JP5123517B2 - アンブロキソール口腔内速崩性錠剤 - Google Patents
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Description
すなわち本発明は、崩壊剤で被覆された顆粒を圧縮成形してなる錠剤であって、該顆粒の内部にも崩壊剤が含まれており、該顆粒の内部および/または外部に薬物が含まれている口腔内速崩性錠剤である。
また、本発明はかかる錠剤成形に用いられる顆粒であって、その内部に崩壊剤を含んでおり、さらに薬物を含んでいてもよく、かつ崩壊剤で被覆されている顆粒である。
また、本発明の錠剤に用いる薬物は、フィルムコーティング剤、賦形剤、結合剤、滑沢剤等によるコーティングがなされていてもよく、可塑剤が加えられていてもよい。
また、崩壊剤による被覆は圧縮成形性の向上にも寄与する。すなわち、顆粒の内部および被覆部に崩壊剤が存在することが良好な圧縮成形性のために必要である。
さらに、顆粒内部に空隙を有することが好ましく、また、結合剤を含有しないことが好ましい。
顆粒内部や被覆部における崩壊剤としては、クロスポビドンが好ましい。
[評価方法]
後述する実施例、比較例においては、次の評価方法を採用した。
a)「硬度」は富山産業のTH−203MP型錠剤破壊強度測定器を用いて測定した。
b)「摩損度」は萱垣医科工業の摩損度試験機を用いて測定した。具体的には、錠剤55錠を投入し、100回転させ、(初期重量−試験後)/初期重量 を%表示した。
c)「官能評価」は咀嚼せずに口腔内で崩壊に要する時間を測定した。なお、実施例/比較例におけるプラセボ製剤では成人男子1名のN=6の平均値を用い、実施例におけるアクティブ3種では、成人男子3名のN=3の平均値を用いた。
d)「日局崩壊試験」は日局崩壊試験法によった。試験液はミリQ水を使用した。
e)「浸透時間」は青色1号で着色したミリQ水1mlをシャーレ錠に滴下し、この上に錠剤を置き、錠剤全体に水が浸透するのに要する時間を測定した。
D−マンニトール(東和化成工業(株)、商品名;マンニットP(平均粒子径は50μm程度)、以下の例で同じ)264.4g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))14.2g、クロスポビドン(ISP、商品名;ポリプラスドンXL−10(平均粒子径はメーカー記載値で30μm)、以下の例で特に記載のない限り同じ)20.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン11.0gを膨潤させた精製水を噴霧し、顆粒を得た。この顆粒にクロスポビドン48.8gを投入し、クロスポビドン1.2gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。得られた崩壊剤被覆顆粒177.0gにフェブキソスタット(帝人ファーマ(株))20.0g、ステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))264.4g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))14.2g、クロスポビドン(ISP)20.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン11.0gを膨潤させた精製水を噴霧し、顆粒を得た。この顆粒にクロスポビドン48.8gを投入し、クロスポビドン1.2gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。得られた崩壊剤被覆顆粒177.0gにアスコルビン酸(武田薬品工業(株))20.0g、ステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))264.4g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))14.2g、クロスポビドン(ISP)20.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン11.0gを膨潤させた精製水を噴霧し、顆粒を得た。この顆粒にクロスポビドン48.8gを投入し、クロスポビドン1.2gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。得られた崩壊剤被覆顆粒177.0に塩酸アンブロキソール(日本バルク薬品(株))20.0g、ステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
実施例1および参考例1ないし2の錠剤の評価結果を表1に示す。
エリスリトール(日研化成(株)、グレード100M(平均粒子径15μm程度)で以下比較例1、2でも同じ)296.0g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン21.9gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。
得られた崩壊剤被覆造粒物197.1gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用い圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量200mg、Φ10mm割線平フチ丸の杵で硬度約3kgfとなるよう打錠した。
エリスリトール(日研化成(株))325.2g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン22.0gを投入し、精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用い圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量200mg、Φ10mm割線平フチ丸の杵で硬度約3kgfとなるよう打錠した。この比較例は、顆粒内に崩壊剤が存在することによる成型性や速崩性に対する効果を確認するため、顆粒内に崩壊剤が存在しないものを製造したものである。
エリスリトール(日研化成(株))310.8g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、ヒドロキシプロピルセルロース(日本曹達(株)、HPC−L)14.6gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン21.9gを投入し、精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用い圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量200mg、Φ10mm割線平フチ丸の杵で硬度約3kgfとなるよう打錠した。この比較例は、比較例1で顆粒結合力の不足から成形ができず、速崩性を検証できないため、さらに結合剤を加えて成形したものである。
実施例2、および比較例1ないし2の錠剤の評価結果を表2に示す。
なお、崩壊剤が顆粒内および被覆部の両方に存在することによる圧縮成型性向上の機構は明らかになっていない。
D−マンニトール(東和化成工業(株))318.0g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)9.2gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン5.0gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン14.6gを投入し、クロスポビドン0.6gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))2.9gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))303.4g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン14.6gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))2.9gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))296.1g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン21.9gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))288.8g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン29.2gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))281.5g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン36.5gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.3gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))237.5g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン80.4gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))318.0g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)9.1gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン5.0gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン14.6gを投入し、クロスポビドン0.6gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を流動層造粒乾燥機内で乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物196.9gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))2.9gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))318.0g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン11.0gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた造粒物196.8gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))2.9gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))318.0g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、を流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン29.3gを投入し、精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))2.9gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))331.3g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))13.2g、クロスポビドン(ISP)9.5gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン5.7gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた造粒物189.0gにクロスポビドン(ISP)8.0gを加えて1次混合し、さらにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて2次混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。
実施例3ないし9、および比較例3ないし5の錠剤の評価結果を表3に示す。
エリスリトール(日研化成(株)、グレード50M(平均粒子径35μm程度)で以下実施例例11−14でも同じ)318.0g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.7g、クロスポビドン(ISP)9.1gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン5.0gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン14.6gを投入し、クロスポビドン0.6gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物196.9gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))2.9gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。評価は、密閉容器中、室温条件下にて3日間保存し、硬度・摩損度が安定した後実施した。
エリスリトール(日研化成(株))303.4g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.9g、クロスポビドン(ISP)13.7gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン7.4gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン21.9gを投入し、クロスポビドン0.8gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.2gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))2.9gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。評価は、密閉容器中、室温条件下にて3日間保存し、硬度・摩損度が安定した後実施した。
エリスリトール(日研化成(株))288.7g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン29.1gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.1gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))2.9gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。評価は、密閉容器中、室温条件下にて3日間保存し、硬度・摩損度が安定した後実施した。
エリスリトール(日研化成(株))274.1g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン43.8gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.1gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))2.9gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。評価は、密閉容器中、室温条件下にて3日間保存し、硬度・摩損度が安定した後実施した。
エリスリトール(日研化成(株))237.5g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)69.6gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン29.3gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.2gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量120mg、Φ8mm割線平フチ丸の杵で硬度約5kgfとなるよう打錠した。評価は、密閉容器中、室温条件下にて3日間保存し、硬度・摩損度が安定した後実施した。
実施例10−14の錠剤の評価結果を表4に示す。
アスコルビン酸(武田薬品工業(株):80メッシュ)36.6g、D−マンニトール(東和化成工業(株):マンニットP)201.0g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株):アドソリダー101)12.8g、クロスポビドン(ISP:ポリプラスドンXL−10)54.8gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン(XL−10)9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン(XL−10)43.9gを投入し、クロスポビドン(XL−10)1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量200mg、Φ10mm割線平フチ丸の杵で硬度約3kgfとなるよう打錠した。
アスコルビン酸(武田薬品工業(株):80メッシュ)36.5g、D−マンニトール(東和化成工業(株):マンニットP)201.0g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株):アドソリダー101)12.8g、クロスポビドン(ISP:ポリプラスドンINF−10(平均粒子径はメーカー記載値で11μm))54.8gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン(INF−10)9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン(INF−10)43.9gを投入し、クロスポビドン(INF−10)1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量200mg、Φ10mm割線平フチ丸の杵で硬度約3kgfとなるよう打錠した。
アスコルビン酸(武田薬品工業(株):80メッシュ)36.6g、D−マンニトール(東和化成工業(株):マンニットP)201.0g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株):アドソリダー101)12.8g、クロスポビドン(ISP:ポリプラスドンINF−10)54.8gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン(INF−10)9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン(XL−10)43.9gを投入し、クロスポビドン(INF−10)1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量200mg、Φ10mm割線平フチ丸の杵で硬度約3kgfとなるよう打錠した。
アスコルビン酸(武田薬品工業(株):80メッシュ)36.5g、D−マンニトール(東和化成工業(株):マンニットP)201.1g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株):アドソリダー101)12.8g、クロスポビドン(ISP:ポリプラスドンINF−10)54.8gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン(INF−10)9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン(XL(平均粒子径はメーカー記載値で100μm))43.9gを投入し、クロスポビドン(INF−10)1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。得られた崩壊剤被覆造粒物197.0gにステアリン酸カルシウム(日本油脂(株))3.0gを加えて混合後、ロータリー打錠機〔(株)畑鐵工所製、HT−AP6SS−U〕を用いて圧縮成形した。成形条件は、錠剤重量200mg、Φ10mm割線平フチ丸の杵で硬度約3kgfとなるよう打錠した。
参考例3−6の錠剤の評価結果を表5に示す。なお、表5で崩壊剤(%)の項目の括弧内の数字は用いた崩壊剤のメーカー記載の平均粒子径である。
顆粒を調製した段階のもの、およびそれに崩壊剤による被覆を施したものの表面の窒素量をESCAで測定することにより、上述した崩壊剤被覆操作でクロスポビドン被覆がなされていることを確認した。この測定は、株式会社日東分析センターに依頼して実施した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))274.1g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)18.3gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、クロスポビドン9.9gを膨潤させた精製水を噴霧し、造粒物を得た。この造粒物にクロスポビドン43.8gを投入し、クロスポビドン1.1gを膨潤させた精製水で粉コーティングした。この崩壊剤被覆造粒物を乾燥機内で静置乾燥した。
D−マンニトール(東和化成工業(株))274.1g、軽質無水珪酸(フロイント産業(株))12.8g、クロスポビドン(ISP)73.1gを流動層造粒乾燥機〔(株)パウレック製、LAB−1〕に仕込み、精製水を噴霧し造粒物を得た。この造粒物を流動層造粒乾燥機内で乾燥した。
ESCA;アルバック・ファイ社製Quantum2000
Xray Setting;100μmφ[25W(15kV)]のポイント分析
X線源;モノクロAlKα
光電子取出し角;45゜
中和条件;中和銃とイオン銃(中和モード)の併用
測定結果は表6のとおり。
実施例15と同様な検討を飛行時間型二次イオン質量分析装置(TOF−SIMS)を用いて行なった。すなわち、上述した崩壊剤被覆操作でクロスポビドン被覆がなされていることを確認した。この測定は、株式会社日東分析センターに依頼して実施した。
TOF−SIMS;ULVAC−PHI社製TRIFT2
1次イオン;69Ga+(加速電圧15kV)
Claims (23)
- 崩壊剤のみで被覆された顆粒を圧縮成形してなる錠剤であって、該顆粒の内部にも崩壊剤が含まれており、該崩壊剤がクロスポビドンであり、該顆粒の内部および/または外部に薬物としてのアンブロキソールまたはその薬学的に許容される塩が含まれている口腔内速崩性錠剤。
- 顆粒の内部に一種類以上の製薬学的に許容される添加剤を含む請求項1に記載の口腔内速崩性錠剤。
- 一種以上の製薬学的に許容される添加剤とともに顆粒を圧縮成形してなる請求項1または2に記載の口腔内速崩性錠剤。
- 顆粒の内部に空隙を有する請求項1から3のいずれかに記載の口腔内速崩性錠剤。
- 少なくとも崩壊剤を含む粉末から顆粒を調製し、次にこれを崩壊剤のみで被覆し、さらにこれを圧縮成形してなる錠剤であって、該崩壊剤がクロスポビドンであり、該顆粒調製時および/または該圧縮成形時において薬剤としてのアンブロキソールまたはその薬学的に許容される塩が加えられる口腔内速崩性錠剤。
- 崩壊剤のほか、一種類以上の製薬学的に許容される添加剤を含む混合物から顆粒が調製される、請求項5に記載の口腔内速崩性錠剤。
- 一種類以上の製薬学的に許容される添加剤とともに顆粒を圧縮成形してなる請求項5または6に記載の錠剤。
- 顆粒調製前に、それに用いる崩壊剤を水および/またはエタノールで膨潤させる工程を加え、かつ崩壊剤で被覆後に顆粒を静置乾燥する工程を加えた請求項5から7のいずれかに記載の口腔内速崩性錠剤。
- 薬物がアンブロキソール塩酸塩である請求項1から8のいずれかに記載の口腔内速崩性錠剤。
- 結合剤を含有しない請求項1から9のいずれかに記載の口腔内速崩性錠剤。
- 薬物としてのアンブロキソールが顆粒外部のみに含まれる請求項1から10のいずれかに記載の口腔内速崩性錠剤。
- 顆粒内部の崩壊剤の割合が錠剤全体の4−20重量%であり、顆粒被覆部の崩壊剤の割合が錠剤全体の4−20重量%である請求項1から11のいずれかに記載の口腔内速崩性錠剤。
- 少なくとも顆粒内部にエリスリトールを含む請求項1から12のいずれかに記載の口腔内速崩性錠剤。
- 顆粒内部の崩壊剤の割合が錠剤全体の4−8重量%であり、顆粒被覆部の崩壊剤の割合が錠剤全体の4−8重量%である請求項13に記載の口腔内速崩性錠剤。
- 少なくとも顆粒内部にマンニトールを含む請求項1から12のいずれかに記載の口腔内速崩性錠剤。
- 滑沢剤として軽質無水珪酸および/またはステアリン酸塩を含む請求項1から15のいずれかに記載の口腔内速崩性錠剤。
- 錠剤成形用の顆粒であって、その内部に崩壊剤を含んでおり、さらに薬物としてのアンブロキソールまたはその薬学的に許容される塩を含んでいてもよく、かつ崩壊剤のみで被覆されている顆粒であって、該崩壊剤がクロスポビドンである、顆粒。
- 内部に一種類以上の製薬学的に許容される添加剤を含む請求項17に記載の顆粒。
- 内部にエリスリトールを含む請求項17に記載の顆粒。
- 内部にマンニトールを含む請求項17に記載の顆粒。
- その内部に空隙を有する請求項17から20のいずれかに記載の顆粒。
- 結合剤を含有しない請求項17から21のいずれかに記載の顆粒。
- 薬物がアンブロキソール塩酸塩である請求項17から22のいずれかに記載の顆粒。
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