JP5119901B2 - ソースドライバ、電気光学装置、投写型表示装置及び電子機器 - Google Patents

ソースドライバ、電気光学装置、投写型表示装置及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、ソースドライバ、電気光学装置、投写型表示装置及び電子機器等に関する。
従来より、携帯電話機や投写型表示装置に用いられる液晶パネル(電気光学装置)として、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、TFTと略す)等のスイッチング素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶パネルが知られている。
これまで、携帯電話機等の携帯型の電子機器にアクティブマトリクス方式の液晶パネルを採用する際、アクティブマトリクス方式は、低消費電力化が難しいと考えられてきた。しかし、近年では、アクティブマトリクス方式の液晶パネルでも、十分な低消費電力化を実現している。その一方、アクティブマトリクス方式の液晶パネルによる多色化や動画表示に適しているという利点が注目されている。
高精度な画像表示を行うために、一般に、表示装置の駆動信号は表示装置の階調特性に応じてガンマ補正が行われる。液晶パネルを例にとれば、ガンマ補正により、階調表示を行うための階調データに基づいて、最適な画素の透過率を実現するように補正された階調電圧が出力される。そして、この階調電圧に基づいてソース線が駆動される。
特開平7−306660号公報
ところが、近年、表示画像の高画質化の要求がより一層高まり、電気光学装置のソース線を駆動するソースドライバに対する多階調化の要望が高まっている。この場合、電気光学装置の複数のソース線の各ソース線を駆動する各出力バッファに対して、より多くの種類の階調電圧を供給しなければならない。
一般的に、ソースドライバを半導体基板上に集積化させると、半導体基板の長辺方向に沿って複数の出力バッファが並ぶ構成が採用される。そのため、階調電圧信号線群もまた、半導体基板の長辺方向に延びるように配置されることになる。従って、階調電圧信号線の数を増加させる場合には、半導体基板の長辺方向と交差する該半導体基板の短辺方向のレイアウト面積(回路規模)を増加させてしまう。例えば、各ドットの階調データのビット数を6とすると、階調電圧信号線の数は64(=2)本となるが、階調データのビット数を8とすると、階調電圧信号線の数が256(=2)本となり、階調電圧信号線群のレイアウト面積が4(=28−6)倍に増加してしまう。
一方、特許文献1には、階調電圧信号線の数を削減するために、階段状電圧を生成し、階段状に設定された複数の電圧の中から所望の電圧をサンプリングすることでパルス幅変調信号を生成して中間階調を表現する技術が開示されている。しかしながら、階調表現がパルス幅変調方式に限定されてしまう上に、より多くの階調数を必要とする場合には高画質化は困難という問題がある。
また、階段状に設定された複数の電圧のレベルをすべて高精度で設定することは困難であり、高精度で設定できたとしても回路規模が複雑になってしまう。特に階調数が増加し、各階調間の電圧の差が小さくなる程、特許文献1に開示されたような各電圧のレベルが高精度の設定される階段状電圧を生成することは困難となる。
更に、高精細な画像表示に対する要求は、投写型表示装置にも共通している。投写型表示装置に採用されるソースドライバに対しては、低消費電力化への要求は高くないものの、装置の小型化を目的としてソースドライバの回路規模の削減への要求が高い。
本発明の幾つかの態様によれば、回路規模の増大を招くことなく高精細な画像表示が可能なソースドライバ、電気光学装置、投写型表示装置及び電子機器を提供できる。
上記課題を解決するために本発明は、
(j+k)(j、kは自然数)ビットの階調データに基づいて電気光学装置のソース線を駆動するためのソースドライバであって、
本の階調信号線と、
本の階調信号線により供給される2種類の階調電圧のうち2つの階調電圧を出力する階調電圧選択回路と、
前記階調電圧選択回路からの低電位側階調電圧及び高電位側階調電圧を含む両電圧間の電圧のうち前記階調データの下位kビットのデータに対応した階調電圧をソース線に出力するソース線駆動回路とを含むソースドライバに関係する。
本発明によれば、階調信号線の本数を大幅に削減できるので、回路規模の増大を招くことなく高精細な画像表示が可能なソースドライバを提供できるようになる。
また本発明に係るソースドライバでは、
前記ソース線駆動回路が、
差動トランジスタ対を有する差動増幅器と、前記差動増幅器の出力に基づいてソース線を駆動する駆動部とを含むボルテージフォロワ回路であり、
前記差動トランジスタ対の電流駆動能力を変更することで、前記低電位側階調電圧及び高電位側階調電圧を含む両電圧間の電圧のうち前記階調データの下位kビットのデータに対応した階調電圧をソース線に出力することができる。
また本発明に係るソースドライバでは、
前記差動トランジスタ対を構成する第1及び第2の差動トランジスタ群のうち前記第2の差動トランジスタ群が、k個のトランジスタであり、
前記k個のトランジスタの各トランジスタのゲートに、前記階調データの下位kビットの各ビットのデータに対応した信号が供給されてもよい。
また本発明に係るソースドライバでは、
前記階調データの下位kビットのデータをデコードする下位ビットデコーダを含み、
前記差動トランジスタ対を構成する第1及び第2の差動トランジスタ群のうち前記第2の差動トランジスタ群の各トランジスタの電流駆動能力が同一であり、
各トランジスタのゲートに、前記下位ビットデコーダのデコード結果に対応した信号が供給されてもよい。
上記のいずれかの発明によれば、ソース線駆動回路を構成するボルテージフォロワ回路の差動トランジスタ対の電流駆動能力を制御することで、階調電圧選択回路からの低電位側階調電圧と高電位側階調電圧とを含む両電圧間の電圧を、階調データの下位ビットのデータに応じて出力できるようにしたので、より簡素な構成で、回路規模の増大を招くことなく高精細な画像表示が可能なソースドライバを提供できるようになる。
また本発明に係るソースドライバでは、
第1の階調選択例外処理レジスタを含み、
前記階調電圧選択回路が、前記低電位側階調電圧をVSEL1として、前記下位kビットのデータに基づいて高電位側に順次VSEL1〜VSEL(2)に割り当てられる階調電圧を出力する場合に、
前記第1の階調選択例外処理レジスタの設定値に応じて、前記高電位側階調電圧がVSEL(2)に割り当てられてもよい。
また本発明に係るソースドライバでは、
第2の階調選択例外処理レジスタを含み、
前記第1の階調選択例外処理レジスタにより、前記高電位側階調電圧がVSEL(2)に割り当てられている場合に、
前記階調データの各ビットのデータがすべて0のときのみ又は前記階調データの各ビットのデータがすべて1のときのみ、前記第2の階調選択例外処理レジスタの設定値に応じて、前記高電位側階調電圧として、前記2種類の階調電圧のうち最高電位の階調電圧が割り当てられてもよい。
また本発明に係るソースドライバでは、
第1の階調選択例外処理レジスタを含み、
前記階調電圧選択回路が、前記高電位側階調電圧をVSEL1として、前記下位kビットのデータに基づいて低電位側に順次VSEL1〜VSEL(2)に割り当てられる階調電圧を出力する場合に、
前記第1の階調選択例外処理レジスタの設定値に応じて、前記低電位側階調電圧がVSEL(2)に割り当てられてもよい。
また本発明に係るソースドライバでは、
第2の階調選択例外処理レジスタを含み、
前記第1の階調選択例外処理レジスタにより、前記低電位側階調電圧がVSEL(2)に割り当てられている場合に、
前記階調データの各ビットのデータがすべて0のときのみ又は前記階調データの各ビットのデータがすべて1のときのみ、前記第2の階調選択例外処理レジスタの設定値に応じて、前記低電位側階調電圧として、前記2種類の階調電圧のうち最低電位の階調電圧が割り当てられてもよい。
上記のいずれかの発明によれば、例外処理として、階調信号線の削減に伴う階調電圧の割り当て方法を変更できるようにしたので、電気光学装置の階調特性に応じた最適な階調表現を簡素な構成で実現できるようになる。
また本発明は、
(j+k)(j、kは自然数)ビットの階調データに基づいて電気光学装置のソース線を駆動するためのソースドライバであって、
種類の階調電圧のうち2つの隣り合う階調電圧を出力する階調電圧選択回路と、
前記階調電圧選択回路からの前記2つの隣り合う階調電圧間の2種類の階調電圧のうち前記階調データの下位kビットのデータに対応した階調電圧をソース線に出力するソース線駆動回路とを含むことを特徴とするソースドライバに関係する。
また本発明は、
複数のゲート線と、
複数のソース線と、
各画素が、各ゲート線及び各ソース線により特定される複数の画素と、
前記複数のソース線を駆動するための上記のいずれか記載のソースドライバを含む電気光学装置に関係する。
また本発明に係る電気光学装置では、
前記複数のゲート線を走査するためのゲートドライバを含むことができる。
また本発明は、
上記のいずれか記載のソースドライバを含む電気光学装置に関係する。
上記のいずれかの発明によれば、回路規模の増大を招くことなく高精細な画像表示が可能なソースドライバが適用された電気光学装置を提供できる。
また本発明は、
上記のいずれか記載の電気光学装置と、
前記電気光学装置に光を入射するための光源と、
前記電気光学装置から出射される光を投写するための投写手段とを含む投写型表示装置に関係する。
また本発明は、
上記のいずれか記載のソースドライバを含む投写型表示装置に関係する。
上記のいずれかの発明によれば、回路規模の増大を招くことなく高精細な画像表示が可能なソースドライバが適用された投写型表示装置を提供できる。
また本発明は、
上記のいずれか記載の電気光学装置を含む電子機器に関係する。
また本発明は、
上記のいずれか記載の電気光学装置と、
前記電気光学装置に対して階調データを供給する手段とを含む電子機器に関係する。
また本発明は、
上記のいずれか記載のソースドライバを含む電子機器に関係する。
上記のいずれかの発明によれば、回路規模の増大を招くことなく高精細な画像表示が可能なソースドライバを含む電子機器を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成のすべてが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 液晶装置
図1に、本実施形態におけるアクティブマトリックス型の液晶装置の構成の概要を示す。
液晶装置10は、液晶表示(Liquid Crystal Display:LCD)パネル(広義には表示パネル、更に広義には電気光学装置)20を含む。LCDパネル20は、例えばガラス基板上に形成される。このガラス基板上には、Y方向に複数配列されそれぞれX方向に伸びるゲート線(走査線)GL1〜GLM(Mは2以上の整数)と、X方向に複数配列されそれぞれY方向に伸びるソース線(データ線)SL1〜SLN(Nは2以上の整数)とが配置されている。また、ゲート線GLm(1≦m≦M、mは整数、以下同様。)とソース線SLn(1≦n≦N、nは整数、以下同様。)との交差位置に対応して、画素領域(画素)が設けられ、該画素領域に薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、TFTと略す。)22mnが配置されている。電気光学装置は、有機EL(Electro Luminescence)素子、無機EL素子等の発光素子を用いた装置を含むことができる。
TFT22mnのゲートは、ゲート線GLmに接続されている。TFT22mnのソースは、ソース線SLnに接続されている。TFT22mnのドレインは、画素電極26mnに接続されている。画素電極26mnと、これに対向する対向電極28mnとの間に液晶が封入され、素子容量である液晶容量(広義には液晶素子)24mnが形成される。画素電極26mnと対向電極28mnとの間の印加電圧に応じて画素の透過率が変化するようになっている。対向電極28mnには、対向電極電圧Vcomが供給される。素子容量は、液晶素子に形成される液晶容量や、無機EL素子等のEL素子に形成される容量を含むことができる。
このようなLCDパネル20は、例えば画素電極及びTFTが形成された第1の基板と、対向電極が形成された第2の基板とを貼り合わせ、両基板の間に電気光学材料としての液晶を封入させることで形成される。
液晶装置10は、ソースドライバ(広義には表示ドライバ、更に広義には駆動回路)30を含む。ソースドライバ30は、(j+k)(j、kは自然数)ビットの階調データに基づいて、LCDパネル20のソース線SL1〜SLNを駆動する。
液晶装置10は、ゲートドライバ(広義には走査ドライバ)32を含むことができる。ゲートドライバ32は、一垂直走査期間内に、LCDパネル20のゲート線GL1〜GLMを走査する。
液晶装置10は、電源回路100を含むことができる。電源回路100は、ソース線の駆動に必要な電圧を生成し、これらをソースドライバ30に対して供給する。電源回路100は、例えばソースドライバ30のソース線の駆動に必要な電源電圧VDDH、VSSHや、ソースドライバ30のロジック部の電圧を生成する。
また電源回路100は、ゲート線の走査に必要な電圧を生成し、これをゲートドライバ32に対して供給する。
更に電源回路100は、対向電極電圧Vcomを生成する。電源回路100は、ソースドライバ30によって生成された極性反転信号POLのタイミングに合わせて、高電位側電圧VCOMHと低電位側電圧VCOMLとを周期的に繰り返す対向電極電圧Vcomを、LCDパネル20の対向電極に出力する。或いは、対向電極電圧Vcomの変化によりLCDパネル20の色むらが発生する場合、電源回路100は、固定の一定電圧である対向電極電圧VcomをLCDパネル20の対向電極に出力してもよい。
液晶装置10は、表示コントローラ38を含むことができる。表示コントローラ38は、図示しない中央処理装置(Central Processing Unit:以下、CPUと略す。)等のホストにより設定された内容に従って、ソースドライバ30、ゲートドライバ32、電源回路100を制御する。例えば、表示コントローラ38は、ソースドライバ30及びゲートドライバ32に対し、動作モードの設定、内部で生成した垂直同期信号や水平同期信号の供給を行う。ここで、表示コントローラ38又はホストは、階調データをソースドライバ30に供給できる。
なお図1では、液晶装置10に電源回路100又は表示コントローラ38を含めて構成するようにしているが、これらのうち少なくとも1つを液晶装置10の外部に設けて構成するようにしてもよい。或いは、液晶装置10に、ホストを含めるように構成することも可能である。
また、ソースドライバ30は、ゲートドライバ32及び電源回路100のうち少なくとも1つを内蔵してもよい。
更にまた、ソースドライバ30、ゲートドライバ32、表示コントローラ38及び電源回路100の一部又は全部をLCDパネル20上に形成してもよい。例えば図2では、LCDパネル20上に、ソースドライバ30及びゲートドライバ32が形成されている。このようにLCDパネル20は、複数のソース線と、複数のゲート線と、複数のゲート線の各ゲート線及び複数のソース線の各ソース線とに接続された複数のスイッチ素子と、複数のソース線を駆動する表示ドライバとを含むように構成することができる。LCDパネル20の画素形成領域80に、複数の画素が形成されている。
1.1 ゲートドライバ
図3に、図1又は図2のゲートドライバ32の構成例を示す。
ゲートドライバ32は、シフトレジスタ40、レベルシフタ42、出力バッファ44を含む。
シフトレジスタ40は、各ゲート線に対応して設けられ、順次接続された複数のフリップフロップを含む。このシフトレジスタ40は、クロック信号CPVに同期してスタートパルス信号STVをフリップフロップに保持すると、順次クロック信号CPVに同期して隣接するフリップフロップにスタートパルス信号STVをシフトする。ここで入力されるクロック信号CPVは水平同期信号であり、スタートパルス信号STVは垂直同期信号である。
レベルシフタ42は、シフトレジスタ40からの電圧のレベルを、LCDパネル20の液晶素子とTFTのトランジスタ能力とに応じた電圧のレベルにシフトする。この電圧レベルとしては、例えば20V〜50Vの高い電圧レベルが必要になる。
出力バッファ44は、レベルシフタ42によってシフトされた走査電圧をバッファリングしてゲート線に出力し、ゲート線を駆動する。
1.2 ソースドライバ
図4に、図1又は図2のソースドライバ30の構成例のブロック図を示す。
ソースドライバ30は、I/Oバッファ50、表示メモリ52、ラインラッチ54、階調電圧発生回路56、DAC(Digital/Analog Converter)58(広義には階調電圧選択回路)、ソース線駆動回路60を含む。
ソースドライバ30には、例えば表示コントローラ38から階調データDが入力される。この階調データDは、ドットクロック信号DCLKに同期して入力され、I/Oバッファ50においてバッファリングされる。ドットクロック信号DCLKは、表示コントローラ38から供給される。
I/Oバッファ50は、表示コントローラ38又は図示しないホストによってアクセスされる。I/Oバッファ50にバッファリングされた階調データは、表示メモリ52に書き込まれる。また、表示メモリ52から読み出された階調データは、I/Oバッファ50でバッファリングされた後に、表示コントローラ38等に対して出力されるようになっている。
表示メモリ(階調データメモリ)52は、各メモリセルが各ソース線に接続される各出力線に対応して設けられた複数のメモリセルを含む。各メモリセルは、ロウアドレス及びカラムアドレスによって特定される。また1走査ライン分の各メモリセルは、ラインアドレスによって特定される。
アドレス制御回路62は、表示メモリ52内のメモリセルを特定するためのロウアドレス、カラムアドレス及びラインアドレスを生成する。アドレス制御回路62は、階調データを表示メモリ52に書き込む際には、ロウアドレス及びカラムアドレスを生成する。即ち、I/Oバッファ50にバッファリングされた階調データが、ロウアドレス及びカラムアドレスによって特定される表示メモリ52のメモリセルに書き込まれる。
ロウアドレスデコーダ64は、ロウアドレスをデコードし、該ロウアドレスに対応した表示メモリ52のメモリセルを選択する。カラムアドレスデコーダ66は、カラムアドレスをデコードし、該カラムアドレスに対応した表示メモリ52のメモリセルを選択する。
階調データを表示メモリ52から読み出してラインラッチ54に出力する際には、アドレス制御回路62は、ラインアドレスを生成する。即ち、ラインアドレスデコーダ68は、ラインアドレスをデコードし、該ラインアドレスに対応した表示メモリ52のメモリセルを選択する。そして、ラインアドレスによって特定されるメモリセルから読み出された1水平走査分の階調データがラインラッチ54に出力される。
アドレス制御回路62は、階調データを表示メモリ52から読み出してI/Oバッファ50に出力する際には、ロウアドレス及びカラムアドレスを生成する。即ち、ロウアドレス及びカラムアドレスによって特定される表示メモリ52のメモリセルに保持された階調データがI/Oバッファ50に読み出される。I/Oバッファ50に読み出された階調データは、表示コントローラ38又は図示しないホストにより取り出される。
従って、図4において、ロウアドレスデコーダ64、カラムアドレスデコーダ66及びアドレス制御回路62が表示メモリ52への階調データの書き込み制御を行う書き込み制御回路として機能する。一方、図4において、ラインアドレスデコーダ68、カラムアドレスデコーダ66及びアドレス制御回路62が表示メモリ52からの階調データの読み出し制御を行う読み出し制御回路として機能する。
ラインラッチ54は、表示メモリ52から読み出された一水平走査分の階調データを、水平同期信号HSYNCの変化タイミングでラッチする。ラインラッチ54は、各レジスタが1ドット分の階調データを保持する複数のレジスタを含む。ラインラッチ54の複数のレジスタの各レジスタには、表示メモリ52から読み出された1ドット分の階調データが取り込まれる。
階調電圧発生回路(広義には基準電圧発生回路)56は、各階調電圧(基準電圧)が各階調データに対応する複数の階調電圧を生成する。より具体的には、階調電圧発生回路56は、高電位側電源電圧VDDHと低電位側電源電圧VSSHとに基づいて、各階調電圧が各階調データに対応する複数の階調電圧を生成する。より具体的には、(j+k)ビットの階調データのうち上位のjビットのデータに基づいて、2種類の階調電圧を生成する。ソースドライバ30は、2種類の階調信号線を有し、各階調信号線には2種類の階調電圧の各階調電圧が供給される。このような階調電圧発生回路56は、両端に高電位側電源電圧VDDHと低電位側電源電圧VSSHが供給された抵抗回路の複数の分割ノードの電圧のうち、同時に2種類の階調電圧を出力させる。
DAC58は、ラインラッチ54から出力される階調データ(より具体的には階調データの上位jビットのデータ)に対応した階調電圧を、ソース線駆動回路60の出力である出力線ごとに生成する。より具体的には、DAC58は、階調電圧発生回路56によって生成された複数の階調電圧の中から、ラインラッチ54から出力されたソース線駆動回路60の1出力線分の階調データ(より具体的には階調データの上位jビットのデータ)に対応した階調電圧を選択し、選択した階調電圧を出力する。
DAC58は、出力線毎に設けられた電圧選択回路DEC〜DECを含む。各電圧選択回路は、階調電圧発生回路56からの複数の階調電圧の中から、階調データに対応した1つの階調電圧を出力する。
ソース線駆動回路60は、各出力線がLCDパネル20の各ソース線に接続される複数の出力線を駆動する。より具体的には、ソース線駆動回路60は、DAC58の電圧選択回路によって出力線毎に出力された階調電圧に基づいて、各出力線を駆動する。ソース線駆動回路60は、出力線毎に設けられた出力回路OUT〜OUTを含む。各出力回路は、各電圧選択回路からの階調電圧に基づいてソース線を駆動する。各出力回路は、ボルテージフォロワ回路であり、このボルテージフォロワ回路は、ボルテージフォロワ接続された演算増幅器等により構成できる。
図5に、本実施形態におけるソースドライバの動作説明図を示す。
本実施形態では、DAC58の各電圧選択回路が、ソースドライバ30が各ソース線に供給可能な2(j+k)種類の階調電圧のうち、高電位側電源電圧VDDHと低電位側電源電圧VSSHとを含む両電源電圧間の2つの電圧SELA、SELBを階調データの上位jビットのデータに基づいて選択する。その後、ソース線駆動回路60の各出力回路が、各電圧選択回路で選択された2つの電圧SELA、SELBを含む両電圧間の電圧を、階調データの下位kビットのデータに基づいて出力する。
図6に、本実施形態におけるソースドライバの要部の構成例を示す。
図6は、図4のソースドライバ30のうち、ラインラッチ54、階調電圧発生回路56、DAC58、ソース線駆動回路60を示す。
ラインラッチ54は、出力先毎に設けられたデータラッチDLAT1〜DLATNを有する。データラッチDLAT1〜DLATNの各データラッチには、1ドット分の(j+k)ビットの階調データがラッチされる。
本の階調信号線は、電圧選択回路DEC〜DECに2種類の階調電圧が供給されるように設けられる。各電圧選択回路は、階調データの上位jビットのデータに対応した1区間が特定される低電位側電圧SELAと高電位側電圧SELBとを出力する。
ソースドライバ30は、出力線毎に設けられた出力制御ブロックOCB〜OCBを有する。出力制御ブロックOCB〜OCBは、それぞれ同様の構成を有している。出力制御ブロックOCB〜OCBの各出力制御ブロックは、各出力回路を構成するボルテージフォロワ回路の制御信号を出力する。より具体的には、各出力制御ブロックは、各電圧選択回路からの電圧SELA、SELBのいずれかに基づいて各出力回路を制御する制御信号を出力する。図6では、各出力制御ブロックが、階調データの下位kビットのデータに対応した制御信号を出力する。この制御信号の電圧レベルは、電圧SELA又は電圧SELBである。出力回路は、出力制御ブロックからの制御信号に基づいて、電圧SELA、SELBを含む両電圧間のいずれかの電圧を出力する。
図7に、図6の電圧選択回路の構成例のブロック図を示す。
図7では、jが6、kが4であるものとする。図7では、電圧選択回路DEC〜DECのうち電圧選択回路DECの構成例を示すが、他の電圧選択回路DEC〜DECも電圧選択回路DECと同様の構成を有している。
電圧選択回路DECは、複数の電圧選択ブロックを有している。図7の各電圧選択ブロックは、それぞれ同様の構成を有している。複数の電圧選択ブロックには、電圧VDD、VNL、VSSH、VPH、VDDH、データD5〜D1、反転データXD5〜XD1、XDA、XDBが入力されている。反転データXD5〜XD1は、階調データの下位6ビットのデータのうち最下位ビットを除く5ビットのデータD5〜D1を反転したデータである。反転データXDAは、階調データの最下位ビットのデータD0が「1」のときにHレベルとなる。反転データXDBは、階調データの最下位ビットのデータD0が「0」のときにHレベルとなる。
例えば階調電圧V1〜V3の中から2つの電圧を選択する電圧選択ブロックには、反転データXD5〜XD1が入力され、階調電圧V3〜V5の中から2つの電圧を選択する電圧選択ブロックには、反転データXD5〜XD2、データD1が入力され、・・・、階調電圧V63〜V64が入力される最後の電圧選択ブロックには、データD5〜D1が入力される。
また複数の電圧選択ブロックのうち、各電圧選択ブロックには、26(=j)種類の階調電圧のうちの階調電圧V1〜V3、V3〜V5、V5〜V7、・・・が入力されている。各電圧選択ブロックは、3種類の階調電圧の中から電圧SELA、SELBを出力する。
図8に、図7の電圧選択ブロックの構成の概要を示す。
電圧選択ブロック200は、デコーダ210、レベルシフタ220、セレクタ230を含む。デコーダ210は、反転データxd5〜xd1、xda、xdbに基づいてスイッチ制御信号を生成する。このスイッチ制御信号は、レベルシフタ220によって電圧VDDH及び電圧VSSH間の電圧レベルに変換される。セレクタ230は、レベルシフタ220によってレベル変換されたスイッチ制御信号に基づいて、電圧GRADA〜GRADCの中から電位が高い順に電圧SELB、SELAとして出力する。
図9に、図8の電圧選択ブロックの構成例の回路図を示す。
デコーダ210は、6個のp型(第1導電型)の金属酸化膜半導体(Metal Oxide Semiconductor:以下、MOS)トランジスタが直列に接続された2組のデコーダ回路を有する。各デコーダ回路の一端には、それぞれ電圧VDDが供給される。また各デコーダ回路の他端には、n型(第2導電型)のMOSトランジスタが接続される。一方のデコーダ回路のp型のMOSトランジスタのゲートには、xd5〜xd1、xdaが供給され、n型のMOSトランジスタのゲートには電圧VNLが供給される。他方のデコーダ回路のp型のMOSトランジスタのゲートには、xd5〜xd1、xdbが供給され、n型のMOSトランジスタのゲートには電圧VNLが供給される。
電圧VNLは、n型のMOSトランジスタの閾値電圧より高い電圧である。この電圧VNLによりn型のMOSトランジスタのドレイン電流を発生させることにより、xd5〜xd1、xdaのすべてがLレベル、或いはxd5〜xd1、xdbのすべてがLレベルのとき、直列に接続されたp型の各MOSトランジスタのソース・ドレイン間に定電流が発生し、レベルシフタ220に対してHレベルの信号を出力できる。
レベルシフタ220は、2素子レベルシフタである。更に、レベルシフタ220は、ゲートに電圧VPHが供給されるp型のMOSトランジスタを有する。電圧VPHは、電圧VDDを基準に、少なくともp型のMOSトランジスタの閾値電圧だけ低電位の電圧であり、このp型のMOSトランジスタに定電流であるドレイン電流が発生するように設定された電圧である。これにより、レベルシフタ220を構成するn型のMOSトランジスタがオンとなったときレベルシフタ220の出力をHレベル、該n型のMOSトランジスタがオフとなったときレベルシフタ220の出力をLレベルにすることができる。
セレクタ230は、レベルシフタ220の出力に基づいて、電圧GRADA、GRADBのいずれかを電圧SELBとして出力し、電圧GRADB、GRADCのいずれかを電圧SELAとして出力する。
図10に、図8の電圧選択回路の動作例のタイミング図を示す。
図10では、反転データxd5〜xd1、xda、xdbにより、順次SELB、SELAが高電位側に変化している。しかも、反転データxd5〜xd1、xda、xdbが変化しても、電圧SELA、SELBに間には電位差がある。図10では、反転データxd5〜xd1、xda、xdbが変化するたびに、電圧SELA、SELBを出力する電圧選択ブロックが異なっている。
出力回路は、この電圧SELA、SELBを含む両電圧の間の電圧を出力するようになっている。
図11に、図6の出力制御ブロックOCBの構成例のブロック図を示す。
出力制御ブロックOCBは、出力回路OUTに対して制御信号p1〜p4を出力することができる。出力制御ブロックOCBは、電圧選択回路DECからの電圧SELA、SELBのいずれかを、階調データの下位4(=k)ビットのデータD3〜D0に基づいて制御信号p1〜p4として出力する。
更に、出力制御ブロックOCBは、例外処理回路ECBを含むことができる。例外処理回路ECBは、LCDパネル20の特性に応じて階調特性を改善させるための制御信号p5を出力回路OUTに対して出力できる。例えば、LCDパネル20の黒表示の強調や白表示の強調等を目的としたコントラストの調整のために、例外処理回路ECBからの制御信号p5を用いる。そのため、ソースドライバ30は、図示しない制御回路に制御レジスタ部を有し、例外処理回路ECBは、該制御レジスタ部の設定値に基づいて制御信号p5を出力する。
図12に、本実施形態におけるソースドライバ30の制御レジスタ部の構成の概要を示す。
ソースドライバ30は、図4の構成において、図12に示す制御レジスタ部250を有する。制御レジスタ部250は複数の制御レジスタを有し、各制御レジスタは、表示コントローラ38又は図示しないホストによりアクセス可能に構成されている。表示コントローラ38又はホストは、各制御レジスタに制御データ(設定値)を設定することで、ソースドライバ30の各部は制御レジスタの制御データに対応した制御を行う。
制御レジスタ部250は、第1及び第2の階調選択例外処理レジスタ252、254を含む。第1の階調選択例外処理レジスタ252は、第1の例外処理を行うか否かを指定するための制御レジスタである。ここで、第1の例外処理は、高電位側又は低電位側の階調電圧に対応した階調表現を強調する処理である。第2の階調選択例外処理レジスタ254は、第1の例外処理時の例外処理としての第2の例外処理を行うか否かを指定するための制御レジスタである。ここで、第2の例外処理は、階調データの各ビットがすべて「0」又は「1」のときの階調電圧に対応した階調表現を強調する処理である。
第1の階調選択例外処理レジスタ252の設定値に対応した制御信号REG1は、出力制御ブロックOCB〜OCBの各例外処理回路に入力される。第2の階調選択例外処理レジスタ254の設定値に対応した制御信号REG2は、制御信号REG1と同様に、出力制御ブロックOCB〜OCBの各例外処理回路に入力される。
図13(A)、図13(B)、図14(A)、図14(B)に、第1の例外処理の説明図を示す。
図13(A)、図13(B)、図14(A)、図14(B)では、説明を簡略化するために、電圧SELA、SELBを含む両電圧間に4種類の連続する階調値に対応した階調電圧が分割される例を示している。そして、LCDパネル20が極性反転駆動される場合に、図13(A)、図13(B)は、対向電極電圧が画素電極の電圧より低い正極性のときの説明図を表している。また、図14(A)、図14(B)は、対向電極電圧が画素電極の電圧より高い負極性の時の説明図を表している。
図13(A)では、第1の階調選択例外処理レジスタ252により第1の例外処理を行わないように指定された例を示している。一方、図13(B)では、第1の階調選択例外処理レジスタ252により第1の例外処理を行うように指定された例を示している。
本実施形態では、対向電極を極性反転駆動して正極性の場合又は対向電極電圧を固定する場合には、DAC58が、低電位側の電圧(低電位側階調電圧)をVSEL1として、階調データの下位kビットのデータに基づいて高電位側に順次VSEL1〜VSEL(2)に割り当てられる階調電圧を出力する場合に、第1の階調選択例外処理レジスタ252の設定値に応じて、高電位側の電圧(高電位側階調電圧)がVSEL(2)に割り当てられる。即ち、図13(A)に示すように、第1の例外処理を行わない場合には、電圧SELA、SELBを含む両電圧間に4種類の階調電圧が割り当てられるものの、階調データの上位ビットに対応して選択された当該電圧間では最も高電位側の電圧SELBが階調電圧として割り当てられない。これに対して、図13(B)に示すように、第1の例外処理を行う場合には、電圧SELA、SELBを含む両電圧間に4種類の階調電圧が割り当てられるものの、階調データの上位ビットに対応して選択された当該電圧間では最も低電位側の電圧SELAが階調電圧として割り当てられない。このような第1の例外処理を行うためには、図11の制御信号p5を電圧SELBに固定することで実現できる。なお、第1の例外処理を行わない場合には、図11の制御信号p5が例えば電圧SELAに固定される。
また本実施形態では、対向電極を極性反転駆動して負極性の場合、DAC58が、高電位側の電圧(高電位側階調電圧)をVSEL1として、階調データの下位kビットのデータに基づいて低電位側に順次VSEL1〜VSEL(2)に割り当てられる階調電圧を出力する場合に、第1の階調選択例外処理レジスタ252の設定値に応じて、低電位側の電圧(低電位側階調電圧)がVSEL(2)に割り当てられる。即ち、図14(A)に示すように、第1の例外処理を行わない場合には、電圧SELA、SELBを含む両電圧間に4種類の階調電圧が割り当てられるものの、階調データの上位ビットに対応して選択された当該電圧間では最も低電位側の電圧SELAが階調電圧として割り当てられない。これに対して、図14(B)に示すように、第1の例外処理を行う場合には、電圧SELA、SELBを含む両電圧間に4種類の階調電圧が割り当てられるものの、階調データの上位ビットに対応して選択された当該電圧間では最も低電位側の電圧SELAが階調電圧として割り当てられない。このような第1の例外処理を行うためには、図11の制御信号p5を電圧SELAに固定することで実現できる。なお、第1の例外処理を行わない場合には、図11の制御信号p5が、例えば電圧SELBに固定される。
以上のような第1の例外処理を行うことで、黒表示(又は白表示)の階調表現を細かく設定できるようになる。
図15(A)〜図15(D)、図16(A)〜図16(B)に、第2の例外処理の説明図を示す。図15(A)〜図15(D)及び図16(A)〜図16(B)では、説明の簡略化のために、高電位側電源電圧VDDHと低電位側電源電圧VSSHとを含む両電圧間で4種類の階調電圧を出力するものとして説明するが、本実施形態では両電圧間で2種類の階調電圧を出力することができる。また、図15(A)〜図15(D)及び図16(A)〜図16(B)では、第2の例外処理として、階調データの全ビットが「0」のときのみ又は全ビットが「1」のときのみ、高電位側電源電圧VDDHと低電位側電源電圧VSSHとを含む両電圧間で出力される階調電圧の割り当てを変更するものとして説明するが、階調データの上位ビットに対応して選択された当該電圧間で、階調データの全ビットが「0」のときのみ又は全ビットが「1」のときのみ、階調電圧の割り当てを変更するものであってもよい。
図15(A)、図15(C)は、第1の例外処理を行う一方で、第2の例外処理を行わない場合を示している。図15(B)、図15(D)は、第1の例外処理を行い、且つ第2の例外処理を行う場合を示している。図15(C)及び図15(D)は、図15(A)及び図15(B)の別の例である。
まず、図15(A)では、第1の例外処理により、例えば高電位側電源電圧VDDHが階調電圧に割り当てられる。このため、低電位側電源電圧VSSHが階調電圧として出力されない。これに対して、図15(B)では、第1の例外処理において第2の例外処理を行うことで、例えば低電位側電源電圧VSSHが階調電圧に割り当てられ、且つ高電位側電源電圧VDDHが階調電圧として出力される。即ち、第1の階調選択例外処理レジスタ252により、高電位側階調電圧がVSEL(2)に割り当てられている場合に、階調データの各ビットのデータがすべて0のときのみ又は階調データの各ビットのデータがすべて1のときのみ、第2の階調選択例外処理レジスタ254の設定値に応じて、高電位側階調電圧として、2種類の階調電圧のうち最高電位の階調電圧が割り当てられる。
同様に、図15(C)では、第1の例外処理により、例えば低電位側電源電圧VSSHが階調電圧に割り当てられる。このため、高電位側電源電圧VDDHが階調電圧として出力されない。これに対して、図15(D)では、第1の例外処理において第2の例外処理を行うことで、例えば高電位側電源電圧VDDHが階調電圧に割り当てられ、且つ低電位側電源電圧VSSHが階調電圧として出力される。即ち、第1の階調選択例外処理レジスタ252により、低電位側階調電圧がVSEL(2)に割り当てられている場合に、階調データの各ビットのデータがすべて0のときのみ又は階調データの各ビットのデータがすべて1のときのみ、第2の階調選択例外処理レジスタ254の設定値に応じて、低電位側階調電圧として、2種類の階調電圧のうち最低電位の階調電圧が割り当てられる。
図15(B)及び図15(D)では、途中の階調表現の連続性が損なわれる可能性があるものの、電源電圧VDDH〜VSSHの範囲で階調電圧を出力できる。こうすることで、図15(B)では、真っ白又は真っ黒の階調表示の表示品質を改善させることができるようになる。また図15(D)では、真っ黒又は真っ白の部分の階調表現を細かく設定できるようになる。
図16(A)、図16(C)は、第1の例外処理を行う一方で、第2の例外処理を行わない場合を示している。図16(B)、図16(D)は、第1の例外処理を行い、且つ第2の例外処理を行う場合を示している。図16(C)及び図16(D)は、図16(A)及び図16(B)の別の例である。
まず、図16(A)では、第1の例外処理により、例えば低電位側電源電圧VSSHが階調電圧に割り当てられる。このため、高電位側電源電圧VDDHが階調電圧として出力されない。これに対して、図16(B)では、第1の例外処理において第2の例外処理を行うことで、例えば高電位側電源電圧VDDHが階調電圧に割り当てられ、且つ低電位側電源電圧VSSHが階調電圧として出力される。
同様に、図16(C)では、第1の例外処理により、例えば高電位側電源電圧VDDHが階調電圧に割り当てられる。このため、低電位側電源電圧VSSHが階調電圧として出力されない。これに対して、図16(D)では、第1の例外処理において第2の例外処理を行うことで、例えば低電位側電源電圧VSSHが階調電圧に割り当てられ、且つ高電位側電源電圧VDDHが階調電圧として出力される。
図16(B)及び図16(D)では、途中の階調表現の連続性が損なわれる可能性があるものの、電源電圧VDDH〜VSSHの範囲で階調電圧を出力できる。こうすることで、図16(B)では、真っ白又は真っ黒の階調表示の表示品質を改善させることができるようになる。また図16(D)では、真っ黒又は真っ白の部分の階調表現を細かく設定できるようになる。
図17に、図6の出力回路OUTの構成例の回路図を示す。
図17では出力回路OUTの構成例を示すが、他の出力回路OUT〜OUTも同様の構成を有している。
出力回路OUTは、差動増幅器DIFと駆動部DRVとを含むボルテージフォロワ回路VTGである。差動増幅器DIFは、差動トランジスタ対を有する。駆動部DRVは、差動増幅器DIFの出力に基づいてソース線を駆動する。そして、差動増幅器DIFの差動トランジスタ対の電流駆動能力を変更することで、低電位側階調電圧及び高電位側階調電圧を含む両電圧間の電圧のうち階調データの下位kビットのデータに対応した階調電圧をソース線に出力することができる。
図17では、差動増幅器DIFの差動トランジスタ対を構成する第1及び第2の差動トランジスタ群のうち第2の差動トランジスタ群が、k個のトランジスタを有する。そして、k個のトランジスタの各トランジスタのゲートに、階調データの下位kビットの各ビットのデータに対応した信号(図17では制御信号p1〜p4)が供給される。
更に、上述の例外処理を行う場合には、上記のk個のトランジスタと並列に、制御信号p5がゲートに供給される例外処理用トランジスタが設けられる。この場合、第1の差動トランジスタ群がすべて導通状態となったときの電流駆動能力が、第2の差動トランジスタ群と例外処理用トランジスタがすべて導通状態となったときの電流駆動能力が等しい。こうすることで、上述のように、簡素な構成で、第1及び第2の例外処理を実現できる。
このような出力回路OUTは、第1及び第2のトランジスタ群の電流駆動能力が等しいとき(例えばすべての制御信号p1〜p5が電圧SELBのとき)、出力回路OUTは入力電圧と同じ電圧を出力できる。また出力回路OUTは、第2のトランジスタ群を構成するトランジスタの導通状態を変更することで、第1及び第2のトランジスタ群の電流駆動能力を異ならせることができる。その結果、出力回路OUTは、例えば電圧SELBと異なる電圧を出力できる。制御信号p1〜p5の電圧レベルを電圧SELA、SELBの間の電圧レベルとすることで、出力回路OUTは、電圧SELA、SELBの間の電圧レベルの出力電圧を出力できる。
なお、出力回路OUTが、階調データの下位kビットのデータをデコードする下位ビットデコーダを含み、差動トランジスタ対を構成する第1及び第2の差動トランジスタ群のうち第2の差動トランジスタ群の各トランジスタの電流駆動能力が同一であり、各トランジスタのゲートに、下位ビットデコーダのデコード結果に対応した信号が供給されてもよい。こうすることで、差動トランジスタ群を構成するトランジスタの個数を削減できるようになる。
2. 電子機器
次に、本実施形態における液晶装置10(ソースドライバ30)が適用される電子機器について説明する。
2.1 投写型表示装置
上述の液晶装置10を用いて構成される電子機器として、投写型表示装置がある。
図18に、本実施形態における液晶装置10が適用された投写型表示装置の構成例のブロック図を示す。
投写型表示装置700は、表示情報出力源710、表示情報処理回路720、表示駆動回路730(表示ドライバ)、液晶パネル740、クロック発生回路750及び電源回路760を含んで構成される。表示情報出力源710は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)、光ディスク装置等のメモリ、画像信号を同調して出力する同調回路等を含み、クロック発生回路750からのクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の表示情報を表示情報処理回路720に出力する。表示情報処理回路720は、増幅・極性反転回路、相展開回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、或いはクランプ回路等を含むことができる。表示駆動回路730は、ゲートドライバ及びソースドライバを含んで構成され、液晶パネル740を駆動する。電源回路760は、上述の各回路に電力を供給する。
図19に、投写型表示装置の要部の概略構成図を示す。
投写型表示装置は、光源810、ダイクロイックミラー813、814、反射ミラー815、816、817、入射レンズ818、リレーレンズ819、出射レンズ820、液晶光変調装置822、823、824、クロスダイクロイックプリズム825、投写レンズ826を含む。光源810は、メタルハライド等のランプ811とランプの光を反射するリフレクタ812とを含む。青色光・緑色光反射のダイクロイックミラー813は、光源810からの光束のうち赤色光を透過させるとともに、青色光と緑色光とを反射する。透過した赤色光は反射ミラー817で反射されて、赤色光用液晶光変調装置822に入射される。一方、ダイクロイックミラー813で反射された色光のうち緑色光は緑色光反射のダイクロイックミラー814によって反射され、緑色光用液晶光変調装置823に入射される。一方、青色光は第2のダイクロイックミラー814も透過する。青色光に対しては、長い光路により光損失を防ぐため、入射レンズ818、リレーレンズ819、出射レンズ820を含むリレーレンズ系からなる導光手段821が設けられ、これを介して青色光が青色光用液晶光変調装置824に入射される。各光変調回路により変調された3つの色光はクロスダイクロイックプリズム825に入射する。このプリズムは、4つの直角プリズムが貼り合わされ、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されて、カラー画像を表す光が形成される。以上のように、投写型表示装置の投写手段が構成される。この投写手段によって合成された光は、投写光学系である投写レンズ826によってスクリーン827に投写され、画像が拡大されて表示される。
2.2 携帯電話機
また上述の液晶装置10を用いて構成される電子機器として、携帯電話機がある。
図20に、本実施形態における液晶装置10が適用された携帯電話機の構成例のブロック図を示す。図20において、図1又は図2と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
携帯電話機900は、カメラモジュール910を含む。カメラモジュール910は、CCDカメラを含み、CCDカメラで撮像した画像のデータを、YUVフォーマットで表示コントローラ38に供給する。
携帯電話機900は、LCDパネル20を含む。LCDパネル20は、ソースドライバ30及びゲートドライバ32によって駆動される。LCDパネル20は、複数のゲート線、複数のソース線、複数の画素を含む。
表示コントローラ38は、ソースドライバ30及びゲートドライバ32に接続され、ソースドライバ30に対してRGBフォーマットの階調データを供給する。
電源回路100は、ソースドライバ30及びゲートドライバ32に接続され、各ドライバに対して、駆動用の電源電圧を供給する。またLCDパネル20の対向電極に、対向電極電圧Vcomを供給する。
ホスト940は、表示コントローラ38に接続される。ホスト940は、表示コントローラ38を制御する。またホスト940は、アンテナ960を介して受信された階調データを、変復調部950で復調した後、表示コントローラ38に供給できる。表示コントローラ38は、この階調データに基づき、ソースドライバ30及びゲートドライバ32によりLCDパネル20に表示させる。
ホスト940は、カメラモジュール910で生成された階調データを変復調部950で変調した後、アンテナ960を介して他の通信装置への送信を指示できる。
ホスト940は、操作入力部970からの操作情報に基づいて階調データの送受信処理、カメラモジュール910の撮像、LCDパネル20の表示処理を行う。
図20では、ホスト940又は表示コントローラ38が、階調データを供給する手段ということができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本発明は上述の液晶表示パネルの駆動に適用されるものに限らず、エレクトロルミネッセンス、プラズマディスプレイ装置の駆動に適用可能である。
また、本発明のうち従属請求項に係る発明においては、従属先の請求項の構成要件の一部を省略する構成とすることもできる。また、本発明の1の独立請求項に係る発明の要部を、他の独立請求項に従属させることもできる。
本実施形態におけるアクティブマトリックス型の液晶装置の構成の概要を示す図。 本実施形態におけるアクティブマトリックス型の液晶装置の他の構成の概要を示す図。 図1又は図2のゲートドライバの構成例のブロック図。 図1又は図2のソースドライバの構成例のブロック図。 本実施形態におけるソースドライバの動作説明図。 本実施形態におけるソースドライバの要部の構成例を示す図。 図6の電圧選択回路の構成例のブロック図。 図7の電圧選択ブロックの構成の概要を示す図。 図8の電圧選択ブロックの構成例の回路図。 図8の電圧選択回路の動作例のタイミング図。 図6の出力制御ブロックの構成例のブロック図。 本実施形態におけるソースドライバの制御レジスタ部の構成の概要を示す図。 図13(A)、図13(B)は第1の例外処理の説明図。 図14(A)、図14(B)は第1の例外処理の説明図。 図15(A)、図15(B)、図15(C)、図15(D)は第2の例外処理の説明図。 図16(A)、図16(B)、図16(C)、図16(D)は第2の例外処理の説明図。 図6の出力回路の構成例の回路図。 本実施形態における液晶装置が適用された投写型表示装置の構成例のブロック図。 投写型表示装置の要部の概略構成図。 本実施形態における液晶装置が適用された携帯電話機の構成例のブロック図。
符号の説明
10 液晶装置、 20 LCDパネル、 30 ソースドライバ、
32 ゲートドライバ、 38 表示コントローラ、 50 I/Oバッファ、
52 表示メモリ、 54 ラインラッチ、 56 階調電圧発生回路、
58 DAC、 60 ソース線駆動回路、 100 電源回路、
DEC〜DEC 電圧選択回路、 DLAT1〜DLATN データラッチ、
GL1〜GLM ゲート線、 OCB〜OCB 出力制御ブロック、
OUT〜OUT 出力回路、 SL1〜SLN ソース線

Claims (12)

  1. (j+k)(j、kは自然数)ビットの階調データに基づいて電気光学装置のソース線を駆動するためのソースドライバであって、
    本の階調信号線と、
    本の階調信号線により供給される2種類の階調電圧のうち2つの階調電圧を出力する階調電圧選択回路と、
    前記階調電圧選択回路からの低電位側階調電圧及び高電位側階調電圧を含む両電圧間の電圧のうち前記階調データの下位kビットのデータに対応した階調電圧をソース線に出力するソース線駆動回路とを含み、
    前記ソース線駆動回路が、
    差動トランジスタ対を有する差動増幅器と、前記差動増幅器の出力に基づいてソース線を駆動する駆動部とを含むボルテージフォロワ回路であり、
    前記差動トランジスタ対を構成する第1及び第2の差動トランジスタ群のうち前記第2の差動トランジスタ群は、各トランジスタ群が2 k−1 個のトランジスタにより構成される第1〜第kのトランジスタ群であり、
    前記ソース線駆動回路が、
    前記第1〜第kのトランジスタ群の各トランジスタ群のゲートに、前記階調データの下位kビットの各ビットのデータに対応した制御信号であって前記低電位側階調電圧又は前記高電位側階調電圧のいずれかの電圧レベルに設定された制御信号が供給されることで、前記低電位側階調電圧及び高電位側階調電圧を含む両電圧間の電圧のうち前記階調データの下位kビットのデータに対応した階調電圧をソース線に出力することを特徴とするソースドライバ。
  2. 請求項において、
    第1の階調選択例外処理レジスタを含み、
    前記階調電圧選択回路が、前記低電位側階調電圧をVSEL1として、前記下位kビットのデータに基づいて高電位側に順次VSEL1〜VSEL(2)に割り当てられる階調電圧を出力する場合に、
    VSEL(2 )に前記高電位側階調電圧を割り当てるか否かが、前記第1の階調選択例外処理レジスタの設定値に応じて決定されることを特徴とするソースドライバ。
  3. 請求項において、
    第2の階調選択例外処理レジスタを含み、
    前記第1の階調選択例外処理レジスタにより、前記高電位側階調電圧がVSEL(2)に割り当てられている場合に、
    前記階調データの各ビットのデータがすべて0のときのみ又は前記階調データの各ビットのデータがすべて1のときのみ、前記第2の階調選択例外処理レジスタの設定値に応じて、前記高電位側階調電圧として、前記2種類の階調電圧のうち最高電位の階調電圧が割り当てられることを特徴とするソースドライバ。
  4. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    記階調電圧選択回路が、前記高電位側階調電圧をVSEL1として、前記下位kビットのデータに基づいて低電位側に順次VSEL1〜VSEL(2)に割り当てられる階調電圧を出力する場合に、
    VSEL(2 )に前記低電位側階調電圧を割り当てるか否かが、前記第1の階調選択例外処理レジスタの設定値に応じて決定されることを特徴とするソースドライバ。
  5. 複数のゲート線と、
    複数のソース線と、
    各画素が、各ゲート線及び各ソース線により特定される複数の画素と、
    前記複数のソース線を駆動するための請求項1乃至のいずれか記載のソースドライバを含むことを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項において、
    前記複数のゲート線を走査するためのゲートドライバを含むことを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項1乃至4のいずれか記載のソースドライバを含むことを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項5乃至7のいずれか記載の電気光学装置と、
    前記電気光学装置に光を入射するための光源と、
    前記電気光学装置から出射される光を投写するための投写手段とを含むことを特徴とする投写型表示装置。
  9. 請求項1乃至4のいずれか記載のソースドライバを含むことを特徴とする投写型表示装置。
  10. 請求項5乃至7のいずれか記載の電気光学装置を含むことを特徴とする電子機器。
  11. 請求項5乃至7のいずれか記載の電気光学装置と、
    前記電気光学装置に対して階調データを供給する手段とを含むことを特徴とする電子機器。
  12. 請求項1乃至のいずれか記載のソースドライバを含むことを特徴とする電子機器。
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