JP5141517B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固定側筐体と可動側筐体とをヒンジ連結部を介して連結した携帯端末装置に関する。
近年の携帯電話機は、小型化や薄型化などの要望に応じて、固定側筐体と可動側筐体の2つの筐体をヒンジ連結部を介して連結する構造が多く採用されている。また、このような携帯電話機の場合、ヒンジ連結部を軸として開閉する2つの筐体は、樹脂材料などで成形された二つ折りタイプとなるため、落下時の衝撃耐久力や開閉時の開閉耐久力などに耐え得る強度を備えた構造となっている。
〔従来の携帯電話機1′の全体構成〕
ここで、図13および図14を用いて、従来の携帯電話機1′の概要について簡単に説明する。図13は従来の携帯電話機1′の全体構成を示す斜視図、図14は図13に示す携帯電話機の一部拡大断面図である。
図13に示すように、携帯電話機1′は、固定側筐体10および可動側筐体20を備え、これら固定側筐体10および可動側筐体20がヒンジ連結部13により開閉自在となっている。ここで、可動側筐体20の通常の開放位置は、図13において実線で示した位置となるが、携帯電話機1′を落下させた場合や可動側筐体20を過度に開放させた場合、可動側筐体20に対して過度な変形が生じたりヒンジ連結部13に大きな応力がかかったりするおそれがある。なお、可動側筐体20の過度な開放方向とは、例えば図13や図14の矢印で示す方向である。
具体的に説明すると、携帯電話機1を開放すると、可動側筐体20は、この可動側筐体20を構成する表面パネル板31の上板部材34の端部と固定側筐体10の固定側リアケース12の上部に形成された突き当たり部12aとが当接することにより、ほぼ図14で示す角度に位置する。
一方、携帯電話機1を開放方向に対して過度に開放した場合、可動側筐体20が可動範囲を超えて開放された状態となるため、可動側リアケース30およびヒンジ連結部13に大きな応力が発生することとなる。
そして、ヒンジ連結部13に発生した大きな応力による応力の集中によりヒンジ連結部13の根元Pに割れやクラックが発生したり、このヒンジ連結部13自体が破損したりする恐れがある。
そこで、この種の携帯電話機として、可動側筐体と固定側筐体とを連結するヒンジ部の軸受けケースの内部に金属製の補強部材をインサート成形することにより、携帯電話機のヒンジ機構部の強度を向上させた携帯電話機が開示されている(特許文献1参照)。この従来の携帯電話機の場合、ヒンジ機構部のヒンジ部に中空円柱状に形成された金属製の補強部材を配設することで、ヒンジ部の強度の向上を図っている。
特開2003−258446号公報
上述した従来の携帯電話機によれば、2つの筐体を連結するヒンジ部を構成する軸受ケースの内部に金属製の補強部材をインサート成形することで、ヒンジ部の強度アップを図ることができる。しかし、上述した従来の携帯電話機には、補強部材がヒンジ部の全周に亘って配設されているため、この補強部材により重量が嵩み、携帯電話機の軽量化を実現することが困難であった。また、中空円柱状の補強部材とヒンジ部となる樹脂材とを一体成形する場合に製造に手間が掛るという問題があった。
さらに、上述した従来の携帯電話機は、ヒンジ部の内部およびヒンジ部の周囲に、固定側筐体と可動側筐体との間に配設された通電用のフレキケーブルや通信用のアンテナなどの電気部品が配設される。そのため、従来の携帯電話機には、ヒンジ部の内部に金属製の補強部材をインサート成形した場合に、このヒンジ部の近傍に配設されたフレキケーブルの電気特性やアンテナのアンテナ特性に悪影響を及ぼすという問題があった。
開示の技術は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、携帯端末装置におけるヒンジ部の強度を確保しつつ、携帯端末装置の無理な開閉時などに発生するヒンジ部の破断を防止できる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本件に開示する携帯端末装置は、少なくとも可動側リアケースを有する可動側筐体と、固定側筐体とを、ヒンジ連結部を介して折り畳み自在に連結する携帯端末装置であって、表面パネル板と、前記表面パネル板に固設された上板部材とを有する前記可動側リアケースと、前記可動側リアケースの内部に設けられると共に、本体板部材と当該本体板部材の一部が延出された延出板部を有する板部材と、を有し、前記延出板部は、前記ヒンジ連結部の周縁部と連続するとともに、前記上板部材の内部に配設される。
本願の開示する携帯端末装置によれば、携帯端末装置におけるヒンジ部の強度を確保しつつ、携帯端末装置の無理な開閉時にヒンジ機構部に発生する応力によるヒンジ部の破断を防止することができる。
以下に添付図面を参照して、本願の開示する携帯端末装置の好適な実施例を詳細に説明する。以下の、実施例は、携帯端末装置として携帯電話機への適用例を示す。なお、この実施例により、本発明が限定されるものではない。
ここで、図1は実施例1に係る携帯電話機1の開放状態を示す平面図、図2は、携帯電話機1の外観を示す斜視図、図3は携帯電話機1の外観を示す上視図である。また、図4は、携帯電話機1の開閉状態を、図5は、携帯電話機1の閉塞状態をそれぞれ示す側面図である。また、図6は、図5に示す携帯電話機のA矢視図を、図7は、図5に示す携帯電話機のB矢視図をそれぞれ示している。
図1〜図7に示すように、携帯電話機1は、掌サイズの固定側筐体10と可動側筐体20とを備えている。そして、これら固定側筐体10と可動側筐体20とは、ヒンジ連結部13を介して開閉自在に組み付けられる。
具体的には、携帯電話機1は、図1に示すように、送話用に用いられるとともに、数字キー等を含むキースイッチ2および機能キー3などの各種操作キーを備える固定側筐体10と、この固定側筐体10とほぼ同等サイズに形成され、LCDモジュール(図示せず)を備える可動側筐体20とをヒンジ連結部13により開閉自在に連結している。これら固定側筐体10および可動側筐体20は、薄肉の箱形状に形成され、その材料には、例えば、軽量で高強度のマグネシウム合金などが使用される。
ヒンジ連結部13は、図8に示すように、可動側リアケース30の端部に成形された略円筒状のヒンジ部14、15と固定側フロントケース11の端部に成形された同じく略円筒状のヒンジ部16、17とをそれぞれ組み付けることで構成されている。
具体的には、可動側リアケース30の端部に設けられたヒンジ部14、15は、固定側フロントケース11の端部に設けられたヒンジ部16、17よりなる円筒部18に対して、回動自在となるように組み付けられている。そのため、携帯電話機1は、このヒンジ連結部13により、可動側リアケース30を含む可動側筐体20を固定側筐体10に対して所定の方向に回動させることができる。
ここで、可動側リアケース30のヒンジ部14、15のうちヒンジ部14の幅寸法は、内部に通電用の電気配線ケーブルを配設させるために、ヒンジ部15よりも幅寸法が大きくなるように成形されている。
また、固定側筐体10は、キースイッチ2などの各種操作キーを有する操作パネル4が配置された固定側フロントケース11と、固定側リアケース12との2分割構造を備えている。なお、固定側フロントケース11は、携帯電話機1の内方側に位置し、固定側リアケース12は、携帯電話機1の外方側に位置する。
そして、固定側フロントケース11には、上述したキースイッチ2や機能キー3を有する操作パネル4や利用者の音声を電気信号に変換するマイクロホンが内部に配設された送話口5が設けられている。
また、固定側リアケース12の側板部には、ラジオなどの音量を調整する一対のボリュームキーやTVキーなどのサイドキー8がそれぞれ配設されている。なお、これら両ケース11、12は、それぞれ4箇所の位置で取り付けネジ(図示せず)によるネジ止め固定により組み付けられる。
また、可動側筐体20は、携帯電話機1の外方側に位置する可動側リアケース30と携帯電話機1の内方側に位置する可動側フロントケース40との2分割構造を備える。
可動側リアケース30の内部には、金属フレーム板(図示せず)が配設され、この金属フレーム板の上面部に両面貼着部材(図示せず)などを介して、表面パネル板31となる金属製の金属パネル板32と透明板材である透明パネル板33とが所定の位置にそれぞれ貼着固定されている。
この表面パネル板31のヒンジ連結部13側の端部には、携帯電話機1の外方に向けて僅かに突出した上板部材34が固設されている。ここで、透明パネル板33が配設される領域には、時刻など所定の情報を表示するための時計表示部(図示せず)などが設けられている。これにより、携帯電話機1のユーザは、透明パネル板33を介して時間等の情報を視認することができる。
また、図8に示すように、可動側リアケース30の内部には、可動側リアケース30全体の強度を補強する補強板部材50が配設されている。また、図13に示すように、この補強板部材50を構成する本体板部材51には、この本体板部材51の一部が延出された延出板部60が設けられている。なお、図10に示すように、この可動側リアケース30の内部に設けられた補強板部材50および延出板部60については、本発明の特徴部分であり、後述する。
一方、可動側フロントケース40の表面のほぼ中央部には、LCDモジュール(図示せず)を視認するための大型の表示パネル41が設けられている。また、この表示パネル41の端部には、携帯電話機1の使用者の耳を当てて音声を聞き取るための受話口6が配設されている。
そして、これら、両ケース30、40もそれぞれ4箇所の位置で取り付けネジ(図示せず)により取り付け固定されるとともに、表示パネル41の上部位置には、ネジ用の目隠しカバー7が設けられている。
〔可動側リアケース30およびヒンジ連結部13の補強構造〕
以下、図8〜図11を参照して、可動側リアケース30とヒンジ連結部13の補強構造について説明する。ここで、図8は図3に示す携帯電話機のC−C拡大断面図、図9は図8に示す携帯電話機1のD矢視図である。また、図10は、補強板部材50を示す外観斜視図、図11は携帯電話機の一部拡大断面図である。
ここで、本実施例に係る携帯電話機1は、可動側筐体20の可動側リアケース30の内部に配設した金属製の板部材である補強板部材50により可動側リアケース30全体の強度を補強するとともに、補強板部材50の一部を延出させた延出板部60とし、この延出板部60をヒンジ連結部13の外周部分の一部を囲い込むように配設する。これにより、本実施例に係る携帯電話機1は、過度な開放による可動側リアケース30の変形やヒンジ連結部13の破断を防止することができる。
概略的には、携帯電話機1の開閉時に可動側リアケース30の過度の変形を回避するために、突き当たり部12aに突き当たる表面パネル板31の上板部材34の内部に剛性の大きな板金部材である延出板部60を配設する構造としている。
すなわち、図8〜図11に示すように、可動側リアケース30の内部には、可動側リアケース30の強度を補強する補強板部材50が設けられている。また、この補強板部材50の本体板部材51の所定位置には、図10に示すように、可動側リアケース30の内部に配設される電気部品などを配設するための複数の開口部52が形成されている。
ここで、これら複数の開口部52のうち一部の開口部52の位置には、時計表示部(図示せず)などの情報表示部が設けられる。また、この開口部52は、透明パネル板33を嵌め込むための嵌め込み口にもなっている。
さらに、図10に示すように、この補強板部材50の本体板部材51には、本体板部材51の一部が延出された延出板部60が設けられている。この延出板部60は、ヒンジ連結部13の周縁部と連続するとともに、可動側リアケース30の表面パネル板31に固設された上板部材34の内部に配設する構造となっている。
すなわち、補強板部材50は、可動側リアケース30の形状と同一の四角型に形成されるとともに、可動側リアケース30の幅寸法よりも僅かに小さい幅寸法を有する金属フレーム体として形成されている。そして、この補強板部材50の本体板部材51の一部、具体的には、本体板部材51におけるヒンジ連結部13側の端部には、本体板部材51から延出された延出板部60が設けられている。
より具体的に説明すると、この延出板部60は、ヒンジ連結部13の周縁部と連続するとともに、可動側リアケース30の表面パネル板31に固設された上板部材34の一部分に配設されている。
ここで、この補強板部材50の端部に設けられた金属製の延出板部60は、ヒンジ連結部13のヒンジ部14、15のうち幅寸法が小さく強度が小さいヒンジ部15に近接した位置に配設されている。すなわち、本実施例では、ヒンジ部14、15のうち幅寸法が小さく、これによりヒンジ本体の強度が小さいヒンジ部15を延出板部60で補強することで、ヒンジ連結部13の内部に発生する破断を防止する構造としている。
また、この延出板部60は、ヒンジ部15の外周側の一部、具体的には、上板部材34の所定箇所に延出させて配設させるだけの構造としているため、携帯電話機1の重量増加を軽減することができる。また、この延出板部60は、従来の携帯電話機1ようにヒンジ連結部13内で全周に亘って設けられた補強部材と異なり、ヒンジ部15の外周側の一部に延出させたものであるため、ヒンジ部15の近傍に配設したフレキケーブルなどの電気部品やアンテナなどの通信部品に対するアンテナ特性の劣化やアンテナ感度の低下を回避できる。なお、本実施例において、延出板部60は、図10に示すように側面視において直線状に形成したが、一部に屈曲部を有する構成としてもよい。
図11に示すように、携帯電話機1の開放時に可動側筐体20を矢印の方向へ所定の角度以上に開放させた場合、可動側リアケース30の表面パネル板31の上板部材34の端部は、固定側筐体10の突き当たり部12aに突き当たるが、この上板部材34は、可動側筐体20の可動側リアケース30が過度な方向へ開放することを阻止するストッパとして機能する。
また、この場合、表面パネル板31の上板部材34の内部に、補強板部材50の一部から延出された金属製の延出板部60が配設されることにより、上板部材34の強度がより増大しているため、携帯電話機1の開閉時に、ヒンジ連結部13のヒンジ部15に発生する応力によるヒンジ部15の割れや破断などを防止することができる。
以上説明したように、本実施例にかかる携帯電話機1は、可動側リアケース30の内部に、可動側リアケース30の剛性を補強する補強板部材50が設けられ、補強板部材50の本体板部材51に、本体板部材51の一部が延出された延出板部60が設けられ、この延出板部60は、ヒンジ連結部13の周縁部と連続するとともに、可動側リアケース30の表面パネル板31の上板部材34の内部に配設されている。そのため、本実施例にかかる携帯端末1によれば、ヒンジ部14、15の強度を確保しつつ、開閉時にヒンジ連結部13に発生する応力によるヒンジ部15の破断を回避することができる。
また、補強板部材50の端部に設けた延出板部60は、ヒンジ連結部13を構成するヒンジ部15の外周側の一部に延出させるだけの構造となっているので、補強板部材50の重量の増加を軽減するとともに、可動側リアケース30のヒンジ連結部13およびヒンジ部15の近傍に配設したフレキケーブルの電気特性やアンテナのアンテナ特性の劣化やアンテナ感度の低下などを回避することができる。
次に、実施例2に係る携帯電話機の補強板部材に設けられた延出板部について説明する。図12−1は、実施例2に係る補強板部材の延出板部を示す拡大斜視図である。
図12−1に示すように、本実施例2では、補強板部材50の端部に固設された延出板部61は、この延出板部61となる板部材62の断面が略三角型となるように形成されている。すなわち、このように延出板部61の板部材62を断面略三角型となるように形成することで、板部材62に対する曲げ応力である断面二次モーメントを大きくし、これにより、携帯電話機1の無理な開閉などに対する可動側リアケース30の剛性をさらに強化できる構造としている。
以上説明したように、本実施例2の補強板部材50の端部に固設された延出板部61では、延出板部61の板部材62の断面が略三角型となるように形成されているので、板部材62に対する曲げ応力である断面二次モーメントを大きくし、これにより、携帯電話機1の無理な開閉などに対する可動側リアケース30の剛性をさらに強化することができる。
次に、実施例3に係る携帯電話機の補強板部材に設けられた延出板部について説明する。図12−2は、実施例3に係る補強板部材の延出板部を示す拡大斜視図である。
図12−2に示すように、本実施例3では、図10に示す補強板部材50の端部に固設された延出板部63は、この延出板部63となる板部材64の断面が略円形型となるように形成されている。すなわち、このように延出板部63の板部材64を断面略円形型となるように形成することで、板部材64に対する曲げ応力である断面二次モーメントを大きくし、これにより、携帯電話機1の無理な開閉などに対する可動側リアケース30の剛性をさらに強化できる構造としている。
以上説明したように、本実施例3の補強板部材50の端部に固設された延出板部63では、延出板部63の板部材64の断面が略円形型となるように形成されているので、前述した実施例2と同様に、延出板部63の板部材64に対する曲げ応力である断面二次モーメントを大きくし、これにより、携帯電話機1の無理な開閉などに対する可動側リアケース30の剛性をさらに強化することができる。
次に、実施例4に係る携帯電話機の補強板部材に設けられた延出板部について説明する。図12−3は、実施例4に係る補強板部材の延出板部を示す拡大斜視図である。
図12−3に示すように、本実施例3では、補強板部材50の端部に固設された延出板部65は、この延出板部65となる板部材66の断面が略矩形型となるように形成されている。すなわち、このように延出板部65の板部材66を断面略矩形型となるように形成することで、板部材66に対する曲げ応力である断面二次モーメントを大きくし、これにより、携帯電話機1の無理な開閉などに対する可動側リアケース30の剛性をさらに強化できる構造としている。
以上説明したように、本実施例4の補強板部材50の端部に固設された延出板部65では、延出板部65の板部材66の断面が略略矩形型となるように形成されているので、前述した実施例2、3と同様に、板部材66に対する曲げ応力である断面二次モーメントを大きくし、これにより、携帯電話機1の無理な開閉などに対する可動側リアケース30の剛性をさらに強化することができる。
(他の実施例)
さて、これまで実施例1〜4について説明したが、本願の開示する携帯端末装置は上述した実施例1〜4以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において、種々の異なる実施例にて実施することもできる。
すなわち、上述した、実施例1〜4では、可動側リアケース30の内部に補強板部材50を配設するとともに、可動側リアケース30を構成する表面パネル板31の上部に固設した上板部材34の内部に補強板部材50の端部から延出させた延出板部60〜63を設ける構造としている。
すなわち、本実施例1〜4では、携帯電話機1の無理な開閉時にストッパとして機能する上板部材34の強度を強化することで、ヒンジ連結部13やヒンジ部15が開閉時の応力により破断することを防止する構造としているが、本実施例1〜4のように、可動側リアケース30の内部に別部材として補強板部材50を配設することなく、表面パネル板31の上板部材34の内部に、この上板部材34の強度を強化する金属製の板片を補強片として単体で配設する構造としてもよい。かかる場合、この補強片は、ヒンジ連結部13の周縁部と連続する。
この他の実施例の場合、実施例1〜4と同様に、上板部材34は金属製の補強片により強度が増大するため、携帯電話機1の無理な開閉時によるヒンジ連結部13の破断を防止できるとともに、実施例1〜4において可動側リアケース30の内部に配設していた金属製の補強板部材50を不要とすることができるため、これによって、携帯電話機の重量を軽減することができる。
また、同様に、可動側リアケース30の内部に別部材としての補強板部材を用いることなく、ヒンジ連結部13のヒンジ部14の内部に金属製の補強片を配設する構造としてもよい。この場合、ヒンジ連結部13のヒンジ部15自体が金属製の補強片により強度が増大するため、携帯電話機1の無理な開閉時におけるヒンジ連結部13やヒンジ部15の破断を防止することができる。
また、この他の実施例の場合も、実施例1〜4では、可動側リアケース30の内部に設けていた金属製の補強板部材50を不要とすることができるため、これによって、携帯電話機の重量を軽減することができる。
また、上述した実施例1〜4では、携帯端末装置として、ヒンジ部による折り畳み方式の携帯電話機への適用例として説明したが、図示例のヒンジ構造に限らず各種ヒンジ構造に適用でき、さらには、折り畳み方式を有するPDA(Personal Digital Assistants)のような小型情報処理端末、小型音楽再生装置、携帯テレビ、携帯型ゲーム機等の他の各種携帯端末装置の場合にも適用することができる。
実施例1に係る携帯電話機の開放状態を示す平面図である。 携帯電話機の外観を示す斜視図である。 携帯電話機の外観を示す上視図である。 携帯電話機の開閉状態を示す側面図である。 携帯電話機の閉塞状態を示す側面図である。 図5に示す携帯電話機のA矢視図である。 図5に示す携帯電話機のB矢視図である。 図3に示す携帯電話機のC−C拡大断面図である。 図8に示す携帯電話機のD矢視図である。 補強板部材を示す外観斜視図である。 携帯電話機の一部拡大断面図である。 実施例2に係る補強板部材の延出板部を示す拡大斜視図である。 実施例3に係る補強板部材の延出板部を示す拡大斜視図である。 実施例4に係る補強板部材の延出板部を示す拡大斜視図である。 従来の携帯電話機の外観を説明する斜視図である。 図13に示す携帯電話機の一部拡大断面図である。
符号の説明
1、1′ 携帯電話機
2 キースイッチ
3 機能キー
4 操作パネル
5 送話口
6 受話口
7 目隠しカバー
8 サイドキー
10 固定側筐体
11 固定側フロントケース
12 固定側リアケース
13 ヒンジ連結部
14、15、16 ヒンジ部
18 円筒部
20 可動側筐体
30 可動側リアケース
31 表面パネル板
32 金属パネル板
33 透明パネル板
40 可動側フロントケース
41 表示パネル
50 補強板部材
52 開口部
60、61、63、65 延出板部

Claims (3)

  1. 少なくとも可動側リアケースを有する可動側筐体と、固定側筐体とを、ヒンジ連結部を介して折り畳み自在に連結する携帯端末装置であって、
    表面パネル板と、前記表面パネル板に固設されて当該携帯端末装置の開閉時に前記固定側筐体に突き当たる上板部材とを有する前記可動側リアケースと、
    前記可動側リアケースの内部に設けられると共に、本体板部材と当該本体板部材の一部が延出された延出板部を有する板部材と、を有し、
    前記延出板部は、前記ヒンジ連結部の周縁部と連続するとともに、当該携帯端末装置の開閉時に前記固定側筐体に突き当たる前記上板部材の内部に配設されていることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記延出板部は、屈曲した屈曲部を有していることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 少なくとも可動側リアケースを有する可動側筐体と、固定側筐体とを、ヒンジ連結部を介して折り畳み自在に連結する携帯端末装置であって、
    表面パネル板と、前記表面パネル板に固設されて当該携帯端末装置の開閉時に前記固定側筐体に突き当たる上板部材とを有する前記可動側リアケースと、
    当該携帯端末装置の開閉時に前記固定側筐体に突き当たる前記上板部材の内部に配設され、当該上板部材を補強する板片とを有し、
    前記板片は、前記ヒンジ連結部の周縁部と連続することを特徴とする携帯端末装置。
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