JP5139568B2 - 多値バッファー手段 - Google Patents

多値バッファー手段 Download PDF

Info

Publication number
JP5139568B2
JP5139568B2 JP2011208245A JP2011208245A JP5139568B2 JP 5139568 B2 JP5139568 B2 JP 5139568B2 JP 2011208245 A JP2011208245 A JP 2011208245A JP 2011208245 A JP2011208245 A JP 2011208245A JP 5139568 B2 JP5139568 B2 JP 5139568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
switching means
output
pull
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011208245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012069236A5 (ja
JP2012069236A (ja
Inventor
利康 鈴木
Original Assignee
利康 鈴木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 利康 鈴木 filed Critical 利康 鈴木
Priority to JP2011208245A priority Critical patent/JP5139568B2/ja
Publication of JP2012069236A publication Critical patent/JP2012069236A/ja
Publication of JP2012069236A5 publication Critical patent/JP2012069236A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5139568B2 publication Critical patent/JP5139568B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

第1発明は、その使用する数値(又は意味又は内容)が3通り又は3通り以上で、その使用する各電位(又は各電圧)とその各数値等が1対1ずつ対応すると定義された電位モード(又は電圧モード)の多値バッファー手段に関する。この多値バッファー手段を多値記憶手段多値(又は多進法)メモリー・セル、多値(又は多進法)メモリー、(外部)多値(又は多進法)情報保管手段または多安定回路の構成手段として利用することができる。
また、この多値バッファー手段を多値(又は多進法)論理回路、多値(又は多進法)演算回路、多値コンピューター(又は多進法コンピューター、特に4、8、『10』、16、32、64、「100」、128進法コンピューター等)、車内や無線や有線など各種の多値変調通信手段、多値記録手段あるいは多値(又は多進法)制御手段の構成要素として利用することができる。
第2発明は、第1発明と同じ機能と効果を持ち、第1発明に比べて部品点数が少なく、構成が簡単な多値バッファー手段に関する。




本発明者が第1発明より先に考えた図10、図11の各多値バッファー手段が持つ課題について述べる。これら「図10のL(≧3)値の多値バッファー手段と図11の3値の多値バッファー手段」では各プル手段(=各プル・アップ手段や各プル・ダウン手段)のほとんど又は一部が「順電圧(又は順方向電圧)を伴うダイオード等のダイオード手段」を内蔵する結果、下記2つの課題が有り、第1発明はこれら2つの課題を解決することができる。
(A)その順電圧分、その各プル手段のオン電圧が増加する為に各出力電位、各出力電圧の差、違いが小さくなる結果、『その雑音余裕度が小さくなり、その次段回路がノイズの影響を受け易くなり、その入力電位、入力電圧に対応する入力数値などの判別間違い易くなってしまう』。 →→ 参考:後で列挙する非特許文献1〜6。
(B)その順電圧の存在によってその各プル手段はその順電圧より小さくしっかりとプルできない為、そのプル手段が出力しようとする本来の電源電位(又は電源電圧)付近で開放状態の様になるので、すなわち、その出力インピーダンスが大きくなるので、『その出力信号にノイズが乗り易くなり、その次段回路がそのノイズを増幅して他に悪影響を与えてしまう』。
ここで、一旦、のバッファー機能を持つ10の多値バッファー手段について説明する。全MOS・FETはノーマリィー・オフ型で、電源線V 〜電源線V L−1 の電位すなわち電位v 〜電位v L−1 は順々に高くなって行く。電源線V 〜電源線V L−1 の各・2電源線間に2値インバーター手段を2段接続した2値バッファー手段」が1個ずつ接続され、全部で(−1)個有る。
電源線V 〜電源線V L−2 の各線に接続された「PMOS・FETとダイオードの直列回路」と「ダイオードとNMOS・FETの直列回路」はどちらも1方向性のオン・オフ制御スイッチング手段を構成し、オン駆動時でも逆方向電圧に対してオフを維持できる。
上記(−1)個の2値バッファー手段が連携して値のバッファー動作を行う際に電源短絡が起きない様にダイオードDU 〜DU L−2 及びDL 〜DL L−1 が接続されている。ふつう電位v を数値『0』に、電位v を数値『1』に、電位v を数値『2』に、あとは同様に電位v L−1 まで各電位を順々に各数値に対応させ、電位v L−1 を数値『−1』に対応させる。勿論ほかの使い方も可能である。
具体的に動作を説明すれば、電位v が入力端子Tinに入力され、出力端子Toutが電位v 出力する時トランジスタQL 〜QL L−1 はオンであるが、ダイオードDL 〜DL L−1 がトランジスタQL 〜QL L−1 とトランジスタQL の電源短絡を阻止する。
また、電位v L−1 が入力端子Tinに入力され、出力端子Toutが電位v L−1 出力する時トランジスタQU 〜QU L−1 はオンであるが、ダイオードDU 〜DU L−2 がトランジスタQU L−1 とトランジスタQU 〜QU L−2 の電源短絡を阻止する。
更に、電位v が入力端子Tinに入力され、出力端子Toutが電位v 出力する時トランジスタQU 及びQL 〜QL L−1 はオンであるが、ダイオードDL 〜DL L−1 がトランジスタQL 〜QL L−1 とトランジスタQL の電源短絡を阻止する。
しかも、このとき「トランジスタQU とダイオードDU の直列回路」と「ダイオードDL とトランジスタQL の直列回路」の並列回路が実質的に双方向性プル手段つまり「プル・アップしたりプル・ダウンしたりする手段」を構成する。
あと同様に、電位v 〜電位v L−2 の各電位が順々に入力端子Tinに入力され、出力端子Toutが電位v 〜電位v L−2 の各電位を順々に出力する時に、同様な並列回路が実質的に双方向性プル手段を構成する。
なお、図11の多値バッファー手段は図10の多値バッファー手段においてL=3の場合である。
ここから、図10の多値バッファー手段課題2つについて詳述する。図10の多値バッファー手段では例えばトランジスタQU 、QL がオンのとき出力端子Toutの電位の上限はダイオードDL の順電圧分(ぶん)余計に高くなる一方、トランジスタQU 、QL がオンのとき出力端子Toutの電位の下限はダイオードDU の順電圧分(ぶん)余計に低くなるので、電位v 出力と電位v 出力との差、違いが小さくなってしまう。この事は他の電位出力同士でも同様である。
その結果、各プル手段のほとんどが「順電圧を伴うダイオード手段」を内蔵する為に、その雑音余裕度が小さくなり、その次段回路がノイズの影響を受け易くなるのでその入力電位、入力電圧に対応する入力数値等の判別間違い易くなってしまう』。 ( 第1の課題 )
また、一般的に信号用ダイオードの通常の順電圧は約0.6ボルトで、ダイオードの電圧対電流特性から分かる通りその順電圧がゼロ・ボルト近くなる為にはその順電流は非常に極めて小さい値である必要が有る。この為、『ダイオード手段を内蔵する各プル手段』が何かをプル・アップしたりプル・ダウンしたりしてプルするとき、順電圧ほぼゼロ・ボルトでプルしようとしてもしっかりとプルすることができ、非常に極めて弱くプルするだけである。
言い換えると、そのプル手段はその通常の順電圧より小さい電圧範囲内ではしっかりとプルすることができないので、そのプル手段が出力しようとする本来の電源電位(もしくは電源電圧)付近で開放状態の様になってしまう。すなわち、その出力インピーダンスが大きくなってしまう。その結果、『その出力信号にノイズが乗り易くなり、その次段回路がそのノイズを増幅して他に悪影響を与えてしまう』。 ( 第2の課題 )
特許第2853041号(多値記憶手段、本発明者の出願) 特開2004−88763(同上) 特願2004−303564(同上)
『トランジスタ回路入門講座5 ディジタル回路の考え方』、p.46〜p.47の『4・6 論理回路使用上の注意 〔1〕論理電圧レベルと雑音余裕』。監修:雨宮好文・小柴典居(つねおり)。著者:清水賢資(けんすけ)・曽和将容(まさひろ)。(株)オーム社が昭和56年5月20日発行。 『よくわかるディジタル電子回路』、p.76〜p.80の『[1]論理レベル〜[2]雑音余裕度』。著者:関根慶太郎、(株)オーム社が平成9年7月25日発行。 『論理回路入門』、p.126〜p.128の『6.4 ICの特性 (1)信号の電圧値と雑音余裕度』。著者:浜辺隆二、森北出版(株)が2001年9月28日発行。 『パルス・ディジタル回路』、p.125〜p.130の『5.回路の基本特性 5・1 パルス・ディジタル回路の振幅特性』。著者:川又晃。日刊工業新聞社が1995年2月15日発行。 『パルスとデジタル回路』、p.128の『スレッショルドレベル』とp.129の『論理レベル』。編集:米山正雄。執筆:大原茂之・吉川(きっかわ)澄男・篠崎寿夫・高橋史郎。東海大学出版会が2001年4月5日発行。 『実践入門シリーズ CMOS回路の使い方〔1〕』、44頁の『素子しきい値電圧』と50頁の『回路しきい値電圧』。著者:鈴木八十二(やそじ)。(株)工業調査会が1997年10月15日発行。
■■ 第1発明が解決しようとする課題 ■■
図10、図11の各多値バッファー手段には下記2つの課題が有る。


★a)各プル手段が順電圧を伴うダイオード手段を内蔵する為、『その雑音余裕度が小さくなり、その次段回路がノイズの影響を受け易くなるので、その入力電位、入力電圧に対応する入力数値等の判別間違い易くなってしまう』。 ( 第1課題 )
★b)そのプル手段が出力しようとする本来の電源電位(又は電源電圧)付近で開放状態の様になってしまう為に、すなわち、その出力インピーダンスが大きくなってしまう為に、『その出力信号にノイズが乗り易くなるので、その次段回路がそのノイズを増幅して他に悪影響を与えてしまう( 第2課題 )
そこで、第1発明は下記特徴を持つ多値バッファー手段を提供することを目的としている。 ( 第1発明の目的 )


★a)各プル手段が順電圧を伴うダイオード手段を内蔵していないから、『その雑音余裕度が大きくなり、その次段回路がノイズの影響を受け難くなるので、その入力数値等の判別間違い難くなる』。
★b)しかも、各プル手段がダイオード手段を内蔵していないから、そのプル手段が出力しようとする本来の電源電位(又は電源電圧)付近で開放状態の様にならない為、すなわち、その出力インピーダンスが大きくならない為、『その出力信号にノイズが乗り難くなるので、その次段回路がそのノイズを増幅することが減って他に影響を与え難くなる
■■ 第2発明が解決しようとする課題 ■■
いつでも各分野では『同じ機能、同じ効果を持ちつつ、少・部品点数、簡単な構成、低・製造コストが望まれている』。第1発明でも同様である。 ( 課 題 )
そこで、第2発明は『第1発明の多値バッファー手段と同じ機能、同じ効果を持ちつつ、少・部品点数、簡単な構成、低・製造コストで実現できる多値バッファー手段』を提供することを目的としている。 ( 第2発明の目的 )


■■ 第1発明が課題を解決するための手段 ■■
すなわち、第1発明は
3又は3以上の所定の複数をで表わしたときに、
第1電位から第電位まで番号順に電位が高くなって行く個の電位を供給する第1電位供給手段〜第電位供給手段を有し、
第1の2値インバーター手段と、『ノーマリィー・オフで、オン・オフ制御可能な出力プル・アップ・スイッチング手段と、ノーマリィー・オフで、オン・オフ制御可能な出力プル・ダウン・スイッチング手段を持ち、前記第1の2値インバーター手段の後段に接続された第2の2値インバーター手段』を有する2値バッファー手段」を1つずつ、番号で隣り同士となる2つの前記電位供給手段の間それぞれに設け、
最上位の前記2値バッファー手段を除く各前記2値バッファー手段ではその出力プル・アップ・スイッチング手段の代わりに「その出力プル・アップ・スイッチング手段」と「ノーマリィー・オフで、オン駆動電圧極性がプラスで、その主電極または主端子』の役割がその両『主電極または主端子』間の印加電圧の方向によって互いに入れ換わることができ、1つ上位の前記第1の2値インバーター手段の出力信号を駆動信号とする第1オン・オフ制御スイッチング手段」の直列回路を用い、
最下位の前記2値バッファー手段を除く各前記2値バッファー手段ではその出力プル・ダウン・スイッチング手段の代わりに「その出力プル・ダウン・スイッチング手段」と「ノーマリィー・オフで、オン駆動電圧極性がマイナスで、その主電極または主端子』の役割がその両『主電極または主端子』間の印加電圧の方向によって互いに入れ換わることができ、1つ下位の前記第1の2値インバーター手段の出力信号を駆動信号とする第2オン・オフ制御スイッチング手段」の直列回路を用い、
前記第1の2値インバーター手段それぞれの「そこから信号が入力される入口手段」を1つにまとめて接続して1つの入口手段にし、
前記第2の2値インバーター手段それぞれの「そこから信号が出力される出口手段」を1つにまとめて接続して1つの出口手段にした多値バッファー手段である
●ただし、前者の(L−2)個の直列回路のそれぞれにおいてその2つのスイッチング手段がどちらも4端子の絶縁ゲート型である場合、又は、後者の(L−2)個の直列回路のそれぞれにおいてその2つのスイッチング手段がどちらも4端子の絶縁ゲート型である場合、Lは4又は4以上である。
このことによって、前記第1電位供給手段〜前記電位供給手段で、番号で隣り同士となる2つの電位供給手段の各間に前記2値バッファー手段を1つずつ設けており、全部で(−1)個の前記2値バッファー手段が有る。電位的に上下関係にある前記2値バッファー手段それぞれ同士が各電位供給手段間の電源手段を短絡しない様に前述(段落番号[0012]。)した通り特定の各出力プル・アップ・スイッチング手段に逆阻止用の第1オン・オフ制御スイッチング手段を1つずつ直列接続して出力プル・アップ用直列回路とし、同じく特定の各出力プル・ダウン・スイッチング手段に逆阻止用の第2オン・オフ制御スイッチング手段を1つずつ直列接続して出力プル・ダウン用直列回路としている。
しかも、その第2〜第(−1)電位供給手段のそれぞれに『前記出力プル・アップ用直列回路と前記出力プル・ダウン用直列回路』の並列回路が1つずつ接続されることになり、各並列回路が実質的に双方向性プル手段として機能する。その結果、−1)個の前記2値バッファー手段が連携して多値バッファー手段として機能する。
その際に、それら全2値バッファー手段の出口手段(例:力端子など。)を接続しても支障が無い様に最上位の前記2値バッファー手段を除いた各2値バッファー手段ではその出力プル・アップ・スイッチング手段がオンで、その『出力プル・アップ・スイッチング手段と第1オン・オフ制御スイッチング手段の直列回路』に逆方向電圧が印加される時、その第1オン・オフ制御スイッチング手段はオフ駆動されてその逆方向電圧を阻止する一方、その出力プル・アップ・スイッチング手段がオンで、その直列回路に順方向電圧が印加される時、その第1オン・オフ制御スイッチング手段もオン駆動されていて、その直列回路は出力のプル・アップ動作をする。
そして、同じく支障が無い様に最下位の前記2値バッファー手段を除いた各2値バッファー手段ではその出力プル・ダウン・スイッチング手段がオンで、その『出力プル・ダウン・スイッチング手段と第2オン・オフ制御スイッチング手段の直列回路』に逆方向電圧が印加される時、その第2オン・オフ制御スイッチング手段はオフ駆動されてその逆方向電圧を阻止する一方、その出力プル・ダウン・スイッチング手段がオンで、その直列回路に順方向電圧が印加される時、その第2オン・オフ制御スイッチング手段もオン駆動されていて、その直列回路は出力のプル・ダウン動作をする。
なお、本多値バッファー手段において前記第1電位が前記入口手段に入力され、前記出口手段がその第1電位を出力する時、「その第1電位供給手段に接続された出力プル・ダウン・スイッチング手段」はオンで、「その電位供給手段に接続された出力プル・アップ・スイッチング手段および各『前記出力プル・アップ用直列回路と前記出力プル・ダウン用直列回路の並列回路』はオフである。
また、本多値バッファー手段において前記第L電位が前記入口手段に入力され、前記出口手段がその第L電位を出力する時、「その電位供給手段に接続された出力プル・アップ・スイッチング手段はオンで、「その第1電位供給手段に接続された出力プル・ダウン・スイッチング手段と上記の各並列回路はオフである。
さらに、本多値バッファー手段において「その第2電位〜その第(−1)電位のうち、ある電位」が前記入口手段に入力され、前記出口手段がその電位を出力する時、その電位を境にして『その電位とその電位以上の前記出力プル・ダウン・スイッチング手段すべて』と『その電位とその電位以下の前記出力プル・アップ・スイッチング手段すべて』はオン駆動される。ところが、これらがオン駆動されていても、上述の通り各第1オン・オフ制御スイッチング手段と各第2オン・オフ制御スイッチング手段の作用により逆方向電圧に対してその『各前記出力プル・アップ用直列回路と各前記出力プル・ダウン用直列回路』はオフとなるので、その電位の前記並列回路だけが双方向にオンとなり、双方向性プル手段として機能するので、電源短絡は起きない。
■段落番号[0012]に記載の多値バッファー手段において、各・前記出力プル・アップ・スイッチング手段、各・前記出力プル・ダウン・スイッチング手段、各・前記第1オン・オフ制御スイッチング手段、又は、各・前記第2オン・オフ制御スイッチング手段が「そのバックゲート・ソース間が接続され、そのドレインが前記出口手段側に接続された3端子のFET」である場合も有る。
→→ 請求項2記載の多値バッファー手段に対応。
■段落番号[0012]に記載の多値バッファー手段において「各・前記第1オン・オフ制御スイッチング手段または各・前記出力プル・ダウン・スイッチング手段が4端子のNチャネル型FETで、そのバックゲート・ソース間PN接合もそのバックゲート・ドレイン間PN接合も導通しない様にそのバックゲートを前記第1電位供給手段か『これより電位の低い電位供給手段』に接続する場合」又は「各・前記出力プル・アップ・スイッチング手段または各・前記第2オン・オフ制御スイッチング手段が4端子のPチャネル型FETで、そのバックゲート・ソース間PN接合もそのバックゲート・ドレイン間PN接合も導通しない様にそのバックゲートを前記第L電位供給手段か『これより電位の高い電位供給手段』に接続する場合」も有る。
→→ 請求項3記載の多値バッファー手段に対応。
■段落番号[0012]に記載の多値バッファー手段において、各・前記スイッチング手段が「『ベース電流制限手段の一端をそのベースに接続したバイポーラ型トランジスタ』であるが、そのベース電流制限手段の他端をその制御端子とするトランジスタ手段」である場合も有る。
→→ 請求項4記載の多値バッファー手段に対応。
■■ 第2発明が課題を解決するための手段 ■■
すなわち、第2発明は、
前記第2電位供給手段〜前記第(−1)電位供給手段の各電位供給手段において、その電位供給手段に接続される「出力プル・アップ用の前記直列回路と出力プル・ダウン用の前記直列回路」がどちらも双方向性プル手段として機能し、その2つの機能がだぶっている場合に、その各電位供給手段に2つずつ接続される前記直列回路のうち、どちらか片方ずつ取り外した、段落番号[0012]、段落番号[0015]、段落番号[0016]又は段落番号[0017]に記載した多値バッファー手段である。
→→ 請求項5記載の多値バッファー手段に対応。
前述した(=段落番号[0012〜0017]で述べた)第1発明の多値バッファー手段において、前記第2電位〜前記第(−1)電位の各電位供給手段では『その電位供給手段に接続される出力プル・アップ用の前記直列回路と出力プル・ダウン用の前記直列回路』がどちらも双方向性スイッチング手段つまり双方向性プル手段として機能し、これらの機能がだぶっているので、第2発明は『その各電位供給手段に2つずつ接続される前記直列回路のうち、どちらか片方ずつを取り外した構成の多値バッファー手段』である。


■■ 第1発明の効果 ■■
その結果、第1発明の多値バッファー手段には下記の効果が有る。



★a)各プル手段が順電圧を伴うダイオード手段を内蔵していないから、『その雑音余裕度が大きくなり、その次段回路がノイズの影響を受け難くなるので、その入力数値等の判別間違い難くなる
★b)しかも、各プル手段がダイオード手段を内蔵していないから、そのプル手段が出力しようとする本来の電源電位(又は電源電圧)付近で開放状態の様にならない為、すなわち、その出力インピーダンスが大きくならない為、『各プル手段がしっかりプルできるので、その出力信号にノイズが乗り難くなり、その次段回路がそのノイズを増幅することが減って他に影響を与え難くなる
なお、第1発明の多値バッファー手段ではその第2電位供給手段〜第(−1)電位供給手段とその出口手段(例:力端子等。)の各間に実質的に双方向性プル手段が構成されることになるので、例えば外部データ線がその出口手段に接続されるとき、たとえその外部データ線の電位がその出口手段の電位より高かろうが低かろうが、その外部データ線はその出力電位に応じてプル・アップされたり、あるいは、プル・ダウンされたりする。

■■ 第2発明の効果 ■■
その結果、第2発明の多値バッファー手段は、第1発明の多値バッファー手段において『機能がだぶっている構成手段』をただ取り外しただけなので、第2発明は、第1発明の機能と効果をそのまま持ちつつ、第1発明より少ない部品点数、簡単な構成および低製造コストを実現することができる。


第1発明の1実施例を示す回路図である。 第1発明の1実施例を示す回路図である。 第1発明の1実施例を示す回路図である。 第1発明の1実施例を示す回路図である。 第1発明の1実施例を示す回路図である。 第1発明の1実施例を示す回路図である。 第1発明の1実施例を示す回路図である。 第1発明の1実施例を示す回路図である。 第2発明の1実施例を示す回路図である。 従来の回路ではなく、本発明の効果を説明する為に使う本発明者の先の多値バッファー手段の1例を示す回路図である。 従来の回路ではなく、本発明の効果を説明する為に使う本発明者の先の多値バッファー手段の1例を示す回路図である。
発明をより詳細に説明する為に以下添付図面に従ってこれを説明する。尚、電源線V の電位を電位v で表わし、電源線V の電位を電位v で表わし、あとは同様に電源線V から電源線V まで各電位を電位v 〜電位v で表わしている。また、電位v から電位v まで順々に電位は高くなって行く。
図1に示す実施例1は10値の多値バッファー手段で、前述のは10で、符号s〜s5に関して同じ符号を付した導線同士は導通状態にある。全MOS・FETはノーマリィー・オフ型つまりエンハンスメント・モードFETで、各電源線間に2値CMOSバッファー手段が1個ずつ接続されており、全部で9個有る。図1の各構成手段などは次の通り請求項1記載中の各構成手段などに相当する。
★a)電位v 〜電位v それぞれが順々に同項記載中の第1電位〜第電位それぞれに。
★b)電源線V 〜電源線V それぞれが順々に同項記載中の第1電位供給手段〜第電位供給手段それぞれに。
★c)入力端子Tinが同項記載中の入手段に。
★d)出力端子Toutが同項記載中の出口手段に。
)電源線V 〜電源線V の各・2電源線間に1つずつ接続されている9個の2値CMOSバッファー手段が同項記載中の2値バッファー手段に。
)トランジスタ1c〜9cそれぞれが同項記載中の出力プル・アップ・スイッチング手段それぞれに。
)トランジスタ1d〜9dそれぞれが同項記載中の出力プル・ダウン・スイッチング手段それぞれに。
)トランジスタ1e〜8eそれぞれが同項記載中の第1オン・オフ制御スイッチング手段それぞれに。
)トランジスタ2f〜9fそれぞれが同項記載中の第2オン・オフ制御スイッチング手段それぞれに。
)トランジスタ「1c、1e」、「2c、2e」……、「8c、8e」の各直列回路が同項記載中の出力プル・アップ用の各直列回路に。
)トランジスタ「2f、2d」、「3f、3d」……、「9f、9d」の各直列回路が同項記載中の出力プル・ダウン用の各直列回路に。
全2値CMOSバッファー手段力端子を接続して出力端子Toutひとつにまとめても電源短絡が起きない様に、トランジスタ1c〜8cそれぞれのオン期間中その逆方向電圧を『その逆方向電圧印加時にオフである逆阻止用のトランジスタ1e〜8eそれぞれ』が阻止する一方、トランジスタ2d〜9dそれぞれのオン期間中その逆方向電圧を『その逆方向電圧印加時にオフである逆阻止用トランジスタ2f〜9fそれぞれ』が阻止する。
例えば電位v が入力端子Tinに入力され、出力端子Toutが電位v を出力する時トランジスタ「2a〜9a、2d〜9d、1c、1b」はオンで、トランジスタ「2c〜9c、2b〜9b、1a、1d」はオフだから、トランジスタ「1e〜8e、2f」はオンで、トランジスタ「3f〜9f」はオフである。
その結果、これらトランジスタが電源線同士を短絡することは無い。つまり、電源短絡は起きない。電位v の入出力時、オンであるトランジスタ「2f、2d、1c、1e」が電源線V 力端子Toutの間を双方向に導通し、これらトランジスタが双方向性プル手段(プル・アップ又はプル・ダウンする手段)として機能し、実質的に双方向性プル手段を構成する。この様な双方向性プル手段は電位v の入出力時だけでなく電位v 〜v の各電位の入出力時も同様に構成される。
なお、
実施例1の使い方は例えば電位v を数値「0」、電位v を数値「1」、電位v を数値「2」、……、電位v を数値「9」に対応させて用いる。各電源電位を任意の符号又は意味、内容と対応させて使う使い方ももちろん構わない。例えば数値「0」〜「9」の代わりに数値「−2」〜「7」でも、文字「a」〜「j」でも良い。他の実施例の使い方も同様である。
また、

オン駆動電圧極性が各FETと同じなら、各FETの代わりに『両主電極の役割がその印加電圧の方向によって互いに入れ換わることができるノーマリィ・オフの制御電極絶縁型スイッチング手段』を1つずつ使用できる。
さらに、トランジスタ1a〜9aそれぞれのバックゲートはそのソースや「そのソースより電位の高い電源線等」に接続され、トランジスタ1b〜9bそれぞれのバックゲートはそのソースや「そのソースより電位の低い電源線等」に接続される。
一方、トランジスタ2f〜9fそれぞれのバックゲートはそのソースに接続されているが、そのバックゲート・ソース間PN接合やそのバックゲート・ドレイン間PN接合が導通しない様に電源線V (又は電源線V より電位の高い電源線等」に接続しても良い。
同様に、トランジスタ1e〜8eそれぞれのバックゲートはそのソースに接続されているが、そのバックゲート・ソース間PN接合やそのバックゲート・ドレイン間PN接合が導通しない様に電源線V (又は電源線V より電位の低い電源線等」に接続しても良い。
ところで、逆阻止用のトランジスタ「1e〜8e、2f〜9f」それぞれはそのドレイン・ソース間の印加電圧方向によりそのドレインとソースの役割が互いに入れ換わっているが、そのドレイン・バックゲート間PN接合を内蔵ダイオードとして積極的に利用しても構わない。この事は後述するMOS・FETを使う各実施例でも同様である。
図1の実施例において電源線V ・電源線V 間の「電源(図示せず。)と2値バッファー手段」を取り外し、電源線V と電源線V を直結して両電源線を共通化し、トランジスタ1eのゲートをトランジスタ3a、3bの両ドレインに接続し、トランジスタ3fのゲートをトランジスタ1a、1bの両ドレインに接続した9値の多値バッファー手段の実施例が可能であり、さらに電源線V ・電源線V 間の「電源(図示せず。)と2値バッファー手段」を取り外し、電源線V 〜V を直結して3電源線を共通化し、トランジスタ1eのゲートをトランジスタ4a、4bの両ドレインに接続し、トランジスタ4fのゲートをトランジスタ1a、1bの両ドレインに接続した8値の多値バッファー手段の実施例が可能である。
あとは同様に、「電源と2値バッファー手段の取外し、電源線の共通化、および、各ゲートの接続し直し」を順々にして行くと7値〜3値の各多値バッファー手段が可能になる。これらの事は後述する他の各実施例においても同様で、多値数(例えば値ののこと。10値なら10。以後こう呼ぶ。)の違う実施例を構成できる。 (派生実施例)
図2に示す実施例3は、図1の実施例1において10値バッファー手段から4値バッファー手段に変更した4値の多値バッファー手段である。
に示す実施例4は、図1の実施例1においてトランジスタ「1eと1c、2eと2c………、8eと8c」それぞれの上下の接続とトランジスタ「2dと2f、3dと3f………、9dと9f」それぞれの上下の接続を入れ換えた10値の多値バッファー手段である。
この場合、トランジスタ1c〜8cそれぞれのバックゲートはそのソースに接続するか、又は、そのバックゲート・ソース間PN接合やそのバックゲート・ドレイン間PN接合が導通しない様に電源線V (又は電源線V より電位の高い電源線など」に接続する。
同様にトランジスタ2d〜9dそれぞれのバックゲートもそのソースに接続するか、又は、そのバックゲート・ソース間PN接合やそのバックゲート・ドレイン間PN接合が導通しない様に電源線V (又は電源線V より電位の低い電源線など」に接続する。
その一方、トランジスタ1e〜8eそれぞれのバックゲートはそのソースに接続されているが、「そのソース電位より低い電源線など」に接続し直しても構わない。
そして、トランジスタ2f〜9fそれぞれのバックゲートはそのソースに接続されているが、「そのソース電位より高い電源線など」に接続し直しても構わない。
尚、図で符号t〜t5に関して同じ符号を付した導線同士は接続状態に有る。
に示す実施例5は、図1の実施例1において10値バッファー手段から5値バッファー手段に変更し、各P型MOS・FETの代わりにベース電流制限手段付きPNPトランジスタを使い、各N型MOS・FETの代わりにベース電流制限手段付きNPNトランジスタを使い、トランジスタ11e〜13eとトランジスタ12f〜14fの各トランジスタに関してはそのコレクタとエミッタの役割がそのコレクタ・エミッタ間印加電圧の方向によって互いに入れ換わることができるものを使った5値の多値バッファー手段である。
出力端子Toutに接続される次段回路の電位(又は電圧)判別手段の入力抵抗は大きいから、オン駆動の各トランジスタはオーバー・ドライブされ、過飽和状態にあり、そのオン電圧はダイオードの通常の順電圧に比べて小さい。この事は後述する実施例でも同様である。
に示す実施例6は、図の実施例3において、各P型MOS・FETの代わりにベース電流制限手段付きPNPトランジスタを使い、各N型MOS・FETの代わりにベース電流制限手段付きNPNトランジスタを使い、トランジスタ11e〜12eとトランジスタ12f〜13fの各トランジスタに関してはそのコレクタとエミッタの役割がそのコレクタ・エミッタ間の印加電圧の方向によって互いに入れ換わることができるものを使った4値の多値バッファー手段である。
に示す実施例7は、図の実施例4において10値バッファー手段から5値バッファー手段に変更し、各P型MOS・FETの代わりにベース電流制限手段付きPNPトランジスタを使い、各N型MOS・FETの代わりにベース電流制限手段付きNPNトランジスタを使い、トランジスタ11e〜13eとトランジスタ12f〜14fの各トランジスタに関してはそのコレクタとエミッタの役割がそのコレクタ・エミッタ間印加電圧の方向によって互いに入れ換わることができるものを使った5値の多値バッファー手段である。
に示す実施例8は、図の実施例において入力端子Tinと出力端子Toutを残して電源線V ・電源線V 間のすべての「電源(図示せず。)と回路構成部品」を取り外し、電源線V と電源線V を直結して両電源線を共通化し、トランジスタ1eのゲートをトランジスタ9a、9bの両ドレインに接続し、トランジスタ9fのゲートをトランジスタ1a、1bの両ドレインに接続した3値の多値バッファー手段である。
すなわち、それは電源線V ・電源線V 間2値バッファー手段、電源線V ・電源線V 間2値バッファー手段、及び、入力端子Tinと出力端子Toutを接続する等した3値バッファー手段である。
他の各実施例でも同様にその最上位の2値バッファー手段、最下位の2値バッファー手段、及び、入力端子Tinと出力端子Toutだけ残して両2値バッファー手段を上下に直結する等して3値バッファー手段を構成することができる。 (派生実施例)
8に示す実施例9は、図1の実施例において力端子Tinと出力端子Toutを残して電源線V ・電源線V 間のすべての「電源(図示せず。)と回路構成部品」を取り外し、電源線V と電源線V を直結して両電源線を共通化し、トランジスタ1eのゲートをトランジスタ9a、9bの両ドレインに接続し、トランジスタ9fのゲートをトランジスタ1a、1bの両ドレインに接続した3値の多値バッファー手段である。


に示す実施例1(第2発明)は、図1の実施例においてトランジスタ「1c〜8c、1e〜8e」を取り外し、10値バッファー手段から6値バッファー手段に変更した6値の多値バッファー手段である。図1の実施例ではトランジスタ1c、1eの直列回路とトランジスタ2f、2dの直列回路はどちらも双方向性プル手段として機能し、機能がだぶっているので、どちらか片方を取り外すことができる。
同様に、「トランジスタ2c、2eの直列回路とトランジスタ3f、3dの直列回路」、「トランジスタ3c、3eの直列回路とトランジスタ4f、4dの直列回路」………、「トランジスタ8c、8eの直列回路とトランジスタ9f、9dの直列回路」それぞれについても同じ事が言えて、どちらかの直列回路を片方ずつ取り外すことができる。
同様に、第1発明の実施例1〜10それぞれにおいても同様な各2直列回路のうち、どちらかを片方ずつ取り外すことができ、その取り外しによりその実施例は第2発明の多値バッファー手段の実施例(派生実施例)になる。
★対比:特開2004−32702の多値AND回路(段落番号0032)で入力端子を1つにしたもの。
最後に補足説明する。説明の便宜上、入力端子、出力端子(請求項1記載中の入手段、出口手段に相当。)と呼んだが、実際には端子として存在せず、単なる導線や電極などである場合が多い。これは例えばトランジスタのベース端子、ベース電極、ベース・リード線という呼び方がされるのと同様である。
また、例えばMOS・FETとダイオードの直列回路よりPMOSとNMOSの直列回路の方がオン電圧の面で有利である。なぜなら、ダイオードだと必ず順電圧分の電圧降下を考慮する必要が有るが、その直列回路では両オン抵抗の和で済むので、各オン抵抗を小さくすれば済む、からである。
特に、『部品点数が少なく、簡単な構成で、製造コストが低い第2発』は産業上の利用可能性が高い

Claims (5)

  1. 3又は3以上の所定の複数をで表わしたときに、
    第1電位から第電位まで番号順に電位が高くなって行く個の電位を供給する第1電位供給手段〜第電位供給手段を有し、
    第1の2値インバーター手段と、『ノーマリィー・オフで、オン・オフ制御可能な出力プル・アップ・スイッチング手段と、ノーマリィー・オフで、オン・オフ制御可能な出力プル・ダウン・スイッチング手段を持ち、前記第1の2値インバーター手段の後段に接続された第2の2値インバーター手段』を有する2値バッファー手段」を1つずつ、番号で隣り同士となる2つの前記電位供給手段の間それぞれに設け、
    最上位の前記2値バッファー手段を除く各前記2値バッファー手段ではその出力プル・アップ・スイッチング手段の代わりに「その出力プル・アップ・スイッチング手段」と「ノーマリィー・オフで、オン駆動電圧極性がプラスで、その主電極または主端子』の役割がその両『主電極または主端子』間の印加電圧の方向によって互いに入れ換わることができ、1つ上位の前記第1の2値インバーター手段の出力信号を駆動信号とする第1オン・オフ制御スイッチング手段」の直列回路を用い、
    最下位の前記2値バッファー手段を除く各前記2値バッファー手段ではその出力プル・ダウン・スイッチング手段の代わりに「その出力プル・ダウン・スイッチング手段」と「ノーマリィー・オフで、オン駆動電圧極性がマイナスで、その主電極または主端子』の役割がその両『主電極または主端子』間の印加電圧の方向によって互いに入れ換わることができ、1つ下位の前記第1の2値インバーター手段の出力信号を駆動信号とする第2オン・オフ制御スイッチング手段」の直列回路を用い、
    前記第1の2値インバーター手段それぞれの「そこから信号が入力される入口手段」を1つにまとめて接続して1つの入口手段にし、
    前記第2の2値インバーター手段それぞれの「そこから信号が出力される出口手段」を1つにまとめて接続して1つの出口手段にしたことを特徴とする多値バッファー手段。
    ただし、前者の(L−2)個の直列回路のそれぞれにおいてその2つのスイッチング手段がどちらも4端子の絶縁ゲート型である場合、又は、後者の(L−2)個の直列回路のそれぞれにおいてその2つのスイッチング手段がどちらも4端子の絶縁ゲート型である場合、Lは4又は4以上である。
  2. 各・前記出力プル・アップ・スイッチング手段、各・前記出力プル・ダウン・スイッチング手段、各・前記第1オン・オフ制御スイッチング手段、又は、各・前記第2オン・オフ制御スイッチング手段が「そのバックゲート・ソース間が接続され、そのドレインが前記出口手段側に接続された3端子のFET」であることを特徴とする請求項1記載の多値バッファー手段。
  3. 「各・前記第1オン・オフ制御スイッチング手段または各・前記出力プル・ダウン・スイッチング手段が4端子のNチャネル型FETで、そのバックゲート・ソース間PN接合もそのバックゲート・ドレイン間PN接合も導通しない様にそのバックゲートを前記第1電位供給手段か『これより電位の低い電位供給手段』に接続する」又は「各・前記出力プル・アップ・スイッチング手段または各・前記第2オン・オフ制御スイッチング手段が4端子のPチャネル型FETで、そのバックゲート・ソース間PN接合もそのバックゲート・ドレイン間PN接合も導通しない様にそのバックゲートを前記第L電位供給手段か『これより電位の高い電位供給手段』に接続する」ことを特徴とする請求項1記載の多値バッファー手段。
  4. 各・前記スイッチング手段が「『ベース電流制限手段の一端をそのベースに接続したバイポーラ型トランジスタ』であるが、そのベース電流制限手段の他端をその制御端子とするトランジスタ手段」であることを特徴とする請求項1記載の多値バッファー手段。
  5. 前記第2電位供給手段〜前記第(−1)電位供給手段の各電位供給手段において、その電位供給手段に接続される「出力プル・アップ用の前記直列回路と出力プル・ダウン用の前記直列回路」がどちらも双方向性プル手段として機能し、その2つの機能がだぶっている場合に、その各電位供給手段に2つずつ接続される前記直列回路のうち、どちらか片方ずつ取り外したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の多値バッファー手段。

JP2011208245A 2011-09-23 2011-09-23 多値バッファー手段 Expired - Fee Related JP5139568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011208245A JP5139568B2 (ja) 2011-09-23 2011-09-23 多値バッファー手段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011208245A JP5139568B2 (ja) 2011-09-23 2011-09-23 多値バッファー手段

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011073750A Division JP5249379B2 (ja) 2011-03-29 2011-03-29 多値用双方向性スイッチング手段

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012069236A JP2012069236A (ja) 2012-04-05
JP2012069236A5 JP2012069236A5 (ja) 2012-11-01
JP5139568B2 true JP5139568B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=46166281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011208245A Expired - Fee Related JP5139568B2 (ja) 2011-09-23 2011-09-23 多値バッファー手段

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5139568B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01223696A (ja) * 1988-02-29 1989-09-06 Nec Corp 多値記憶回路
JP2003188696A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Toshiyasu Suzuki 双安定回路
JP4800657B2 (ja) * 2005-03-08 2011-10-26 利康 鈴木 多値記憶手段と多安定回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012069236A (ja) 2012-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10855280B2 (en) Input/output circuit and method
US7724045B2 (en) Output buffer circuit
US10355685B2 (en) Output circuit
JP5430507B2 (ja) 電圧レベルシフタ
JP2012065235A (ja) 電圧出力回路
JP4823024B2 (ja) レベル変換回路
US8836406B2 (en) Voltage level shifter
JP2006295322A (ja) レベルシフタ回路
JP5139568B2 (ja) 多値バッファー手段
US9866205B2 (en) Level conversion device and method
JP2012069236A5 (ja)
US9537469B2 (en) CMOS level shifter with reduced high voltage transistor count
JP2015076718A (ja) レベルシフト回路および表示駆動回路
JPH07231252A (ja) レベルシフト回路
JP4800657B2 (ja) 多値記憶手段と多安定回路
CN114448423A (zh) 一种电平移位电路
JP4800642B2 (ja) 多値記憶手段と多安定回路
US11621705B2 (en) Semiconductor integrated circuit device and level shifter circuit
JP2011172254A (ja) 多値記憶手段、多値バッファ手段および双方向性スイッチング手段
WO2008028012A1 (en) Junction field effect transistor input buffer level shifting circuit
CN115224936A (zh) 具有自适应机制的电压转换电路
JP5048315B2 (ja) ロジック回路とその応用回路
US20070103200A1 (en) Buffer circuit and use thereof
JP2015002507A (ja) スイッチ回路
JP2011114462A (ja) レベルシフト回路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees