JP5111197B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局と無線通信を行う複数の無線モジュールを備えた無線通信装置に関する。また、本発明は、この無線通信装置が実行する無線通信方法にも関する。
近年、様々な無線システムが広く利用されている。このため、今後、無線システムにおける効率的な周波数の利用は非常に重要となる。この効率的な周波数の利用におけるひとつの手段として、コグニティブ無線がある。ここで、コグニティブ無線とは、周辺の無線環境を認識し、最適な無線メディアを用いて、または、最適な無線メディアの最適な無線チャネルを用いて通信を行うシステムである。
周辺の無線環境を認識し最適な無線メディア(周波数)を選択することにより、周波数利用効率の向上が図れる。また、コグニティブ無線の利用方法として、地震や津波など大規模な災害が発生したときの通信インフラの障害による被災地の通信手段の途絶に対する迅速な通信手段の確保/確立のため、可搬型のコグニティブ無線基地局を用いた通信ネットワークの構築がある。コグニティブ無線を用いることにより、基地局の設置場所を事前に検討する必要なく、被災地の任意の場所に可搬型コグニティブ無線基地局を配置すれば、可搬型コグニティブ無線基地局が自律的に周辺の無線環境を認識し、最適な無線メディアにて通信を確立するため、このような利用シーンでは他の無線システムと比較してコグニティブ無線が適している。
また、本発明に関連する従来技術として、複数の方式で通信可能な移動端末が接続先の無線基地局を選択する方法が特許文献1に記載されている。この特許文献1では、具体的な方式としてフルレート方式とハーフレート方式が挙げられており、移動端末がこれらを切り替えながら無線基地局と通信を行うという前提において、制御情報の受信状態および方式毎のチャネル使用率に基づいて移動端末が接続先の無線基地局を選択する。
特開平8−168070号公報
コグニティブ無線ではひとつのコグニティブ無線基地局およびコグニティブ無線端末が複数の無線メディアを実装している。コグニティブ無線端末がコグニティブ無線基地局に接続する際には、個々の無線メディアに実装される接続基地局の決定方法を用いることができる。しかしながら、個々の無線メディアが独立に接続先のコグニティブ無線基地局の決定を行うと、無線メディア毎に接続先のコグニティブ無線基地局が異なることが考えられる。
図5はこの様子を表したものである。ひとつのコグニティブ無線端末1とふたつのコグニティブ無線基地局2(コグニティブ無線基地局2a,2b)があり、各々が複数の無線メディアを実装している。具体的な無線メディアの例として、IEEE802.11a、IEEE802.11g、IEEE802.11j、IEEE802.16a、CDMA2000 1x EV-DO等に準拠したものが挙げられる。図5に示す例では、コグニティブ無線端末1におけるIEEE802.11aの無線メディアがコグニティブ無線基地局2aにおけるIEEE802.11aの無線メディアと通信を行い、コグニティブ無線端末1におけるIEEE802.1jの無線メディアがコグニティブ無線基地局2bにおけるIEEE802.11jの無線メディアと通信を行っている。
上記のように無線メディア毎に接続先のコグニティブ無線基地局が異なる場合、経路制御等が煩雑になるという不具合があることから、コグニティブ無線端末はひとつのコグニティブ無線基地局とのみ接続される形態が好ましい。また、特許文献1に記載された技術は、無線基地局と移動端末が複数の無線方式の中のひとつを用いて通信を行うものであり、無線基地局と移動端末間を同時に複数の無線方式(周波数の違いを含む)を用いて接続するコグニティブ無線に直接適用することはできない。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、複数の無線モジュールを同一の基地局に接続させ、無線システムの処理負荷を軽減することができる無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、基地局と無線通信を行う複数の無線モジュールを備えた無線通信装置において、前記複数の無線モジュールが接続可能な基地局を示す基地局情報を前記無線モジュール毎に収集する情報収集手段と、前記情報収集手段が収集した前記基地局情報に基づいて、前記複数の無線モジュールが接続する基地局を選択する基地局選択手段と、前記基地局選択手段が選択した基地局に対して前記複数の無線モジュールを接続させる接続制御手段とを備えたことを特徴とする無線通信装置である。
また、本発明の無線通信装置において、前記基地局選択手段は、前記情報収集手段が収集した前記基地局情報に基づいて、最も多くの前記無線モジュールが接続可能な基地局を選択することを特徴とする。
また、本発明の無線通信装置において、前記接続制御手段はさらに、前記情報収集手段が収集した前記基地局情報が示す前記無線モジュール毎の基地局に対してそれぞれの前記無線モジュールを接続させ、前記基地局の処理負荷を示す負荷情報をそれぞれの前記無線モジュールに受信させ、前記基地局選択手段は、前記情報収集手段が収集した前記基地局情報と、前記無線モジュールが受信した前記負荷情報とに基づいて、前記複数の無線モジュールが接続する基地局を選択することを特徴とする。
また、本発明の無線通信装置において、前記情報収集手段はさらに、前記基地局情報が示す基地局との接続に用いる無線チャネルの環境を示す無線環境情報を前記無線モジュール毎に収集し、前記基地局選択手段は、前記情報収集手段が収集した前記基地局情報および前記無線環境情報に基づいて、前記複数の無線モジュールが接続する基地局を選択することを特徴とする。
また、本発明は、基地局と無線通信を行う複数の無線モジュールを備えた無線通信装置が実行する無線通信方法において、前記複数の無線モジュールが接続可能な基地局を示す基地局情報を前記無線モジュール毎に収集する第1のステップと、前記第1のステップで収集した前記基地局情報に基づいて、前記複数の無線モジュールが接続する基地局を選択する第2のステップと、前記第2のステップで選択した基地局に対して前記複数の無線モジュールを接続させる第3のステップとを実行することを特徴とする無線通信方法である。
本発明によれば、複数の無線モジュールが接続可能な基地局のうちのいずれかに対して複数の無線モジュールを接続させるので、無線システムの処理負荷を軽減することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態によるコグニティブ無線端末1(本発明の無線通信装置に対応)の構成を示している。図1に示すように、コグニティブ無線端末1は、複数(N個)の無線モジュール11と、パケットスイッチ部12と、ネットワーク制御部13と、無線環境認識部14と、無線自律制御部15とを有する。
各無線モジュール11は、それぞれ特定の無線メディアに対応している。無線モジュール11は、自己の無線メディアに対応した物理層(PHY層)およびデータリンク層の機能を有する。無線モジュール11は、パケットスイッチ部12に接続されており、パケットスイッチ部12との間でパケットを送受する。無線モジュール11は、無線通信相手の同じ無線メディアの無線モジュールと無線接続する。
また、無線モジュール11は、無線チャネル毎に、無線環境に関する情報(無線環境情報)を測定する機能を有する。無線環境情報としては、例えば、受信電力、干渉電力、パケットの再送回数、CRC(Cyclic Redundancy Check)エラーパケット数、無線チャネル占有時間などが挙げられる。通信用の無線モジュール11とは別に、無線環境情報測定用に専用の無線モジュールを設けてもよい。
パケットスイッチ部12は、パケットのスイッチング機能を有し、ネットワーク制御部13との間でパケットを送受する。また、パケットスイッチ部12は、ネットワーク制御部13から受け取ったパケットを、無線自律制御部15から指示された無線モジュール11に出力する。また、パケットスイッチ部12は、無線モジュール11から受け取ったパケットの順序制御を行い、順序制御後のパケットをネットワーク制御部13に渡す。ネットワーク制御部13は、ネットワーク層の機能を有し、パケットのルーティングを行う。無線環境認識部14は、各無線モジュール11から無線環境情報を受け取り、無線環境情報に基づいて、周辺の無線環境を認識する。
無線自律制御部15は、無線環境認識部14から無線環境認識結果を受け取る。また、無線自律制御部15は、無線環境認識結果に基づいて、パケットの宛先の無線通信相手との間で接続が確立されている無線モジュール11の中から、どの無線モジュール11を利用するのかを決定し、パケットスイッチ部12に指示する。あるいは、無線自律制御部15は、無線環境認識結果に基づいて、無線通信相手との間で接続が確立されている無線モジュール11の中から、どの無線モジュール11のどの無線チャネルを利用するのかを決定してもよい。無線自律制御部15は、利用する無線チャネルまで指定する場合には、無線モジュール11に対して、利用する無線チャネルを指示する。さらに、無線自律制御部15は、接続先のコグニティブ無線基地局を決定する機能も有する。
次に、コグニティブ無線端末が接続先のコグニティブ無線基地局を決定する方法を説明する。以下では、図2〜図4を参照しながら、3通りの方法を説明する。各図において、ひとつのコグニティブ無線端末1とふたつのコグニティブ無線基地局2(コグニティブ無線基地局2a,2b)があり、各々が複数の無線メディアを実装している。具体的な無線メディアの例として、IEEE802.11a、IEEE802.11g、IEEE802.11j、IEEE802.16a、CDMA2000 1x EV-DO等に準拠したものが挙げられる。なお、接続先のコグニティブ無線基地局2の決定は、コグニティブ無線端末1が主導で行う。
(第1の決定方法)
まず、図2を参照しながら、第1の決定方法を説明する。まず、各無線モジュール11は、それぞれ独立して、接続可能なコグニティブ無線基地局2のサーチを行う(ステップS100)。このコグニティブ無線基地局2のサーチは、例えばIEEE802.11の場合、一定期間、コグニティブ無線基地局2に実装されたIEEE802.11の無線モジュールから送信されるビーコン情報を収集すること等により行うことが可能である。
各無線モジュール11は、コグニティブ無線基地局2をサーチして得られた接続先候補となるコグニティブ無線基地局2のID(基地局情報)を無線自律制御部15へ出力する(ステップS110)。無線モジュール11毎に、カバーできるエリアの広さや、使用する周波数帯が異なることから、接続可能なコグニティブ無線基地局2が無線モジュール11毎に異なる場合がある。
無線自律制御部15は、各無線モジュール11から収集した基地局情報に基づいて、各無線モジュール11が接続先候補としたコグニティブ無線基地局2を認識する。そして、無線自律制御部15は、接続先候補のコグニティブ無線基地局2の中から、最も多くの無線モジュール11によって接続先候補としてサーチされたコグニティブ無線基地局2を選択し、接続先コグニティブ無線基地局とする(ステップS120)。
無線自律制御部15は接続先コグニティブ無線基地局への接続を各無線モジュール11に指示する(ステップS130)。
接続先コグニティブ無線基地局への接続を指示された各無線モジュール11は、接続先コグニティブ無線基地局に実装された、それぞれ対応する無線モジュールへの接続を行う(ステップS140)。ここで、無線自律制御部15から指示された接続先コグニティブ無線基地局をステップS100でサーチすることができなかった無線モジュール11は休止状態となる。
図2は、コグニティブ無線基地局2aをサーチできた無線モジュール11の数が、コグニティブ無線基地局2bをサーチできた無線モジュール11の数よりも多く、コグニティブ無線基地局2aが接続先コグニティブ無線基地局に決定される様子を示している。この場合、各無線モジュール11は、無線自律制御部15からの指示により、コグニティブ無線基地局2aに接続する。
第1の決定方法では、既存の方法でコグニティブ無線基地局2から取得可能な情報を除いて、コグニティブ無線端末1がコグニティブ無線基地局2から情報を取得することなく、接続先コグニティブ無線基地局を決定することができる。
(第2の決定方法)
次に、図3を参照しながら、第2の決定方法を説明する。まず、各無線モジュール11は、それぞれ独立して、接続可能なコグニティブ無線基地局2のサーチを行う。各無線モジュール11は、コグニティブ無線基地局2をサーチして得られた接続先候補となるコグニティブ無線基地局2のID(基地局情報)を無線自律制御部15へ出力する。無線自律制御部15は、各無線モジュール11から収集した基地局情報に基づいて、各無線モジュール11が接続先候補としたコグニティブ無線基地局2を認識する。そして、無線自律制御部15は、無線モジュール11毎に最適と判断されたコグニティブ無線基地局2に接続するように各無線モジュール11を制御する(ステップS200)。コグニティブ無線基地局2のサーチや接続の手順には、無線モジュールに実装された無線方式(IEEE802.11等)に予め実装されているサーチや接続の手順を用いることが可能である。
各無線モジュール11が、それぞれ独立して、最適と判断されたコグニティブ無線基地局2に接続した後、各無線モジュール11は、接続したコグニティブ無線基地局2から負荷情報を受信する(ステップS210)。この負荷情報は、コグニティブ無線基地局2の処理負荷を示す情報(例えば、コグニティブ無線基地局2に接続しているコグニティブ無線端末1の数)である。また、負荷情報は、0〜1の間をとる値としてコグニティブ無線基地局単位で与えられるものとする。本実施形態では、負荷情報が1である場合に、処理負荷が最も高いものとする。
各無線モジュール11は、接続したコグニティブ無線基地局2を接続先候補コグニティブ無線基地局として、接続先候補コグニティブ無線基地局を特定するIDと接続先候補コグニティブ無線基地局の負荷情報を無線自律制御部15へ出力する(ステップS220)。
無線自律制御部15は、各無線モジュール11から出力された接続先候補のコグニティブ無線基地局のIDとその負荷情報とに基づいて、最も好適なコグニティブ無線基地局2を選択し、接続先コグニティブ無線基地局とする(ステップS230)。ここで、好適なコグニティブ無線基地局2の選択方法としては、例えば、以下のような方法がある。
i) コグニティブ無線端末1が実装しているモジュールの数をmとする。また、ある接続先候補コグニティブ無線基地局に対して、当該接続先候補コグニティブ無線基地局に接続している無線モジュールの数をm’ (1≦m’≦m)とする。M=m’/m(0<M≦1)を計算する。
ii)当該接続先候補コグニティブ無線基地局の負荷情報をn(0≦n≦1)とする。当該接続先候補コグニティブ無線基地局の処理の許容度をNとし、N=1-nを計算する。
iii)X=M×Nを計算する。
iv)各接続先候補コグニティブ無線基地局に対してXを計算し、最もXの値が大きい接続先候補コグニティブ無線基地局を接続先コグニティブ無線基地局に決定する。この方法によれば、より多くの無線モジュール11が接続可能であって、処理負荷がより低いコグニティブ無線基地局2が接続先コグニティブ無線基地局に決定される。
上記において、さらに無線モジュール11の能力(カバーできるエリアの広さ等)も考慮して、能力の高い無線モジュール11が接続先候補に挙げているコグニティブ無線基地局2を優先的に接続先コグニティブ無線基地局に選択するようにしてもよい。
ステップS230に続いて、無線自律制御部15は接続先コグニティブ無線基地局への接続を各無線モジュール11に指示する(ステップS240)。
接続先コグニティブ無線基地局への接続を指示された各無線モジュール11のうち、接続先コグニティブ無線基地局とは異なるコグニティブ無線基地局2に接続していた無線モジュール11は、接続先コグニティブ無線基地局に対して再接続を行う(ステップS250)。再接続処理において、無線モジュール11に実装された無線通信方式に規定されているハンドオーバ手法やローミング手法を用いてもよい。無線自律制御部15から指示された接続先コグニティブ無線基地局をステップS200でサーチすることができなかった無線モジュール11は休止状態となる。
図3は、コグニティブ無線基地局2aが接続先コグニティブ無線基地局に決定される様子を示している。ステップS200でのサーチの結果、IEEE802.11aの無線モジュール11はコグニティブ無線基地局2aに接続し、IEEE802.11jの無線モジュール11はコグニティブ無線基地局2bに接続している。ステップS250では、IEEE802.11jの無線モジュール11は、無線自律制御部15からの指示により、コグニティブ無線基地局2bからコグニティブ無線基地局2aに接続を切り替える。
(第3の決定方法)
次に、図4を参照しながら、第3の決定方法を説明する。まず、各無線モジュール11は、それぞれ独立して、接続可能なコグニティブ無線基地局2のサーチを行う(ステップS300)。
各無線モジュール11は、コグニティブ無線基地局2をサーチして得られた接続先候補となるコグニティブ無線基地局2のID(基地局情報)を無線自律制御部15へ出力する(ステップS310)。
また、無線モジュール11は、無線環境情報を無線環境認識部14へ出力する。無線環境認識部14は、無線環境情報を、0〜1の間をとる値に正規化し、無線自律制御部15へ出力する(ステップS320)。本実施形態では、無線環境情報が1の場合に、無線環境が最も好適であるものとする。
無線自律制御部15は、各無線モジュール11から出力された接続先候補のコグニティブ無線基地局のIDと無線環境情報とに基づいて、最も好適なコグニティブ無線基地局2を選択し、接続先コグニティブ無線基地局とする(ステップS330)。ここで、好適なコグニティブ無線基地局2の選択方法としては、例えば、以下のような方法がある。
i) 無線モジュール11を接続先候補コグニティブ無線基地局毎にグループ化する。
ii)各グループについて、グループ内の各無線モジュール11に対応した、正規化された無線環境情報の和を計算する。
iii)この和が最も大きいグループに対応した接続先候補コグニティブ無線基地局を接続先コグニティブ無線基地局に決定する。この方法によれば、無線環境のより良い無線チャネルを用いている無線モジュール11がより多く接続可能なコグニティブ無線基地局2が接続先コグニティブ無線基地局に決定される。
ステップS330に続いて、無線自律制御部15は接続先コグニティブ無線基地局への接続を各無線モジュール11に指示する(ステップS340)。
接続先コグニティブ無線基地局への接続を指示された各無線モジュール11は、接続先コグニティブ無線基地局に実装された、それぞれ対応する無線モジュールへの接続を行う(ステップS350)。ここで、無線自律制御部15から指示された接続先コグニティブ無線基地局をステップS300でサーチすることができなかった無線モジュール11は休止状態となる。
図4は、コグニティブ無線基地局2aが接続先コグニティブ無線基地局に決定される様子を示している。この場合、各無線モジュール11は、無線自律制御部15からの指示により、コグニティブ無線基地局2aに接続する。
第3の決定方法では、第1の決定方法と同様に、既存の方法でコグニティブ無線基地局2から取得可能な情報を除いて、コグニティブ無線端末1がコグニティブ無線基地局2から情報を取得することなく、接続先コグニティブ無線基地局を決定することができる。
上述したように、本実施形態によれば、複数の無線モジュールが接続可能なコグニティブ無線基地局2のうちのいずれかひとつに対して複数の無線モジュール11を接続させるので、経路制御等が簡易になり、無線システムの処理負荷を軽減することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の一実施形態によるコグニティブ無線端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における接続先コグニティブ無線基地局の決定方法を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態における接続先コグニティブ無線基地局の決定方法を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態における接続先コグニティブ無線基地局の決定方法を説明するための説明図である。 従来のコグニティブ無線端末がコグニティブ無線基地局に接続する様子を示す参考図である。
符号の説明
1・・・コグニティブ無線端末、2,2a,2b・・・コグニティブ無線基地局、11・・・無線モジュール、12・・・パケットスイッチ部、13・・・ネットワーク制御部、14・・・無線環境認識部、15・・・無線自律制御部(情報収集手段、基地局選択手段、接続制御手段)

Claims (5)

  1. 基地局と無線通信を行う複数の無線モジュールを備えた無線通信装置において、
    前記複数の無線モジュールが接続可能な基地局を示す基地局情報を前記無線モジュール毎に収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段が収集した前記基地局情報に基づいて、前記複数の無線モジュールが接続する同一の基地局を選択する基地局選択手段と、
    前記基地局選択手段が選択した同一の基地局に対して前記複数の無線モジュールを接続させる接続制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記基地局選択手段は、前記情報収集手段が収集した前記基地局情報に基づいて、最も多くの前記無線モジュールが接続可能な同一の基地局を選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記接続制御手段はさらに、前記情報収集手段が収集した前記基地局情報が示す前記無線モジュール毎の基地局に対してそれぞれの前記無線モジュールを接続させ、前記基地局の処理負荷を示す負荷情報をそれぞれの前記無線モジュールに受信させ、
    前記基地局選択手段は、前記情報収集手段が収集した前記基地局情報と、前記無線モジュールが受信した前記負荷情報とに基づいて、前記複数の無線モジュールが接続する同一の基地局を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記情報収集手段はさらに、前記基地局情報が示す基地局との接続に用いる無線チャネルの環境を示す無線環境情報を前記無線モジュール毎に収集し、
    前記基地局選択手段は、前記情報収集手段が収集した前記基地局情報および前記無線環境情報に基づいて、前記複数の無線モジュールが接続する同一の基地局を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 基地局と無線通信を行う複数の無線モジュールを備えた無線通信装置が実行する無線通信方法において、
    前記複数の無線モジュールが接続可能な基地局を示す基地局情報を前記無線モジュール毎に収集する第1のステップと、
    前記第1のステップで収集した前記基地局情報に基づいて、前記複数の無線モジュールが接続する同一の基地局を選択する第2のステップと、
    前記第2のステップで選択した同一の基地局に対して前記複数の無線モジュールを接続させる第3のステップと、
    を実行することを特徴とする無線通信方法。
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