JP5123648B2 - 光学用易接着性フィルム - Google Patents

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Description

本発明は、光学部材のベースフィルムとして用いられる光学用易接着性フィルムに関する。
近年、プラズマディスプレイ(以下、「PDP」と記載することがある)、液晶ディスプレイ(以下、「LCD」と記載することがある)に用いる光学部材としてポリエステルフィルムは多く用いられるようになり、液晶表示装置の部材であるプリズムレンズシート、反射板、反射防止フィルムのベースフィルム、プラズマディスプレイの部材である電磁波シールドフィルムのベースフィルムとして用いられている。
光学部材のベースフィルムには優れた透明性とともに、プリズムレンズ層、ハードコート層、粘着層、反射防止層、スパッタ層といった機能層に対する易接着性が要求される。
一般に光学部材のベースフィルムにはハードコート層が設けられる。ベースフィルムとハードコート層との密着性を得るために、易接着層をベースフィルムのうえに設ける。易接着層として、ガラス転移温度の低い樹脂を用いた場合にはフィルムを巻いたり、重ね合わせた時に貼付きが発生したり、フィルム同士が滑らず、ハンドリング性が悪化したり、滑りにくいために製膜や加工工程で表面に傷が入り易くなる問題がある。他方、ガラス転移温度の高い樹脂を用いた場合にはフィルムを重ね合わせたときの貼り付きが改善されハンドリング性は向上するが、ハードコート層との密着性に乏しく、フィルムの透明性が低くなる問題がある。
特開平10−110091号公報
本発明は、光学部材のベースフィルムとして適する透明性および接着性を備え、かつフィルム同士の貼りつきが抑制された、すなわち耐ブロッキング性を備える光学用易接着性フィルムを提供することを課題とする。
すなわち本発明は、ポリエステルフィルムとその少なくとも一方の面に設けられた共重合ポリエステルからなる易接着層とからなり、易接着層の共重合ポリエステルは、ジカルボン酸成分の70〜99.9モル%が飽和脂肪族ジカルボン酸成分および/または脂環族ジカルボン酸成分で占められ、ジオール成分の20〜80モル%が下記式で表されるジヒドロキシ化合物で占められ、20〜80モル%がエチレングリコールで占められることを特徴とする、光学用易接着性フィルムである。
Figure 0005123648
本発明によれば、光学部材のベースフィルムとして適する透明性および接着性を備え、かつフィルム同士の貼りつきが抑制された、すなわち耐ブロッキング性を備える光学用易接着性フィルムを提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
[ポリエステルフィルム]
本発明においてポリエステルフィルムを構成するポリエステルは、芳香族二塩基酸またはそのエステル形成性誘導体とジオールまたはそのエステル形成性誘導体とから合成される線状飽和ポリエステルである。かかるポリエステルの具体例として、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)、ポリエチレン−2,6−ナフタレートを例示することができる。ポリエステルとしてポリエチレンテレフタレートまたはポリエチレン−2,6−ナフタレートが力学的物性や光学物性等のバランスが良いので特に好ましい。
ポリエステルフィルムに用いられるポリエステルは、上記ポリエステルの共重合体であってもよく、上記ポリエステルを主体とし少割合の他の種類の樹脂とブレンドしたものであってもよい。共重合体である場合、共重合成分の割合は例えば20モル%以下であり、ブレンドである場合、他の樹脂の割合は例えば20重量%以下である。
本発明において、ポリエステルフィルムはフィラーを含有しないことが透明性の点で好ましい。
本発明において、ポリエステルフィルムは、着色剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、潤滑剤、触媒、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン―プロピレン―ポリマー、オレフィン系アイオノマーのような他の樹脂を、透明性を損なわない範囲で含有してもよい。
ポリエステルフィルムの厚みは、光学用部材として必要な強度を得るために、好ましくは25〜300μm、特に好ましくは50〜250μmである。
[易接着層]
本発明では、上記ポリエステルフィルムの少なくとも一方の面に共重合ポリエステルからなる易接着層が設けられる。易接着層はポリエステルフィルムの両面に設けてもよい。この易接着層は、塗布によって、塗布層としてポリエステルフィルムの上に設けられる。
易接着層の厚みは、好ましくは10〜200nmである。この範囲の厚みとすることで十分な接着力を備えながらも透明性を維持した光学用易接着性フィルムを得ることができる。
易接着層は、共重合ポリエステルからなるが、共重合ポリエステルに加えて、架橋剤、微粒子を含有してもよい。
以下、易接着層の組成について詳細に説明する。
[共重合ポリエステル]
本発明における易接着層の共重合ポリエステルは、ジオール成分の20〜80モル%が下記式で表されるジヒドロキシ化合物、すなわち9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(以下、「BPF」と表記することがある)で占められ、20〜80モル%がエチレングリコールで占められる。
Figure 0005123648
ジオール成分における上記のヒドロキシ化合物の割合は、20〜80モル%、好ましくは61〜80モル%である。共重合ポリエステルのジオール成分に占める上記ヒドロキシ化合物の割合が20モル%未満であるとフィルムの耐傷性が十分でなく、80モル%を超えると、十分な密着性が得られない。
共重合ポリエステルのジオール成分のうち、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレンがジオール成分の61〜80モル%を占め、エチレングリコールがジオール成分の39〜20モル%を占めることが好ましい。9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレンをこの範囲で共重合することにより、水分散性を向上し、同時にフィルム同士の貼りつきを防止することができる。
共重合ポリエステルのジカルボン酸成分としては芳香族ジカルボン酸、飽和脂肪族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸のいずれも用いることができる。芳香族ジカルボン酸では、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸を例示することができる。このうち テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸が好ましい。
飽和脂肪族ジカルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、デカメチレンジカルボン酸を例示することができる。脂環族ジカルボン酸としては、シクロヘキサンジカルボン酸、デカリンジカルボン酸、ノルボルナンジカルボン酸、アダマンタンジカルボン酸、トリシクロデセンジカルボン酸を例示することができる。脂肪族ジカルボン酸および脂環族ジカルボン酸のなかで、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸が工業的に手に入りやすく、透明性の高い易接着性フィルムを得ることができ最も好ましい。
共重合ポリエステルは、ジカルボン酸成分の70〜99.9モル%が飽和脂肪族および/または脂環族ジカルボン酸で占められると、フィルムへの良好な塗工性と透明性を得ることができて好ましい。
また、共重合ポリエステルを水分散液としてポリエステルフィルムに塗布して易接着層を設けるときに、良好な水分散を得るとともに、得られる易接着性フィルムの良好な耐ブロッキング性を得るために、易接着層の共重合ポリエステルは、ジカルボン酸成分の0.1〜10モル%がスルホン酸塩の基を有する芳香族ジカルボン酸成分で占められることが好ましい。
スルホン酸塩の基を有する芳香族ジカルボン酸としては、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、5−カリウムスルホイソフタル酸、5−リチウムスルホイソフタル酸、5−ホスホニウムスルホイソフタル酸を例示することができる。水分散性を良くする観点から、好ましくは5−ナトリウムスルホイソフタル酸、5−カリウムスルホイソフタル酸、5−リチウムスルホイソフタル酸、特に好ましくは5−ナトリウムスルホイソフタル酸である。
特に好ましい共重合ポリエステルは、ジカルボン酸成分の70〜99.9モル%が飽和脂肪族および/または脂環族ジカルボン酸で占められ、0.1〜10モル%がスルホン酸塩の基を有する芳香族ジカルボン酸で占められ、残りの0〜20モル%がこれら以外のジカルボン酸で占められ、かつジオール成分の20〜80モル%が下記式で表されるジヒドロキシ化合物、20〜80モル%がエチレングリコールからなる共重合ポリエステルである。
Figure 0005123648
共重合ポリエステルの固有粘度は、好ましくは0.3〜0.7、さらに好ましくは0.4〜0.7である。この範囲の固有粘度とすることによって共重合ポリエステルの製造が容易でありながら、塗布層の凝集力を維持することができ、良好な接着性を得ることができる。
[架橋剤]
易接着層には、加工時の耐溶剤性能を向上させる目的で、架橋剤を配合することが好ましい。架橋剤としては、エポキシ、オキサゾリン、メラミンおよびイソシアネートが好ましい。これらは1種類を用いてもよく、2種類以上を用いてもよい。
エポキシ架橋剤は、ポリエポキシ化合物、ジエポキシ化合物、モノエポキシ化合物、グリシジルアミン化合物等が挙げられ、ポリエポキシ化合物としては、例えば、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ジエポキシ化合物としては、例えばネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、モノエポキシ化合物としては、例えば、アリルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、グリシジルアミン化合物としては、例えばN,N,N’,N’,−テトラグリシジル−m−キシリレンジアミン、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノ)シクロヘキサンが挙げられる。
オキサゾリン架橋剤は、オキサゾリン基を含有する重合体が好ましい。付加重合性オキサゾリン基含有モノマー単独もしくは他のモノマーとの重合によって作成できる。付加重合性オキサゾリン基含有モノマーは、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサゾリン等を挙げることができ、これらの1種または2種以上の混合物を使用することができる。これらの中でも2−イソプロペニル−2−オキサゾリンが工業的にも入手しやすく好適である。他のモノマーは、付加重合性オキサゾリン基含有モノマーと共重合可能なモノマーであればよく、例えばアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2ーエチルヘキシル基、シクロヘキシル基)等のア(メタ)クリル酸エステル類;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、スチレンスルホン酸およびその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、第三級アミン塩等)等の不飽和カルボン酸類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル類;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド、N−アルキルメタクリルアミド、N、N−ジアルキルアクリルアミド、N、N−ジアルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等)等の不飽和アミド類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸のエステル部にポリアルキレンオキシドを付加させたもの等のビニルエステル類;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等のビニルエーテル類;エチレン、プロピレン等のα−オレフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル等の含ハロゲンα、β−不飽和モノマー類;スチレン、α−メチルスチレン、等のα、β−不飽和芳香族モノマー等を挙げることができ、これらの1種または2種以上のモノマーを使用することができる。
メラミン架橋剤は、メラミンとホルムアルデヒドを縮合して得られるメチロールメラミン誘導体に低級アルコールとしてメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等を反応させてエーテル化した化合物およびそれらの混合物が好ましい。メチロールメラミン誘導体としては、例えば、モノメチロールメラミン、ジメチロールメラミン、トリメチロールメラミン、テトラメチロールメラミン、ペンタメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミン等が挙げられる。
イソシアネート架橋剤は、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、トリレンジイソシアネートとヘキサントリオールの付加物、トリレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンの付加物、ポリオール変性ジフェニルメタン−4、4´−ジイソシアネート、カルボジイミド変性ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、3,3´−ビトリレン−4,4´ジイソシアネート、3,3´ジメチルジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネート等が挙げられる。
易接着層に架橋剤が含有される場合、易接着層における共重合ポリエステルの含有割合は、共重合ポリエステルと架橋剤の合計重量100重量%あたり、好ましくは60〜95重量%、さらに好ましくは70〜90重量%であり、易接着層における架橋剤の含有割合は共重合ポリエステルと架橋剤の合計重量100重量%あたり、好ましくは40〜5重量%、さらに好ましくは10〜30重量%である。架橋剤をこの範囲とすることによって、フィルムとハードコート層との良好な密着性を得るとともに、ハードコート層加工時に良好な耐溶媒性を得ることができる。
[微粒子]
易接着層は微粒子を含有することが好ましい。易接着層に含有される微粒子は、その平均粒子径が、好ましくは20〜350nm、さらに好ましくは40〜300nmである。350nmを超えると微粒子の落脱が発生しやすくなり好ましくなく、20nm未満であると十分な滑性、耐傷性が得られない場合があり好ましくない。
微粒子としては例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化ケイ素、ケイ酸ソーダ、水酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化錫、三酸化アンチモン、カーボンブラック、二硫化モリブデン等の無機微粒子;アクリル系架橋重合体、スチレン系架橋重合体、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、フェノール樹脂、ナイロン樹脂等の有機微粒子を用いることができる。これらは1種類を用いてもよく、2種類以上を用いてもよい。
易接着層に微粒子を含有させる場合、微粒子の含有割合は、易接着層の組成物100重量%あたり、好ましくは0.1〜10重量%である。0.1重量%未満であると十分な滑性、耐傷性が得られず好ましくなく、10重量%を超えると塗膜の凝集力が低くなり接着性が悪化するほか、ヘーズが高くなり好ましくない。
本発明の易接着性フィルムは、表面ヘーズ値が3%以下であることが好ましく、易接着層表面の静摩擦係数(μs)が0.8以下であることが好ましい。この範囲の表面ヘーズ値であることによって光学用部材として好適な透明性を得ることができ、この範囲の静摩擦係数であることによってハンドリング性のよいフィルムを得ることができる。
[製造方法]
本発明における共重合ポリエステルは、従来からのポリエステルの製造技術によって製造することができる。脂環族ジカルボン酸、例えば1,4−シクロヘキサンジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体と、要すればスルホン酸塩の基を有する芳香族ジカルボン酸、例えば5−ナトリウムスルホイソフタル酸またはそのエステル形成性誘導体とを、エチレングリコールおよびジヒドロキシ化合物とを反応させてモノマーもしくはオリゴマーを形成し、その後真空下で重縮合させることによって所定の固有粘度の共重合ポリエステルとする方法で製造することができる。この際、反応を促進する触媒、例えばエステル化もしくはエステル交換触媒、重縮合触媒を用いることができ、また種々の添加剤、例えば安定剤等を添加することもできる。
共重合ポリエステルは、塗布層(以下『塗膜』いうことがある)を形成させるために、好ましくは、水溶液、水分散液あるいは乳化液等の水性塗液の形態で、特に好ましくは水分散液の形態でポリエステルフィルムに塗布する。
塗膜を形成するために、必要に応じて、前記成分以外に、他の樹脂、例えばその他の高分子樹脂、その他の架橋剤、帯電防止剤、着色剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、ワックス等を添加してもよい。ワックスを添加する場合、塗布層全重量100重量%あたり例えば0.1〜5重量%、好ましくは1〜3重量%である。
水性塗液の固形分濃度は、通常20重量%以下、好ましくは1〜20重量%、さらに好ましくは1〜10重量%である。1重量%未満であると、ポリエステルフィルムへの濡れ性が不足することがあり、20重量%を超えると塗液の安定性や塗布層の外観が悪化することがあり好ましくない。
水性塗液のなかでも好ましい水分散体は、次の方法で製造することができる。まず共重合ポリエステルを、20℃で1リットルの水に対する溶解度が20g以上でかつ沸点が100℃以下、または100℃以下で水と共沸する親水性の有機溶媒に溶解する。この有機溶媒としてはジオキサン、アセトン、テトラヒドロフラン、メチルエチルケトンを例示することができる。かかる溶液にはさらに小量の界面活性剤を添加してもよい。
共重合ポリエステルを溶解した有機溶媒には、次いで、攪拌下好ましくは加温高速攪拌下で水を添加し、青白色から乳白色の分散体とする。また攪拌下の水に前記有機溶液を添加する方法によっても青白色から乳白色の分散体とすることもできる。
得られた分散体から有機溶媒を分離、除去する、例えば常圧または減圧下で親水性の有機溶媒を蒸去すると、目的のポリエステル水分散体が得られる。また共重合ポリエステルを水と共沸する親水性の有機溶媒に溶解した場合には、該有機溶媒を蒸去する時に水が共沸するので水の減量分を考慮し、前もって多めの水に分散しておくことが望ましい。
水性塗液は、上記の共重合ポリエステルの他に、要すれば架橋剤および微粒子を含有してもよい。
水性塗液のポリエステルフィルムへの塗布は、任意の段階で実施することができるが、ポリエステルフィルムの製造過程で実施するのが好ましく、さらには配向結晶化が完了する前のポリエステルフィルムに塗布するのが好ましい。
ここで、結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムとは、未延伸フィルム、未延伸フィルムを縦方向または横方向の何れか一方に配向せしめた一軸配向フィルム、さらには縦方向および横方向の二方向に低倍率延伸配向せしめたもの(最終的に縦方向また横方向に再延伸せしめて配向結晶化を完了せしめる前の二軸延伸フィルム)を含むものである。最も好ましい塗付の態様は、未延伸フィルムまたは一方向に配向せしめた一軸延伸フィルムに、上記水性塗液を塗布し、そのまま縦延伸および/または横延伸と熱固定とを施すことである。
水性塗液をポリエステルフィルムに塗布する際には、塗布性を向上させるための予備処理としてフィルム表面にコロナ表面処理、火炎処理、プラズマ処理等の物理処理を施すか、あるいは組成物と共にこれと化学的に不活性な界面活性剤を併用することが好ましい。かかる界面活性剤は、ポリエステルフィルムへの水性塗液の濡れを促進させる機能や塗液の安定性を向上させるものであり、例えば、ポリオキシエチレン−脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸金属石鹸、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等のアニオン型、ノニオン型界面活性剤を挙げることができる。界面活性剤は、塗布層の全重量100重量%あたり0.5〜30重量%となるように塗膜を形成する塗液中に含まれていることが好ましい。
塗布方法としては、公知の任意の塗工法が適用できる。例えばロールコート法、グラビアコート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法、含浸法、カーテンコート法を用いることができる。これらは単独で用いてもよく、組合せて用いてもよい。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
なお、各特性値は以下の方法で測定した。
(1)易接着層の厚み
フィルムを小さく切り出しエポキシ樹脂で包埋させミクロトームで50nm厚みにフィルム断面を薄切りし、2%四酸化オスミウム酸で60℃、2時間かけて染色し、染色したフィルム断面を透過電子顕微鏡(TECNAI G2LEM−2000)で観察して、易接着層の厚みを測定した。
(2)耐傷性
直径6mmの硬質クロムメッキしたピンを固定し、長手方向に20cm、幅方向に15mmの大きさにカットしたフィルムをピンに対して90°で接触させ、一定速度(20mm/s)でフィルムの易接着層表面をピン上を滑らせて表面に入る傷の度合を評価した。
◎: 全体面積に対する傷の面積≦10% (極めて良好)
○:10%<全体面積に対する傷の面積≦50% (良好)
×:50%<全体面積に対する傷の面積 (不良)
(3)ヘーズ値
JIS K7136に準じ、日本電色工業社製のヘーズ測定器(NDH−2000)を使用してフィルムのヘーズを測定し、フィルムのヘーズを下記の基準で評価した。
◎: ヘーズ値≦1.5% (極めて良好)
○:1.5%<ヘーズ値≦3.0% (良好)
×:3.0%<ヘーズ値 (不良)
(4)摩擦係数(μs)
ASTM D1894−63に準じ、東洋テスター社製のスリッパリー測定器を使用し、塗膜形成面とポリエチレンテレフタレートフィルム(塗膜非形成面)との静摩擦係数(μs)を測定した。ただし、スレッド板はガラス板とし、荷重は1kgとした。なお、フィルムの滑り性を下記の基準で評価した。
◎: 静摩擦係数(μs)≦0.5 (極めて良好)
○:0.5<静摩擦係数(μs)≦0.8 (良好)
×:0.8<静摩擦係数(μs) (不良)
(5)接着性
JSR社製紫外線硬化型樹脂(商品名:デソライト)2gをフィルムサンプルの塗膜形成面上にマイヤバーを用いて塗布した。塗布直後のフィルムを80℃にて2分間乾燥し、さらに該サンプルを20mW/cmで5分間紫外線照射させて、厚み5μmのハードコート層を形成した。フィルムサンプルの塗膜形成面上にハードコート層を形成させた後、碁盤目のクロスカット(1mmのマス目を100個)を施し、その上にハンディ型金属ロールを使用して、24mm幅のセロハンテープ(ニチバン社製 CT405AP)を完全に貼り付け、180°の剥離角度で急激に剥がした後、剥離面を観察して下記の基準で評価した。
◎: 剥離面積<10% (極めて良好)
○:10%≦剥離面積<30% (良好)
×:30%≦剥離面積 (不良)
(6)塗工性
フィルムの全幅、長さ3m長をハロゲンランプで塗布層を観察し、塗布斑の有無、度合を評価した。なお、塗布斑は、機械方向の筋、機械方向の垂直の筋、ハジキ、ロール汚れの転写痕等である。
◎:塗布斑がフィルム観察面積の5%未満 (極めて良好)
○:塗布斑がフィルム観察面積の5%以上で10%未満 (良好)
×:塗布斑がフィルム観察面積の10%以上 (不良)
(7)耐ブロッキング性
2枚のフィルムを、塗膜形成面同士が接するように重ね合せ、これに、60℃、80%RHの雰囲気下で17時間にわたって0.6kg/cmの圧力をかけ、その後、剥離して、その剥離力により耐ブロッキング性を下記の基準で評価した。
◎: 剥離力< 98mN/5cm (極めて良好)
○: 98mN/5cm≦剥離力<196mN/5cm (良好)
×:196mN/5cm≦剥離力 (不良)
(8)ガラス転移温度
サンプル約10mgを測定用のアルミニウム製パンに封入して示差熱量計(デュポン社製・V4.OB2000型DSC)に装着し、25℃から20℃/分の速度で300℃まで昇温させ、300℃で5分間保持した後取出し、直ちに氷の上に移して急冷した。このパンを再度示差熱量計に装着し、25℃から20℃/分の速度で昇温させてガラス転移温度(Tg:℃)を測定した。
(9)固有粘度
固有粘度([η]dl/g)は、25℃のo−クロロフェノール溶液で測定した。
[実施例1〜6、比較例1〜3]
溶融ポリエチレンテレフタレート([η]=0.63dl/g、Tg=78℃)をダイより押出し、常法により冷却ドラムで冷却して未延伸フィルムとし、次いで縦方向に3.4倍に延伸した後、その片面に表2に示す塗剤の濃度5%の水性塗液をロールコーターで均一に塗布した。なお、表2中の共重合ポリエステル樹脂の組成は表1に示す。
次いで、この塗布フィルムを引き続いて95℃で乾燥し、横方向に120℃で3.5倍に延伸し、220℃で幅方向に3%収縮させ熱固定し、厚さ125μmの易接着性フィルムを得た。なお、塗膜の厚さは0.08μmであった。評価結果を表3に示す。また、比較例1では塗膜を塗設しなかった。
Figure 0005123648
表中、CHDは1,4−シクロヘキサンジカルボン酸であり、TAはテレフタル酸であり、NSIAは3,5−ナトリウムスルホイソフタル酸であり、EGはエチレングリコールであり、BPFは9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレンである。
Figure 0005123648
ポリエステルA:
ジカルボン酸成分が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸99.9モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸0.1モル%、グリコール成分がエチレングリコール80モル%/BPF20モル%で構成されている。なお、ポリエステルAは、下記の通り製造した。すなわち、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジメチル100重量部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル0.1重量部、エチレングリコール24.8重量部、BPF43.8重量部を反応器に仕込み、これにテトラブトキシチタン0.05部を添加して窒素雰囲気下で温度を230℃にコントロールして加熱し、生成するメタノールを留去させてエステル交換反応を行った。
次いで攪拌器のモータートルクの高い重合釜で反応系の温度を徐々に255℃まで上昇させ系内を1mmHgの減圧にして重縮合反応を行い、固有粘度が0.47のポリエステル1を得た。このポリエステル25部をテトラヒドロフラン75部に溶解させ、得られた溶液に10000回転/分の高速攪拌下で水75部を滴下して乳白色の分散体を得、次いでこの分散体を20mmHgの減圧下で蒸留し、テトラヒドロフランを留去した。ポリエステルAの水分散体を得た。
ポリエステルB:
ジカルボン酸成分が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸70モル%/テレフタル酸20モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸10モル%、グリコール成分がエチレングリコール20モル%/BPF80モル%で構成されている(固有粘度0.51)。製造方法はポリエステルAと同様の方法で製造した。
ポリエステルC:
ジカルボン酸成分が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸99.9モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸0.1モル%、グリコール成分がエチレングリコール39モル%/BPF61モル%で構成されている(固有粘度0.49)。製造方法はポリエステルAと同様の方法で製造した。
ポリエステルD:
ジカルボン酸成分が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸70モル%/テレフタル酸20モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸10モル%、グリコール成分がエチレングリコール39モル%/BPF61モル%で構成されている(固有粘度0.50)。製造方法はポリエステルAと同様の方法で製造した。
ポリエステルE:
ジカルボン酸成分が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸90モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸10モル%、グリコール成分がエチレングリコール80モル%/BPF20モル%で構成されている(固有粘度0.46)。製造方法はポリエステルAと同様の方法で製造した。
ポリエステルF:
ジカルボン酸成分が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸90モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸10モル%、グリコール成分がエチレングリコール39モル%/BPF61モル%で構成されている(固有粘度0.47)。製造方法はポリエステルAと同様の方法で製造した。
ポリエステルG:
ジカルボン酸成分が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸99.9モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸0.1モル%、グリコール成分がエチレングリコール90モル%/BPF10モル%で構成されている(固有粘度0.45)。製造方法はポリエステルAと同様の方法で製造した。
ポリエステルH:
ジカルボン酸成分が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸99.9モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸0.1モル%、グリコール成分がエチレングリコール5モル%/BPF95モル%で構成されている(固有粘度0.50)。製造方法はポリエステルAと同様の方法で製造した。
架橋剤:
メチルメタクリレート30モル%/2−イソプロペニル−2−オキサゾリン30モル%/ポリエチレンオキシド(n=10)メタクリレート10モル%/アクリルアミド30モル%で構成されている(Tg=50℃)。なお、特開昭63−37167号公報の製造例1〜3に記載の方法に準じて下記の通り製造した。すなわち、四つ口フラスコに、イオン交換水302部を仕込んで窒素気流中で60℃まで昇温させ、次いで重合開始剤として過硫酸アンモニウム0.5部、亜硝酸水素ナトリウム0.2部を添加し、さらにモノマー類である、メタクリル酸メチル23.3部、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン22.6部、ポリエチレンオキシド(n=10)メタクリル酸40.7部、アクリルアミド13.3部の混合物を3時間にわたり、液温が60〜70℃になるよう調整しながら滴下した。滴下終了後も同温度範囲に2時間保持しつつ、撹拌下に反応を継続させ、次いで冷却して固形分が25%の水分散体を得た。
微粒子:
ポリメタクリル酸メチル系架橋物粒子(平均粒子径:150nm) (日本触媒社製 商品名エポスターMX100W)
ワックス:
カルナバワックス(中京油脂社製 商品名セロゾール524)
濡れ剤:
ポリオキシエチレン(n=7)ラウリルエーテル
[実施例7]
溶融ポリエチレンテレフタレート([η]=0.63dl/g、Tg=78℃)をダイより押出し、常法により冷却ドラムで冷却して未延伸フィルムとした。次いでその片面に表2に示す塗剤の濃度5%の水性塗液をロールコーターで均一に塗布した。次いでこの塗布フィルムを95℃で乾燥し、引き続いて120℃で縦方向に3.4倍、横方向に3.5倍に同時延伸した。さらに続いて220℃で幅方向に3%収縮させ熱固定し、厚さ125μmの易接着性ポリエステルフィルムを得た。なお、塗膜の厚さは0.08μmであった。評価結果を表3に示す。
Figure 0005123648
表3に示した結果より、本発明の光学用易接着性フィルムは、光学用フィルムとして適する透明性、ハンドリング性、接着性を備え、かつフィルム同士の貼りつきが抑制された光学用易接着性フィルムとして有用である。
本発明の光学用易接着性フィルムは、光学用部材のベースフィルムとして、特にプラズマディスプレイまたは液晶ディスプレイの光学部材のベースフィルムとして好適に用いることができる。

Claims (2)

  1. ポリエステルフィルムとその少なくとも一方の面に設けられた共重合ポリエステルからなる易接着層とからなり、易接着層の共重合ポリエステルは、ジカルボン酸成分の70〜99.9モル%が飽和脂肪族ジカルボン酸成分および/または脂環族ジカルボン酸成分で占められ、ジオール成分の20〜80モル%が下記式で表されるジヒドロキシ化合物で占められ、20〜80モル%がエチレングリコールで占められることを特徴とする、光学用易接着性フィルム。
    Figure 0005123648
  2. プラズマディスプレイまたは液晶ディスプレイの部材として用いられる、請求項1記載の光学用易接着性フィルム。
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