JP5139786B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及び、画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び、画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、カラーとモノクロの判定を行う画像処理装置に関する。
従来、スキャナ、プリンタ、MFPをネットワーク等で相互に接続し、スキャナ又はMFPで入力された原稿画像を、ネットワークを介して他のプリンタ又はMFPで出力させるリモートコピー機能が、広く知られている。ここで、MFP(Multifunction Peripheral:多機能周辺装置)とは、一般的に、複数の機能を搭載した複合的な周辺機器を示している。以下、リモートコピーを行う際に原稿画像を入力するスキャナ、MFP等を送信機、出力するプリンタ、MFP等を受信機とする。
一般的に、カラー原稿画像をリモートコピーする場合は、ネットワーク負荷を軽減するために送信機側でカラーデータの圧縮が行われる。カラーデータの圧縮方法として、静止画像符号化の国際標準であるJPEG、JPEG2000が一般的に知られている。また、JPEG、JPEG2000の両方又は一方をサポートする画像データフォーマットとして、Adobe Systems社製のPDF、Microsoft社及びAldus社製のTIFF、Microsoft社製のWMP等が知られている。即ち、JPEG、PDF、TIFF、WMPは、カラー原稿画像をリモートコピーする場合の主要な画像データフォーマットとして用いることができる。送信機側で圧縮された圧縮データは、データ転送後に、受信機側で解凍されて出力される。更に、送信機側で圧縮する際の圧縮率については、ユーザーが任意に設定することができる。例えば、高圧縮に設定する程、データ量は小さくなるので、データ転送効率を上げることができ、また、受信機側におけるメモリの使用量を低減することができる。しかしながら、送信機側で任意に設定した圧縮率によって、画像品位の劣化が生じてしまう。
従来、カラー複合機(カラーMFP)において、ACS機能(Automatic Color Selection:自動カラー・モノクロ判定機能)が、広く用いられている。そのようなACS機能によって、原稿中の色画素の数を計算して統計的に処理し、入力された原稿画像がカラーであるか、又は、モノクロであるかを判定する。その判定結果に基づいて、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(黄)、K(黒)の4色、又は、黒単色での画像形成を行うことができる。そのようなカラー・モノクロ判定機能においては、トナーやインク等を無駄に消費したり、微少な色ずれによる品位の低下や、モノクロ原稿がカラーとして課金されてしまう等、モノクロ原稿をCMYKカラーの4色で形成してしまう問題を防ぐことが重要である。
特許文献1においては、原稿のカラー・モノクロ判定を原稿種別に応じて適切に行うことのできる方法及び装置が開示されている。この方法及び装置によると、低彩度のイメージをカラーと判定することができ、低彩度の色文字を視認性の良好なモノクロ文字として認識することができ、色ずれ等による誤認識を低減することができると記載されている。また、特許文献2においては、入力画像の無彩色領域の誤判定を防止した画像処理装置及び方法が開示されている。この方法及び装置によると、原稿読取装置の読取走査部の駆動走査部の駆動条件に応じて、有彩色か、又は、無彩色かを判定する閾値を変更することにより、読み取り条件の違いによる誤判定を低減できると記載されている。
しかしながら、送信機から受信機にリモートコピーを行う構成において、モノクロ原稿をカラー出力してしまうことや、カラー原稿のモノクロ印字箇所をカラー出力してしまう問題については特に記載されていない。そのような構成においては、例えば、送信機においてACS機能が搭載されていない場合に、モノクロ原稿をカラー印刷してしまう等の問題が生じることが考えられる。一般的に、フラット・ベッド・スキャナ等の薄型で使いやすさを重視した低価格なスキャナにおいてACS機能は搭載されていない場合が多い。従って、リモートコピーにおいて、スキャン画像をハードディスクに保存する際やスキャン画像を送信する際に圧縮すると、モノクロ画素がカラー画素に変化してしまうことが考えられる。例えば、R(赤)=G(緑)=B(青)=40で等価であるモノクロ画素が、圧縮により、R=40、G=45、B=40に変化して色振れが生じる。すると、モノクロ原稿がカラー画像となり、また、カラー原稿のモノクロ印字箇所がカラー画像となってしまう。
一方、送信機においてACS機能が搭載されていたとしても、送信時に、ACS判定結果が反映されずにモノクロ原稿をカラー印刷してしまう等の問題が生じることが考えられる。ACS機能においては、原稿中の色画素の数が計数され、統計的に処理される。従って、その処理結果が通常の複写機能であるローカルコピーの印刷時に間に合うとしても、送信機におけるACS機能の処理能力によっては、リモートコピーの送信時に間に合わない場合が考えられる。そのような場合には、送信機においてカラー画像としてデータ転送されてしまい、その結果、受信機においてカラー出力されてしまう。
以上のように、送信機側でACS機能の搭載の有無に関わらず、モノクロ原稿をカラー印刷してしまう等の問題が生じることが考えられる。また、受信機側でACS機能でカラー・モノクロ判定を行うことも考えられる。しかしながら、ACS機能のカラー・モノクロ判定の閾値は固定であるので、ユーザが送信機側で任意に設定した圧縮率によって生じる画像品位の劣化や色振れを対処することができなくなってしまう。
特開2002−44464号公報(段落[0041]) 特許2935505号公報(第3頁)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、カラー原稿とモノクロ原稿の判定精度を向上することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、縮データに含まれる画素に基づいて、前記圧縮データがカラー原稿であるか、又は、モノクロ原稿であるかを判定する画像処理装置であって、記圧縮データの圧縮率に応じて、カラー・モノクロ判定の閾値を決定する決定手段と、前記決定手段において決定された前記カラー・モノクロ判定の閾値に従って、前記圧縮データに含まれる画素が、有彩色であるか、又は、無彩色であるかを判定する判定手段とを備える。
本発明によれば、カラー原稿とモノクロ原稿の判定精度を向上することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明に係る実施形態における画像処理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、例えばオフィス内に構築されたLAN102に、複数種類の機能を実現する複合機であるMFP100及び101と、クライアントPC105と、プロキシサーバ103とが接続されている。ここで、MFP100及び101が有する複数種類の機能とは、例えば、複写機能、印刷機能や、送信機能をいう。また、LAN102は、プロキシサーバ103を介して、ネットワーク104に接続されている。
MFP100及び101は、リモートコピー機能を有しており、例えば、MFP100で入力された原稿画像を、MFP101で出力させることができる。逆に、MFP101で入力された原稿画像を、MFP100で出力させることもできる。なお、本実施形態におけるリモートコピーの説明において、MFP100を送信機、MFP101を受信機ともいう。また、本実施形態において、送信機は、ネットワークに接続できるスキャナとしても良く、受信機は、ネットワークに接続できるプリンタとしても良い。
クライアントPC105は、例えば、印刷データをMFP100に送信し、MFP100において、その印刷データに基づく印刷物を印刷することができる。
クライアントPC105とプロキシサーバ103は、汎用コンピュータに搭載されるようなCPU、RAM、ROM、ハードディスク、外部記憶装置、ネットワークインタフェース、ディスプレイ、キーボード、マウス等の標準的な構成要素を有している。
また、本実施形態において、同様の構成要素を有する複数のオフィスがネットワーク104に接続されていても良い。
また、ネットワーク104として、例えば、インターネット、LAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATM、フレームリレー回線、通信衛星回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線が用いられても良い。また、それらのネットワークが組み合わせられて、データの送受信ができる通信ネットワークが構成されても良い。
図2は、図1に示すMFP100の構成を示すブロック図である。図2に示すように、MFP100は、画像入力デバイスであるスキャナ部201と、画像出力デバイスであるプリンタ部202と、CPU、メモリ等で構成される制御ユニット204と、ユーザインタフェースである操作部203とを含んでいる。スキャナ部201は、ADF(Auto Document Feeder:原稿自動送り装置)を有している。
制御ユニット204は、スキャナ部201、プリンタ部202、操作部203を接続し、また、LANやWANと接続されることにより画像情報や、デバイス情報の入出力を行うことができる。WANとして、例えば、一般の電話回線網である公衆回線が用いられる。CPU205は、システム全体を制御するコントローラである。RAM206は、CPU205が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時的に記憶するための画像メモリでもある。ROM210はブートROMであり、例えば、システムのブートプログラム等のプログラムが格納される。ハードディスク211はハードディスクドライブであり、例えば、システム制御ソフトウェアや画像データが格納される。操作部インタフェース207は操作部203とのインターフェース部であり、操作部203に表示するための画像データを操作部203に出力する。また、操作部インタフェース207は、本画像処理装置のユーザが操作部203から入力した情報をCPU205に伝える。ネットワークインタフェース208は、本画像処理装置をLANに接続し、パケット形式の情報の入出力を行う。モデム209は、本画像処理装置を公衆回線に接続し、情報の復調、変調、入出力を行う。以上のデバイスが、システムバス221に接続される。
イメージバスインタフェース212は、システムバス221と画像バス222とを接続し、データ構造を変換し、画像データを高速で転送するバスブリッジである。画像バス222として、例えば、PCIバスやIEEE1394が用いられる。本実施形態において、以下のデバイスが画像バス222に接続される。
ラスタイメージプロセッサであるRIP213は、PDLコードを解析して、指定された解像度のビットマップイメージに展開する。展開する際に、各画素単位又は領域単位で属性情報を付加する像域判定処理が行われる。その像域判定処理によって、画素毎又は領域毎に、文字(テキスト)や線(ライン)、グラフィクス、イメージ等オブジェクトの種類を示す属性情報が付与される。例えば、PDLで記述されたオブジェクトの種類に応じて、RIP213から像域信号が出力され、その信号値で示される属性に応じた属性情報が、オブジェクトに対応する画素や領域に関連付けられて保存される。本実施形態においては、そのようにして、関連付けられた属性情報が画像データに付属する。デバイスインタフェース214は、信号線を介して画像入出力デバイスであるスキャナ部201を制御ユニット204に接続する。また、デバイスインタフェース214は、信号線を介してプリンタ部202を制御ユニット204に接続する。そのような構成において、同期系の画像データと非同期系の画像データの変換が行われる。
スキャナ画像処理部215は、入力画像データの補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部216は、プリンタ部202に出力するプリント出力画像データに、プリンタ部202に応じた補正、解像度変換等を行う。画像回転部217は、入力された画像データを回転処理して出力する。画像圧縮処理部218は、多値画像データには、JPEG圧縮・伸長処理、又は、デバイス固有の圧縮・伸長処理を行い、2値画像データには、JBIG、MMR、MH等の圧縮・伸長処理を行う。MFP101についての構成もMFP100の構成と同様である。
図3は、図2に示すスキャナ画像処理部215の構成を示すブロック図である。図3に示すように、画像バスインタフェースコントローラ301は、画像バス222と接続されている。画像バスインタフェースコントローラ301は、バス・アクセス・シーケンスを制御し、スキャナ画像処理部215内の各デバイスをタイミング制御する。フィルタ処理部302は空間フィルタであり、コンボリューション演算を行う。入力色補正処理部303は、3次元LUT(Look Up Table:ルックアップテーブル)を用いて、読み取られた画像データを、適正な色空間に変換する処理を行う。編集部304は、例えば、入力画像データにおいてマーカペンで囲まれた閉領域を認識し、その閉領域内の画像データに影付け、網掛け、ネガ・ポジ反転等の画像加工処理を行う。変倍処理部305は、読み取られた画像の解像度を変更する場合に、ラスタイメージの主走査方向について補間演算を行い、拡大・縮小処理を行う。ここで、副走査方向については、図示されていない画像読み取りライン・センサを走査する速度を変更することによって行われる。また、原稿が文字と写真を含む場合に、画像内における文字領域と写真領域を分離し、各々の領域を示す文字写真判定信号を出力する。
図4は、図2に示す画像圧縮処理部218の詳細な構成例を示すブロック図である。以下、図4を参照しながら、画像圧縮処理部218の動作を説明する。図4に示すように、画像バスインタフェースコントローラ401は、画像バス222と接続されている。画像バスインタフェースコントローラ401は、バス・アクセス・シーケンスを制御し、タイミング制御して、入力バッファ402、出力バッファ404とデータを送受信し、また、画像圧縮部403にモード設定等を行う。画像圧縮部403は、画像バスインタフェースコントローラ401において設定されるJPEG、JBIG、MMR、MH等の圧縮・伸長の設定に従って、RAM405に圧縮データを書き込む。
次に、図4に示す画像圧縮部における圧縮方法の一例として、JPEG圧縮方法による説明を行う。図5は、国際標準化方式であるJPEG符号化における圧縮処理の一般的な構成を示す図である。詳細については、ISOとITU−Tから国際標準の静止画像符号化方式として勧告されているJPEG(ITU−T T.81 | ISO/IEC10918−1)に記載されているので、ここでは省略する。
画像データである入力データ501は、8×8ピクセル単位のブロックに分割されて後段の直交変換器502に入力される。直交変換器502は、2次元のDCT処理(Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換)によって空間データを周波数データに変換し、64個のDCT係数を出力する。ここで、入力データ501は、画素が8×8の2次元に分布した空間データとなる。ブロックのそれぞれの行に1次元のDCT処理を行い、その結果、水平方向についての周波数変換結果を得る。次に、その結果を用いて、ブロックのそれぞれの列に1次元のDCT処理を行い、垂直方向についての周波数変換を行い、2次元のDCT係数を得る。1次元のDCT処理を繰り返す場合に、行と列の順番を逆にしても同じ結果となる。以上のように得られたDCT係数の内、左上の係数をDC成分といい、残りの63個の係数をAC成分という。直交変換器502から出力されたDCT係数は、次に、量子化ステップが設定された量子化テーブル503を用いて、量子化器504により線形量子化される。更に、符号化テーブル505とエントロピー符号化器506によって更に圧縮処理され、圧縮データ507が生成される。
図6の(a)及び(b)は、量子化テーブルの一例を示す図である。図6の(a)は低圧縮用の量子化テーブルを示し、図6の(b)は高圧縮用の量子化テーブルの一例を示している。ユーザはリモートコピーを行う場合に圧縮率の設定を行うことができ、圧縮率の設定において低圧縮が選択された場合には、図6の(a)の量子化テーブルが用いられて量子化が行われる。また、高圧縮が選択された場合には、図6の(b)の量子化テーブルが用いられて量子化が行われる。圧縮データ507は、圧縮時に適用された量子化テーブル503や、符号化テーブル505、図示されていないサブサンプリング圧縮係数を保持している。
図7は、プリンタ画像処理部216の構成を示すブロック図である。下地とばし部701は、画像データの地色をとばすことにより、不要な下地のカブリ除去を行う。例えば、下地とばし部701は、3×8のマトリクス演算や1次元LUTによって、下地とばしを行う。モノクロ生成部702は、カラー画像データをモノクロデータに変換し、単色として印刷する際に、RGBデータ等のカラー画像データをグレー単色に変換する。例えば、モノクロ生成部702は、RGBに任意の定数を掛け合わせてグレー信号とする1×3のマトリクス演算を行う。出力色補正部703は、画像データを出力するプリンタの特性に合わせて色補正を行う。例えば、出力色補正部703は、4×8のマトリクス演算やダイレクトマッピングによって処理を行う。また、入力がR=G=Bで等価になっている画素については、CMYKカラーの4色ではなく、黒単色を生成する。フィルタ処理部704は、画像データの空間周波数を任意に補正することができる。例えば、フィルタ処理部704は、9×9のマトリクス演算を行って空間周波数を補正する。ガンマ補正部705は、出力するプリンタの特性に合わせてガンマ補正を行う。通常、ガンマ補正部705は、1次元のLUTを有している。中間調補正部706は、出力するプリンタの階調数に合わせて任意の中間調処理を行い、2値化や32値化等の、任意のスクリーン処理や誤差拡散処理を行うことができる。各処理は、図示されていない文字・写真判定信号によって切り替えることができる。ドラム間遅延メモリ707は、CMYKカラーの各色のドラムを有するカラープリンタにおいて、CMYKカラーの印字タイミングをドラム間分ずらし、CMYK画像を重ね合わせる。ドラム間遅延メモリ707は、CMYKカラーの各色4ドラムを有するカラープリンタにおいて、画像位置を合わせるように印字タイミングを遅延させることができる。
図8は、図2に示す操作部における液晶表示の基本画面の一例を示す図である。図8に示す画面はタッチパネルとなっており、ユーザは、それぞれ表示される機能の枠内を触れることにより、その機能を実行することができる。複写動作を行う場合にキー802が押下されると、基本画面801が表示される。キー803は、送信動作を行う場合に押下され、主にSEND機能、FAX機能やリモートコピー機能等を実行する場合に用いられる。ここで、SEND機能とは、MFP100又は101において生成されたJPEGやMMR等で圧縮済みの画像データをネットワークを介して他の外部装置に送信する機能をいう。キー804が押下されると、図2に示すハードディスク211に保存されているデータが表示又は出力される。
ウィンドウ805には、メッセージ、又は、倍率、用紙サイズ、枚数等のユーザ設定の項目が表示される。キー806は、複写倍率を100%とする場合に押下される。また、図示されていない縮小キーと拡大キーによって、定型変倍の縮小又は拡大を行うことができる。キー807は、例えば、25%〜800%の間で倍率を設定する場合に押下される。キー808は、複写用紙を選択する場合に押下される。キー810は濃度調整を行うキーであり、キー810の何れかを押下すると、濃度表示部809の表示が左右に移動する。キー812は、新聞のような地肌の濃い原稿を自動濃度調整して複写する場合に押下される。また、キー811を押下することによって、複写画像に網掛け、影付け、トリミング、マスキング等を行う設定モードとすることができる。また、本実施形態において、その他、図示されていないユーザ環境の設定を行うユーザモードキーや、ページ連写、両面複写、とじ代等の設定を行う拡張機能キーが構成されていても良い。
図9は、図8に示すキー803が押下された場合に表示される基本画面の一例を示す図である。キー905は、画像読み込み時の解像度や濃度等を設定する場合に用いられる。キー906は、送信時の圧縮率の設定等を行う場合に用いられる。
図10は、送信時の圧縮率の設定画面の一例を示す図である。図10に示す画面において、ユーザは、低圧縮又は高圧縮を選択し、圧縮率を設定することができる。キー1001の高圧縮が選択されると、データ量が小さくなりデータ転送効率等を向上することができるが、画像品位が劣化してしまう。また、キー1002の低圧縮が選択されると、データ量が大きくなり画像品位を向上することができるが、データ転送効率が低下してしまう。
再び、図9を参照する。図9に示すウィンドウ901には、キー902によって指定された送信宛先が表示される。本実施形態においては、キー902によりPCが指定されるとSEND機能が実行され、MFPが指定されるとリモートコピー機能が実行されるとする。キー903は、ウィンドウ901に表示された1つの宛先の詳細な情報を表示する場合に押下される。キー904は、ウィンドウ901に表示された1つの宛先を消去する場合に押下される。
以下、図11、図12、図13を参照しながら、本実施形態におけるMFPを用いてリモートコピーを行う処理の手順を説明する。図11〜13に示すフローチャートを実行するプログラムは、図2に示すROM210又はハードディスク211に格納され、CPU205によって実行される。
図11は、送信機であるMFP100の処理の手順を説明するフローチャートである。まず、ステップS1101において、ユーザが、送信機であるMFP100の操作部203において、リモートコピーにおける出力先としてMFP101を設定する。その場合に、ユーザが図9に示すキー902からMFP101を指定すると、ウィンドウ901に、MFP101のIPアドレス等が表示されるようにしても良い。更に、ユーザは、キー906により、圧縮率を設定することができる。
次に、ステップS1102において、スキャナ画像処理部の設定を行う。例えば、ユーザは、図9に示す操作部のキー905によって画像読み込み時の解像度、濃度等を設定する。
次に、ステップS1103において、スキャンが行われると、ステップS1104において、図3で説明したようなスキャナ画像処理がスキャナ画像処理部215において行われる。また、ステップS1104においては、ステップS1102において設定された読込設定に従って、処理が行われる。
次に、ステップS1105において、スキャナ画像は、一旦、ハードディスク211に保存される。一般的には、その場合に、画像の圧縮が行われる。
次に、ステップS1106において、ステップS1105において保存された画像が読み出される。ステップS1105において圧縮されている場合は、必要に応じて解凍処理が行われる。また、ハードディスク211に保存された圧縮画像は、後の再利用のために保存されても良いし、消去されても良い。
次に、ステップS1107において、ステップS1106において読み出されたスキャナ画像に画像送信処理が行われる。この画像送信処理については後述する。
次に、ステップS1108において、ステップS1101において出力先として指定されたMFP101に送信され、MFP100のリモートコピーの処理が終了する。
図14は、図11に示すステップS1107における画像送信処理の手順を示すフローチャートである。図14に示すフローチャートを実行するプログラムは、MFP100のROM210又はハードディスク211に格納され、CPU205によって実行される。
まず、ステップS1401において、ステップS1101において指定された圧縮率が、高圧縮であるか、又は、低圧縮であるかが判断される。ここで、高圧縮が指定されていると判断された場合には、ステップS1402において、図6の(b)に示す高圧縮用の量子化テーブルが用いられて圧縮処理が行われる。一方、低圧縮が指定されていると判断された場合には、ステップS1403において、図6の(a)に示す低圧縮用の量子化テーブルが用いられて圧縮処理が行われる。
次に、ステップS1404において、フォーマット変換が行われる。ステップS1402やステップS1403において、例えば、JPEG圧縮が行われて、JPEGフォーマットとして送信される場合には、フォーマット変換が行われる必要はない。一方、例えば、JPEGフォーマットをPDFフォーマットに変換する場合には、ステップS1404において、PDFフォーマットに変換することができる。その場合に、例えば、JPEGフォーマットにPDFのヘッダを付与することによって、PDFフォーマットに変換するようにしても良い。また、PDFフォーマットでなく、例えば、TIFFやWMP等の他のフォーマットに変換するようにしても良い。
図12は、受信機であるMFP101の処理の手順を説明するフローチャートである。まず、ステップS1201において、送信機であるMFP100が送信したデータを受信する。
次に、ステップS1202において、受信画像は、一旦、ハードディスク211に保存される。一般的に、その場合には、画像の圧縮が行われる。
次に、ステップS1203において、ステップS1202において保存された受信画像が読み出される。ここで、ステップS1202において、圧縮されている場合には、必要に応じて解凍処理が行われる。また、ハードディスク211に保存された圧縮画像は、後の再利用のために保存されても良いし、消去されても良い。
次に、ステップS1204において、カラー・モノクロ判定処理が行われる。カラー・モノクロ判定処理については後述する。
次に、ステップS1205において、図7において説明したようなプリント画像処理が行われ、ステップS1206において、プリント出力される。
図13は、第1の実施形態におけるカラー・モノクロ判定処理の手順を示すフローチャートである。図13は、図12に示すステップS1204における処理を示している。
まず、ステップS1301において、フォーマット解析が行われる。本実施形態においては、フォーマット解析として、例えば、JPEG、PDF、TIFF、WMPのフォーマット解析が行われる。その場合に、例えば、受信画像のフォーマットが何れのフォーマットであるかが判断され、圧縮データ部分が抽出される。以下の説明においては、圧縮データは、JPEGデータとする。また、例えば、PDFフォーマットの場合には、PDFヘッダを取り除き、JPEGデータ部分が抽出されるようにしても良い。
次に、ステップS1302において、ステップS1301において抽出されたJPEG圧縮データが解凍される。その場合には、一般的に知られている方法が用いられて、JPEG圧縮データが解凍される。
次に、ステップS1303において、圧縮率が算出される。ここで、圧縮率は、次式(1)によって求められる。
圧縮率=圧縮画像データサイズ÷解凍後のデータサイズ ・・・(1)
例えば、圧縮画像データサイズが1Mbyteで、解凍後のデータサイズが100Mbyteである場合には、圧縮率は、1/100となる。
次に、ステップS1304において、ステップS1303において算出された圧縮率と、予め定められた基準となる基準値th1との比較が行われる。ここで、圧縮率が基準値th1より小さい場合に、圧縮率は高圧縮であると判定され、ステップS1305において、カラー・モノクロ判定の閾値th2として「A」が設定される。一方、圧縮率が基準値以上である場合に、圧縮率は低圧縮であると判定され、ステップS1306において、カラー・モノクロ判定の閾値th2として「B」が設定される。本実施形態においては、以上のように、カラー・モノクロ判定の閾値として、第1の値「A」及び第2の値「B」が圧縮率に基づいて決定される(以下、「決定手段」ともいう)。カラー・モノクロ判定の閾値である第1の値「A」及び第2の値「B」については後述する。
次に、ステップS1307において、RGBの色空間から均等色空間の1つであるL*a*b*色空間に画像データが変換される。
次に、ステップS1308において、ステップS1307において変換されたa、bを彩度信号として、ステップS1305又はS1306において設定された閾値th2と比較する。ここで、a、bの各信号が閾値th2より大きい場合には、ステップS1309において、その信号が示す画素を有彩色画素としてカウントする。一方、a、bの各信号が閾値th2以下の場合には、ステップS1310において、無彩色画素として画素をモノクロ処理する。モノクロ処理は、等価処理を意味しており、a、bの各信号をa=bとする。ここで、例えば、aとbの平均値をa、bに代入するようにしても良い。その結果、後述するステップS1312においてL*a*b*色空間をRGB色空間に変換した際にR=G=Bとなるので、図7に示す出力色補正部703において黒単色が生成されることができる。
次に、ステップS1311において全画素について処理が終了したと判定された場合には、ステップS1312において、L*a*b*色空間をRGB色空間に変換する。一方、終了していないと判定された場合には、ステップS1308に戻る。
次に、ステップS1313において、ステップS1309において有彩色画素として判定された画素が所定の数を示す閾値th3より大きい場合には、ステップS1314において、原稿をカラー原稿と判定する。一方、ステップS1309において有彩色画素として判定された画素が所定の数を示す閾値th3以下の場合には、ステップS1315において、原稿をモノクロ原稿と判定する。ステップS1314とステップS1315は、原稿がカラー原稿であるか、又は、モノクロ原稿であるかを判定する原稿判定のステップである。ここで、本実施形態において、カラー原稿として判定された場合に、カラー課金を行い、モノクロ原稿として判定された場合に、モノクロ課金を行うようにしても良い。
ここで、ステップS1309において、有彩色画素と判定された画素を含む原稿が、ステップS1315においてモノクロ原稿と判定される場合が考えられるが、以下の理由で特に問題はない。前述したように、本来無彩色画素である画素がステップS1308で無彩色と判断されるように、ステップS1305、ステップS1306で、閾値th2はA又はBに設定されている。ただし、閾値th2の設定によっては、本来無彩色画素である全ての画素を無彩色と判断されない場合がある(例えば、想定より大きく色振れが生じてしまっている画素があった場合等)。これらの無彩色と判断されなかった画素は、本来無彩色画素であるため、モノクロ原稿と判定されても特に問題はない。
図15は、図13に示すステップS1305、S1306において設定されるカラー・モノクロ判定の閾値を説明する図である。また、図15に示す「a」、「b」は、それぞれ均等色空間の1つであるL*a*b*色空間の縦軸と横軸を示している。
図15の(a)は、既に説明したように、リモートコピーを行う場合に、紙原稿上ではモノクロで印字されていた色がスキャンされた場合に、本来、モノクロである画素がカラー画素に変化した様子を示している。具体的には、圧縮率が低圧縮と指定され、モノクロ原稿のリモートコピーを行い、図13に示すステップS1307において、L*a*b*空間に色変換が行われた画像のab空間の分布を示している。図15の(a)によると、ステップS1307において、本来のモノクロ画素であれば、(a、b)=(0、0)に画素が分布するはずであるのが、−10<a<10、かつ、−10<b<10の範囲内で色振れが生じている。
図15の(b)は、圧縮率が高圧縮と指定され、モノクロ原稿のリモートコピーを行い、図13に示すステップS1307において、L*a*b*空間に色変換が行われた画像のab空間の分布を示している。図15の(b)によると、色振れが、−10<a<10、かつ、−10<b<10の範囲を超えている。図15の(a)及び(b)に示すように、圧縮率が変化すると、色振れの程度が変化してしまう。
図15の(c)は、図15の(a)及び(b)から、統計的に求められた閾値A及びBを示す図である。ここで、閾値Aは、圧縮率が高圧縮と判定された場合に用いられる閾値であり、−20<a<20、かつ、−20<b<20の範囲を示す。一方、閾値Bは、圧縮率が低圧縮と判定された場合に用いられる閾値であり、−10<a<10、かつ、−10<b<10の範囲を示している。
以上の説明のように、本実施形態においては、リモートコピーにおける圧縮率を変化させることにより圧縮データの色振れが生じた場合においても、カラー・モノクロ判定を精度良く行うことができる。その結果、例えばトナーやインク等の浪費や、微少な色ずれによる品位の低下や、モノクロ原稿がカラー課金されてしまう等、モノクロ原稿をCMYKカラーの4色で形成してしまう問題を防ぐことができる。
第1の実施形態においては、図13に示すフローチャートを用いて説明したように、ステップS1303において圧縮率の算出を行い、算出された圧縮率に基づいて、ステップS1305又はS1306においてカラー・モノクロ判定の閾値を変更する。しかしながら、圧縮率は原稿内容に大きく依存するので、同じ圧縮率によっても色振れの程度が異なってしまう場合がある。第2の実施形態においては、JPEGの量子化テーブルに基づいて閾値を変更することにより、そのような問題を回避している。なお、第1の実施形態と同じ処理を行う図面については説明を省略する。
図16は、第2の実施形態におけるカラー・モノクロ判定処理の手順を示すフローチャートである。図16に示すフローチャートは、図12におけるステップS1204に示すカラー・モノクロ判定処理を示している。また、これらのフローチャートを実行するプログラムは、MFP101のROM210、又は、ハードディスク211に格納され、CPU205において実行される。
まず、ステップS1601において、ステップS1301において説明したように、フォーマット解析を行い、例えばJPEGデータ部分の抽出が行われる。
次に、ステップS1602において、ステップS1601において抽出されたJPEG圧縮データの解析を行う。以下、JPEG圧縮データの解析方法の一例を説明する。
既に説明したように、JPEGデータである圧縮データ507は、圧縮時に適用された量子化テーブル503や符号化テーブル505を保持している。ここで、JPEGデータは通常マーカで区切られており、そのマーカを参照することにより、圧縮時に適用された量子化テーブルや符号化テーブルを参照することができる。即ち、圧縮率を低圧縮に指定してリモートコピーが行われた場合には、圧縮データから図6の(a)に示す量子化テーブルを参照することができる。また、圧縮率を高圧縮に指定してリモートコピーが行われた場合には、圧縮データから図6の(b)に示す量子化テーブルを参照することができる。ステップS1602においては、これらの参照された量子化テーブルに所定の演算方法によって演算を行い、解析結果として保存する。演算方法については後述する。
次に、ステップS1603において、ステップS1302において説明したように、JPEG圧縮データの解凍を行う。
次に、ステップS1604において、ステップS1602における解析結果として保存された値と、予め定められた基準値th1との比較を行う。ここで、解析結果が基準値th1より大きい場合には、圧縮率は高圧縮であると判定され、ステップS1605において、カラー・モノクロ判定の閾値th2として「A」を設定する。一方、解析結果が基準値以下であると判定された場合には、圧縮率は低圧縮であると判定され、ステップS1606において、カラー・モノクロ判定の閾値th2として「B」を設定する。本実施形態においては、このように、カラー・モノクロ判定の閾値を圧縮データの解析結果に基づいて変更する。以下、ステップS1607〜S1615については、第1の実施形態における図13のステップS1307〜S1315と同様である。
図17は、図16において説明した演算方法の一例を説明するための図である。図17の(a)又は(b)において四角で囲われた値は、図16に示すステップS1602における演算に用いられる量子化テーブルの値である。本実施形態において、図17に示すように、予め定められた個数である9つの値の平均値が求められ、解析結果として用いられる。図17の(a)において求められる解析結果は、「25.2」である。また、図17の(b)において求められる解析結果は、「40.9」である。求められた解析結果は、ステップS1604において用いられる。
なお、本実施形態においては、例えば、量子化テーブルの高周波成分、色差用量子化テーブル、ハフマン等の符号化テーブル、サブサンプリング係数等、JPEGフォーマットから検出できる要素であれば、それらの要素を用いて演算を行うようにしても良い。
以上の説明のように、本実施形態においては、リモートコピーにおける圧縮率を変化させることにより圧縮データの色振れが生じた場合においても、原稿内容に依存しない方法でカラー・モノクロ判定カラー・モノクロ判定を精度良く行うことができる。
第1又は第2の実施形態においては、圧縮率又は圧縮データの解析結果に基づいて、カラー・モノクロ判定の閾値を変更する。しかしながら、図18の画素1801及び1802に示すように、圧縮率を低圧縮に指定してリモートコピーが行われても、色振れが閾値Bの範囲を超えてしまう場合が考えられる。そのような場合に、画素1801及び1802は、モノクロ処理されなくなってしまう。そのような課題を解決するために、第3の実施形態においては、閾値Bの範囲を超えてしまう場合にもモノクロ処理を行う。なお、第1の実施形態と同じ処理を行う図面については説明を省略する。
図19は、第3の実施形態におけるカラー・モノクロ判定処理の手順を示すフローチャートである。図19に示すフローチャートは、図12におけるステップS1204に示すカラー・モノクロ判定処理を示している。これらのフローチャートを実行するプログラムは、MFP101のROM210又はハードディスク211に格納され、CPU205において実行される。
まず、ステップS1901〜S1908については、図13に示すステップS1301〜S1308における説明と同様である。
次に、ステップS1908において、ステップS1907において変換されたa、bを彩度信号として、ステップS1905又はS1906において設定された閾値th2と比較する。ここで、a、bの各信号が閾値th2より大きい場合には、ステップS1909において、その信号が示す画素を有彩色画素としてカウントする。一方、a、bの各信号が閾値th2以下の場合には何も行わず、ステップS1910に進む。
次に、ステップS1910において全画素について処理が終了したと判定された場合には、ステップS1911において、L*a*b*色空間をRGB色空間に変換し、終了していないと判定された場合には、ステップS1908に戻る。
次に、ステップS1913において、ステップS1909において有彩色画素として判定された画素が所定の数を示す閾値th3より大きい場合には、原稿をカラー原稿と判定する。一方、ステップS1909において有彩色画素として判定された画素が所定の数を示す閾値以下の場合には、ステップS1914においてモノクロ処理が行われ、ステップS1915において原稿をモノクロ原稿と判定する。ここで、本実施形態において、カラー原稿として判定された場合には、カラー課金を行い、モノクロ原稿として判定された場合には、モノクロ課金を行うようにしても良い。
以上のように、本実施形態においては、モノクロ処理をステップS1908の判断結果で行うのではなく、ステップS1912の判断結果で行うことにより、図18に示すように、画素が閾値Bの範囲を超えてしまう場合にもモノクロ処理を行うことができる。
第1〜第3の実施形態においては、圧縮率、又は、圧縮データの解析結果に基づいて、カラー・モノクロ判定の閾値を変更する。ここで、第1の実施形態において説明したように、図7に示す下地とばし部701やフィルタ処理部704は、圧縮率又は圧縮データの解析結果に関わらずに処理が行われる。第4の実施形態においては、圧縮率又は圧縮データの解析結果に基づいて、これらの画像処理を行うことによって、より精度良くカラー・モノクロ判定処理を行い、かつ、画質を向上させることができる。なお、以下において、第1の実施形態と同じ処理を行う図面に関しては説明を省略する。
図20は、第4の実施形態におけるカラー・モノクロ判定処理の詳細を示すフローチャートである。図20に示すフローチャートは、図12におけるステップS1204に示すカラー・モノクロ判定処理を示している。これらのフローチャートを実行するプログラムは、MFP101のROM210又はハードディスク211に格納され、CPU205において実行される。
ステップS2001〜S2004、ステップS2013〜S2021については、図13に示すステップS1301〜S1304、ステップS1307〜S1315における説明と同様である。
ステップS2004において、ステップS2003において算出された圧縮率と、予め定められた基準値th1との比較を行う。ここで、算出された圧縮率が基準値th1より小さい場合には、ステップS2005において、カラー・モノクロ判定の閾値th2として「A」を設定する。更に、ステップS2007〜S2009において、色ずれ補正A、下地とばしA、フィルタ処理Aの処理を行う。一方、圧縮率が基準値以上である場合には、ステップS2006においてカラー・モノクロ判定の閾値th2として「B」を設定し、更に、ステップS2010〜S2012において、色ずれ補正B、下地とばしB、フィルタ処理Bの処理を行う。
以上のように、圧縮率又は圧縮データの解析結果に基づいて色ずれ補正、下地とばし、フィルタ処理を行い、その後にカラー・モノクロ判定処理を行うことによって、より精度良くカラー・モノクロ判定を行い、かつ、画質を向上させることができる。
第1〜第4の実施形態においては、圧縮率又は圧縮データの解析結果に基づいて、カラー・モノクロ判定の閾値を変更する。第5の実施形態においては、圧縮率又は圧縮データの解析結果に加えて、スキャナ画像処理から得られる文字・写真判定信号に基づいて、カラー・モノクロ判定の閾値を変更する。その結果、より精度良くカラー・モノクロ判定処理を行うことができ、かつ、画質を向上させることができる。
図21は、第5の実施形態におけるカラー・モノクロ判定処理の詳細を示すフローチャートである。図21に示すフローチャートは、図12におけるステップS1204に示すカラー・モノクロ判定処理を示している。これらのフローチャートを実行するプログラムは、MFP101のROM210又はハードディスク211に格納され、CPU205において実行される。
ステップS2101〜S2105、ステップS2112〜S2119については、図13のステップS1301〜S1304、ステップS1307〜S1315と同様であるので説明を省略する。
ステップS2105において、ステップS2103において算出された圧縮率と、予め定められた基準値th1との比較を行う。ここで、算出された圧縮率が基準値th1より小さい場合には、圧縮率は高圧縮であると判定され、ステップS2106において、更に、画素の属性が文字又は写真であるかが判定される。ここで、文字であると判定された場合に、ステップS2108において、カラー・モノクロ判定の閾値th2として「A」を設定し、写真であると判定された場合に、ステップS2109において、カラー・モノクロ判定の閾値th2として「A’」を設定する。一方、圧縮率が基準値以上である場合に、圧縮率は低圧縮であると判定され、ステップS2107において、更に、画素の属性が、文字又は写真であるかが判定される。ここで、文字であると判定された場合に、ステップS2110において、カラー・モノクロ判定の閾値th2として「B」を設定し、写真であると判定された場合に、ステップS2111において、カラー・モノクロ判定の閾値th2として「B’」を設定する。このように、本実施形態においては、カラー・モノクロ判定の閾値を圧縮率と属性とに基づいて設定する。
以上のように、圧縮率と属性とに基づいて、カラー・モノクロ判定の閾値を変更することによって、より精度良くカラー・モノクロ判定処理を行うことができ、かつ、画質を向上させることができる。
本実施形態において、例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタのような複数の機器によってシステムが構成されても良いし、例えば、複写機、ファクシミリ装置の1つの機器によって構成されても良い。また、本実施形態において、画像処理プログラムとしてのソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステム又は装置に供給し、CPUやMPU等が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行するようにしても良い。ここで、プログラムコードを供給する記録媒体として、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−R、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカードが用いられても良い。
また、本実施形態において、読み出されたプログラムコードを実行することによってだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全てを行うようにしても良い。更に、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしても良い。また、その場合に、プログラムコードの指示に基づいて、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わっているCPU等が実際の処理の一部又は全てを行って、本実施形態の機能が実現するようにしても良い。
本発明に係る実施形態における画像処理システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すMFPの構成を示すブロック図である。 図2に示すスキャナ画像処理部の構成を示すブロック図である。 図2に示す画像圧縮処理部の詳細な構成例を示すブロック図である。 国際標準化方式であるJPEG符号化における圧縮処理の一般的な構成を示す図である。 量子化テーブルの一例を示す図である。 プリンタ画像処理部の構成を示すブロック図である。 図2に示す操作部における液晶表示の基本画面の一例を示す図である。 図8に示す送信キーが押下された場合に表示される基本画面の一例を示す図である。 送信時の圧縮率の設定画面の一例を示す図である。 送信機であるMFPの処理の手順を説明するフローチャートである。 受信機であるMFPの処理の手順を説明するフローチャートである。 第1の実施形態におけるカラー・モノクロ判定処理の手順を示すフローチャートである。 図11に示すステップS1107における画像送信処理の手順を示すフローチャートである。 図13に示すステップS1305、S1306において設定されるカラー・モノクロ判定の閾値を説明する図である。 第2の実施形態におけるカラー・モノクロ判定処理の手順を示すフローチャートである。 図16において説明した演算方法の一例を説明する図である。 圧縮率を低圧縮に指定した場合において、閾値Bの範囲を超えてしまう場合を説明する図である。 第3の実施形態におけるカラー・モノクロ判定処理の手順を示すフローチャートである。 第4の実施形態におけるカラー・モノクロ判定処理の詳細を示すフローチャートである。 第5の実施形態おけるカラー・モノクロ判定処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
100、101 MFP
102 LAN
103 プロキシサーバ
104 ネットワーク
201 スキャナ部
202 プリンタ部
203 操作部
204 制御ユニット
205 CPU
206 RAM
207 操作部インタフェース
208 ネットワークインタフェース
209 モデム
210 ROM
211 ハードディスク
212 イメージバスインタフェース
213 RIP
214 デバイスインタフェース
215 スキャナ画像処理部
216 プリンタ画像処理部
217 画像回転部
218 画像圧縮処理部
301、401 画像バスインタフェースコントローラ
302 フィルタ処理部
303 入力色補正処理部
304 編集部
305 変倍処理部
402 入力バッファ
403 画像圧縮部
404 出力バッファ
405 RAM
501 入力データ
502 直交変換器
503 量子化テーブル
504 量子化器
505 符号化テーブル
506 エントロピー符号化器
507 圧縮データ
701 下地とばし部
702 モノクロ生成部
703 出力色補正部
704 フィルタ処理部
705 ガンマ補正部
706 中間調補正部
707 ドラム間遅延メモリ
801 基本画面
802、803、804、805、806、807、808、810、811、902、903、904、905、906、1001、1002 キー
809 濃度表示部
901 ウィンドウ
1801、1802 画素

Claims (14)

  1. 縮データに含まれる画素に基づいて、前記圧縮データがカラー原稿であるか、又は、モノクロ原稿であるかを判定する画像処理装置であって、
    記圧縮データの圧縮率に応じて、カラー・モノクロ判定の閾値を決定する決定手段と、
    前記決定手段において決定された前記カラー・モノクロ判定の閾値に従って、前記圧縮データに含まれる画素が、有彩色であるか、又は、無彩色であるかを判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記決定手段が、前記圧縮データの圧縮率を算出し、前記圧縮率を基準値と比較し、比較した結果、前記圧縮率が前記基準値より小さい場合に、予め定められた第1の値を前記カラー・モノクロ判定の閾値とし、前記圧縮率が前記基準値以上である場合に、前記第1の値より小さい予め定められた第2の値を前記カラー・モノクロ判定の閾値として決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記圧縮率が、前記圧縮データのデータサイズと解凍された前記圧縮データのデータサイズとの比であることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記決定手段が、前記圧縮データに含まれ、前記圧縮データが圧縮される際に用いられるテーブルを参照して、係数を算出し、前記係数を基準値と比較し、前記係数が前記基準値より大きい場合に、予め定められた第1の値を前記カラー・モノクロ判定の閾値とし、前記係数が前記基準値以下である場合に、予め定められた第2の値を前記カラー・モノクロ判定の閾値として決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記係数が、前記テーブルに含まれる予め定められた個数の圧縮係数の平均値であることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 記判定手段により有彩色と判定された画素の数を予め定められた値と比較する比較手段と、
    前記比較手段により、有彩色と判定された画素の数が予め定められた値より大きいのであれば、前記圧縮データをカラー原稿と判定し、前記比較手段により、有彩色と判定された画素の数が予め定められた値以下であれば、前記圧縮データをモノクロ原稿と判定する原稿判定手段と、
    更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像処理装置。
  7. 前記圧縮データが圧縮される際に用いられるテーブルは量子化テーブルであり、前記量子化テーブルの値を用いて、前記係数を算出することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  8. 前記圧縮データのフォーマットは、JPEG、PDF、TIFF、WMPであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の画像処理装置。
  9. 前記決定手段が、前記圧縮率が前記基準値より小さい場合、又は、前記圧縮率が前記基準値以上である場合に、前記画素の属性を参照し、前記画素の属性に応じた値を前記カラー・モノクロ判定の閾値とすることを特徴とする請求項2又は3記載の画像処理装置。
  10. 前記画素の属性が、文字又は写真を示すことを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  11. 前記決定手段が、決定された前記カラー・モノクロ判定の閾値に応じて画像処理の一部を実行し、
    前記判定手段が、前記画像処理の一部が実行された結果に基づいて、前記圧縮データに含まれる画素が、有彩色であるか、又は、無彩色であるかを前記カラー・モノクロ判定の閾値に従って判定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  12. 前記画像処理の一部が、色ずれ補正処理と、下地とばし処理と、フィルタ処理とであることを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 縮データに含まれる画素に基づいて、前記圧縮データがカラー原稿であるか、又は、モノクロ原稿であるかを判定する画像処理装置において実行される画像処理方法であって、
    前記画像処理装置の決定手段が、記圧縮データの圧縮率に応じて、カラー・モノクロ判定の閾値を決定する決定工程と、
    前記画像処理装置の判定手段が、前記決定工程において決定された前記カラー・モノクロ判定の閾値に従って、前記圧縮データに含まれる画素が、有彩色であるか、又は、無彩色であるかを判定する判定工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  14. 縮データに含まれる画素に基づいて、前記圧縮データがカラー原稿であるか、又は、モノクロ原稿であるかを判定するための画像処理プログラムであって、
    記圧縮データの圧縮率に応じて、カラー・モノクロ判定の閾値を決定する決定手段と、
    前記決定手段において決定された前記カラー・モノクロ判定の閾値に従って、前記圧縮データに含まれる画素が、有彩色であるか、又は、無彩色であるかを判定する判定手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
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