JP5142879B2 - 光ピックアップおよび光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の格子溝パターンを備えた回折格子、および該回折格子を備えた光ピックアップ、およびそれを搭載した光ディスク装置に係り、特に多層の信号記録層を備えた光学的情報記録媒体(以下簡単のため、光ディスクと記す。)から情報信号を再生もしくは前記光ディスクに情報信号を記録するに有効な光学的手段に関する。
近年、光ディスク記録容量の大容量化を実現する手段として信号記録層の多層化技術が急速に一般化しつつある。この記録層の多層化とは、複数の信号記録層を同一の光ディスク内に一定の層間隔δをおいて積層させることであり、このような記録層多層化の技術により従来の単層の記録層からなる光ディスクに対してその記録容量をほぼ倍増あるいはそれ以上にすることができる。
ところで、このような多層化された光ディスク内の所望の信号記録層から情報信号や該記録層の所定の記録トラックにレーザ光を安定的かつ高精度に集光するためのフォーカス及びトラッキング制御信号を高精度かつ安定的に検出するためには、所望の信号記録層以外の記録層からの不要な反射光(以下この他層からの不要な反射光を簡単のために迷光と記す。)の影響を良好に除去するための手段が必須である。このような多層光ディスクの迷光除去を目的とした光学的手段については、例えば下記特許文献1など既にいくつかの光学技術あるいは装置が開示されている。
特開2005−203090号公報
しかしながら、上記特許文献等で代表される従来の迷光除去手段では、良好な再生信号あるいは制御信号を得るために十分な迷光除去性能が得られない上、迷光のみならず肝心の情報信号再生光の一部までもが光検出器で受光できなくなってしまい、その結果、逆に再生された情報信号の品質劣化や光利用効率の低下などの弊害が生じてしまう。
本発明は以上の状況を踏まえ、多層ディスク再生時に再生された情報信号の品質劣化や光利用効率の低下などの弊害を引き起こす上記迷光の影響を良好に除去し、高い信頼性を備えた光ピックアップ及び光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的は、上記各請求項に開示されている手段を用いることで達成できる。
本発明によれば、高い信頼性を備えた光ピックアップ及び光ディスク装置を提供することが可能になる。
本発明を実施するための具体的構成につき、以下に説明する。
まず本発明の第1の実施例における光ピックアップの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例である光ピックアップ50の光学系概略構成を示す図である。図1において、1は例えば波長405nm帯のレーザ光ビームを出射する半導体レーザ光源である。
半導体レーザ光源1より出射した光ビームは直後に波長板2に至る。ここで波長板2は、該波長板2を透過し引き続いて偏光ビームスプリッタ3(以下、簡単のためこの偏光ビームスプリッタをPBSと記す。)に入射する光ビーム100の偏光方向をコントロールすることで、この光ビーム100をPBS3内の反射面を反射してコリメートレンズ4に入射するS偏光成分の光ビーム101と前記PBS3内の反射面を透過して光量モニタ用光検出器(以下、簡単のためこの光検出器をフロントモニタと記す。)5に入射するP偏光成分の光ビームとに分離する際の反射率及び透過率を所望の比率にすることを目的として設置されている。
次にPBS3を反射した光ビーム101は、コリメートレンズ4によって発散光ビームから略平行光ビームに変換され、さらに4分の1波長板6を透過することにより円偏光に変換された後、対物レンズ7に入射する。対物レンズ7は405nm帯の光ビームが平行光で入射した場合に、例えばBD2層ディスクなどのように複数の信号記録層が積層されている多層光ディスク8内の所定の信号記録層に集光して集光スポット102を形成する機能を備えている。
なお、この対物レンズ7はアクチュエータ9に保持されており、このアクチュエータ9に所定の対物レンズ位置制御信号を供給することにより、対物レンズ7を光ディスク8の半径方向およびディスク面に略垂直な光軸方向に位置制御できる構成になっている。
また、光ディスク8内の所定の信号記録層に集光した集光スポット102は、前記フロントモニタ5により検出された光量信号を基にその照射光強度が制御されている。
次に、光ディスク8内の前記信号記録層を反射した光ビームは往路光ビームと同様の光路を逆向きに進行し、対物レンズ7および4分の1波長板6を経て往路光ビーム101の偏光方向(S偏光)に対して直交した偏光方向(P偏光)に変換された後、コリメートレンズ4によって平行光ビームから収束光ビームに変換されて再びPBS3に到達する。そして往路とは異なり、このPBS3を約100%の透過率で透過し、収束光ビーム103として図中に示すように光軸に対して略45°傾斜して設置された平板型のハーフミラー10に入射する。
そしてこのハーフミラー10により所定の光量比率で、このハーフミラー10を透過して検出レンズ11を経て光検出器40内の所定の受光面上に集光し検出光スポット104を形成する光ビームと、前記ハーフミラー10を反射して回折格子30に入射しこの回折格子30によって光ビームを2本に分割されたのち光検出器41内の受光面上に集光して検出光スポット105aおよび105bを形成する光ビームに分離される。
このうち光検出器40の各受光面(図示せず。)に照射された検出光スポット104から検出される光電変換信号からは、例えば非点収差方式にてフォーカス制御信号を、プッシュプル方式にてトラッキング制御信号が検出され、その各制御信号がアクチュエータ8に供給されて対物レンズ7の位置制御が行なわれる。
なお上記非点収差方式やプッシュプル方式は、いずれも既に公知の制御信号検出方式であるのでこれ以上詳しい説明は省略する。また本発明は上記の非点収差方式やプッシュプル方式による対物レンズ7の位置制御信号検出に限定されるものではなく、当然その他如何なる位置制御信号検出方式に関しても適用可能である。
一方、光検出器41に照射された検出光スポット105aおよび105bから検出される光電変換信号からは、対象の信号記録層に記録されている情報信号が再生される。そしてこの光検出器41の直前に配置された回折格子30の構成、機能およびその効果については後ほど詳しく説明する。
ところで本発明の詳細を説明する前に、まず前記したような多層光ディスクを再生する際に生じる具体的な弊害について図2を用いて説明する。なお説明に当たっては、最も単純な例としてディスク内に信号記録層が2層だけ積層された2層型光ディスクを例に挙げて説明する。
まず情報信号を2層型光ディスクから再生する場合は、図2(a)および(b)に示すような2つのケースがある。
すなわち、図2(a)のように、光ディスク8内で対物レンズ7に対して奥側にある信号記録層80(以下この記録層を一般にL0層と記す。)を再生対象層とし、L0層上の点Pに光ビーム150を集光させて光スポット102を形成するケース(以下このケースをケース(a)と記す。)と、図2(b)のように、対物レンズ7に対して手前側にある信号記録層81(以下この記録層を一般にL1層と記す。)を再生対象層とし、L1層上の点Qに光ビーム150を集光させて光スポット102を形成するケース(以下このケースをケース(b)と記す。)に分類できる。
いずれのケースにおいても、再生対象層上の所定位置(図2(a)(b)におけるP点またはQ点)に集光した光ビーム150は、各再生対象層を反射し信号光ビーム151として往路と同じ光路を逆に進行して再び対物レンズ7に達する。そして対物レンズ7を透過後、前記したような復路光路をたどり、最終的に例えば図1に示すような光検出器40および41内の各受光面上に集光して検出光スポット104および105a,105bを形成する。
一方、集光ビーム150の一部は再生対象層では無いもう一方の信号記録層(ケース(a)ではL1層81、ケース(b)ではL0層80を指す。簡単のため、以下ではこれら再生対象層ではない信号記録層を非再生対象層と記す。)を反射し、迷光ビーム161として信号光ビーム151と同じく対物レンズ7に達する。そして従来の光ピックアップでは、この迷光ビーム161も対物レンズ7を透過後、信号光ビーム151と同様の復路光路をたどって最終的に光検出器40および41内の各受光面上に集光し、前記検出光スポット104および105a,105bに重畳するように、かつこれら検出光スポット104および105a,105bに比較して大きくぼやけた状態で照射される。(なお簡単のため以下では、この非再生対象層から反射された迷光ビームが光検出器の受光面上に集光される際に形成される光スポットを迷光スポットと記す。)
このように2層ディスクを再生する場合、各受光面上に照射される検出光スポット104および105a,105bにはそれぞれ迷光スポットが重畳する。そしてこの各検出光スポットと迷光スポット間で干渉現象が起こり、それにより各受光面上に本来不要な明暗の干渉縞パターンが発生してしまう。そしてディスクの上下動や記録層間隔の変動等の要因によって上記干渉縞パターンに不要な光量変動が生じ、この不要な光量変動によって各々の受光面で検出される光電変換信号に不要な変動成分やノイズ成分が重畳されてしまう。そしてこの不要な変動成分やノイズ成分により、各光電変換信号から再生・検出される情報信号やフォーカス、トラッキング各制御信号の信号品質が著しく劣化してしまうという大きな問題が起きる。
本発明は、このような検出光スポットと迷光スポットとの干渉現象による情報再生信号や各制御信号の信号品質に劣化を除去あるいは効果的に低減するための光学的手段を開示するものである。
なお上記の説明は最も単純な例として2層ディスクを取り上げて説明したが、もちろん3層以上の多層ディスクについても同様のメカニズムにより検出光スポットと迷光スポットの干渉現象が発生し、それによる各種検出信号の品質劣化が生じる。しかも3層以上の高多層ディスクでは、迷光スポット発生の要因となる非再生対象層が2層以上になるため、その影響は2層ディスクの比べてさらに大きく複雑になる。
本実施例では上記の問題を解決するために、ハーフミラー10と情報信号再生用の光検出器41との間の光路中に回折格子30を配置している。
この回折格子30は、通常の回折格子とは明らかに異なった格子溝パターンを備えている。その格子溝パターンの実施例の一つを図3に示す。図3に示すように、この回折格子30は所定の幅Lを有する短冊状の微小領域31a、31b、31c、31d、…… が
紙面の水平方向(Y軸方向)に並列した構成になっており、該各微小領域内では紙面の垂直方向(Z軸方向)に周期d1で微小な帯状の格子溝の凹部または凸部が周期的に設けられている。(図中の黒く塗りつぶした部分がその格子溝に相当する。)しかもその格子溝は、図中に示すように隣接する短冊状微小領域ごとに格子溝周期の略2分の1、すなわち約d1/2ずつ位相をずらせて配置されている。なおこの回折格子30は、入射光に光量に対して±1次回折光の光量が各々約40〜50%程度になり、該回折格子30をそのまま透過する0次光の光量がほぼ0%になるように、前記格子溝の溝深さおよび溝幅が設定されている。
このような回折格子30に光ディスク8を反射してきた復路光ビーム103が入射すると、この回折格子30により紙面の垂直方向(Z軸方向)に+1次回折光と−1次回折光の2本の光ビームに分割され、図4に示すように、それぞれが光検出器41の受光面上に集光して検出光スポット105aおよび105bを形成する。このとき検出光スポット105aおよび105bの照射位置間隔Sは、回折格子30の格子溝周期d1と該回折格子30と光検出器41の受光面間の光学距離Wによってほぼ決定されるが、数μmから数10μm程度が望ましい。
一方、検出光スポット105aおよび105bとは別に、上記した非再生対象層からの迷光ビームも回折格子30に入射して+1次回折光と−1次回折光の2本の光ビームに分割される。そして図4内に示した迷光スポット120a、120bのように、検出光スポット105a,105bに比較して大きくぼやけた状態で、かつこの検出光スポット105a,105bに重畳するように光検出器41の受光面に照射する。
しかしながらこの迷光スポット120a、120bは、回折格子30が上記したように特殊な格子溝パターンを備えているため、従来の一般的な回折格子で分離形成した光スポットと異なり、その波面(位相面)が周期的に凸凹した形状になっており、その波面の凸部と凹部の位相差がちょうど略2分の1波長分に相当している。
このように細かく周期的に凸凹した波面形状を有する迷光スポット120a、120bが所定距離Sだけ分離した状態で検出光スポット105aおよび105bに重畳された場合、例え干渉現象が生じたとしてもその干渉現象によって生じる明部と暗部が各々非常に細分化された微小領域となって光スポット内にランダムに混在することになり、その結果これら局所的な光量変動は平均化または平滑化されてしまう。
このため光検出器41から出力される光電変換信号には、検出光スポットと迷光スポットの干渉による光量変動成分は含まれず、検出光スポット105aおよび105bの全光量変動から検出される再生信号だけが良好に抽出される。
なお図3の実施例における短冊状の微小領域31a、31b、31c、31d、…… の幅Lは、該回折格子30に入射する光ビーム103の光束断面直径に対して充分小さい値であることが必要で、具体的には数10μm〜100μm程度が望ましい。
ところで図1に示した実施例では、回折格子30は情報信号再生用の光検出器41の直前に配置されているが、当然本発明はそれに限定されるものではなく、例えばPBS3とハーフミラー10の間の光路中に配置しても良い。このようにすると、上記したような検出光スポットと迷光スポットに干渉現象による光量変動の平均化効果が、光検出器41だけではなく光検出器40の受光面上でも起こることになり、再生情報信号だけではなくフォーカス制御信号やトラッキング制御信号などの各種制御信号に対しても迷光ビームとの干渉に伴う不要な変動成分やノイズ成分を良好に除去することができる。
このように回折格子30として、例えば図3のように細かい短冊状の微小領域に分割し、各微小領域内に周期的かつ隣接する微小領域間で該格子溝周期の略半周期ずつ位相がずれた状態で格子溝を配置することにより、検出光スポットと迷光スポットとの干渉によって生じる不要な光量変動を平滑化し、その結果、従来の光ピックアップで多層光ディスクを再生した場合に各検出信号中に表れていた不要な変動成分やノイズ成分を良好に除去することができる。
なお図3の実施例では、格子溝の周期的配置方向を短冊状の微小領域31a、31b、31c、31d、…… の長手方向(図中のZ軸方向)に合わせているが、当然本発明はそのような構成に限定されるものではなく、例えば紙面の水平方向(図中のY軸方向)に沿って格子溝を周期的に配置しても構わないし、あるいは紙面の水平(図中のY軸方向)または垂直方向(図中のZ軸方向)に対して、所定角度に傾斜した斜め方向に沿って格子溝を周期的に配置したような構成でも一向に構わない。
また短冊状の微小領域31a、31b、31c、31d、…… の幅Lについても、全ての微小領域においてLが一定の値である必要は全く無く、例えば領域ごとにLの値を変えた構成でも一向に構わない。
図5に回折格子30の格子溝パターンに関する第2の実施例を示す。本実施例では格子面を短冊状の微小領域31a、31b、31c、31d、…… に分割する点は図3に示した回折格子30の第1の実施例と同様であるが、本実施例では、各微小領域内に配置される格子溝を紙面の水平(図5中のY軸方向)または垂直方向(図5中のZ軸方向)に対して、所定角度に傾斜した斜め方向に沿って周期的に配置し、かつまた隣接する微小領域間でこの周期的配置方向を交互に替えている点が第1の実施例と異なる。
このような格子溝パターンにすると、光検出器41の受光面上には検出光スポットと迷光スポットが各々紙面の水平方向(図4中のY軸方向)と垂直方向(図4中のZ軸方向)に分離した4個ずつの光スポットとなって照射される。
このような構成にすると、各検出器受光面上での検出光スポットと迷光スポットとの干渉によって生じる光量変動領域が、第1の実施例に比べ更に細分化されることになり、光量変動の平均化、平滑化がさらに徹底される。その結果、検出信号の不要な変動成分やノイズ成分をさらに良好に除去することができる。
図6に回折格子30の格子溝パターンに関する第3の実施例を示す。本実施例では図3や図5で示した実施例とは異なり、短冊状の微小流域ではなく、紙面の水平方向(図6中のY軸方向)の幅がL1、垂直方向(図6中のZ軸方向)の幅がL2の長方形もしくは正方形(L1=L2)の微小領域に分割している。
そして各微小領域ごとに所定の格子溝周期で凹凸の格子溝が設けられているが、この格子溝は、その位相が水平方向(図6中のY軸方向)と垂直方向(図6中のZ軸方向)それぞれの方向で隣接している微小領域間で交互に2分の1周期分だけずらして配置している。
このような格子溝パターンにすることにより、この回折格子30通過直後の±1次回折光波面は、略2分の1波長分相当の凸凹状態が2次元的に広がって形成される。(図3や図5で示したこれまでの実施例では、回折格子30通過直後の±1次回折光波面は、略2分の1波長分相当の凸凹状態が1次元方向に広がっている。)
このため各検出器受光面上での検出光スポットと迷光スポットとの干渉によって生じる光量変動領域が、第1および第2の実施例に比べ更に細分化されることになり、光量変動の平均化、平滑化がさらに徹底される。その結果、検出信号の不要な変動成分やノイズ成分をさらに良好に除去することができる。
なお上記した第1乃至第3の実施例では、いずれも回折格子30は該回折格子30をそのまま通過するいわゆる0次光ビームの光量がほぼゼロになるような回折効率を備えた格子であるとしているが、当然のことながら本発明はこのような機能を備えた回折格子に限定されるものではなく、0次光ビームの光量がゼロでなくても一向に構わない。しかしながら本発明においては、この0次光ビームの光量に対して±1次回折光ビームの光量の方が充分に大きな値を持つことが望ましい。
図7は本発明の第4の実施例である光ピックアップ50の光学系概略構成を示す図である。本図において、図1に示した本発明の第1の実施例と同じ構成部品については、同じ番号を付している。本実施例は、半導体レーザ光源1から光ディスク8に至る往路の光学系および光ディスク8を反射しPBS3に至る復路の光学系については図1に示した本発明の第1の実施例と全く同一であるので詳細な説明は省略する。
光ディスク8を反射しPBS3に至った復路光ビームは、PBS3透過後検出レンズ12によって所定の検出光ビーム103に変換された後、信号検出用光学ブロック20に入射する。図8には該光学ブロック20の具体的構成とその機能を説明するために、この光学ブロック20だけを抽出、拡大表示した図を掲載している。以下ではこの図8を参照しながら説明を行なう。
信号検出用光学ブロック20は、図8に示すように複合プリズム21、回折格子30および複数の受光面46を備えた光検出器45から構成される。
このうち複合プリズム21内には、入射光ビームの光軸に対して略45°に傾斜し、かつそれぞれ所定の反射率および透過率で入射光ビームを反射および透過する機能を有するハーフミラー面22と23とが並列して備えられており、さらにハーフミラー面に並列するように全反射面24も配置されている。
また回折格子30は、前記した第1から第3の実施例で詳細に説明した回折格子と全く同じ構成及び機能を備えたものである。
さらに光検出器45内には、受光面として46a乃至46iの合計9つの独立した受光面が配置されている。なお該各受光面の概略形状および配置状態を示し、合わせて演算回路ブロック図を示した概略平面図を図9に掲載した。
検出レンズ12を経た検出光ビーム103は、まず複合プリズム21内のハーフミラー面22に入射し、一部の光量の光ビームがこのハーフミラー面22を透過して光検出器45内の4分割受光面46a,46b,47c,46d(図9参照)に入射して検出光スポット104を形成する。
一方、前記ハーフミラー面22を反射した一部の検出光ビーム103は、次にハーフミラー面23に入射し、さらにその一部の光量の光ビームがこのハーフミラー面23を反射して回折格子30に至り、ここで前記したように2本の光ビームに分割されたのち光検出器45内の中央部受光面46i上に集光して検出光スポット105aおよび105bを形成する。またこのとき迷光スポット120aおよび120bも前記検出光スポット105aおよび105bに重畳するような状態で前記受光面46i上に照射されるが、その具体的な原理、メカニズム等は既に第1から第3の実施例のところで詳しく説明したので、ここでは説明を省略する。
また前記ハーフミラー23を透過した一部光量の光ビームは、全反射面24を反射後光検出器45内の4分割受光面46e,46f,47g,46h(図9参照)に入射して検出光スポット106を形成する。
なお上記の構成において、ハーフミラー面22からハーフミラー面23および回折格子30を経て光検出器45の中央部受光面46iに至る第2の光路長は、ハーフミラー面22からからハーフミラー面22を透過して光検出器45内の4分割受光面46a,46b,47c,46dに至る第1の光路長と、ハーフミラー面22からハーフミラー面23および全反射面24を経て検出器45内の4分割受光面46e,46f,47g,46hに至る第3の光路長の略中間の光路長であることが望ましい。
ところで検出器45内の各受光面から得られた光電変換信号は、図9に示すように電流−電圧変換回路ブロック201にて各信号ごとに電流−電圧変換され、さらに加算回路ブロック203および減算回路ブロック204を経ることで所定の演算処理が施され、所定の制御信号および情報再生信号が検出される。
すなわち以下のような演算処理により、まずスポットサイズディテクション方式(Spot Size Detection Method 以下簡単のためSSD方式と記す。)にてフォーカス制御信号(Focusing Error Signal 以下簡単のためFESと記す。)が、さらに1ビームディファレンシャルプッシュプル方式(1-Beam Differential Push-Pull Method 以下簡単のため1-Beam DPP方式と記す。)にてトラッキング制御信号(Tracking Error Signal 以下簡単のためTESと記す。)が検出される。

FES=(Sa+Sb+Sg+Sh)−(Sc+Sd+Se+Sf) ……(1)
TES=(Sa−Sb+Sg−Sh)−(Sc−Sd+Se−Sf) ……(2)

なお上式において、Sa乃至Shは受光面46a乃至46hの各々から独立に得られた検出信号を表す。またこれらSSD方式および1-Beam DPP方式については、既に公知の制御信号検出方式であるので、これ以上詳細な説明は省略する。
また情報再生信号(Read Out Signal)は、受光面46iから得られた光電変換信号から電流−電圧変換回路201を経て検出されるが、この検出信号については当然のことながら、光面46iの直前に配置した本発明の回折格子30の効果により、多層光ディスクの非再生対象層からの迷光に起因する不要な変動成分やノイズ成分が良好に除去されていることは言うまでもない。
本実施例の特徴は、図1に示した第1の実施例と異なり検出光学系を1系統に集約できる点にある。すなわち本実施例のような信号検出用光学ブロック20を採用することにより、検出制御信号検出用の光検出器と情報信号再生用の光検出器を別々に配置したり、検出光ビームを2方向に分割するための光学素子(図1の実施例におけるハーフミラー10がそれに相当する。)を必要としないため、光ピックアップの小型化、低コスト化に対して極めて有利である。
なお図7乃至図9に示した実施例では、情報信号再生用の受光面46iに入射する検出光ビームのみが本発明の回折格子30を通過する構成になっているが、当然のことながら本発明はそのような構成に限定されるものではない。例えば図8に実施例において、回折格子30を複合プリズム21の底面全体をカバーするような配置をとることにより、各制御信号検出用の受光面に入射する各検出光ビームについても回折格子30を通過させることができ、これらの検出光ビームから得られる各制御信号についても多層光ディスクの迷光の影響を良好に除去することができる。
また当然のことながら、本発明は図1に示した第1の実施例や図7乃至図9に示した第4の実施例の光ピックアップ構成に限定されるものではない。本発明では、任意の光ピックアップの検出光路中に、上記したような特殊な構成および機能を備えた回折格子を配置することで多層光ディスクの迷光の影響を良好に除去することを目的としており、光ピックアップの光学系構成に何ら制限を加えるものではない。
次に図10に本実施例における光ピックアップ50を搭載した光ディスク装置の概略ブロック図を示す。
光ピックアップ50により検出された検出信号の一部は、制御信号生成回路322あるいは情報信号再生回路323に送られる。制御信号生成回路322では、光ピックアップ50で検出された各検出信号からフォーカス制御信号やトラッキング制御信号を生成してコントロール回路324に送る。
一方、情報信号再生回路323では、光ピックアップ50から得られた検出信号から光ディスク8に記録された情報信号を再生し再生信号出力端子へ出力する。また再生された情報信号の一部はコントロール回路324に送られる。
コントロール回路324内には光ディスク8が通常の単層ディスクか多層ディスクかを選別し、かつ多層ディスクの場合、現在の再生対象層がどの層になっているのかを判別する多層ディスク判別回路が内蔵されている。この多層ディスク判別回路から得られた再生対象層判別信号や上記制御信号生成回路322にて生成されたフォーカス制御信号、トラッキング制御信号等から対物レンズ駆動信号や所定の光学部品駆動信号を生成し、アクチュエータ駆動回路325に送る。そしてアクチュエータ駆動回路325は、上記各信号をもとに光ピックアップ50内の対物レンズアクチュエータやその他必要な光学部品のアクチュエータを駆動し、対物レンズ7の位置制御や再生層間のジャンプを行う。
またコントロール回路324は、アクセス制御回路326を経て光ピックアップ50のアクセス方向位置制御を行い、かつスピンドルモータ制御回路327を経てスピンドルモータ330を回転制御する機能も備えている。さらにコントロール回路324は、レーザ点灯回路328を駆動することにより、光ピックアップ50に搭載されている半導体レーザ1を適宜点灯させ、光ディスク装置での記録再生動作を実現している。
ここで、光ピックアップ50から出力された信号から情報信号を再生する情報信号再生部と、情報信号再生部から出力された信号を出力する出力部とを備えることで光ディスクの再生装置を構成することが可能である。また、情報信号を入力する情報入力部と、情報入力部から入力された情報から光ディスクに記録する信号を生成し、光ピックアップ50に出力する記録信号生成部とを備えることで光ディスクの記録装置を構成することも可能である。
本発明の光ピックアップにおける第1の実施例を示す概略正面図。 2層ディスクにおける迷光発生のメカニズムを説明するための主要部拡大図。 本発明の回折格子格子溝パターンにおける第1の実施例を示す概略平面図。 本発明における光検出器受光面上での検出光スポットと迷光スポットの状態を示す概略平面図。 本発明の回折格子格子溝パターンにおける第2の実施例を示す概略平面図。 本発明の回折格子格子溝パターンにおける第3の実施例を示す概略平面図。 本発明の光ピックアップにおける第2の実施例を示す概略正面図。 本発明の光ピックアップにおける第2の実施例主要部を拡大表示した概略正面図。 本発明の光ピックアップにおける第2の実施例で用いられる光検出器の受光面形状および配置パターンと検出信号の演算回路の概略を示した平面図。 本発明の光ピックアップを搭載した光ディスク装置の概要を示したブロック図。
符号の説明
1…半導体レーザ光源、7…対物レンズ、8…多層光ディスク、10…ハーフミラー、
30…回折格子、40,41,45…光検出器

Claims (5)

  1. レーザ光束を出射する半導体レーザ光源と、
    前記半導体レーザ光源から出射されたレーザ光束を複数の記録層を備えた光学的情報記録媒体内の所定の記録層に集光させる対物レンズと、
    前記記録層を反射した反射レーザ光束を受光し所定の信号を検出する光検出器と、
    前記反射レーザ光束の光路中であって、前記光学的情報記録媒体に入射する入射レーザ光束の光路とは異なる光路中に配置され、所定の周期および溝深さで周期的に配置された複数の溝が形成された格子面を備えた回折格子とを備え、
    前記対物レンズで集光され、前記光学的情報記録媒体に入射する前記入射レーザ光束は1つであり、
    前記回折格子は、前記回折格子を透過した0次光の光量が略0%となるように前記格子面の前記溝が形成されており、前記格子面が所定の形状の微小領域に多分割され、該各微小領域内の前記溝が互いに隣接する前記微小領域間で所定量もしくは無作為に位相がずれた状態で形成されていることを特徴とする光ピックアップ。
  2. レーザ光束を出射する半導体レーザ光源と、
    前記半導体レーザ光源から出射されたレーザ光束を複数の記録層を備えた光学的情報記録媒体内の所定の記録層に集光させる対物レンズと、
    前記記録層を反射した反射レーザ光束を受光し所定の信号を検出する光検出器と、
    前記反射レーザ光束の光路中であって、前記光学的情報記録媒体に入射する入射レーザ光束の光路とは異なる光路中に配置され、所定の周期および溝深さで周期的に配置された複数の溝が形成された格子面を備えた回折格子とを備え、
    前記対物レンズで集光され、前記光学的情報記録媒体に入射する前記入射レーザ光束は1つであり、
    前記回折格子は、前記回折格子を透過した0次光の光量が略0%となるように前記格子面の前記溝が形成されており、前記格子面が所定の形状の微小領域に多分割され該各微小領域内の前記溝が互いに隣接する前記微小領域間で前記周期の略2分の1ずつ位相がずれた状態で形成されていることを特徴とする光ピックアップ。
  3. 請求項または記載の光ピックアップにおいて、
    前記回折格子の前記微小領域はその各々が所定の幅を有する短冊状の微小領域であって、該各短冊状の微小領域の長手方向が略平行になるように配置されていることを特徴とする光ピックアップ。
  4. 請求項または記載の光ピックアップにおいて、
    前記回折格子の前記微小領域はその各々が所定の面積を有する正方形もしくは長方形の微小領域であって、該各微小領域が格子状に配置されていることを特徴とする光ピックアップ。
  5. 請求項1または2記載の光ピックアップを備え、かつ該光ピックアップによって光学的情報記録媒体内に所定間隔で設けられた複数の記録層に記録された情報信号を再生もしくは前記記録層に前記情報信号を記録する機能を備えた光ディスク装置。
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