有効電力と無効電力との値をユーザID毎に記憶装置に記録させておき、設定時間毎に、前記記憶装置に記憶させた有効電力と無効電力との値の比率からユーザID毎の力率を算出し、算出した力率の値が規定の回数設定値を越えているかどうかを判定する手段と、
    前記第1のコンピュータのプロセッサが、算出した力率の値が規定の回数設定値を越えていると判定した場合、対応する前記ユーザIDによって特定される電子メール機能を有する前記電力利用者側の第2のコンピュータに向けて、力率の改善を示唆する情報を含む電子メールを送信出力する手段と、
    を備える力率改善促進システム。
  3. 前記第1のコンピュータのプロセッサは、設定値を越えていると判定した力率の値が下がった場合の割引金額を段階的に算出し、算出した割引金額を前記力率の改善を示唆する情報に含ませる、請求項1又は2記載の力率改善促進システム。
  4. 記第1のコンピュータのプロセッサが、個々の前記電力利用者毎に電力使用状況通知を作成し検針ターミナルに送信出力する機能を有する前記電力提供者側の第3のコンピュータが前記検針ターミナルに前記電力使用状況通知を送信するに際して、前記記憶装置から前記電力使用状況通知を行う期間における当該利用者の力率の値を収集してその値が設定値を越えているかどうかを判定する手段と、
    前記第1のコンピュータのプロセッサが、設定値を越えている力率の値があると判定した場合、前記第3のコンピュータに向けて、力率が設定値を超えた日時を特定する日時情報を前記ユーザIDと共に送信出力する手段と、
    前記第3のコンピュータのプロセッサが、前記検針ターミナルに送信出力する個々の前記電力利用者の電力使用状況通知に、前記ユーザIDで特定されるその電力利用者の前記日時情報を含ませる手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の力率改善促進システム。
  5. 記第1のコンピュータのプロセッサが、個々の前記電力利用者毎に電力使用状況通知を作成し検針ターミナルに送信出力する機能を有する前記電力提供者側の第3のコンピュータが前記検針ターミナルに前記電力使用状況通知を送信するに際して、前記記憶装置から前記電力使用状況通知を行う期間における当該利用者の有効電力と無効電力の値を収集して収集した有効電力と無効電力との値の比率から力率を算出し、算出した力率の値が設定値を越えているかどうかを判定する手段と、
    前記第1のコンピュータのプロセッサが、設定値を越えている力率の値があると判定した場合、前記第3のコンピュータに向けて、力率が設定値を超えた日時を特定する日時情報を前記ユーザIDと共に送信出力する手段と、
    前記第3のコンピュータのプロセッサが、前記外部機器に送信出力する個々の前記電力利用者の電力使用状況通知に、前記ユーザIDで特定されるその電力利用者の前記日時情報を含ませる手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の力率改善促進システム。
  6. 前記第1のコンピュータのプロセッサは、設定値を越えていると判定した力率の値が下がった場合の割引金額を段階的に算出し、算出した割引金額を前記日時情報に伴わせる、請求項4又は5記載の力率改善促進システム。
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