JP5152455B2 - データ送受信システム、ソース機器及び受信機器 - Google Patents

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Description

本発明は、HDMIデータを送信するソース機器とHDMIデータを受信する受信機器(シンク機器又はリピータ機器)とを備えるデータ送受信システムに関する。
HDMI規格に準拠したソース機器(DVDプレーヤ)と、リピータ機器(AVアンプ)又はシンク機器(ディスプレイ装置)との間で、ソース機器から出力されるHDMIデータのブランキング期間に音声データを含めることにより、1本のHDMIケーブルによって映像データ及び音声データの両方をリピータ機器又はシンク機器に送信することができる(下記特許文献1)。
特開2005−57714号公報 [先行出願1]特願2006−286612
しかし、映像データの隙間であるブランキング期間に音声データを送信するので、映像データの解像度が低い場合には、高密度の音声データを送信することができない。例えば、480pのようにピクセルクロックが27MHzの場合は、48KHz×24bit×8chのPCM音声データまでしか送信することができない。
この問題を解決するために、720×480の解像度の映像データであっても、同じピクセルの映像データを2個繰り返し、その結果1440×480ピクセルにすることによって、ピクセルクロックを2倍にして96KHz×24bit×8chの音声データを送信するようにしている。同様に、ピクセルクロックを4倍にすれば、192KHz×24bit×8chの音声データを送信することができる。
しかし、一般に96KHz×24bit×8chのような高密度音声データを持ったソースとしてはDVDオーディオが挙げられるが、DVDオーディオは映像データを含まないか、又は映像データを含んでいても重要なものではなく、映像データの送信を必要としない。すなわち、高密度音声データを送信するためだけに映像データのピクセルクロックの周波数を上げることは無駄であり、その上、音声データに対するノイズの増加や消費電力の増加等の問題が生じる。また、上記の送信方法では、より高いサンプリングレートや大きいビット数、多いチャンネル数の音声データを送信するにも限界がある。また、上記先行出願1は、HDMIデータの映像データ領域に音声データを含めて送信することを記載するが、この方法では高密度の音声データを送信できるものの映像データを送信できなくなる。
本発明の目的は、映像データのピクセルクロックを上げることなく、高密度の音声データをソース機器から受信機器(シンク機器又はリピータ機器)に送信できるデータ送受信システムを提供することである。
本発明の好ましい実施形態によるデータ送受信システムは、HDMIデータを送信するソース機器と、ソース機器から送信されたHDMIデータを受信する受信機器とを備える。該ソース機器は、映像データ領域の上位mビットに映像データを含み、映像データ領域の下位nビットに音声データを含むHDMIデータを生成するHDMIデータ生成手段と、該HDMIデータ生成手段が生成したHDMIデータを該受信機器に送信する送信手段とを有する。該受信機器は、該ソース機器から送信されたHDMIデータを受信する受信手段と、該受信したHDMIデータの映像データ領域の上位mビットに含まれる映像データから元の映像データを生成し、HDMIデータの映像データ領域の下位nビットに含まれる音声データから元の音声データを生成するデータ生成手段とを有する。
HDMIデータのブランキング期間ではなく映像データ領域の下位nビットに音声データを含めて送信することにより、映像データのピクセルクロックを上げることなく、高密度の音声データを受信機器(シンク機器又はリピータ機器)に送信することができる。映像データ領域の下位nビットには本来映像データが含まれるべきであるので、非常にサイズの大きいデータを送信できるからである。また、映像データ領域の上位mビットに映像データを含めて送信するので、映像データも併せて送受信することができる。さらに、上位mビットではなく、下位nビットに音声データを含めることにより、受信機器が下位nビットの音声データを誤って映像データとして処理してしまっても、表示される映像に生じるノイズを、上位mビットに音声データを含める場合に比べて低減することができる。下位ビットのデータの方が上位ビットのデータよりもデータ量が小さいからである。
本発明の好ましい実施形態によるデータ送受信システムは、HDMIデータを送信するソース機器と、ソース機器から送信されたHDMIデータを受信する受信機器とを備える。該ソース機器は、高密度音声モードにおいて、映像データ領域の上位mビットに映像データを含み、映像データ領域の下位nビットに音声データを含むHDMIデータを生成し、通常モードにおいて、映像データ領域の上位mビットに映像データを含み、ブランキング期間に音声データを含むHDMIデータを生成するHDMIデータ生成手段と、該HDMIデータ生成手段が生成したHDMIデータを該受信機器に送信する送信手段とを有する。該受信機器は、 該ソース機器から送信されたHDMIデータを受信する受信手段と、高密度音声モードにおいて、該受信したHDMIデータの映像データ領域の上位mビットに含まれる映像データから元の映像データを生成し、HDMIデータの映像データ領域の下位nビットに含まれる音声データから元の音声データを生成し、通常モードにおいて、映像データ領域の上位mビットに含まれる映像データから元の映像データを生成し、ブランキング期間に含まれる音声データから元の音声データを生成するデータ生成手段とを有する。
好ましくは、前記HDMIデータ生成手段は、映像データ領域の上位mビットに含めるデータが入力される第1入力部と、映像データ領域の下位nビットに含めるデータが入力される第2入力部と、ブランキング期間に含めるデータが入力される第3入力部とを有する。前記データ生成手段は、映像データ領域の上位mビットに含まれているデータが出力される第1出力部と、映像データ領域の下位nビットに含まれているデータが出力される第2出力部と、ブランキング期間に含まれているデータが出力される第3出力部とを有する。前記ソース機器は、高密度音声モードにおいて音声データが該第2入力部に供給されるように切り換えられ、通常モードにおいて音声データが該第3入力部に供給されるように切り換えられる第1の切換手段をさらに有する。前記受信機器は、高密度音声モードにおいて該第2出力部から出力される音声データが音声処理手段に供給されるように切り換えられ、通常モードにおいて該第3出力部から出力される音声データが該音声処理手段に供給されるように切り換えられる第2の切換手段をさらに有する。
好ましくは、前記ソース機器は、高密度音声モードに対応した特定機器であるか否かを示すソース機器情報を記憶するためのソース機器情報記憶手段と、該ソース機器情報を前記受信機器に送信するソース機器情報送信手段と、該受信機器から受信機器情報を読み出す読出手段と、読み出した該受信機器情報に基づいて、該受信機器が特定機器である場合高密度音声モードに対応するように前記第1の切換手段を制御し、該受信機器が特定機器でない場合通常モードに対応するように該第1の切換手段を制御する第1の制御手段とをさらに有する。前記受信機器は、高密度音声モードに対応した特定機器であるか否かを示す受信機器情報を記憶するための受信機器情報記憶手段と、該ソース機器から該ソース機器情報を受信するソース機器情報受信手段と、受信した該ソース機器情報に基づいて、該ソース機器が特定機器である場合高密度音声モードに対応するように前記第2の切換手段を制御し、該受信機器が特定機器でない場合通常モードに対応するように該第2の切換手段を制御する第2の制御手段とをさらに有する。
ソース機器及び受信機器が互いに特定機器であるか否かを認識しあい、特定機器であることを認識した場合に、ソース機器及び受信機器は、高密度音声モードで音声データを含むHDMIデータを送受信する。一方が特定機器でない場合は、通常モードで音声データ及び映像データを含むHDMIデータが送受信される。受信機器が特定機器でない場合に高密度音声モードでHDMIデータを送信すると、受信機器が映像データ領域の下位nビットに音声データを含むHDMIデータを受信して、下位nビットの音声データを映像データと誤って処理し映像にノイズが発生し、さらに音声を再生できないという問題が生じるが、本例ではそのような問題を解決できる。
また、ソース機器が特定機器でない場合に受信機器が高密度音声モードに切り換えられると、受信機器は映像データ領域の下位nビットに含まれる映像データを音声データと誤って処理し、スピーカーからノイズが発生し、さらに音声が再生されないという問題が生じるが、本例ではそのような問題を解決できる。
好ましくは、前記ソース機器は、ユーザ操作に基づいて高密度音声モード又は通常モードに設定可能なモード設定手段をさらに有し、該モード設定手段が高密度音声モードに設定されている場合、前記ソース機器情報送信手段が、高密度音声モードに対応した特定機器である旨のソース機器情報を前記受信機器に送信し、 該モード設定手段が通常モードに設定されている場合、前記ソース機器情報送信手段が、高密度音声モードに対応した特定機器でない旨のソース機器情報を前記受信機器に送信し、かつ、前記第1の制御手段が、前記受信機器情報に関係なく、通常モードに対応するように前記第1の切換手段を制御する。
好ましくは、前記受信機器が、ユーザ操作に基づいて高密度音声モード又は通常モードに設定可能なモード設定手段をさらに有し、該モード設定手段が高密度音声モードに設定されている場合、前記受信機器情報記憶手段に、高密度音声モードに対応した特定機器である旨の受信機器情報が記憶され、該モード設定手段が通常モードに設定されている場合、前記受信機器情報記憶手段に、高密度音声モードに対応した特定機器でない旨の受信機器情報が記憶される。
この場合、高密度音声モードで音声データを含むHDMIデータを送受信するか否かをユーザ操作によって設定することができる。
HDMIデータのブランキング期間ではなく映像データ領域の下位nビットに音声データを含めて送信するので、映像データのピクセルクロックを上げることなく、高密度の音声データを受信機器(シンク機器又はリピータ機器)に送信することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態によるデータ送受信システムについて、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。データ送受信システムは、ソース機器であるDVDプレーヤ10及びシンク機器であるディスプレイ装置20を備える。これらはHDMI規格1.3に準拠している。HDMI規格1.3では、従来のRGB各色mビットに加えてDeep Colorのnビットが追加されたことによりRGB各色最大m+nビット、すなわち3色合計で3×(m+n)ビットで映像データを送受信することができるものである。HDMI規格1.3では、代表的には、m=8であり、nは2、4、又は8のいずれかである(本来は、ディスプレイ装置20のEDIDに対応しているDeep Colorのビット数が含まれているので、それを参照してDVDプレーヤ10がDeep Colorのビット数を決定するが、本例ではn=8の場合を例に説明する)。なお、シンク機器に代えてリピータ機器であるAVアンプが採用されてもよい。
DVDプレーヤ10及びディスプレイ装置20は、HDMIデータの送受信方法として通常モードと、高密度音声モードとを有する。通常モードは、HDMIデータの映像データ領域の上位mビットに映像データを含み、HDMIデータのブランキング期間(垂直ブランキング期間、水平ブランキング期間)に音声データを含むHDMIデータを送受信するモードである。この場合、映像データ領域の下位nビット(Deep Color)は伝送されない。高密度音声モードは、HDMIデータの映像データ領域の上位mビットに映像データを含み、映像データ領域の下位nビット(Deep Color)に音声データを含むHDMIデータを送受信するモードである。この場合、ブランキング期間は使用されない。つまり、高密度音声モードは、Deep Colorによって追加された映像データ領域のビットを音声データの送信に使用するモードである。
[DVDプレーヤの構成]
図1は、DVDプレーヤ10の概略構成を示すブロック図である。DVDプレーヤ10は、再生部11と、音声切換部12と、HDMI送信部13と、制御部14と、メモリ15と、コネクタ部16とを備える。
再生部11は、ディスク(例えば、DVDオーディオディスク、DVDビデオディスク等)に記録されている音声データをディスクから読み出して、デコードし、音声切換部12に供給する。また、再生部11は、ディスクに記録されている映像データをディスクから読み出して、デコードして、HDMI送信部13に供給する。再生部11は、図示しない光ピックアップ、サーボ回路、MPEGデコーダ等を含む。
音声切換部12は、制御部14からの指示に基づいて、通常モード又は高密度音声モードに対応するように切り換えられる。つまり、通常モードでは、音声切換部12は、再生部11からの映像データを経路F1を介してHDMI送信部13に供給し、かつ、再生部11からの音声データを経路F3を介してHDMI送信部13に供給する。また、高密度音声モードでは、再生部11からの映像データを経路F1を介してHDMI送信部13に供給し、再生部11からの音声データを経路F2を介してHDMI送信部13に供給する。
詳細には、音声切換部12は、スイッチ12A、及びFIFOバッファ12Cを有する。スイッチ12Aは、再生部11から音声データが入力され、入力された音声データのFIFOバッファ12Cへの出力(出力A1)と、経路F3を介するHDMI送信部13への出力(出力A2)とを切り換える。FIFOバッファ12Cは、スイッチ12Aから供給された音声データを一定量蓄積した後、先頭の音声データから順番にHDMI送信部13に出力する。FIFOバッファ12Cは、HDMIデータの映像データ領域の下位8ビット分の音声データを蓄積して出力することで、HDMIデータに含まれる音声データが途中で途切れないようにする作用を有する。
すなわち、通常モードでは、スイッチ12Aが出力A2を選択し、高密度音声モードでは、スイッチ12Aが出力A1を選択する。
HDMI送信部13は、スイッチ12Aに接続された音声データ入力端子13Aと、再生部11に接続された映像データ入力端子13Bと、コネクタ部16に接続されたHDMI出力端子13Cと、FIFOバッファ12Cに接続された音声データ入力端子13Dとを有する。HDMI送信部13は、映像データ入力端子13Bに入力された映像データを映像データ領域の上位8ビットに含み、音声データ入力端子13Dに入力された音声データを映像データ領域の下位8ビットに含むHDMIデータを生成する。すなわち、音声データがDeep Colorとして扱われる。又は、HDMI送信部13は、映像データ入力端子13Bに入力された映像データを映像データ領域の上位8ビットに含み、音声データ入力端子13Aに入力された音声データをブランキング期間に含むHDMIデータを生成する。
詳細には、HDMI送信部13は、通常モードの時には、再生部11から映像データ入力端子13Bに供給された映像データ、及び、スイッチ12Aから音声データ入力端子13Aに供給された音声データをHDMIデータに変換し、HDMI出力端子13Cからコネクタ部16に出力する。つまり、HDMI送信部13は、図2(a)に示すように、映像データ領域の上位8ビットに映像データを含み、ブランキング期間に音声データを含むHDMIデータを生成し、出力する。
また、HDMI送信部13は、高密度音声モードの時には、再生部11から映像データ入力端子13Bに供給された映像データ、及び、FIFOバッファ12Cから音声データ入力端子13Dに入力された音声データをHDMIデータに変換して(なお、音声データ入力端子13Aにはデータが入力されない)、HDMI出力端子13Cからコネクタ部16に出力する。つまり、HDMI送信部13は、図2(b)に示すように、映像データ領域の上位8ビットに音声データを含み、映像データ領域の下位8ビットに音声データをDeep Colorとして含むHDMIデータを生成し、出力する。
コネクタ部16は、HDMIケーブル(図示しないHDMIデータを送受信するTMDSライン、及び、ホットプラグラインを含む)を介して、ディスプレイ装置20のコネクタ部27に接続される。
制御部14は、メモリ15に記憶されたプログラムに基づいて、再生部11、音声切換部12、HDMI送信部13、メモリ15等を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータである。
制御部14は、図示しないCECラインを介してディスプレイ装置20の制御部23に接続され、制御部23とコマンドおよび/またはデータを送受信する。また、制御部14は、DDCラインを介して、ディスプレイ装置20のPROM24に接続され、PROM24に記憶されたEDIDを読み出し、EDIDに含まれるシンク機器特定情報(本例では、Manufacturer Name、及びProduct Code)を読み出す。制御部14は、読み出したManufacturer Name、及びProduct Codeを参照して、接続されているディスプレイ装置20が特定機器であるか否かを判断し、特定機器であれば高密度音声モードになるように各部を制御し、特定機器でなければ通常モードになるように各部を制御する。ここで、特定機器とは高密度音声モードに対応した機器(又は、高密音声モードに設定された機器)のことをいい、図1又は図4の構成を有し、かつ、後述するフローチャートの処理を実行できる機器である。
好ましくは、高密度音声モード又は通常モードはユーザ操作によって設定することができる。この場合、制御部14は、ユーザによって高密度音声モードが設定されているか否かを判断する。例えば、メモリ15にはモード設定フラグが記憶されており、ユーザが高密度音声モードに設定したときフラグが1に設定され、通常モードに設定したときフラグが0に設定される。従って、制御部14はモード設定フラグを参照して、高密度音声モードが設定されており、かつ、ディスプレイ装置20が特定機器の場合に、高密度音声モードで音声データを含むHDMIデータをディスプレイ装置20に送信するよう制御する。
メモリ15には図3に示すSPDインフォフレームが格納されている。SPDインフォフレームは、ソース機器の詳細を示す情報(ソース機器特定情報)であり、ディスプレイ装置20に送信されて、ディスプレイ装置20によってDVDプレーヤ10が特定機器であるか、及び/又は、高密度音声モードが設定されているか否かを判断するために使用される。SPDインフォフレームは、Vendor Name(以下、VNという)及びProduct
Description Character(以下、PDという)1〜16を含む。制御部14は、ディスプレイ装置20を高密度音声モードに設定させる場合に、SPDインフォフレームのVNを所定の名称に設定し、PD16をDVDプレーヤ10が特定機器であることを示す7E(16進数)に設定する。一方、制御部14は、ディスプレイ装置20を通常モードに設定させる場合に、PD16をDVDプレーヤ10が特定機器でないことを示す00(16進数)に設定する。なお、特定機器でない従来のDVDプレーヤは、VNが所定の名称でない、及び/又は、PD16が00である。
[ディスプレイ装置の構成]
図4は、ディスプレイ装置20の概略構成を示すブロック図である。ディスプレイ装置20は、HDMI受信部21と、音声切換部22と、制御部23と、メモリ(例えば、EDID
PROMを含む、以下、PROMという)24と、映像処理部25と、音声処理部26と、コネクタ部27とを有する。
HDMI受信部21は、DVDプレーヤ10のHDMI送信部13から送信されたHDMIデータを受信する。HDMI受信部21は、HDMI入力端子21Aと、音声データ出力端子21B、21Dと、映像データ出力端子21Cとを有する。HDMI受信部21は、HDMIデータの映像データ領域の上位8ビットに含まれている映像データを映像データ出力端子21Cから出力し、映像データ領域の下位8ビットに含まれている音声データを音声データ出力端子21Dから出力し、ブランキング期間に含まれている音声データを音声データ出力端子21Bから出力する。
すなわち、通常モードの場合には、HDMI受信部21は、図2(a)に示すHDMIデータの映像データ領域の上位8ビットに含まれる映像データから元の映像データを生成し、映像データ出力端子21Cから映像処理部25に映像データを供給する。HDMI受信部21は、図2(a)に示すHDMIデータのブランキング期間に含まれる音声データから元の音声データを生成し、音声データ出力端子21Bから音声切換部22のスイッチ22Aに供給する。
高密度音声モードの場合には、HDMI受信部21は、図2(b)に示すHDMIデータの映像データ領域の上位8ビットに含まれる映像データから元の映像データを生成し、映像データ出力端子21Cから映像処理部25に供給する。HDMI受信部21は、図2(b)に示すHDMIデータの映像データ領域の下位8ビットに含まれる音声データから元の音声データを生成し、音声データ出力端子21Dから音声切換部22のFIFOバッファ22Cに供給する。HDMI受信部21は、図2(b)のHDMIデータのブランキング期間にはデータが含まれないので、音声データ出力端子21Bからは何も出力しない。
音声切換部22は、制御部23からの指示に基づいて、通常モード又は高密度音声モードに対応するように切り換えられる。つまり、通常モードでは、音声切換部22は、HDMI受信部21の音声データ出力端子21Bから入力される音声データを音声処理部26に供給する。一方、高密度音声モードでは、HDMI受信部21の音声データ出力端子21Dから入力される音声データを音声処理部26に供給する。
詳細には、音声切換部22は、スイッチ22A及びFIFOバッファ22Cを有する。FIFOバッファ22Cは、HDMI受信部21から入力された音声データを一定量蓄積したあと、先頭の音声データから順番にスイッチ22Aに出力する。スイッチ22Aは、HDMI受信部21の音声データ出力端子21Bから入力される音声データ(入力B1)と、FIFOバッファ22Cから入力される音声データ(入力B2)とを切り換える。
すなわち、通常モードの時にスイッチ22Aが入力B1を選択し、高密度音声モードの時にスイッチ22Aが入力B2を選択する。
制御部23は、HDMI受信部21、音声切換部22、PROM24、映像処理部25、音声処理部26等を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータである。制御部23は、DVDプレーヤ10からSPDインフォフレーム(ソース機器特定情報)を受信して、SPDインフォフレームに含まれるVN及びPD16を読み出す。制御部14は、読み出したVN及びPD16を参照して、接続されているDVDプレーヤ10が特定機器であるか否かを判断し、特定機器であれば高密度音声モードになるように各部(音声切換部22等)を制御し、特定機器でなければ通常モードになるように各部を制御する。
PROM24には、図5に示すEDIDが格納されている。EDIDは、図示しないDDCラインを介して、DVDプレーヤ10の制御部14によって読み出される。EDIDは、シンク機器特定情報(例えば、Manufacturer Name、Product Code、Serial Number等)を含む。高密度音声モードに設定する場合、制御部23は、DVDプレーヤ10に自身が特定機器であることを知らせるために、Manufacturer Nameを所定の名称に、Product
Codeの最上位2ビットを01に設定する。一方、特定機器でない従来のディスプレイ装置は、Manufacturer Nameが所定の名称でない、及び/又は、Product
Codeの最上位2ビットが00である。
映像処理部25は、HDMI受信部21から供給された映像データにデコード処理等を実行し、LCD等に映像を表示する。
音声処理部26は、音声切換部22のスイッチ22Aから供給された音声データに、信号処理、増幅処理、D/A変換等の処理を実行し、外部に接続された図示しないスピーカーに音声信号を供給する。
コネクタ部27は、HDMIケーブル(図示しないHDMIデータを送受信するTMDSライン、及び、ホットプラグラインを含む)を介して、DVDプレーヤ10のコネクタ部に接続される。
以下、本実施形態における動作を説明する。
図6はDVDプレーヤ10の処理を示すフローチャートである。図7はディスプレイ装置20の処理を示すフローチャートである。
[高密度音声モードにおける処理]
まず、ディスプレイ装置20は、DVDプレーヤ10にディスプレイ装置20が特定機器であることを知らせるために、EDIDのManufacturer Nameを所定の名称に設定し、Product
Codeの最上位2ビットを01に設定する(S201)。
DVDプレーヤ10は、ユーザ操作によって高密度音声モードが設定されているか否かをモード設定フラグを参照して判断する(S101)。ここでは、高密度音声モードが設定されていると判断されるので(S101:YES)、DVDプレーヤ10は、ディスプレイ装置20のPROM24からEDIDを読み出す(S102)。続いて、DVDプレーヤ10は、読み出したEDIDに含まれているManufacturer Nameを読み出して、Manufacturer
Nameが所定の名称であるか否かを判断する(S103)。ここでは、Manufacturer Nameが所定の名称であるので(S103:YES)、DVDプレーヤ10は、EDIDに含まれているProduct Codeの最上位2ビットが01であるか否かを判断する(S104)。ここでは、Product Codeの最上位2ビットが01であるので(S104:YES)、DVDプレーヤ10は、SPDインフォフレームのVNを所定の名称に設定し、PD16を16進数における7Eに設定する(S105)。ディスプレイ装置20に自身が高密度音声モードに対応した特定機器であり、かつ、高密度音声モードに設定されていることを知らせるためである。DVDプレーヤ10は、設定したSPDインフォフレームを、HDMIケーブルを介して(すなわち、HDMIデータの中にSPDインフォフレームを含めて)ディスプレイ装置20に送信する(S105)。
その後、DVDプレーヤ10は、高密度音声モードで音声データをディスプレイ装置20に送信する(S106)。具体的には、音声切換部12において、スイッチ12Aは出力A1に切り換えられる。再生部11によって読み出された音声データはスイッチ12A、及びFIFOバッファ12Cを介して、HDMI送信部13に供給される。HDMI送信部13は、映像データ入力端子13Bに入力される映像データを映像データ領域の上位8ビットに含み、音声データ入力端子13Dに入力される音声データを映像データ領域の下位8ビット(Deep Color)に含むHDMIデータを生成し、コネクタ部16を介してディスプレイ装置20に送信する。
一方、ディスプレイ装置20は、DVDプレーヤ10から送信されたSPDインフォフレームを受信する(S202)。ディスプレイ装置20は、受信したSPDインフォフレームを参照してDVDプレーヤ10が特定機器であり、かつ、高密度音声モードに設定されているか否かを判断する。具体的には、SPDインフォフレームに含まれるVNが所定の名称であるか否かを判断する(S203)。ここでは、VNが所定の名称であるので(S203:YES)、ディスプレイ装置20は、PD16が7Eであるか否かを判断する(S204)。ここでは、PD16が7Eであるので(S204:YES)、DVDプレーヤ10は特定機器であり、かつ、高密度音声モードに設定されていると判断される。従って、ディスプレイ装置20は、高密度音声モードでHDMIデータをDVDプレーヤ10から受信する(S205)。具体的には、音声切換部22において、スイッチ22Aが入力B2に切り換えられる。HDMI受信部21は、HDMIデータの映像データ領域の上位8ビットに含まれる映像データを映像データ出力端子21Cから映像処理部25に出力する。また、HDMI受信部21は、HDMIデータの映像データ領域の下位8ビットに含まれる音声データを音声データ出力端子21DからFIFOバッファ22Cに出力する。その結果、音声データは、FIFOバッファ22C及びスイッチ22Aを経由して、音声処理部26に供給される。
以上のように、DVDプレーヤ10及びディスプレイ装置20が相互に特定機器であると認識した場合には、音声データをHDMIデータの映像データ領域の下位8ビット(Deep Color)に含めて送受信する。
[DVDプレーヤ10において通常モードに設定されている場合]
次に、ユーザ操作によって通常モードに設定されている場合を説明する。DVDプレーヤ10は、S101において、高密度音声モードが設定されていないと判断するので(S101:NO)、SPDインフォフレームのVNを所定の名称に設定し、かつ、PD16を00に設定する(S107)。ディスプレイ装置20に、高密度音声モードに設定されていないことを知らせるためである。続いて、DVDプレーヤ10は、通常モードで音声データ及び映像データを含むHDMIデータをディスプレイ装置20に送信する(S108)。具体的には、スイッチ12Aが出力A2に切り換えられる。HDMI送信部13は、映像データ領域の上位8ビットに映像データを含み、ブランキング期間に音声データを含むHDMIデータを生成して、ディスプレイ装置20に送信する。
ディスプレイ装置20は、S204において、PD16が7Eではないと判断する(S204:NO)。その結果、DVDプレーヤ10が高密度音声モードに設定されていないと判断されるので、制御部23は通常モードになるように各部を制御する(S206)。具体的には、スイッチ22Aが入力B1に切り換えられる。HDMI受信部21で生成された映像データは、映像データ出力端子21Cから映像処理部25に供給される。HDMI受信部21で生成された音声データは、音声データ出力端子21Bからスイッチ22Aを介して音声処理部26に供給される。なお、通常モードでは、映像データの下位8ビットは使用されないので、音声データ出力端子21Dからは何も出力されない。
以上のように、DVDプレーヤ10において通常モードが設定されている場合、高密度音声モードではなく通常モードで音声データ及び映像データを含むHDMIデータを送受信する。
[ディスプレイ装置20が特定機器でない場合]
DVDプレーヤ10が特定機器であり、かつ、ユーザ操作によって高密度音声モードに設定されていても、ディスプレイ装置20が特定機器でなければ、DVDプレーヤ10は通常モードで音声データ及び映像データを含むHDMIデータをディスプレイ装置20に送信する。ディスプレイ装置が特定機器でない場合に高密度音声モードでHDMIデータを送信すると、ディスプレイ装置が映像データ領域の下位8ビットに音声データを含むHDMIデータを受信して、下位8ビットの音声データを映像データと誤って処理し映像にノイズが発生し、さらに音声を再生できないという問題が生じるが、本例ではそのような問題を解決できる。この場合、ディスプレイ装置は特定機器ではないので、EDIDのManufacturer Nameが所定の名称以外の名称に設定されている、又は、Product Codeの最上位2ビットが00に設定されている。また、ディスプレイ装置20は、特定機器ではないので図7の処理を実行しない。
DVDプレーヤ10は、ディスプレイ装置20から読み出したEDIDに含まれるManufacturer Nameが所定の名称ではないと判断する(S103:NO)、又は、Product Codeの最上位2ビットが01ではないと判断する(S104:NO)。その結果、DVDプレーヤ10は、通常モードで音声データ及び映像データを含むHDMIデータをディスプレイ装置20に送信する(S108)。具体的には、スイッチ12Aが出力A2に切り換えられる。HDMI送信部13は、映像データ領域の上位8ビットに映像データを含み、ブランキング期間に音声データを含むHDMIデータを生成して、ディスプレイ装置20に送信する。
[DVDプレーヤ10が特定機器でない場合]
ディスプレイ装置20が特定機器であっても、DVDプレーヤ10が特定機器でなければ、ディスプレイ装置20は通常モードで音声データ及び映像データを含むHDMIデータを受信する。DVDプレーヤが特定機器でない場合にディスプレイ装置20が高密度音声モードに切り換えられると、ディスプレイ装置20は映像データ領域の下位8ビットに含まれる映像データを音声データと誤って処理し、スピーカーからノイズが発生し、さらに音声が再生されないという問題が生じるが、本例ではそのような問題を解決できる。DVDプレーヤ10は特定機器でないので、SPDインフォフレームのVNが所定の名称以外の名称に設定されている、又は、PD16が7Eではなく00に設定されている。そして、DVDプレーヤ10は、SPDインフォフレームをディスプレイ装置20に送信する。また、DVDプレーヤ10は特定機器ではないので、図6の各処理を実行しない。
ディスプレイ装置20は、DVDプレーヤ10から受信したSPDインフォフレームに含まれるVNが所定の名称でないと判断する(S203:NO)、又は、PD16が7Eではないと判断する(S204:NO)。その結果、ディスプレイ装置20は、DVDプレーヤ10が特定機器ではないと判断するので、通常モードでHDMIデータを受信する(S206)。具体的には、スイッチ22Aが入力B1に切り換えられる。HDMI受信部21で生成された映像データは、映像データ出力端子21Cから映像処理部25に供給される。HDMI受信部21で生成された音声データは、音声データ出力端子21Bからスイッチ22Aを介して音声処理部26に供給される。
以上のように、DVDプレーヤ10及びディスプレイ装置20の少なくとも一方が特定機器でない場合には、高密度音声モードではなく通常モードで音声データ及び映像データを含むHDMIデータを送受信する。
[他の実施形態]
本例では、高密度音声モードのユーザ操作による設定がDVDプレーヤ10ではなく、ディスプレイ装置20で設定される。すなわち、ディスプレイ装置20のメモリ24内にモード設定フラグが記憶されており、フラグが1にセットされると高密度音声モードに設定され、フラグが0にリセットされると通常モードに設定される。本例のDVDプレーヤ10の処理を図8に示し、図6と同一処理には同一符号を付し、説明を援用する。また、本例のディスプレイ装置20の処理を図9に示し、図7と同一処理には同一符号を付し、説明を援用する。
まず、高密度音声モードに設定されている場合を説明する。ディスプレイ装置20は、高密度音声モードが設定されているか否かを判断する(S207)。ここでは、高密音声モードに設定されているので(S207:YES)、S201に進む。ディスプレイ装置20は、EDIDに含まれるManufacturer Nameを所定の名称に設定し、かつ、Product
Codeの最上位2ビットを01に設定する。一方、DVDプレーヤ10では、図6の処理と異なり、高密度音声モードに設定されているか否の判断処理がない。DVDプレーヤ10は、EDIDに含まれるManufacturer Nameが所定の名称であり(S103:YES)、かつ、Product Codeの最上位2ビットが01であると判断し(S104:YES)、VNを所定の名称に設定し、PD16を7Eに設定してSPDインフォフレームをディスプレイ装置20に送信する(S105)。その後、DVDプレーヤ10は、高密度音声モードで音声データを含むHDMIデータをディスプレイ装置20に送信する(S106)。ディスプレイ装置20は、S203及びS204でYESと判断し、高密度音声モードで音声データを含むHDMIデータを受信する。
一方、ユーザによって通常モードが設定されている場合(S207:NO)、ディスプレイ装置20は、EDIDのManufacturer Nameを所定の名称に設定し、Product
Codeの最上位2ビットを00に設定する。DVDプレーヤ10は、Product Codeの最上位2ビットが01ではないと判断し(S104:NO)、SPDインフォフレームのPD16を00に設定し、SPDインフォフレームをディスプレイ装置20に送信する(S109)。その後、DVDプレーヤ10は、通常モードで音声データ及び映像データを含むHDMIデータをディスプレイ装置20に送信する(S108)。ディスプレイ装置20は、S204でPD16が7Eではないと判断して(S204:NO)、通常モードで音声データ及び映像データを含むHDMIデータを受信する(S206)。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。DVDプレーヤ10とディスプレイ装置20とを例に説明したが、DVDプレーヤとAVアンプ(リピータ機器)についても同様である。また、ユーザによって高密度音声モードに設定されるのではなく、常時高密度音声モードであってもよい。この場合、図6のS101、S107の処理、又は図9のS207、S208の処理が不要になる。また、特定機器であること及び/又は高密度音声モードに設定されていることを認識するために、ソース機器特定情報としてVN及びPDを使ったがこれに限定されず他の情報でもよい。また、VNを使わずにPDだけを使ってもよい(この場合S203を省略)。また、PD16に限定されず、PD1〜16の任意の1又は複数のPDが使用されてもよい。但し、特定機器であることを示す場合に複数のPD1〜16を使用する際にも、製品名を表すためにいくつかのPD1〜16を使用する必要がある。同様に、受信機器特定情報として、Manufacturer Name及びProduct Codeを使用したがこれに限定されず他の情報でもよい。Manufacturer Nameを使わずに(この場合S103を省略)Product Codeのみを使っても良く、Product Codeの任意の1又は複数のビットが使用されてもよい。但し、特定機器であることを示す場合にProduct
Codeの複数のビットを使用する際にも、製品名を表すためにいくつかのビットを使用する必要がある。また、相互に特定機器であることを認識せずにDVDプレーヤが高密度音声モードでHDMIデータを送信してもよい(本発明では、映像データ領域の下位ビットに音声データを含めるので、ディスプレイ装置が誤って音声データを映像データとして処理しても映像へのノイズの混入は大きくないからである)。また、DVDプレーヤ、AVアンプ、ディスプレイ装置の上記動作をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびこれを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は、HDMI規格に準拠したソース機器、シンク機器、及びリピータ機器に好適に採用され得る。
本発明の好ましい実施形態によるDVDプレーヤ10の構成を示すブロック図である。 本例のHDMIデータのデータ構造を示す図である。 SPDインフォフレームを示す図である。 本発明の好ましい実施形態によるディスプレイ装置20の構成を示すブロック図である。 EDIDを示す図である。 DVDプレーヤ10の処理を示すフローチャートである。 AVアンプ20の処理を示すフローチャートである。 DVDプレーヤ10の処理を示すフローチャートである。 AVアンプ20の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 DVDプレーヤ
12 音声切換部
13 HDMI送信部
14 制御部
20 ディスプレイ装置
21 HDMI受信部
22 音声切換部
23 制御部
24 PROM
25 映像処理部
26 音声処理部

Claims (6)

  1. HDMIデータを送信するソース機器と、ソース機器から送信されたHDMIデータを受信する受信機器とを備え、
    該ソース機器が、
    高密度音声モードにおいて、映像データ領域の上位mビットに映像データを含み、本来映像データが含まれるべき映像データ領域の下位nビットに音声データを含むHDMIデータを生成し、通常モードにおいて、映像データ領域映像データを含み、ブランキング期間に音声データを含むHDMIデータを生成し、映像データ領域の上位mビットに含めるデータが入力される第1入力部と、映像データ領域の下位nビットに含めるデータが入力される第2入力部と、ブランキング期間に含めるデータが入力される第3入力部を有するHDMIデータ生成手段と、
    該HDMIデータ生成手段が生成したHDMIデータを該受信機器に送信する送信手段と
    高密度音声モードにおいて音声データが該第2入力部に供給されるように切り換えられ、通常モードにおいて音声データが該第3入力部に供給されるように切り換えられる第1の切換手段と、を有し、
    該受信機器が、
    該ソース機器から送信されたHDMIデータを受信する受信手段と、
    高密度音声モードにおいて、該受信したHDMIデータの映像データ領域の上位mビットに含まれる映像データから元の映像データを生成し、HDMIデータの映像データ領域の下位nビットに含まれる音声データから元の音声データを生成し、通常モードにおいて、映像データ領域含まれる映像データから元の映像データを生成し、ブランキング期間に含まれる音声データから元の音声データを生成し、映像データ領域の上位mビットに含まれているデータが出力される第1出力部と、映像データ領域の下位nビットに含まれているデータが出力される第2出力部と、ブランキング期間に含まれているデータが出力される第3出力部とを有するデータ生成手段と
    高密度音声モードにおいて該第2出力部から出力される音声データが音声処理手段に供給されるように切り換えられ、通常モードにおいて該第3出力部から出力される音声データが該音声処理手段に供給されるように切り換えられる第2の切換手段と、を有する、データ送受信システム。
  2. 前記ソース機器が、
    高密度音声モードに対応した特定機器であるか否かを示すソース機器情報を記憶するためのソース機器情報記憶手段と、
    該ソース機器情報を前記受信機器に送信するソース機器情報送信手段と、
    該受信機器から受信機器情報を読み出す読出手段と、
    読み出した該受信機器情報に基づいて、該受信機器が特定機器である場合高密度音声モードに対応するように前記第1の切換手段を制御し、該受信機器が特定機器でない場合通常モードに対応するように該第1の切換手段を制御する第1の制御手段とをさらに有し、
    前記受信機器が、
    高密度音声モードに対応した特定機器であるか否かを示す受信機器情報を記憶するための受信機器情報記憶手段と、
    該ソース機器から該ソース機器情報を受信するソース機器情報受信手段と、
    受信した該ソース機器情報に基づいて、該ソース機器が特定機器である場合高密度音声モードに対応するように前記第2の切換手段を制御し、該受信機器が特定機器でない場合通常モードに対応するように該第2の切換手段を制御する第2の制御手段とをさらに有する、請求項に記載のデータ送受信システム。
  3. 前記ソース機器が、
    ユーザ操作に基づいて高密度音声モード又は通常モードに設定可能なモード設定手段をさらに有し、
    該モード設定手段が高密度音声モードに設定されている場合、前記ソース機器情報送信手段が、高密度音声モードに対応した特定機器である旨のソース機器情報を前記受信機器に送信し、
    該モード設定手段が通常モードに設定されている場合、前記ソース機器情報送信手段が、高密度音声モードに対応した特定機器でない旨のソース機器情報を前記受信機器に送信し、かつ、前記第1の制御手段が、前記受信機器情報に関係なく、通常モードに対応するように前記第1の切換手段を制御する、請求項に記載のデータ送受信システム。
  4. 前記受信機器が、
    ユーザ操作に基づいて高密度音声モード又は通常モードに設定可能なモード設定手段をさらに有し、
    該モード設定手段が高密度音声モードに設定されている場合、前記受信機器情報記憶手段に、高密度音声モードに対応した特定機器である旨の受信機器情報が記憶され、
    該モード設定手段が通常モードに設定されている場合、前記受信機器情報記憶手段に、高密度音声モードに対応した特定機器でない旨の受信機器情報が記憶される、請求項
    記載のデータ送受信システム。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載のデータ送受信システムにおける前記ソース機器。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載のデータ送受信システムにおける前記受信機器。
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