JP5109877B2 - 耐屈曲性ラミネートフィルム - Google Patents
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Description
1. 少なくとも、(1)基材、(2)シリカ蒸着層、アルミナ蒸着層もしくはシリカ・アルミナ二元蒸着層、(3)接着剤層及び(4)シーラント層が積層されたラミネートフィルムであって、該接着剤層を形成する接着剤がエポキシ樹脂及びエポキシ樹脂硬化剤からなるエポキシ樹脂組成物を主成分とするものであり、かつ該エポキシ樹脂硬化剤が下記の(A)と(B)と(D)の反応生成物、又は(A)と(B)と(C)と(D)の反応生成物であることを特徴とするラミネートフィルム。
(A)メタキシリレンジアミン又はパラキシリレンジアミン
(B)ポリアミンとの反応によりアミド基部位を形成し、且つオリゴマーを形成し得る、少なくとも1つのアシル基を有する多官能性化合物
(C)炭素数1〜8の一価カルボン酸及び/又はその誘導体
(D)ポリアミンとの反応により式(1)で示されるカーバメート部位を形成する、式(2)で示されるカーボネート部位を少なくとも1つ有する官能性化合物
3. (A)と(B)と(D)との反応、又は(A)と(B)と(C)と(D)との反応を行う際の(A)の活性水素数に対する、(B)の炭素−炭素二重結合数、(B)のアシル基数の2倍、(C)のカルボキシル基及びその誘導官能基の数ならびに(D)のカーボネート部位数の和の比が、0.25〜0.99の範囲である第1項又は第2項記載のラミネートフィルム。
4. 前記接着剤層の酸素透過係数が、10ml・mm/m2・day・MPa(23℃60%RH)以下である第1項〜第3項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
5. 前記(A)が、メタキシリレンジアミンである第1項〜第4項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
6. 前記(B)多官能性化合物が、アクリル酸、メタクリル酸及び/又はそれらの誘導体である第1項〜第4項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
7. 前記(C)炭素数1〜8の一価カルボン酸及び/又はそれらの誘導体が、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸、グリコール酸、安息香酸及び/又はその誘導体である第1項〜第4項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
8. 前記(D)が、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート及び/又はトリメチレンカーボネートである第1項〜第4項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
9. 前記エポキシ樹脂硬化剤が、(a)メタキシリレンジアミンと、(b)アクリル酸、メタクリル酸及び/又はそれらの誘導体と、(d)エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート及び/又はトリメチレンカーボネートとの反応生成物である第1項〜第4項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
10. 前記(a)と(b)と(d)の反応モル比((a)対(b)対(d))が1対0.7〜0.95対0.1〜0.7の範囲である第9項記載のラミネートフィルム。
11. 前記エポキシ樹脂が、メタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、パラアミノフェノールから誘導されたグリシジルアミノ基及び/又はグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂、ビスフェノールAから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂、ビスフェノールFから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂、フェノールノボラックから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂及びレゾルシノールから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1つの樹脂である第1項〜第10項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
12. 前記エポキシ樹脂が、メタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、及び/又はビスフェノールFから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂を主成分とするものである第1項〜第10項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
13. 前記エポキシ樹脂が、メタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂を主成分とするものである第1項〜第10項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
14. ドライラミネート法により製造されたものである第1項〜第13項のいずれかに記載のラミネートフィルム。
(A)メタキシリレンジアミン又はパラキシリレンジアミン、
(B)ポリアミンとの反応によりアミド基部位を形成し、且つオリゴマーを形成し得る、少なくとも1つのアシル基を有する多官能性化合物、
(C)炭素数1〜8の一価カルボン酸及び/又はその誘導体、
(D)ポリアミンとの反応により上記式(1)で示されるカーバメート部位を形成する、上記式(2)で示されるカーボネート部位を少なくとも1つ有する官能性化合物。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.88molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、65℃に冷却した後、粉砕したエチレンカーボネート0.27molを30分かけて滴下し、5時間65℃に保持し、エポキシ樹脂硬化剤Aを得た。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.93molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、攪拌、冷却した後、エポキシ樹脂硬化剤Bを得た。
<ポットライフ (hr)>
エポキシ樹脂、エポキシ樹脂硬化剤、溶剤を混合した溶液(塗料溶液)を25℃に保持した。ザーンカップNo.3にて粘度を30分毎に測定し、保持時間とザーンカップ粘度(秒)との関係を調べた。塗料溶液を調製してからザーンカップ粘度20秒に到達するまでの時間をポットライフとした。
<酸素透過率 (ml/m2・day・MPa)>
酸素透過率測定装置(モダンコントロール社製、OX−TRAN ML2/21)を使用して、ラミネートフィルムの酸素透過率を23℃、相対湿度60%の条件下で測定した。
<酸素透過係数 (ml・mm/m2・day・MPa)>
ラミネートフィルムを構成するフィルムおよび接着剤の厚みをグンゼ(株)製多層膜厚測定装置DC−8200にて測定した。測定した酸素透過率とフィルムおよび厚みから接着剤層の酸素透過係数を以下の式を用いて計算した。
1/R1 = 1/R2 + DFT/P + 1/R3
ここで、R1= ラミネートフィルムの酸素透過率(mm/m2・day・MPa)
R2=フィルムの酸素透過率(ml/m2・day・MPa)
R3=フィルムの酸素透過率(ml/m2・day・MPa)
DFT = 接着剤層の厚み(mm)
P = 接着剤層の酸素透過係数
<ラミネート強度 (g/15mm)>
JISK−6854に指定されている方法を用い、ラミネートフィルムのラミネート強度をT型剥離試験により100mm/minの剥離速度で測定した。
<ボイル処理後のラミネート強度 (g/15mm)>
JISK−6854に指定されている方法を用い、Retort Food Autoclave(Tomy社製)を用いて90℃で30分間ボイル処理を施したラミネートフィルムのラミネート強度をT型剥離試験により100mm/minの剥離速度で測定した。
<屈曲処理後の酸素透過率(ml/m2・day・MPa)>
ゲルボーフレックステスター(理学工業社製)を用いて360度のひねりを50回加えた積層フィルムの酸素透過率を23℃、相対湿度60%の条件下で測定した。
<ヒートシール強度 (kg/15mm)>
ヒートシール処理器(東洋精機製作所製、熱傾斜試験機)を使用して、150℃、2kg/cm2、1秒の処理条件でヒートシール処理を行なったラミネートフィルムの試験片を300mm/minの引張り速度で評価した。
エポキシ樹脂硬化剤Aを245重量部及びメタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂(三菱ガス化学(株)製;TETRAD−X)を50重量部、メタノール265重量部、酢酸エチル39重量部を含む溶液を作製し、そこにシリコン系消泡剤(ビック・ケミー社製;BYK065)を0.1重量部と、シランカップリング剤(チッソ社製;サイラエースS330)を加え、よく攪拌することにより、塗布液を得た。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の蒸着側の面に、100線/inch深さ100μmグラビアロールを使用して接着剤を塗布し、次いで60℃(入り口付近)〜90℃(出口付近)の乾燥オーブンで乾燥させた後、厚み40μmの直鎖状ポリエチレンフィルム(東セロ(株)製T.U.X.MC−S)を70℃に加熱したニップロールにより貼り合わせ、巻取り速度130m/minで巻取り、ロールを40℃で4日間エージングすることにより基材/蒸着層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを得た。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにアルミナ蒸着が施され、その蒸着面にコート層があるフィルム(凸版印刷(株)製GL-AEH)を使用し、シランカップリング剤チッソ社製サイラエースS330の代わりに東レダウコーニングシリコーン社製Z−6050を使用した以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/コート層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施され、その蒸着面にコート層があるフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアTXR)を使用し、シランカップリング剤を添加しないとした以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/コート層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み15μmの延伸6−ナイロンフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアNY)を使用した以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み15μmの延伸6-ナイロンフィルムにシリカ-アルミナ二元蒸着が施され、その蒸着面にコート層があるフィルム(東洋紡(株)製エコシアールVN106)を使用し、シランカップリング剤を添加しないとした以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/コート層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施され、その蒸着面にコート層があるフィルム(尾池工業(株)製MOS−TBH)を使用し、シランカップリング剤を添加しないとした以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/コート層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ-アルミナ二元蒸着が施され、その蒸着面にコート層があるフィルム(東洋紡(株)製エコシアールVE106)を使用し、シランカップリング剤を添加しないとした以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/コート層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ-アルミナ二元蒸着が施され、その蒸着面にコート層があるフィルム(東洋紡(株)製エコシアールVE306)を使用し、シランカップリング剤を添加しないとした以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/コート層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み15μmの延伸6−ナイロンフィルムにシリカ-アルミナ二元蒸着が施され、その蒸着面にコート層があるフィルム(東洋紡(株)製エコシアールVN406)を使用し、シランカップリング剤を添加しないとした以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/コート層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにアルミナ蒸着が施され、その蒸着面にコート層があるフィルム(東レフィルム加工(株)製バリアロックス1011HG−CW)を使用し、シランカップリング剤を添加しないとした以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/コート層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリカ蒸着が施されたフィルム(三菱樹脂(株)製テックバリアL)の代わりに、厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにアルミナ蒸着が施され、その蒸着面にコート層があるフィルム(東レフィルム加工(株)製バリアロックス1011HG−CR)を使用し、シランカップリング剤を添加しないとした以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/コート層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aの代わりにエポキシ樹脂硬化剤Bを163重量部用い、メタノールを201重量部、酢酸エチルを29重量部とした以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/接着剤層/シーラント層からなる作製した。結果を表1と2に示す。
ポリウレタン系接着剤塗布液として、ポリエーテル成分(東洋モートン(株)製;TM−329)を50重量部、ポリイソシアネート成分(東洋モートン(株)製;CAT−8B)を50重量部含む酢酸エチル溶液(固形分濃度;30重量%)を作製し、実施例1の塗布液の代わりに用い、シリコン系消泡剤及びシランカップリング剤を使用しない以外は実施例1と同様の方法で基材/蒸着層/接着剤層/シーラント層からなるラミネートフィルムを作製した。結果を表1と2に示す。
Claims (14)
- 少なくとも、(1)基材、(2)シリカ蒸着層、アルミナ蒸着層もしくはシリカ・アルミナ二元蒸着層、(3)接着剤層及び(4)シーラント層が積層されたラミネートフィルムであって、該接着剤層を形成する接着剤がエポキシ樹脂及びエポキシ樹脂硬化剤からなるエポキシ樹脂組成物を主成分とするものであり、かつ該エポキシ樹脂硬化剤が下記の(A)と(B)と(D)の反応生成物、又は(A)と(B)と(C)と(D)の反応生成物であることを特徴とするラミネートフィルム。
(A)メタキシリレンジアミン又はパラキシリレンジアミン
(B)ポリアミンとの反応によりアミド基部位を形成し、且つオリゴマーを形成し得る、少なくとも1つのアシル基を有する多官能性化合物
(C)炭素数1〜8の一価カルボン酸及び/又はその誘導体
(D)ポリアミンとの反応により式(1)で示されるカーバメート部位を形成する、式(2)で示されるカーボネート部位を少なくとも1つ有する官能性化合物
- 前記エポキシ樹脂組成物中のエポキシ樹脂及びエポキシ樹脂硬化剤の配合割合が、エポキシ樹脂中のエポキシ基に対するエポキシ樹脂硬化剤中の活性水素の当量比(活性水素/エポキシ基)として、0.2〜5.0の範囲であることを特徴とする請求項1記載のラミネートフィルム。
- (A)と(B)と(D)の反応、又は(A)と(B)と(C)と(D)の反応を行う際の(A)の活性水素数に対する、(B)の炭素−炭素二重結合数、(B)のアシル基数の2倍、(C)のカルボキシル基及びその誘導官能基の数ならびに(D)のカーボネート部位数の和の比が、0.25〜0.99の範囲である請求項1又は2記載のラミネートフィルム。
- 前記接着剤層の酸素透過係数が、10ml・mm/m2・day・MPa(23℃60%RH)以下である請求項1〜3のいずれかに記載のラミネートフィルム。
- 前記(A)が、メタキシリレンジアミンである請求項1〜4のいずれかに記載のラミネートフィルム。
- 前記(B)多官能性化合物が、アクリル酸、メタクリル酸及び/又はそれらの誘導体である請求項1〜4のいずれかに記載のラミネートフィルム。
- 前記(C)炭素数1〜8の一価カルボン酸及び/又はそれらの誘導体が、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸、グリコール酸、安息香酸及び/又はその誘導体である請求項1〜4のいずれかに記載のラミネートフィルム。
- 前記(D)が、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート及び/又はトリメチレンカーボネートである請求項1〜4のいずれかに記載のラミネートフィルム。
- 前記エポキシ樹脂硬化剤が、(a)メタキシリレンジアミンと、(b)アクリル酸、メタクリル酸及び/又はそれらの誘導体と、(d)エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート及び/又はトリメチレンカーボネートとの反応生成物である請求項1〜4のいずれかに記載のラミネートフィルム。
- 前記(a)と(b)と(d)の反応モル比((a)対(b)対(d))が1対0.7〜0.95対0.1〜0.7の範囲である請求項9記載のラミネートフィルム。
- 前記エポキシ樹脂が、メタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、パラアミノフェノールから誘導されたグリシジルアミノ基及び/又はグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂、ビスフェノールAから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂、ビスフェノールFから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂、フェノールノボラックから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂及びレゾルシノールから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1つの樹脂である請求項1〜10のいずれかに記載のラミネートフィルム。
- 前記エポキシ樹脂が、メタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、及び/又はビスフェノールFから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂を主成分とするものである請求項1〜10のいずれかに記載のラミネートフィルム。
- 前記エポキシ樹脂が、メタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂を主成分とするものである請求項1〜10のいずれかに記載のラミネートフィルム。
- ドライラミネート法により製造されたものである請求項1〜13のいずれかに記載のラミネートフィルム。
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