JP5152138B2 - 画像読取装置及びその画像読取装置を備えた複合機 - Google Patents

画像読取装置及びその画像読取装置を備えた複合機 Download PDF

Info

Publication number
JP5152138B2
JP5152138B2 JP2009226541A JP2009226541A JP5152138B2 JP 5152138 B2 JP5152138 B2 JP 5152138B2 JP 2009226541 A JP2009226541 A JP 2009226541A JP 2009226541 A JP2009226541 A JP 2009226541A JP 5152138 B2 JP5152138 B2 JP 5152138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
document
image
sided
blank page
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009226541A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011077786A (ja
Inventor
浩 森崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009226541A priority Critical patent/JP5152138B2/ja
Publication of JP2011077786A publication Critical patent/JP2011077786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5152138B2 publication Critical patent/JP5152138B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

本発明は、原稿の両面読取機能と、複数枚の原稿の連続読取機能とを備えた画像読取装置及びその画像読取装置を備えた複合機に関する。
従来、画像読取装置として、原稿の両面読取機能と、複数枚の原稿の連続読取機能とを備えたものが知られている。このような画像読取装置では、複数枚の原稿を連続的に読み取る際には、片面読取りを実行するか、両面読取りを実行するかをユーザが予め設定する操作が必要となっていた。そのため、両面読取りに設定して片面原稿を読み取ると、読み取る必要のない面の画像を読み取ってしまう問題があった。そこで、特許文献1に記載の画像読取装置は、1枚目の原稿を読み取って、原稿の画像が両面又は片面に形成されているかを検出し、この検出結果により、2枚目以降の読み取りを両面読取り又は片面読取りに自動的に設定している。すなわち、特許文献1に記載の画像読取装置においては、ユーザが両面読取り又は片面読取りの設定操作をしなくても、1枚目の原稿の読取画像に基づいて、2枚目以降の原稿の読み取りを両面読取り又は片面読取りに自動的に設定できるように構成されている。
特開2005−191886号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像読取装置は、両面原稿を含む複数枚の原稿の中で1枚目に表紙などの片面原稿がある場合、この複数枚の原稿を全て片面読取りしてしまうため、複数枚の原稿の中の両面原稿を正確に両面読取りできないことがあった。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザが読取りの設定状態を認識しなくとも自動的にユーザが希望している読取り方法を判断して両面読取りを確実に実行できる画像読取装置を提供することである。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像読取装置は、複数の連続する原稿を搬送しながら、各原稿の両面の画像を読み取ることが可能な両面原稿読取部と、原稿の一方の面の画像を読み取る片面読取モードと、原稿の両面の画像を読み取る両面読取モードとのいずれかを設定する読取モード設定部と、前記両面原稿読取部による前記原稿の両面の画像の読み取り後、前記原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出する白紙頁検出部と、前記白紙頁検出部により、複数の連続する原稿について原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたか否かを判定する連続白紙頁判定部と、前記読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、前記連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、その判定後に搬送される原稿については前記白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取るように前記両面原稿読取部を制御し、前記白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定しなかった場合、前記白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定されるまで原稿の両面の画像を読み取るように前記両面原稿読取部を制御する読取制御部とを備える。
本発明によれば、読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて
原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取り、白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定しなかった場合、原稿の両面の画像を読み取るように両面原稿読取部が読取制御部により制御される。したがって、ユーザが読取りの設定状態を認識しなくとも自動的にユーザが希望している読取り方法が判定されて両面読取りが確実に実行される。
請求項2記載の画像読取装置では、前記読取制御部は、前記読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、前記連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、前記読取モード設定部が読取モードを前記両面読取モードから前記片面読取モードに設定するように前記読取モード設定部を制御するモード制御部を含み、前記読取制御部が、前記モード制御部により制御された前記読取モード設定部の読取モードに従って前記両面原稿読取部を制御する。
これにより、読取制御部が、読取モード設定部の読取モードを制御するモード制御部を含み、そのモード制御部により制御された読取モードに従って両面原稿読取部を制御する。したがって、複数の連続する原稿について両面原稿か又は片面原稿かが検出されることにより、ユーザが希望する読取モードが確実に設定される。
請求項3記載の画像読取装置では、前記連続白紙頁判定部が、原稿の同じ側の面に存在する白紙頁の原稿の枚数をカウントするカウント部を有し、前記カウント部が所定枚数をカウントした場合、前記読取制御部は、前記白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取るように前記両面原稿読取部を制御する。
これにより、所定枚数をカウントして白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取るように両面原稿読取部が制御されている。所定枚数をカウントするため、白紙頁が連続する状態が確実に判定され、白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取ることができる。したがって、白紙頁の連続する状態が判定されることにより、より確実にユーザの希望する面を読み取れる。
請求項4記載の画像読取装置では、前記白紙頁検出部が、前記両面原稿読取部により読み取られた原稿の画像データから、原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出する。
これにより、両面原稿読取部により読取られた原稿の画像データを用いて、片面に白紙頁があるか否かを検出するため、白紙頁を検出する専用のセンサを設けることなく白紙頁を検出できる。
請求項5記載の画像読取装置では、前記白紙頁検出部が、原稿の少なくとも一方の面に画像が存在するか否かを検出する画像検出部を有し、その画像検出部の検出結果により、原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出する。
これにより、画像検出部が、原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出することから、1つの読取部が、スイッチバック機構を使用して原稿の両面の画像を検出する構成に比べ、白紙頁の検出を迅速に行うことができる。
請求項6記載の画像読取装置では、前記両面原稿読取部が、原稿の一方の面の画像を読み取る第1読取部と、原稿の一方の面に対する他方の面の画像を読み取る第2読取部と、を有し、前記第1読取部と前記第2読取部とによって読み取られたデータから、前記白紙頁検出部が、原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出する。
これにより、第1読取部と前記第2読取部とによって読み取られたデータから白紙頁があるかが検出され、片面読取モードが設定された場合、第1読取部又は第2読取部のどちらか一方が画像を読み取る。この結果、1つの読取部が、スイッチバック機構を使用して原稿の両面の画像を検出する構成に比べ、白紙頁の検出及び画像の読み取りを迅速に行うことができる。
請求項7記載の画像読取装置では、前記両面原稿読取部が、連続して搬送される複数の原稿の画像を読み取るための原稿読取位置に原稿の一方の面を対向させた状態で原稿を搬送し、原稿が前記原稿読取位置を通過したときに原稿をスイッチバックさせ、原稿読取位置に原稿の一方の面に対する他方の面を対向させた状態で原稿を搬送する原稿搬送部を有する。
これにより、原稿搬送部が原稿をスイッチバックさせることにより原稿の両面が読み取られる。読取モードが片面読取モードに設定されると、両面読取モードに設定されたときに行われるスイッチバックの動作が実行されない。したがって、両面原稿読取部がスイッチバック機構を有する原稿搬送部を備える構成において、ユーザが片面読取りを希望する複数の原稿が両面読取モードで誤って読み取られる場合と比較して、片面読取モードが確実に設定されることにより、読み取り時間が短くなる。
請求項8記載の画像読取装置では、複数の連続する原稿を搬送しながら、各原稿の両面の画像を読み取ることが可能な両面原稿読取部と、原稿の一方の面の画像を読み取る片面読取モードと、原稿の両面の画像を読み取る両面読取モードとのいずれかを設定する読取モード設定部と、前記両面原稿読取部による前記原稿の両面の画像の読み取り後、前記原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出する白紙頁検出部と、前記白紙頁検出部により、複数の連続する原稿について原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたか否かを判定する連続白紙頁判定部と、前記読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、前記連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されないと判定したとしても、その判定後に前記白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、現在の読取動作が両面読取りである旨を報知する報知部とを備える。
これにより、現在の読取動作が両面読取りである旨が報知される。ユーザは、読取モードを認識しないで読取動作を開始しても、報知により、現在の読取動作の動作状態を確認することができる。
請求項9記載の複合機では、画像読取機能と、その画像読取機能により読み取られた画像を送信する画像送信機能と、前記画像読取機能により読み取られた画像を記録媒体に形成する画像形成機能とを有する複合機において、複数の連続する原稿を搬送しながら、各原稿の両面の画像を読み取ることが可能な両面原稿読取部と、原稿の一方の面の画像を読み取る片面読取モードと、原稿の両面の画像を読み取る両面読取モードとのいずれかを設定する読取モード設定部と、前記両面原稿読取部による前記原稿の両面の画像の読み取り後、前記原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出する白紙頁検出部と、前記白紙頁検出部により、複数の連続する原稿について原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたか否かを判定する連続白紙頁判定部と、前記読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、前記連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、その判定後に搬送される原稿については前記白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取るように前記両面原稿読取部を制御し、前記白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定しなかった場合、前記白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定されるまで原稿の両面の画像を読み取るように前記両面原稿読取部を制御する読取制御部とを備える。
これにより、読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取り、白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定しなかった場合、原稿の両面の画像を読み取るように両面原稿読取部が読取制御部により制御される。したがって、ユーザが読取りの設定状態を認識しなくとも自動的にユーザが希望している読取り方法が判断されて両面読取りが確実に実行される。
本発明によれば、ユーザが読取りの設定状態を認識しなくとも自動的にユーザが希望している読取り方法が判断されて両面読取りが確実に実行される。
本発明の第1の実施形態に係る複合機10の斜視図である。 図1における複合機10を前から後に向かう方向に見た断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る複合機10の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る複合機10の両面原稿読取部58の読取制御の動作手順を示すフローチャートである。 複数枚の原稿の中で1枚目から4枚目までの片面原稿と両面原稿とを読み取る順番の各パターンについて、従来技術と本発明の実施形態との読取制御動作を対比して示す一覧表である。 本発明の第3の実施形態に係る複合機10の両面原稿読取部58の読取制御の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る複合機10の両面原稿読取部58の読取制御の動作手順を示すフローチャートである。
[第1の実施形態]
以下、本発明の画像読取装置を具体化した第1の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、電子写真方式のカラープリンタに本発明を適用したものである。
<複合機の全体構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る複合機10を示す斜視図である。図2は、図1における複合機10を前から後に向かう方向に見た断面図である。図1において、複合機10は、画像読取装置20、この画像読取装置20の上部に配置された自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)11、給紙トレイ12、排紙トレイ14、入力装置21、表示装置23等を備えている。なお、前後方向、左右方向、及び上下方向は、図1及び図2に矢印で示す方向である。
ADF11は、画像読取装置20に対して回動自在に設けられている。そのため、ADF11は、画像読取装置20の上面を開閉することができる。ADF11は、原稿が載置される給紙トレイ12と、原稿が排出される排紙トレイ14とを備えている。給紙トレイ12及び排紙トレイ14は、上下方向に二段に配設されている。具体的には、排紙トレイ14の上方に給紙トレイ12が配置されている。なお、本実施形態では、排紙トレイ14は、ADF11の上面に形成された凹部により構成されている。
ADF11は、給紙トレイ12から引き出した原稿をUターン搬送路16に沿って搬送し、排紙トレイ14へ排出する。給紙トレイ12は、複数枚の原稿を収容することができ
る。原稿検知センサ30は、原稿が給紙トレイ12に収容しているか否かを検知する。ADF11は、原稿検知センサ30が原稿を検知した状態で給紙トレイ12から1枚ずつ連続して原稿を取り出す。給紙トレイ12から取り出された原稿は、Uターン搬送路16に沿って排紙トレイ14へ向かう向きを「搬送向き」として、排紙トレイ14へ自動的に搬送される。このADF11は、イメージセンサ24を備えている。図2が示すように、このイメージセンサ24は、原稿が搬送路16に沿って搬送される際に、当該原稿の裏面である第1面に記録された画像を読み取る。このイメージセンサ24としては、典型的にはCIS(Contact Image Sensor) やCCD(Charge Coupled Device)が採用される。本実施形態のイメージセンサ24は、本発明の第1読取部の一例である。
画像読取装置20は、コンタクトガラス22を備えている。このコンタクトガラス22は、画像読取装置20の上面に配置されている。このコンタクトガラス22の下方に、イメージセンサ25が備えられている。このイメージセンサ25は、原稿がUターン搬送路16に沿って搬送される際に、原稿の表面である第2面に記録された画像を読み取る。このイメージセンサ25としても、典型的にはCIS(Contact Image Sensor) やCCD
(Charge Coupled Device)が採用される。本実施形態のイメージセンサ25は、本発明
の第2読取部の一例である。
画像読取装置20は、ADF11が適用可能なものであれば如何なる構成のものであってもよい。なお、本実施形態は、本発明が画像読取装置20及びこれに適用可能なADF11として実施される一例であるが、本発明は、トナーやインクなどの画像記録材を記録用紙に付着させて画像を記録する画像記録装置として実施されてもよい。
入力装置21は、タッチパネル、押しボタンスイッチ、あるいはテンキーなどから構成される。表示装置23は、LCD等からなる。
複数の原稿は、積層された状態で給紙トレイ12上に載置される。このとき、原稿は、表面を上にして給紙トレイ12上に載置される。給紙トレイ12に原稿が載置された状態で、入力装置21から読取動作開始指令が入力されると、原稿の画像が読み取り始められる。ADF11によって給紙トレイ12から取り出された原稿は、その裏面に記録された画像がイメージセンサ24により読み取られる。この原稿は、さらにUターン搬送路16に沿って送られ、湾曲搬送路27を通過する際に表裏反転される。そして、原稿の表面に記録された画像がイメージセンサ25によって読み取られる。その後、排紙トレイ14に排出された原稿は、表面を下にして排紙トレイ14上にスタックされる。
<両面原稿読取部>
第1の実施形態では、両面原稿読取部58が、ADF11、イメージセンサ24、及びイメージセンサ25の組み合わせに相当する。前述のように、イメージセンサ24はADF11に設けられている。このイメージセンサ24は、搬送ローラ32とピンチローラ33との間に配置され、第1搬送路26を臨む位置に配置されている。したがって、第1搬送路26に沿って搬送される原稿は、イメージセンサ24の近傍を通過する。この際に、当該原稿の裏面に記録された画像がイメージセンサ24によって読み取られる。また、イメージセンサ24の対向する位置に、第1白部材34が配置されている。この第1白部材34にコイルバネ35が設けられており、これにより、第1白部材34は、イメージセンサ24側へ弾性的に付勢されている。したがって、この第1白部材34は、第1搬送路26に沿って搬送される原稿をイメージセンサ24に押し付ける。その結果、イメージセンサ24による良好な画像読取が可能となる。
また、前述のように、イメージセンサ25は画像読取装置20側に設けられている。このイメージセンサ25は、スライド軸36に対してスライド自在に支持されている。スラ
イド軸36は、画像読取装置20の筐体に固定されており、図2が示すように図中左右方向に延びている。すなわち、スライド軸36は、原稿の搬送向き及び反搬送向きに延びている。イメージセンサ25は、図示されていないモータを駆動源として、所要の駆動伝達機構を介してスライドするようになっている。この場合の駆動伝達機構とは、たとえばプーリー・ベルト機構が例示される。
画像読取装置20のコンタクトガラス22は、二分割されている。すなわち、コンタクトガラス22は、固定読取用ガラス37と移動読取用ガラス38とを有する。この移動読取用ガラス38がいわゆる「プラテンガラス」と称されるものであり、ADF11が使用されない場合に、1枚ずつ原稿が載置される。そして、イメージセンサ25がスライドされつつ原稿に記録された画像が読み取られる。
固定読取用ガラス37は、ADF11が使用される場合に、連続して原稿が通過するものである。この固定読取用ガラス37と移動読取用ガラス38との間に原稿離反部材39が設けられている。この原稿離反部材39は、第2搬送路28に進入して固定読取用ガラス37に接した原稿を当該固定読取用ガラス37からすくい上げる。これにより、原稿は、固定読取用ガラス37から離反して第2搬送路28に沿って送られる。
ADF11が使用される場合、イメージセンサ25は、所定の画像読取位置18に移動して停止される。イメージセンサ25が画像読取位置18に停止することにより、イメージセンサ25は、第2搬送路28を臨む位置に配置される。この画像読取位置18は、固定読取用ガラス37の端部であって、上記原稿離反部材39に沿う部位である。原稿は、固定読取用ガラス37の上記画像読取位置18に到達し、その後に原稿離反部材39により固定読取用ガラス37からすくい上げられる。原稿は、画像読取位置18を通過する際に開口42から露出する。すなわち、原稿の表面に記録された画像が開口42から露出する。画像読取位置18で待機するイメージセンサ25は、この露出した画像を読み取る。
画像読取位置18に対応する位置に第2白部材40が配置されている。具体的には、この第2白部材40は、ADF11のアンダーガイド31に固定されている。第2白部材40は、画像読取位置18で待機するイメージセンサ25と対向する。この第2白部材40にコイルバネ41が設けられている。このため、第2白部材40は、イメージセンサ25側へ弾性的に付勢されている。第2搬送路28に沿って搬送される原稿の先端が第2白部材40に到達すると、原稿は、第2白部材40と固定読取用ガラス37との間に進入する。この第2白部材40は、原稿を固定読取用ガラス37に押し付ける。その結果、イメージセンサ25による良好な画像読取が可能となる。
<複合機の電気的構成>
図3は、本発明の第1の実施形態に係る複合機10の電気的構成を表すブロック図である。複合機10は、CPU50、各種メモリ領域を備えるRAM51、各種プログラムを記憶するROM52、バスライン53、入出力部57(図中では「I/O」と表示)、記憶装置56、通信ネットワークに接続されて外部装置54(PC)との間でデータの送受信をする通信インタフェース55(図中では「I/F」と表示)、及び受信した印刷制御データを一時格納する受信バッファメモリ61を備えて構成される。入出力部57には、タッチパネル、押しボタンスイッチあるいはテンキーなどから構成された入力装置21、LCD等からなる表示装置23、および周知のインクジェット印字機構、レーザー印字機構、熱転写印字機構、あるいはドットインパクト式印字機構などからなる印刷部59が接続されている。また、入出力部57には、両面原稿の画像を読取可能な両面原稿読取部58、公衆電話回線を通じて画像データを送受信するFAX部60が接続されている。なお、本実施形態の複合機10は印刷機能、画像読取機能、FAX機能の3種類の機能を備えているが、このうち少なくとも画像読取機能があればよく、印刷機能とFAX機能は必ず
しも必要ではない。両面原稿読取部58は、ADF11、イメージセンサ24、及び、イメージセンサ25などから構成されている。記憶装置56は、例えばEEPROMなどの不揮発性メモリや、ハードディスクで構成される。
RAM51には、イメージセンサ24により読み取られた原稿の画像を記憶する裏面画像メモリ領域、及び、イメージセンサ25により読み取られた原稿の画像を記憶する表面画像メモリ領域を備える画像領域AR1が設けられている。また、RAM51には、裏面の白紙の記録紙の黒データ量を記憶する裏面基準黒データメモリ領域、及び、表面の白紙の記録紙の黒データ量を記憶する表面基準黒データメモリ領域を備える基準黒データ領域AR2が設けられている。また、RAM51には、原稿の裏面の黒データ量を記憶する裏面黒データメモリ領域、及び、原稿の表面の黒データ量を記憶する表面黒データメモリ領域を備える黒データ領域AR3が設けられている。また、RAMには、原稿表白紙カウンタの値を記憶する原稿表白紙カウンタメモリ領域、及び、原稿裏白紙カウンタの値を記憶する原稿裏白紙カウンタメモリ領域を備えるカウンタ値領域AR4が設けられている。
ROM52には、白紙頁検出領域PR1、白紙頁連続検出領域PR2、読取モード設定領域PR3、片面両面読取切替制御領域PR4が設けられている。白紙頁検出領域PR1には、白紙頁検出プログラムが記憶されている。白紙頁連続検出領域PR2には、白紙頁連続検出プログラムが記憶されている。読取モード設定領域PR3には、読取モード設定プログラムが記憶されている。片面両面読取切替制御領域PR4には、片面両面読取切替制御プログラムが記憶されている。本実施形態において、読取モード設定プログラムが記憶されているROM52の読取モード設定領域PR3は、本発明の読取モード設定部の一例である。
白紙頁検出プログラムは、イメージセンサ24、25によって読み取られた原稿が白紙頁であるか否かを検出するためのプログラムである。白紙頁検出プログラムが実行されると、表面画像メモリ領域と裏面画像メモリ領域とに記憶された画像データから黒データ量がカウントされ、それぞれのカウント値が表面黒データメモリ領域と裏面黒データメモリ領域とに格納される。次に表面黒データメモリ領域と表面基準黒データメモリ領域との黒データ量を比較して、原稿の表面が白紙頁であるか否かが判断される。同様に裏面黒データメモリ領域と裏面基準黒データメモリ領域との黒データ量を比較して、原稿の裏面が白紙頁であるか否かが判断される。
白紙頁連続検出プログラムは、イメージセンサ24、25によって読み取られた原稿が白紙頁であると連続して検出された回数をカウントし、所定枚数連続で検出すると片面原稿であると判定するためのプログラムである。白紙頁連続検出カウントプログラムが実行されると、表面の原稿に白紙頁が検出される毎に原稿表白紙カウンタの値がインクリメントされ、連続で白紙頁が検出されないと原稿表白紙カウンタの値が0枚にリセットされ原稿表白紙カウンタメモリ領域に記憶される。この原稿表白紙カウンタメモリ領域に記憶された原稿表白紙カウンタの値がRAM51に記憶されている所定の片面原稿判定値になると、後続の原稿の表面は白紙頁であると判定される。裏面も同様に、裏面の原稿に白紙頁が検出される毎に原稿裏白紙カウンタの値がインクリメントされ、連続で白紙頁が検出されないと原稿裏白紙カウンタの値が0枚にリセットされ原稿裏白紙カウンタメモリ領域に記憶される。この原稿裏白紙カウンタメモリ領域に記憶された原稿裏白紙カウンタの値が所定の片面原稿判定値になると、後続の原稿の裏面は白紙頁であると判定される。
読取モード設定プログラムは、読取動作が開始される前の初期設定でユーザによって入力装置21から両面読取モード又は片面読取モードの読取モードが指定される際に、その指定に従って読取モードを設定するプログラムである。
片面両面読取切替制御プログラムは、両面読取モードが設定されている場合に、読取モードの設定は変更せずに、両面読取りから片面読取りに切り替えて読取動作を制御するためのプログラムである。本実施形態では、表面だけを読み取る片面読取りを行う場合、イメージセンサ24をオフ、イメージセンサ25をオンにして読み取りが制御される。同様に、裏面だけを読み取る片面読取りを行う場合、イメージセンサ24をオン、イメージセンサ25をオフにして読み取りが制御される。両面読取りから片面読取りに切り替える方法は、片面両面読取切替制御プログラムを実行させる方法と、読取モード設定プログラムにより両面読取モードから片面読取モードに切り替える方法とがある。本実施形態では、読取モードの設定は変更せずに、両面読取りから片面読取りに切り替える片面両面読取切替制御プログラムを実行させる方法を用いて説明する。他の実施形態で、読取モード設定プログラムにより両面読取モードから片面読取モードに切り替える方法を説明する。
<画像読取装置の動作例>
次に、複合機10の両面原稿読取部58の読取制御について、図5に示した各パターン毎に、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。図4は、複合機10をスキャナとして機能する場合の両面原稿読取部58の読取制御について示しており、具体的には、ADF11にセットされた複数枚の原稿が両面原稿読取部58で読み取られる場合の両面原稿読取部58の読取制御について示している。図5は、複数枚の原稿の1枚目から4枚目までの片面原稿と両面原稿とを読み取る順番の各パターンについて、従来技術と本発明の実施形態との読取制御を対比して示す一覧表である。
<通常の両面原稿読取り動作>
まず始めに、複数の両面原稿を読み取る場合について説明する。ユーザは複合機10の電源を投入して通常の準備動作が行われた後に、複数枚の両面原稿をADF11の給紙トレイ12に載置する。次に、キーボタンなどの入力装置21から読取モードを両面読取モードに設定する。ユーザが初期設定を行って、スタートボタンを押下することで読取動作が開始される。載置された全ての両面原稿が読み取られると、この読取動作が終了する。
<パターン1の読取動作>
次に、別のユーザが載置した複数枚の片面原稿を読み取る場合について図4を参照しながら説明する。別のユーザが表面に画像が形成された片面原稿をADF11の給紙トレイ12に載置して、読取モードを設定し忘れてスタートボタンを押下した場合について説明する。この場合、通常の読取動作では読取モードは前回使用したユーザの設定が維持されて両面読取モードで読取動作が行われる。したがって、複数枚の片面原稿を全て両面読取りしてしまうため、画像が形成されていない裏面の画像も読み取ってしまう。その結果、不要な読取処理が行われたり、不要な画像データが記憶されたりする不具合が起こる。そこで、このような不具合を軽減する本発明の第1実施形態に係る複合機10の読取動作について説明する。
図4に示す読取動作は、ユーザによってスタートボタンが押下されることで読取動作開始指令が入力されて開始される。読取動作が開始されると、まず、原稿表白紙カウンタと原稿裏白紙カウンタとの値が0枚にリセットされる(S101)。次に、キーボタンなどの入力装置21から予め設定された片面原稿判定値(例えば2枚)が読み取られ、片面原稿判定値が設定される(S102)。入力装置21からの設定がされていない場合は、初期設定値として例えば2枚が片面原稿判定値として設定されるものとする。
読取動作が実行される前に入力装置のキーボタンなどにより予め設定された読取モードが片面読取モードと両面読取モードとのどちらに設定されているかが判断される(S103)。本実施形態では、両面読取モードに設定されている状態でスタートボタンが押下されるため、読取モードが両面読取モードに設定されていると判断され(S103:Yes
)、1枚目の片面原稿がADF11によって搬送され、片面原稿の両面が読み取られる(S104)。
表面のみ画像が形成され裏面は白紙頁である1枚目の原稿の両面が読み取られると、S105で白紙頁検出プログラムが実行されて原稿の裏面が白紙頁であると判断され(S105:Yes)、原稿裏白紙カウンタの値がインクリメントされる(S106)。表面は画像が形成されているので、S201で原稿の表面が白紙頁でないと判断され(S201:No)、原稿表白紙カウンタの値が0枚にリセットされる(S203)。本実施形態のCPU50、S105、S201、白紙頁検出領域PR1、画像領域AR1、基準黒データ領域AR2及び黒データ領域AR3は、本発明の白紙頁検出部の一例である。
白紙頁が連続で存在することを検出するための白紙頁連続検出プログラムが実行されて、S204で原稿裏白紙カウンタの値が片面原稿判定値であるか否かが判断され、S205で原稿表白紙カウンタの値が片面原稿判定値であるか否かが判断される。1枚目の原稿の読み取り時には白紙頁が連続して検出されないため、このS204とS205との処理は両方とも否と判断され、次の原稿の確認が行われる(S206)。S206では、ADF11の原稿検知センサによって次の原稿があるか否かが判断される。残りの片面原稿が給紙トレイ12に載置されているので、S206では次の原稿があると判断されて(S206:Yes)、S104の処理が繰り返される。本実施形態のCPU50、S204、S205、白紙頁連続検出領域PR2及びカウンタ値領域AR4は、本発明の連続白紙頁判定部の一例である。
2枚目の片面原稿がADF11によって搬送され、片面原稿の両面が読み取られる(S104)。表面のみに画像が形成されているので、原稿の裏面が白紙頁であると判断され(S105:Yes)、原稿裏白紙カウンタの値が1枚から2枚にインクリメントされる(S106)。また、原稿の表面が白紙頁でないと判断され(S201:No)、原稿表白紙カウンタの値が0にリセットされる(S203)。
原稿裏白紙カウンタの値が2枚であるため、原稿裏白紙カウンタの値が片面原稿判定値であると判断される(S204:Yes)。読み取る複数の原稿の裏面に白紙頁が連続で検出されたと判断され、S302の処理が行われる。
S302では、次の原稿があるか否か判断される。次の3枚目の原稿が給紙トレイ12に載置されているため、次の原稿があると判断されて(S302:Yes)、表面の原稿だけを1枚読み取る(S301)。S301の処理が終わるとS302の判断が繰り返され、載置した複数枚の原稿が全て読み取られ、S302で次の原稿がないと判断されると(S302:No)、この読取制御の動作が終了する。なお、S301で表面原稿を読み取る場合、片面両面読取切替制御プログラムによってイメージセンサ24をオフに、イメージセンサ25をオンにして読み取りが制御される。
このように同じ側の面に白紙頁が連続して検出されると、次に読み取る原稿からは片面原稿であると判断され、両面読取モードに設定されていても、片面読取りで載置された残りの原稿を読み取ることができる。このためユーザが片面読取りを希望しているにもかかわらず、ユーザが読取モードの設定状態を認識せずに読取動作が開始されても、不要な読取処理や不要な画像データが記憶される不具合を軽減して、ユーザの希望する読取動作で正確に読み取ることができる。
<パターン2の読取動作>
複数の原稿の中で1枚目に読み取られる原稿が表面のみに画像が形成されており、2枚目以降が全て両面に画像が形成されている場合の読取制御について説明する。例えば論文
などの複数枚の原稿の画像が全て両面に形成されているにもかかわらず、表紙などの1枚目の画像が表面のみに形成されている場合がある。このような複数枚の原稿を読み取る場合について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
読取動作は、原稿がADF11に載置され、スタートボタンが押下されると読取動作開始指令が入力されて開始される。スタートボタンが押下されると、まず、原稿表白紙カウンタと原稿裏白紙カウンタとの値が0枚にリセットされる(S101)。次に、キーボタンなどの入力装置21から予め設定された片面原稿判定値(例えば2枚)が読み取られ、片面原稿判定値が設定される(S102)。入力装置21からの設定がされていない場合は、初期設定値として例えば2枚が片面原稿判定値として設定されるものとする。
読取動作が実行される前に入力装置のキーボタンなどにより予め設定された読取モードが片面読取モードと両面読取モードとのどちらに設定されているかが判断される(S103)。本実施形態では、初期設定で両面読取モードに設定されている状態でスタートボタンが押下される場合を想定している。つまり、ユーザがスタートボタンを押下する前にキーボタンなどにより読取モードを設定し忘れる場合がある。このためユーザが読取モードの設定状態を認識せずに読取動作が開始されることがある。
読取モードが両面読取モードに設定されていると判断され(S103:Yes)、1枚目の片面原稿がADF11によって搬送され、片面原稿の両面が読み取られる(S104)。表面のみ画像が形成され裏面は白紙頁である1枚目の原稿の両面が読み取られると、S105で白紙頁検出プログラムが実行されて原稿の裏面が白紙頁であると判断され(S105:Yes)、原稿裏白紙カウンタの値がインクリメントされる(S106)。表面は画像が形成されているので、S201で原稿の表面が白紙頁でないと判断され(S201:No)、原稿表白紙カウンタの値が0枚にリセットされる(S203)。
白紙頁が連続で存在することを検出するための白紙頁連続検出プログラムが実行されて、S204で原稿裏白紙カウンタの値が片面原稿判定値であるか否かが判断され、S205で原稿表白紙カウンタの値が片面原稿判定値であるか否かが判断される。1枚目の原稿の読み取り時には白紙頁が連続して検出されないため、このS204とS205との処理は両方とも否と判断され、次の原稿の確認が行われる(S206)。S206では、ADF11の原稿検知センサ30によって次の原稿があるか否かが判断される。残りの両面原稿が給紙トレイ12に載置されているので、S206では次の原稿があると判断されて(S206:Yes)、S104の処理が繰り返される。
2枚目の両面原稿がADF11によって搬送され、両面原稿の両面が読み取られる(S104)。表面と裏面とに画像が形成されているので、原稿の裏面が白紙頁でないと判断され(S105:No)、原稿裏白紙カウンタの値が1枚から0枚にリセットされる(S107)。また、原稿の表面が白紙頁でないと判断され(S201:No)、原稿表白紙カウンタの値が0にリセットされる(S203)。
原稿裏白紙カウンタの値が0枚であるため、原稿裏白紙カウンタの値が片面原稿判定値でないと判断される(S204:No)。同様に原稿表白紙カウンタの値が0枚であるため、原稿表白紙カウンタの値が片面原稿判定値でないと判断される(S205:No)。
3枚目の原稿が読み取られる。2枚目以降が全て両面原稿であるため、白紙頁が連続して同じ面に検出されず、設定された両面読取モードに従って原稿の両面が読み取られるように3枚目以降が制御される。そして載置した複数枚の原稿が全て読み取られ、S206で次の原稿がないと判断されると(S206:No)、この読取制御の動作が終了する。
原稿の1枚目が片面原稿又は両面原稿であるかによって残りの原稿の読取制御を決定してしまう従来の技術では、パターン2の読取動作の場合、2枚目以降を全て片面で読み取ってしまう。本発明では複数枚の両面原稿に表紙だけ片面原稿がある場合でも、ユーザが読取モードの設定状態を認識しないでユーザの希望する読み取り方法を判断して確実に両面読取を実行できる。
<パターン3の読取動作>
複数の原稿の中で1枚目に読み取られる原稿が両面原稿であり、2枚目以降が全て裏面のみに画像が形成されている片面原稿である場合の読取制御について説明する。例えば、複数枚の原稿全てが裏面のみに画像が形成されている片面原稿であって、1枚目の原稿の表面だけ汚れが付いて両面原稿であると判断される場合がある。これは、複数枚の原稿のうち1枚目の表面と最終頁の裏面とが外側に触れられやすく、汚れが付着することがある。このような複数枚の原稿を読み取る場合について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
スタートボタンが押下されると、1枚目の両面原稿がADF11によって搬送され、読み取られる(S104)。両面原稿であるため、原稿裏白紙カウンタの値は0枚にリセット(S107)され、原稿表白紙カウンタの値も0枚にリセット(S203)される。白紙頁が連続で検出されないため、次の原稿の読み取りに移る。
2枚目の原稿は裏面のみに画像が形成されている片面原稿であるので、原稿裏白紙カウンタの値は0枚のままで(S107)、原稿表白紙カウンタの値がインクリメントされて1枚となる(S202)。同様に3枚目の片面原稿を読み取ると、原稿表白紙カウンタの値が2枚となる(S202)。ここで片面原稿判定値が2枚に設定されていると、S205で原稿表白紙カウンタの値が片面原稿判定値と同じ2枚であると判定され(S205:Yes)、S304の処理が行われる。本実施形態のCPU50、S106、S107、S202、S203及びカウンタ値領域AR4は、本発明のカウント部の一例である。
S304では、次の原稿があるか否かが原稿検知センサによって判断される。次の原稿があると判断されると(S304:Yes)、裏面原稿が1枚読み取られ(S303)、S304で次の原稿があると判断され続ける限りS303の処理が繰り返される。S303で裏面原稿を読み取る場合、片面両面読取切替制御プログラムによってイメージセンサ24をオンに、イメージセンサ25をオフにして読み取りが制御される。本実施形態のCPU50、S104、S301、S303及び片面両面読取切替制御領域PR4は、本発明の読取制御部の一例である。
複数の原稿が全て読み取られ、次の原稿がないと判断された場合(S304:No)、この読取制御の動作が終了する。この読取制御によって、複数の片面原稿の中に1枚目にだけ両面原稿がある場合にでも、全ての原稿を両面読取りすることなく、連続する白紙頁を検出することで適宜片面読取りに切り替えることができる。したがって、ユーザの意図しない白紙頁を読み取って不要な画像データを記憶する無駄を減らすことができる。
[第2の実施形態]
<パターン4の読取動作>
次に、片面原稿判定値を2枚から3枚に増やして設定された場合の第2の実施形態について説明する。ここでは、複数の原稿の中で3枚目に読み取られる原稿だけが両面に画像が形成されており、残りの原稿が全て表面の片面に画像が形成されている場合の読取制御について説明する。この場合、片面原稿判定値が2枚のままであれば、最初から2枚目までの読み取りで片面原稿が連続するため、白紙頁が連続して検出されて片面読取りに切り替えられて残りの原稿の読取動作が行われてしまう。その結果、3枚目に読み取られる両
面原稿が片面で読み取られてしまう。
第2の実施形態は、載置した原稿の枚数が比較的多く、両面原稿が両面読取動作で読み取られる確実性をより向上させたい場合に適用される実施形態である。例えば、複数枚の原稿を載置した際に、読取動作の初期設定で読み取る原稿の枚数が多いと入力され又は判断されて、自動的に片面原稿判定値が3枚に増やされるようにする。片面原稿判定値は増やされるほど両面原稿が両面読取動作で読み取られる確実性を向上させることができるが、片面原稿が含まれる場合、無駄に白紙頁を読み取ったり、白紙頁の画像データを記憶させてしまうことがある。片面原稿判定値を増やす場合は、3枚から5枚程度が妥当である。
複数枚の原稿の中で3枚目に初めて両面原稿が存在する場合に、その複数枚の原稿が給紙トレイ12に載置されて、スタートボタンが押下されると、1枚目、2枚目まで裏面が白紙頁であると検出されて(S105:Yes)原稿裏白紙カウンタの値が2枚にカウントされる。この時点で、原稿裏白紙カウンタの値が片面原稿判定値の3枚にならないため、3枚目の原稿が読み取られる。3枚目の原稿が両面原稿であるため、原稿裏白紙カウンタの値が2枚から0枚にリセットされ(S107)、両面読取モードのまま両面読取りで次の原稿が読み取られる。
続く4枚目以降で5枚目、6枚目と連続して3枚の白紙頁が検出されると、次ぎの原稿である7枚目の原稿から両面読取りから片面読取りに切り替えられて読取動作が行われる。このように、第2の実施形態では、片面読取りに切り替えられる閾値である片面原稿判定値の所定枚数を増やすことで、両面原稿が両面読取りで読み取られる確実性をより向上させることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態について図6を参照して以下に説明する。図6は、載置された複数枚の原稿が片面原稿であると判定された後に、片面読取りに切り替えられずに現在の両面読取りをユーザに報知する場合の読取動作のフローチャートである。この読取動作の場合、基本的な動作は図4に示すフローチャートと同じであり、ステップの番号が同じものがそれぞれ図4と対応している。ここでは、第3の実施形態の読取動作が、図4に示す読取動作とは異なる点だけ説明する。
図6に示す読取動作では、載置された複数枚の原稿が片面原稿であると判定された後に、1度だけ現在の読取動作が両面読取りである旨が報知され(S403、S404)、その後の残りの原稿は全て両面読取りされるように読取動作が行われる。原稿を読み取る毎に、片面原稿であるか否かの判定(S204、S205)や現在の読取動作が両面読取りである旨の報知(S403、S404)が行われないように、片面原稿判定フラグが用いられる。この片面原稿判定フラグのオン又はオフの情報はカウンタ値領域AR4に記憶される。本実施形態のCPU50、S403、S404及びLCD等からなる表示装置23は、本発明の報知部の一例である。
S401で片面原稿判定フラグの情報がオフに初期設定される。現在の読取動作が両面読取りである旨の報知(S403、S404)が行われると、S405で片面原稿判定フラグの情報がオンに設定される。1度片面原稿判定フラグの情報がオンに設定されると、次の原稿の読み取りから、載置された複数枚の原稿が片面原稿であるか否かの判定が行われないようにS402で片面原稿判定フラグの情報を読み取り、オンの場合(S402:Yes)、S204とS205との処理が飛ばされてS206の処理が行われる。また、オフの場合(S402:No)、載置された複数枚の原稿が片面原稿であるか否かの判定(S204、S205)が行われる。以上より、図6に示す読取動作によって、読取モー
ドを認識しないで読取動作を開始したユーザに、現在の読取動作が両面読取りであることを報知することができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態について図7を参照して以下に説明する。第4の実施形態は、簡単な構成にするために、カウンタを使用せずにフラグを使用する場合の実施形態である。図7は、図4に示す読取動作において、カウンタの代わりにフラグを使用した場合の読取動作のフローチャートである。図4と同じステップの番号は図4の処理と対応している。第4の実施形態の読取動作が、図4の示す読取動作と異なる点だけ説明する。
まず、読取動作開始指令が入力されて、このフローチャートが開始されると、初期設定として、S501で原稿表白紙フラグと原稿裏白紙フラグとの情報がオフに設定される。カウンタの代わりに原稿表白紙フラグと原稿裏白紙フラグとが使用されるため、カウンタ値領域AR4の代わりに、原稿表白紙フラグのオン又はオフの情報を記憶する原稿表白紙フラグメモリ領域、及び、裏面も同様に、原稿裏白紙フラグのオン又はオフの情報を記憶する原稿裏白紙フラグメモリ領域を備えるフラグ情報領域が設けられる。
S501の初期設定でオフに設定された原稿裏白紙フラグの情報は、S105で裏面が白紙頁であると判定される(S105:Yes)ことで、オンに設定される(S504)。表面も同様に原稿表白紙フラグの情報は、S201で表面が白紙頁であると判定される(S201:Yes)ことで、オンに設定される(S507)。続いて次の原稿の読み取りで読み取る原稿の裏面が白紙頁である場合、裏面が白紙頁であると判定され(S105:Yes)、S503で原稿裏白紙フラグの情報がオンであると判断されて(S503:Yes)、S302の処理が行われる。S302で次に原稿があれば、S301で読取動作が両面読取りから表面の片面読取りに切り替えられる。
裏面が白紙頁であると判定されない場合(S105:No)、S502で原稿裏白紙フラグの情報がオフに設定される。オフに設定されると次の原稿を読み取った際に、読み取った原稿の裏面が白紙頁であると判定されても、S503では原稿裏白紙フラグの情報はオフであると判断されて、片面読取りに切り替えられることはない。
表面も同様に、2回連続して読み取られた原稿の表面は白紙頁であるとS506で原稿表白紙フラグの情報がオンであることから判断されると、S304の処理が行われる。S304で次の原稿があると、S303で読取動作が両面読取りから裏面の片面読取りに切り替えられる。読み取った原稿の表面が白紙頁でない場合(S201:No)、S505で原稿表白紙フラグがオフに設定される。
なお、カウンタでなくフラグを用いる場合の白紙頁連続検出プログラムは、片面原稿判定値が2枚の場合と同じように処理される。つまり、2回連続して同じ側の原稿の面に白紙頁が検出されると、後続の原稿の片面は白紙頁であると判定される。以上より、カウンタを使用せずにフラグを使用して読取動作を簡易に行うことが可能である。
[変形例]
読取モード設定プログラムは、両面読取モードが設定されている場合にでも、複数の連続する原稿について原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されることで、検出された面の反対側の面の片面読取を行う片面読取モードに設定するプログラムであってもよい。つまり、片面を読み取る際の読取制御は、読取モード設定プログラムによって両面読取モードから片面読取モードに切り替えて、白紙頁が検出された面と反対側の面の読み取りを行うように制御される。この読取モードの設定を制御する構成では、本実施形態のCPU50、S104、S301、S303及び読取モード設定領域PR3に相当する構成は、
本発明のモード制御部の一例となる。なお、原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されないときは、両面読取モードの設定が維持される。
また、読取モードが両面読取モードから片面読取モードに切り替えられた直後に読取動作が片面読取モードに切り替えられた旨が表示装置23のLCD等に報知される構成を備えるとよりよい。これにより読取モードが片面読取モードに切り替えられたことが報知され、ユーザは、現在設定されている読取モードを確認することができることから、現在設定されている読取モードが認識できないために再度読取モードを設定する手間を省くことができる。
また、本実施例では2つのイメージセンサを用いる場合について説明したが、1つのイメージセンサのみを用いてADFの機構内で原稿をスイッチバックすることで反転させて、両面を読み取る構成であってもよい。この詳細な構成は特開2007−300219号公報などにより公知である。本実施形態のスイッチバック機構を有するADFは、本発明の原稿搬送部の一例である。
10・・・複合機
11・・・ADF
20・・・画像読取装置
22・・・コンタクトガラス
24・・・イメージセンサ
25・・・イメージセンサ
50・・・CPU
51・・・RAM
52・・・ROM
58・・・両面原稿読取部
AR1・・・画像領域
AR2・・・基準黒データ領域
AR3・・・黒データ領域
AR4・・・カウンタ領域
PR1・・・白紙頁検出領域
PR2・・・白紙頁連続検出領域
PR3・・・読取モード設定領域
PR4・・・片面両面読取切替制御領域

Claims (9)

  1. 複数の連続する原稿を搬送しながら、各原稿の両面の画像を読み取ることが可能な両面原稿読取部と、
    原稿の一方の面の画像を読み取る片面読取モードと、原稿の両面の画像を読み取る両面読取モードとのいずれかを設定する読取モード設定部と、
    前記両面原稿読取部による前記原稿の両面の画像の読み取り後、前記原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出する白紙頁検出部と、
    前記白紙頁検出部により、複数の連続する原稿について原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたか否かを判定する連続白紙頁判定部と、
    前記読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、前記連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、その判定後に搬送される原稿については前記白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取るように前記両面原稿読取部を制御し、前記白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定しなかった場合、前記白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定されるまで原稿の両面の画像を読み取るように前記両面原稿読取部を制御する読取制御部とを備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載する画像読取装置において、
    前記読取制御部は、
    前記読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、前記連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、前記読取モード設定部が読取モードを前記両面読取モードから前記片面読取モードに設定するように前記読取モード設定部を制御するモード制御部を含み、
    前記読取制御部が、前記モード制御部により制御された前記読取モード設定部の読取モードに従って前記両面原稿読取部を制御する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1に記載する画像読取装置において、
    前記連続白紙頁判定部が、原稿の同じ側の面に存在する白紙頁の原稿の枚数をカウントするカウント部を有し、
    前記カウント部が所定枚数をカウントした場合、前記読取制御部は、前記白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取るように前記両面原稿読取部を制御することを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載する画像読取装置において、
    前記白紙頁検出部が、前記両面原稿読取部により読み取られた原稿の画像データから、原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出することを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1から請求項3にいずれかに記載する画像読取装置において、
    前記白紙頁検出部が、原稿の少なくとも一方の面に画像が存在するか否かを検出する画像検出部を有し、その画像検出部の検出結果により、原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出することを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載する画像読取装置において、
    前記両面原稿読取部が、
    原稿の一方の面の画像を読み取る第1読取部と、
    原稿の一方の面に対する他方の面の画像を読み取る第2読取部と、を有し、
    前記第1読取部と前記第2読取部とによって読み取られたデータから、前記白紙頁検出部が、原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出することを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載する画像読取装置において、
    前記両面原稿読取部が、
    連続して搬送される複数の原稿の画像を読み取るための原稿読取位置に原稿の一方の面を対向させた状態で原稿を搬送し、原稿が前記原稿読取位置を通過したときに原稿をスイッチバックさせ、原稿読取位置に原稿の一方の面に対する他方の面を対向させた状態で原稿を搬送する原稿搬送部を有することを特徴とする画像読取装置。
  8. 複数の連続する原稿を搬送しながら、各原稿の両面の画像を読み取ることが可能な両面原稿読取部と、
    原稿の一方の面の画像を読み取る片面読取モードと、原稿の両面の画像を読み取る両面読取モードとのいずれかを設定する読取モード設定部と、
    前記両面原稿読取部による前記原稿の両面の画像の読み取り後、前記原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出する白紙頁検出部と、
    前記白紙頁検出部により、複数の連続する原稿について原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたか否かを判定する連続白紙頁判定部と、
    前記読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、前記連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されないと判定したとしても、その判定後に前記白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、現在の読取動作が両面読取りである旨を報知する報知部とを備えることを特徴とする画像読取装置。
  9. 画像読取機能と、その画像読取機能により読み取られた画像を送信する画像送信機能と、前記画像読取機能により読み取られた画像を記録媒体に形成する画像形成機能とを有する複合機において、
    複数の連続する原稿を搬送しながら、各原稿の両面の画像を読み取ることが可能な両面原稿読取部と、
    原稿の一方の面の画像を読み取る片面読取モードと、原稿の両面の画像を読み取る両面読取モードとのいずれかを設定する読取モード設定部と、
    前記両面原稿読取部による前記原稿の両面の画像の読み取り後、前記原稿の少なくとも一方の面の画像が白紙頁であるか否かを検出する白紙頁検出部と、
    前記白紙頁検出部により、複数の連続する原稿について原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたか否かを判定する連続白紙頁判定部と、
    前記読取モード設定部が両面読取モードを設定し、かつ、前記連続白紙頁判定部が、複数の連続する原稿の中で1枚目の原稿から少なくとも2枚目の原稿までについて原稿の同じ側の面に白紙頁が連続して検出されたと判定した場合、その判定後に搬送される原稿については前記白紙頁が存在する面と反対側の面の画像だけを読み取るように前記両面原稿読取部を制御し、前記白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定しなかった場合、前記白紙頁が原稿の同じ側の面に連続して検出されたと判定されるまで原稿の両面の画像を読み取るように前記両面原稿読取部を制御する読取制御部とを備えることを特徴とする複合機。
JP2009226541A 2009-09-30 2009-09-30 画像読取装置及びその画像読取装置を備えた複合機 Active JP5152138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009226541A JP5152138B2 (ja) 2009-09-30 2009-09-30 画像読取装置及びその画像読取装置を備えた複合機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009226541A JP5152138B2 (ja) 2009-09-30 2009-09-30 画像読取装置及びその画像読取装置を備えた複合機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011077786A JP2011077786A (ja) 2011-04-14
JP5152138B2 true JP5152138B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=44021300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009226541A Active JP5152138B2 (ja) 2009-09-30 2009-09-30 画像読取装置及びその画像読取装置を備えた複合機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5152138B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5896875B2 (ja) * 2012-10-15 2016-03-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置および画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572854A (ja) * 1991-07-30 1993-03-26 Ricoh Co Ltd 両面複写装置における原稿識別装置及びその使用方法
JPH0556220A (ja) * 1991-08-22 1993-03-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH05333642A (ja) * 1992-06-02 1993-12-17 Konica Corp 両面画像形成装置
JPH0756398A (ja) * 1993-08-13 1995-03-03 Ricoh Co Ltd 画像記録装置
US5550614A (en) * 1995-06-05 1996-08-27 Ricoh Company, Ltd. Method and system for detecting and distinguishing between blank pages within a reproduction job
JP2008072753A (ja) * 1998-12-24 2008-03-27 Ricoh Co Ltd 画像読取装置とその黒画素検索方法および白紙原稿検出方法
JP2005260386A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Murata Mach Ltd 画像読取装置
JP4257592B2 (ja) * 2004-03-29 2009-04-22 村田機械株式会社 画像読取装置
JP4956350B2 (ja) * 2007-09-28 2012-06-20 京セラドキュメントソリュ−ションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
JP2009124422A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Canon Inc 画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011077786A (ja) 2011-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4867294B2 (ja) 画像処理装置
JP5093310B2 (ja) 原稿読取装置、画像形成装置、原稿読取装置の制御方法、および原稿読取装置の制御プログラム
JP5472219B2 (ja) 画像読取装置
JP2007010949A (ja) 画像形成装置
JP5115571B2 (ja) 画像読取装置
JP4483949B2 (ja) 画像読取装置
US8286965B2 (en) Automatic document feeder with jam determination control
JP2007096803A (ja) 自動原稿搬送装置
JP4650179B2 (ja) 自動用紙送り装置、画像読み取り装置及び画像形成装置
JP3882445B2 (ja) 原稿分別装置
JP5152138B2 (ja) 画像読取装置及びその画像読取装置を備えた複合機
US20100220345A1 (en) Image forming apparatus and image reading apparatus
JP2005167727A (ja) 原稿読取装置
JP2001350225A (ja) 原稿給送装置
JP4956347B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5206663B2 (ja) 画像読取装置及びその画像読取装置を備えた複合機
JP4990732B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2021022847A (ja) 原稿読取装置
JP2009111909A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2010124116A (ja) 画像読取装置
JP6028484B2 (ja) 画像形成装置
JP2018078386A (ja) 読取装置、制御方法およびプログラム
JP2008187473A (ja) 画像読取装置
JP2008028782A (ja) 原稿仕分装置及び原稿仕分方法
JP5041021B2 (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5152138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150