JP5105987B2 - 画像形成装置、及びその画像形成装置が有する定着部材のクリーニング方法 - Google Patents
画像形成装置、及びその画像形成装置が有する定着部材のクリーニング方法 Download PDFInfo
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Description
記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、
定着部材と、前記定着部材と接触する加圧部材と、前記定着部材を加熱するヒータと、を有し、前記定着部材と前記加圧部材とが接触するニップ部で未定着トナー像が形成された記録材を搬送しつつ加熱して未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、
前記ヒータの温度が目標温度になるように前記ヒータの制御を行う制御部と、
を有し、
クリーニング用の未定着トナー像が形成されたクリーニング用の記録材を前記ニップ部で搬送して前記定着部材をクリーニングするクリーニングモードを実行可能な画像形成装置において、
前記クリーニングモードは、前記定着部において前記クリーニング用の未定着トナー像を担持した前記クリーニング用の記録材に通常の定着処理時よりも多くの熱量を与えて前記クリーニング用の未定着トナー像を前記定着部材にオフセットさせる第一の工程と、前記第一の工程の後であって前記定着部で通常の定着処理時と同じ熱量を与えて前記定着部材にオフセットさせた前記クリーニング用の未定着トナー像を前記クリーニング用の記録材に回収する第二の工程と、で構成され、前記第一の工程及び前記第二の工程は一枚の前記クリーニング用の記録材を前記ニップ部で搬送している間に行われることを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る定着部材のクリーニング方法の構成は、
クリーニング用の記録材にクリーニング用の未定着トナー像を形成し、
ヒータで加熱される定着部材と、加圧部材と、で形成されるニップ部で前記クリーニング用の記録材を搬送することで、前記定着部材のクリーニングを行う定着部材のクリーニング方法において、
一枚の前記クリーニング用の記録材を前記ニップ部で搬送している間に、前記ニップ部で前記クリーニング用の未定着トナー像を担持した前記クリーニング用の記録材に通常の定着処理時よりも多くの熱量を与えて前記クリーニング用の未定着トナー像を前記定着部材にオフセットさせる第一の工程と、前記第一の工程の後の工程であって前記ニップ部で前記クリーニング用の記録材に通常の定着処理時と同じ熱量を与えて前記定着部材にオフセットさせた前記クリーニング用の未定着トナー像を前記クリーニング用の記録材に回収する第二の工程と、が行われることを特徴とする。
(1)画像形成装置例
図1は本発明に係る画像形成装置の全体構成模型図である。この画像形成装置は電子写真式のレーザビームプリンタである。
以下の説明において、定着装置及び定着装置を構成する部材に関し、長手方向とは記録材の面において記録材搬送方向と直交する方向である、短手方向とは記録材の面において記録材搬送方向と平行な方向である。幅とは短手方向の寸法である。記録材に関し、長手幅とは記録材の面において記録材搬送方向と直交する方向の寸法である。
回転制御部(駆動制御手段)8(図2)はプリント指令に応じて加圧ローラ24を所定の周速度(プロセススピード)で矢印方向へ回転させる。その際、ニップNF部における加圧ローラ24表面と定着フィルム23表面との摩擦力により定着フィルム23に回転力が作用する。定着フィルム23は、その回転力により定着フィルム23の内周面(内面)がヒータ22のオーバーコート層22cと密に接触して摺動しながらヒータホルダ21の外周を矢印方向に従動回転する。その際に定着フィルム23の回転は定着フィルム23の内周形状に沿ように形成されているヒータホルダ21の外周面によってガイドされる。これにより定着フィルム23の回転が安定し定着フィルム23は同じ回転軌跡を描きながら回転する。また、通電制御部(通電制御手段)51(図4)はプリント指令に応じてヒータ22の抵抗発熱体22bに通電する。その通電により抵抗発熱体22bが発熱してヒータ22は昇温し定着フィルム23を加熱する。
本実施例の画像形成装置Aにおいて、記録材Pに填料として炭酸カルシウム粒子が多く含まれる記録材を使用し、低温低湿環境(10℃15%)において画像形成動作を繰り返し行なう。すると前述のように、炭酸カルシウム粒子がニップ部NFにて静電的な要因と粒子形状的な要因とで定着フィルム23表面と加圧ローラ24表面に付着する。定着フィルム23表面に付着した炭酸カルシウム粒子は定着フィルム23表面の離型性を落とし、定着フィルム23表面へのトナー付着を促進させる。これによって定着フィルム23表面は汚れやすくなり、そして定着フィルム23表面から記録材Pの面又は加圧ローラ24表面へトナー汚れが遷移してしまう。
実施例1のクリーニングモードに用いる紙Pの画像パターンの他の例を説明する。
実施例1のクリーニングモードの他の例を説明する。
そして、定着フィルム23の二周目以降(S17のYES)でヒータ22温度が通常プリント動作の170℃になるように通電制御が行なわれるとともにプロセススピードが全速の毎秒200mmに戻る(S18)。これによりニップ部NFにて紙Pのトナー回収領域にトナーと一緒に炭酸カルシウム粒子が付着して排出される。これによって定着フィルム23表面から炭酸カルシウム粒子が除去される。
定着装置の他の例を説明する。
Claims (8)
- 記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、
定着部材と、前記定着部材と接触する加圧部材と、前記定着部材を加熱するヒータと、を有し、前記定着部材と前記加圧部材とが接触するニップ部で未定着トナー像が形成された記録材を搬送しつつ加熱して未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、
前記ヒータの温度が目標温度になるように前記ヒータの制御を行う制御部と、
を有し、
クリーニング用の未定着トナー像が形成されたクリーニング用の記録材を前記ニップ部で搬送して前記定着部材をクリーニングするクリーニングモードを実行可能な画像形成装置において、
前記クリーニングモードは、前記定着部において前記クリーニング用の未定着トナー像を担持した前記クリーニング用の記録材に通常の定着処理時よりも多くの熱量を与えて前記クリーニング用の未定着トナー像を前記定着部材にオフセットさせる第一の工程と、前記第一の工程の後であって前記定着部で通常の定着処理時と同じ熱量を与えて前記定着部材にオフセットさせた前記クリーニング用の未定着トナー像を前記クリーニング用の記録材に回収する第二の工程と、で構成され、前記第一の工程及び前記第二の工程は一枚の前記クリーニング用の記録材を前記ニップ部で搬送している間に行われることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記第一の工程において前記ヒータの温度が通常の定着処理時の目標温度よりも高い目標温度になるように前記ヒータを制御し、前記第二の工程において前記ヒータの温度が通常の定着処理時と同じ目標温度になるように前記ヒータを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記ニップ部における記録材の搬送速度を制御可能であって、前記制御部は、前記第一の工程において前記ニップ部における前記クリーニング用の記録材の搬送速度を通常の定着処理時よりも遅い搬送速度になるように制御し、前記第二の工程において前記ニップ部における前記クリーニング用の記録材の搬送速度を通常の定着処理時と同じ搬送速度になるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング用の記録材上には、前記画像形成部において前記クリーニング用の未定着トナー像が形成され且つ前記定着部において前記第一の工程で加熱される第一の領域と、前記第一の領域よりも前記クリーニング用の記録材の後端側にある領域であって前記画像形成部において前記クリーニング用の未定着トナー像が形成されず且つ前記定着部において前記第二の工程で加熱される第二の領域と、があることを特徴とする請求項1及至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第一の領域の記録材搬送方向の長さは前記定着部材の外周長であり、前記第二の領域の記録材搬送方向の長さは前記定着部材の外周長以上であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記第一の領域に形成される前記クリーニング用の未定着トナー像の印字率は50%以上であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記定着部材は筒状のフィルムであり、前記ヒータは前記フィルムの内面に接触していることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像形成装置。
- クリーニング用の記録材にクリーニング用の未定着トナー像を形成し、
ヒータで加熱される定着部材と、加圧部材と、で形成されるニップ部で前記クリーニング用の記録材を搬送することで、前記定着部材のクリーニングを行う定着部材のクリーニング方法において、
一枚の前記クリーニング用の記録材を前記ニップ部で搬送している間に、前記ニップ部で前記クリーニング用の未定着トナー像を担持した前記クリーニング用の記録材に通常の定着処理時よりも多くの熱量を与えて前記クリーニング用の未定着トナー像を前記定着部材にオフセットさせる第一の工程と、前記第一の工程の後の工程であって前記ニップ部で前記クリーニング用の記録材に通常の定着処理時と同じ熱量を与えて前記定着部材にオフセットさせた前記クリーニング用の未定着トナー像を前記クリーニング用の記録材に回収する第二の工程と、が行われることを特徴とする定着部材のクリーニング方法。
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