JP5109702B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムにかかり、特に、携帯端末の通信を制御する通信システムに関する。
近年、携帯電話が普及し、様々な場所で使用可能となっている。ところが、携帯電話の通信可能エリアは、全国でカバーされているわけではなく、場所によっては圏外となってしまう場合がある。そして、通信可能エリアは、各携帯電話事業者(キャリア)による携帯電話用の電波が届く範囲であるため、場所によっては、ある携帯電話事業者では圏外であっても、別の携帯電話事業者では圏内の場合がある。
そして、自携帯電話が圏外である場合には、もちろん通話やデータ通信を行うことはできないが、どうしても通信を行う場合には、通信圏内である他の携帯電話を借用して通信を行う必要がある。しかしながら、かかる場合には、通信先において番号識別による着信拒否等が行われていると、着信できない等の問題が生じる。また、通信料金の負担について、問題が生じる。
特開2003−61136号公報
ここで、特許文献1では、自移動局が圏外にある場合に、代替無線通信部にて通信可能な他の移動局に対して情報を送信し、これを受けた他の移動局が、受け取った情報を基地局に送信する、というシステムを開示している。ところが、上記技術では、基地局に対する通信を示しているだけであって、さらに基地局を介して他の移動局と通信を行う技術については開示されていない。このため、上述同様に、通信先において番号識別による着信拒否等が行われていると、着信できないなどの問題が生じ、ユーザの利便性の向上を図ることができない。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、携帯端末による発信時におけるユーザの利便性の向上を図ることができる通信システムを提供することにある。
そこで、本発明の一形態である通信システムは、
第1の携帯端末と、第2の携帯端末と、これら携帯端末の接続制御を行う接続制御装置と、を備え、
上記第1の携帯端末が、他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末への発信を要求する発信要求手段を備え、
上記第2の携帯端末が、第1の携帯端末と近距離無線接続を行い、当該第1の携帯端末と接続制御装置とを中継接続する中継手段を備え、
上記接続制御装置が、第2の携帯端末を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信手段を備えた、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である通信システムは、
第1の携帯端末と、この第1の携帯端末の接続制御を行う第1の接続制御装置と、第2の携帯端末と、この第2の携帯端末の接続制御を行う第2の接続制御装置と、を備え、
上記第1の携帯端末が、他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末に発信を要求する発信要求手段を備え、
上記第2の携帯端末が、第1の携帯端末と近距離無線接続を行い、当該第1の携帯端末と第2の接続制御装置とを中継接続する携帯端末側中継手段を備え、
上記第2の接続制御装置が、第2の携帯端末を中継して接続された第1の携帯端末と第1の接続制御装置とを、第2の携帯端末を介して中継接続する接続制御装置側中継手段を備え、
上記第1の接続制御装置が、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に、当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信手段を備えた、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である通信方法は、
第1の携帯端末と、第2の携帯端末と、これら携帯端末の接続制御を行う接続制御装置と、を備えた通信システムにおける通信方法であって、
上記第1の携帯端末が、他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末への発信を要求する発信要求工程と、
上記第2の携帯端末が、第1の携帯端末と近距離無線接続を行い、当該第1の携帯端末と接続制御装置とを中継接続する中継工程と、
上記接続制御装置が、第2の携帯端末を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信工程と、
を有する、という構成を採る。
また、本発明の他の形態である通信方法は、
第1の携帯端末と、この第1の携帯端末の接続制御を行う第1の接続制御装置と、第2の携帯端末と、この第2の携帯端末の接続制御を行う第2の接続制御装置と、を備えた通信システムにおける通信方法であって、
上記第1の携帯端末が、他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末に発信を要求する発信要求工程と、
上記第2の携帯端末が、第1の携帯端末と近距離無線接続を行い、当該第1の携帯端末と第2の接続制御装置とを中継接続する携帯端末側中継工程と、
上記第2の接続制御装置が、第2の携帯端末を中継して接続された第1の携帯端末と第1の接続制御装置とを、第2の携帯端末を介して中継接続する接続制御装置側中継工程と、
上記第1の接続制御装置が、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に、当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信工程と、
を有する、という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
第1の携帯端末と、第2の携帯端末と、これら携帯端末の接続制御を行う接続制御装置と、を備えた通信システムにおける接続制御装置に、
近距離無線接続にて第2の携帯端末と接続し、当該第2の携帯端末を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に、当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信手段、
を実現させる、という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
第1の携帯端末と、この第1の携帯端末の接続制御を行う第1の接続制御装置と、第2の携帯端末と、この第2の携帯端末の接続制御を行う第2の接続制御装置と、を備えた通信システムにおける第1の接続制御装置に、
近距離無線接続にて第2の携帯端末と接続し、当該第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に、当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信手段、
を実現させる、という構成を採る。
本発明は、以上のように構成されることにより、第1の携帯端末は、無線通信が不可能な状態であっても、接続制御装置から第1の携帯端末を発信元として発信を行うことができ、発信先に対して発信元を通知した状態で発信することができる。その結果、より確実な通信が可能となり、ユーザの利便性の向上を図ることができる、という優れた効果を有する。
本発明は、携帯端末が通信電波の届かない圏外であっても、他の圏内の携帯電話を介して発信を可能とする通信システムである。そして、特に、本発明では、自己の携帯端末の番号や電子メールアドレスなどを通知し、当該自己の携帯端末を発信元として発信を行う、という点に特徴を有する。
そして、本発明の一形態である通信システムは、
第1の携帯端末と、第2の携帯端末と、これら携帯端末の接続制御を行う接続制御装置と、を備え、
上記第1の携帯端末が、他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末への発信を要求する発信要求手段を備え、
上記第2の携帯端末が、第1の携帯端末と近距離無線接続を行い、当該第1の携帯端末と接続制御装置とを中継接続する中継手段を備え、
上記接続制御装置が、第2の携帯端末を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信手段を備えた、
という構成を採る。
上記発明によると、まず、第1の携帯端末は、近距離無線通信手段の通信範囲に存在する他の携帯端末である第2の携帯端末に対して近距離無線接続を行うとともに、別の通信端末に発信を要求する。これを受けた第2の携帯端末は、第1の携帯端末と近距離無線接続を確立すると共に、当該第1の携帯端末と接続制御装置とを中継接続する。これにより、第1の携帯端末は、近距離無線通信手段にて第2の携帯端末を介して接続制御装置と接続された状態となり、第1の携帯端末の発信要求を接続制御装置に通知することができる。そして、接続制御装置は、第1の携帯端末の発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に対して、第1の携帯端末を発信元として発信を行う。これにより、第1の携帯端末は、無線通信が不可能な状態であっても、近距離無線通信にて第2の携帯端末を介して接続制御装置に接続し、当該接続制御装置から第1の携帯端末を発信元として発信を行うことができる。従って、発信先に対して発信元を知らせた状態で発信することができ、より確実な通信が可能となり、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、本発明の他の形態では、
第1の携帯端末と、この第1の携帯端末の接続制御を行う第1の接続制御装置と、第2の携帯端末と、この第2の携帯端末の接続制御を行う第2の接続制御装置と、を備えた通信システムであって、
上記第1の携帯端末が、他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末に発信を要求する発信要求手段を備え、
上記第2の携帯端末が、第1の携帯端末と近距離無線接続を行い、当該第1の携帯端末と第2の接続制御装置とを中継接続する携帯端末側中継手段を備え、
上記第2の接続制御装置が、第2の携帯端末を中継して接続された第1の携帯端末と第1の接続制御装置とを、第2の携帯端末を介して中継接続する接続制御装置側中継手段を備え、
上記第1の接続制御装置が、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に、当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信手段を備えた、
という構成を採る。
そして、上記第1の接続制御装置の中継発信手段は、発信先となる別の携帯端末に対して、発信元である第1の携帯端末を特定する携帯端末情報、例えば、第1の携帯端末の電話番号、及び/あるいは、当該第1の携帯端末にて利用可能な電子メールアドレス、を通知して発信する、という構成を採る。
上記発明によると、まず、第1の携帯端末は、自端末が圏外の場合に、近距離無線通信手段の通信範囲に存在する他の携帯網の圏内にある他の携帯端末である第2の携帯端末に対して近距離無線接続を行うとともに、別の通信端末に発信を要求する。これを受けた第2の携帯端末は、第1の携帯端末と近距離無線接続を確立すると共に、当該第1の携帯端末と、第2の携帯端末の接続制御を行う第2の接続制御装置とを中継接続する。また、第2の接続制御装置は、第1の携帯端末を当該第1の携帯端末の接続制御を行う第1の接続制御装置に中継接続する。これにより、第1の携帯端末は、近距離無線通信手段及び他の携帯網を介して、第1の接続制御装置と接続された状態となり、第1の携帯端末の発信要求を第1の接続制御装置に通知することができる。そして、第1の接続制御装置は、第1の携帯端末の発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に対して、第1の携帯端末を発信元として発信を行う。例えば、第1の携帯端末の電話番号や電子メールアドレスを発信元を表す情報として通知し、発信する。
これにより、第1の携帯端末は、無線通信が不可能な状態であっても、近距離無線通信にて第2の携帯端末を介して接続制御装置に接続し、当該接続制御装置から第1の携帯端末を発信元として発信を行うことができる。従って、発信先に対して発信元を通知した状態で発信することができ、より確実な通信が可能となり、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、上記通信システムでは、上記第1の接続制御装置の中継発信手段は、第1の携帯端末からの発信要求に応じて行った発信に応答した別の通信端末と、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された前記第1の携帯端末と、の接続を確立する、という構成を採る。
これにより、第1の携帯端末は、近距離無線接続にて接続された第2の携帯端末、及び、第2の接続制御装置を介して、発信先となる別の携帯端末との通話が可能となる。つまり、第1の携帯端末が圏外であっても通話を行うことができ、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、上記通信システムでは、上記第1の接続制御装置は、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末に対して認証要求を行う認証要求手段を備え、上記第1の携帯端末は、第1の接続制御装置からの認証要求に応じて認証情報を送信し、上記第1の接続制御装置の中継発信手段は、第1の携帯端末から送信された認証情報に基づいて認証を行い、当該認証が成功した第1の携帯端末を発信元として発信を行う、という構成を採る。これにより、認証された第1の携帯端末からの発信要求のみに応じて発信を行うため、発信時のセキュリティの向上を図ることができる。
また、上記通信システムでは、上記第1の携帯端末が、当該第1の携帯端末に装備された近距離無線通信手段の通信範囲に存在する他の携帯端末を検索する検索手段を備えると共に、上記第1の携帯端末の発信要求手段は、上記検索手段にて検索された他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末への発信を要求する、という構成を採る。これにより、自動的に近距離無線通信にて中継する他の携帯端末を検索することができ、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、上記通信システムでは、上記第1の接続制御装置及び第2の接続制御装置から、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して発信した第1の携帯端末の発信時における中継状況を表す通信情報を取得する通信情報取得手段を備えた、という構成を採る。さらに、上記通信システムでは、上記通信情報取得手段にて取得した通信情報に基づいて、第1の携帯端末が第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継したことにより当該第1の携帯端末に課金される通信料を算出する通信料算出手段を備えた、という構成を採る。
これにより、第1の携帯端末が発信の際に利用した第2の携帯端末及び第2の接続制御装置の回線の使用状況を取得して、当該利用料を算出する。従って、第1の携帯端末に回線を利用させた第2の携帯端末及び第2の接続制御装置は、第1の携帯端末から回線利用料を徴収することができる。
また、本発明の他の形態である通信方法は、
第1の携帯端末と、この第1の携帯端末の接続制御を行う第1の接続制御装置と、第2の携帯端末と、この第2の携帯端末の接続制御を行う第2の接続制御装置と、を備えた通信システムにおける通信方法であって、
上記第1の携帯端末が、他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末に発信を要求する発信要求工程と、
上記第2の携帯端末が、第1の携帯端末と近距離無線接続を行い、当該第1の携帯端末と第2の接続制御装置とを中継接続する携帯端末側中継工程と、
上記第2の接続制御装置が、第2の携帯端末を中継して接続された第1の携帯端末と第1の接続制御装置とを、第2の携帯端末を介して中継接続する接続制御装置側中継工程と、
上記第1の接続制御装置が、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に、当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信工程と、
を有する、という構成を採る。
そして、上記中継発信工程は、発信先となる別の携帯端末に対して、発信元である第1の携帯端末を特定する携帯端末情報、例えば、第1の携帯端末の電話番号、及び/あるいは、第1の携帯端末にて利用可能な電子メールアドレス、を通知して発信する、という構成を採る。
また、上記第1の接続制御装置の中継発信工程は、第1の携帯端末からの発信要求に応じて行った発信に応答した別の通信端末と、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末と、の接続を確立する、という構成を採る。
また、上記中継発信工程は、第1の接続制御装置が、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末に対して認証要求を行い、この認証要求に応じて第1の携帯端末が認証情報を送信し、第1の接続制御装置が、第1の携帯端末から送信された認証情報に基づいて認証を行い、当該認証が成功した当該第1の携帯端末を発信元として発信を行う、という構成を採る。
さらに、上記発信要求工程の前に、第1の携帯端末が、当該第1の携帯端末に装備された近距離無線通信手段の通信範囲に存在する他の携帯端末を検索する検索工程を有し、上記発信要求工程は、上記検索工程にて検索された他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末への発信を要求する、という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
第1の携帯端末と、この第1の携帯端末の接続制御を行う第1の接続制御装置と、第2の携帯端末と、この第2の携帯端末の接続制御を行う第2の接続制御装置と、を備えた通信システムにおける上記第1の接続制御装置に、
近距離無線接続にて第2の携帯端末と接続し、当該第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末からの発信要求に応じて、その発信先となる別の通信端末に、当該第1の携帯端末を発信元として発信する中継発信手段、
を実現させる、という構成を採る。
そして、上記中継発信手段は、発信先となる別の携帯端末に対して、発信元である第1の携帯端末を特定する携帯端末情報、例えば、第1の携帯端末の電話番号、及び/あるいは、第1の携帯端末にて利用可能な電子メールアドレス、を通知して発信する、という構成を採る。
また、上記中継発信手段は、第1の携帯端末からの発信要求に応じて行った発信に応答した別の通信端末と、第2の携帯端末及び前記第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末と、の接続を確立する、という構成を採る。
さらに、上記中継発信手段は、第2の携帯端末及び第2の接続制御装置を中継して接続された第1の携帯端末に対して認証要求を行い、これに応じて第1の携帯端末から送信された認証情報に基づいて認証を行い、当該認証が成功した第1の携帯端末を発信元として発信を行う、という構成を採る。
上述した構成の方法及びプログラムの発明であっても、上記通信システムと同様の作用を有するため、上述した本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明の具体的な構成及び動作を、実施形態にて説明する。なお、実施形態では、上述した第1及び第2の携帯端末の一例として、携帯電話を挙げて説明しているが、第1及び第2の携帯端末は、携帯電話であることに限定されない。また、実施形態では、第1の携帯端末による発信は、通話発信である場合を例示するが、発信は通話発信であることに限定されず、電子メールなどの送信といったデータ通信における発信であってもよい。従って、第1及び第2の携帯端末は、PHSやPDA、データ通信カードなど、無線通信可能な携帯型端末であれば、いかなる端末であってもよい。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図11を参照して説明する。図1は、通信システム全体の構成を示すブロック図である。図2は、携帯電話機の構成を示すブロック図である。図3は、携帯電話機の表示画面の一例を示す図である。図4は、接続制御装置及び管理装置の構成を示すブロック図である。図5は、通信システム全体の動作を示すシーケンス図である。図6は、通信システムにおける接続状態を示す説明図である。図7乃至図9は、通信システムの動作を示す説明図である。図10は、変形例における通信システム全体の構成を示すブロック図であり、図11は、その動作を示す説明図である。
[構成]
図1に示すように、本実施形態における通信システムは、まず、第1の通信事業者が提供する携帯電話サービスに加入している携帯電話機A及び携帯電話機Gと、第1の通信事業者が管理し加入携帯電話の接続制御を行う接続制御装置Eと、当該第1の通信事業者が管理する無線送受信用の無線基地局Fと、を備えている。また、第2の通信事業者が提供する携帯電話サービスに加入している携帯電話機Bと、第2の通信事業者が管理し加入携帯電話の接続制御を行う接続制御装置Dと、当該第1の通信事業者が管理する無線送受信用の無線基地局Cと、を備えている。
そして、本実施形態では、図1に示すように、第1の通信事業者の加入端末である携帯電話機Aは、無線基地局Fによる無線電波が届く範囲(点線参照)の圏外に位置しており、一方、携帯電話機Gは圏内に位置している。また、第2の通信事業者の加入端末である携帯電話機Bは、無線基地局Cによる無線電波が届く範囲(点線参照)の圏内に位置している。そして、本実施形態では、圏外に位置する上記携帯電話機Aが、携帯電話機Gに対して発信を行うことができるよう、各端末や装置が以下のように構成されている。
(携帯電話機A)
まず、携帯電話機A(第1の携帯端末)の構成について、図2を参照して説明する。携帯電話機Aは、第1の通信事業者が提供する携帯電話サービスへの加入ユーザが操作する端末である。そして、この携帯電話機Aは、一般的な携帯電話機が有する通話機能及びデータ通信機能を有しており、このため、図2に示すように、携帯電話網にアクセスするために無線基地局Fと無線通信を行う無線通信部11を備えている。また、携帯電話機Aは、これとは別に、近距離無線通信を行う近距離無線通信部12を備えている。この近距離無線通信部12は、例えば、Bluetoothや無線LAN、赤外線通信などで他の情報処理端末と近距離無線通信を行う通信機器にて構成されている。
また、携帯電話機Aは、図2に示すように、装備されている演算装置に所定のプログラムが組み込まれることにより構築された、検索処理部13と、発信処理部14と、を備えている。
そして、上記発信処理部14は、無線通信部11を介して通信先に発信する通常の通話・通信機能を有する。つまり、発信先となる電話番号に対して発信を行ったり、メールサーバにアクセスして発信先となる電子メールアドレス宛に電子メールを送信し、さらには、アクセス先となるウェブサイトに接続してデータ通信を行う。
また、この発信処理部14(発信要求手段)は、携帯電話機Aが無線通信部11を介して無線通信を行うことができず、圏外である場合には、検索処理部13に対して近距離無線通信部12にて接続可能な他の携帯電話機の検索を要求する。このとき、例えば、図3(a)に示すように、携帯電話機Aの表示部に、他の「圏内電話のサーチ」を要求する「スタート」ボタンが表示された画面を表示し、かかるボタンが押下されると、後述するように、検索処理部13が実際に近距離無線通信部12を介して他の携帯電話機のサーチを行う。
そして、上記検索処理部13(検索手段)は、上述したように他の携帯電話機の検索要求があると、近距離無線通信部12の通信範囲に位置していて近距離無線通信可能であり、かつ、携帯電話網の圏内に位置する他の携帯電話機を検索するよう、近距離無線通信にて検索信号の発信を行う。すると、この検索信号を受信した他の携帯電話機は、自己が携帯電話サービスの圏内に位置する場合のみ応答を行う。そして、かかる応答を受けた検索処理部13は、その旨を発信処理部14に通知する。なお、ここでは、携帯電話機Bが、自己の携帯電話網の圏内に位置し、携帯電話機Aと近距離無線接続可能な他の携帯電話機として検索されたこととする。
すると、上記発信処理部14は、検索処理部13から近距離無線接続可能な他の携帯電話機が検索できた旨の通知を受けると、この検索された携帯電話機Bに対して近距離無線接続を行い、当該携帯電話機Bに対して発信先の電話番号及び自己の電話番号を送信する。このとき、例えば、図3(b)に示すような画面が携帯電話機Aの表示部に表示されるため、ユーザは発信先の電話番号を入力する。そして、携帯電話機Aは、この入力された発信先の電話番号と、携帯電話機A内部に記憶されている自己の電話番号とを、近距離無線通信にて他の携帯電話機Bに送信する。これにより、携帯電話機Aから近距離無線通信を介した発信要求が、後述するように、携帯電話機Aの電話番号に基づいて当該携帯電話機Aが加入している第1の通信事業者の接続制御装置Eに、携帯電話機B及び接続制御装置Dを経由して通知される。
なお、ここでは、発信先となる別の携帯電話機は、携帯電話機Gであることとする。また、このとき、電子メールを送信する場合には、携帯電話機Aは、上記発信先の電話番号に変えて発信先の電子メールアドレスを入力して送信すると共に、携帯電話機A自身の電話番号に変えて当該自身の電子メールアドレスを送信する。但し、発信先の電話番号などと共に送信する発信元である携帯電話機A自身の情報は、当該携帯電話機A自身を特定できる携帯端末情報であれば、上記電話番号や電子メールアドレスに限定されず、いかなる情報であってもよい。
また、発信処理部14は、上述したように近距離無線通信にて携帯電話機Bを介して接続制御装置Eに発信要求を行った後に、当該接続制御装置Eから認証要求を受けると、かかる要求に応じて認証情報を送信する。このときも、近距離無線通信にて携帯電話機Bを介して接続制御装置Eに認証情報を送信する。なお、認証情報は、例えば、予め携帯電話機Aに設定された「IMSI番号」(国際携帯電話加入者識別番号)といった携帯電話機A自体を特定する識別情報であり、かかる情報は、接続制御装置Eにも記憶されている。
その後、発信処理部14は、近距離無線通信によって携帯電話機Bと接続し、当該携帯電話機B、接続制御装置D、接続制御装置Eを中継して、後述する接続制御装置Eにて、発信先となる携帯電話機Gとセッションが確立されると、当該携帯電話機Gと通話接続を行う。
(携帯電話機B)
次に、携帯電話機B(第2の携帯端末)の構成について、図2を参照して説明する。携帯電話機Bは、第2の通信事業者が提供する通信サービスの契約ユーザが操作する端末である。そして、この携帯電話機Bは、一般的な携帯電話機が有する通話機能及びデータ通信機能を有しており、このため、図2に示すように、携帯電話網にアクセスするために無線基地局Cと無線通信を行う無線通信部21を備えている。また、携帯電話機Bは、これとは別に、近距離無線通信を行う近距離無線通信部22を備えている。この近距離無線通信部22は、例えば、Bluetoothや無線LAN、赤外線通信などで他の情報処理端末と近距離無線通信を行う通信機器にて構成されている。
また、携帯電話機Bは、図2に示すように、装備されている演算装置に所定のプログラムが組み込まれることにより構築された、検索処理部23と、中継処理部24と、を備えている。
上記検索処理部23は、上述したように携帯電話機Aから近距離無線通信にて発信された検索要求に受信したときに、携帯電話機B自身が圏内に位置する場合には、近距離無線通信にて応答を行う。そして、その旨を中継処理部24に通知する。
また、中継処理部24(中継手段、携帯端末側中継手段)は、携帯電話機Aからの近距離無線接続要求を受け付けて、相互に予め設定された認証を行い、認証が成功すると携帯電話機Aとの近距離無線接続を行う。そして、この近距離無線接続にて携帯電話機Aから送信された発信要求情報を受け付けて、かかる発信要求情報を自身である携帯電話機Bからの発信要求ではなく、携帯電話機Aからの発信要求として接続制御装置Dに送信する。このとき、発信要求情報としては、携帯電話機Aが発信先として指定する携帯電話機Gの電話番号と、発信元である携帯電話機A自身の電話番号を含んでいる。ここで、携帯電話機Bは、自己が加入する通信サービスの圏内に位置するため、無線通信部21から無線基地局C及び自己が加入する携帯電話網を介して接続制御装置Dに接続する。
なお、中継処理部24は、その後も携帯電話機Aと接続制御装置Dとの中継接続を維持する。つまり、後述する接続制御装置Eから携帯電話機Aに対する認証時、さらには、携帯電話機Gとの通話時にも、携帯電話機Aと近距離無線接続を維持し、当該携帯電話機Aと接続制御装置Dとの接続を中継する。そして、中継処理部24は、以後、携帯電話機Aが接続制御装置Eや携帯電話機Gと送受信する通信データや音声データを、これらの間で転送する。
(接続制御装置D)
次に、接続制御装置D(第2の接続制御装置)の構成について、図4を参照して説明する。接続制御装置Dは、携帯電話サービスを提供する第2の通信事業者が管理するサーバコンピュータである。この接続制御装置Dは、図4に示すように、装備されている演算装置に所定のプログラムが組み込まれることで、接続制御部31と、通信履歴管理部32と、を備えている。また、装備している記憶装置には、通信履歴記憶部33を備えている。
上記接続制御部31(接続装置側中継手段)は、主に自己が提供する携帯電話サービスに加入しているユーザ、つまり、携帯電話機Bの接続制御を行う。そして、本実施形態では、特に、上述したように携帯電話機Bから送信された携帯電話機Aからの発信要求を受け付けつけて、発信元となる当該携帯電話機Aの接続制御を行う接続制御装置Eに当該発信要求を送信する。具体的には、受け付けた発信要求情報に含まれる発信元となる携帯電話機Aの電話番号に基づいて、当該携帯電話Aが加入している通信事業者の接続制御装置Eを特定し、当該接続制御装置Eに発信要求情報を送信する。このとき、接続制御部31は、携帯電話機Bに近距離無線接続された携帯電話機Aと接続制御装置Eとの中継接続を維持する。つまり、後述する接続制御装置Eから携帯電話機Aに対する認証時、さらには、携帯電話機Gとの通話時にも、携帯電話機Aと近距離無線接続を維持した携帯電話機Bを介して、当該携帯電話機Aと接続制御装置Eとを中継接続したままの状態を維持する。そして、接続制御部31は、以後、携帯電話機Aが接続制御装置Eや携帯電話機Gと送受信する通信データや音声データを、これらの間で転送する。
また、通信履歴管理部32は、接続制御部31にて中継接続した状況を表す通信情報を取得して、通信履歴記憶部33に蓄積しておく。具体的には、通信履歴管理部32は、携帯電話機Aを接続制御装置Eに中継接続したときに、上記携帯電話機Aを近距離無線接続にて中継している携帯電話機Bを特定する情報(電話番号等)と共に、発信元となる携帯電話機Aの電話番号を関連付けて、通信情報として記憶する。また、通信履歴管理部32、携帯電話機Aの中継を維持したまま当該携帯電話機Aが携帯電話機Gと通話を行った場合には、その通話時間あるいは中継接続時間を通信情報に含めて記憶しておく。そして、通信履歴管理部32は、後述する管理装置Hからの要求に応じて、通信履歴記憶部33に記憶された通信情報を当該管理装置Hに送信する機能も有する。
(接続制御装置E)
次に、接続制御装置E(第1の接続制御装置)の構成について、図4を参照して説明する。接続制御装置Eは、携帯電話サービスを提供する第1の通信事業者が管理するサーバコンピュータである。この接続制御装置Eは、図4に示すように、装備されている演算装置に所定のプログラムが組み込まれることで、接続制御部41と、通信履歴管理部42と、を備えている。また、装備している記憶装置には、通信履歴記憶部43を備えている。
上記接続制御部41(中継発信手段)は、主に自己が提供する携帯電話サービスに加入しているユーザ、つまり、携帯電話機Aの接続制御を行う。そして、本実施形態では、特に、上述したように接続制御装置Dにて中継接続されて携帯電話機Aからの発信要求情報を受け付けつけた場合には、当該発信要求情報に基づいて、携帯電話機Aを発信元として、発信先の携帯電話機Gに発信する。
具体的に、接続制御装置41は、発信要求情報を受け付けたときに、まず、発信元である携帯電話機Aに対して認証要求を行う(認証要求手段)。このとき、接続制御装置41は、携帯電話機Aが中継接続されている経路をたどって当該携帯電話機Aに認証要求を行う。つまり、接続制御装置D、無線基地局C、携帯電話機Bを経由し、さらに近距離無線通信を介して、携帯電話機Aに「IMSI情報」などの識別情報を認証情報として要求する。これに応じて携帯電話機Aから「IMSI情報」が送信されると、接続制御部41は、予め接続制御装置E内に記憶しているユーザDB44内の加入者のIMSI情報と比較し、一致した場合に認証が成功したと判断する。そして、認証が成功した携帯電話機Aからの発信要求に応じて、携帯電話機Aの電話番号を発信元として設定して、発信先となる携帯電話機Gに発呼を行う。この発呼に対して携帯電話機Gが応答すると、接続制御部41は、携帯電話機Gと、近距離無線接続にて携帯電話機B及び接続制御装置Dを中継して接続されている携帯電話機Aと、のセッションを確立し、通話接続を行う。なお、発信要求が電子メールの送信である場合には、発信元のアドレスに携帯電話機Aの電子メールアドレスを設定して、携帯電話機Gに電子メールを発信する。
また、通信履歴管理部42は、接続制御部41にて中継接続した状況を表す通信情報を取得して、通信履歴記憶部43に蓄積しておく。具体的に、通信履歴管理部42は、通話を行った携帯電話機Aと携帯電話機Gとの電話番号や通信時間を通信情報として記憶する。そして、通信履歴管理部42は、後述する管理装置Hからの要求に応じて、通信履歴記憶部43に記憶された通信情報を当該管理装置Hに送信する機能も有する。
(管理装置H)
次に、管理装置Hの構成について、図4を参照して説明する。管理装置Hは、携帯電話サービスを提供する第1の通信事業者及び/あるいは第2の通信事業者が管理するサーバコンピュータであり、携帯電話機を利用した課金処理を行う。なお、以下に説明する管理装置Hの機能は、各接続制御装置D,E内に装備されていてもよい。
そして、管理装置Hは、図4に示すように、装備されている演算装置に所定のプログラムが組み込まれることで、通信履歴管理部51と、課金処理部52と、を備えている。また、装備している記憶装置には、通信履歴記憶部53と、課金情報記憶部54と、を備えている。
上記通信履歴管理部51(通信情報取得手段)は、上述した接続制御装置D,Eから通信情報を取得して、通信履歴記憶部53に格納する。なお、取得する通信情報は、上述したように、携帯電話機Aと携帯電話機Gとの通話時間や、このときに携帯電話機Aを中継接続した携帯電話機Bや接続制御装置Dの情報などを含む。つまり、携帯電話機Aが通話を行う際に利用した回線を特定する情報を含む。
そして、課金処理部52(通話料算出手段)は、上記通信履歴管理部51にて取得し、通信履歴記憶部53に記憶された通話情報に基づいて、携帯電話機Aの通話料を算出する。このとき、携帯電話機Aに課金される通話料の他に、当該携帯電話機Aが携帯電話機Bや接続制御装置D(第2の通信事業者)の回線を利用したことに伴って携帯電話機Aに課金される回線利用料や、携帯電話機B及び/あるいは第2の通信事業者に還元される回線貸与料なども算出して、算出結果を課金情報記憶部54に記憶する。その後は、課金情報記憶部54に記憶された情報に基づいて、携帯電話機Aのユーザに対する通話料の請求処理が行われたり、携帯電話機Bのユーザや第2の通信事業者に回線貸与料の還付処理が行われる。
[動作]
次に、上記通信システムにおける動作を、図3、図5乃至図9を参照して説明する。ここでは、圏外に位置する携帯電話機Aが、携帯電話機Gに対して音声通話を行うときの動作を説明する。
まず、携帯電話機Aが圏外にいるときに携帯電話Gに対して発信を行うと、携帯電話網を介した無線通信では発信を行うことができず、この場合に、携帯電話機Aの画面には、図3(a)に示す「圏外時通話サービス」画面が表示される。なお、この画面は、ユーザが所定の操作を行って当該サービスを行うアプリケーションを起動することで表示されてもよい。
そして、携帯電話機Aのユーザは、圏内電話のサーチの「スタート」ボタンを押すことで、携帯電話機AはBluetooth等の近距離無線通信にて、当該近距離無線通信の通信範囲に他の携帯電話機が存在するか否かを検索(サーチ)する(図5のステップS1、図7の矢印Y1、検索工程)。このとき、近距離無線通信の通信範囲に携帯電話機Bが位置していることとする。そして、携帯電話機Aからの近距離無線通信によるサーチ信号を受信した携帯電話機Bは、自己が加入する携帯電話サービスの圏内に位置し、携帯電話機Aの中継を行うことが可能である場合には、対応可能である旨の情報を近距離無線通信にて応答する(図5のステップS2、図7の矢印Y1)。これにより、携帯電話機Aは、近距離無線通信の通信範囲に携帯電話機Bが存在することを認識できる。その後は、相互に所定の情報を送信してログイン認証を実施し、所定の基準により認証OKとなると、携帯電話機Aと携帯電話機Bとの間で、近距離無線接続が確立する(図7の矢印Y1)。
なお、上述した携帯電話機Aによる他の携帯電話機の検索(サーチ)動作(検索工程)は必ずしも実行される必要は無い。例えば、携帯電話機Aのユーザが、近距離無線通信による通信範囲内に他の携帯電話機Bが存在することを認識している場合には、一方あるいは双方のユーザの手動操作によって、上述動揺に携帯電話機Aと携帯電話機Bとの間でログイン認証を行って、近距離無線接続を確立してもよい。
続いて、携帯電話機Aは、近距離無線接続を確立した携帯電話機Bに対して、近距離無線接続にて携帯電話Gへの発信要求を行う(図5のステップS3、図7の矢印Y2、発信要求工程)。そして、発信要求を受けた携帯電話機Bは、無線通信により、当該携帯電話機Bが加入している携帯電話サービスの無線基地局Cを経由して接続制御装置Dと接続を行い、携帯電話機Aからの発信要求を当該接続制御装置Dに送信する(図5のステップS4、図7の矢印Y3、携帯端末側中継工程(中継工程))。このとき、携帯電話機Bは、携帯電話機Aと接続制御装置Dとを中継接続したまま維持する。そして、携帯電話機Bは、以後、携帯電話機Aが接続制御装置Eや携帯電話機Gと送受信する通信データや音声データを、これらの間で転送する。
次に、接続制御装置Dは、IP網などを介して、発信要求してきた携帯電話機Aが加入している通信事業者の接続制御装置Eに対して、携帯電話機Aからの発信要求を通知する(図5のステップS5、図7の矢印Y4、接続制御装置側中継工程)。このとき、接続制御装置Dは、携帯電話機Aと接続制御装置Eとを中継接続したまま維持する。そして、接続制御装置Dは、以後、携帯電話機Aが接続制御装置Eや携帯電話機Gと送受信する通信データや音声データを、これらの間で転送する。
続いて、接続制御装置Eは、発信要求をしてきた携帯電話機Aが、自己の携帯電話サービスの加入ユーザであるか否かの確認を行う。このとき、接続制御装置Eは、携帯電話機Aが中継されている経路を辿って、つまり、接続制御装置D、携帯電話機B、近距離無線接続を経由して、携帯電話機Aに対してIMSI番号などの識別情報の送信要求を行う(図5のステップS6、図7の矢印Y5)。そして、これに応じて携帯電話機Aから識別情報を受信すると(図5のステップS7、図7の矢印Y5)、予め記憶しているユーザDB内のデータを認証して、自己のサービスの加入ユーザであることを確認する。
以上により、携帯電話機Aは、自己が加入している通信事業者の接続制御装置Eと接続することができる(図8の矢印Y6)。つまり、上記の場合、携帯電話機Aは圏外であるが、近距離無線通信で接続した携帯電話機Bと、この携帯電話機Bの通信事業者の接続制御装置Dと、を経由して、接続制御装置Eに接続している。この様子を図6(a)に示すと、携帯電話機Aは接続制御装置Eと携帯電話機B及び接続制御装置Dを通過するトンネルを介して接続された状態となり、また、以後の携帯電話機Gとの通話接続時において、携帯電話機Bと接続制御装置Dとを通過して接続された状態が維持される。なお、当然のことであるが、携帯電話機Aが圏内に位置する場合には、図6(b)に示すように、無線基地局Fを介して直接接続制御装置Eと接続することができる。
続いて、接続制御装置Eは、携帯電話機Aからの発信要求に応じて、発信元に携帯電話機Aの電話番号を設定し、発信先となる携帯電話機Gに発呼を行う(図5のステップS8、図8の矢印7、中継発信工程)。そして、発呼に対して携帯電話機Gが応答すると(図5のステップS9)、接続制御装置Eは、接続制御装置D及び近距離無線接続にて接続された携帯電話機Bを中継されている携帯電話機Aと、携帯電話機Gと、のセッションを確立し、通話接続を行う(図5のステップS10,S11、図9の矢印Y8)。
その後、任意のタイミングにて、管理装置Hは、接続制御装置D,Eに通信履歴の要求を行う。そして、管理装置Hは、接続制御装置D,Eから取得した通信情報に基づいて、携帯電話機Aの通話料を算出する。このとき、携帯電話機Aに課金される通話料の他に、当該携帯電話機Aが携帯電話機Bや接続制御装置D(第2の通信事業者)の回線を利用したことに伴って携帯電話機Aに課金される回線利用料や、携帯電話機B及び/あるいは第2の通信事業者に還元される回線貸与料なども算出する。その後は、算出された情報に基づいて、携帯電話機Aのユーザに対する通話料の請求処理が行われたり、携帯電話機Bのユーザや第2の通信事業者に回線貸与料の還付処理が行われる。
以上のように、本実施形態によると、携帯電話機Aは、無線通信が不可能な状態であっても、近距離無線通信にて他の携帯電話機Bを介して接続制御装置Eに接続し、当該接続制御装置Eから携帯電話機Aを発信元として発信を行うことができる。従って、発信先に対して発信元を知らせた状態で発信することができ、より確実な通信が可能となり、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
ここで、上述した携帯電話機Bは、第2の通信事業者によってマルチコール機能や2回線の利用が提供されている場合には、携帯電話機Aを中継中であっても、自携帯電話機Bによる発着信やメール送受信が可能となる。
また、上記では、携帯電話機Aと携帯電話機Bとは、異なる通信事業者の携帯電話サービスに加入している場合を例示したが、同一のサービスに加入している場合にも適用可能である。例えば、一方の携帯電話機Aの機械的な不具合や周囲の建物の影響により、圏外となってしまう場合が考えられる。その様な場合の一例を、図10乃至図11を参照して説明する。
図10の例では、携帯電話機A,B,Gは、いずれも第1の通信事業者のサービスに加入していて、接続制御装置Eによって接続制御される。そして、携帯電話機Aは、無線基地局Fの圏内に位置する場合には、通常であれば、無線基地局F及び接続制御装置Eを介して携帯電話機Gと通話できるが、ここでは、何らかの不具合により、携帯電話機Aが圏外となっていることとする。
この場合に、携帯電話Aは、上述同様に、まず近距離無線通信にて携帯電話機Bと接続し、当該携帯電話機Bを介して無線基地局F及び接続制御装置Eに接続する。そして、携帯電話機Aは、接続制御装置Eに対して携帯電話機Gへの発信要求を行う。すると、接続制御装置Eは、携帯電話機Aの電話番号を発信元として設定し、携帯電話Gに発呼する。これにより、携帯電話Aは、図11に示すように、近距離無線通信にて接続された携帯電話機Bを経由して、携帯電話機Gと通信を行うことができる。
本発明は、携帯電話サービスを提供する通信事業者が提供する接続制御装置や携帯電話に適用することができ、産業上の利用可能性を有する。
通信システム全体の構成を示すブロック図である。 携帯電話機の構成を示すブロック図である。 携帯電話機の表示画面の一例を示す図である。 接続制御装置及び管理装置の構成を示すブロック図である。 通信システム全体の動作を示すシーケンス図である。 通信システムにおける接続状態を示す説明図である。 通信システムの動作を示す説明図である。 通信システムの動作を示す説明図である。 通信システムの動作を示す説明図である。 変形例における通信システム全体の構成を示すブロック図である。 変形例における通信システムの動作を示す説明図である。
符号の説明
11,21 無線通信部
12,22 近距離無線通信部
13,23 検索処理部
14 発信処理部
24 中継処理部
31,41 接続制御部
32,42,51 通信履歴管理部
33,43,53 通信履歴記憶部
44 ユーザDB
52 課金処理部
54 課金情報記憶部
A,B,G 携帯電話機
C,F 無線基地局
D,E 接続制御装置
H 管理装置

Claims (10)

  1. 第1の携帯端末と、この第1の携帯端末の接続制御を行う第1の接続制御装置と、第2の携帯端末と、この第2の携帯端末の接続制御を行う第2の接続制御装置と、を備えた通信システムであって、
    前記第1の携帯端末が、他の携帯端末に近距離無線接続を行い、当該他の携帯端末に対して、別の通信端末への発信を要求する発信要求情報を、発信元である前記第1の携帯端末を特定する携帯端末情報を含めて送信する発信要求手段を備え、
    前記第2の携帯端末が、前記第1の携帯端末と近距離無線接続を行い、当該第1の携帯端末から送信された前記発信要求情報を受け付けて、当該発信要求情報を前記第1の携帯端末からの発信要求として前記第2の接続制御装置に送信し、前記第1の携帯端末と前記第2の接続制御装置とを中継接続する携帯端末側中継手段を備え、
    前記第2の接続制御装置が、前記第2の携帯端末から送信された前記発信要求情報を受け付けて、当該発信要求情報に含まれる発信元となる前記第1の携帯端末を特定する携帯端末情報に基づいて当該第1の携帯端末の接続制御を行う前記第1の接続制御装置を特定し、当該第1の接続制御装置に前記発信要求情報を送信すると共に、前記第2の携帯端末を中継して接続された前記第1の携帯端末と前記第1の接続制御装置とを、前記第2の携帯端末を介して中継接続する接続制御装置側中継手段を備え、
    前記第1の接続制御装置が、前記第2の携帯端末及び前記第2の接続制御装置を中継して接続された前記第1の携帯端末から受信した前記発信要求情報に応じて、発信先となる別の通信端末に、前記第1の携帯端末を発信元として当該第1の携帯端末を特定する携帯端末情報を通知して発信する中継発信手段を備えた、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1の接続制御装置の前記中継発信手段は、前記第1の携帯端末からの発信要求に応じて行った発信に応答した前記別の通信端末と、前記第2の携帯端末及び前記第2の接続制御装置を中継して接続された前記第1の携帯端末と、の接続を確立する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の接続制御装置は、前記第2の携帯端末及び前記第2の接続制御装置を中継して接続された前記第1の携帯端末に対して認証要求を行う認証要求手段を備え、
    前記第1の携帯端末は、前記第1の接続制御装置からの認証要求に応じて認証情報を送信し、
    前記第1の接続制御装置の前記中継発信手段は、前記第1の携帯端末から送信された認証情報に基づいて認証を行い、当該認証が成功した前記第1の携帯端末を発信元として発信を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記第1の携帯端末が、当該第1の携帯端末に装備された近距離無線通信手段の通信範囲に存在する他の携帯端末を検索する検索手段を備えると共に、
    前記第1の携帯端末の前記発信要求手段は、前記検索手段にて検索された前記他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末への発信を要求する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信システム。
  5. 前記第1の接続制御装置及び前記第2の接続制御装置から、前記第2の携帯端末及び前記第2の接続制御装置を中継して発信した前記第1の携帯端末の発信時における中継状況を表す通信情報を取得する通信情報取得手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信システム。
  6. 前記通信情報取得手段にて取得した前記通信情報に基づいて、前記第1の携帯端末が前記第2の携帯端末及び前記第2の接続制御装置を中継したことにより当該第1の携帯端末に課金される通信料を算出する通信料算出手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 第1の携帯端末と、この第1の携帯端末の接続制御を行う第1の接続制御装置と、第2の携帯端末と、この第2の携帯端末の接続制御を行う第2の接続制御装置と、を備えた通信システムにおける通信方法であって、
    前記第1の携帯端末が、
    他の携帯端末に近距離無線接続を行い、当該他の携帯端末に対して、別の通信端末への発信を要求する発信要求情報を、発信元である前記第1の携帯端末を特定する携帯端末情報を含めて送信する発信要求工程と、
    前記第2の携帯端末が、前記第1の携帯端末と近距離無線接続を行い、当該第1の携帯端末から送信された前記発信要求情報を受け付けて、当該発信要求情報を前記第1の携帯端末からの発信要求として前記第2の接続制御装置に送信し、前記第1の携帯端末と前記第2の接続制御装置とを中継接続する携帯端末側中継工程と、
    前記第2の接続制御装置が、前記第2の携帯端末から送信された前記発信要求情報を受け付けて、当該発信要求情報に含まれる発信元となる前記第1の携帯端末を特定する携帯端末情報に基づいて当該第1の携帯端末の接続制御を行う前記第1の接続制御装置を特定し、当該第1の接続制御装置に前記発信要求情報を送信すると共に、前記第2の携帯端末を中継して接続された前記第1の携帯端末と前記第1の接続制御装置とを、前記第2の携帯端末を介して中継接続する接続制御装置側中継工程と、
    前記第1の接続制御装置が、前記第2の携帯端末及び前記第2の接続制御装置を中継して接続された前記第1の携帯端末から受信した前記発信要求情報に応じて、発信先となる別の通信端末に、前記第1の携帯端末を発信元として当該第1の携帯端末を特定する携帯端末情報を通知して発信する中継発信工程と、
    を有することを特徴とする通信方法。
  8. 前記中継発信工程は、前記第1の携帯端末からの発信要求に応じて行った発信に応答した前記別の通信端末と、前記第2の携帯端末及び前記第2の接続制御装置を中継して接続された前記第1の携帯端末と、の接続を確立する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信方法。
  9. 前記中継発信工程は、前記第1の接続制御装置が、前記第2の携帯端末及び前記第2の接続制御装置を中継して接続された前記第1の携帯端末に対して認証要求を行い、この認証要求に応じて前記第1の携帯端末が認証情報を送信し、前記第1の接続制御装置が、前記第1の携帯端末から送信された認証情報に基づいて認証を行い、当該認証が成功した当該第1の携帯端末を発信元として発信を行う、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の通信方法。
  10. 前記発信要求工程の前に、前記第1の携帯端末が、当該第1の携帯端末に装備された近距離無線通信手段の通信範囲に存在する他の携帯端末を検索する検索工程を有し、
    前記発信要求工程は、前記検索工程にて検索された前記他の携帯端末に近距離無線接続を行い当該他の携帯端末に対して別の通信端末への発信を要求する、
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の通信方法。
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