JP5155833B2 - 航空機の燃料タンク - Google Patents

航空機の燃料タンク Download PDF

Info

Publication number
JP5155833B2
JP5155833B2 JP2008306573A JP2008306573A JP5155833B2 JP 5155833 B2 JP5155833 B2 JP 5155833B2 JP 2008306573 A JP2008306573 A JP 2008306573A JP 2008306573 A JP2008306573 A JP 2008306573A JP 5155833 B2 JP5155833 B2 JP 5155833B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
surface layer
fuel
fuel tank
fuel supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008306573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010126133A (ja
Inventor
弘晃 山口
祐一郎 神納
徹 橋上
和幸 小栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2008306573A priority Critical patent/JP5155833B2/ja
Priority to US13/131,063 priority patent/US8678320B2/en
Priority to CA2745375A priority patent/CA2745375C/en
Priority to BRPI0921127 priority patent/BRPI0921127B1/pt
Priority to EP09830233.4A priority patent/EP2354003B1/en
Priority to PCT/JP2009/061504 priority patent/WO2010064463A1/ja
Publication of JP2010126133A publication Critical patent/JP2010126133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5155833B2 publication Critical patent/JP5155833B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D37/00Arrangements in connection with fuel supply for power plant
    • B64D37/32Safety measures not otherwise provided for, e.g. preventing explosive conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C3/00Wings
    • B64C3/34Tanks constructed integrally with wings, e.g. for fuel or water
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D45/00Aircraft indicators or protectors not otherwise provided for
    • B64D45/02Lightning protectors; Static dischargers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、航空機の燃料タンクに関するものである。
近年の航空機の燃料タンクは、たとえば、特許文献1に示されるようにインテグラル・タンク(integral tank)と呼ばれる機体構造物自体が容器の一部とされているものがほとんどである。インテグラル・タンクは、たとえば、主翼の部分では前桁、後桁、翼上下板で囲まれた部分をタンクとし、すなわち、これらの機体構造物が燃料を収納する容器として用いられている。
このタンクの内部には、燃料を供給する燃料配管、イナートガスを供給するイナートガス配管等の配管が設置されている。
一方、航空機の主翼等の機体材料は、軽量で、高強度で、耐久性を備えているものが求められており、たとえば、アルミニウム合金等の軽い金属材料が用いられている。
近年これらの要求が強まるに連れて、機体材料として繊維で強化された樹脂材料(複合材料)の使用が増加している。
この複合材料としては、たとえば、炭素繊維をエポキシ樹脂などで固めた炭素繊維強化樹脂(CFRP)がよく用いられている。
特開2003−226296号公報
ところで、主翼の外板および桁としてCFRPが用いられ、たとえば、良導電体であるアルミニウム合金製の配管が用いられる場合、配管が機体構造に結合(ボンディング)されると、落雷による雷電流が配管等に流れ込み、たとえば、配管の継手で放電(スパーク)を発生する恐れがある。
また、配管の結合を適切にしないと抵抗値の違いにより、CFRP構造とアルミニウム合金製の配管との間の電位差が拡大し、放電(スパーク)が発生する恐れがある。
これを防止するために、配管を、たとえば、ガラス繊維をエポキシ樹脂などで固めたガラス繊維強化樹脂(GFRP)のような絶縁体によって形成することが考えられる。
しかしながら、配管がGFRPのような絶縁体で形成されると、GFRPと燃料との流動帯電によって生じる帯電電荷がGFRP上に集積する。これにより、燃料への引火源となる静電気放電が発生する恐れを無視できない。
本発明は、上記の事情に鑑み、落雷時における雷電流の流れによる配管でのスパークの発生を抑制するとともに燃料との流動帯電等による配管での静電気帯電を抑制できる航空機の燃料タンクを提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明の一態様は、導電性を有する外板および桁を利用して収容部が形成される航空機の燃料タンクであって、前記収容部内に配置され、複数箇所で接地されている配管と、該配管の外表面に一体的に形成され、その電気抵抗が前記外板や桁よりも大きく、絶縁体よりも小さい、半導体特性を有する配管外表面層と、を備えている、航空機の燃料タンクである。
本態様によれば、配管の外表面に、一体的に形成された半導体特性を有する配管外表面層が備えられているので、配管の外表面は、導電性を有する外板や桁よりも大きな抵抗を有することになる。このため、配管が機体構造にどういう形で結合されていたとしても、落雷時における雷電流が配管へ流れ込むことを抑制することができる。
また、たとえば、燃料タンク内の燃料と配管外表面との間に流動帯電が発生しても、配管外表面層は絶縁体に比べて電気が流れるので、燃料との流動帯電によって配管の外表面に集積する帯電電荷を容易に拡散することができる。これにより、燃料への引火源となる静電気放電を抑制することができる。
このように、雷電流の流れ込みによるスパークの発生を抑制できるとともに燃料との流動帯電等による静電気放電を抑制できるので、安全性を向上させることができる。
なお、配管外表面層としては、たとえば、炭化珪素(SiC)系、ゲルマニウム系、ガリウム砒素(GaAs)系、ガリウム砒素リン系、窒化ガリウム(GaN)系、等の半導体が用いられる。
また、各種絶縁性の無機繊維や有機繊維に若干の導電性処理、たとえば導電粉の混入、表面導電処理等、を施した半導体特性を有する繊維を用いることが出来る。
上記態様では、前記配管外表面層は、隣り合う接地間の抵抗値が10Ω以上10Ω以下とされていることが望ましい。
隣り合う接地間の抵抗値が10Ωを超えると、隣り合う接地間で静電気の拡散が不十分となるので、たとえば、帯電電位が大きくなり静電気放電を発生する恐れがある。
一方、配管外半導体層の隣り合う接地間の抵抗値が10Ωよりも小さいと、落雷時における雷電流が配管に流れ込む恐れが強くなる。
なお、この最大値は、より安全には、10Ωとした方がよい。また、この最小値は、より安全には、10Ωとした方がよいし、さらに安全には、10Ωとした方がよい。
上記態様では、前記配管は、その内表面に一体的に形成され、その電気抵抗が前記外板や桁よりも大きく、絶縁体よりも小さい、半導体特性を有する配管内表面層を備えている構成としてもよい。
たとえば、燃料を供給する配管では、燃料が配管内部を通過することになる。本構成では、配管は、その内表面に一体的に形成された半導体特性を有する配管内表面層を備えているので、配管の内表面と内部を通過する燃料との流動帯電により配管の内表面に集積する帯電電荷を容易に拡散することができる。これにより、燃料への引火源となる静電気放電を抑制することができる。
また、配管の接続の仕方によっては、配管の内表面に雷電流が流れ込む構造となることもあるが、導電性を有する外板および桁よりも大きな抵抗を有するので、この場合でも落雷時における雷電流が外板から配管へ流れ込むことを抑制することができる。
上記構成では、前記配管内表面層は、管材の長手方向中心位置から接地までの抵抗値が10Ω以上10Ω以下とされていることが望ましい。
管材の中心から接地までの抵抗値が10Ωを超えると、静電気の拡散が不十分となるので、たとえば、流動帯電により帯電電位が大きくなり静電気放電を発生する恐れがある。
一方、管材の中心から接地までの抵抗値が10Ωよりも小さいと、落雷時における雷電流が配管に流れ込む恐れが強くなる。
なお、この最大値は、より安全には、10Ωとした方がよい。また、この最小値は、より安全には、10Ωとした方がよいし、さらに安全には、10Ωとした方がよい。
なお、「管材」とは、それが、たとえば、フェルール等で接続されて配管を形成するものである。配管内表面層は、たとえば、フェルール経由、配管外表面層でアースされている。
本発明によれば、配管の外表面に、一体的に形成された半導体特性を有する配管外表面層が備えられているので、配管が機体構造にどういう形で結合されていたとしても、落雷時における雷電流が機体構造から配管へ流れ込むことを抑制することができる。
また、たとえば、燃料タンク内の燃料と配管外表面との間に流動帯電が発生しても、燃料との流動帯電によって配管の外表面に集積する帯電電荷を容易に拡散することができ、燃料への引火源となる静電気放電を抑制することができる。
以下に、本発明の一実施形態にかかる航空機の翼に形成された燃料タンク1について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、左翼の燃料タンク1の構造を模式的に示す平断面図である。図2は、図1のX−X断面図である。図3は、図1のY部を拡大して示す側断面図である。
燃料タンク1は、航空機の構造体自体を用いるインテグラル・タンクであり、主翼3の内部に備えられている。
主翼3の構造を構成する主要部材として、上外板(外板)5、下外板(外板)7、桁9、リブ11がある。上外板(外板)5、下外板(外板)7と桁9は、たとえば、炭素繊維をエポキシ樹脂などで固めた炭素繊維強化樹脂(CFRP)で形成され、導電性を有している。
燃料タンク1は、上外板5と下外板7とで、上下が区画され、前後の桁9によって前後が区画され、翼端側および翼元側のリブ11によって翼長方向が区画され、本発明の収容部が形成されている。
燃料タンク1は、リブ11によって仕切られ、分割されている。
燃料タンク1内には、燃料の補給を行う燃料補給配管(配管)17と、燃料をエンジンへ送り出す燃料供給配管(配管)19と、防爆用のイナートガスを供給するイナートガス配管(配管)21等、が設置されている。
燃料補給配管17およびイナートガス配管21等は、たとえば、クランプによって機体構造に取り付けられて、アース(接地)27されている。アース27は、たとえば、50cm間隔である。
燃料補給配管17およびイナートガス配管21等は、図3に示されるように、複数の管材23がフェルール25によって結合されて形成されている。フェルール25は、たとえば、アルミニウム合金製とされている。
管材23は、中空円筒形状の基礎構造部29と、基礎構造部29の外表面にそれと一体的に形成された半導体特性を有する配管外表面層31と、基礎構造部29の内表面にそれと一体的に形成された半導体特性を有する配管内表面層33と、で構成されている。
したがって、燃料補給配管17およびイナートガス配管21等の外表面および内表面は、半導体特性を有する配管外表面層31および配管内表面層33で構成されている。
また、たとえば、半導体特性を有する配管外表面層31と配管内表面層33は、フェルールの箇所で電気的に結合されている。すなわち、配管内表面層33は、フェルール経由、配管外表面層31でアースされている。
基礎構造部29は、たとえば、絶縁性を有するGFRPで形成されている。配管外表面層31および配管内表面層33は、たとえば、チラノ繊維(登録商標)を織物としてエポキシ樹脂を含浸させたプリプレグとし、基礎構造部29と一体化し硬化させたものである。あるいは、配管外表面層31および配管内表面層33は、たとえば、チラノ繊維(登録商標)や、チラノ繊維を織物としたものを基礎構造部に巻いてから、樹脂を含浸させて一体化し硬化させたものである。
配管外表面層31の隣り合うアース27間の抵抗値が、たとえば、1MΩとなるようにされている。
このようにすると、配管外表面層31のみで考えた場合、最大20kV/mの電位勾配に対しても、配管を流れる電流は10mA以下に抑えられる。
なお、配管外表面層31の隣り合うアース27間の抵抗値、および配管内表面層33における管材23の長手方向中心位置からアース27までの抵抗値は、10Ω以上10Ω以下の範囲で適宜選択される。
なお、より安全を図るには、抵抗値が10Ω以上10Ω以下とされていることがより望ましく、さらに、10Ω以上10Ω以下とされていることが最も望ましい。
また、配管外表面層31および配管内表面層33を構成する半導体としては、炭化珪素(SiC)系に限るものではなく、ゲルマニウム系、ガリウム砒素(GaAs)系、ガリウム砒素リン系、窒化ガリウム(GaN)系、等が用いられる。また、配管外表面層31あるいは配管内表面層33は、各種絶縁性の無機繊維あるいは有機繊維に若干の導電性処理、たとえば導電粉の混入、表面導電処理等、を施した半導体特性を有する繊維を用いることが出来る。
なお、燃料供給配管19等、この他の燃料タンク内の配管も、燃料補給配管17およびイナートガス配管21と略同様な構造とされている。
また、たとえばイナートガス配管21では、燃料が接触する外表面にのみ配管外表面層31を形成し、燃料が接触しない内表面には配管内表面層33を形成しないようにしてもよい。
以上のように構成された燃料タンク1では、次のような作用・効果を奏する。
燃料補給配管17、燃料供給配管19およびイナートガス配管21等の燃料タンク内の配管の外表面には、一体的に形成された半導体特性を有する配管外表面層31が備えられているので、これらの配管の外表面、すなわち、配管外表面層31は、導電性を有するCFRP製の上外板5、下外板7および桁9よりも大きな抵抗を有することになる。
このため、燃料補給配管17、燃料供給配管19およびイナートガス配管21等の燃料タンク内の配管が機体構造にどういう形で結合されていたとしても、落雷時における雷電流が機体構造から燃料補給配管17、燃料供給配管19およびイナートガス配管21等の燃料タンク内の配管へ流れ込むことを抑制することができる。
また、燃料補給配管17、燃料供給配管19およびイナートガス配管21等の外表面は燃料タンク1内に収容された燃料と接触することになる。たとえば、燃料タンク1内の燃料が移動すると燃料補給配管17、燃料供給配管19およびイナートガス配管21等の配管外表面との間に流動帯電が発生することになる。
燃料補給配管17、燃料供給配管19およびイナートガス配管21等の配管外表面層31は絶縁体に比べて電気が流れるので、燃料との流動帯電によって燃料補給配管17、燃料供給配管19およびイナートガス配管21の外表面に集積する帯電電荷を容易に拡散することができる。
これにより、燃料への引火源となる静電気放電を抑制することができる。
このように、雷電流の流れ込みによるスパークの発生を抑制できるとともに燃料タンク1内に収容された燃料との流動帯電等による静電気放電を抑制できるので、安全性を向上させることができる。
燃料補給配管17および燃料供給配管19等の燃料配管では、燃料が配管内部を通過することになる。燃料補給配管17および燃料供給配管19では、その内表面に一体的に形成された半導体特性を有する配管内表面層33を備えているので、燃料補給配管17および燃料供給配管19の内表面と内部を通過する燃料との流動帯電により燃料補給配管17および燃料供給配管19の内表面に集積する帯電電荷を容易に拡散することができる。これにより、燃料への引火源となる静電気放電を抑制することができる。
なお、イナートガス配管21の内部は、通常燃料が通過することはないので、必ずしも配管内表面層33を形成しておく必要はない。
また、燃料補給配管17、燃料供給配管19およびイナートガス配管21等の燃料タンク内の配管の接続の仕方によっては、配管の内表面に雷電流が流れ込む構造となることもあるが、配管内表面層33は導電性を有するCFRP製の上外板5、下外板7および桁9よりも大きな抵抗を有するので、この場合でも落雷時における雷電流が機体構造から燃料補給配管17、燃料供給配管19およびイナートガス配管21等の燃料タンク内の配管へ流れ込むことを抑制することができる。
このとき、配管外表面層31における隣り合うアース27間、または、配管内表面層33における管材23の長手方向中心位置から接地までの抵抗値が10Ωを超えると、静電気の拡散が不十分となるので、たとえば、帯電電位が大きくなり静電気放電を発生する恐れがある。
一方、配管外表面層31の隣り合うアース27間、または管材23の長手方向中心位置から接地までの抵抗値が10Ωよりも小さいと、落雷時における雷電流が配管に流れ込む恐れが強くなる。
なお、この最大値は、より安全には、10Ωとした方がよい。また、この最小値は、より安全には、10Ωとした方がよいし、さらに安全には、10Ωとした方がよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
本発明の一実施形態にかかる燃料タンク1の構造を模式的に示す平断面図である。 図1のX−X断面図である。 図1のY部を拡大して示す側断面図である。
符号の説明
1 燃料タンク
3 主翼
5 上外板
7 下外板
9 桁
11 リブ
17 燃料補給配管
19 燃料供給配管
21 イナートガス配管
23 管材
25 フェルール
27 アース
29 基礎構造部
31 配管外表面層
33 配管内表面層

Claims (4)

  1. 導電性を有する外板および桁を利用して収容部が形成される航空機の燃料タンクであって、
    前記収容部内に配置され、複数箇所で接地されている配管と、該配管の外表面に一体的に形成され、その電気抵抗が前記外板や桁よりも大きく、絶縁体よりも小さい、半導体特性を有する配管外表面層と、を備えている航空機の燃料タンク。
  2. 前記配管外表面層は、隣り合う接地間の抵抗値が10Ω以上10Ω以下とされている請求項1に記載の航空機の燃料タンク。
  3. 前記配管は、その内表面に一体的に形成され、その電気抵抗が前記外板や桁よりも大きく、絶縁体よりも小さい、半導体特性を有する配管内表面層を備えている請求項1または請求項2に記載の航空機の燃料タンク。
  4. 前記配管内表面層は、管材の長手方向中心位置から接地までの抵抗値が10Ω以上10Ω以下とされている請求項3に記載の航空機の燃料タンク。
JP2008306573A 2008-12-01 2008-12-01 航空機の燃料タンク Active JP5155833B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008306573A JP5155833B2 (ja) 2008-12-01 2008-12-01 航空機の燃料タンク
US13/131,063 US8678320B2 (en) 2008-12-01 2009-06-24 Aircraft fuel tank
CA2745375A CA2745375C (en) 2008-12-01 2009-06-24 Aircraft fuel tank
BRPI0921127 BRPI0921127B1 (pt) 2008-12-01 2009-06-24 tanque de combustível de aeronave
EP09830233.4A EP2354003B1 (en) 2008-12-01 2009-06-24 Fuel tank of aircraft
PCT/JP2009/061504 WO2010064463A1 (ja) 2008-12-01 2009-06-24 航空機の燃料タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008306573A JP5155833B2 (ja) 2008-12-01 2008-12-01 航空機の燃料タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010126133A JP2010126133A (ja) 2010-06-10
JP5155833B2 true JP5155833B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=42233120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008306573A Active JP5155833B2 (ja) 2008-12-01 2008-12-01 航空機の燃料タンク

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8678320B2 (ja)
EP (1) EP2354003B1 (ja)
JP (1) JP5155833B2 (ja)
BR (1) BRPI0921127B1 (ja)
CA (1) CA2745375C (ja)
WO (1) WO2010064463A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201014224D0 (en) * 2010-08-26 2010-10-06 Airbus Uk Ltd Aircraft fuel tank vent
WO2012051250A1 (en) * 2010-10-12 2012-04-19 Parker-Hannifin Corporation Anti-cross flow fuel vent system architecture
JP5737903B2 (ja) 2010-10-26 2015-06-17 三菱重工業株式会社 航空機用配管支持構造
US9840338B2 (en) 2010-12-03 2017-12-12 The Boeing Company Electric charge dissipation system for aircraft
US9802714B2 (en) 2010-12-03 2017-10-31 The Boeing Company Electric charge dissipation system for aircraft
JP5751871B2 (ja) * 2011-03-10 2015-07-22 三菱重工業株式会社 燃料タンク
GB201105340D0 (en) * 2011-03-30 2011-05-11 Airbus Operations Ltd Conduit protection system and method
US10180201B2 (en) * 2011-09-29 2019-01-15 The Boeing Company Electrostatic bonding of coaxial tubing
US9061768B2 (en) * 2011-10-20 2015-06-23 The Boeing Company Electrostatic discharge protected structure pass-thru
US8783735B2 (en) * 2011-10-24 2014-07-22 The Boeing Company Conductance on hydraulic fittings using a soft metal interlayer
US9233758B2 (en) 2011-12-16 2016-01-12 The Boeing Corporation Electrostatic discharge protected ferrule
JP5972967B2 (ja) * 2012-03-26 2016-08-17 三菱重工業株式会社 燃料タンク、主翼、航空機胴体、航空機及び移動体
US9169029B2 (en) * 2012-06-08 2015-10-27 The Boeing Company Conductive coupling assembly
RU2605716C2 (ru) * 2012-10-09 2016-12-27 Мицубиси Хеви Индастрис, Лтд. Конструкционный материал для изготовления элементов конструкции, топливного бака, основного крыла и летательного аппарата
JP6071686B2 (ja) 2013-03-26 2017-02-01 三菱重工業株式会社 燃料タンク、主翼、航空機胴体、航空機及び移動体
RU2537191C2 (ru) * 2013-04-18 2014-12-27 Открытое акционерное общество "Лётно-исследовательский институт имени М.М. Громова" Способ искробезопасной заправки топливных баков летательного аппарата топливом под давлением
WO2015044935A1 (en) * 2013-09-24 2015-04-02 Pumpwatch Limited A measuring vessel
JP6417933B2 (ja) 2014-12-26 2018-11-07 株式会社Ihi 円筒状ケース及びジェットエンジン
JP6674740B2 (ja) * 2015-02-10 2020-04-01 三菱航空機株式会社 バーストディスク装置および航空機
GB201601492D0 (en) * 2016-01-27 2016-03-09 Airbus Operations Ltd Aircraft fuel system

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4630789A (en) * 1983-09-23 1986-12-23 The Boeing Company Dielectric isolated fuel and hydraulic tubes
US4654747A (en) 1985-09-30 1987-03-31 The Boeing Company Dielectric isolation of metallic conduits
FR2617568B1 (fr) 1987-07-02 1989-10-20 Aerospatiale Tube pour la circulation d'un fluide inflammable, et tuyauterie realisee a partir de tels tubes
US6736354B2 (en) 2002-02-04 2004-05-18 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Airplane fuel supply system and airplane wing pipeline assembly method
JP4303441B2 (ja) * 2002-02-04 2009-07-29 本田技研工業株式会社 飛行機の翼内配管組付方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20110284694A1 (en) 2011-11-24
BRPI0921127A2 (pt) 2016-02-16
EP2354003A1 (en) 2011-08-10
WO2010064463A1 (ja) 2010-06-10
JP2010126133A (ja) 2010-06-10
BRPI0921127B1 (pt) 2019-12-10
EP2354003A4 (en) 2013-08-07
CA2745375A1 (en) 2010-06-10
US8678320B2 (en) 2014-03-25
CA2745375C (en) 2015-02-03
EP2354003B1 (en) 2014-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5155833B2 (ja) 航空機の燃料タンク
JP5101554B2 (ja) 航空機の燃料タンク
JP6312987B2 (ja) 流体輸送システムの複合管
US7898785B2 (en) Lightning protection system for an aircraft composite structure
JP2012532797A (ja) 落雷から配管を保護するための装置
WO2014156274A1 (ja) 燃料タンク、主翼、航空機胴体、航空機及び移動体
JP2012532797A5 (ja)
EP3083231B1 (en) Composite structure
US20100226063A1 (en) Aircraft joint and bonding lead
EP1939088A1 (en) Method of protecting fuel tanks that are made from composite materials against electric discharges
FR2974877A1 (fr) Dispositif de fixation de tuyauteries d'un aeronef
US20160031569A1 (en) Lightning Protection Layer for Fiber Composite Structures
US20170066542A1 (en) Pipe installation
JP5852255B2 (ja) 構造体用構造材、燃料タンク、主翼及び航空機
EP2402252A1 (en) Fuel-tank ignition prevention structure
RU2581104C1 (ru) Топливный бак, основное крыло, фюзеляж летательного аппарата, летательный аппарат и подвижное тело
CN110834713A (zh) 电气隔离器配件
US10843811B2 (en) Cylindrical case and jet engine
CN110040236A (zh) 紧固构造
JP2017227189A (ja) 風力発電装置用ブレード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5155833

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3