JP5146716B2 - 車両用障害物検知装置 - Google Patents

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本発明は、車両のフロントエンド部分に配置されたレーダユニットを備えた車両用障害物検知装置に関し、特に、レーダユニットの基準検知軸の方向が所期方向からずれている場合に、その基準検知軸を自動的に補正できるように構成したものである。
従来、自動車等の車両において、前方の障害物(先行車両等)との衝突を予知して、シートベルトを引締めたり、ブレーキを作動させて衝突を回避したりする制御技術や、先行車両に一定の車間距離を保って追従走行する制御技術が周知であり、そのために、ミリ波レーダやレーザレーダを有するレーダユニットが車両のフロントエンド部分に前向きに配置され、このレーダユニットにより、前方の障害物の位置及び相対速度を検出可能に、また、先行車両を認識可能に構成されている。
ところで、自動車等の車両において、レーダユニットの性能を確実に発揮させて前記制御技術を高精度で実施可能にするためには、レーダユニットをフロントエンド部分の所期位置(姿勢)に取付けて、レーダユニットの基準検知軸を所期方向に向けておく必要があるが、レーダユニットの取付け後、例えば衝突(軽衝突)を起こす等して、そのレーダユニットやその周辺に比較的大きな力が作用して、レーダユニットは機能しているものの、レーダユニットの基準検知軸の方向が所期方向からずれる、ということが想定される。
ここで、特許文献1には、電波レーダユニットの前方所定位置に基準反射板を配置し、更に前方に電波吸収体としての複数のタイヤを積重ねて配置した状態で、電波レーダユニットが電波を発信・受信して、基準反射板の位置を検知し、その位置が電波レーダユニットの基準位置となるように、電波レーダユニットをブラケットに取付ける調整ボルトを介して、電波レーダユニットの基準検知軸を調整する、検知軸調整方法が開示されている。
特開2003−240837号公報
前記のように、自動車等の車両において、レーダユニットの取付け後、例えば衝突を起こす等して、そのレーダユニットやその周辺に比較的大きな力が作用して、レーダユニットの基準検知軸の方向が所期方向からずれた場合、レーダユニットが機能していても、レーダユニットの性能を確実に発揮させて前記制御技術を高精度で実施できなくなり、こうした精度上問題がある制御が無用に行われる虞も生じる。
このような場合、レーダユニットの基準検知軸を調整する必要があり、そこで、特許文献1の検知軸調整方法も使用できるが、レーダユニットの取付部(例えば、取付ブラケット)に修理を要する場合もあり、いずれにしろ、人員作業が介在する、このレーダユニットの基準検知軸の調整作業は非常に煩雑である。尚、レーダユニットの基準検知軸の調整について、行うか否かを人員が判断すると、必要であるのにそれを見過ごしてしまう虞もある。尚、自動車等の車両に最初にレーダユニットを取付ける場合にも、その基準検知軸を調整する非常に煩雑な調整作業が必要である。
本発明の目的は、車両のフロントエンド部分に配置されたレーダユニットの基準検知軸の方向が所期方向からずれている場合に、その基準検知軸を自動的に確実に補正し調整することができる、車両用障害物検知装置を提供することである。
請求項1の車両用障害物検知装置は、車両のフロントエンド部分に配置されて車両前方の障害物の位置を含む障害物情報を検知するレーダユニットと、車両前方を撮像する撮像手段とを備えた車両用障害物検知装置において、前記レーダユニットは鉛直軸心回りに設定角度(θre)内で往復回動して障害物情報を検知可能に構成され、前記撮像手段は前記レーダユニットの設定角度(θre)よりも大きな第1の所定角度(θcm)をなす、前記レーダユニットの検知領域よりも広範囲の撮像領域を有し、前記撮像手段で撮像された車両前方の障害物であって前記撮像手段の所定の基準検知軸に最も近い障害物を特定障害物として決定する特定障害物決定手段と、前記レーダユニットで検知された障害物と前記特定障害物決定手段で決定された特定障害物との対応する動きに基づいて、この検知された障害物が前記特定障害物であるか否か判断する特定障害物判断手段と、前記特定障害物判断手段が肯定判断した場合、前記撮像手段で撮像された前記特定障害物の画像情報に基づいて、その特定障害物の位置を検知する撮像障害物位置検知手段と、前記撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置と前記レーダユニットで検知された同特定障害物の位置が一致するか否か判定する特定障害物位置判定手段と、前記特定障害物位置判定手段が否定判断した場合、前記撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置と前記レーダユニットで検知された同特定障害物の位置とに基づいて前記レーダユニットの所定の基準検知軸の補正が可能か否か判断する補正可否判断手段であって、前記撮像手段によって撮像された特定障害物が前記撮像手段の第1の所定角度(θcm)より小さな第2の所定角度(θce)に入っている場合に、前記レーダユニットの所定の基準検知軸の補正が可能であると肯定判断し、入っていない場合に否定判断する補正可否判断手段と、前記補正可否判断手段が肯定判断した場合、前記レーダユニットで検知された特定障害物の位置が前記撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置と一致するように、前記レーダユニットの所定の基準検知軸を自動的に補正する基準検知軸補正手段と、を備えたことを特徴とする。
この車両用障害物検知装置では、レーダユニット(例えば、ミリ波レーダユニット、レーザレーダユニット)が、車両のフロントエンド部分に前向きに配置され、このレーダユニットにより、車両前方の障害物の位置を含む障害物情報が検知され、この障害物情報に基づいて、前方の障害物(先行車両等)との衝突を予知して、シートベルトを引締めたり、ブレーキを作動させて衝突を回避したりする制御や、先行車両に一定の車間距離を保って追従走行する制御を実行させることができる。
この車両用障害物検知装置は、レーダユニット、撮像手段、特定障害物決定手段、特定障害物判断手段、撮像障害物位置検知手段、特定障害物位置判定手段、補正可否判断手段、基準検知軸補正手段を備えたことを特徴とするものであり、撮像手段により車両前方が撮像され、特定障害物決定手段により、撮像手段の所定の基準検知軸に最も近い障害物を特定障害物として決定され、特定障害物判断手段により、レーダユニットで検知された障害物が特定障害物であるか否か判断され、撮像障害物位置検知手段により、撮像手段で撮像された車両前方の特定障害物の画像情報に基づいて、その特定障害物の位置が検知される。そして、特定障害物位置判定手段により、撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置とレーダユニットで検知された同特定障害物の位置が一致するか否か判定され、補正可否判断手段により、レーダユニットの所定の基準検知軸の補正が可能であるか否か判定され、基準検知軸補正手段により、特定障害物位置判定手段による判定を受けて特定障害物の位置が一致しない場合に一致するように、レーダユニットの所定の基準検知軸が自動的に補正され調整される。
請求項1の従属発明として次の構成を採用可能である。
前記補正可否判断手段が否定判断した場合に作動する警報手段を設ける(請求項2)。
前記レーダユニットは、アンテナを設定角度内で往復回動させスキャンするとともに、前記設定角度以上の角度で往復回動可能に構成され、前記基準検知軸補正手段は、前記設定角度を補正することで前記基準検知軸を補正する(請求項3)。
請求項1の車両用障害物検知装置によれば、特に、撮像手段が車両前方を撮像し、特定障害物決定手段が、撮像手段の基準検知軸に最も近い障害物を特定障害物として決定し、特定障害物判断手段が、レーダユニットで検知された障害物と特定障害物決定手段で決定された特定障害物との対応する動きに基づいて、この検知された障害物が特定障害物であるか否か判断し、撮像障害物位置検知手段が、撮像手段で撮像された車両前方の特定障害物の画像情報に基づいて、その特定障害物の位置を検知し、特定障害物位置判定手段が、撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置とレーダユニットで検知された同特定障害物の位置が一致するか否か判定し、つまり、レーダユニットの基準検知軸の方向が所期方向からずれているか否か判定して、補正可否判断手段が、レーダユニットの所定の基準検知軸の補正が可能であるか否か判定し、基準検知軸補正手段が、特定障害物位置判定手段による判定を受けて特定障害物の位置が一致しない場合に一致するように、レーダユニットの基準検知軸を自動的に補正し調整することができる。
従って、この車両用障害物検知装置を装備した自動車等の車両において、例えば衝突を起こす等して、レーダユニットやその周辺に比較的大きな力が作用して、レーダユニットの基準検知軸の方向が所期方向からずれた場合、レーダユニットが機能している場合には、従来の人員作業が介在する煩雑な基準検知軸の調整作業を行う必要もなく、この基準検知軸を自動的に確実に補正し調節することができ、故に、レーダユニットの性能を確実に発揮させて前記制御を高精度で実施することができる。
撮像障害物位置検知手段、特定障害物位置判定手段、補正可否判断手段、基準検知軸補正手段による処理は、車両走行中でも、車両前方に先行車両等の特定障害物が存在すれば実行可能であるので、レーダユニットの基準検知軸の方向が所期方向からずれているか否かの判定を、随時或いは定期的に或いは衝突が起きた直後に実施でき、故に、自己チェック機能に優れたものになり、基準検知軸の方向が所期方向からずれている場合には、基準検知軸を迅速に補正でき、故に、精度上問題がある前記制御が無用に行われる虞もなくなり、その結果、利便性が高く、信頼性に非常に優れたものになる。
また、自動車等の車両に最初にレーダユニットを取付ける場合にも、その基準検知軸をそれ程厳密に調整しなくても、レーダユニットの取付け後に、基準検知軸の方向が所期方向からずれている場合には、前記手段を機能させて、基準検知軸を自動的に確実に補正し調整することができるため、車両へのレーダユニットの取付負荷(基準検知軸の調整負荷)を軽減し、レーダユニットの組付性を著しく向上させることができる。
レーダユニットで検知された障害物と特定障害物決定手段で決定された特定障害物との対応する動きに基づいて、この検知された障害物が撮像手段で撮像された特定障害物であるか否か判断する特定障害物判断手段を備え、特定障害物判断手段が肯定判断した場合、特定障害物位置判定手段による判定を実行させるので、レーダユニットで検知された障害物が撮像手段で撮像された特定障害物でない場合には、特定障害物位置判定手段による判定を実行させないようにして、誤って認識された基準検知軸に対して補正が行われることを防止し、レーダユニットで検知された障害物が撮像手段で撮像された特定障害物である場合には、基準検知軸の正確な認識と、基準検知軸の方向が所期方向からずれている場合の基準検知軸の正確な補正が行われるようにすることができる。
撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置とレーダユニットで検知された同特定障害物の位置とに基づいて、基準検知軸の補正が可能か否か判断する補正可否判断手段を備え、補正可否判断手段が肯定判断した場合、基準検知軸補正手段による補正を実行させるので、基準検知軸の補正が不可能な場合には、その補正を無駄に実行させることを防止し、基準検知軸の補正が可能な場合にのみ、その補正を確実に実行させることができる。
補正可否判断手段は、撮像手段によって撮像された特定障害物が撮像手段の第1の所定角度(θcm)より小さな第2の所定角度(θce)に入っている場合に、レーダユニットの所定の基準検知軸の補正が可能であると肯定判断し、入っていない場合に否定判断するので、レーダユニット自体の補正性能を加味して特定障害物の位置に応じた前記所定範囲を予め設定しておくことで、補正可否判断手段により、基準検知軸の補正が可能か否か確実に判断することができる。
請求項2の車両用障害物検知装置によれば、補正可否判断手段が否定判断した場合に作動する警報手段を設けたので、その警報に基づいて、車両用障害物検知装置が故障していることを認識して対処することができる。
本発明の車両用障害物検知装置は、車両のフロントエンド部分に配置されて車両前方の障害物の位置を含む障害物情報を検知するレーダユニット、車両前方を撮像する撮像手段とを備えレーダユニットは鉛直軸心回りに設定角度(θre)内で往復回動して障害物情報を検知可能に構成され、撮像手段は前記レーダユニットの設定角度(θre)よりも大きな第1の所定角度(θcm)をなす、前記レーダユニットの検知領域よりも広範囲の撮像領域を有し、撮像手段で撮像された車両前方の障害物であって撮像手段の所定の基準検知軸に最も近い障害物を特定障害物として決定する特定障害物決定手段と、レーダユニットで検知された障害物と特定障害物決定手段で決定された特定障害物との対応する動きに基づいて、この検知された障害物が特定障害物であるか否か判断する特定障害物判断手段と、特定障害物判断手段が肯定判断した場合、撮像手段で撮像された特定障害物の画像情報に基づいて、その特定障害物の位置を検知する撮像障害物位置検知手段と、撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置とレーダユニットで検知された同特定障害物の位置が一致するか否か判定する特定障害物位置判定手段、特定障害物位置判定手段が否定判断した場合、撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置とレーダユニットで検知された同特定障害物の位置とに基づいてレーダユニットの所定の基準検知軸の補正が可能か否か判断する補正可否判断手段であって、撮像手段によって撮像された特定障害物が前記撮像手段の第1の所定角度(θcm)より小さな第2の所定角度(θce)に入っている場合に、前記レーダユニットの所定の基準検知軸の補正が可能であると肯定判断し、入っていない場合に否定判断する補正可否判断手段、補正可否判断手段が肯定判断した場合、レーダユニットで検知された特定障害物の位置が撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置と一致するように、レーダユニットの所定の基準検知軸を自動的に補正する基準検知軸補正手段と、を備えている。
図1〜図3に示すように、車両用障害物検知装置1は自動車Vに装備され、フロントエンド部分Vaの車幅方向中央部に前向きに配置されて車両前方の障害物の位置を含む障害物情報を検知するレーダユニット2、ルーフVdの車室内前端部分の車幅方向中央部に前向きに配置されて車両前方を撮像する撮像手段であるカメラユニット3、警報手段であるディスプレイやランプを有する警報装置4、レーダユニット2とカメラユニット3と警報装置4に電気的に接続されたコントロールユニット5(CPU5a、ROM5b、RAM5cを含む)を備えている。
フロントエンド部分Vaの車幅方向中央部分にフロントグリルVbが設けられ、そのフロントグリルVbの中央部にエンブレムVcが取付けられ、そのエンブレムVcの直ぐ後側にレーダユニット2が配置されている。尚、エンブレムVcは、レーダユニット2が発信・受信する電波を減衰させないように、電波透過性に優れたものである。
図3、図4に示すように、レーダユニット2は、送受信可動部10、走査駆動部15、アナログ回路20、処理部21、インターフェース22(IF22)を有し、IF22がコントロールユニット5に接続されている。送受信可動部10は、ミリ波を発信・受信するミリ波送受信器11、ミリ波を受信する為のアンテナ12を有し、これらミリ波送受信器11とアンテナ12とが一体的に鉛直軸心回りに回動可能に構成されている。
走査駆動部15は、送受信可動部10を設定角度θre内で往復回動させスキャンさせる為の機構であり、設定角度θreの中心線がレーダユニット2の基準検知軸BArとなり、通常、前方へ向いている。走査駆動部15は、例えば、電動モータ16、駆動回路17、エンコーダ18を有し、処理部21が、エンコーダ18からの信号を受けて、送受信可動部10の回動角度が基準検知軸BArを中心とする設定角度θreとなるように、駆動回路17を介して電動モータ16を駆動制御する。
処理部21は電動モータ16を制御する一方、ミリ波送受信器11からミリ波の送信、受信に関する情報をアナログ回路20を介して入力し、例えば、ミリ波送受信器11からのビート信号をAD変換し、周波数分析を行って、前方の障害物の障害物情報である位置(方向、距離)と相対速度が演算される。この障害物情報がIF22からコントロールユニット5に出力され、コントロールユニット5では、この障害物情報に基づいて、障害物との衝突を余地して、シートベルトを引締めたり、ブレーキを作動させて衝突を回避したりする制御や、先行車両に一定の車間距離を保って追従走行する制御が行われる。
ここで、図4に示すように、レーダユニット2は、送受信可動部10(ミリ波送受信器11、アンテナ12)を設定角度θre内で往復回動させスキャンするとともに、設定角度θre以上の角度θrmで往復回動可能に構成されている。
図5に示すように、カメラユニット3の基準検知軸BAcは前方の所期方向へ向き、この所期方向からずれないことを前提とする。また、通常、レーダユニット2の基準検知軸BArは前方の所期方向へ向き、カメラユニット3の基準検知軸BAcと一致している。カメラユニット3は、レーダユニット2の設定角度θreよりも大きな第1の所定角度θcmであって、レーダユニット2の検知領域よりも広範囲の撮像領域を有する。
ここで、図6に示すように、例えば衝突(軽衝突)を起こす等して、レーダユニット2やその周辺に比較的大きな力が作用して、レーダユニット2は機能しているものの、レーダユニット2の基準検知軸BArの方向が前方から左側へθ1ずれた場合を想定する。この場合、レーダユニット2により、障害物SOが検知されても、その障害物SOの位置は、実線で示す実際の位置よりも右側へθ1ずれた仮想線で示す位置に誤検知される。
そこで、本発明の車両用障害物検知装置1では、レーダユニット2の基準検知軸BArの方向が所期方向からずれたか否かの分析を自動的に行い、ずれている場合、基準検知軸BArの方向が所期方向となるように、基準検知軸BArの補正が可能である場合には、その補正を自動的に行うように構成され、その為の処理が、主にコントロールユニット5で行われ、図7のフローチャートに示す通りである。
図7に示すように、コントロールユニット5が実行する処理は、随時或いは定期的に或いは衝突が起きた直後に開始され、先ず、レーダユニット2から情報を正常に受信できるか否か(S1)、カメラユニット3から情報を正常に受信できるか否か(S2)、が判定され、S1;No又はS2;Noの場合、前記制御を実行するプリクラッシュセーフティシステムを作動不許可にして(S20)、続いて、警報処理(S21)が実行されて、警報装置4が作動され、この警報装置4で車両用障害物検知装置1(レーダユニット2又はカメラユニット3)の故障を知らせる表示が行われ、終了する。
S1;Yes 、S2;Yes の場合、カメラユニット3からの画像情報に基づいて、図5、図6のような特定障害物SOの候補(障害物)が前方に存在するか否か判定され(S3)、S3;Yes の場合、特定障害物SOが決定される(S4)。この特定障害物SOとしては、カメラユニット3の基準検知軸BAcに近い1つの障害物を決定すること、例えば、特定障害物SOの候補となる複数の障害物が存在する場合にも、それら複数の障害物の中から基準検知軸BAcに最も近い障害物を決定することが好ましい。
こうして、レーダユニット2の基準検知軸BArの方向が所期方向から左右何れの方向にずれている場合でも、レーダユニット2により、カメラユニット3で撮像された特定障害物SOを検知できる可能性が高くなり、次に、レーダユニット2で検知された障害物がカメラユニット3で撮像された特定障害物SOであるか否か判断する特定障害物判断処理(S5)が実行される。S3;Noの場合には、S15へ移行する。
つまり、この特定障害物判断処理は、カメラユニット3で撮像された特定障害物SOとレーダユニット2で検知された特定障害物SOが同じ物であるか否か判断する処理であり、そのために、例えば、レーダユニット2により特定障害物SOとなる可能性がある障害物を検知し、この障害物とカメラユニット3から検知された特定障害物SOとが、対応する動きを(例えば微小時間の間で)するか否か判断し、対応する動きをする場合に、カメラユニット3で撮像された特定障害物SOとレーダユニット2で検知された特定障害物SOが同じ物であると肯定判断する。
S5の特定障害物判断処理により、レーダユニット2で特定障害物SOを断定できない場合(S6;No)、S20へ移行し、断定できた場合(S6;Yes )、次に、レーダユニット2から特定障害物SOの位置(方向)が読込まれ(S7)、続いて、カメラユニット3で撮像された同時刻の特定障害物SOの画像情報に基づいて特定障害物SOの位置(方向)が検知される(S8)。S8では、例えば、レーダユニット2から特定障害物SOの距離が読込まれ、この特定障害物SOの距離とカメラユニット3からの画像情報とに基づいて、レーダユニット2に対する特定障害物SOの実際の方向、つまり、レーダユニット2の実際の基準検知軸BArの方向が演算される。
次に、S9の特定障害物位置判定処理において、S8で検知された特定障害物SOの位置(方向)とレーダユニット2で検知されS7で読込まれた同特定障害物SOの位置(方向)が一致するか否か判定され、つまり、レーダユニット2の基準検知軸BArとカメラユニット3の基準検知軸BAcが一致するか否か判定され、図5のように、特定障害物SOの位置が一致する場合には、S15へ移行する。一方、図6のように、特定障害物SOの位置が一致しない場合には、次に、S8で検知された特定障害物SOの位置(方向)とレーダユニット2で検知された同特定障害物SOの位置(方向)とに基づいて、レーダユニット2の基準検知軸BArの補正が可能か否か判断する補正可否判断処理(S11)が実行される。
この補正可否判断処理では、カメラユニット3で撮像された特定障害物SOが前記第1の所定角度θcmよりも小さな第2の所定角度θce(所定範囲)内に入っている場合に肯定判断し、入っていない場合に否定判断するように構成され、レーダユニット2自体の補正性能(レーダユニット2の設定角度θreよりも大きな角度θm)を加味して特定障害物SOの位置に応じた第2の所定角度θceを予め設定しておくことで、レーダユニット2の基準検知軸BArの補正が可能か否か確実に判断される。
次に、基準検知軸BArの補正が不可能な場合(S12;No)、S20へ移行し、基準検知軸BArの補正が可能な場合(S12;Yes )、レーダユニット2で検知された特定障害物SOがS8で検知された特定障害物SOの位置と一致するように、つまり、基準検知軸BArがカメラユニット3の基準検知軸BAcに一致するように、基準検知軸BArの補正(S13)が行われる。この場合、レーダユニット2の処理部21にモータ制御指令が出力され、その指令に基づいて、処理部21により電動モータ16が駆動制御されて、送受信可動部10の設定角度θreが角度θrm内でシフトされるように補正されて、基準検知軸BArが補正される。
次に、S9と同じ判定ルーチンを用いて、補正が完了したか否か判定され(S14)、S14;Noの場合には、S11へリターンする。一方、S14;Yes の場合には、図6の状態から図5の状態になるが、S3;No、S10;Yes の場合も含めて、プリクラッシュセーフティシステムを作動許可して(S15)、終了する。尚、S4が特定障害物決定手段、S5が特定障害物判断手段、S8が撮像障害物位置検知手段、S9が特定障害物位置判定手段、S11が補正可否判断手段、S13が基準検知軸補正手段、に夫々相当する。
以上説明した車両用障害物検知装置1によれば次の効果を奏する。
カメラユニット3が車両前方を撮像し、カメラユニット3で撮像された車両前方の特定障害物SOの画像情報に基づいて、その特定障害物SOの位置を検知し、この検知された特定障害物SOの位置とレーダユニット2で検知された同特定障害物SOの位置が一致するか否か判定し、つまり、レーダユニット2の基準検知軸BArの方向が所期方向からずれているか否か判定して、特定障害物SOの位置が一致しない場合に一致するように、レーダユニット2の基準検知軸BArを自動的に補正し調整することができる。
従って、この車両用障害物検知装置1を装備した自動車Vにおいて、例えば衝突を起こす等して、レーダユニット2やその周辺に比較的大きな力が作用して、レーダユニット2の基準検知軸BArの方向が所期方向からずれた場合、レーダユニット2が機能している場合には、従来の人員作業が介在する煩雑な基準検知軸BArの調整作業を行う必要もなく、この基準検知軸BArを自動的に確実に補正し調節することができ、故に、レーダユニット2の性能を確実に発揮させて前記制御を高精度で実施することができる。
こうした撮像障害物位置検知、特定障害物位置判定、基準検知軸補正は、車両走行中でも、車両前方に先行車両等の特定障害物SOが存在すれば実行可能であるので、レーダユニット2の基準検知軸BArの方向が所期方向からずれているか否かの判定を、随時或いは定期的に或いは衝突が起きた直後に実施でき、故に、自己チェック機能に優れたものになり、基準検知軸BArの方向が所期方向からずれている場合には、基準検知軸BArを迅速に補正でき、故に、精度上問題がある前記制御が無用に行われる虞もなくなり、その結果、利便性が高く、信頼性に非常に優れたものになる。
また、自動車Vに最初にレーダユニット2を取付ける場合にも、その基準検知軸BArをそれ程厳密に調整しなくても、レーダユニット2の取付け後に、基準検知軸BArの方向が所期方向からずれている場合には、基準検知軸BArを自動的に確実に補正し調整することができるため、自動車Vへのレーダユニット2の取付負荷(基準検知軸BArの調整負荷)を軽減し、レーダユニット2の組付性を著しく向上させることができる。
レーダユニット2で検知された障害物がカメラユニット3で撮像された特定障害物SOであるか否か判断し、肯定判断した場合、前記特定障害物位置判定処理を実行させるので、レーダユニット2で検知された障害物がカメラユニット3で撮像された特定障害物SOでない場合には、前記特定障害物位置判定処理を実行させないようにして、基準検知軸BArの誤った認識と補正が行われることを防止し、レーダユニット2で検知された障害物がカメラユニット3で撮像された特定障害物SOである場合には、基準検知軸BArの正確な認識と、基準検知軸BArの方向が所期方向からずれている場合の基準検知軸BArの正確な補正が行われるようにすることができる。
カメラユニット3から検知された特定障害物SOの位置とレーダユニット2で検知された同特定障害物SOの位置とに基づいて、基準検知軸BArの補正が可能か否か判断し、肯定判断した場合、基準検知軸BArの補正を実行させるので、基準検知軸BArの補正が不可能な場合には、その補正を無駄に実行させることを防止し、基準検知軸BArの補正が可能な場合にのみ、その補正を確実に実行させ、また、基準検知軸BArの補正が不可能であると判断した場合に作動する警報装置4を設けたので、その警報に基づいて、車両用障害物検知装置1が故障していることを認識して対処することができる。
前記補正可否判断処理は、カメラユニット3で撮像された所定角度θce(所定範囲内)内の特定障害物SOをレーダユニット2で検知できる場合に肯定判断し検知できない場合に否定判断するので、レーダユニット2自体の補正性能を加味して特定障害物SOの位置に応じた第2の所定角度θceを予め設定しておくことで、基準検知軸BArの補正が可能か否か確実に判断することができる。レーダユニット2は、アンテナ12を設定角度θre内で往復回動させスキャンするとともに、設定角度θre以上の角度θrmで往復回動可能に構成され、この設定角度θreを補正することで基準検知軸BArを補正するので、基準検知軸BArの方向が所期方向からずれている場合に、基準検知軸BArを確実に補正することができる。
実施例2は、コントロールユニット5が実行する図7のS4の後からS10の前までの処理をより具体的に示したものである。但し、カメラユニット3の画像情報に基づいて、障害物の距離及び方向を検知可能に構成されている。
図8に示すように、この処理では、S4の後、先ず、カメラユニット3から特定障害物SOの距離を検知可能か否か判定され(S30)、S30;Noの場合、S20へ移行し、S30;Yes の場合、その距離が検知される(S31)。次に、カメラユニット3から特定障害物SOの方向を検知可能か否か判定され(S32)、S32;Noの場合、S20へ移行し、S32;Yes の場合、その方向が検知される(S33)。
次に、レーダユニット2から特定障害物SOとなる可能性がある障害物を検知可能か否か判定され(S34)、S34;Noの場合、S20へ移行し、S34;Yes の場合、障害物の距離と方向が検知される(S35、S36)、その後、S31、S32、S35、S36の検知情報に基づいて、S37の特定障害物判断処理(S37)が実行される。
この特定障害物判断処理では、例えば、実施例1のように、カメラユニット3から検知された特定障害物SOと、レーダユニット2により検知された障害物が対応する動きをするか否か判断し、対応する動きをする場合に、カメラユニット3で撮像された特定障害物SOとレーダユニット2で検知された特定障害物SOが同じ物であると肯定判断し、その後、S10へ移行する。
尚、レーダユニット2の代わりに非メカニカル走査方式の電子レーダユニットを採用してもよい。この電子レーダユニットは、車幅方向に並設された複数のアンテナを有し、例えば、隣合うアンテナ間の受信信号(電波、レーダ)の位相差に基づいて障害物の方向を検知するものである。
この電子レーダユニットを採用した場合に、その基準検知軸BArを補正する場合には、複数のアンテナが取付けられて鉛直軸心回りに回動な可動部を設け、基準検知軸BArがカメラユニット3の基準検知軸BAcと一致するように、可動部を自動的に回動させることで、基準検知軸BArを補正し調整することができる。或いは、複数のアンテナが固定的に取付けられたものでも、その電子レーダユニットの内部的に(処理上)、基準検知軸BArを補正することができる。
尚、その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々変更、追加を加えて実施可能であり、自動車以外の種々の車両への本発明の適用も可能である。
車両用障害物検知装置を装備した自動車の斜視図である。 車両用障害物検知装置の構成ブロック図である。 レーダユニットの構成ブロック図である。 レーダユニットの要部の図である。 レーダユニット(正常時)の検知領域と基準検知軸等を示す平面図である。 レーダユニット(ずれ発生時)の検知領域と基準検知軸等を示す平面図である。 実施例1のコントロールユニットが実行する処理のフローチャートである。 実施例2のコントロールユニットが実行する処理のフローチャートである。
V 自動車
Va フロントエンド部分
1 車両用障害物検知装置
2 レーダユニット
3 カメラユニット
4 警報装置
5 コントロールユニット
12 アンテナ
BAr 基準検知軸
SO 特定障害物

Claims (2)

  1. 車両のフロントエンド部分に配置されて車両前方の障害物の位置を含む障害物情報を検知するレーダユニットと、車両前方を撮像する撮像手段とを備えた車両用障害物検知装置において、
    前記レーダユニットは鉛直軸心回りに設定角度(θre)内で往復回動して障害物情報を検知可能に構成され、
    前記撮像手段は前記レーダユニットの設定角度(θre)よりも大きな第1の所定角度(θcm)をなす、前記レーダユニットの検知領域よりも広範囲の撮像領域を有し、
    前記撮像手段で撮像された車両前方の障害物であって前記撮像手段の所定の基準検知軸に最も近い障害物を特定障害物として決定する特定障害物決定手段と、
    前記レーダユニットで検知された障害物と前記特定障害物決定手段で決定された特定障害物との対応する動きに基づいて、この検知された障害物が前記特定障害物であるか否か判断する特定障害物判断手段と、
    前記特定障害物判断手段が肯定判断した場合、前記撮像手段で撮像された前記特定障害物の画像情報に基づいて、その特定障害物の位置を検知する撮像障害物位置検知手段と、
    前記撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置と前記レーダユニットで検知された同特定障害物の位置が一致するか否か判定する特定障害物位置判定手段と、
    前記特定障害物位置判定手段が否定判断した場合、前記撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置と前記レーダユニットで検知された同特定障害物の位置とに基づいて前記レーダユニットの所定の基準検知軸の補正が可能か否か判断する補正可否判断手段であって、前記撮像手段によって撮像された特定障害物が前記撮像手段の第1の所定角度(θcm)より小さな第2の所定角度(θce)に入っている場合に、前記レーダユニットの所定の基準検知軸の補正が可能であると肯定判断し、入っていない場合に否定判断する補正可否判断手段と、
    前記補正可否判断手段が肯定判断した場合、前記レーダユニットで検知された特定障害物の位置が前記撮像障害物位置検知手段で検知された特定障害物の位置と一致するように、前記レーダユニットの所定の基準検知軸を自動的に補正する基準検知軸補正手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用障害物検知装置。
  2. 前記補正可否判断手段が否定判断した場合に作動する警報手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用障害物検知装置。
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