JP4457531B2 - 携帯端末装置および電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉可能に支持するヒンジ機構を有する携帯端末装置および携帯電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯端末装置としての携帯電話機の普及が目覚ましく、その中でも特に、表示部を大きくレイアウトできて、携帯時にはコンパクトにできる折り畳み式の携帯電話機が注目をあびている。
【0003】
図5はそのような折り畳み式の携帯電話機の外観図である。図5に示す折り畳み式の携帯電話機は、操作キー1aを有する操作側筐体1と、表示部2aを有する表示側筐体2と、これら操作側筐体1と表示側筐体2とを開閉可能に連結するヒンジ機構3とを備えて構成されている。
ヒンジ機構3は、図6に示すように、操作側筐体1の一端部に一体に形成されたヒンジホルダ4a,4bと、表示側筐体2の一端部に一体に形成されたヒンジホルダ5a,5bと、ヒンジホルダ4a,4bと5a,5bとを連結するヒンジユニット6a,6bとを有している。
【0004】
そして、図7に示すように、操作側筐体1のヒンジホルダ4a,4bと表示側筐体2のヒンジホルダ5a,5bとを互い違いに組み合わせたとき、両側からヒンジユニット6a,6bを差し込んで取り付けるようにしている。その場合図示していないが、ヒンジホルダ4a,4bとヒンジホルダ5a,5bの内周部にはキーが設けられており、左右両側のヒンジユニット6a,6bに設けられたキー溝と嵌合する。
【0005】
即ち、操作側筐体1と表示側筐体2とを上述したように組み合わせたとき、かつヒンジユニット6aと6bとを両側から差し込んたとき、ヒンジユニット6a,6bのキー溝をヒンジホルダ4a,4bおよびヒンジホルダ5a,5bのキーと嵌合することにより、ヒンジユニット6a,6bが各ヒンジホルダ4a,4b,5a,5b間に可動部として回転可能な状態となり、これによって操作側筐体1と表示側筐体2とが回動することにより折り畳み可能となる構成である。
【0006】
なお、各ヒンジホルダ4a,4b,5a,5bとヒンジユニット6a,6bとの間には図示していないが、開閉角度を制限するためのラッチ,フリーストップなどのような開閉動作に必要な構造が施されている。また、図6および図7において、4cは操作側筐体1のヒンジホルダ4a,4b間に設けられた挿通部であり、ヒンジホルダ5bの左側部分と同様に半筒状をなして配線を通すようになっている。
【0007】
このような折り畳み式の携帯電話機は、図5に示すレシーバ7とマイク8間の距離を確保できること、表示部2aの画面を大きくレイアウトできること、折り畳み時は表示画面をスタンバイ状態にして消費電力が容易に抑えられることといった利点を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の折り畳み式の携帯電話機は、操作側筐体1のヒンジホルダ4a,4bと、表示側筐体2のヒンジホルダ5a,5bと、それらを連結するヒンジユニット6a,6bとでヒンジ機構3をなしているが、ヒンジホルダ4a,4bが操作側筐体1に一体に形成されると共に、ヒンジホルダ5a,5bも表示側筐体2に一体に形成されているので、これら各部品1,2がヒンジ機構3に必要な強度を確保しなければならず、また材料も選定すると共に、双方の筐体1,2の意匠性をも満足する形状に設計しなければならない。
【0009】
ところが、携帯電話機の強度が不足している場合、操作側筐体1と表示側筐体2とが互い違いに捻られるような力が加えられると、その力がヒンジ機構3に作用し、操作側筐体1のヒンジホルダ4a,4bと表示側筐体2のヒンジホルダ5a,5b同士が接触してしまうので、その接触によって軋み音が生じ、さらに、捻れ方向の力が大きくなると、ヒンジホルダ4a,4b,5a,5bの根本部分に応力が集中して破損に至る問題があった。
【0010】
また、操作側筐体1と表示側筐体2とが開いた状態からさらに開く方向に力が加わった場合には、両ヒンジホルダ4a,4b,5a,5bが両側方向に広がるように捻られるため、前述したような軋み音が生じて同様に破損する問題もあった。
【0011】
そのため、従来の携帯電話機にあっては、操作側筐体1および表示側筐体2に、プラスチック材料と比較して剛性の高いマグネシウム合金等を用いることで上記問題を防ぐようにしていた。しかしながら、マグネシウム合金は、プラスチック材料と比べ、歩留まりが悪いなど製造上の不都合があるばかりでなく、コストや量産性の点で問題があり、しかも、プラスチックより重いため、携帯電話機の軽量化の妨げとなる問題もあった。
【0012】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、最小限の変更でヒンジ機構の強度を確実に高めることができ、しかも剛性の低い材料の使用を可能にして生産性の向上,コスト低減を実現できる携帯端末装置および携帯電子機器を提供することを課題とする。
【0013】
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明は、第1筐体と第2筐体とを互いに開閉可能に取り付けるヒンジ機構を備え、かつ該ヒンジ機構は、第1筐体に設けられた第1ヒンジホルダと、第2筐体に設けられた第2ヒンジホルダと、第1ヒンジホルダおよび第2ヒンジホルダを左右両側から連結するそれぞれのヒンジユニットとを有する携帯端末装置において、前記それぞれのヒンジユニットのうち、何れか一方のヒンジユニットの先端に突設された連結ピン部と、他方のヒンジユニットの先端に前記連結ピン部と嵌合可能に形成された嵌合ピン部とからなり、前記第1,第2筐体より剛性の大きい高剛性部材で、前記それぞれのヒンジユニットを連結することを特徴とする。請求項2記載の本発明は、請求項1記載の携帯端末装置において、前記連結ピン部と嵌合ピン部との何れか一方に凹部を形成すると共に、その他方に凹部と適合する形状の凸部を設けていることを特徴とする。請求項3記載の本発明は、第1筐体と第2筐体とを互いに開閉可能に取り付けるヒンジ機構を備え、かつ該ヒンジ機構は、第1筐体に設けられた第1ヒンジホルダと、第2筐体に設けられた第2ヒンジホルダと、第1ヒンジホルダおよび第2ヒンジホルダを左右両側から連結するそれぞれのヒンジユニットとを有する携帯端末装置において、第1,第2筐体より大きな剛性を有した高剛性部材を、前記それぞれのヒンジユニット間に配置し、前記高剛性部材の両端部を前記それぞれのヒンジユニットの先端部に嵌合させて、前記それぞれのヒンジユニットを連結したことを特徴とする。請求項4記載の本発明は、請求項3記載の携帯端末装置において、前記それぞれのヒンジユニットの先端部に、高剛性部材の両端部を嵌合する溝が形成されていることを特徴とする。請求項5記載の本発明は、請求項1〜4記載のヒンジ機構を電子機器が備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1〜図3は本発明による携帯端末装置の一実施例を適用した携帯電話機を示す図である。
図1において、符号10は折り畳み式の携帯電話機であって、10Aは操作側筐体、10Bは表示側筐体である。
表示側筐体10Aは、前面カバー11と背面カバー12とからなっている。前面カバー11には複数の各孔が設けられ、この各孔より操作キー13が露出している。
表示側筐体10Bは、前面カバー14と背面カバー15とからなり、前面カバー14には通信等を行うのに必要な表示部としての液晶画面16が設けられ、背面カバー15には通信用のアンテナ17が設けられている。液晶画面16には透明な材料からなる液晶保護カバー(符示せず)が貼り付けられている。
なお、18は表示側筐体10Bに設けられた受話部、19は操作側筐体10Aに設けられた送話部である。
【0015】
これら操作側筐体10Aと表示側筐体10Bとはヒンジ機構20を介して互いに開閉可能に取り付けられている。
ヒンジ機構20は、図1および図2に示すように、操作側筐体10Aに設けられた第1ヒンジホルダ21と、表示側筐体10Bに設けられた第2ヒンジホルダ22と、これら第1ヒンジホルダ21および第2ヒンジホルダ22を左右両側からそれぞれ連結するヒンジユニット23,24とを有している。
【0016】
第1ヒンジホルダ21は、図2に示すように、操作側筐体10Aの幅方向の両側に配置されたピン挿入部21a,21bを有している。ピン挿入部21a,21bは筒状をなしている。なお、操作側筐体10Aにおいて、ピン挿入部21aと21bとの間には配線するため、図1および図3に示すように、適宜の間隔を隔てて配置されて半筒状をなす挿通部21cが設けられている。
【0017】
第2ヒンジホルダ22は、表示側筐体10Bの端部に、第1ヒンジホルダ21のピン挿入部21aと前記挿通部との間に配置されるように突設されたピン挿入部22aと、ピン挿入部21bと前記挿通部21cとの間に配置されるように突設されたピン挿入部22bとを有している。
【0018】
ピン挿入部22aは、ピン挿入部21a,21bに対応するよう筒状をなしている。ピン挿入部22bは、図2において、その右側がピン挿入部21bと対応して筒状をなしており、その左側が詳細に図示していないが、第1ヒンジホルダ21側の前記挿通部21cと同様の半筒状をなしている。これらピン挿入部22bの左側部分と前記挿通部21cとには操作側筐体10Aと表示側筐体10B間を接続する信号線が配線されるようになっている。
【0019】
一方、両ヒンジユニット23,24のうち、一方のヒンジユニット23は、操作側筐体10Aの第1ヒンジホルダ21と表示側筐体10Bの第2ヒンジホルダ22とが互いに組み合わされたとき、第1ヒンジホルダ21のピン挿入部21aと第2ヒンジホルダ22のピン挿入部22aとに左側から挿入して嵌合される。他方のヒンジユニット24は、第1ヒンジホルダ21のピン挿入部21bと第2ヒンジホルダ22のピン挿入部22bとに右側から挿入して嵌合される。
【0020】
この場合、詳細に図示していないが、ヒンジユニット23の外周部に設けられたキー溝が、ピン挿入部21a,ピン挿入部22aに設けられたキーと嵌合すると共に、ヒンジユニット24の外周部に設けられたキー溝も、ピン挿入部21b,ピン挿入部22bに設けられたキーと嵌合することにより、操作側筐体10Aと表示側筐体10Bとが互いにヒンジユニット23,24を中心として回転し、開閉するようになっている。また、第1ヒンジホルダ21のピン挿入部21a,21bおよび第2ヒンジホルダ22のピン挿入部22a,22bとヒンジユニット23,24との間には図示していないが、開閉角度を制限するためのラッチ,フリーストップなどのような開閉動作に必要な構造も施されている。
【0021】
両ヒンジユニット23,24の先端部には、操作側筐体10A,表示側筐体10Bの材質より高い剛性を有する高剛性部材としての連結ピン部25および嵌合ピン部26が設けられている。
【0022】
高剛性部材としての連結ピン25部は、例えばアルミニウム,マグネシウム或いはアルミ合金,さらにはマグネシウム合金等の金属からなっており、ヒンジユニット23の先端面にその中心軸を一致させるよう軸方向に沿い一体に突設されている。高剛性部材としての嵌合ピン部26も、連結ピン部25と同材質からなっており、ヒンジユニット24の先端面にその中心軸を一致させるよう軸方向に沿い一体に突設されている。したがって、これら連結ピン部25および嵌合ピン部26は、ヒンジユニット23,24と互いに同一軸線上に配置されている。
【0023】
連結ピン部25の先端には凹部25aが形成されると共に、嵌合ピン部26の先端には凹部25と嵌合する凸部26aが形成されている。凹部25aは連結ピン部25の先端面の中央部を矩形状に切り除いて形成されている。凸部26aは嵌合ピン部26の先端面の中央部に軸方向に沿い凹部25aと適合する形状に突出している。
【0024】
そして、両ヒンジユニット23,24が第1,第2ヒンジホルダ21,22に両側から組み込まれたとき、連結ピン部25の凹部25aに嵌合ピン部26の凸部26aが嵌合することにより、前記ピン部25,26を介しヒンジユニット23と24とが互いに連結されるようになっている。
【0025】
このように構成された携帯電話機10が開いた状態にあるとき、操作側筐体10Aに対し表示側筐体10Bが捻られ、図1に示す矢印A方向に捻り力が加わると、操作側筐体10Aと表示側筐体10Bとを連結するヒンジ機構20に矢印B方向に力が作用するので、その作用によりヒンジ機構20が破壊されるおそれがある。
【0026】
しかしながら、上述のように、左側のヒンジユニット23の先端に高剛性部材としての連結ピン部25が一体に設けられていると共に、右側のヒンジユニット24の先端に高剛性部材としての嵌合ピン部26が一体に設けられ、またそれら連結ピン部25と嵌合ピン部26とが互いに嵌合してヒンジユニット23と24とを連結しているので、前記ピン部25と26とがヒンジユニット23,24に作用した応力を分担して分散させ、両ヒンジユニット23,24の先端側に発生する応力を低減することができる。
【0027】
そのため、矢印B方向に捻れ力が加わっても、ヒンジ機構20に発生する応力を低減できるので、ヒンジ機構20の構成部品が破壊されるのを防止することができるばかりでなく、操作側筐体10Aの第1ヒンジホルダ21と表示側筐体10Bの第2ヒンジホルダ22とが強圧的に接触して軋み音が生じるのを防止することができる。
【0028】
一方、携帯電話機10には、操作側筐体10Aと表示側筐体10Bとが開ききった状態にあるとき、それをさらに開くよう図3の矢印C方向に力が加わると、ヒンジ機構20には矢印Dのように開く力が作用する。
【0029】
しかしこの場合も、ヒンジ機構20の連結ピン部25,26によって両ヒンジユニット23と24とが互いに連結され、連結ピン部25,26が応力を分担して分散させるので、両ヒンジユニット23,24の先端側に発生する応力を低減することができ、ヒンジ機構20の構成部品が破壊されるのを防止することができ、かつ操作側筐体10Aの第1ヒンジホルダ21と表示側筐体10Bの第2ヒンジホルダ22とに軋み音が生じるのを防止することができる。
【0030】
したがって、この実施形態においては、携帯電話機10に矢印Aのような捻り力や矢印Cのような開く力が加わることによってヒンジ機構20に応力が作用しても、連結ピン部25,嵌合ピン部26によってヒンジ機構20の構成部品が破壊されるのを防止でき、かつ軋み音が生じるのを防止できるので、操作側筐体10Aや表示側筐体10Bを生産性のよくないマグネシウム合金等で形成することが不要になり、操作側筐体10A,表示側筐体10Bに第1,第2ヒンジホルダ21,22がそれぞれ一体に形成されているにも拘わらず、安価でかつ生産性の高い通常のプラスチック材料で形成しても、操作側筐体10Aおよび表示側筐体10Bのヒンジ部分に必要な強度を十分に確保することができ、信頼性を得ることができる。
【0031】
しかもヒンジ機構20においては、両ヒンジユニット23,24を変更するだけであって他の構成部品21,22を製作し直す必要がないので、コストの上昇を防ぐことができる。これは、開発しようとした場合、それに長い期間を要し、かなりのコストアップを招く場合があるので、それに比較するとコストの低減を図れるという効果も期待できる。
【0032】
図4は携帯端末装置の他の実施例を適用した携帯電話機を示している。
この場合は、ヒンジ機構20の左右両側のヒンジユニット23と24とが、一本の高剛性部材27によって互いに連結されている。
【0033】
この高剛性部材27は、操作側筐体10Aの第1ヒンジホルダ21および表示側筐体10Bの第2ヒンジホルダ22間の内部に配置されるピン形状のものであって、前述した実施形態の連結ピン部25,嵌合ピン部26と同様の材質で形成されている。そして、図4において、高剛性部材27の左端部が左側のヒンジユニット23の先端に設けられた溝23aに挿入されると共に、高剛性部材27の右端部が右側のヒンジユニット24の先端に設けられた溝24aに挿入されることにより、両ヒンジユニット23と24とが同軸上で連結されるようになっている。
【0034】
したがって、この実施形態によれば、高剛性部材27によって両ヒンジユニット23と24とが互いに連結されているので、図1に矢印A方向の捻れ力や図3に示す矢印C方向に開き力が加わっても、基本的には前述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0035】
なお、図示実施形態では、携帯端末装置としての携帯電話機10に適用した例を示したが、小型かつ軽量で筐体が開閉するように構成されたヒンジ機構20を有する他のもの、例えばPDA(携帯情報端末)、あるいはノートパソコンのような電子機器などにも適用しても、同様の作用効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯端末装置に捻り力や開く力が加わることによってヒンジ機構に応力が作用したとき、第1,第2ヒンジホルダが第1筐体,第2筐体にそれぞれ一体に形成されているにも拘わらず、ヒンジ機構に必要な強度を十分に確保できるように構成したので、第1,第2筐体を安価でかつ生産性の高い通常のプラスチック材料で形成しても、強度上の信頼性を得ることができ、しかも両ヒンジユニットを変更するだけで他の構成部品を製作し直す必要がないので、コストの上昇を防ぐこともできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯端末装置の一実施例を適用した携帯電話機を示す図であって、携帯電話機を開いて捻り力が加わった状態を示す全体説明図である。
【図2】ヒンジ機構の要部を示す断面図である。
【図3】携帯電話機にさらに開く力が加わった状態を示す全体説明図である。
【図4】本発明による携帯端末装置の他の実施例を適用した携帯電話機を示すヒンジ機構の要部の断面図である。
【図5】従来の携帯電話機を示す全体図である。
【図6】従来の携帯電話機のヒンジ機構を示す分解説明図である。
【図7】図6のヒンジ機構を組み立てた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機
10A 操作側筐体(第1筐体)
10B 表示側筐体(第2筐体)
11 前面カバー
12 背面カバー
13 操作キー
14 前面カバー
15 背面カバー
16 液晶画面
17 アンテナ
18 受話部
19 送話部
20 ヒンジ機構
21 第1ヒンジホルダ
21a,21b ピン挿入部
21c 挿通部
22 第2ヒンジホルダ
22a,22b ピン挿入部
23,24 ヒンジユニット
23a,24a 溝
25 高剛性部材としての連結ピン部
25a 凹部
26 高剛性部材としての嵌合ピン部
26a 凸部
27 高剛性部材

Claims (5)

  1. 第1筐体と第2筐体とを互いに開閉可能に取り付けるヒンジ機構を備え、かつ該ヒンジ機構は、第1筐体に設けられた第1ヒンジホルダと、第2筐体に設けられた第2ヒンジホルダと、第1ヒンジホルダおよび第2ヒンジホルダを左右両側から連結するそれぞれのヒンジユニットとを有する携帯端末装置において、
    前記それぞれのヒンジユニットのうち、何れか一方のヒンジユニットの先端に突設された連結ピン部と、他方のヒンジユニットの先端に前記連結ピン部と嵌合可能に形成された嵌合ピン部とからなり、前記第1,第2筐体より剛性の大きい高剛性部材で、前記それぞれのヒンジユニットを連結することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1記載の携帯端末装置において、
    前記連結ピン部と嵌合ピン部との何れか一方に凹部を形成すると共に、その他方に凹部と適合する形状の凸部を設けていることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 第1筐体と第2筐体とを互いに開閉可能に取り付けるヒンジ機構を備え、かつ該ヒンジ機構は、第1筐体に設けられた第1ヒンジホルダと、第2筐体に設けられた第2ヒンジホルダと、第1ヒンジホルダおよび第2ヒンジホルダを左右両側から連結するそれぞれのヒンジユニットとを有する携帯端末装置において、
    第1,第2筐体より大きな剛性を有した高剛性部材を、前記それぞれのヒンジユニット間に配置し、前記高剛性部材の両端部を前記それぞれのヒンジユニットの先端部に嵌合させて、前記それぞれのヒンジユニットを連結したことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項3記載の携帯端末装置において、
    前記それぞれのヒンジユニットの先端部に、高剛性部材の両端部を嵌合する溝が形成されていることを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項1〜4記載のヒンジ機構を備えることを特徴とする電子機器。
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