JP5125720B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、周囲を照らすライトを備え、所定の操作に基づいてこのライトを点灯させる電子機器に関する。
近年の携帯電話機等の電子機器は、通話機能のみでなく、インターネットへのアクセス機能、電子メールの送受信機能、カメラによる撮像機能等、様々な機能を備えている。それに伴って携帯電話機のLCDに表示される情報も増加したため、LCDにバックライトを備えることが不可欠になってきている。しかしながら、このバックライトは消費電力が大きく、頻繁にバックライトを使用することにより、内蔵する電池が直ぐに消耗してしまうという問題があった。
そこで、表示部及び/又は操作部のバックライトを不要時にはOFFにして不要な消費電力を回避する携帯電話機が提案されている(特許文献1参照)。この携帯電話機は、通話中であるか否かを定期的に光センサ又はその他の手段で検出判定して、通話中には表示部のLCDのバックライト及び表示をOFFにするとともに、バックライト付操作部のバックライトについても携帯電話機の開閉状態または通話状態に応じてON/OFF制御をするものである。
特開2005−278043号公報
近年の携帯電話機は、暗所におけるカメラの撮像用に高輝度のLEDライトを搭載している場合が多い。そして、このLEDライトは、カメラの撮像機能とは別の機能として、懐中電灯のように単独で点灯させることが可能となっている場合が多い。しかしながら、このライト機能は携帯電話機の機能の中でも補助機能に該当するため、ユーザがライト機能を使用したい場合には、キーを長押ししたりUIに従って複雑な操作を行ったりする仕様になっており、ユーザが直ぐにライト機能を使用したい場合であっても、即座に起動できるような実装にはなっていないという問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みなされてものであり、周囲を照らすライトを備え、ユーザによる簡単な操作でこのライトを点灯させることができる電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子機器は、周囲を照らすライトを備えるとともに、少なくとも第1の形態、第2の形態に変形する電子機器であって、第1の形態から第2の形態に変形されたことを検出する検出手段と、周囲の照度を測定する測定手段と、前記検出手段により変形が検出されたときに、前記測定手段により測定された照度が第1の所定値以下であるか否かを判断する第1の判断手段と、現在時刻が所定の時刻であるか否かを判断する第2の判断手段と、前記第1の判断手段により、前記測定された照度が前記第1の所定値以下であると判断されるとともに、第2の判断手段により、現在時刻が所定の時刻であると判断された場合、前記ライトを点灯させる点灯制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る電子機器によると、周囲を照らすライトと周囲の照度を測定する照度センサを備え、ユーザが所定の操作を行ったときに、照度センサの測定値と現在時刻に基づいてこのライトを点灯させることで、ユーザによる簡単な操作でライトを点灯させることが可能となる。
〔第1実施形態〕
本発明に係る電子機器の第1実施形態について、図1乃至図6を参照しながら説明する。第1実施形態の電子機器として、複数の筐体が開閉自在に結合されてなるクラムシェル型の携帯電話機1を例にあげて説明する。第1実施形態ではクラムシェル型の携帯電話機について説明するが、複数の形態に変形する携帯電話機であれば良く、例えば複数の筐体が二軸回転自在に結合されてなるスイーベル型や、複数の筐体が相互にスライド自在に結合されてなるスライド型の携帯電話機等であっても良い。
図1は、携帯電話機1の開いた状態を示す正面図、図2は、携帯電話機1の開いた状態を示す背面図である。携帯電話機1は、図1及び図2に示すように、主に、矩形の板状の上筐体10と、この上筐体10とほぼ同形状をした下筐体11とにより構成されていて、これらの上筐体10及び下筐体11は、閉じた状態において相互に一面を覆うように積層されている。上筐体10及び下筐体11は、ヒンジ部12を挟むようにヒンジ結合されていて、上筐体10は下筐体11に対して、ヒンジ部12を軸にして、図1及び図2のX方向に所定角度だけ回転自在なように形成されている。携帯電話機1は、上筐体10を下筐体11に対して回転させることにより、閉じた状態から開いた状態に、あるいは開いた状態から閉じた状態に変形する。
上筐体10の内面(下筐体11に対面する側の面)10aには、文字や画像等を含んだ表示情報を表示するためのディスプレイ13、通話相手から受信した音声を出力するためのレシーバ14、周囲の照度を検知するための照度センサ15が設けられている。照度センサ15は、例えばフォトダイオードやフォトトランジスタを用いて光を検知するセンサである。これらのディスプレイ13やスピーカ14、照度センサ15は、携帯電話機1が閉じた状態のときには、下筐体11により覆われていて外部に露出していないが、上筐体10を下筐体11に対して回転させて開いた状態に変形させたときには、外部に露出される。
上筐体10の側面には、音声を出力するためのスピーカ14aが、内面10a及び外面(下筐体11と対面しない側の面)10bに連続するように設けられている。これらのスピーカ14aは、携帯電話機1が開いた状態であっても閉じた状態であっても外部に露出されるように設けられている。
下筐体11の内面(上筐体10に対面する側の面)11aには、例えば電源のON/OFFを切り替えるための電源キーや発呼処理を行うための発呼キー、数字や文字を入力するためのテンキー、メール機能やWeb機能を起動するためのショートカットキー等からなる操作キー16が設けられている。また下筐体11には、音声を集音するためのマイクロフォン17が設けられている。これらの操作キー16やマイクロフォン17は、携帯電話機1が閉じた状態のときには、上筐体10により覆われていて外部に露出していないが、上筐体10を下筐体11に対して回転させて開いた状態に変形させたときには、外部に露出される。
下筐体11の外面(上筐体10に対面しない側の面)11bには、外部の風景を撮像するためのCCDカメラ18、周囲を照らすための例えばLED(light−emitting diode)ライト等のライト19が設けられている。これらのCCDカメラ18やライト19は、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても外部に露出されるように設けられている。
次に、携帯電話機1の機能について、図3に示す機能ブロック図を用いて説明する。携帯電話機1は、図3に示すように、主制御部20、操作入力部21、表示処理部22、画像処理部23、音声処理部24、無線部25、記憶部26、外部インタフェース部27、開閉検出部28、及び照度センサ入力部29がバスやシリアルインタフェースによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を具備し、携帯電話機1の総括的な制御を行うとともに、後述するライト制御処理や、その他の様々な演算処理や制御処理等を行う。また主制御部20は、現在時刻を計時している。操作入力部21は操作キー16に対する入力インタフェースを備え、操作キー16が押下された際に、この押下された操作キー16を示す信号を生成して主制御部20に伝送する。
表示処理部22はディスプレイ13に対する表示インタフェースを備え、主制御部20の制御に基づいて、文書や画像等を含んだ表示情報をディスプレイ13に表示する。画像処理部23は、CCDカメラ18により撮像された画像データを取得して、MPEG(Moving Picture Experts Group)−4等の所定形式に圧縮符号化して、主制御部20に伝送する。また画像処理部23は、CCDカメラ18により撮像されている画像の画像信号を表示処理部22に伝送し、画像信号を受信した表示処理部23は、この画像信号に基づいてディスプレイ13に撮像画像を表示する。
音声処理部24は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン17で集音した音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して主制御部20に伝送する。また音声処理部24は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部20の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、レシーバ14またはスピーカ14aから音声として出力する。
無線部25は基地局(図示せず)に対して信号を送受信するアンテナ25aを備えていて、主制御部20の制御に基づいて、基地局から受信信号を受信し、この受信信号に対してスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部20の制御に基づいて、音声処理部24に伝送されてレシーバ14やスピーカ14aから出力されたり、表示処理部22に伝送されてディスプレイ13に表示されたり、または記憶部26に記憶されたりする。
また無線部25は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン17を介して入力された音声信号や操作キー16を介して入力されたデータ、または記憶部26に記憶されたデータを取得し、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を行い、基地局に対してアンテナ25aを介して送信する。
記憶部26は、主制御部20が行う処理の処理プログラムや処理に必要なデータ等を格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、主制御部20が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等から構成される。また、主制御部20が後述するライト制御処理を行う際の処理プログラムは、例えばROMに記憶されているものとする。
外部インタフェース部27は、充電器やPC(Personal Computer)等の外部機器に対するインタフェースを備えていて、携帯電話機1にこれらが接続された際に、外部機器から電力の供給を受けたり、外部機器に対してデータの読み込みや書き込みを行ったりする。
開閉検出部28は、例えば磁石やホールICを用いて携帯電話機1の開閉状態を検知して、この開閉状態を示す信号を主制御部20に伝送する。すなわち、例えば携帯電話機1の上筐体10及び下筐体11は所定位置に磁石やホールICを内蔵していて、開閉検出部28は、ホールICで検出された信号に基づいて携帯電話機1の開閉状態を判断し、携帯電話機1の開閉状態を示す信号を生成して、この信号を主制御部20に伝送する。また、開閉検出部28は、携帯電話機1が閉じた状態から開いた状態に変形したことを検出したときに、携帯電話機1が開かれたことを示す信号を主制御部20に伝送する。
照度センサ入力部29は、照度センサ15のON/OFF状態を切り替え、照度センサ15を起動したり終了したりする。また照度センサ入力部29は、主制御部20の制御部に基づいて、照度センサにより検知された照度を取得し、この照度を示す信号を生成して主制御部20に伝送する。
携帯電話機1は、例えばユーザが携帯電話機1を操作するときにディスプレイ13のバックライトを点灯させる必要があるかどうかを判断するために、照度センサ15を備えている。この照度センサ15は外光の照度を測定することができる。また携帯電話機1は、この照度センサ15を利用してライト19の点灯を制御する機能を備えている。すなわち携帯電話機1は、図4に示すように、ユーザが携帯電話機1を動作させようとして携帯電話機1を閉じた状態から開いた状態に変形させたときに、照度センサ15を作動させて外光の照度を測定し、この測定値に基づいて、ライト15の点灯を制御する。
また、携帯電話機1の記憶部26は、ライト19の点灯を制御するためのライト制御情報30を記憶している。ライト制御情報30は、図5に示すように、少なくとも、ライト19を点灯する時刻を示すライト点灯時刻情報31と、ライト19を点灯させる照度を示すライト点灯照度情報32とを含んでいる。例えば図5に示すライト制御情報30によると、ライト点灯時刻として「24:00乃至6:00」、ライト点灯照度として「50ルックス以下」が記憶されている。
携帯電話機1は、図4に示すように、照度センサ15による測定値とライト制御情報30とを照らし合わせ、さらに現在時刻とライト制御情報30とを照らし合わせ、双方が所定の条件を満たしていた場合にのみライト19を点灯させる。携帯電話機1がこのライト制御処理を行う際の手順について、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。以下、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」の語句を省略して説明する。
始めに主制御部20は、携帯電話機1が開かれたか否か、すなわち携帯電話機1が閉じた状態から開いた状態に変形したか否かを判断する(S101)。この際、開閉検出部28から携帯電話機1が開かれたことを示す信号を取得したことに基づいて、携帯電話機1が開かれたものと判断される。携帯電話機1が開かれていない場合(S101のNo)は、主制御部20はそのまま待機する。
携帯電話機1が開かれた場合(S101のYes)は、主制御部20は、照度センサ15を起動する(S103)。なお、照度センサ15は、携帯電話機1が閉じた状態にあるときには外部に露出していないため、OFF状態に設定されている。そして照度センサ15は、携帯電話機1が開かれたときに外部に露出されるので、これと同時に、ON状態に設定される。また、主制御部20は、照度センサ15により測定された照度を取得する(S105)。この際、照度センサ入力部29から照度を示す信号を受信することで、照度を取得する。
主制御部20は、ステップS105にて取得した照度が所定値以下であるか否かを判断する(S107)。このときの所定値は、例えば記憶部26に記憶されているライト制御情報30のライト点灯照度32に示されている照度である。図5に示すライト制御情報30によると「50ルックス以下」と示されているため、ステップS105にて取得した照度が50ルックス以下であった場合に、照度が所定値以下であるものと判断される。
ステップS105にて取得した照度が所定値以下でなかった場合(S107のNo)には、携帯電話機1の周囲が十分に明るいものと考えられ、ライト19を点灯させる必要性が低いため、主制御部20はライト19を点灯させずにライト制御処理を終了する。
ステップS105にて取得した照度が所定値以下であった(照度センサ15が暗部を検出した)場合(S107のYes)は、主制御部20は現在時刻を取得する(S109)。また主制御部20は、記憶部26に記憶されているライト制御情報30からライト点灯時刻を取得する(S111)。例えば図5に示すライト制御情報30によると、「24:00乃至6:00」のライト点灯時刻が取得される。
主制御部20は、現在時刻がライト点灯時刻であるか否かを判断する(S113)。例えばステップS109にて「15:00」の現在時刻を取得した場合には、現在時刻がステップS111にて取得した「24:00乃至6:00」のライト点灯時刻に含まれていないため、現在時刻がライト点灯時刻ではないと判断される。また、例えばステップS109にて「3:00」の現在時刻を取得した場合には、現在時刻がステップS111にて取得した「24:00乃至6:00」のライト点灯時刻に含まれているため、現在時刻がライト点灯時刻であると判断される。
現在時刻がライト点灯時刻でなかった場合(S113のNo)は、主制御部20はライト19を点灯させずにライト制御処理を終了する。一方で、現在時刻がライト点灯時刻であった場合(S113のYes)は、主制御部20は、ライト19を点灯させる(S115)。
このようにして携帯電話機1において、ユーザが携帯電話機1を開く等により携帯電話機1を動作させたことに基づいて、照度センサ15を作動させて外光の照度の測定を行い、もし測定値が閾値以下であるとともに、現在時刻がその所定の時刻範囲内であった場合に、ライト19の点灯を開始する。これにより、例えばユーザが夜中に携帯電話機1を操作した場合等に、周囲が暗かった場合にのみ自動でライト19が点灯するため、ユーザが暗闇の中で複雑な操作をしてライト19を点灯させる必要がなくなる。
なお、携帯電話機1において、携帯電話機1が開かれたときにライト19を点灯させるかどうかの設定機能を備え、ライト19を点灯させるように設定されている場合にのみ、携帯電話機1が開かれたことに基づいてステップS101乃至S115に示すライト19を点灯させる処理を行うようにすると良い。
また第1実施形態では、携帯電話機1が開かれたことに基づいてライト19を点灯させる例について説明したが、これに限らず、所定の操作キー15が押下された場合等、任意のタイミングでステップS103乃至S115に示すライト19を点灯させる処理を行って良い。
第1実施形態によると、周囲を照らすライト19と周囲の照度を測定する照度センサ15を備え、ユーザが所定の操作(例えば携帯電話機1の開閉操作)を行ったときに、照度センサ15の測定値と現在時刻に基づいてこのライト19を点灯させることで、ユーザによる簡単な操作でライト19を点灯させることが可能となる。
〔第2実施形態〕
本発明に係る電子機器の第2実施形態について、図7乃至図9を参照しながら説明する。以下、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。第2実施形態の電子機器は、図1及び図2に示すように、第1実施形態の携帯電話機1と同一の構成を備えている。
また第2実施形態の携帯電話機1は、第1実施形態の携帯電話機1と同様に、図3に示すように、主制御部20、操作入力部21、表示処理部22、画像処理部23、音声処理部24、無線部25、記憶部26、外部インタフェース部27、開閉検出部28、及び照度センサ入力部29がバスやシリアルインタフェースによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
ここで、第1実施形態の携帯電話機1は、現在時刻と、照度センサ15による測定値が所定の閾値より大きいか小さいかとで、ライト19を点灯させるか否かの判断を行うが、照度センサ15による測定値が閾値に似通った値である場合等、ユーザがライト19を点灯させるか否かを自ら判断したい状況も考えられる。
そこで、第2実施形態の携帯電話機1は、図7に示すように、ユーザが携帯電話機1を動作させようとして携帯電話機1を閉じた状態から開いた状態に変形させたときに、現在時刻と、照度センサ15による測定値が第1の閾値より小さいか、第1の閾値より大きく第2の閾値より小さいか、第2の閾値より大きいかとで、ライト19を点灯させるか否かの判断を行う。そして、照度センサ15による測定値が第1の閾値より大きく第2の閾値より小さい場合に、ディスプレイ13にダイアログを表示する等によりユーザにライト19を点灯させるか否かの選択を促し、この選択結果に基づいてライト19を点灯させる。
また記憶部26は、ライト19の点灯を制御するためのライト制御情報30Aを記憶している。ライト制御情報30Aは、図8に示すように、少なくとも、ライト19を点灯する時刻を示すライト点灯時刻情報33と、ライト19を点灯させる照度を示す第1のライト点灯照度情報34と、ライト19を必要に応じて点灯させる第2のライト点灯照度情報35と、ライト19を消灯させる照度を示すライト消灯照度情報36と、を含んでいる。
例えば図8に示すライト制御情報30Aによると、ライト点灯時刻として「12:00〜6:00」、第1のライト点灯照度として「30ルックス以下」、第2のライト点灯照度として「30ルックス乃至80ルックス」、ライト消灯照度として「80ルックス以上」が記憶されている。
携帯電話機1は、図7に示すように、照度センサ15による測定値とライト制御情報30Aとを照らし合わせ、さらに現在時刻とライト制御情報30Aとを照らし合わせ、現在時刻がライト点灯時刻であるとともに、照度センサ15による測定値が第1のライト点灯照度を満たしていた場合にのみライト19を点灯させる。また、同様に閉じた状態から開いた状態に変形したときに、現在時刻がライト点灯時刻であるとともに、照度センサ15による測定値が第2のライト点灯照度を満たしていた場合に、ユーザの指示に基づいてライト19を点灯させる。
携帯電話機1がこのライト制御処理を行う際の手順について、図9に示すフローチャートに基づいて説明する。始めに主制御部20は、携帯電話機1が開かれたか否か、すなわち携帯電話機1が閉じた状態から開いた状態に変形したか否かを判断する(S201)。この際、開閉検出部28から携帯電話機1が開かれたことを示す信号を取得したことに基づいて、携帯電話機1が開かれたものと判断される。携帯電話機1が開かれていない場合(S201のNo)は、主制御部20はそのまま待機する。
携帯電話機1が開かれた場合(S201のYes)は、主制御部20は、照度センサ15を起動する(S203)。また、主制御部20は、照度センサ15により測定された照度を取得する(S205)。この際、照度センサ入力部29から照度を示す信号を受信することで、照度を取得する。
主制御部20は、ステップS205にて取得した照度が第1の所定値以下であるか否かを判断する(S207)。このときの第1の所定値は、例えば記憶部26に記憶されているライト制御情報30Aの第1のライト点灯照度34に示されている照度である。図8に示すライト制御情報30Aによると「30ルックス以下」と示されているため、ステップS205にて取得した照度が30ルックス以下であった場合に、照度が第1の所定値以下であるものと判断される。
ステップS205にて取得した照度が第1の所定値以下であった(照度センサ15が暗部を検出した)場合(S207のYes)は、主制御部20は現在時刻を取得する(S209)。また主制御部20は、記憶部26に記憶されているライト制御情報30Aからライト点灯時刻を取得する(S211)。例えば図5に示すライト制御情報30Aによると、「24:00乃至6:00」のライト点灯時刻が取得される。
主制御部20は、現在時刻がライト点灯時刻であるか否かを判断する(S213)。現在時刻がライト点灯時刻でなかった場合(S213のNo)は、主制御部20はライト19を点灯させずにライト制御処理を終了する。一方で、現在時刻がライト点灯時刻であった場合(S213のYes)は、主制御部20は、ライト19を点灯させる(S215)。
ステップS205にて取得した照度が第1の所定値以下でなかった場合(S207のNo)は、主制御部20は、ステップS205にて取得した照度が第2の所定値以下であるか否かを判断する(S217)。このときの第2の所定値は、例えば記憶部26に記憶されているライト制御情報30Aの第2のライト点灯照度35に示されている照度である。図8に示すライト制御情報30Aによると「30ルックス乃至80ルックス」と示されているため、ステップS205にて取得した照度が80ルックス以下であった場合に、照度が第2の所定値以下であるものと判断される。
ステップS205にて取得した照度が第2の所定値以下であった(照度センサ15がやや暗部を検出した)場合(S217のYes)は、主制御部20は現在時刻を取得する(S219)。また主制御部20は、記憶部26に記憶されているライト制御情報30Aからライト点灯時刻を取得する(S221)。例えば図5に示すライト制御情報30Aによると、「24:00乃至6:00」のライト点灯時刻が取得される。
主制御部20は、現在時刻がライト点灯時刻であるか否かを判断する(S223)。現在時刻がライト点灯時刻でなかった場合(S223のNo)は、主制御部20はライト19を点灯させずにライト制御処理を終了する。
現在時刻がライト点灯時刻であった場合(S223のYes)は、主制御部20は、ディスプレイ13にライト点灯ダイアログ(図示せず)を表示する。ライト点灯ダイアログは、ユーザに対してライト19を点灯させるか否かの選択を促すためのダイアログであり、ユーザはこのダイアログに基づいてライト19を点灯させるか点灯させないかを操作キー16を用いて選択する。
主制御部20は、ライト19を点灯させるように指示されたか否かを判断する(S227)。この際、例えば所定の操作キー16の入力に基づいて、ライト19を点灯されるように指示されたものと判断する。ライト19を点灯させるように指示された場合(S227のYes)は、主制御部20はライト19を点灯させる(S229)。
ステップS205にて取得した照度が第2の所定値以下でなかった場合(S217のNo)、現在時刻がライト点灯時刻でなかった場合(S223のNo)、またはライト19を点灯させないように指示された場合(S227のNo)には、携帯電話機1の周囲が十分に明るいものと考えられ、ライト19を点灯させる必要性が低いため、主制御部20はライト19を点灯させずにライト制御処理を終了する。
このようにして携帯電話機1において、ユーザが携帯電話機1を開く等により携帯電話機1を動作させたことに基づいて、照度センサ15を作動させて外光の照度の測定を行い、もし測定値が閾値以下であるとともに、現在時刻が所定の時刻範囲内であった場合に、ライト19の点灯を開始する。また、測定値が所定の範囲内であるとともに、現在時刻が所定の時刻範囲内であるならライト19の点灯を促すようなダイアログを画面に表示し、ユーザによりライト19の点灯が指示された場合にのみ、ライト19の点灯を開始する。
これにより、例えばユーザが夜中に携帯電話機1を操作した場合等に、周囲が暗かった場合にのみ自動でライト19が点灯し、周囲が少し暗かった場合にはユーザ自身がライト19を点灯させるかどうかの判断を行うことができるため、ユーザが暗闇の中で複雑な操作をしてライト19を点灯させる必要がなくなる。
第2実施形態によると、周囲を照らすライト19と周囲の照度を測定する照度センサ15を備え、ユーザが所定の操作(例えば携帯電話機1の開閉操作)を行ったときに、照度センサ15の測定値と現在時刻に基づいてこのライト19を点灯させたり、ユーザにライト19を点灯させるかどうかの選択を促した後にライト19を点灯させたりすることで、ユーザによる簡単な操作でライト19を点灯させることが可能となる。
本発明の説明として、携帯電話機1について説明したが、これに限らず、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯オーディオ機器、携帯ビデオ機器等、複数の形態に変形する電子機器であれば、任意の電子機器であって良い。
本発明に係る携帯電話機の開いた状態を示す正面図。 本発明に係る携帯電話機の開いた状態を示す背面図。 本発明に係る携帯電話機を示す機能ブロック図。 第1実施形態の携帯電話機におけるライト制御処理を説明するための概念図。 第1実施形態のライト制御情報の一例を示すデータ構成図。 第1実施形態の携帯電話機がライト制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 第2実施形態の携帯電話機におけるライト制御処理を説明するための概念図。 第2実施形態のライト制御情報の一例を示すデータ構成図。 第2実施形態の携帯電話機がライト制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…携帯電話機,10…上筐体,10a…上筐体の内面,10b…上筐体の外面,11…下筐体,11a…下筐体の内面,11b…下筐体の外面,12…ヒンジ部,13…ディスプレイ,14…レシーバ,14a…スピーカ,15…照度センサ,16…操作キー,17…マイクロフォン,18…CCDカメラ,19…ライト,20…主制御部,21…操作入力部,22…表示処理部,23…画像処理部,24…音声処理部,25…無線部,25a…アンテナ,26…記憶部,27…外部インタフェース部,28…開閉検出部,29…照度センサ入力部,30、30A…ライト制御情報。

Claims (4)

  1. カメラと、前記カメラと並んで筐体に設置されたカメラ撮影用に周囲を照らすライトと、前記カメラで撮影した画像を表示するディスプレイとを備えるとともに、少なくとも第1の形態から、前記カメラで撮影した画像を前記ディスプレイで確認可能な第2の形態に変形する電子機器であって、
    第1の形態から第2の形態に変形されたことを検出する検出手段と、
    周囲の照度を測定する測定手段と、
    前記検出手段により変形が検出されたときに、前記測定手段により測定された照度が第1の所定値以下であるか否かを判断する第1の判断手段と、
    現在時刻が所定の時刻であるか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第1の判断手段により、前記測定された照度が前記第1の所定値以下であると判断されるとともに、第2の判断手段により、現在時刻が所定の時刻であると判断された場合、前記ライトを点灯させる点灯制御手段と、
    前記測定手段により測定された照度が、第1の所定値より大きくかつ第2の所定値より小さいか否かを判断する第3の判断手段と、
    前記第3の判断手段により、前記測定された照度が前記第1の所定値より大きくかつ第2の所定値より小さいと判断されるとともに、第2の判断手段により、現在時刻が所定の時刻であると判断された場合、前記ディスプレイに選択画面を表示して前記ライトを点灯させるか否かの入力を受け付ける入力受付手段と、を備え、
    前記点灯制御手段は、前記入力受付手段が前記ライトを点灯させる旨を受け付けた場合、前記ライトを点灯させることを特徴とする電子機器。
  2. 前記点灯制御手段は、前記第1の判断手段により、前記測定された照度が前記第1の所定値より大きいと判断された場合、あるいは、第2の判断手段により、現在時刻が所定の時刻でないと判断された場合、前記ライトを点灯させないことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記測定手段は周囲の照度を測定するための照度センサを備え、この照度センサは、電子機器が前記第1の形態であるときには外部に露出せず、前記第2の形態であるときには外部に露出するように設けられたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記測定手段は、前記検出手段により変形が検出されたことに基づいて、照度センサを起動することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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