JP5141515B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、走行性に優れた作業車両に関する。
農業用、建築用、運搬用等の作業車両は、左右の走行車軸と、この走行車軸の駆動力を変速する変速装置を備えており、この種の変速装置としては、エンジン動力の入り切りを行う主クラッチとエンジン動力を変速する主変速装置と副変速装置と静油式無段変速装置(HST)を含む動力伝達機構を設け、前記HSTのトラニオン軸をモータにより駆動させる走行車両が知られている。
特開2005−343187号公報
前記特許文献1の構成では、トラニオン軸の回動が、その最大回動角度の所定割合を超えた状態で低速側油圧クラッチから高速側油圧クラッチにクラッチ切換が行われると、エンジン回転数のドロップが起きてしまい、その後、エンジン回転数の復帰に時間がかかるためスムーズな加速感が得られないことがある。
そこで、本発明の課題は前記HSTのトラニオン軸の回動角度変更時にクラッチ切換が行われても、エンジン回転数のドロップが起きないようにして加速をスムーズに行うことができる走行車両を提供することである。
本発明の課題は、次の解決手段により解決される。
請求項1記載の発明は、エンジン(3)と、該エンジン(3)の動力を入力し、出力する油圧を調整するための斜板の傾斜角度を変更するトラニオン軸(30)を有し、該トラニオン軸(30)の回動角度に応じた油圧に基づく出力回転数を出力する静油圧式変速装置(7)と、該静油圧式変速装置(7)からの出力回転数を低速側油圧クラッチ(52)と高速側油圧クラッチ(51)及び複数のギヤ噛合式変速機構により変速する変速装置と、前記低速側油圧クラッチ(52)と高速側油圧クラッチ(51)をそれぞれ切り換える低速側切換スイッチ(62b)と高速側切換スイッチ(62a)と、トラニオン軸(30)を回動させるためのトラニオン軸駆動モータ(66)と、踏み込み量に対応して静油圧式変速装置(7)のトラニオン軸(30)の回動角度をトラニオン軸駆動モータ(66)を介して調整すると共にエンジン(3)の回転数を変更するHSTペダル(9)と、前記低速側油圧クラッチ(52)から高速側油圧クラッチ(51)に切り換える時には、HSTペダル(9)の踏み込み位置に対応するトラニオン軸(30)の回動角度を変更して、該回動角度が最大回動角度の所定割合を超えるときには所定の短い時間の間はトラニオン軸(30)を減速側に前記所定割合まで戻すように駆動出力制御を行うトラニオン軸回動角度変更手段(66)を有する制御装置(100)を備えた作業車両である。
請求項1記載の発明によれば、トラニオン軸(30)の回動角度(トラニオン開度ということがある)が所定割合(例えば70%)を超えるときは、所定の時間の間(例えば、1,2秒間)はトラニオン軸(30)を減速側に前記所定割合まで戻すことでエンジン回転数の復帰に時間がかかるのを防ぐことができる。こうしてエンジン回転数のドロップする度合いが小さくなり、低速側油圧クラッチ(52)から高速側油圧クラッチ(51)への切り換えをスムーズに行い、車両を迅速に加速することができる。
本発明の実施の形態について以下図面と共に説明する。
車両の一例として多目的作業車(以下作業車)の左側面図を図1(a)に示し、図1(b)に運転台部分の要部斜視図を示す。また、図2は本実施例の作業車両のトランスミッション内の動力伝動系統図、図3は図2の動力伝動系統図の部分拡大図を示し、図4には副変速レバーの操作部の斜視図を示し、図5はHST制御ブロック図であり、図6は静油圧式無段変速装置(HST)の油圧閉回路図である。
乗用四輪駆動の走行形態を有する作業車両の車体は、ステアリングハンドル1で前輪2を操舵しながら運転するか、前後輪2、6を操舵して運転する。機体の後部にディーゼルエンジン3を搭載し、このディーゼルエンジン3の前側にミッションケース14等を一体的に連結し、このミッションケース14の最後部にリヤアクスルハウジング(図示せず)を設けて、左右両側部に後輪6を軸装する。また、HSTペダル9の踏み込み量に応じて図2に示す静油圧式無段変速装置(HST)7の出力軸27の回転数が変速される。
また、車体の前部には昇降リンク装置10を介して図示しない芝刈り機又は清掃機等の作業機を牽引する。さらに車体前方には操縦室5が設けられ、該操縦室5内の運転席11の近傍には、副変速レバー12(図4)、作業機の高さを変更するポジションレバー等の各種レバーと、図5に示す作業モード設定ボタン(負荷一定モード設定用)80、動作モード設定ボタン(静油圧式無段変速装置のトラニオン軸30(図2、図3)の回転の応答性の遅速選択用)81及びクルーズコントロール入切スイッチ82(図5)、HSTペダル9とHSTペダル9の位置を検出するHSTペダルポジションセンサ83等の各種スイッチ類が設けられている。車速センサ74(図5)はミッションケース14に取り付けられており、車速が検出可能な軸の回転数をピックアップする構成としている。
さらに、図1(b)の運転台部分の要部斜視図に示すようにステアリングハンドル1の側面に設けた前後進レバー88で機体の進行方向を決定し、ステアリングハンドル1の下方に設けたHSTペダル9を踏むことで、図8に示すようにエンジン回転数が上昇すると共に、静油圧式無段変速装置(HST)7のトラニオン軸30が回動する。具体的には、HSTペダル9の踏み込みの最初の1/4のストロークまでの間にエンジン回転数が略定格回転数まで上昇し、残りの3/4のストロークでトラニオン軸30が回動する。つまり前記3/4のストロークのHSTペダル9の踏み込みの範囲でゼロ速から最高速まで変速する。また、後述する車速一定にする制御を解除するブレーキペダル8等のペダル類を設ける構成になっている。また、ステアリングハンドル1の下方に設けたクラッチペダル89は、ミッションケース14内のクラッチ(図示せず)を入り切りするものである。なお、図8に示すエンジン回転数とHSTペダル9の踏み込み量(速度)との関係については後で詳細に説明する。
前記副変速レバー12(図4参照)はレバーガイド64に沿って回動操作することにより、後述の副変速装置がリンク機構を介して「高速」、「中立」、「低速」の何れかに手動で切り換わるように構成されている。
また、HSTペダル9の踏み込み量に応じて図2に示す静油圧式無段変速装置(HST)7の出力軸27の回転数が変速される。
ミッションケース14は、前ケース15、繋ぎケース16、中間ケース17(図2)及び後ケース18(図3)の4つの中空ケースを連結した構成であり、後ケース18に軸支した入力軸19(図3)にエンジン3の動力が入力され、この入力軸19の回転がインプットケース20内の増速ギヤ21、22で第一中継軸23へ伝動し、更に第一中継軸23上のギヤ24から増速ギヤ25で増速され、該ギヤ25に静油圧式無段変速装置(HST)7の可変容量油圧ポンプ7aの油圧入力軸7cをスプライン係合している。
上記インプットケース20は、ディーゼルエンジン3の出力回転を増速して高速走行を可能にするために設けてあり、従来の作業車両のミッションケースを利用して、その内部に取り付けている。このように、インプットケース20で増速する構成としているので、高速走行時にエンジン回転数を上昇させて対応する必要がなくなり、これにより従来の伝動装置より騒音低減、燃費向上が図れる。
また、HSTペダル9に連動しているトラニオン軸30を介して、可変容量油圧ポンプ7aの斜板により定容量油圧モータ7bの出力軸27の回転数が変速される。
一方、PTO駆動軸26は、HST7の可変容量油圧ポンプ7aの内部で前記油圧入力軸7cと直結しているので、一定回転数、すなわちHST可変容量油圧ポンプ7aの油圧入力軸7cと同じ回転数で回転する。
PTO駆動軸26はギヤ29を備えた駆動軸28と直結しており、該ギヤ29に噛合するギヤ31の動力はPTO後カウンタ軸32上のカウンタギヤ33に伝達され、次いでPTOクラッチ34を介してPTO前カウンタ軸35に伝達され、該PTO前カウンタ軸35は前ケース15を貫通し、PTO前カウンタ軸35と一体化された図示しないPTOカウンタ軸とPTOカウンタギヤに伝動し、該カウンタギヤから図示しないPTO出力軸上のPTO入切ギヤに動力が出力される。
また、HST7の走行出力軸27の駆動力は、ギア噛合式の主変速装置を構成する伝動軸40のギヤ40aからギヤ40b及びギヤ40cを順次経由して、主変速軸41上の大ギヤ42と中ギヤ43にそれぞれ伝達可能な構成である。さらに主変速軸41上の中ギヤ43の隣接位置には副変速高速用小ギヤ44aと副変速低速用大ギヤ44bが設けられ、さらに主変速軸41上の副変速低速用ギヤ44bの隣接位置には前輪駆動ギヤ37が設けられている。
主変速軸41に並行して設けられたクラッチ軸45上には、前記大ギヤ42と中ギヤ43にそれぞれ常時噛合している変速クラッチギヤ46とギヤ47が設けられ、該ギヤ46とギヤ47の間のクラッチ軸45上に油圧クラッチ51と油圧クラッチ52が設けられており、さらにクラッチ軸45の出力側には差動装置53が連結しており、該差動装置53から前輪出力軸(図示せず)に動力が伝達され、前輪2が駆動する。
図5に示す高速用油圧クラッチソレノイド49と低速用油圧クラッチソレノイド50により、それぞれ高速側油圧クラッチ51と低速側油圧クラッチ52を接続させるには図4に示す副変速レバー12の頂部に設けた主変速スイッチ62aと62bをそれぞれ押すことで行われる。
また、主変速スイッチ62a(「+」符号側)と主変速スイッチ62b(「−」符号側)がそれぞれ押されると図5に示す高速用油圧クラッチソレノイド49と低速用油圧クラッチソレノイド50がそれぞれ作動して油圧クラッチ51と油圧クラッチ52がそれぞれ接続される。
なお、図4に示すようにレバーガイド64内の高速側又は低速側に副変速レバー12が操作されると、それぞれ高速側の副変速レバーセンサ65Hと低速側の副変速レバーセンサ65Lとが副変速レバー12のシフト位置を検知することができる。
エンジン3が始動するときには、前後進レバー88または副変速レバー12のいずれか一方、または両方を中立位置にする。中立位置以外では始動(スタータが回転)しない。なお、前後進レバー88の前進側と後進側の切り換えは前後進切換スイッチ73で検出する。
前進走行時(1速と2速)には、まず前後進レバー88を前進側にする。ついで、1速(作業速低速)と2速(作業速高速)を選択することができる。1速は、特に除雪機を付けての除雪作業に使用する。しかし、その他の作業でも使用することができる。また2速で除雪作業を行うこともある。2速は特に芝刈り機を付けての芝刈り作業に適しているが、その他の作業でも使用でき、また1速で芝刈り作業を行うこともある。また、路上清掃機(回転ブラシ)を装着しての作業も1速又は2速で行うこともある。
副変速レバー12を低速側にすると、副変速ギヤ48bがギヤ44bに噛み合って動力伝達の準備ができる。
1速の場合は、スイッチ62bを入りにして、主変速の油圧クラッチ52を接続させ、ギヤ43からギヤ47への動力伝達の準備ができる。2速の場合は、スイッチ62aを入りにして主変速の油圧クラッチ51を接続させ、ギヤ42からギヤ46への駆動力の伝達準備ができる。このスイッチ62b,62aは副変速レバー12が中立であっても機能するので、先にスイッチ62b又は62aを入り状態にしておいて、後で副変速レバー12を低速又は高速に操作することもある。
また、HSTペダル9を踏むことで走行を開始する。HSTペダル9の踏み込み量(ポジションセンサ83で検出)に対応して油圧式無段変速装置(HST)7の可変油圧ポンプ7aのトラニオン軸30をモータ66で回動させる。
トラニオン軸30が回動することで、エンジン3の回転動力は油圧式無段変速装置(HST)7の定容量油圧モータ7bの出力軸27から出力され、得られた動力は出力軸27、伝動軸40、ギヤ40a、ギヤ40b、ギヤ40cおよび主変速軸41へと伝達されていく。
主変速軸41の動力は、油圧クラッチ52が接続していると1速が出力され、ギヤ43、ギヤ47、油圧クラッチ52、軸45に順次動力が伝達されていく。油圧クラッチ51が接続される2速の場合はギヤ42、ギヤ46、油圧クラッチ51、軸45に順に動力伝達されていく。
軸45の動力は、ギヤ48b、ギヤ44b、ギヤ37、ギヤ56へと順に伝達される。そして、差動装置53を通過して左右の前輪2が回転する。
また、HST7の可変油圧ポンプ7aのPTO駆動軸26は、HSTペダル9の踏み込みの有無にかかわらず、エンジン3が回転することで常時回転する(エンジン回転数に対応する)。PTO駆動軸26の動力はギヤ29、ギヤ31、ギヤ33、軸32と伝達される。軸32までは常時回転している。
PTO油圧クラッチ34を接続すると、軸32の動力は軸35に伝達されて作業機を駆動する。一方、四輪駆動を選択する場合は、四輪駆動レバー(図示せず)を操作して、ギヤ60をギヤ58に噛み合わせる。すると、前記ギヤ56の動力がギヤ57、ギヤ58、ギヤ60、軸61と伝達され、さらに差動装置53を通過して後輪6を駆動する。
前記副変速レバー12による変速はギヤスライド式であるため、走行しながらの変速はできない。ただし、ギヤスライド式であってもシンクロが構成されていると走行しながらの変速も可能である。
前記主変速装置の出力は油圧クラッチ52,51による接続で行われるため、走行しながらの変速が可能である。そこで、作業走行中において、スイッチ62b,62aを交互に入り切りすると、1速(作業低速)と2速(作業高速)の切換えができる。
また、後進走行時には、前後進レバー88を後進側に操作してHSTペダル9を踏むことで後進走行を開始する。このときの後進速度はHSTペダル9の踏み込み量により調整される。すなわち、HSTペダル9の踏み込み量(ポジションセンサ83で検出)に対応して油圧式無段変速装置(HST)7の可変油圧ポンプ7aのトラニオン軸30を前進とは逆方向に回動し、エンジン3の回転動力は油圧式無段変速装置(HST)7の定量油圧モータ7bの出力軸27から前進時とは逆回転で出力される。
ブレーキペダル8のみを踏むと、前輪2と後輪6のディスクブレーキ(図示せず)が作動し、さらにトラニオン軸30が中立になる。ブレーキペダル8とHSTペダル9の両方を踏むと、ブレーキペダル8の機能が作動し、CPU100はHSTペダル9からの信号を無視する。
路上走行時においては基本的に前進走行時(3速と4速)を選択し、次のような走行制御が行われる。
すなわち3速(低速走行)と4速(高速走行)は、いずれも路上走行時の低速と高速であり、基本的には作業機を用いる作業はしないが、条件によっては3速で作業機を用いる作業を行う場合もある。副変速レバー12を高速側にすると、副変速装置のギヤ48aがギヤ44aに噛み合って動力伝達の準備ができる。
3速の場合はスイッチ62bを入りにすると、主変速装置の油圧クラッチ52が接続して、ギヤ43からギヤ47への動力伝達の準備がなされる。4速の場合はスイッチ62aを入りにする。すると、主変速装置の油圧クラッチ51が接続して、ギヤ42からギヤ46への動力伝達の準備がなされる。
本実施例はHSTペダル9の踏み込み量に応じてHST7のトラニオン軸30の回動量が変化する構成である。これは図5のHST制御ブロック図に示すように、HSTペダル9の踏み込み量に対応してHSTペダルポジションセンサ83の検出値が変化し、該変化量に応じてパルス的に正転切換リレーR1(踏み込み時)又は逆転切換リレーR2(戻し時)が作動し、モータ駆動回路を経由してモータ66によりトラニオン軸30の回動角を調整する方式である。また、HSTペダル9を踏み込むと、逆転切換リレーR2が作動し、HSTペダル9を戻すと、正転切換リレーR1が作動する。
このとき、副変速レバー12の操作を検出する副変速レバーセンサ65が低速(L)側位置にあるときには副変速レバー12が高速(H)側位置にある時に比べて、高速側切換スイッチ62aと低速側切換スイッチ62bのいずれが押されても、高速側油圧クラッチ51又は低速側油圧クラッチ52の接続に要する時間を長くする。
また、副変速レバー12が低速側選択時又は高速側選択時のいずれであっても、車速センサ74により検出した車速が一定以下であれば、高速側切換スイッチ62aと低速側切換スイッチ62bのいずれが押されても、油圧クラッチ51,52の接続に要する時間を最も短くする構成とする。この場合、前記油圧クラッチ51,52の接続に要する時間は、少なくとも副変速レバー12が高速側にある時と略同じ時間とするか、または副変速レバー12が高速側にある時よりも早くする。
こうして、高速側油圧クラッチ51又は低速側油圧クラッチ52の切り換えがショックなくスムーズに行え、また、登り坂でシフトダウンするときに短期間で切り換えができるので、その切換時に機体の後退を最小限に抑えることができる。
なお、作業車両の前後進の切換は、図1(b)に示す前後進レバー88の操作によりHST7のトラニオン軸30の回転方向を切り換えて行う。また図示しないPTO出力軸には路上清掃機を付けて路上清掃を行ったり、雪掻き機を付けて除雪を行うなどの作業を行うことができる。
また、足元のHSTペダル9の操作に対応してHSTトラニオン軸30をモータ66で駆動するが、図6に示す可変容量型油圧ポンプ7aと定容量型油圧モータ7bからなるHST油圧閉回路7dの内の油圧モータ7bの両側の油路内の圧力を第1HST圧力センサ76aと第2HST圧力センサ76bによりそれぞれ検出し、各検出圧力が一定値以上になるとトラニオン軸30を減速側に動かし、エンストを防止する構成とする。
これは、HST油圧閉回路7d内に一定油圧以上の過大な負荷が掛かるとエンジン3がエンストすることがあり、特に傾斜地では油圧クラッチ51,52からなる油圧クラッチ構成の場合にエンジンブレーキが効かず傾斜地に沿って車両が降下するおそれがある。そこで本実施例では上記油圧モータ7bの両側の油圧閉回路7d内の油圧が一定値以上になるとトラニオン軸30を減速側に動かしエンストを防止して、傾斜地での車両の降下を回避することができる。
本実施例に示す多目的作業車は進行方向に対してエンジン3が後方、トランスミッションケース14が前方になるように配置され、且つ後輪6に加えて前輪2も操舵できる構成である。
また本実施例作業車両は次のような制御を行うこともできる。
従来はHSTトラニオン軸30の回動角度を一定位置に保持した状態で油圧クラッチ51と油圧クラッチ52の切り替えをしていたため、低速側油圧クラッチ52から高速側油圧クラッチ51に切り替える際、HST馬力が急激に増大する。そのため、エンジン回転が低下し、シフトアップしているにもかかわらず、実際に車速がダウンし、その後加速していくため、オペレータは違和感を感じる問題点があった。
そこで、前記3速を選択する低速側油圧クラッチ52から4速を選択する高速側油圧クラッチ51への変速操作が行われた際には、そのときの車速(A)を記憶させ、低速側油圧クラッチ52を切りにして、前記記憶している車速(A)と同等の車速になるようにHSTトラニオン軸30の回動角度を制御した後に、高速側油圧クラッチ51を接続させ、その後HSTトラニオン軸30の回動角度をHSTペダル9の制御位置まで滑らかに油圧を変化させることを特徴とする。
図7のフローチャートに上記油圧クラッチの油圧変化の制御フロー図を示す。
図7のフローチャートに示すように、油圧クラッチ51,52間の切り替え時の油圧クラッチの油圧変化の制御を行うことで、変速操作に伴う車両の速度変化がスムーズに行える。また、HST7の急激な負荷変動を防止することにより、エンジンの回転低下、最悪の場合はエンストを防止することができる。
低速側油圧クラッチ52の接続状態(H1)から高速側油圧クラッチ51の接続状態(H2)への切り替え時の油圧クラッチの昇圧制御を徐々に行い高速側油圧クラッチ51の接続を行う(前記記憶した車速(A)に対応するトラニオン軸30の位置を維持する油圧出力の70%の出力から徐々に昇圧する)ことで、減速比の異なるギヤミッションを油圧クラッチ51,52の間での急激な切り替えを避けて、車体慣性等の負荷により切り替えの際のHST馬力の急激な増大を防ぎ、変速時におけるHST7の負荷変動を軽減させることにより、スムーズな変速が行える。
HSTペダル9の踏み込み速度とトラニオン軸30の回動速度の間には図8に示す関係がある。このとき、HSTペダル9の操作位置をポジションセンサ83により検出し、HSTトラニオン軸30の回動角度をHSTトラニオン軸駆動用モータ66(図5)で制御する。すなわち、HSTペダル9の踏み込み速度に比例してHSTトラニオン軸30の回動角度を制御する前記モータ66の回転速度を図8に示すように変化させる構成とする。
従来は、HSTペダル9の踏み込み速度に関係なく、該ペダル9を踏み込むとHSTペダルポジションセンサ83がトラニオン軸駆動用モータ66を一定の速度でトラニオン軸30の回動角度を大きくしていた。すなわち従来はHSTペダル9の踏み込みの早さ、遅さとは無関係にトラニオン軸30の回動角度を大きくしており、前記モータ66の回転速度が一定であるため、オペレータの意識と、実際の機体の動きとの間にギャップが生じ、変速操作フィーリングが実車速とずれていた。
しかし、図8に示すようにHSTペダル9の踏み込み速度とエンジン回転数の関係を維持させることでオペレータの操作と機体の動きのギャップを小さくできる。
既に述べたようにPTOを駆動しての前進走行時(1速と2速)には、HSTペダル9を操作して除雪作業などでの1速(作業速低速)の接続状態(L1)と芝刈り作業などでの2速(作業速高速)の接続状態(L2)を選択することができる。
前記1速(L1)は副変速低で油圧クラッチ低側、2速(L2)は副変速低で油圧クラッチ高側、3速(H1)は副変速高で油圧クラッチ低側、4速(H2)は副変速高で油圧クラッチ高側であり、副変速の高低切り換えはメカニカルな変速機構により行う。また油圧クラッチの高低切り換えはスイッチ62a,62bにより行う。なお、1速(L1)と2速(L2)は作業速であり、3速(H1)も作業速として使用する。また4速(H2)はかなりの高速であるので作業速としては使用しないで路上走行速として使用する。
もし、PTOが作動中の時に、前記4速(H2)の状態で走行すると思わぬ不具合が生じるおそれがある。そこで、PTOが作動中であること、車体にPTOが接続状態にされていることをPTOレバー位置センサ67で検出するとコントローラ100が前記路上走行時の高速状態(H2)を設定できなくすれば安全性、操作性の向上が図れる。
また、図9(a)に示す車体重量と重量センサ84の電圧の関係から作業車両が走行地を走行中には作業車両の車体重量に対応して電圧(Vs)に応じたトラニオン軸30の規制角度(αt)を次式(1)から求め、図9(b)に示すように、前記規制角度をエンジン回転数に応じて変化させる。
αt(%)=100−6Vs (1)
たとえば、車体重量が3000kgのときにはセンサ84からの電圧値は5vであるので、αt(%)は70%となる。
αt(%)=100−6×5=70%
また、車体重量が2000kgのときにはセンサ84からの電圧値は0vであるので、αt(%)は(100−6×0=)100%となる。
また、図9(b)のトラニオン軸30の規制角度とエンジン回転数の関係は、車体重量に応じて予め決めておき、実線ラインは重量3000kgのときの関係を示し、エンジン回転数が上昇するときと下降するときでは別々のラインとなり、エンジン回転数が上昇するとき、1400rpmから1800rpmまではトラニオン軸30の規制角度は70%であり、最大回動角度の70%までしかトラニオン軸30は動かない。また、2200rpm時には100%となるようにする。エンジン回転数下降時には、2000rpmまでは100%で、1600rpmで70%となるようにする。
車体重量が2000kgのときには、トラニオン軸30の規制角度は100%、つまり規制無しとする。点線ラインは車体重量が2333kgのときのトラニオン軸30の規制角度とエンジン回転数の関係を示している。
これは、走行中にHSTペダル9を踏んで加速しようとした時に、傾斜地などではエンジンの回転数が低下してエンストとなることがあるので、それを防ぐためにトラニオン軸30の規制角度を設けて、エンジンの回転数に応じた規制をするが、機体の重量に応じて、規制角度を変更すれば操作性、安全性、燃費が従来より向上する。
機体が重ければ、例えば3000kgであれば規制角度を70%とする。機体が軽ければ、例えば2000kgであれば規制角度を100%(規制なし)とすれば、機体重量による走行負荷の違いによりトラニオン軸30の規制角度が変わる。
また作業車両の車体重量に代えて傾斜地を走行中の車両の傾斜角度に対応して電圧(Vs)に応じてトラニオン軸30の規制角度(αt)を上記式(1)から求め、図9(b)に示すように、前記規制角度をエンジン回転数に応じて変化させる構成にしてもよい。この場合は、図示しないが、例えば走行中の車両の傾斜角度が15度であればセンサ電圧を5vとし、走行中の車両の傾斜角度が−15度であればセンサ電圧を0vとして、その間の傾斜角度(−15度〜15度までの間の傾斜角度)に対してセンサ電圧を図9(a)のように直線的に変化させる構成として、各センサ電圧に対して式(1)からトラニオン規制角度(αt)を求め、各トラニオン規制角度(αt)とエンジン回転数との関係が図9(b)と同じように求まる。
副変速レバー12で路上走行中などに副変速レバー12に設けた2速ボタンを押し、低速側油圧クラッチ52から高速側油圧クラッチ51に切り換えてシフトアップする場合(H1速→H2速)、副変速レバー12が低速位置のときには1速から2速になる。副変速レバー12が高速位置のときには3速から4速になる。
上記油圧クラッチ51,52の切り換えを行う際にオペレータがHSTペダル9を踏み込んでいて、トラニオン軸30の回動角度(トラニオンの開度ということがある)が最大の回動角度に対して所定の回動角度(例えば70%)以上の時はトラニオン軸30を減速側に戻さない状態で低速側油圧クラッチ52から高速側油圧クラッチ51にクラッチ切換が行われると、エンジン回転数のドロップが起きてしまい、その後、エンジン回転数の復帰に時間がかかるためスムーズな加速感が得られないことがある。
しかし本実施例では、図10に示す制御により、前記エンジン回転数の復帰に時間がかかるのを防ぐために、トラニオン軸30の回動角度が、例えば最大の回動角度の70%を超えるときは、所定の時間の間、例えば、1,2秒間はトラニオン軸30を減速側に前記角度を70%に戻すことでエンジン回転数のドロップする度合いが小さくなる。これにより、低速側油圧クラッチ52から高速側油圧クラッチ51への切り換えをスムーズに行い、車両を迅速に加速することができる。
次に、車両の走行中に急な負荷が作用してエンジン回転数がドロップする場合に対応できるトラニオン軸30の回動角度の制御について説明する。
前記図10に示す制御を行っていても、走行路面や作業等の条件により急激な負荷が作用してエンジンドロップすることがある。ここで説明するトラニオン軸30の回動角度の制御はこのような場合にも対応でき、さらに、低速側油圧クラッチ52から高速側油圧クラッチ51に切り換える場合の外にもエンジンドロップに対する対応ができる。
ここからは図11(a)にその制御フローチャートを示し、図11(b)にその制御時のトラニオン軸30の規制(回動)角度(トラニオン開度)とエンジン回転数との関係を示す。以下、図11(b)のグラフを中心に前記制御の説明をする。なお、図11ではトラニオン軸30の規制回動角度は最大回動角度に対する割合(%)で表す。
まず、HSTペダル9を踏み込んでいくことで、エンジン回転数が上昇し、同時にトラニオン軸の開度も大きくなり、エンジン回転数がP点を経由して1800rpmまではラインL1で上昇し、1800rpmから2200rpmまではラインL2に沿って上昇し、HSTペダル9を最大に踏み込むこんでいるときはR点に達する。また、HSTペダル9の踏み込みを止めて元に戻すことで、ラインL2及びラインL1に沿ってエンジン回転数が下がる。
HSTペダル9を最大に踏み込んだときのエンジン回転数とトラニオン開度であるR点を含みラインL2上でHSTペダル9を踏んでいるにもかかわらず、負荷が作用するとエンジン回転数は下がるが、このときのエンジン回転数はラインL3に従って低下してトラニオン開度を現在値に維持するようにしている。これは、現在の走行速度を維持したいとともに、負荷が抜けて直ぐに回復する可能性があるから、そのときに備えるためである。
しかしながら、ラインL4までエンジン回転数が下がると、ラインL4に沿って、即ち、P点に向かってトラニオン開度とエンジン回転数を下げていく規制をかける。
エンジン負荷が作用してエンジン回転数が下がっているにもかかわらず、ラインL4より上側のトラニオン開度を維持しようとするとエンストする可能性がある。そこで、トラニオン開度に規制をかける。即ち、HSTペダル9を踏んでいてエンジン回転数が下がっているにもかかわらず、トラニオン開度に規制をかけない場合にはエンストしてエンジン停止になる可能性がある。
例えば、Q点位置でエンジン負荷が作用するとラインL3を通りQ1点に向かってトラニオン開度を維持しながらエンジン回転数を小さくする。前述のごとく、ここでトラニオン開度を維持するのは現在の速度を維持したいことと、負荷が直ぐに抜けて回復する可能性があるからである。
その後、Q1点からラインL4に沿ってP点へ向かってエンジン回転数とトラニオン開度が低下していく。ラインL4を通らずにトラニオン開度を維持すると、エンストの可能性がある。P点へ向かう途中において、S1点で負荷が抜けるとエンジン回転数はラインL4に沿って復帰する。このとき、トラニオン開度をラインL4に沿って元のルートに戻すと、次のような問題がある。
即ち、完全に負荷が抜けきれていない場合や、再び負荷が作用した場合、再びエンジン回転数が低下してしまい、このような現象を繰り返すことでハンチング現象が発生する。そこで、ラインL4上にあるS1点からラインL3を経由して同一トラニオン開度のS点へ達すようにする。即ち、エンジン回転数は復帰してもトラニオン開度は現在値を維持する。このS1点とS点の間のエンジン回転数の「差」が300rpmである。即ち、エンジン回転数が300rpm上昇(「復帰」)するまでは、トラニオン開度を維持しておき、S点からラインL2に沿ってトラニオン開度を元のQ点まで戻す。
この制御のフローチャートを図11(a)に示す。
また、エンジン回転数が0rpm(エンジンがかかってなく通電している状態)の時にHSTペダル9を最大位置まで踏み込んだら、トラニオン軸30の回動角度を一定角度以上大きくしないようにする前記トラニオン規制角度(%)の規制を行わずトラニオン軸39を最大位置(規制角度=100%に対応する位置)まで駆動を行う図12のフローチャートに示す制御を行う。
これは、HSTペダル9の踏み込み位置に正しく対応させるトラニオン軸30の回動角度の調整を行う調整モードによりトラニオン軸30の回動角度が最大位置になるように調整(これを「トラニオン最大位置の調整」ということがある)を終えた後に、確認のためにキーオンして、HSTペダル9を最大位置まで踏み込んでもトラニオン開度(トラニオン軸30の回動角度)に規制がかかっていると、トラニオン最大位置の調整が正しく行われたのか確認できない。
図12のフローチャートに示す構成により、このように不安を解消し、エンジン回転数が0rpmでも、HSTペダル9を最大位置まで踏み込んだときにトラニオン最大位置の調整が正しく行われたのかどうかを確認することができる。
走行車両の発電機が起動していること、またトラニオン軸30が一定回動角度(例えば5度)以上回動しており、エンジン回転数が500rpm以上の信号入力がコントローラにあるにもかかわらず、走行出力軸27が0rpmであるならば、定容量油圧モータ7bの外壁部に設けられるHST出力軸センサ86が異常であるとして、メータパネルなどを用いてその異常情報を確認できるようにした。これを図13に示すフローチャートに示す。
従来は、高速側油圧クラッチ51と低速側油圧クラッチ52が1速もしくは2速に入っている状態で、なおかつ車速センサ74の回転数が0rpmでないときにHST出力軸27の異常検出を行っていたため、副変速レバー12がニュートラルの状態ではHST出力軸27の異常を検出することが出来なかった。
上記図13のフローチャートに示す構成により、従来の診断機能の不十分さを解消して、副変速装置がニュートラルの状態でもHST出力軸27の異常を検出することができ、診断機能の性能が向上する。
副変速レバー12の主変速(高・低切換)スイッチ62a,62bを操作して高速側油圧クラッチ51と低速側油圧クラッチ52を1速もしくは2速に入れる構成において図14のフローチャートに示すように、前後進レバー(リニアレバー)88をニュートラル位置にした場合に前記クラッチ(高速側油圧クラッチ51と低速側油圧クラッチ52)は切らずに接続したままの状態にしておくと、傾斜地で前後進レバー(リニアレバー)88をニュートラル位置にした場合に前記クラッチ51,52が切れてないので、車両が傾斜地を転がり落ちるおそれがない。また、異常事態発生時など緊急にエンジン動力を切断したい時は手元にある副変速レバー12の先端にあるクラッチ切断のための前記スイッチ62a,62bを操作することでクラッチを安全に切断することができる。
本発明の車両には車両が駐車中であることを、以下に示すような機構により検出するパーキングセンサが設けられているが、車両がパーキング状態でHSTペダル9がニュートラル以外になった時には警報を発する構成にすると、パーキング中(パーキングブレーキ作動中)に車両が前後に動きだすことを未然に防止するので、安全性と車両寿命、特に制動装置の寿命が従来より向上する。また、パーキング中(パーキングブレーキ作動中)に前後進レバー88が中立以外になると警報を出すようにしても同様の効果が得られるし、パーキング中(パーキングブレーキ作動中)に副変速が中立以外になると警報を出すと同様の効果が得られる。パーキングブレーキ作動中の検出は、パーキングブレーキレバーの動きをスイッチ等で検出する。
また、シート11に運転者が着座しているか否かを検出するスイッチ90を設け、シート11に運転者が着座していないときにパーキングブレーキが作動していない場合、警報を出すようにすることで、誤動作等による車体の不用意な動きを防止できるようになる。また、キースイッチ91が切りのときや差し込まれていない場合において、パーキングブレーキが作動していないときは警報を出だすことで、例えば、坂道等で自然に機体が動き出すのを防止できるようになる。
本発明は、油圧式無段変速装置を搭載した作業車両に利用可能である。
本発明の実施例の作業車両の左側面図である。 図1の作業車両のトランスミッション内の動力伝動系統図である。 図2の動力伝動系統図の部分拡大図である。 図1の作業車両の副変速レバーの操作部の斜視図である。 図1の作業車両のHST制御ブロック図である。 図1の作業車両の静油圧式無段変速装置(HST)の油圧閉回路図である。 図1の作業車両の低速側油圧クラッチと高速側油圧クラッチの切り換え時の油圧変化の制御フローチャートである。 図1の作業車両のHSTペダルの踏み込み量とエンジン回転数の関係を示すグラフである。 図1の作業車両の車体重量と重量センサの電圧値の関係を示すグラフ(図9(a))とトラニオン軸規制角度とエンジン回転数の関係を示すグラフ(図9(b)である。 図1の作業車両のトラニオン開度が70%以上の時は一定時間、トラニオン軸を減速側に戻す制御のフローチャートである。 図1の作業車両のトラニオン開度を一定開度以上大きくしないように制御を掛けているときに300rpm以上のエンジン回転に復帰したら、トラニオン規制開度を大きくする制御のフローチャートである。 図1の作業車両のエンジン回転数が0rpmの時にトラニオン最大位置の調整を行う制御のフローチャートである。 図1の作業車両の副変速がニュートラル状態でもHST軸の異常を検出できる制御のフローチャートである。 図1の作業車両の前後進レバーがニュートラル状態でも車両が傾斜面を滑り落ちないようにする制御のフローチャートである。
符号の説明
1 ステアリングハンドル 2 前輪
3 ディーゼルエンジン 5 操縦室
6 後輪 7 静油圧式無段変速装置
7a 可変容量型油圧ポンプ
7b 定容量型油圧モータ 7c 油圧入力軸
7d 油圧閉回路 8 ブレーキペダル
9 HSTペダル 10 昇降リンク
11 運転席 12 副変速レバー
14 ミッションケース 15 前ケース
16 繋ぎケース 17 中間ケース
18 後ケース 19 入力軸
20 インプットケース
21、22、24、25 ギヤ
23 第一中継軸 26 PTO駆動軸
27 出力軸 28 駆動軸
29、31 ギヤ 30 トラニオン軸
32 PTO後カウンタ軸
33 カウンタギヤ 34 PTOクラッチ
35 PTO前カウンタ軸 37 前輪駆動ギヤ
40 伝動軸 40a、40b、40c ギヤ
41 主変速軸(クラッチ軸)
42 大ギヤ 43 中ギヤ
44a 副変速高速用小ギヤ
44b 副変速低速用大ギヤ
45 クラッチ軸
46、47 変速クラッチギヤ
48a 副変速高速用大ギヤ
48b 副変速低速用小ギヤ
49 高速用油圧クラッチソレノイド
50 低速用油圧クラッチソレノイド
51 高速側油圧クラッチ
52 低速側油圧クラッチ
53 差動装置 56 後輪駆動ギヤ
57 カウンタギヤ 58 ギヤ
60 後輪出力ギヤ 61 後輪駆動軸
62a,62b 主変速(高・低切換)スイッチ
64 レバーガイド
65H、65L 副変速レバーセンサ
66 モータ
67 PTOレバー位置センサ
73 前後進切換スイッチ
74 車速センサ 75 HST出力軸回転センサ
76a 第1HST圧力センサ
76b 第2HST圧力センサ
80 作業モード設定ボタン
81 動作モード設定ボタン
82 クルーズコントロール入切スイッチ
83 HSTペダルポジションセンサ
84 重量センサ
86 HST出力軸センサ
88 前後進レバー 89 クラッチペダル
90 シートスイッチ 91 キースイッチ
100 制御装置
R1 正転切換リレー R2 逆転切換リレー

Claims (1)

  1. エンジン(3)と、
    該エンジン(3)の動力を入力し、出力する油圧を調整するための斜板の傾斜角度を変更するトラニオン軸(30)を有し、該トラニオン軸(30)の回動角度に応じた油圧に基づく出力回転数を出力する静油圧式変速装置(7)と、
    該静油圧式変速装置(7)からの出力回転数を低速側油圧クラッチ(52)と高速側油圧クラッチ(51)及び複数のギヤ噛合式変速機構により変速する変速装置と、
    前記低速側油圧クラッチ(52)と高速側油圧クラッチ(51)をそれぞれ切り換える低速側切換スイッチ(62b)と高速側切換スイッチ(62a)と、
    トラニオン軸(30)を回動させるためのトラニオン軸駆動モータ(66)と、
    踏み込み量に対応して静油圧式変速装置(7)のトラニオン軸(30)の回動角度をトラニオン軸駆動モータ(66)を介して調整すると共にエンジン(3)の回転数を変更するHSTペダル(9)と、
    前記低速側油圧クラッチ(52)から高速側油圧クラッチ(51)に切り換える時には、HSTペダル(9)の踏み込み位置に対応するトラニオン軸(30)の回動角度を変更して、該回動角度が最大回動角度の所定割合を超えるときには所定の短い時間の間はトラニオン軸(30)を減速側に前記所定割合まで戻すように駆動出力制御を行うトラニオン軸回動角度変更手段(66)を有する制御装置(100)
    を備えたことを特徴とする作業車両。
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