JP5139198B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
また、防漏壁の着用者へのフィット性を高める為に、中空のループ形状の防漏壁が知られている。例えば、引用文献1には、フィット性が高く、着用者の足の動き等の左右からの応力がかかった場合においても、中空のループ形状で緩衝し、生理用ナプキンにヨレを発生させず、漏れ防止性の高い中空のループ形状の防漏壁を備えた生理用ナプキンが開示されている。
従って、以下には、主として生理用ナプキン1Aの左側の構成について詳述し、右側の構成については、適宜説明を省略し、左側の構成要素に対応する右側の構成要素は、符号にダッシュ(’)を付してある。
防漏壁7,7’それぞれは、図1,図2に示すように、伸縮性シート6,6’の長手方向の一側部6a及び他側部6bを吸収性本体5に接合部8,8Dで接合するとともに、***部領域aの前方及び後方において伸縮性シート6,6’を吸収性本体5に接合して形成され、***部領域aにおいて、中空のループ状をなして起立している。
***部領域aにおけるループ状の防漏壁7,7’それぞれの接合部8は、図2に示すように、吸収性本体5の長手方向(CL方向;CL線と平行な方向)の側部5aにおける肌当接面側に、伸縮性シート6,6’の一側部6aが接合されて形成されている。ループ状の防漏壁7,7’それぞれの接合部8Dは、吸収性本体5の長手方向(CL方向)の側部5aにおける非肌当接面側に、伸縮性シート6,6’の他側部6bが接合されて形成されている。
防漏壁7,7’それぞれは、図3(a)に示すように、ループ状をなしている部分の前方及び後方の少なくとも一方において、ループ状の防漏壁7,7’の一部を生理用ナプキン1Aの幅方向の外方側e及び/又は内方側dから防漏壁7,7’の内方に折り込まれた折り込み部71,72,71’72’を有している。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aでは、図1〜図3に示すように、帯状の伸縮シート6が、吸収性本体5の長手方向(CL方向)の側部5aに、長手方向に沿って、配設及び固定されており、伸縮シート6の収縮により、肌当接面側に凸に起立したの中空のループ状の防漏壁7が形成される。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aの防漏壁7では、図3(a)に示すように、内方側折込み部71より、外方側折込み部72の方が、折込みが長く形成されている。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aの防漏壁7の内方側折込み部71の幅方向(長手方向中心線CLと直交方向)の長さは、好ましくは、2mm〜15mmであり、外方側折込み部72の幅方向(長手方向中心線CLと直交方向)の長さは、好ましくは、3mm〜15mmである。
上記表面シート2、上記裏面シート3及び上記吸収体4としては、通常、生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。
防漏壁7,7’の内方側折込み部71,71’の先端及び外方側折込み部72,72’の先端に弾性部材63をそれぞれ配置するためには、他の位置の弾性部材63よりも、先端の弾性部材63の弾性収縮率を高く設定することにより配置できる。また、先端の弾性部材63を他の位置の弾性部材63より太く(弾性収縮力を強く)することにより配置できる。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aは、図1〜図3に示すように、一対の防漏壁7,7’を備えており、一対の防漏壁7,7’それぞれは、2つ折の個装形態の際に生じる第1折線a1の部分と第2折線a2の部分それぞれに、折り込み部7a1,7a2,7a1’,7a2’を有している。そのため、伸縮シート6,6’が収縮すると、少なくとも***部領域aに位置する一対の中空の防漏壁7,7’は、図2に示すように、断面略円状のループ形状に起立する。少なくとも***部領域aに位置する一対の中空の防漏壁7,7’が、断面略円状のループ状に起立することにより、着用者へのフィット性が向上し、着用者の足の動き等の左右からの応力がかかった場合においても、中空のループ形状で緩衝し、生理用ナプキン1Aにヨレを発生しない。その為、生理用ナプキン1Aは、漏れ防止性の高いナプキンとなる。
また、第1実施形態の生理用ナプキン1Aのループ状の前記防漏壁7,7’は、内方側折込み部71を有しているため、***部領域aに位置する一対の中空の防漏壁7,7’の起立性が向上したような安心感を与える。また、伸縮性シート6が着色されていると、伸縮シート6の形状が認識されやすくなるためより起立の印象性を向上することができる。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aの防漏壁7では、図3(a)に示すように、内方側折込み部71より、外方側折込み部72の方が、折込みが長く形成されているため、***部領域で着用者の足の動きにより応力がかかった場合にも防漏壁が吸収体上に倒れこみにくく、吸収面を広く確保維持できる。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bについては、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと同様であり、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bは、図4に示すように、一対の防漏壁7,7’を備えており、一対の防漏壁7,7’それぞれは、2つ折の個装形態の際に生じる第1折線a1の部分と第2折線a2の部分それぞれに、折り込み部7a1,7a2,7a1’,7a2’を有している。そのため、伸縮シート6,6’が収縮すると、少なくとも***部領域aに位置する一対の中空の防漏壁7,7’は、図2に示すように、断面略円状のループ形状に起立する。
従って、第2実施形態の生理用ナプキン1Bは、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと同様に、着用者へのフィット性を高め、ヨレ防止、漏れ防止性を高めることができる。
また、第2実施形態の生理用ナプキン1Bのループ状の前記防漏壁7,7’は、内方側折込み部71を有しているため、***部領域aに位置する一対の中空の防漏壁7,7’の起立性が向上したような安心感を与えることができる。
第3実施形態の生理用ナプキン1Cについては、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと同様であり、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの説明が適宜適用される。
第3実施形態の生理用ナプキン1Cは、図5に示すように、一対の防漏壁7,7’を備えており、一対の防漏壁7,7’それぞれは、2つ折の個装形態の際に生じる第1折線a1の部分と第2折線a2の部分それぞれに、折り込み部7a1,7a2,7a1’,7a2’を有している。そのため、伸縮シート6,6’が収縮すると、少なくとも***部領域aに位置する一対の中空の防漏壁7,7’は、図2に示すように、断面略円状のループ形状に起立する。
従って、第3実施形態の生理用ナプキン1Cは、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと同様に、着用者へのフィット性を高め、ヨレ防止、漏れ防止性を高めることができる。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
5a,5a’ 吸収性本体の長手方向の両側部
6,6’ 伸縮シート
61 肌当接面側のシート
62 非肌当接面側のシート
63,63’ 弾性部材
6a 一側部
6b 他側部
7,7’ 防漏壁
7a1,7a1’ ***部領域の後方端部a1における折り込み部
7a2,7a2’ ***部領域の前方端部a2における折り込み部
71 内方側折込み部
71a 内方側折込み部の肌当接面側の下端部
71b 内方側折込み部の非肌当接面側の下端部
72 外方側折込み部
8,8D 接合部
8a 接合部の長手方向の内側の側縁部
8b 接合部の長手方向の外側の側縁部
9 エンボス溝
a ***部領域
a1 ***部領域の後方端部
a2 ***部領域の前方端部
b ***部領域aの後方の後方領域
c ***部領域aの前方の前方領域
d 内方側
e 外方側
CL 生理用ナプキンの長手方向に延びる中心線
Claims (3)
- 肌当接面側に配置された表面シート、非肌当接面側に配置された裏面シート及び両シート間に介在する吸収体を具備する縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向両側部に形成された防漏壁とを備えた吸収性物品であって、
前記防漏壁それぞれは、伸縮性シートの長手方向の一側部及び他側部を前記吸収性本体に接合部で接合するとともに、***部領域の前方及び後方において該伸縮性シートを該吸収性本体に接合して形成され、***部領域において、中空のループ状をなして起立しており、
前記***部領域におけるループ状の前記防漏壁それぞれの前記接合部は、前記吸収性本体の長手方向の側部における肌当接面側に前記伸縮性シートの前記一側部が接合され、前記吸収性本体の長手方向の側部における非肌当接面側に前記伸縮性シートの前記他側部が接合されてなり、
前記防漏壁それぞれは、ループ状をなしている部分の前方及び後方の少なくとも一方において、ループ状の前記防漏壁の一部を前記吸収性物品の幅方向の外方側及び/又は内方側から該防漏壁の内方に折り込まれた折り込み部を有し、
前記折り込み部は、前記接合部から上方に離れた位置に形成されている吸収性物品。 - 前記折り込み部は、ループ状の前記防漏壁の一部を前記吸収性物品の幅方向の外方側及び内方側から該防漏壁の内方に折り込まれて形成されている請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記折り込み部は、内方に折り込まれた折込み部の先端に弾性部材を有している請求項1又は2に記載の吸収性物品。
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