JP5107803B2 - レンチ - Google Patents

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Description

本発明は、ナットの締め付けに用いられるレンチに関する。
レンチは、例えば特許文献1に開示の如く、ナットに嵌合するスリーブの後方に、遊星歯車減速機構を介してスピンドルを同軸配置し、スピンドルへのモータからのトルク伝達によってスリーブを回転させることで、ナットの締付が可能となっている。特にここでは、スピンドルに、モータの出力軸から回転伝達されるスリーブを別体で外装すると共に、その後方に、スリーブに被さり、スピンドルに対して一体回転可能且つ前後方向へスライド可能で、常態ではコイルバネによって前方位置へ付勢される伝達部材を外装して、スリーブと伝達部材とを、一方に設けた傾斜溝と他方に設けた軸方向の溝とに跨って嵌合する鋼球を介して連結し、伝達部材をガイドロッド等を介してスイッチのON/OFFに連係させた逆回転動作機構を構成している。
よって、スピンドルが回転して一定の締め付けトルクに達すると、傾斜溝の案内によって伝達部材が締め付け方向へ回転しながらコイルバネの付勢に抗して後退し、ガイドロッド等を介してスイッチをOFFさせてモータの駆動を停止させる。その後、コイルバネの付勢によって伝達部材が逆回転しながら前方位置へ復帰することで、スピンドルを介してモータを逆回転させ、その慣性力によってスピンドルを逆回転させてナットへのスリーブの食い付きを自動的に解除させるようになっている。
特開平11−873号公報
上記従来のレンチにおいては、食い付きの解除をモータの逆回転の慣性力に依存しているため、伝達部材が逆回転した際に、スピンドルが逆回転するより前にモータの逆回転が終了してしまうことがあり、ナットへのスリーブの食い付きが確実に解除されず、使い勝手や信頼性の低下を招いていた。
そこで、本発明は、締め付け後のナットへのスリーブの食い付きを確実に解除でき、使い勝手や信頼性に優れるレンチを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、モータの出力軸とスピンドルとの間の中間伝達部材に、スピンドルが締め付け方向の回転となる中間伝達部材の正回転のみを許容し、中間伝達部材の逆回転を規制するワンウェイクラッチを設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、ワンウェイクラッチを簡単且つ省スペースで形成するために、ワンウェイクラッチを、中間伝達部材に設けた軸部に外装される筒状の本体と、その本体の内面に凹設され、軸部の正回転方向へ行くに従って底面が深くなる複数のクラッチ溝内で夫々軸部の周方向へ転動可能に設けられた係合子と、その係合子を軸部の正回転方向へ付勢する付勢部材とで構成し、軸部の逆回転の際には、係合子が軸部との摩擦によって付勢部材の付勢に抗して逆回転方向へ転動し、クラッチ溝の底面と軸部との間に噛み込んで中間伝達部材の逆回転を規制することを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、中間伝達部材にワンウェイクラッチを設けたことで、逆回転動作が出力軸側へ伝わることがなく、スピンドルへ確実に伝達される。よって、ナットへのスリーブの食い付きを確実に解除することができ、使い勝手や信頼性に優れる。特に、スピンドルの逆回転動作が確実に行われるため、ナットのサイズが変わってもスリーブを交換すれば一台のレンチで対応可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、ワンウェイクラッチが中間伝達部材の軸部を利用して簡単且つ省スペースで形成可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、レンチの一例である一次締めレンチを示す一部縦断面図で、一次締めレンチ(以下単に「レンチ」という。)1は、ハウジング2の後方(図1の右側)下部にモータ3を、出力軸4を上向きして収容し、出力軸4の後方に、中間軸6を出力軸4と平行に軸支しており、出力軸4と中間軸6との間に設けた中間伝達部材となる第1ギヤ7を、出力軸4のピニオン5と、中間軸6に一体に設けた第2ギヤ8とに噛合させている。
第1ギヤ7は、上側の軸部9がボールベアリング10に軸支される一方、下面がスラストベアリング11によって支持され、下側の軸部12は、ハウジング2に保持されたワンウェイクラッチ13に挿入されている。このワンウェイクラッチ13は、図2(A)(B)に示すように、筒状の本体14の内周に、横断面が軸部12の周方向に形成される長円状となり、内周側が開放される複数のクラッチ溝15,15・・を所定間隔をおいて形成し、各クラッチ溝15内に、係合子としての横断面円形のクラッチピン16を周方向へ移動可能に収容すると共に、クラッチ溝15の一端に設けた受け台17と、クラッチピン16の側面との間に付勢部材となるコイルバネ19を介在させて、クラッチピン16をクラッチ溝15の他端側へ付勢するものである。
20,20は、本体14の上下に嵌着されてクラッチ溝15の上下を閉塞し、クラッチピン16の上下移動を規制すると共に、軸部12を軸支する軸受メタルである。また、各クラッチ溝15の底面18は、受け台17と反対側の端部から受け台17側へ行くに従って本体14の半径方向で徐々に浅くなり、受台17の直前で最小深さとなる緩やかなV字状に形成されている。よって、クラッチピン16は、コイルバネ19の付勢に抗して受け台17に近づくに従って徐々に本体14の中心側へ移動することになる。
このワンウェイクラッチ13により、出力軸4の正回転時には、第1ギヤ7は図2(B)の矢印方向へ正回転しようとするため、軸部12との摩擦とコイルバネ19の付勢とによってクラッチピン16がクラッチ溝15における受け台17と反対の端部側へ転動する。よって、クラッチ溝15の底面18と軸部12との間でクラッチピン16が転動し、第1ギヤ7はそのまま正回転を続けることができる。
一方、出力軸4が逆回転しようとすると、同図(C)のように、各クラッチピン16は、軸部12との摩擦によってコイルバネ19の付勢に抗してクラッチ溝15における受け台17寄りに転動して、クラッチ溝15の底面18と軸部12との間に噛み込む。よって、第1ギヤ7は、同図(C)の右回転方向への回転が規制される。
一方、中間軸6の上方では、先端を前方へ向けたスピンドル21が、ボールベアリング22,23によって回転可能に軸支されて、スピンドル21に設けた伝達機構24を介して、中間軸6の回転をスピンドル21に伝達可能となっている。スピンドル21の前方には、遊星ギヤ27,27・・を後面で保持するキャリア26を3段備えてなる遊星歯車減速機構25が設けられて、最後方のキャリア26の遊星ギヤ27,27がスピンドル21の前端に噛合する一方、最前方のキャリア26の先端は、ボールベアリング28を介してハウジング2に軸支される筒状の出力部29となっている。
30は、ハウジング2の先端へ着脱可能に設けられたアウタスリーブで、内部には、ナットの嵌合部32を備えた筒状のインナスリーブ31が回転可能に保持されている。このアウタスリーブ30のハウジング2への装着状態で、インナスリーブ31の後端が出力部29に遊挿し、インナスリーブ31の外周と出力部29の内周とに設けた歯33,33同士が噛合して、インナスリーブ31が出力部29と一体回転可能に連結されるようになっている。なお、アウタスリーブ30の下面には、ナットの締め付け時に把持することで、締め付け時の反力によるアウタスリーブ30の回転を防止する反力受け34が突設されている。
そして、伝達機構24は、スピンドル21の前方部位で、ボールベアリング36及びニードルベアリング37によってスピンドル21と別体回転可能に外装される前スリーブ35と、前スリーブ35に一体に外装され、中間軸6の先端のベベルギヤ部38に噛合するベベルギヤ39と、スピンドル21の後方部位で、内周に設けた軸方向の溝42とスピンドル21の外周に設けた軸方向の溝43とに跨って嵌合するボール41によりスピンドル21と一体回転可能且つ軸方向へ移動可能に外装される後スリーブ40とを有する。後スリーブ40は、前スリーブ35よりも大径となって前スリーブ35の後方部分に重合しており、その重合部分の内周に設けられて軸方向から傾斜する傾斜溝45と、スピンドル21の外周に設けられて軸方向から傾斜する傾斜溝46との間に跨って嵌合するボール44により、スピンドル21と一体回転可能且つボール44が傾斜溝46を転動する範囲で周方向へ回転可能に連結されている。
47は、スピンドル21の後方でボールベアリング23の前方位置に外装されたバネ受け板48と後スリーブ40との間でスピンドル21に外装されたコイルバネで、このコイルバネ47の付勢により、ナットの締め付けを行わない状態では、後スリーブ40は前方位置にあって、ボール41を溝42の後端と溝43の前端との間に位置させると共に、ボール44を傾斜溝45の後端と傾斜溝46の前端との間に位置させている。
一方、ハウジング2の後方下部には、ハンドル49が形成されて、ハンドル49内には、スイッチレバー51の押し込み操作によってONするスイッチ50が設けられると共に、マイクロスイッチ52が設けられている。このマイクロスイッチ52のOFFにより、モータ3の駆動回路をOFFさせるようになっている。
また、マイクロスイッチ52の前方には、後端がマイクロスイッチ52の動作片53の上方に位置する揺動レバー54が、回転可能且つトーションスプリング55によって右回転方向(後端が動作片53を押し込む方向)への付勢状態で設けられている。揺動レバー54の前端上方で後スリーブ40との間には、プッシュロッド56が上下動可能に設けられている。このプッシュロッド56は、後スリーブ40の前方位置で、その後端外周に周設され、前面が先細りのテーパ面となるフランジ57に当接するもので、当該位置では下方へ移動して揺動レバー54の前端をトーションスプリング55の付勢に抗して下方へ押し込み、後端をマイクロスイッチ52の動作片53から離間させる図1の状態を維持するようになっている。このマイクロスイッチ52,揺動レバー54,トーションスプリング55,プッシュロッド、伝達機構24とにより、スピンドル21の逆回転動作機構が形成されることになる。
以上の如く構成されたレンチ1の動作を、ナットの締め付けを例にして説明する。
まず、先端のインナスリーブ31の嵌合部にナットを嵌合させ、スイッチレバー51を押し込み操作してスイッチ50をONさせると、モータ3が駆動して出力軸4が回転し、第1ギヤ7を介して第2ギヤ8及び中間軸6を回転させる。このとき、ワンウェイクラッチ13は図2(B)のように軸部12の回転を許容している。
中間軸6の回転がベベルギヤ39を介して前スリーブ35に伝わると、ボール44を介して後スリーブ40に伝わり、さらにボール41を介してスピンドル21に伝わって、スピンドル21を回転させる。このスピンドル21の回転を遊星歯車減速機構25の各段で減速して先端の出力部29へ伝えて、インナスリーブ31を回転させる。よって、インナスリーブ31で保持されるナットがねじ込まれる。
ナットのねじ込みが進んで一定のトルクに達すると、ボール44が傾斜溝46を転動しながら後退し、ボール44と共に後スリーブ40もコイルバネ47の付勢に抗して後退しながら元の回転方向へ僅かに回転する。この後スリーブ40の後退により、フランジ57がプッシュロッド56の上端から外れると、図3に示すように、プッシュロッド56がトーションスプリング55の付勢によって上昇する。すると、トーションスプリング55の付勢によって揺動レバー54が右回転し、前端がマイクロスイッチ52の動作片53を押し下げてマイクロスイッチ52をOFFさせ、モータ3の駆動を停止させる。
モータ3の駆動が停止して中間軸6及びベベルギヤ39、前スリーブ35の回転が停止すると、後退していた後スリーブ40がコイルバネ47の付勢により再び前進するが、このときボール44が傾斜溝46を転動しながら前進することで、後退時と逆方向へ僅かに回転しながら前進位置へ復帰する。よって、ボール41を介して後スリーブ40と連結されるスピンドル21も同方向へ回転し、遊星歯車減速機構25を介してインナスリーブ31を逆回転させる。この逆回転動作により、ナットへの嵌合部32の食い付きが解除される。
特に、この逆回転動作の際、逆回転トルクがボール44を介して前スリーブ35に伝わり、その前段のベベルギヤ39や中間軸6にも伝わる。しかし、第1ギヤ7は、ワンウェイクラッチ13が図2(C)の位置となって第1ギヤ7の逆回転を阻止するため、逆回転トルクをフリー状態の出力軸4まで伝えることがない。従って、後スリーブ40で発生した逆回転トルクは確実にスピンドル21に伝わり、嵌合部32の食い付きを確実に解除することができる。
なお、逆回転動作が終了して後スリーブ40が前方位置に復帰すると、フランジ57が再びプッシュロッド56の上端に当接してプッシュロッド56を下方に押し下げるため、揺動レバー54が左回転し、前端がマイクロスイッチ52の動作片53から離れてマイクロスイッチ52をONさせる。よって、次の締め付け作業が可能となる。
このように、上記形態のレンチ1によれば、第1ギヤ7に、スピンドル21が締め付け方向の回転となる第1ギヤ7の正回転のみを許容し、第1ギヤ7の逆回転を規制するワンウェイクラッチ13を設けたことで、逆回転動作が出力軸4側へ伝わることがなく、スピンドル21へ確実に伝達される。よって、ナットへのインナスリーブ31の食い付きを確実に解除することができ、使い勝手や信頼性に優れる。特に、スピンドル21の逆回転動作が確実に行われるため、ナットのサイズが変わってもアウタスリーブ30を交換すれば一台のレンチ1で対応可能となる。
また、ワンウェイクラッチ13を、第1ギヤ7に設けた軸部12に外装される筒状の本体14と、その本体14の内面に凹設され、軸部12の正回転方向へ行くに従って底面18が深くなる複数のクラッチ溝15内で夫々軸部12の周方向へ転動可能に設けられたクラッチピン16と、そのクラッチピン16を軸部12の正回転方向へ付勢するコイルバネ19とで構成し、軸部12の逆回転の際には、クラッチピン16が軸部12との摩擦によってコイルバネ19の付勢に抗して逆回転方向へ転動し、クラッチ溝15の底面18と軸部12との間に噛み込んで第1ギヤ7の逆回転を規制するようにしたことで、ワンウェイクラッチ13が第1ギヤ7の軸部12を利用して簡単且つ省スペースで形成可能となる。
なお、ワンウェイクラッチは第1ギヤの下側に限らず、上側に設けて上側の軸部に対して回転規制を行うようにしてもよい。また、第1ギヤに限らず、第2ギヤや中間軸、ベベルギヤ等の他の中間伝達部材に設けてもよい。勿論中間伝達部材となるギヤや中間軸の数や種類等は適宜変更可能であるため、中間伝達部材の配設形態に合わせてワンウェイクラッチを設ければよい。
さらに、ワンウェイクラッチ自体の構造も、上記形態と逆に、付勢部材でクラッチピンをクラッチ溝の底面が浅い端部側へ付勢させて、停止状態ではクラッチピンがクラッチ溝の底面と軸部との間に噛み込んで逆回転を規制するようにし、正回転の際には、軸部との摩擦によってクラッチピンが付勢部材の付勢に抗してクラッチ溝の底面が深い端部側へ転動することで、噛み込みを解除して正回転を許容する構造としてもよい。勿論クラッチピンを用いた上記形態以外に、係合子としてボールを用いたり、クラッチ歯車と爪部材との係脱構造を採用したり等、適宜選択できる。
その他、逆回転動作機構の構成も適宜変更可能で、例えば前スリーブと後スリーブの重合を逆にしたり、後スリーブのコイルバネを複数設けたりしても差し支えない。
また、本発明は一次締めレンチに限らず、本締め用のシャーレンチ等であっても適用可能である。
一次締めレンチの縦断面図である(締め付け前)。 ワンウェイクラッチの説明図で、(A)は縦断面、(B)(C)はA−A線断面での逆回転規制状態、正回転状態を夫々示す。 一次締めレンチの縦断面図である(モータ停止時)。
符号の説明
1・・一次締めレンチ、2・・ハウジング、3・・モータ、4・・出力軸、6・・中間軸、7・・第1ギヤ、12・・軸部、13・・ワンウェイクラッチ、14・・本体、15・・クラッチ溝、16・・クラッチピン、18・・底面、19・・コイルバネ、21・・スピンドル、24・・伝達機構、25・・遊星歯車減速機構、29・・出力部、30・・アウタスリーブ、31・・インナスリーブ、32・・嵌合部、35・・前スリーブ、39・・ベベルギヤ、40・・後スリーブ、41,44・・ボール、45・・長溝、46・・傾斜溝、47・・コイルバネ、50・・スイッチ、51・・スイッチレバー、52・・マイクロスイッチ、53・・動作片、54・・揺動レバー、56・・プッシュロッド。

Claims (2)

  1. モータと、そのモータの出力軸から少なくとも1つの中間伝達部材を介して回転伝達されるスピンドルと、そのスピンドルの回転に伴って回転し、ナットが嵌合可能なスリーブと、前記スリーブの一定の締め付けトルクで前記モータを停止させた後、前記スピンドルを逆回転させる逆回転動作機構とを備えたレンチであって、
    前記中間伝達部材に、前記スピンドルが締め付け方向の回転となる前記中間伝達部材の正回転のみを許容し、前記中間伝達部材の逆回転を規制するワンウェイクラッチを設けたことを特徴とするレンチ。
  2. 前記ワンウェイクラッチを、前記中間伝達部材に設けた軸部に外装される筒状の本体と、その本体の内面に凹設され、前記軸部の正回転方向へ行くに従って底面が深くなる複数のクラッチ溝内で夫々前記軸部の周方向へ転動可能に設けられた係合子と、その係合子を前記軸部の正回転方向へ付勢する付勢部材とで構成し、前記軸部の逆回転の際には、前記係合子が前記軸部との摩擦によって前記付勢部材の付勢に抗して逆回転方向へ転動し、前記クラッチ溝の底面と軸部との間に噛み込んで前記中間伝達部材の逆回転を規制することを特徴とする請求項1に記載のレンチ。
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