JP5130160B2 - 管継手 - Google Patents
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Description
すなわち、図4及び図5に示すように、上記管継手100は、接続される管200の管端部内側に挿入される内筒部110と、管端部外側を囲繞する外筒部120とによって形成される管接続部130を備えている。
また、パッキン係合溝111の管軸方向の途中に突条112が周方向に連続してリング状に設けられ、パッキン係合溝111部分に外嵌される筒状パッキン140の突条112に対応する部分に凹条141が設けられ、突条112が凹条141に嵌り込むことによって管端部を挿入時に筒状パッキン140が管軸方向にずれ動かないような構造となっている。
しかし、フッ素系ゴムの場合、汎用合成ゴム材料と異なり、硬く弾性変形しにくいため、凹条141がアンダーカットとなる上記筒状パッキン140の構造では、ちぎれ、欠けなどが発生し、品質がばらつくという問題があり、現状としては、筒状パッキンにフッ素系ゴムを適用するには支障となっていた。
また、本発明の管継手は、アルミニウムからなる芯層と、熱可塑性樹脂からなる内外層とを備えた3層管を接続したとき、管接続部内壁面の管端の芯層を臨む部分に管接続部内壁面の内壁面より窪んだリング状凹溝部が形成されていることが好ましい。
上記接着剤としては、フッ素系ゴムを接着できれば特に限定されないが、例えば、変性シリコーン樹脂系接着剤が好ましい。
そして、筒状パッキンの浅溝部側が非接着状態であるので、管挿入に伴い圧縮されつつ挿入方向へ筒状パッキンが伸びながら接続される管の内周面に密着し、確実に水密状態になる。
図1は、本発明にかかる管継手の1つの実施の形態をあらわしている。
管継手本体2は、脱鉛青銅や砲金等の金属材料からなり、中間部に断面略六角形のフランジ部2aを有し、このフランジ部2aを挟んで一方にねじ筒部2b、他方に内筒形成部2cが設けられている。
内筒部22は、その中間部外周面に後述する筒状パッキン5が外嵌されるパッキン係合溝23が凹設されている。
深溝部23aと浅溝部23bとの段差(深溝部23aの底から浅溝部23bの底までの高さ)は、0.1mm〜0.4mmが好ましい。すなわち、段差が小さすぎると、筒状パッキン5のズレ防止効果が期待できず、段差が大きくても筒状パッキン5のズレ防止効果に問題はないが、大きすぎると、内筒部22の肉厚が薄く強度的に問題がでるおそれがあるからである。
そして、外筒部材3は、嵌着部3aの内周面に設けられた係止凸部31が大径部21の係止凹部21aに嵌り込むとともに、嵌着部3aの端面がフランジ部2aに当接するように嵌着部3aが大径部21に嵌着され、管継手本体2に一体化されて外筒部の一部を構成している。
また、外筒形成部3bは、外筒部材3の他端側外周面に後述する袋ナット4の係止凸部42aが嵌合する係止凹部32aが設けられた袋ナット装着部32が設けられ、内周面に後述する抜止めリング6の収容凹部を形成する切欠部33が設けられている。
このリング状凹溝部71は、アルミニウムからなる芯層81と、熱可塑性樹脂からなる内外層82,83とを備えた3層管8を接続したとき、芯層81を臨む位置にくるようになっている。
また、筒状パッキン5は、内周面の一端側が深溝部23aの外径と同じか少し小さい内径の小内径部54、他端側が浅溝部23bの外径と同じか少し小さい内径の大内径部55となっている。
また、小内径部54の幅は、深溝部23aの幅よりすこし小さく、大内径部55の幅は、浅溝部23bの幅より少し小さくなっている。
なお、深溝部23aと浅溝部23bとの境界位置は、三角突条52の半円形突条53側の端を臨む位置から三角突条52と半円形突条53との中間位置ぐらいに配置することが好ましい。すなわち、あまり手前過ぎると脱リング防止機能が十分効かず、後ろ過ぎると深溝部23aと浅溝部23bとの境界の段差と三角突条52での押さえ力がずれて脱リング防止機能が充分効かなくなるとともに、挿入力が高くなる。また、隙間S1、S2は、筒状パッキン5が管挿入に伴い圧縮されて弾性変形し、弾性変形した部分で埋まるだけの最小限の大きさにすることが好ましく、管継手1の大きさや筒状パッキン5の三角突条52や半円形突条53の大きさなどに応じて適宜決定できる。
また、袋ナット4は、管挿入口41側の内周面が管挿入口41に向かって徐々に縮径する傾斜面43となっている。
すなわち、挿入によって筒状パッキン5が接続される3層管8の管端部内周面に圧接されてシール性が確保された状態となるとともに、3層管8を引き抜き方向に引っ張ると、抜止めリング6は傾斜面61が袋ナット4の傾斜面43に沿うように摺動することにより縮径して3層管8の外周面に食い込み、3層管8が管継手1から抜け出るのを防止する。
また、筒状パッキン5が、図2に示すように、深溝部23aの底面でのみ接着されているので、3層管8の管端部を管接続部7に挿入する際に筒状パッキン5がパッキン係合溝23から脱けることがなく、スムーズかつ正確に挿入できる。そして、筒状パッキン5の浅溝部23b側が非接着状態であるので、筒状パッキン5が管挿入に伴い圧縮されつつ挿入方向へ伸びて、隙間S1、S2を埋め、接続される3層管8の管端部内周面に密着し、確実に水密状態になる。
上記の実施の形態では、ワンタッチ継手であったが、管接続後袋ナットを締め込むことによって、袋ナット内に収容された縮径リングを縮径させて抜け止めを行うような継手でも構わない。
上記の実施の形態では、管継手本体と外筒部材、および、外筒部材と袋ナットがそれぞれ係止凸部と係止凹部の嵌合接合になっていたが、ねじ接合にしても構わない。
2 管継手本体
2c 内筒形成部
22 内筒部
23 パッキン係合溝
23a 深溝部
23b 浅溝部
3 外筒部材(外筒部)
4 袋ナット(外筒部)
5 筒状パッキン
7 管接続部
71 リング状凹溝部
8 3層管(接続される管)
81 芯層
82 内層
83 外層
9 接着剤
Claims (2)
- 接続される管の管端部内側に挿入される内筒部と、管端部外側を囲繞する外筒部とを有する管接続部を備え、
前記内筒部が、パッキン係合溝を外周面に有し、内筒部の管端部への挿入によって管内壁面に水密に密着する筒状パッキンが前記パッキン係合溝部分で内筒部に外嵌されている管継手において、
前記パッキン係合溝が、前記内筒部の先端側に深溝部、内筒部の基端側に浅溝部を備える2段溝構造になっていて、
前記筒状パッキンが、フッ素系ゴムで形成されているとともに、前記深溝部の底面でのみ接着されていることを特徴とする管継手。 - アルミニウムからなる芯層と、熱可塑性樹脂からなる内外層とを備えた3層管を接続したとき、管接続部内壁面の管端の芯層を臨む部分に管接続部内壁面の他の部分より窪んだリング状凹溝部が形成されている請求項1に記載の管継手。
Priority Applications (1)
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JP2008228733A JP5130160B2 (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | 管継手 |
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JP2008228733A JP5130160B2 (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | 管継手 |
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Family Applications (1)
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JP2008228733A Active JP5130160B2 (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | 管継手 |
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- 2008-09-05 JP JP2008228733A patent/JP5130160B2/ja active Active
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