JP5114929B2 - 核医学診断装置 - Google Patents

核医学診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5114929B2
JP5114929B2 JP2006322205A JP2006322205A JP5114929B2 JP 5114929 B2 JP5114929 B2 JP 5114929B2 JP 2006322205 A JP2006322205 A JP 2006322205A JP 2006322205 A JP2006322205 A JP 2006322205A JP 5114929 B2 JP5114929 B2 JP 5114929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gantry
nuclear medicine
imaging
subject
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006322205A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008134205A (ja
Inventor
芳浩 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2006322205A priority Critical patent/JP5114929B2/ja
Publication of JP2008134205A publication Critical patent/JP2008134205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5114929B2 publication Critical patent/JP5114929B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nuclear Medicine (AREA)

Description

この発明は、医用診断装置に係り、特に、放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づいて被検体の核医学用データを求める核医学診断装置に関する。
従来、この種の装置について、PET装置を例に挙げて説明する。従来のPET装置は、ガントリ一式に対し、被検体を乗せた天板が移動し、PET撮像を行っていた。また、X線CTガントリが自走しながら、X線CT撮像を行う技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−164829号公報(第5頁、図1)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。従来の装置は、ガントリが一台であり、被検体を広い範囲で撮像するときは時間がかかる。そのため、撮像開始時に被検体から収集された核医学用データと撮像終了時に被検体から収集された核医学用データとの間に時間的なズレがあり、等時性のあるデータを取得することは難しい。また、脳と心臓の血流量を同時に測定することができれば、診断上の効果が大きいと期待できるにもかかわらず、従来の装置では同時に複数の部位を撮像することができない。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、全身あるいは複数の部位を同時に撮像でき、また、全身を撮像する場合に時間がかからない核医学診断装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づいて被検体の核医学用データを求める核医学診断装置において、前記放射線を検出することで前記核医学用データを収集するための検出器群を備えた複数のガントリと、前記複数のガントリをそれぞれ移動させる移動機構と定められた範囲で前記複数のガントリを同時に移動させて撮像するように制御する制御部とを備えることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、被検体の核医学用データを収集する検出器群を備えた複数のガントリそれぞれを移動機構により移動させ、定められた範囲で複数のガントリを同時に移動させて撮像することができるので、複数のガントリを用いて撮像することができる。その結果、全身あるいは複数の部位を同時に撮像することができ、また、全身を撮像する場合に時間がかからない。また、例えばこの複数のガントリを同時に移動させて全身撮像する場合、1台のガントリで撮像を行うときに比べて撮像にかかる時間が短くなり、撮像開始時に被検体から収集された核医学用データと撮像終了時に被検体から収集された核医学用データとの間の時間的なズレが少なくなる。
この発明において、前記制御部は、前記複数のガントリを被検体に対して固定させた状態で所定回数撮像する機能も有するのが好ましい(請求項2記載の発明)。これにより、例えば脳と心臓等の密接に関連を有する複数の部位を同時に撮像する機能も有するので、複数の部位の等時性のあるデータ取得できる。
この発明において、定められた範囲で前記複数のガントリを移動させて撮像するとき又は前記複数のガントリを被検体に対して固定させた状態で所定回数撮像するときは、予め求められた位置情報に基づき撮像開始位置に前記複数のガントリを移動させることが好ましい(請求項3記載の発明)。これにより、撮像を行う前にガントリの位置決めをする手間が省ける。
この発明において、前記複数のガントリを被検体に対して固定させた状態で所定回数撮像するときは、前記複数のガントリから収集された各核医学用データの相関関係を解析するデータ解析手段と、前記解析された相関関係を出力する出力手段とを備えることが好ましい(請求項4記載の発明)。これにより、関係する複数の領域から収集された核医学用データの相関関係が分かり、正確な診断を行うことができる。
この発明に係る核医学診断装置によれば、被検体の核医学用データを収集する検出器群を備えた複数のガントリのうち少なくとも1つを移動機構により移動させることができるので、複数のガントリを用いて撮像することができる。その結果、全身あるいは複数の部位を同時に撮像することができ、また、全身を撮像する場合に時間がかからない。また、この複数のガントリを同時に移動させて定められた範囲を撮像する場合、1台のガントリで撮像を行うときに比べて撮像にかかる時間が短くなり、撮像開始時に被検体から収集された核医学用データと撮像終了時に被検体から収集された核医学用データとの間の時間的なズレが少なくなる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例1を説明する。図1は、実施例1の全体構成を示す概略図である。図2は、実施例1の制御ブロック図である。図3は、実施例1のガントリを移動させる移動機構の概略図である。図4は、実施例1の位置情報を求める説明に供する模式図である。図5は、実施例1において出力される相関関係のグラフである。なお、後述する実施例2も含めて、本実施例1では、核医学診断装置として、PET装置を例に採って説明する。
実施例1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。実施例1に係わる核医学診断装置は、いわゆるダイナミック収集を行う装置である。実施例1に係わる核医学診断装置は大きく分けると、2台のガントリ10Aおよびガントリ10Bと、検査台20と、コンソール30とからなる。ガントリ10Aは、放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線を検出して核医学用データを収集するための検出器群11Aを備えている。また、ガントリ10Aは、ガントリを移動させる移動機構12Aを備えている。もう1台のガントリ10Bも同じ構成である。
検査台20は、被検体Pを載置するための天板22を備えている。この検査台20は、ガントリ10Aおよびガントリ10Bに対して共通に使用されるようになっている。このガントリ10Aおよびガントリ10Bは、天板22がそのトンネル部分を通るように配置されている。
コンソール30には、入力装置31と表示装置32が備えられている。
実施例1の制御系について図2を参照しながら説明する。例えば、被検体の脳と心臓を同時に撮像したい場合、ガントリ10Aおよびガントリ10Bの撮像開始位置の位置情報はコンソール30上の入力装置31で入力される。入力された位置情報は撮像制御部33に入力される。撮像制御部33に入力された位置情報は、ガントリ10A、10Bのガントリ制御部13A、13Bに送られる。ガントリ制御部13A、13Bは、送られた位置情報に従って移動機構12A、12Bを駆動させ、ガントリ10A、10Bを撮像開始位置に移動させる。撮像制御部33は、位置情報とともに撮像タイミング信号をガントリ制御部13A、13Bに送る。ガントリ制御部13A、13Bは、撮像タイミング信号を検出器11A、11Bに送る。検出器11A、11Bは、撮像タイミング信号に従って、同時に撮像を行う。撮像によって得られた被検体の核医学用データは、コンソール30内のデータ収集部34に集められる。集められた核医学用データは、データ解析部35に送られる。データ解析部35は、送られた核医学用データから、被検体の脳と心臓の相関関係を解析する。解析された相関関係は表示装置32に送られ、表示される。また、集められた核医学用データは画像再構成部36に送られ、画像再構成部36で三次元画像に再構成される。再構成された三次元画像は表示装置32に送られ、表示される。
ここで、実施例1の撮像制御部33はこの発明の移動制御手段に相当する。また、データ解析部35はこの発明のデータ解析手段に相当する。
ガントリを移動させる移動機構について図3を参照しながら説明する。ガントリ移動機構12Aは、ガントリ10Aの下部に備えられている。ガントリ移動機構12Aは、ドライバD、モータM、駆動輪15A、およびエンコーダEで構成されている。ガントリ移動機構12Aの下にはレール16が備えられている。ガントリ10Aの撮像開始位置の位置情報は撮像制御部33からガントリ制御部13Aに送られる。ガントリ制御部13Aに送られた位置情報は移動機構12AのドライバDに送られる。ドライバDは位置情報に従ってモータMを駆動する。モータMは駆動輪15Aを駆動させる。駆動輪15AにはエンコーダEが取り付けられており、駆動輪15Aの回転量を検出している。駆動輪15Aの周面は溝状になっており、レール16を溝で挟み込むようにして、レール16上を移動する。
なお、ガントリ10Bも同様の移動機構12Bを備える。
実施例1のガントリ10Aおよびガントリ10Bを撮像開始位置に移動させるための位置情報の求め方について図4を参照しながら説明する。
図4は、例えば、X線撮影装置、X線CT装置等で撮像された被検体の画像データを記録媒体に記録し、この発明に係わる核医学診断装置の図示されない読み出し手段で読み出したときに、表示装置32に表示された被検体のCR画像である。実施例1では、ガントリ10Aは心臓を撮像し、ガントリ10Bは脳を撮像するものとする。
まず、位置情報を求める前提として、ガントリ10Aが撮像開始位置に移動する前の基準位置を決める。ここでは、図3のガントリ10Aのトンネル右端が被検体Pの頭頂と重なる位置を基準位置とする。ガントリ10Aのトンネル右端には、図3に示されているように、投光器17Aと受光器18Aが水平状態で対向して設けられている(ただし、図3では作図の便宜上、上下に配置してある)。この投光器17Aと受光器18Aは光センサ等であり、被検体Pの頭頂を検知すると、ガントリ10Aあるいは天板22の動きを止めるための信号をガントリ制御部13Aに送る。
次に、ガントリ10Aを基準位置から撮像開始位置まで移動させるための位置情報を求める。操作者は、マウス等で頭頂、心臓、足先の位置を決定する。これにより、頭頂から心臓まで、頭頂から足先までのCR画像の画素数が特定される。ここで図4では、頭頂から心臓までの画素数を英小文字のlで、頭頂から足先までの画素数を英大文字のLで表している。この被検体Pの現実の頭頂から心臓までの長さをPlとし、頭頂から足先までの身長をPLとする。すると、これらの関係は、l:L=Pl:PL という式で表される。被検体の身長PLを代入すれば、頭頂から心臓までの長さPlを求めることができる。さらに、通常、検出器11Aはガントリ10Aの両端よりも内側に備えられているので、ガントリ10Aのトンネル右端から検出器11Aの右端までの長さを被検体の頭頂から心臓までの長さPlに加える。このように計算された長さはこの発明の位置情報に相当する。位置情報の計算は撮像制御部33で行われる。
なお、図4のCR画像は被検体Pの全身像であるが、CR画像が被検体Pの一部、例えば上半身像である場合は、以下のようにして、ガントリ10Aを撮像開始位置に移動させるための位置情報を求める。
まず、位置情報を求める前提として、ガントリ10Aが撮像開始位置に移動する前の基準位置を決める。基準位置を決める方法は、前記のとおりである。
次に、ガントリ10Aを基準位置(頭頂)から撮像開始位置(心臓)まで移動させるための位置情報を求める。このとき、CR画像は、被検体Pの頭頂から被検体Pに取り付けられたマーカーまでの上半身像であるとする。
操作者は、CR画像上でマウス等を用いて頭頂、心臓、上半身像の下端に当たるマーカー部分を決定する。これにより、頭頂から心臓まで、頭頂からマーカー部分までのCR画像の画素数が特定される。このとき、図4の符号Lは被検体Pの頭頂からマーカー部分までの画素数とし、前述の被検体Pの身長PLは現実の頭頂からマーカー部分までの長さとする。この現実の頭頂からマーカー部分までの長さPLは、被検体Pにマーカーを取り付ける際に実測することで求められる。CR画像上の頭頂から心臓までの画素数l、CR画像上の頭頂からマーカー部分までの画素数L、現実の頭頂からマーカー部分までの長さPLを、l:L=Pl:PL の式に代入して、頭頂から心臓までの長さPlを求める。さらに、ガントリ10Aのトンネル右端から検出器11Aの右端までの長さを現実の頭頂から心臓までの長さPlに加えることで、ガントリ10Aを基準位置(頭頂)から撮像開始位置(心臓)に移動させるための位置情報が求められる。
なお、位置情報の求め方は、前記のように計算で求める方法の他に、CR画像の拡大率が予め分かっている場合、CR画像上の頭頂から撮像開始位置までの画素数と画素ピッチが分かれば、前記の計算をしなくとも頭頂から撮像開始位置までの長さを求めることも可能である。
ガントリ10Bも同様にして位置情報を求める。
実施例1の表示装置への出力について図5を参照しながら説明する。表示装置32は被検体Pの脳と心臓の核医学用データの相関関係を図5のように表示する。図5のグラフにおいて、横軸は時間、縦軸はガントリ10A、10Bの検出器群が脳あるいは心臓の血流から検出した放射線の量を表す。実線のグラフは心臓を撮像するガントリ10Aから得られ、点線のグラフは脳を撮像するガントリ10Bから得られる。これらのグラフから、医師は脳血流と心臓血流の関係を診断することができる。
実施例1に記載の発明によれば、被検体Pの核医学用データを収集する検出器11A、11Bを備えたガントリ10A、10Bのうち少なくとも1つを移動機構12Aまたは12Bにより移動させることができるので、2台のガントリを用いて撮像することができる。その結果、全身あるいは複数の部位を同時に撮像することができ、また、全身を撮像する場合に時間がかからない。
実施例1に記載の発明によれば、ガントリ10A,10Bを被検体Pに対して固定させた状態で、例えば脳と心臓等のように密接な関連を有する複数の部位を同時に所定回数撮像することにより、複数の部位の等時性のあるデータを取得できる。
実施例1に記載の発明によれば、予め定められた位置情報に基づき撮影開始位置にガントリ10A、10Bを移動させるように移動機構12A、12Bを制御する撮像制御部33を備えたことにより、撮像を行う前にガントリの位置決めをする手間が省ける。
実施例1に記載の発明によれば、ガントリ10A,10Bを被検体に対して固定させた状態で所定回数撮像するときは、ガントリ10A,10Bから収集された各核医学用データの相関関係を解析するデータ解析部35と、この解析された相関関係を出力する表示装置32とを備えることにより、関係する2つの領域から収集された核医学用データの相関関係が分かり、正確な診断を行うことができる。
次に、この発明の実施例2を説明する。実施例2に係わる核医学診断装置は、例えば、癌検診のために全身をPET撮像するときを想定した実施例である。図6、図7、および図8は、実施例2のガントリの動作説明に供する図である。
実施例2の全体構成は図1に示した実施例1のものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
実施例2の制御系の構成も図2に示した実施例1のものと同様であるのでここでの説明は省略する。なお、コンソール30内のデータ収集部34に集められた核医学用データは画像再構成部36で三次元画像に再構成されて表示装置32で表示される。
実施例2のガントリを移動させる移動機構も図3に示した実施例2の構成と同様であるのでここでの説明は省略する。
実施例2のガントリ10Aおよびガントリ10Bを撮像開始位置に移動させるための位置情報の求め方も実施例1と同様であるので省略する。
図6から図8までを参照しながら実施例2のガントリ10Aおよび10Bの動作説明をする。
図6では、被検体Pの中心から、ガントリ10Aおよび10Bが互いに離れていく方向に移動し、全身のPET撮像を行う。図6(a)は移動前の図であり、図6(b)は移動後の図である。このように移動させることで、ガントリ10Aから収集された核医学用データとガントリ10Bから収集された核医学用データとは対応する各位置で等時性を有することになる。
図7では、被検体の中心に向かって、ガントリ10Aおよび10Bが互いに近づいていく方向に移動し、全身のPET撮像を行う。図7(a)は移動前の図であり、図7(b)は移動後の図である。このように移動させることで、ガントリ10Aから収集された核医学用データとガントリ10Bから収集された核医学用データとは対応する各位置で等時性を有することになる。
図8では、足から頭に向かって、ガントリ10Aおよび10Bが間隔を置いて、同じ方向に同時に移動することにより、全身のPET撮像を行う。移動の方向は、頭から足でもよい。図8(a)は移動前の図であり、図8(b)は移動後の図である。
実施例2の画像再構成の方法について説明する。実施例2の画像再構成の方法は、ガントリ10Aで得られた核医学用データとガントリ10Bで得られた核医学用データを独立して再構成し、再構成後の画像を1つの画像にしてから表示装置32に表示してもよい。また、ガントリ10Aおよび10Bで得られた核医学用データを1つの核医学用データとしてから再構成し、1つの画像として表示装置32に表示してもよい。ガントリ10Aおよびガントリ10Bで得られた核医学用データをそれぞれ再構成し、2つの画像として表示装置32に表示してもよい。
実施例2に記載の発明によれば、定められた範囲でガントリ10A、10Bを移動させて撮像することができるので、例えばガントリ10A、10Bを同時に移動させて全身撮像する場合、1台のガントリで撮像を行うときに比べて撮像にかかる時間が短くなり、撮像開始時に被検体から収集された核医学用データと撮像終了時に被検体から収集された核医学用データとの間の時間的なズレが少なくなる。
実施例2に記載の発明によれば、予め定められた位置情報に基づき撮影開始位置にガントリ10A、10Bを移動させるように移動機構12A、12Bを制御する撮像制御部33を備えたことにより、撮像を行う前にガントリの位置決めをする手間が省ける。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、PET装置を例に採って説明したが、この発明は、単一のγ線を検出して被検体の断層画像を再構成するSPECT(Single Photon Emission CT)装置などにも適用することができる。
(2)放射線を検出する検出器11A、11Bが静止したままで放射線を検出する静止型であってもよいが、放射線検出器11A、11Bが被検体Pの周りを回転しながら放射線を検出する回転型でもよい。
(3)上述した各実施例では、ガントリ10A、10Bを撮像開始位置に移動させる際に、両方のガントリが移動させる構成を採っているが、ガントリ10A、10Bのいずれか一方のみと天板とを移動させる構成でも可能である。また、実施例2では、ガントリ10A、10BでPET撮像を行う際に、両方のガントリを移動させる構成を採っているが、ガントリ10A、10Bのいずれか一方のみと天板とを移動させる構成でも可能である。このように、複数のガントリのうち少なくとも1つを移動させる構成であれば特に限定されない。
(4)上述した各実施例では、2台のガントリで説明したが、3台以上のガントリであっても構わない。
実施例1の全体構成を示す概略図である。 実施例1の制御ブロック図である。 実施例1のガントリを移動させる移動機構の概略図である。 実施例1の位置情報を求める説明に供する図である。 実施例1において出力される相関関係のグラフである。 実施例2のガントリが中心から外側へ動くときの動作説明の概略図である。 実施例2のガントリが外側から中心へ動くときの動作説明の概略図である。 実施例2のガントリが図面の右から左へ動くときの動作説明の概略図である。
符号の説明
10A …ガントリ
10B …ガントリ
11A …検出器
11B …検出器
12A …移動機構
12B …移動機構
20 …検査台
22 …天板
30 …コンソール
31 …入力装置
32 …表示装置
P …被検体

Claims (4)

  1. 放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づいて被検体の核医学用データを求める核医学診断装置において、前記放射線を検出することで前記核医学用データを収集するための検出器群を備えた複数のガントリと、前記複数のガントリをそれぞれ移動させる移動機構と定められた範囲で前記複数のガントリを同時に移動させて撮像するように制御する制御部とを備えることを特徴とする核医学診断装置。
  2. 請求項1に記載の核医学診断装置において、前記制御部は、前記複数のガントリを被検体に対して固定させた状態で所定回数撮像する機能も有することを特徴とする核医学診断装置。
  3. 請求項1または2に記載の核医学診断装置において、予め求められた位置情報に基づき撮像開始位置に前記複数のガントリを移動させるように前記移動機構を制御する移動制御手段を備えることを特徴とする核医学診断装置。
  4. 請求項2に記載の核医学診断装置において、前記複数のガントリから収集された各核医学用データの相関関係を解析するデータ解析手段と、前記解析された相関関係を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする核医学診断装置。
JP2006322205A 2006-11-29 2006-11-29 核医学診断装置 Expired - Fee Related JP5114929B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322205A JP5114929B2 (ja) 2006-11-29 2006-11-29 核医学診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322205A JP5114929B2 (ja) 2006-11-29 2006-11-29 核医学診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008134205A JP2008134205A (ja) 2008-06-12
JP5114929B2 true JP5114929B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=39559147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006322205A Expired - Fee Related JP5114929B2 (ja) 2006-11-29 2006-11-29 核医学診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5114929B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009133628A1 (ja) * 2008-05-02 2009-11-05 独立行政法人放射線医学総合研究所 開放型pet装置
JP5360914B2 (ja) * 2008-08-01 2013-12-04 独立行政法人放射線医学総合研究所 検出器シフト型放射線治療・pet複合装置
JPWO2010013346A1 (ja) * 2008-08-01 2012-01-05 独立行政法人放射線医学総合研究所 放射線治療・pet複合装置
JPWO2010016107A1 (ja) * 2008-08-05 2012-01-12 株式会社島津製作所 Pet装置
JP5355101B2 (ja) * 2009-01-16 2013-11-27 株式会社東芝 Pet装置及びpet−ct装置
JP5353899B2 (ja) * 2009-02-03 2013-11-27 株式会社島津製作所 医用画像診断装置
JP5195935B2 (ja) * 2009-02-16 2013-05-15 株式会社島津製作所 放射線断層撮影装置
WO2010103645A1 (ja) * 2009-03-12 2010-09-16 独立行政法人放射線医学総合研究所 多目的pet装置
WO2011125212A1 (ja) * 2010-04-08 2011-10-13 独立行政法人放射線医学総合研究所 近接撮影型pet装置およびシステム
WO2013161911A1 (ja) * 2012-04-24 2013-10-31 株式会社東芝 医用画像診断装置及びpet-mri装置
WO2020059306A1 (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05100031A (ja) * 1991-10-03 1993-04-23 Yoshiharu Yonekura エミツシヨンct装置
JPH06281743A (ja) * 1993-03-25 1994-10-07 Hitachi Medical Corp エミッションct装置
JP3409506B2 (ja) * 1995-05-23 2003-05-26 株式会社島津製作所 ポジトロンct装置
US6150662A (en) * 1998-04-30 2000-11-21 Adac Laboratories Gantry for medical imaging system
DE10232676B4 (de) * 2002-07-18 2006-01-19 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Positionierung eines Patienten in einem medizinischen Diagnose- oder Therapiegerät
JP2006513410A (ja) * 2003-01-06 2006-04-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 一定半径でのシングルフォトン断層撮影法
JP4104591B2 (ja) * 2004-12-03 2008-06-18 株式会社東芝 核医学診断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008134205A (ja) 2008-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5114929B2 (ja) 核医学診断装置
US7613502B2 (en) Optical bioinstrumentation for living body
US9029787B2 (en) Multi-purpose PET device
JP6109973B2 (ja) X線ct装置
US7269246B2 (en) X-ray angiography apparatus
JP4604101B2 (ja) 画像情報作成方法,断層撮影装置の断層画像情報作成方法及び断層撮影装置
JP4403840B2 (ja) 医用画像診断装置
US20080025459A1 (en) X-ray hybrid diagnosis system
US20070053486A1 (en) Methods and apparatus for nuclear tomo-cardiology scanning
JPH095441A (ja) 放射線診断方法及び放射線診断装置
JP2007144139A (ja) X線コンピュータ断層撮影装置及び画像処理装置
JP5353899B2 (ja) 医用画像診断装置
US7809106B2 (en) Medical diagnostic system and method for capturing medical image information
CN210903068U (zh) 一种pet检测设备
JP2004313785A (ja) 断層撮影システム及びx線投影システムの組み合わせ装置
JP4625701B2 (ja) 画像観察装置及び画像観察方法
JP5262152B2 (ja) 診断システム
JP5140810B2 (ja) 断層撮影画像の重ね合わせ表示方法及び断層撮影画像を重ね合わせて表示するためのコンピュータプログラム
JPH04105641A (ja) 医用診断システム
JP4586473B2 (ja) 医用画像診断装置
JP4385500B2 (ja) 断層画像処理装置
CN211723203U (zh) 一种pet检测设备
JP4503279B2 (ja) X線ct装置
JP4389645B2 (ja) 複合型放射線撮像システム
JPH11190776A (ja) 体内・体輪郭併用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121001

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5114929

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees