JP5108181B2 - シリコーンエマルジョン組成物および化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャンプー、リンスなどの毛髪化粧料などの原料に好適なシリコーンエマルジョン組成物、およびそれを用いた化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、シャンプー、リンスなどの毛髪用化粧料には、毛髪に光沢(つや)や滑らかさなどを与える目的で、シリコーンが使用されている。
【0003】
シリコーンを化粧料中へ添加する手段としては、シリコーンをそのまま添加して撹拌溶解する方法のほか、シリコーンを予め可溶化または乳化して添加する方法がある。
【0004】
最近では、その作業性の良さから乳化物への要求が高まっており、多くの乳化組成物やその製造方法が提案されている(特開平7-173294号公報、特開平6-184315号公報、特開平9-59136号公報、特開平12-86436号公報など)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの従来のシリコーンエマルジョン組成物では、乳化剤が原因で低温保管時に凝固物が発生したり、あるいは高温保管の際に分離や白濁が生じ、シリコーン本来の特性発現が困難になったり、毛髪化粧料自体の特性を損なうという問題が生じていた。
【0006】
また、シリコーンエマルジョン組成物の基油として高重合ジメチルポリシロキサンを使用した場合、機械的な高剪断力で乳化しても、乳化粒子径が大きくなってしまい、保存安定性が不良となる問題があった。なお、この場合、増粘剤を併用すると保存安定性は改善されるが、増粘剤により毛髪化粧料の特性が損なわれるという問題があった。
【0007】
このため、保存安定性が良好で、シリコーン本来の特性発現性に優れるうえ、シャンプー、リンスなどの毛髪化粧料の特性を損なうことのないシリコーンエマルジョン組成物の開発が望まれていた。
【0008】
本発明はこのような要望に応えるべくなされたもので、保存安定性が良好で、シリコーン本来の特性を十分に発現可能であるうえ、毛髪化粧料などに用いた場合にその特性を損なうことのないシリコーンエマルジョン組成物、およびこれを用いた化粧料を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記の目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、ノニオン界面活性剤およびカルボン酸型両性界面活性剤という特定の2種類の界面活性剤を特定の割合で併用することにより、保存安定性が良好で、シリコーン本来の特性発現性に優れるうえ、化粧料などの特性を損なうこともないシリコーンエマルジョン組成物が得られることを見出だし、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本願の請求項1記載の発明のシリコーンエマルジョン組成物は、(A)ポリオルガノシロキサン 100重量部、(B)(a)ノニオン界面活性剤および(b)カルボン酸型両性界面活性剤 10〜200重量部、並びに(C)水 20〜400重量を含有し、前記(a)成分がポリオキシエチレンアルキルエーテルであり、前記(b)成分がベタイン型両性界面活性剤であり、前記(a)成分/前記(b)成分(重量比)が1/3〜1/7.5であることを特徴とするものである。
【0014】
また、本願の請求項2記載の発明の化粧料は、請求項1記載のシリコーンエマルジョン組成物を含有することを特徴とするものである。
【0015】
本発明のシリコーンエマルジョン組成物は、保存安定性が良好で、シリコーン本来の特性発現性に優れ、かつ、毛髪化粧料などに配合してもその特性を損なうこともない。
【0016】
また、本発明の化粧料においては、上記のような優れた特性を有するシリコーンエマルジョン組成物を含有するので、優れたシリコーン使用感が得られるとともに、本来の特性が損なわれることもない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0018】
本発明において使用される(A)成分のポリオルガノシロキサンは、毛髪に光沢や滑らかさなどを与えるための成分で、基本的に直鎖状のシロキサン骨格を有するものである。若干の分岐を有していてもよいが、分子全体が直鎖状の構造からなるものが好ましい。好ましいシロキシ単位数は、10〜100,000程度であり、より好ましくは100〜10,000程度である。
【0019】
分子中のケイ素原子に結合する有機基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、へキシルなどのアルキル基;シクロヘキシルなどのシクロアルキル基;ビニル、アリルなどのアルケニル基;フェニル、トリルなどのアリール基;およびこれらの基の炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子、シアノ基、アミノ基などで置換された基、例えばクロロメチル基、3,3,3-トリフルオロプロピル基、シアノメチル基、N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピル基、3-アミノプロピル基などが例示される。ケイ素原子に結合するその他の基として、アルコキシ基、水酸基、水素原子などを部分的に含んでいてもよい。
【0020】
本発明においては、(A)成分のポリオルガノシロキサンとして、特にポリジメチルシロキサンまたはアミノ官能性ポリオルガノシロキサンの使用が好ましい。アミノ官能性ポリオルガノシロキサンとしては、0.02〜3.0ミリ当量/gのアミノ含有量を有し、かつ次式(i)および(ii)で表される構成単位を含むもの((i):(ii)=1:2〜1:1300(モル比))が挙げられる。
(i)R1aQbSiO(4-a-b)/2
(式中、R1は炭素数1〜6の置換または非置換の1価の炭化水素基、Qは
−R2NHZ(但し、R2は炭素および水素;炭素、水素および酸素;または炭素、水素およびイオウの各原子を含む2価の連結基、Zは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、または−CH2CH2NH2)、aは0〜2の数、bは1〜3の数、a+b≦3)
(ii)R3cSiO(4-c)/2
(式中、R3は炭素数1〜6の置換または非置換の1価の炭化水素基、cは1〜3の数)
なお、分子鎖の末端基としては、トリオルガノシリル基、またはその有機基の一部の代わりに水酸基がケイ素原子に結合した基が例示され、好ましくはトリメチルシリル基、ジメチルヒドロキシシリル基であり、トリメチルシリル基が特に好ましい。
【0021】
このような(A)成分のポリオルガノシロキサンは、一般に有機溶媒に可溶なシリコーンオイルまたはシリコーン生ゴムといわれる範囲のものが使用される。
【0022】
また、エマルジョンの乳化のし易さ、および化粧料が使用された際の(A)成分の特性発現の容易さから、25℃における粘度が10〜100,000,000センチストークス(cSt)のものが好ましく、25℃における粘度が10,000〜50,000,000cStのものが特に好ましい。
【0023】
(A)成分のポリオルガノシロキサンは、1種を単独で使用してもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
【0024】
本発明において使用される(B)成分の(a)ノニオン界面活性剤および(b)カルボン酸型両性界面活性剤は、乳化剤としての作用と、組成物の保存安定化剤としての作用を併せ有するものである。すなわち、(B)成分は、(A)成分のポリオルガノシロキサンを水中に均一に分散させることに加え、組成物の保存安定性を向上させるために必須の成分である。また、この(B)成分は、毛髪化粧料中へ添加させた際、その特性を損なうことなく、(A)成分のポリオルガノシロキサンの特性を十分に発現させる。
【0025】
(B)成分のうち、(a)成分のノニオン界面活性剤は、主として(A)成分のポリオルガノシロキサンを水中に均一に分散させる役割を果たす。また、この(a)成分のノニオン界面活性剤の種類や量を調整することにより、乳化粒子径をコントロールすることができる。他方、(b)成分のカルボン酸型両性界面活性剤は、主として保存安定化剤としての役割を果たす。
【0026】
(a)成分のノニオン界面活性剤としては、モノラウリン酸グリセリル、モノミリスチン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリルのようなグリセリン脂肪酸エステル;同様の脂肪酸残基を有するポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、およびポリオキシエチレン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンブチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレントリデシルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンイソセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテルのようなポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルのようなポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;オキシエチレン・オキシプロピレンブロック共重合体;ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンなどが例示され、なかでも、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテルが好ましい。これらのノニオン界面活性剤は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
【0027】
また、(b)成分のカルボン酸型両性界面活性剤としては、ベタイン型のヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタインなどが例示され、なかでも、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインが好ましい。これらのベタイン型両性界面活性剤は1種を単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
【0028】
本発明において、(B)成分の(a)ノニオン界面活性剤および(b)カルボン酸型両性界面活性剤の配合量は、合計量で(A)成分のポリオルガノシロキサン100重量部に対し、10〜200重量部であり、好ましくは30〜180重量部である。(a)ノニオン界面活性剤および(b)カルボン酸型両性界面活性剤の配合量が合計量で10重量部未満では、得られるエマルジョン組成物中に(A)成分のポリオルガノシロキサンを良好に分散させることが困難になったり、保存安定性が低下する。また、200重量部を超えると得られる組成物の粘度が上昇して流動性が悪くなり、化粧料中での分散が困難になる。
【0029】
また、(a)および(b)の各成分の重量比(a)/(b)も、組成物の保存安定性や化粧料の特性に大きく影響する。本発明においては、(a)/(b)(重量比)を、1/20〜1/0.1の範囲とする。好ましくは1/10〜1/1の範囲である。(a)成分の割合が前記範囲より多くなると、保存安定性が低下したり、化粧料に添加した際に(a)成分の影響によりその特性を低下させることがある。また、(b)成分の割合が前記範囲より多くなると、乳化力が低下し、良好なエマルジョンが得られなかったり、化粧料に添加した際に(b)成分の影響によりその特性を低下させることがある。
【0030】
本発明においては、分散媒として(C)成分の水を配合する。これは、(A)成分のポリオルガノシロキサンやその他の成分を分散または溶解することによって、均一なエマルジョン組成物を得るためのものである。
【0031】
この(C)成分の水の配合量は、(A)成分のポリオルガノシロキサン100重量部に対して、20〜400重量部、好ましくは25〜350重量部である。水の配合量が20重量部に満たないと、疎水性油であるポリオルガノシロキサンの量が多すぎてエマルジョンがW/O型からO/W型へ転相せず、水が連続層とならない場合がある。また、水の配合量が400重量部を超えると、ポリオルガノシロキサンの濃度が低すぎるために乳化の効率が悪くなる場合がある。
【0032】
本発明のシリコーンエマルジョン組成物には、(A)成分のポリオルガノシロキサンを溶解させ乳化を容易にするために、必要に応じて有機溶媒を配合してもよい。有機溶媒としては、n-ヘキサン、n-ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、イソパラフィン混合溶媒、ガソリン、ゴム揮発油、ミネラルスピリット、灯油のような脂肪族炭化水素類;トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;n-ブチルエーテル、メチルフェニルエーテルのようなエーテル類;メチルイソブチルケトン、ジエチルケトンのようなケトン類;酢酸-n-ブチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ラウリン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ジオクタン酸-2,2-ジメチルプロペン-1,3-ジイルのようなエステル類;ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサンのような鎖状揮発性シロキサン類;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサンのような環状揮発性シロキサン類などが例示される。これらは、1種を単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。本発明においては、なかでも脂肪族炭化水素類、エステル類の使用が好ましい。すなわち、このような脂訪族炭化水素類およびエステル類から選ばれた少なくとも1種の有機溶媒を含む組成物を、シャンプー、リンス、ヘアコンディショナーなどの毛髪化粧料に配合すると、使用後に毛髪に対してさらさらとした良好な感触を与えることができる。
【0033】
本発明のシリコーンエマルジョン組成物は、髪油、染毛料、スキ油、セットローション、チック、びん付油、ヘアクリーム、ヘアトニック、ヘアリキッド、へアスプレー、ポマード、シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアローションなどの毛髪化粧料や、ハンドクリーム、スキンクリーム、ファンデーション、アイシャドウ、洗顔料、皮膚洗浄・洗拭剤などの皮膚化粧料のほか、使用時に感触が問題とされる外用医薬品など、皮膚に外用される各種製品に広く使用することができる。その他、ゴム、プラスチックおよびシェルモールドなどの離型剤、電線の芯線の引抜きやアイロン掛けの際の潤滑剤、ゴム・プラスチック製品あるいは家具などの艶出剤、ラテックスやパルプ廃液などの消泡剤、繊維に撥水性や柔軟性などを付与するための繊維処理剤、塗料成分などの用途にも適宜使用することができる。なお、適用できる製品の形態としては、固形状、グル状、液状、ペースト状のものが例示される。
【0034】
これらの製品には、必要に応じて、防腐剤、増粘剤その他の添加剤を配合することができる。防腐剤としては、パラベン、p-ヒドロキシ安息香酸メチル、p-ヒドロキシ安息香酸プロピル、安息香酸ナトリウム、クエン酸、サリチル酸などが例示される。また、上記以外の任意の添加成分としては、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン、スクワラン、オレフィンオリゴマーなどの炭化水素;イソプロピルパルミテート、ステアリルステアレート、ミリスチン酸オクチルドデシル、2-エチルヘキサン酸トリグリセライドなどのエステル;ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール;パラミチン酸、ステアリン酸などの高級脂肪酸;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトールのような保湿剤;酸化チタン、カーボンブラック、酸化鉄、セリサイト、タルク、カオリン、マイカのような無機粉体;ナイロン、ポリチタレン、ポリエチレン、ポリアクリレートのような有機粉体;エタノールなどの溶剤;水;界面活性剤;殺菌剤;香料などが挙げられる。
【0035】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下の記載において「部」および「%」はそれぞれ「重量部」および「重量%」を意味し、また、粘度は25℃における測定値である。
【0036】
実施例1
末端トリメチルシリル基封鎖ポリジメチルシロキサン(粘度200cSt、シリコーン(i))60部と、末端トリメチルシリル基封鎖ポリジメチルシロキサン(粘度20,000,000cSt、シリコーン(ii))40部とを均一に混合し、この混合物にポリオキシエチレン(7)セチルエーテル3部およびポリオキシエチレン(13)セチルエーテル3部を添加し、60℃で約10分間加熱攪拌した。これにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)30部を徐々に添加攪拌し粘稠なゲル状物とした後、さらにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)30部を添加し均一に攪拌して、シリコーン分60%、平均粒子径5.6μmのシリコーンエマルジョン組成物(エマルジョンE−1)を得た。
【0037】
実施例2
シリコーン(i)54.6部、シリコーン(ii)36.4部および末端トリメチルシリル基封鎖2-アミノエチル-3-アミノプロピル基含有ポリジメチルシロキサン(粘度1,000cSt アミノ含有量0.6ミリ当量/g、シリコーン(iv))9部を均一に混合し、この混合物にポリオキシエチレン(7)セチルエーテル3部およびポリオキシエチレン(13)セチルエーテル3部を添加し、60℃で約10分間加熱攪拌した。これにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)30部を徐々に添加攪拌し粘稠なゲル状物とした後、さらにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)30部を添加し均一に攪拌して、シリコーン分60%、平均粒子径4.2μmのシリコーンエマルジョン組成物(エマルジョンE−2)を得た。
【0038】
実施例3
末端トリメチルシリル基封鎖ポリジメチルシロキサン(粘度100,000cSt、シリコーン(iii))100部に、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル2部、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル1部、ポリオキシエチレン(6)ステアリルエーテル2部およびポリオキシエチレン(12)ステアリルエーテル1部を添加し、60℃で約10分間加熱攪拌した。これにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)30部を徐々に添加攪拌し粘稠なゲル状物とした後、さらにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)30部を添加し均一に攪拌して、シリコーン分60%、平均粒子径7μmのシリコーンエマルジョン組成物(エマルジョンE−3)を得た。
【0039】
実施例4
シリコーン(iv)100部に、ポリオキシエチレン(7)セチルエーテル16部、ポリオキシエチレン(13)セチルエーテル16部およびグリセリン40部を添加し、50℃で約10分間加熱攪拌した。次いで、酢酸1.6部およびヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)50部を添加攪拌して粘稠なゲル状物とした後、さらにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)270部および精製水6部を添加し均一に攪拌して、シリコーン分20%、平均粒子径25nmのシリコーンエマルジョン組成物(エマルジョンE−4)を得た。
【0040】
実施例5
末端トリメチルシリル基封鎖2-アミノエチル-3-アミノプロピル基含有ポリジメチルシロキサン(粘度70,000cSt アミノ含有量0.02ミリ当量/g、シリコーン(v))100部に、ポリオキシエチレン(7)セチルエーテル10部、ポリオキシエチレン(13)セチルエーテル10部およびグリセリン40部を添加し、50℃で約10分間加熱攪拌した。次いで、酢酸1.6部およびヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)50部を添加攪拌して粘稠なゲル状物とした後、さらにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)350部を添加し均一に攪拌して、シリコーン分17.8%、平均粒子径275nmのシリコーンエマルジョン組成物(エマルジョンE−5)を得た。
【0041】
実施例6
シリコーン(iv)100部に、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル8部、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル8部、ポリオキシエチレン(6)ステアリルエーテル2部、ポリオキシエチレン(12)ステアリルエーテル2部およびグリセリン40部を添加し、50℃で約10分間加熱攪拌した。次いで、酢酸1.6部およびヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)50部を添加攪拌して粘稠なゲル状物とした後、さらにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)450部を添加し均一に攪拌して、シリコーン分15%、平均粒子径35nmのシリコーンエマルジョン組成物(エマルジョンE−6)を得た。
【0042】
実施例7
シリコーン(iv)100部に、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル16部、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル16部およびグリセリン40部を添加し、50℃で約10分間加熱攪拌した。次いで、酢酸1.6部およびヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)50部を添加攪拌して粘稠なゲル状物とした後、さらにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)270部および精製水6部を添加し均一に攪拌して、シリコーン分20%、平均粒子径15nmのシリコーンエマルジョン組成物(エマルジョンE−7)を得た。
【0043】
比較例1
シリコーン(i)60部と、シリコーン(ii)40部とを均一に混合し、この混合物にポリオキシエチレン(7)セチルエーテル3部およびポリオキシエチレン(13)セチルエーテル3部を添加し、60℃で約10分間加熱攪拌した。これに精製水30部を添加攪拌し粘稠なゲル状物とした後、さらに精製水30部を添加し均一に攪拌して、シリコーン分60%、平均粒子径5.3μmのシリコーンエマルジョン組成物(エマルジョンE−8)を得た。
【0044】
比較例2
シリコーン(i)60部と、シリコーン(ii)40部とを均一に混合し、この混合物にポリオキシエチレン(7)セチルエーテル0.4部およびポリオキシエチレン(13)セチルエーテル0.4部を添加し、60℃で約10分間加熱攪拌した。これにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)30部を徐々に添加攪拌し粘稠なゲル状物とした後、さらにヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液)30部および精製水6部を添加し攪拌したたが、均一なエマルジョンを得ることはできなかった。
【0045】
比較例3
シリコーン(iv)100部に、ポリオキシエチレン(7)セチルエーテル16部、ポリオキシエチレン(13)セチルエーテル16部およびグリセリン40部を添加し、50℃で約10分間加熱攪拌した。次いで、酢酸1.6部および精製水50部を添加攪拌して粘稠なゲル状物とした後、さらに精製水276部を添加し均一に攪拌して、シリコーン分20%、平均粒子径20nmのシリコーンエマルジョン組成物(エマルジョンE−10)を得た。
【0046】
上記各実施例および各比較例で得られたシリコーンエマルジョン組成物をそれぞれ50℃の乾燥機および5℃の保冷室内に保存し、水層と油層の分離もしくは白濁化現象の有無あるいは凝集物の発生の有無を確認し、保存安定性を評価した。結果をシリコーンエマルジョン組成物の組成などとともに表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
表1から明らかなように、実施例のシリコーンエマルジョン組成物はいずれも保存安定性に優れていたのに対し、比較例では、乳化されなかったり、あるいは乳化された場合でも保存安定性が不良であった。
【0049】
実施例8、9、比較例4
上記実施例4、5および比較例3で得たシリコーンエマルジョン組成物、エマルジョンE−4、エマルジョンE−5、およびエマルジョンE−10をそれぞれ用いて、表2に示す配合のシャンプーを調製した。
【0050】
すなわち、まず、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム10部、ラウリン酸ジエタノールアミド3.5部、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド0.2部、グリセリン1部、ジステアリン酸ポリエチレングリコール3部、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油0.5部、カチオン化セルロース0.1部、塩化ナトリウム0.75部、パラベン0.15部、および香料0.2部を混合槽に仕込み、80℃で撹拌し混合した。次いで、これに、精製水65.6部(実施例8、比較例4)、または63.6部(実施例9)を加え撹拌しながら30℃まで冷却した後、エマルジョンE−4 15部、エマルジョンE−5 17部、またはエマルジョンE−10 15部を添加し混合してシャンプーを調製した。
【0051】
得られたシャンプーについて、シリコーンエマルジョン組成物の場合と同様にして保存安定性を評価した。また、使用感(洗髪後の感触)を、健常な日本人女性パネラー20名により、良好3点、普通2点、不良1点として評価してもらい、その平均値を算出した。これらの結果を表2に併せ示す。
【0052】
【表2】
【0053】
表2から明らかなように、実施例のシャンプーはいずれも保存安定性が良好で、かつ使用感の評価も高かったのに対し、比較例では、保存安定性が不良であるばかりか、使用感の評価も低かった。
【0054】
実施例10〜14、比較例5、6
上記実施例1〜5および比較例1、3で得たシリコーンエマルジョン組成物、エマルジョンE−1〜エマルジョンE−5、エマルジョンE−8、およびエマルジョンE−10をそれぞれ用いて、表3に示す配合のリンスを調製した。
【0055】
すなわち、まず、ジステアリン酸ポリエチレングリコール3部、セタノール2部、モノステアリン酸プロピレングリコール3部、モノステアリン酸グリセリン3.8部、ポリオキシエチレン(3)ステアレート3.8部、塩化アセチルトリメチルアンモニウム5部、ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル2部、1,3-ブチレングリコール5部、メチルパラベン0.2部を混合槽に仕込み、80℃で撹拌し混合した。次いで、これに、表3に示す量の精製水を加え撹拌しながら30℃まで冷却した後、同様に表3に示す量のエマルジョンE−1〜エマルジョンE−5、エマルジョンE−8、またはエマルジョンE−10を添加し混合してリンスを調製した。
【0056】
得られたリンスについて、シリコーンエマルジョン組成物の場合と同様にして保存安定性を評価した。また、使用感(滑らかさ、櫛通り性、感触、およびつや)について、シャンプーの場合と同様に評価した(但し、評価は滑らかさなどの項目ごとに行った。)。これらの結果を表3に併せ示す。
【0057】
【表3】
【0058】
表3から明らかなように、実施例のリンスはいずれも保存安定性が良好で、かつ使用感の各項目毎の評価も高かったのに対し、比較例では、特に低温での保存安定性が不良で、また、使用感の各評価も実施例に比べ低かった。
【0059】
実施例15、16、比較例7
上記実施例4、5および比較例3で得たシリコーンエマルジョン組成物、エマルジョンE−4、エマルジョンE−5、およびエマルジョンE−10をそれぞれ用いて、表4に示す配合のヘアセットローションを調製した。
【0060】
すなわち、まず、ヒドロキシエチルセルロース0.2部、エチルアルコール10部、および香料0.2部を混合槽に仕込み、40℃で撹拌し混合した。次いで、これに、表4に示す量の精製水を加え撹拌しながら30℃まで冷却した後、エマルジョンE−4 5部、エマルジョンE−5 6部、またはエマルジョンE−10 5部を添加し混合してヘアセットローションを調製した。
【0061】
得られたヘアセットローションについて、シリコーンエマルジョン組成物の場合と同様にして保存安定性を評価した。また、使用感(使用時のべたつき感)を、健常な日本人女性パネラー20名により、良好3点、普通2点、不良1点として評価してもらい、その平均値を算出した。これらの結果を表4に併せ示す。
【0062】
【表4】
【0063】
表4から明らかなように、実施例のヘアセットローションはいずれも保存安定性が良好で、かつ使用感の評価も高かったのに対し、比較例では、保存安定性が不良で、また、使用感の評価も実施例に比べ低かった。
【0064】
実施例17〜19、比較例8、9
上記実施例1、4、5および比較例1、3で得たシリコーンエマルジョン組成物、エマルジョンE−1、エマルジョンE−4、エマルジョンE−5、エマルジョンE−8、およびエマルジョンE−10をそれぞれ用いて、表5に示す配合のハンドローションを調製した。
【0065】
すなわち、まず、セタノール2部、ソルビタンモノミリステート1.2部、ポリオキシエチレン(25)モノステアレート1.3部、酢酸ラノリン2部、ケイ酸アルミニウムマグネシウム1.5部、および香料0.5部を混合槽に仕込み、80℃で撹拌し混合した。次いで、これに、表5に示す量の精製水を加え撹拌しながら30℃まで冷却した後、同様に表5に示す量のエマルジョンE−1、エマルジョンE−4、エマルジョンE−5、エマルジョンE−8、またはエマルジョンE−10を添加し混合してハンドローションを調製した。
【0066】
得られたハンドローションについて、シリコーンエマルジョン組成物の場合と同様にして保存安定性を評価した。また、使用感(使用時のべたつき感)について、ヘアセットローションの場合と同様に評価した。これらの結果を表5に併せ示す。
【0067】
【表5】
【0068】
表5から明らかなように、実施例のヘアセットローションはいずれも保存安定性が良好乃至比較的良好で、かつ使用感の評価も高かったのに対し、比較例では、特に低温での保存安定性が不良で、また、使用感の評価も実施例に比べ低かった。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ノニオン界面活性剤とカルボン酸型両性界面活性剤を特定の割合で併用することで、保存安定性に優れ、化粧料などに配合した場合にシリコーンの特性を十分に発現させることができ、かつ、化粧料自体の特性を損なうことのないシリコーンエマルジョン組成物を得ることができ、また、これを用いてシリコーン使用感に優れた化粧料を得ることができる。
Claims (2)
- (A)ポリオルガノシロキサン 100重量部、(B)(a)ノニオン界面活性剤および(b)カルボン酸型両性界面活性剤 10〜200重量部、並びに(C)水 20〜400重量を含有し、前記(a)成分がポリオキシエチレンアルキルエーテルであり、前記(b)成分がベタイン型両性界面活性剤であり、前記(a)成分/前記(b)成分(重量比)が1/3〜1/7.5であることを特徴とするシリコーンエマルジョン組成物。
- 請求項1記載のシリコーンエマルジョン組成物を含有することを特徴とする化粧料。
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