JP6118748B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、腰周り弾性体及びファスナーを有する使い捨ておむつに関する。
特許文献1には、後身頃に腰周り弾性体が配置された使い捨ておむつが開示されている。特許文献1の使い捨ておむつは、オープンタイプの使い捨ておむつであり、後身頃の腰周り弾性体の横方向外側に、後身頃を前身頃に止めるためのファスナーが配置されている。
特開2008−183033号公報
このように構成された使い捨ておむつを着用する際は、後身頃のファスナーを前身頃側に引き寄せた後、前身頃に配置されたターゲット部にファスナーを止める。ファスナーから後身頃全体に掛かる力は、ファスナーの横方向内側に位置する腰周り弾性体に掛かる。
特許文献1の使い捨ておむつは、ファスナーの縦方向における位置と腰周り弾性体の縦方向における位置がほぼ一致している。そのため、腰周り弾性体がファスナーを介して横方向外側に引っ張られると、左右のファスナーから腰周り弾性体に掛かる力が直線上に繋がり、腰周り弾性体の後端縁に沿った折り基点が形成される。そのため、腰周り弾性体よりも後側に延出した使い捨ておむつの後端縁又は腰回り弾性体の途中では、折り基点によって非肌対向面側に折れ曲がり易くなる。使い捨ておむつの後端縁が非肌対向面側に折れ曲がると、使い捨ておむつの着用状態における後端縁と吸収体の後端縁の距離が短くなり、***物が後側から漏れるおそれがある。
そこで、本発明は、使い捨ておむつの後端縁が非肌対向面側に折れることを抑制し、***物の漏れを防止できる使い捨ておむつを提供することを目的とする。
本出願人は、腰周り弾性体とファスナーの相対位置と使い捨ておむつの後端縁の変形態様について、鋭意研究を重ねた結果、ファスナーから腰周り弾性体の力の掛かり方、及び当該力による使い捨ておむつの折れ基点がわかった。本開示に係る使い捨ておむつは、使い捨ておむつの後端縁が非肌対向面側に折れることを抑制し、***物の漏れを防止するために、次のように構成されている。
本開示に係る使い捨ておむつは、縦方向(縦方向L)およびそれに直交する横方向(横方向W)と、肌対向面およびその反対側に位置する非肌対向面と、有し、吸収体(吸収体30)を含み、前ウエスト域(前ウエスト域S1)と、後ウエスト域(後ウエスト域S2)と、前記前ウエスト域と前記後ウエスト域の間に位置するクロッチ域(クロッチ域S3)とを含むおむつ本体(おむつ本体2)と、前記後ウエスト域から前記横方向に延出する一対のファスナー(ファスナー70)と、を有し、前記おむつ本体は、前記吸収体よりも横方向外側に位置し、前記縦方向に伸縮する脚周り弾性体(脚周り弾性体40)と、前記後ウエスト域において、前記横方向に伸縮する帯状の腰周り弾性体(腰回り弾性体50)と、厚み方向において前記腰周り弾性体を挟んで配置され、前記腰周り弾性体が接合されるシート材(表面シート10、サイドシート60及び防漏シート22)と、を有する使い捨ておむつであって、前記腰周り弾性体の後端縁(後端縁50R)は、前記おむつ本体の後端縁(後端縁2R)よりも前側に位置し、かつ前記吸収体の後端縁(後端縁30R)よりも後側に位置し、前記腰周り弾性体の外側縁(外側縁50E)は、前記脚周り弾性体よりも前記横方向外側に位置し、前記脚周り弾性体から後側に延びる領域は、前記腰周り弾性体と前記シート材が互いに接合されていない非接合領域(非接合領域53)であり、前記非接合領域の内側縁における後端部と、前記おむつ本体と前記ファスナーとが接合されたファスナー接合領域(ファスナー接合領域71)の外側縁における後端部とを結ぶ第1仮想線(第1仮想線FL1)は、前記おむつ本体の後端縁よりも後側において、前記おむつ本体の横方向中心を通りかつ縦方向に延びる第2仮想線(第2仮想線FL2)と交わることを要旨とする。
本発明によれば、使い捨ておむつの後端縁が非肌対向面側に折れることを抑制し、***物の漏れを防止できる使い捨ておむつを提供することができる。
実施形態に係る使い捨ておむつの平面図である。 図1のX1−X’1線における断面図である。 図1のX2−X’2線における断面図である。 使い捨ておむつの装着状態を示す図である。 図1の使い捨ておむつの後端縁部分の拡大図である。 図1のA部分の拡大図である。 実施形態に係る使い捨ておむつによって実現される効果について説明するための図である。
以下において、実施形態に係る使い捨ておむつについて、図面を参照しながら説明する。実施形態に係る使い捨ておむつは、オープンタイプのおむつである。オープンタイプのおむつとは、予めパンツ型に成形されたおむつではなく、使用前の状態において展開された状態になっており、製品の所定部分同士をテープなどで留めることによって使用者に装着するおむつをいう。なお、おむつは、大人用のおむつであってもよいし、子供用のおむつであってもよい。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)使い捨ておむつの全体構成
図1は、使い捨ておむつ1の平面図であり、図2は、図1に示すX1−X1’断面の断面図である。図3は、図1に示すX2−X2’断面の断面図である。図4は、使い捨ておむつの装着状態を示す図であり、着用者の背面側から見た図である。
使い捨ておむつ1は、着用者の身体前側と身体後側とに延びる縦方向Lと、縦方向に直交する横方向Wと、厚み方向Tと、を有する。厚み方向Tは、肌対向面側T1およびその反対側に位置する非肌対向面側T2を有する。
使い捨ておむつ1は、着用者の身体前側に配置される前ウエスト域S1と、着用者の身体後側に配置される後ウエスト域S2と、着用者の股下に対応し、前ウエスト域S1と後ウエスト域S2との間に位置するクロッチ域S3と、を有する。
使い捨ておむつ1は、おむつ本体2と、ファスナー70と、を有する。おむつ本体2は、表面シート10と、外装シート20と、吸収体30と、脚周り弾性体40と、腰周り弾性体50と、サイドシート60と、を有する。
表面シート10は、着用者の肌に接する肌対向面側に設けられる。表面シート10は、親水性不織布や織物、開口プラスチックフィルム、開口疎水性不織布などの液透過性のシートによって形成される。なお、表面シート10と吸収体30との間に補助シートが配置されていてもよい。補助シートを設けることにより、体液の吸収速度を速くすることができ、かつ吸収後における体液の逆戻りを抑制することができる。補助シートは、例えば、エアースルー不織布や、開孔フィルムなどが用いられる。
サイドシート60は、表面シート10よりも肌対向面側であって、表面シート10の両外側縁をそれぞれ覆うように配置される。サイドシート60には、液不透過性のシートなどが使用される。サイドシート60は、表面シート10の肌対向面に接着剤を介して接着されている。
サイドシート60の内側縁は、縦方向に沿って折られ、サイドシート同士が重なり合っている。サイドシート同士が重なり合う部分には、縦方向Lに沿って伸長した状態で防漏弾性体61が設けられている。サイドシート60と防漏弾性体61とによって***物の横漏れを防止する防漏壁が構成される。防漏壁は、吸収体30の両側部において、縦方向Lに沿って設けられる。
外装シート20は、衣服に当接する外装不織布21と、外装不織布21よりも肌対向面側に位置し、防水フィルム(例えば、ポリエチレン)などで形成された液不透過性の防漏シート22とを有する。防漏シート22は、透湿又は非透湿性のフィルムからなる。
吸収体30は、外装シート20と表面シート10との間に設けられる。吸収体30は、着用者の体液を吸収する。吸収体30は、粉砕パルプや高吸収性ポリマー等の吸収材料からなる吸収性コアと、吸収性コアを被覆するティッシュ等のコアラップと、によって形成される。なお、図面においては、便宜上、コアラップについて省略する。また、吸収体30には、吸収体を厚み方向に圧縮した圧搾部が複数形成されている。圧搾部については、後述にて詳細に説明する。
サイドシート60及び外装シート20は、表面シート10よりも横方向外側において互いに接合されている。サイドシート60の外側縁及び外装シート20の外側縁は、クロッチ域S3において横方向内側に凹んでいる。クロッチ域S3の凹みの周囲の領域は、着用者の脚周りに沿って配置される脚周り領域となる。脚周り領域には、脚周り弾性体40が配置されている。
脚周り弾性体40は、吸収体30よりも横方向外側に位置し、縦方向Lに伸縮する。脚周り弾性体40は、縦方向Lに沿って配置されており、横方向に間隔を空けて3本配置されている。脚周り弾性体40は、サイドシート60と防漏シート22との間に縦方向Lに伸長された状態で固定されている。脚周り弾性体40の本数は、3本に限られない。
後ウエスト域S2のおむつ本体2には、横方向Wに伸縮する帯状の腰周り弾性体50が設けられている。帯状の腰周り弾性体とは、腰周り弾性体の長手方向(本実施の形態における横方向)と直交する方向(本実施の形態における縦方向)において一定の長さを有する腰周り弾性体である。腰周り弾性体50は、伸長状態の使い捨ておむつの平面視において、略矩形である。腰周り弾性体50は、一対のファスナー70間に配置されており、使い捨ておむつの横方向中央を跨がって横方向に延びている。腰周り弾性体50の横方向中心は、使い捨ておむつの横方向中心と一致する。腰周り弾性体50の外側縁50Eは、脚周り弾性体40よりも横方向外側に位置する。
腰周り弾性体50の後端縁50Rは、おむつ本体2の後端縁2Rよりも前側に位置し、かつ吸収体30の後端縁30Rよりも後側に位置する。腰周り弾性体50の前端縁50Fは、吸収体30の後端縁30Rよりも後側に位置する。腰周り弾性体50は、吸収体30と重ならず、吸収体30と離間している。
なお、本実施の形態の腰周り弾性体50は、吸収体30と離間しているが、変形例として吸収体30と一部重なっていてもよい。変形例に係る腰周り弾性体としては、例えば、腰周り弾性体の前端縁が吸収体の後端縁よりも前側に位置し、腰周り弾性体の後端縁が吸収体の後端縁よりも後側に位置する。
腰周り弾性体50は、表面シート10及びサイドシート60の非肌対向面側であって、防漏シート22の肌対向面側に配置されている。腰周り弾性体50は、表面シート10と防漏シート22の間、及びサイドシート60と防漏シート22の間に配置される。よって、表面シート10、サイドシート60及び防漏シート22は、厚み方向において腰周り弾性体50を挟んで配置されるシート材を構成する。腰周り弾性体50は、表面シート10、サイドシート60、外装シート20に接合されている。この腰周り弾性体50の接合態様については、後述にて詳細に説明する。
腰周り弾性体から横方向外側に延びる延長線上には、少なくともファスナーの一部が配置されている。換言すると、使い捨ておむつを横方向外側から視認した状態において、腰周り弾性体50とファスナー70は、少なくとも一部が重なっている。
なお、本実施の形態に係る腰周り弾性体は、横方向に伸縮するように構成されているが、腰周り弾性体が横方向と縦方向に伸縮するように構成されていてもよい。また、本実施形態において、腰周り弾性体50は、伸縮性シートによって構成されている。腰周り弾性体50を構成する部材については、特に限定されない。
使い捨ておむつの後ウエスト域S2には、おむつ本体2を構成するサイドシート60及び外装シート20から横方向外側に延出する一対のファスナー70が設けられている。ファスナー70は、外装シート20とサイドシート60との間に接合されている。ファスナー70とおむつ本体2は、ファスナー接合領域71において接合されている。ファスナー70は、前ウエスト域の外装シート20の非肌対向面側に設けられたターゲット部75に係合するフック部72と、フック部72が取り付けられる固定片73とによって構成される。また、ファスナー70の後端縁70Rは、横方向Wに沿って直線状に延びている。
(2)腰周り弾性体の接合態様
次いで、腰周り弾性体50と他の部材との接合態様について詳細に説明する。図5は、図1の平面図における腰周り弾性体部分の拡大図である。腰周り弾性体50が配置された領域には、使い捨ておむつの横方向中心から横方向外側に延び、かつ腰周り弾性体50とシート材が接合された第1接合領域51と、第1接合領域51よりも横方向外側に位置し、かつ腰周り弾性体50とシート材が接合されていない非接合領域53と、非接合領域53よりも横方向外側に位置し、かつ腰周り弾性体50とシート材が接合された第2接合領域52と、が設けられている。
図3の断面図において、腰周り弾性体50とシート材を接合する接着剤が付された領域をR1として示し、腰周り弾性体とシート材が重なっているが、接着剤が付されていない領域をR2として示す。
第1接合領域51には、腰周り弾性体50の肌対向面と表面シート10の非肌対向面を接合する領域R1と、腰周り弾性体50の非肌対向面と防漏シート22の肌対向面を接合する領域R1と、が設けられている。非接合領域53には、腰周り弾性体50の肌対向面とサイドシート60の非肌対向面を接合していない領域R2と、腰周り弾性体50の非肌対向面と防漏シート22の肌対向面を接合していない領域R2と、が設けられている。第2接合領域52には、腰周り弾性体50の肌対向面とサイドシート60の非肌対向面を接合する領域R1と、腰周り弾性体50の非肌対向面と防漏シート22の肌対向面を接合する領域R1と、が設けられている。
また、腰周り弾性体50の肌対向面と表面シート10の非肌対向面を接合する領域R1では腰周り弾性体50とサイドシート60とが接合されていてもよい。この場合、防漏壁を構成するサイドシートを直接外側へ引っ張ることができるため、防漏壁間を幅広く使うことができるため、フィット性を向上させることができる。
非接合領域53は、脚周り弾性体40から後側に延びる領域に設けられている。使い捨ておむつを製造する際は、サイドシート及び防漏シートのうち一方を構成する第1ウェブを連続した状態で搬送し、脚周り弾性体に貼付するための接着剤を塗布する。レッグ伸縮部を構成する弾性部材を連続した状態で縦方向に伸長させ、伸長状態の脚周り弾性体を第1ウェブ上に配置する。そして、サイドシート又は防漏シートのうち一方を構成する第2ウェブを、第1ウェブ及び脚周り弾性体に貼付する。
これにより、第1ウェブ、第2ウェブ、及びこれらのウェブ間に配置された弾性体が連続した連続体が製造される。次いで、個々の製品長さ毎に連続体を横方向に沿って切断する。これにより、伸長状態であった脚周り弾性体は、縦方向に収縮し、接着剤によって脚周り開口部近傍に貼付された部分のみ残る。よって、脚周り開口部近傍のみに脚周り弾性体を設けることができる。
このように脚周り弾性体40を配置するため、脚周り弾性体が配置された領域から縦方向に延びる範囲に非接合領域53が設けられる。また、非接合領域53は、腰周り弾性体の肌対向面側に位置するシート材と腰周り弾性体の非肌対向面側に位置するシート材とのうち、少なくとも一方のシート材と、腰周り弾性体と、が非接合であればよい。
また、使い捨ておむつの伸長状態における図1に示す平面視において、非接合領域53の内側縁(第1接合領域の外側縁)における後端部P1(図5参照)と、ファスナー接合領域71の外側縁における後端部P2(図5参照)とを結ぶ第1仮想線FL1は、おむつ本体の後端縁2Rよりも後側において、おむつ本体の横方向中心を通りかつ縦方向に延びる第2仮想線FL2と交わる。
また、使い捨ておむつの伸長状態における図1に示す平面視において、第2接合領域52の外側縁(接合領域の外側縁50E)と第1仮想線との交点P3(図5参照)は、腰周り弾性体の縦方向を2等分する第3仮想線FL3より後側に位置する。
また、使い捨ておむつの伸長状態における図1に示す平面視において、吸収体30は、脚周り弾性体40の収縮領域の後端縁と、腰周り弾性体の横方向中央かつ縦方向中央の点P4と、を結ぶ第4仮想線FL4上に配置されている。
脚周り弾性体40の収縮領域とは、脚周り弾性体が配置された領域のうち、実質的に脚周り弾性体が収縮している領域である。本実施の形態では、図面の便宜上、脚周り弾性体が配置された全領域を収縮領域として示している。脚周り弾性体の収縮領域は、脚周り弾性体が伸長した状態でサイドシート等に接合された領域である。脚周り弾性体の収縮領域とは、脚周り弾性体が配置されているが、脚周り弾性体がサイドシートに接合されていない領域を含まない。
また、本実施の形態のように、横方向において複数の脚周り弾性体が配置されている場合には、最も横方向に配置された脚周り弾性体の後端縁と腰周り弾性体の横方向中央かつ縦方向中央の点P4とを結ぶ第4仮想線FL4上に吸収体30が配置されていることが好ましい。
なお、使い捨ておむつの伸長状態とは、使い捨ておむつを構成する表面シート10、サイドシート60等の皺が目視にて視認できない状態まで、脚周り弾性体及び防漏弾性体61等の弾性体を伸長させた状態である。
(3)吸収体の圧搾部
吸収体30には、吸収体を厚み方向に圧縮した圧搾部が複数形成されている。図6は、図1に示すA部分の拡大図である。圧搾部は、図2に示すように、吸収体の肌対向面側に形成され、かつ表面シート側から外装シート側に向かって凹んだ表面側凹部31と、吸収体の非肌対向面側に形成され、外装シート側から表面シート側に向かって凹んだ裏面側凹部32と、を有する。圧搾部は、エンボス加工によって吸収体を厚み方向Tに圧縮して形成されている。
表面側凹部31は、肌対向面側T1から非肌対向面側T2に向かって圧縮されており、肌対向面側T1から非肌対向面側T2に向かって凹んでいる。使い捨ておむつの肌対向面には、吸収体30の表面側凹部31に沿って配置された凹部が形成されている。この凹部は、表面シート10が吸収体30の表面側凹部31に沿って配置されることによって形成されている。
また、裏面側凹部32は、非肌対向面側T2から肌対向面側T1に向かって圧縮されており、非肌対向面側T2から肌対向面側T1に向かって凹んでいる。使い捨ておむつの非肌対向面には、吸収体30の裏面側凹部32に沿って配置された凹部が形成されている。この凹部は、外装不織布21及び防漏シート22が吸収体30の裏面側凹部32に沿って配置されることによって形成されている。
次いで、吸収体に形成された圧搾部の形状について説明する。なお、平面視において、本実施の形態の表面側凹部31の形状と裏面側凹部32の形状とは、同じ形状であるため、以下の説明では、表面側凹部31の形状を例として説明する。
なお、表面側凹部31の形状と裏面側凹部32の形状とが同じ構成に限られず、表面側凹部31の形状と裏面側凹部32との形状が異なっていてもよい。さらに、圧搾部は、表面側凹部31と裏面側凹部32のうち、少なくともいずれか一方を有していればよい。
表面側凹部31は、使い捨ておむつの縦方向及び横方向と交差する第1傾斜方向C1に延びる第1圧搾部33と、第1傾斜方向C1と交差し、かつ縦方向及び横方向と交差する第2傾斜方向C2に延びる第2圧搾部34と、を有する。
第1圧搾部33及び第2圧搾部34は、縦方向Lに沿って交互に連なって形成され、横方向Wに沿って間隔を空けて交互に形成されている。よって、吸収体には、縦方向に連続する波状の線状圧搾部35が複数形成されている。線状圧搾部35は、縦方向に沿って交互に連なる第1圧搾部33及び第2圧搾部34によって構成されている。
縦方向に隣接する第1圧搾部33と第2圧搾部34との間の領域、及び製品方向において隣接する第1圧搾部33と第2圧搾部34の間の領域には、圧搾部が形成されていない非圧搾領域36が設けられている。
第1圧搾部33の縦方向の長さL33は、第1圧搾部33の横方向の長さW33よりも長く、第2圧搾部の縦方向の長さL34は、第2圧搾部の横方向の長さW34よりも長い。よって、非圧搾領域36の形状は、横方向の寸法よりも縦方向の寸法が長い。また、非圧搾領域36の平面視における形状は、菱形状である。
このような線状圧搾部35によって、吸収体の肌対向面には、格子形状の圧搾溝が形成される。圧搾溝の延在方向は、縦方向及び横方向とは異なる。
(4)作用・効果
このような使い捨ておむつを着用者に装着する際は、着用者の股下にクロッチ域を配置した状態で、着用者の後側に位置するファスナーを横方向に引っ張りつつ、着用者の前側に配置し、当該ファスナーをターゲット部75に止着する。
装着時にファスナー70を横方向Wに引っ張ると、ファスナー70からおむつ本体に掛かる力は、ファスナー70がおむつ本体2に接合されたファスナー接合領域71の外側縁から後側方向と足繰り方向に分岐する。腰周り弾性体を有する使い捨ておむつの場合には、腰周り弾性体の収縮基点となる第1接合領域51に掛かり、特に、第1接合領域51の縮み始めとなる第1接合領域51の外側縁51Eに掛かる。
よって、第1接合領域の外側縁における後端部と、ファスナー接合領域の外側縁における後端部とを結ぶ第1仮想線FL1上に、力が掛かる。そのため、使い捨ておむつは、図4に示すように、第1仮想線を基点におむつ本体の後端縁が折れやすくなる。ファスナーは、左右に離間して配置されており、左右の第1仮想線が製品上で交差すると、当該第1仮想線を基点におむつ本体の後端縁全体が折れ曲がってしまうことがある。おむつ本体の後端縁全体が折れ曲がると、おむつ本体が部分的にめくれ、着用者の腰周りを十分に覆うことができなかったり、折れ目によっておむつ本体が浮き上がり、おむつ本体と着用者の間に隙間が形成されてしまったりする。また、おむつ本体の後端縁が非肌対向面側に折れ曲がると、着用状態におけるおむつ本体の後端縁と吸収体の後端縁の距離が短くなり、***物が後側から漏れるおそれがある。
しかし、本実施の形態に係る使い捨ておむつは、おむつ本体の後端縁2Rよりも後側おいて第1仮想線FL1と第2仮想線FL2と交わるため、左右の第1仮想線FL1がおむつ本体上で交わらない。そのため、おむつ本体の後端縁が折れることを抑制できる。よって、着用者の背中を適切に覆うことができ、おむつ本体の後端縁からの漏れを抑制できる。
また、腰周り弾性体の外側縁が、脚周り弾性体よりも横方向外側に位置するため、装着時にファスナーを引っ張った際に、装着者がサイドシートの伸び感を得ることができる。適切な伸縮度合いで装着可能となる。
装着時に、脚周り弾性体よりも横方向外側に位置する第2接合領域によって脚周り弾性体を横方向外側に引っ張り続けることができる。そのため、幅が広い状態で脚周り弾性体を配置でき、脚周り弾性体の機能を発揮し易くなる。
また、脚周り弾性体から後側に延びる領域において腰周り弾性体がシート材に接合されていると、脚周り弾性体の収縮によって腰周り弾性体が前側に引っ張られ、腰周り弾性体による横方向の収縮が阻害されるおそれがある。しかし、脚周り弾性体から後側に延びる領域に非接合領域が設けられているため、脚周り弾性体の収縮によって腰周り弾性体の収縮が阻害されることを抑制できる。
腰周り弾性体の後端縁は、おむつ本体の後端縁よりも前側に位置する。よって、おむつ本体の後端縁には、腰周り弾性体の収縮による皺が発生しにくい。おむつ本体の後端縁に皺が発生すると、皺の凹凸によって着用者の身体とおむつ本体の後端縁の間に隙間が形成され、***物の漏れが発生することがある。しかし、おむつ本体の後端縁に皺が発生し難いため、おむつ本体の後端縁が着用者の肌に沿って配置される。
また、ファスナーを横方向外側に引っ張った際に腰周り弾性体に係る横方向の力の支点は、ファスナーに最も近い第2接合領域52の外側縁と第1仮想線FL1との交点となる。ファスナー及び第2接合領域は、左右に離間して配置されており、左右に1点ずつ存在する交点を結ぶ直線が腰周り弾性体50に係る力のラインとなる。
例えば、当該力のラインが、腰周り弾性体を縦方向において2等分する第3仮想線FL3と一致すると、当該力のラインを起点に腰周り弾性体の約半分が折り返されるおそれがある。また、当該力のラインが、腰周り弾性体を縦方向において2等分する第3仮想線FL3よりも前側に位置すると、当該力のラインよりも後側において折り返しが発生するおそれがある。しかし、当該力のラインが、腰周り弾性体を縦方向において2等分する第3仮想線FL3よりも後側に位置することにより、当該力のラインに沿って腰周り弾性体全体を着用者側に押し付けるように作用し、折り返しが発生しなくなる。
また、腰周り弾性体から横方向外側に延びる延長線上には、少なくともファスナーの一部が配置されているため、ファスナーを介して横方向に引っ張る力によって腰周り弾性体を伸ばすことができる。よって、腰周り弾性体の収縮によって腰周りのずれを抑制できる。
吸収体に格子状の圧搾溝が形成されているため、吸収体の剛性が高くなる。そのため、腰周り弾性体によって横方向に収縮する力が作用した場合であっても、吸収体に皺が発生しにくい。更に、腰周り弾性体によって横方向に収縮する力が作用した場合であっても、吸収体が圧搾部を基点に変形するため、吸収体が縮むことなく、吸収体全面を使用することができる。
また、一般的に、着用者の脚によって使い捨ておむつが挟まれると、吸収体は、縦方向に延びる折り基点に沿って折れ易く、軟便、小便の漏れを誘導してしまうおそれがある。しかし、本実施の形態の使い捨ておむつは、吸収体が圧搾部を基点に変形するため、軟便、小便の漏れを誘導してしまう部分が肌対向面側に立ち上がる。よって、三次元で吸収体を全面使うことができる。吸収体の変形は、特に表面側凹部31を基点に変形し易い。そのため、少なくとも表面側凹部31が吸収体に形成されていることが好ましい。また、より好ましくは、吸収体に表面側凹部31及び裏面側凹部32が形成されていてもよい。吸収体は、表面側凹部31及び裏面側凹部32を基点に更に変形し易くなる。
また、ファスナーから足繰り方向に向かう力が掛かると、吸収体が格子状の圧搾溝を基点に変形し、かつ足繰り方向に掛かる力よりも前側が脚周り弾性体によって肌対向面側に引っ張られるため、吸収体が肌対向面側に突状に変形し易い。また、腰周り弾性体の前端縁も肌対向面側に突状に変形し易い。よって、腰周り弾性体が非肌対向面側に折れることを抑制できる。また、吸収体よりも横方向外側の領域は、脚周り弾性体によって前側へ引っ張られる。
より詳細には、吸収体30が、脚周り弾性体によって縦方向Lの内側に向かう方向に引っ張られることによって、吸収体30が、縦方向Lに立ち上がる。すなわち、使い捨ておむつ1は、着用補助者によって展開された後、図7(a)に示す状態から図7(b)に示す状態に変化する。その結果、吸収体30が、着用者のお尻の形状に沿ってフィットし、着用者の***物が縦方向Lから漏れ難くなる。
また、吸収体30と腰周り弾性体50との間の領域は、吸収体30や腰周り弾性体が配置されていないため、腰周り弾性体50の剛性及び吸収体30の剛性よりも低い。そのため、吸収体30が、縦方向Lに立ち上がると、図7(b)に示すように、吸収体30と腰周り弾性体50との間に存在する隙間によってポケット構造Pが形成される。
かかるポケット構造によって、着用者の***物を一時的に留めることができ、着用者の***物の縦方向Lからの漏れを更に防止することができる。
本実施の形態のファスナーの後端縁は、横方向に直線状に延びているため、ファスナーと腰周り弾性体の連動性を確保できる。例えば、ファスナーの内側縁の寸法が、ファスナーの外側縁の寸法よりも長く、第1仮想線上にファスナーが配置されている場合には、ファスナーを介して引っ張る力が腰周り弾性体に掛かり難くなる。
より詳細には、ファスナーがシート材に接合されたファスナー接合領域の外側縁における後端部から第1接合領域の外側縁における後端部に向かう力が、第1仮想線上のファスナーによって阻害される。よって、ファスナーと腰周り弾性体の連動性が悪化することがある。
しかし、ファスナーの後端縁は、横方向に直線状に延び、第1仮想線上にファスナーが配置されない。そのため、ファスナーと腰周り弾性体の連動性を確保できる。
また、第4仮想線上に吸収体が配置されているため、脚周り弾性体による縦方向における収縮と腰周り弾性体による横方向における収縮をそれぞれ独立して作用させることができる。
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
また、本実施の形態に係る使い捨ておむつは、腰周り弾性体を有する使い捨ておむつにおいて適用できるが、より好適には、腰周り弾性体の剛軟度が70N以下の使い捨ておむつに適用できる。70Nを超える剛軟度の場合には、体の曲線に腰周り弾性体が沿わず、フィット性が低下するおそれがある。更に、70Nを超える剛軟度の場合には、折れ起点が形成されやすく、当該折れ起点が肌を傷つける恐れがある。
剛軟度は、例えば、以下のカンチレバー法によって測定できる。
腰周り弾性体を構成する資材を、20mm×150mmのサイズにて切り出し、試験片を用意する。測定対象の資材毎に5枚ずつ用意する。
カンチレバー(DAIEI KAGAKU SEIKI MFG/CAN−IMCA)の押さえ板下に試験片の表を上にしてはさみ、試験片を一定速度(5mm/sec)で斜面方向に押し出す。水平から傾斜にある台に向かうときに折れ曲がったときの移動長さを測定する。次いで、試験片の裏を上にした状態で、同様に移動長さを測定する。表の状態の移動長さと裏の状態の移動長さの平均値を剛軟度(mm)とする。
剛軟度が高い程、資材が曲がりにくい(剛性が高い)ことを意味する。
また、第1圧搾部及び第2圧搾部は、縦方向の寸法よりも横方向の寸法が長く構成されていてもよい。また、第1圧搾部及び第2圧搾部は、縦方向において間隔を空けて交互に形成され、かつ横方向に交互に連なって形成されていてもよい。
また、腰周り弾性体とファスナーは、少なくとも一部において重なっていてもよい。腰周り弾性体とファスナーが重なっていることにより、ファスナーに係る力を腰周り弾性体に直接伝達でき、腰周り弾性体とファスナーの連動性を向上できる。
1 :使い捨ておむつ
2 :おむつ本体
10 :表面シート
20 :外装シート
21 :外装不織布
22 :防漏シート
30 :吸収体
31 :表面側凹部
32 :裏面側凹部
33 :第1圧搾部
34 :第2圧搾部
35 :線状圧搾部
40 :脚周り弾性体
50 :腰周り弾性体
51 :第1接合領域
52 :第2接合領域
53 :非接合領域
60 :サイドシート
61 :防漏弾性体
70 :ファスナー
71 :ファスナー接合領域
72 :フック部
73 :固定片
75 :ターゲット部
C1 :第1傾斜方向
C2 :第2傾斜方向
FL1 :第1仮想線
FL2 :第2仮想線
FL3 :第3仮想線
FL4 :第4仮想線
L :縦方向
P :ポケット構造
S1 :前ウエスト域
S2 :後ウエスト域
S3 :クロッチ域
T :厚み方向
T1 :肌対向面側
T2 :非肌対向面側
W :横方向

Claims (5)

  1. 縦方向およびそれに直交する横方向と、肌対向面およびその反対側に位置する非肌対向面と、有し、
    吸収体を含み、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前記前ウエスト域と前記後ウエスト域の間に位置するクロッチ域とを含むおむつ本体と、
    前記後ウエスト域から前記横方向に延出する一対のファスナーと、を有し、
    前記おむつ本体は、
    前記吸収体よりも横方向外側に位置し、前記縦方向に伸縮する脚周り弾性体と、
    前記後ウエスト域において、前記横方向に伸縮する帯状の腰周り弾性体と、
    厚み方向において前記腰周り弾性体を挟んで配置され、前記腰周り弾性体が接合されるシート材と、を有する使い捨ておむつであって、
    前記腰周り弾性体の後端縁は、前記おむつ本体の後端縁よりも前側に位置し、かつ前記吸収体の後端縁よりも後側に位置し、
    前記腰周り弾性体の外側縁は、前記脚周り弾性体よりも前記横方向外側に位置し、
    前記脚周り弾性体から後側に延びる領域は、前記腰周り弾性体と前記シート材が互いに接合されていない非接合領域であり、
    前記非接合領域の内側縁における後端部と、前記おむつ本体と前記ファスナーとが接合されたファスナー接合領域の外側縁における後端部と、を結ぶ第1仮想線は、前記おむつ本体の後端縁よりも後側において、前記おむつ本体の横方向中心を通りかつ縦方向に延びる第2仮想線と交わ
    前記腰周り弾性体から横方向外側に延びる延長線上には、少なくとも前記ファスナーの一部が配置されており、
    前記腰周り弾性体と前記シート材が接合された接合領域の外側縁と前記第1仮想線との交点は、前記腰周り弾性体の縦方向を2等分する第3仮想線よりも後側に位置する、使い捨ておむつ。
  2. 前記一対のファスナーの間には、前記吸収体が配置されており、
    前記吸収体の肌対向面には、格子形状の圧搾溝が形成されており、
    前記圧搾溝の延在方向は、前記縦方向及び前記横方向とは異なる、請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記ファスナーの後端縁は、前記横方向に沿って直線状に延びる、請求項1又は請求項に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記吸収体は、前記脚周り弾性体の収縮領域の後端縁と、前記腰周り弾性体の横方向中央かつ縦方向中央の点と、を結ぶ第4仮想線上に配置されている、請求項1から請求項のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記腰周り弾性体と前記ファスナーは、少なくとも一部において重なっている、請求項1から請求項のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
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