JP5156576B2 - 後突衝撃吸収ユニット、リクライニング装置及び車両用シートの骨組み構造体 - Google Patents
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Description
「車両用シート20のシートクッション11に対してシートバック12を傾動させるリクライング装置に用いられる後突衝撃吸収ユニット5であって、
シートバック12あるいはシートクッション11のいずれか一方と同期回転する第1部材1と、シートバック12あるいはシートクッション11の他方と同期回転する第2部材2と、第1部材1に設けた複数の凸部1aと、これらの凸部1aが填まり込むように第2部材2に設けた複数の凹部あるいは貫通孔2aとを備え、
各凸部1a、及び各凹部あるいは貫通孔2aの内の少なくとも一方の大きさ、形状、あるいは形成位置を変化させることにより、第1部材1と第2部材2とが相対回転するときの、各凸部1aの、凹部あるいは貫通孔2aによる変形が段階的に行われるようにして、
車両用シート20のシートバック12に後突衝撃が加わったときに、各凸部1aが段階的に変形することで後突衝撃を段階的に吸収するようにしたことを特徴とする後突衝撃吸収ユニット5」
である。
「各凸部1aの半径方向の幅を同一にしながら、これら各凸部1aの周方向の長さについては、少なくとも一つの凸部1aを他の凸部1aよりも短くするとともに、第2部材2に設けた複数の凹部あるいは貫通孔2aの周方向の大きさを同一にしたこと」
である。
「各凸部1aの周方向の長さを同一にしながら、少なくとも一つの凸部1aの先端部1eの半径方向に対する大きさについて、相対回転方向の順に大きくするとともに、第2部材2に設けた複数の凹部あるいは貫通孔2aの周方向の大きさを同一にしたこと」
である。
「第2部材2の凹部あるいは貫通孔2aに、第1部材1の凸部1aが変形した際に、その変形後の凸部1aを収容可能とする余剰空間2bを設けたこと」
である。
「請求項1〜4のいずれかに記載の後突衝撃吸収ユニット5を備えたことを特徴とするリクライニング装置6」
である。
「請求項5記載のリクライニング装置6を備えた車両用シートの骨組み構造体」
である。
「車両用シート20のシートクッション11に対してシートバック12を傾動させるリクライング装置に用いられる後突衝撃吸収ユニット5であって、
シートバック12あるいはシートクッション11のいずれか一方と同期回転する第1部材1と、シートバック12あるいはシートクッション11の他方と同期回転する第2部材2と、第1部材1に設けた複数の凸部1aと、これらの凸部1aが填まり込むように第2部材2に設けた複数の凹部あるいは貫通孔2aとを備え、
各凸部1a、及び各凹部あるいは貫通孔2aの大きさ、形状、あるいは形成位置を変化させることにより、第1部材1と第2部材2とが相対回転するときの、各凸部1aの、凹部あるいは貫通孔2aによる変形が段階的に行われるようにして、
車両用シート20のシートバック12に後突衝撃が加わったときに、各凸部1aが段階的に変形することで後突衝撃を段階的に吸収するようにしたこと」
にその構成上の主たる特徴を有しており、これにより、使用者が痛く感じないように後突衝撃を吸収するとともに、既存の車両用シートに後付け可能な
後突衝撃吸収ユニット5を提供することができるのである。
「請求項1〜4のいずれかに記載の後突衝撃吸収ユニット5を備えたこと」
を特徴とするものであるから、これらの後突衝撃吸収ユニット5の効果を、リクライニング装置として発揮させることができるのである。
「請求項5記載のリクライニング装置6を備えた」
ことを特徴とするものであるから、上記リクライニング装置5の効果を発揮することができる車両用シートの骨組み構造体を提供することができるのである。
図3は、実施例1に係る第1部材1を示すもので、図3(a)は、図2に示した後突衝撃吸収ユニット5が備える第1部材1の正面図、図3(b)はその側面図、(c)はその斜視図、(d)は図2の後突衝撃吸収ユニット5が備える補強部材の正面図、(e)はその側面図、(f)はその斜視図である。
この実施例2の後突衝撃吸収ユニット5においては、図7に示したように、第1部材1に設けた各凸部1aが次のようにして構成してある。すなわち、各凸部1aについて、その周方向の長さを同一にしながら、少なくとも一つの凸部1aの先端部1bの半径方向に対する大きさについて、相対回転方向の順に大きくなるようにしたものである。
この実施例3の後突衝撃吸収ユニット5においては、図8に示したように、第1部材1に設けた各凸部1aが次のようにして構成してある。すなわち、各凸部1aについては、その周方向の長さ及び半径方向の大きさを同一にしたものであるが、各第2部材2に設けた複数の凹部あるいは貫通孔2aについては、図8中の仮想線にて示したように、その周方向の長さが順次長くなるようにしてある。
1a 凸部
1b 先端部
2 第2部材
2a 貫通孔
2b 余剰空間
2c 変形ガイド部
2d 回動限凸部
2f 凸部
3 補強部材
3a 回動限孔
5 後突衝撃吸収ユニット
6 リクライニング装置
7 座部フレーム
8 背部フレーム
10 車両用シートの骨組み構造体
11 シートクッション
12 シートバック
13 回動軸
20 車両用シート
Claims (6)
- 車両用シートのシートクッションに対してシートバックを傾動させるリクライング装置に用いられる後突衝撃吸収ユニットであって、
前記シートバックあるいはシートクッションのいずれか一方と同期回転する第1部材と、前記シートバックあるいはシートクッションの他方と同期回転する第2部材と、前記第1部材に設けた複数の凸部と、これらの凸部が填まり込むように前記第2部材に設けた複数の凹部あるいは貫通孔とを備え、
前記各凸部、及び前記各凹部あるいは貫通孔の内の少なくとも一方の大きさ、形状、あるいは形成位置を変化させることにより、前記第1部材と第2部材とが相対回転するときの、前記各凸部の、前記凹部あるいは貫通孔による変形が段階的に行われるようにして、
前記車両用シートのシートバックに後突衝撃が加わったときに、前記各凸部が段階的に変形することで前記後突衝撃を段階的に吸収するようにしたことを特徴とする後突衝撃吸収ユニット。 - 前記各凸部の半径方向の幅を同一にしながら、これら各凸部の周方向の長さについては、少なくとも一つの凸部を他の凸部よりも短くするとともに、前記第2部材に設けた複数の凹部あるいは貫通孔の周方向の大きさを同一にして、
前記車両用シートのシートバックに後突衝撃が加わったときに、前記各凸部が周方向に長い順に変形することで前記後突衝撃を段階的に吸収するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の後突衝撃吸収ユニット。 - 前記各凸部の周方向の長さを同一にしながら、少なくとも一つの凸部の先端部の半径方向に対する大きさについて、相対回転方向の順に大きくするとともに、前記第2部材に設けた複数の凹部あるいは貫通孔の周方向の大きさを同一にして、
前記車両用シートのシートバックに後突衝撃が加わったときに、前記各凸部の先端部が変形することで前記後突衝撃を段階的に吸収するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の後突衝撃吸収ユニット。 - 前記第2部材の凹部あるいは貫通孔に、第1部材の凸部が変形した際に、その変形後の凸部を収容可能とする余剰空間を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の後突衝撃吸収ユニット。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の後突衝撃吸収ユニットを備えたことを特徴とするリクライニング装置。
- 請求項5記載のリクライニング装置を備えたことを特徴とする車両用シートの骨組み構造体。
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