JP5125204B2 - テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法 - Google Patents

テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5125204B2
JP5125204B2 JP2007115901A JP2007115901A JP5125204B2 JP 5125204 B2 JP5125204 B2 JP 5125204B2 JP 2007115901 A JP2007115901 A JP 2007115901A JP 2007115901 A JP2007115901 A JP 2007115901A JP 5125204 B2 JP5125204 B2 JP 5125204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
tape
setting
quality
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007115901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008272951A (ja
Inventor
静治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007115901A priority Critical patent/JP5125204B2/ja
Publication of JP2008272951A publication Critical patent/JP2008272951A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5125204B2 publication Critical patent/JP5125204B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、入力した印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行ってラベルを作成するテープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法に関するものである。
従来、この種のテープ印刷装置として、各種情報を表示する表示部と、表示部の表示に基づいて印刷データの入力や各種設定の変更等を行う操作部と、操作部により作成された印刷データに基づいて印刷テープへの印刷を行う印刷部と、を備えたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−216736号公報
ところで、このようなテープ印刷装置に、操作部の操作による印刷文字の品位設定(精細さの設定)機能を持たせることは可能である。しかしながら、この印刷品位の設定は、その用途や印刷テープの種別等に応じて、ユーザが自ら設定(設定変更)する必要があるため、操作が煩雑でユーザの負担が大きく、例えかかる機能を有していても、使用頻度が極端に少なくなることが想定される。
本発明は、作成されるラベルの属性に応じて印刷品位を自動的に設定可能なテープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法を提供することを課題としている。
本発明のテープ印刷装置は、入力した文字列から作成された印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行ってラベルを作成するテープ印刷装置において、印刷テープ種別を複数の選択肢の中から選択するための属性選択手段と、ラベルの印刷フォームを複数の選択肢の中から選択するためのフォーム選択手段と、属性選択手段により選択され種別情報に基づいて、複数種の印刷品位から1の印刷品位を選択設定する品位設定手段と、フォーム選択手段により選択された印刷フォームおよび品位設定手段により設定された印刷品位に基づいて、印刷データの展開方法として、少なくとも「アウトライン方式」および「ビットマップ方式」を含む複数種の展開方法から1の展開方法を選択設定する展開方法設定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のテープ印刷装置の制御方法は、入力した文字列から作成された印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行ってラベルを作成するテープ印刷装置の制御方法において、印刷テープ種別を複数の選択肢の中から選択するための属性選択工程と、ラベルの印刷フォームを複数の選択肢の中から選択するためのフォーム選択工程と、属性選択工程により選択され種別情報に基づいて、複数種の印刷品位から1の印刷品位を選択設定する品位設定工程と、フォーム選択工程により選択された印刷フォームおよび品位設定工程により設定された印刷品位に基づいて、印刷データの展開方法として、少なくとも「アウトライン方式」および「ビットマップ方式」を含む複数種の展開方法から1の展開方法を選択設定する展開方法設定工程と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、属性選択手段(属性選択工程)にて選択した属性に基づいて、品位設定手段(品位設定工程)にて印刷品位が自動的に選択設定されることにより、ユーザが自ら印刷品位の設定を行う必要がなく、テープ印刷装置の操作性を向上することができるため、ユーザの負担を軽減することができる。
本発明のテープ印刷装置は、入力した文字列から作成された印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行ってラベルを作成するテープ印刷装置において、印刷テープの種別を検出する種別検出手段と、ラベルの印刷フォームを複数の選択肢の中から選択するためのフォーム選択手段と、種別検出手段により検出された種別情報に基づいて、複数種の印刷品位から1の印刷品位を選択設定する品位設定手段と、フォーム選択手段により選択された印刷フォームおよび品位設定手段により設定された印刷品位に基づいて、印刷データの展開方法として、少なくとも「アウトライン方式」および「ビットマップ方式」を含む複数種の展開方法から1の展開方法を選択設定する展開方法設定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のテープ印刷装置の制御方法は、入力した文字列から作成された印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行ってラベルを作成するテープ印刷装置の制御方法において、印刷テープの種別を検出する種別検出工程と、ラベルの印刷フォームを複数の選択肢の中から選択するためのフォーム選択工程と、種別検出工程により検出された種別情報に基づいて、複数種の印刷品位から1の印刷品位を選択設定する品位設定工程と、フォーム選択工程により選択された印刷フォームおよび品位設定工程により設定された印刷品位に基づいて、印刷データの展開方法として、少なくとも「アウトライン方式」および「ビットマップ方式」を含む複数種の展開方法から1の展開方法を選択設定する展開方法設定工程と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、種別検出手段(種別検出工程)にて自動的に検出された種別情報に基づいて、品位設定手段(品位設定工程)にて印刷品位が選択設定されることにより、ユーザが自ら印刷テープの種別を選択する必要がなく、テープ印刷装置の操作性を更に向上することができる。
上記のテープ印刷装置において、品位設定手段は、自動設定と手動設定との間で切替え可能に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、ユーザ自身により、印刷品位の設定を、自動と手動とで切り替えることができる。これにより、自動、手動の設定をユーザの所望の設定にすることができるため、テープ印刷装置の操作性を更に向上することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について説明する。このテープ印刷装置は、印刷データを作成し、その印刷データを印刷テープに印刷することにより、ラベルを作成するものである。
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、印刷テープTに対して印刷処理を行う装置本体11と、印刷テープTおよびインクリボンRを収容し、装置本体11に着脱自在に装着されるテープカートリッジCとを備えている。
装置本体11は、装置ケース12により外殻が形成され、装置ケース12の前半部上面には、文字等を入力するための各種入力キー13と、機能メニューの設定を行うための機能メニュー設定キー14と、機能メニュー設定キー14による設定等を確定する確定キー15と、を備えたキーボード17が配設されている。
装置ケース12の後半部左上面には、開閉蓋21が広く設けられ、開閉蓋21の上面には、テープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓22が形成されていると共に、開閉蓋21の前側にはこれを開放する蓋体開放ボタン23が設けられている。後半部右上面には、キーボード17からの入力結果等を表示するディスプレイ24が形成されている。
蓋体開放ボタン23を押して開閉蓋21を開放すると、その内部には、テープカートリッジCが装着されるカートリッジ装着部31が窪入形成されており、カートリッジ装着部31には、テープカートリッジCから繰り出される印刷テープTに印刷処理を行う印刷ヘッド41が配設されている(図2参照)。
装置ケース12の左側部には、カートリッジ装着部31と装置外部とを連通するテープ排出口32が形成され、このテープ排出口32に臨んで装置ケース12には、印刷テープTを切断するためのカッタユニット33が内蔵されている。また、図1および図2では省略したが、装置ケース12の内部には、装置本体11を統括制御する制御部63(図3参照)を構成する回路基板が搭載されている。
カートリッジ装着部31には、発熱素子を有しヘッドカバー40に覆われた印刷ヘッド41と、後述するテープリール51の位置決めをする位置決め突起42と、テープカートリッジCの印刷テープTおよびインクリボンRを送り、印刷ヘッド41に対峙するプラテン駆動軸43およびインクリボンRを巻き取る巻取り駆動軸44とが突設されている。また、カートリッジ装着部31には、カートリッジケース50の裏面に形成された複数の被検出孔に対応してテープ識別センサ(図示省略)が設けられている。また、カートリッジ装着部31には、プラテン駆動軸43および巻取り駆動軸44を駆動する印刷送りモータ46(図3参照)や減速ギヤ列等(図示省略)が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース50の内部に、印刷テープTを巻回したテープリール51と、右下部にインクリボンRを巻回したリボン繰出しリール52およびリボン巻取りリール53とを収容して構成されている。また、テープリール51の左下部には、印刷ヘッド41を覆うヘッドカバー40に差し込むための貫通開口54が形成されている。さらに、印刷テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応し、上記プラテン駆動軸43に嵌合して回転駆動するプラテンローラ55が配置されている。
テープカートリッジCをカートリッジ装着部31に装着すると、ヘッドカバー40に貫通開口54が、位置決め突起42にテープリール51が、巻取り駆動軸44にリボン巻取りリール53が、プラテン駆動軸43にプラテンローラ55が、それぞれ差し込まれ、この状態で開閉蓋21を閉蓋すると、これに連動して、印刷ヘッド41が、印刷テープTおよびインクリボンRを挟み込んでプラテンローラ55に当接し、印刷待機状態となる。そして、印刷データ生成手段75(図4参照)で生成された印刷データに基づき、プラテン駆動軸43および巻取り駆動軸44が同期回転して、印刷テープTおよびインクリボンRを送りながら、印刷ヘッド41により印刷処理が行われる。これと共に、リボン繰出しリール52から繰り出されたインクリボンRは、貫通開口54の開口壁を周回してリボン巻取りリール53に巻き取られる。印刷処理後の印刷テープTは、印刷済み部分がフルカッタ34により切断され、切断された印刷テープTがラベルとしてテープ排出口32から外部に排出される。
印刷テープTは、テープ種別(テープ幅、テープ色、インクリボン色、テープ材質)が異なる複数種のものが用意されており、裏面に粘着剤層が塗着された記録テープT1と、この粘着剤層により記録テープT1に貼付された剥離テープT2とから構成されている。そして、印刷テープTは、記録テープT1を外側にし、かつ剥離テープT2を内側にしてロール状に巻回されてカートリッジケース50に収容されている。カートリッジケース50の裏面には、小さな複数の被検出孔(図示省略)が形成され、上記のテープ識別センサによってこの複数の被検出孔が検出されることにより、印刷テープTの種別を識別できるようになっている。なお、印刷テープTの種別として、特殊なテープ材質の特殊テープである熱接着テープ、転写テープおよび熱収縮テープ等が含まれている。
次に、図3を参照し、テープ印刷装置1の制御系について説明する。テープ印刷装置1は、キーボード17上の各種キーからのデータ入力や、印刷データ等のディスプレイ24への表示など、ユーザインタフェースとして機能する操作部61と、印刷テープTに印刷を行う印刷部(印刷手段)62と、テープ印刷装置1の各部に接続され、テープ印刷装置1全体を制御する制御部63と、を有している。
印刷部62は、後述する印刷データ生成手段75(図4参照)が生成した印刷データに基づいて印刷ヘッド41により印刷テープTに印刷処理を行い、フルカッタモータ35によりフルカッタ34を駆動し印刷済みの印刷テープTを切断して、ラベルを作成する。
制御部63は、CPU(Central Processing Unit)64と、CPU64で各種制御処理を行うための制御プログラムを有するROM(Read Only Memory)65と、各種制御処理の作業領域となるRAM(Random Access Memory)66と、テープ印刷装置1の各部と入力データや制御信号の入出力を行う入出力制御装置(IOC:Input Output Controller)67と、を備え、これらは互いに内部バスにより接続されている。ここで、ROM65内には、設定値によってテープ長に影響を及ぼす複数の機能メニューの設定処理を行うための制御プログラムが記憶されている。そして、CPU64は、ROM65内の制御プログラムに従って、IOC67を介してテープ印刷装置1の各部から各種信号・データを入力する。また、CPU64は、入力した各種信号・データに基づいて、RAM66内の各種データを処理し、IOC67を介してテープ印刷装置1の各部に各種信号・データを出力し、印刷処理の制御を行う。
ここで、図4の機能ブロック図を参照して、テープ印刷装置1の制御部63の機能をさらに説明する。テープ印刷装置1は、図4に示すように、フォーム選択手段70と、種別検出手段71と、属性記憶手段72と、品位設定手段73と、展開方法設定手段74と、印刷データ生成手段75と、印刷手段62と、を備えている。
フォーム選択手段70は、図5に示すような選択画面により、ラベルに印刷する印刷フォームを選択するものである。印刷フォームは、用途等に対応したレイアウト(行数、文字サイズ、書体、装飾種類等)であり、ユーザは使用用途に合わせて印刷フォームを選択する。この選択された印刷フォーム情報(用途およびそれに対応したレイアウト)は、属性記憶手段72に記憶され、印刷データ生成手段75は、この印刷フォーム情報に基づいて印刷データを作成する。なお、この印刷フォーム情報(用途)を基に、品位設定手段73による印刷品位の自動設定が行われる(詳細は後述する)。
種別検出手段71は、上記したテープ識別センサにより、印刷テープTの種別(テープ幅や特殊テープ)を検出するものである。検出された種別情報は、属性記憶手段72に記憶され、印刷データ生成手段75により用いられることになる。
属性記憶手段72は、ラベルの属性情報として、種別検出手段71により検出された印刷テープTの種別情報、フォーム選択手段70により選択された印刷フォーム情報である用途およびレイアウト情報(行数、文字サイズ、書体、装飾種類等)と、品位設定手段73により設定された印刷品位を記憶するものである。この属性情報に基づいて、印刷データ生成手段75による印刷データの生成が行われる。
品位設定手段73は、ラベルに印刷する文字の解像度に反映されるラベルの印刷品位を、「粗い」「標準」「精細」の間で設定するものである。この品位設定は、ユーザ自身が印刷品位の設定を行う「手動設定」と、自動的に印刷品位の設定を行う「自動設定」のどちらかの一方によって行なわれる。図6(a)に示すような選択画面により、ユーザが「手動設定」と「自動設定」の一方を選択すると、この選択設定に基づいて「手動設定」もしくは「自動設定」により印刷品位の設定が行なわれる。このように、自動、手動設定をユーザの所望の設定にすることができることにより、テープ印刷装置1の操作性を更に向上することができる。「手動設定」では、図6(b)に示すような選択画面を表示し、ユーザ自身にて「粗い」「標準」「精細」の中から1の品位を選択して印刷品位を設定する。
「自動設定」では、属性記憶手段72に記憶された印刷フォームの用途に基づいて、自動的に印刷品位を設定する。図7に示すように、用途が、人名を表示する「なまえ」、ファイル名を表示する「ファイル」の場合には印刷品位を「精細」とする。用途が、不特定多数の者に対して表示する「公共表示」の場合には印刷品位を「標準」とする。用途が、番号を表示する「付番」の場合には印刷品位を「粗い」とする。このようにラベルの属性に基づいて、印刷品位が自動的に設定されることにより、ユーザが自ら印刷品位の設定を行う必要がなく、テープ印刷装置1の操作性を向上することができるため、ユーザの負担を軽減することができる。また、ラベルの属性が、ラベルの印刷フォーム(用途)であることにより、ラベルの印刷フォーム(用途)に基づいて、印刷品位が自動的に設定されるため、テープ印刷装置1の操作性を更に向上することができる。なお、ここで示した印刷フォームに対する印刷品位の設定は、一部を示したものに過ぎず、実際には、より多くの印刷フォームおよび用途に対し、印刷品位が設定されるようになっている。
展開方法設定手段74は、属性記憶手段72に記憶されたレイアウト情報および印刷品位に基づいて、印刷データの展開方法を自動的に選択設定するものである。展開方法としては、「アウトライン方式」、「アウトライン方式およびヒント処理」、「ビットマップ方式」、「ビットマップ方式および平滑化処理」がある。図8に示すように、印刷品位が「粗い」である場合には「ビットマップ方式」が選択される。印刷品位が「標準」で行数が3行以上の場合には、「ビットマップ方式および平滑化処理」が選択される。印刷品位が「標準」で行数が2行以下で且つ装飾有りの場合、および印刷品位が「精細」で行数が3行以上で且つ装飾有りの場合には、「アウトライン方式」が選択される。印刷品位が「標準」で行数が2行以下で且つ装飾無しの場合、印刷品位が「精細」で行数が3行以上で且つ装飾無しの場合、および印刷品位が「精細」で行数が2行以下ある場合には、「アウトライン方式およびヒント処理」が選択される。
このように、展開方法設定手段74により、レイアウト情報および印刷品位に基づいて、印刷データの展開方法を自動的に設定されることにより、テープ印刷装置1の操作性を更に向上させることができる。
印刷データ生成手段75は、属性記憶手段72に記憶された印刷テープTの種別情報、レイアウト情報、印刷品位および展開方法情報から印刷データを生成するものである。印刷手段62は、印刷データ生成手段75により生成された印刷データに基づいて、印刷テープTに印刷を行うものである。
なお、フォーム選択手段70、種別検出手段71、属性記憶手段72、品位設定手段73、展開方法設定手段74および印刷データ生成手段75は、CPU64がROM65内の制御プログラムに従って各種データを演算し、さらに操作部61およびIOC67と協働して各種処理を実行することにより実現されるものである。
次に、図9を参照して、テープ印刷装置1の印刷データ生成動作について説明する。なお、本動作は、予め種別検出手段71(テープ検出センサ)によりセットされた印刷テープT(テープカートリッジC)の種別が検出されていると共に、品位設定手段73により、品位設定が「自動設定」と選択設定されているものとする。
まず、ユーザは、機能メニュー設定キー14を押下して、対象機能メニューとして印刷フォームを選択し、印刷フォームの設定を行う(S1)。印刷フォームの設定は、ディスプレイ24に表示された選択画面(図5参照)により行われる。ユーザが表示された印刷フォーム(用途)の中から1つを選択する(選択して確定キー15を押下)と、その印刷フォームが設定される。これにより、印刷フォームである用途およびレイアウトが設定されることになる。
次に、品位設定手段73により、印刷品位が用途に基づいて自動的に設定される(S2)。例えば、印刷フォームの設定で「なまえ」→「氏名」が選択された場合、印刷品位として「精細」と設定される(図7参照)。なお、品位設定が「手動設定」と選択設定されている場合には、ここで上記した品位設定の選択画面(図6(b)参照)が表示され、ユーザによる印刷品位の設定が行われることになる。
その後、設定されたレイアウトおよび印刷品位に基づいて、展開方法の設定が行われる(S3)。例えば、印刷品位が「精細」で、レイアウトの行数が2行以下である場合には、展開方法として「アウトライン方式およびヒント処理」と設定される(図8参照)。
これらの設定が終了すると、ユーザによる印刷文字列の作成が行われる(S4)。印刷文字列の作成は、ディスプレイ24に表示された編集画面を見ながらキーボード17を操作して行う。そして、ユーザが作成した印刷文字列、並びに属性記憶手段72に記憶された印刷テープTの種別、印刷フォーム(レイアウト)、印刷品位および展開方法から、印刷データが作成される(S5)。
次に、本発明の第2実施形態に係るテープ印刷装置1について、特に異なる部分を主に説明する。この実施形態において、品位設定手段73は、種別検出手段71により検出された印刷テープTの種別(テープ幅および特殊テープ)に基づいて、印刷品位設定を行う。図10に示すように、印刷テープTの種別が、テープ幅が12〜36mmの4種類の通常テープの場合には、印刷品位を「標準」とする。テープ幅が4〜9mmの3種類の通常テープの場合、および転写テープの場合には、印刷品位を「精細」とする。このように、ラベルの属性が、印刷テープTの種別であることにより、使用する印刷テープTの種別に基づいて、印刷品位が自動的に設定されるため、テープ印刷装置1の操作性を更に向上することができる。なお、これに伴い、印刷品位の自動設定の工程(図9のS2)では、印刷テープTの種別に基づいて印刷品位の設定を行う。また、印刷フォームによる品位設定と同様、ここで示した印刷テープTの種別に対する印刷品位の設定は、一部を示したものに過ぎず、実際には、より多くの印刷テープTの種別に対し、印刷品位が設定されるようになっている。
なお、本実施形態においては、種別検出手段71により印刷テープTの種別を自動的に検出し、その検出結果に基づいて印刷品位の設定を行っているが、印刷テープTの種別を、ユーザがマニュアル操作にて選択する種別選択手段を更に備え、これにより選択した種別に基づいて印刷品位を設定するようにしてもよい。かかる場合、選択した種別と、種別検出手段71により検出された種別とが一致していないときには、警報を発するように構成することが好ましい。
また、請求項にいう属性選択手段は、第1実施形態におけるフォーム選択手段70にて構成されていると共に、第2実施形態の変形例における種別選択手段にて構成されている。さらに、請求項にいうレイアウト設定手段は、フォーム選択手段70にて構成されている。
以上のような構成によれば、ラベルの属性に基づいて、印刷品位が自動的に選択設定されることにより、ユーザが自ら印刷品位の設定を行う必要がなく、テープ印刷装置1の操作性を向上することができるため、ユーザの負担を軽減することができる。
本発明の実施形態に係るテープ印刷装置の閉蓋状態における外観斜視図である。 本実施形態に係るテープ印刷装置の開蓋状態における外観斜視図である。 本実施形態に係るテープ印刷装置の制御ブロック図である。 本実施形態に係るテープ印刷装置の機能ブロック図である。 印刷フォームの選択画面を示した図である。 手動/自動設定の選択を行うための選択画面および手動設定における印刷品位の選択画面を示した図である。 印刷フォームと印刷品位との対応関係を示した図である。 レイアウトおよび印刷品位と、展開方法との対応関係を示した図である。 本実施形態に係るテープ印刷装置の印刷データ生成動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る印刷テープの種別と印刷品位との対応関係を示した図である。
符号の説明
1:テープ印刷装置、 70:フォーム選択手段、 71:種別検出手段、 73:品位設定手段、 74:展開方法設定手段、 T:印刷テープ

Claims (5)

  1. 入力した文字列から作成された印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行ってラベルを作成するテープ印刷装置において、
    前記印刷テープ種別を複数の選択肢の中から選択するための属性選択手段と、
    前記ラベルの印刷フォームを複数の選択肢の中から選択するためのフォーム選択手段と、
    前記属性選択手段により選択され種別情報に基づいて、複数種の印刷品位から1の印刷品位を選択設定する品位設定手段と、
    前記フォーム選択手段により選択された前記印刷フォームおよび前記品位設定手段により設定された前記印刷品位に基づいて、前記印刷データの展開方法として、少なくとも「アウトライン方式」および「ビットマップ方式」を含む複数種の展開方法から1の展開方法を選択設定する展開方法設定手段と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置
  2. 入力した文字列から作成された印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行ってラベルを作成するテープ印刷装置において、
    前記印刷テープの種別を検出する種別検出手段と、
    前記ラベルの印刷フォームを複数の選択肢の中から選択するためのフォーム選択手段と、
    前記種別検出手段により検出された種別情報に基づいて、複数種の印刷品位から1の印刷品位を選択設定する品位設定手段と、
    前記フォーム選択手段により選択された前記印刷フォームおよび前記品位設定手段により設定された前記印刷品位に基づいて、前記印刷データの展開方法として、少なくとも「アウトライン方式」および「ビットマップ方式」を含む複数種の展開方法から1の展開方法を選択設定する展開方法設定手段と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置
  3. 前記品位設定手段は、自動設定と手動設定との間で切替え可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のテープ印刷装置。
  4. 入力した文字列から作成された印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行ってラベルを作成するテープ印刷装置の制御方法において、
    前記印刷テープ種別を複数の選択肢の中から選択するための属性選択工程と、
    前記ラベルの印刷フォームを複数の選択肢の中から選択するためのフォーム選択工程と、
    前記属性選択工程により選択され種別情報に基づいて、複数種の印刷品位から1の印刷品位を選択設定する品位設定工程と、
    前記フォーム選択工程により選択された前記印刷フォームおよび前記品位設定工程により設定された前記印刷品位に基づいて、前記印刷データの展開方法として、少なくとも「アウトライン方式」および「ビットマップ方式」を含む複数種の展開方法から1の展開方法を選択設定する展開方法設定工程と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
  5. 入力した文字列から作成された印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行ってラベルを作成するテープ印刷装置の制御方法において、
    前記印刷テープの種別を検出する種別検出工程と、
    前記ラベルの印刷フォームを複数の選択肢の中から選択するためのフォーム選択工程と、
    前記種別検出工程により検出された種別情報に基づいて、複数種の印刷品位から1の印刷品位を選択設定する品位設定工程と、
    前記フォーム選択工程により選択された前記印刷フォームおよび前記品位設定工程により設定された前記印刷品位に基づいて、前記印刷データの展開方法として、少なくとも「アウトライン方式」および「ビットマップ方式」を含む複数種の展開方法から1の展開方法を選択設定する展開方法設定工程と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置の制御方法
JP2007115901A 2007-04-25 2007-04-25 テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法 Active JP5125204B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007115901A JP5125204B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007115901A JP5125204B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008272951A JP2008272951A (ja) 2008-11-13
JP5125204B2 true JP5125204B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=40051564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007115901A Active JP5125204B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5125204B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101966783A (zh) * 2009-07-27 2011-02-09 中兴通讯股份有限公司 一种交易凭据打印方法及***
JP6380201B2 (ja) * 2015-03-31 2018-08-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000225746A (ja) * 1999-02-09 2000-08-15 Casio Comput Co Ltd 印字装置及び記録用紙
JP2003312092A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Canon Inc 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP4232507B2 (ja) * 2003-03-28 2009-03-04 セイコーエプソン株式会社 印刷システム及び印刷プログラム
JP2006154913A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Canon Inc データ処理装置
JP2006159490A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Brother Ind Ltd テープ作成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008272951A (ja) 2008-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4830527B2 (ja) 印刷装置、印刷方法およびプログラム
JP2007021960A (ja) 印刷画像作成装置、印刷画像作成方法およびプログラム
JP2010017937A (ja) 画像表示装置およびテープ印刷装置
JP4375040B2 (ja) テープ印刷装置およびテープ印刷方法
JP3514056B2 (ja) 画像作成装置
JP5125204B2 (ja) テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法
JP5104424B2 (ja) ラベル作成装置
JP2010224703A (ja) 情報処理装置、テープ印刷装置およびプログラム
JP5169121B2 (ja) 印刷画像生成装置の制御方法、テープ印刷装置の制御方法、印刷画像生成装置およびプログラム
JP5320874B2 (ja) 文書処理装置およびテープ印刷装置
JP2007136831A (ja) 印刷画像作成方法、印刷画像作成装置、プログラムおよび印刷装置
JP2008158698A (ja) ラベル作成システムおよびプログラム
JP2010214787A (ja) 印刷装置およびテープ印刷装置
US8339652B2 (en) Label creating apparatus, method for controlling label creating apparatus and computer program
JP5920652B2 (ja) ラベル作成用編集プログラム及びラベル作成用編集処理方法
JP2011095970A (ja) 情報処理装置およびその制御方法
JP2007034633A (ja) 印刷画像作成装置、印刷画像作成方法およびプログラム
JP2008173815A (ja) 印刷データ生成装置、テープ印刷装置およびプログラム
JP5552965B2 (ja) テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法
JP5206041B2 (ja) テープ印刷装置の文書編集装置、テープ印刷装置およびテープ印刷装置の文書編集方法
JP6858054B2 (ja) 印刷画像生成装置、ラベル印刷装置、印刷画像生成方法およびそのプログラム
JP5380799B2 (ja) 文字入力装置、テープ印刷装置および文字入力装置の表示制御方法
JP3449209B2 (ja) 画像表示装置およびその装置を備えた電子機器並びに画像表示方法
JP5052210B2 (ja) テープ印刷装置およびテープ印刷装置の表示部の表示方法
JP2014133376A (ja) 印刷装置および印刷装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5125204

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350