JP5103167B2 - 無線機器への管理番地設定方法およびシステム - Google Patents

無線機器への管理番地設定方法およびシステム Download PDF

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Description

この発明は、無線機器に対して管理番地設定器より無線通信により管理番地を設定する無線機器への管理番地設定方法およびシステムに関するものである。
施工の簡略化などを目的として、建物の空調制御用機器(例えば、コントローラ、センサ、アクチュエータ)の無線化が進みつつある。これらの無線機器には空調制御システムとして機能させるために管理番地を設定する必要がある。
この無線機器に管理番地を設定するための方式としては、従来より、
(1)管理番地設定用スイッチを無線機器に設ける方式
(2)管理番地設定器を無線機器に通信線で接続し、通信線を介する管理番地設定器からの操作で、無線機器内部の不揮発性メモリに管理番地を書き込む方式
などがある。
上述した方式(1)では、スイッチと読み込み回路が必要となり、上述した方式(2)では、管理番地設定器との有線通信回路が必要となる。また、方式(1),(2)ともに、天井裏等に設置された無線機器に対して管理番地の設定を行うような場合、梯子などを利用して無線機器に近づく必要があり、設定作業が煩わしく、時間もかかる。なお、設置前に管理番地を設定しておいたとしても、管理番地に変更が生じれば、やはり梯子などを利用して無線機器に近づく必要がある。
これに対し、無線機器に対して管理番地設定器より無線通信により管理番地の設定を行うようにすれば、梯子などを利用して無線機器に近づかなくてもよく、設定作業が簡単となる。例えば、特許文献1では、ワイヤレス式アドレス設定器(管理番地設定器)を用いて、無線通信により、現場に設置された端末器(無線機器)にアドレス(管理番地)を設定するようにしている。以下、この特許文献1に示された方式を方式(3)と呼ぶ。
方式(3)では、ワイヤレス式アドレス設定器を使用するにあたって、設定用操作部を介して、各端末器の識別子とその端末器に割り当てるアドレスとを予め入力する。これにより、ワイヤレス式アドレス設定器内に、各端末器の識別子とその端末器に割り当てるアドレスとの対応関係を登録する。端末器にアドレスを設定する際には、所望の端末器が設置されている場所にワイヤレス式アドレス設定器を持って行き、その端末機の抽象的でわかりにくいアドレスの代わりにその端末器の識別子を、選択操作部を介して入力する。この時、ワイヤレス式アドレス設定器の送受信部は、所望の端末器の送受信部に向ける。すると、入力した識別子に対応するアドレスが読み出され、所望の端末器に向けて送出される。これにより、所望の端末器に、その端末器の識別子と対応づけて登録したアドレスが設定される。
特開平8−140169号公報
しかしながら、上述した方式(3)では、ワイヤレス式アドレス設定器に各端末器の識別子とその端末器に割り当てるアドレスとの対応関係を予め登録しなければならず、このための登録作業が面倒である。
また、上述した方式(3)では、端末器の設置場所が明確に分かっていることが前提であり、端末器の設置場所が不明確な場合には、アドレスの設定が困難であった。
また、上述した方式(3)では、ワイヤレス式アドレス設定器の通信圏内に複数の端末器が混在するような場合、所望の端末器に対するアドレスが別の端末器に設定されてしまう虞れがあった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、管理番地設定器に各無線機器の識別子とその無線機器に割り当てる管理番地との対応関係を予め登録する必要がなく、無線機器の設置場所が不明確な場合であっても所望の無線機器を探し出し、その無線機器のみに正しく管理番地を設定することができる無線機器への管理番地設定方法およびシステムを提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、無線機器に対して管理番地設定器より無線通信により管理番地を設定する無線機器への管理番地設定方法において、管理番地設定器より相手を特定せず、送信電波強度を予め定められている複数の種類から選択指定された所望の送信電波強度として、管理番地の設定を希望する無線機器の機種を予め定められている複数の機種から選択指定された所望の機種として、各無線機器に対してその無線機器に予め設定されている識別情報の返送指令を送信する第1ステップと、返送指令に応えて識別情報を返送してきた通信可能圏内の無線機器の一覧を管理番地設定器において作成する第2ステップと、識別情報を返送してきた通信可能圏内の無線機器の一覧から選択指定された無線機器の識別情報を管理番地設定器より相手を特定せず、各無線機器に対して送信する第3ステップと、管理番地設定器から送信されてきた識別情報と一致する識別情報が設定されている無線機器において自己の所在を報知する第4ステップと、識別情報を返送してきた通信可能圏内の無線機器の一覧中の所望の無線機器に対して指定された管理番地をその無線機器の識別情報とともに管理番地設定器より各無線機器に対して送信する第5ステップと、管理番地設定器より送信されてきた識別情報と一致する識別情報が設定されている通信可能圏内の無線機器においてその識別情報とともに送信されてきた管理番地を自己に割り当てられた管理番地として記憶する第6ステップとを設けたものである。なお、本発明は、無線機器への管理番地設定方法としてではなく、無線機器への管理番地設定システムとしても実現することができる。
この発明において、管理番地設定器は、相手を特定せず、送信電波強度を予め定められている複数の種類から選択指定された所望の送信電波強度として、管理番地の設定を希望する無線機器の機種を予め定められている複数の機種から選択指定された所望の機種として、各無線機器に対してその無線機器に設定されている識別情報の返送指令を送信する。例えば、複数の種類から選択指定された所望の送信電波強度を「弱」として、複数の機種から選択指定された所望の機種を「a」として、各無線機器に対してその無線機器に設定されている識別情報の返送指令を送信する。この場合、管理番地設定器の送信電波強度「弱」での通信可能圏内に機種「a」の無線機器Aと無線機器Bとがあり、無線機器Aに識別情報#1が予め設定されており、無線機器Bに識別情報#2が予め設定されているものとした場合、管理番地設定器が送信した識別情報の返送命令を無線機器A,Bが受信し、それぞれの識別情報#1,#2を返送する。
無線機器A,Bから識別情報#1,#2が返送されてくると、管理番地設定器は、この識別情報#1,#2を返送してきた無線機器A,Bの一覧を作成する。例えば、識別情報を返送してきた無線機器の一覧として、識別情報#1,#2を画面に表示する。なお、画面には必ずしも識別情報を表示する必要はなく、識別情報を返送してきた無線機器に仮の番号を付けて表示するようにしたり、アイコン(絵文字)を表示するようにしたりしてもよい。この識別情報を返送してきた無線機器の一覧の中から、例えば無線機器Aを選択指定すると、無線機器Aの識別情報#1が管理番地設定器より相手を特定せず、各無線機器に対して送信される。ここで、通信可能圏内の無線機器Aのみが、管理番地設定器から送信されてきた識別情報#1と自己に予め設定されている識別情報#1とが一致するので、自己の存在を報知する。例えば、ブザーを鳴動することにより自己の存在を報知したり、ランプを点灯することにより自己の存在を報知したりする。なお、無線機器が空調制御用機器であれば、機器本来の機能、たとえばファンの起動により風を吹き出すなどの方法で、自己の存在を報知してもよい。
自己の存在を報知した無線機器Aが所望の無線機器でなかった場合、操作者は、識別情報を返送してきた無線機器の一覧の中から、無線機器Bを選択指定する。すると、無線機器Bの識別情報#2が管理番地設定器より相手を特定せず、各無線機器に対して送信される。ここで、通信可能圏内の無線機器Bのみが、管理番地設定器から送信されてきた識別情報#2と自己に予め設定されている識別情報#2とが一致するので、自己の存在を報知する。
自己の存在を報知した無線機器Bが所望の無線機器であった場合、操作者は、識別情報を返送してきた無線機器の一覧中の無線機器Bに対して管理番地を指定する。例えば、管理番地として、アドレスAD2を指定する。すると、管理番地設定器は、その指定された管理番地AD2を無線機器Bの識別情報#2とともに、各無線機器に送信する。ここで、通信可能圏内の無線機器Bのみが、管理番地設定器より送信されてきた識別情報#2と自己の識別情報#2とが一致するので、その識別情報とともに送信されてきた管理番地AD2を自己に割り当てられた管理番地として記憶する。
本発明によれば、管理番地設定器より相手を特定せず、送信電波強度を予め定められている複数の種類から選択指定された所望の送信電波強度として、管理番地の設定を希望する無線機器の機種を予め定められている複数の機種から選択指定された所望の機種として、各無線機器に対してその無線機器に予め設定されている識別情報の返送指令を送信し、この返送指令に応えて識別情報を返送してきた無線機器の一覧を管理番地設定器において作成し、その一覧から選択指定された無線機器の識別情報を管理番地設定器より相手を特定せず、各無線機器に対して送信し、管理番地設定器から送信されてきた識別情報と一致する識別情報が予め設定されている無線機器において自己の所在を報知するようにしたので、応答する無線機器の数を絞るものとしたうえ、無線機器の設置場所が不明確な場合であっても、周囲の無線機器に識別情報の返送を要求し、識別情報を返送してきた無線機器の一覧の中から無線機器を選択指定しながら所望の無線機器を探し出し、その無線機器に管理番地を設定することができるようになる。
また、本発明によれば、識別情報を返送してきた無線機器の一覧中の所望の無線機器に対して指定された管理番地をその無線機器の識別情報とともに管理番地設定器より各無線機器に対して送信し、送信された識別情報と一致する識別情報が予め設定されている無線機器において管理番地を自己に割り当てられた管理番地として記憶するようにしたので、管理番地設定器に各無線機器の識別子とその無線機器に割り当てる管理番地との対応関係を予め登録しなくてもよく、面倒な登録作業が不要となる。また、識別情報の一致を確認して無線機器に管理番地を記憶させるので、管理番地設定器の通信可能圏内に複数の無線機器が混在するような場合であっても、所望の無線機器のみに正しく管理番地を設定することができるようになる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施に用いる無線通信システムの一例を示す構成図である。同図において、1(1−1〜1−6)は空調制御用の無線機器(例えば、コントローラ、センサ、アクチュエータ)、2は管理番地設定器であり、無線機器1,管理番地設定器2ともに双方向の無線通信機能を有している。この実施の形態では、管理番地設定器2としてパーソナルコンピュータを用いているが、独自のハードウェアを搭載した専用の設定器としてもよい。
図1において、無線機器1−1〜1−6は天井裏に設置され、管理番地設定器2は室内側において操作者が携帯する。無線機器1−1〜1−6には、製造番号のような機器固有の識別情報(以下、識別コードと呼ぶ)が設定されている。この識別コードは、管理番地設定器2の交信圏内で重複がなければよい。
この例では、無線機器1−1に対して識別コード「a1234」が、無線機器1−2に対して識別コード「a2345」が、無線機器1−3に対して識別コード「a1122」が、無線機器1−4に対して識別コード「a1000」が、無線機器1−5に対して識別コード「a5432」が、無線機器1−6に対して識別コード「b1234」が設定されている。なお、この識別コードにおいて、「a」,「b」は無線機器1の機種を表す。
図2に無線機器1の内部構成の概略を示す。無線機器1は、CPU1A、ROM1B、RAM1C、不揮発性メモリ1D、無線送受信回路1E、計測制御用入出力回路1F、出力回路1G、ブザー1H、ランプ1I、アンテナ1Jを備えている。CPU1Aは、RAM1Cおよび不揮発性メモリ1Dにアクセスしながら、ROM1Bに格納されたプログラムに従って動作する。ROM1Bには、本実施の形態特有のプログラムとして、管理番地設定器2側の管理番地設定プログラムと協働して管理番地の設定を行う管理番地設定プログラム(無線機器側の管理番地設定プログラム)が格納されている。この管理番地設定プログラムは工場出荷段階でROM1Bに格納されている。なお、この実施の形態において、無線機器1の識別コードは不揮発性メモリ1Dに格納されている。
図3に管理番地設定器2のハードウェア構成の概略を示す。同図において、2−1はCPU、2−2はRAM、2−3はROM、2−4はハードディスクなどの記憶装置、2−5は無線送受信部、2−6,2−7はインターフェイス、2−8はディスプレイ、2−9はキーボード、2−10はマウス、2−11はアンテナである。CPU2−1は、RAM2−2にアクセスしながら、ROM2−3や記憶装置2−4に格納されたプログラムに従って動作する。
記憶装置2−4には、本実施の形態特有のプログラムとして、無線機器1側の管理番地設定プログラムと協働して管理番地の設定を行う管理番地設定プログラム(管理番地設定器側の管理番地設定プログラム)が格納されている。この管理番地設定プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて記憶装置2−4にインストールされている。また、管理番地設定器2は、送信電波強度を「強」、「中」、「弱」の3種類から選択指定することができる送信電波選択機能、管理番地を設定する無線機器の機種を選択指定することができる機種選択機能を有している
〔管理番地の設定〕
以下、図4に示すシーケンス図を参照して、無線機器1(CPU1A)および管理番地設定器2(CPU2−1)が実行する管理番地設定プログラムに従う処理動作について説明する。なお、この例では、管理番地を設定したい所望の無線機器1を無線機器1−2とする。
〔手順1〕
操作者は、所望の無線機器1−2が設置されていると思われる場所で、管理番地設定器2を起動する。ここで、応答する無線機器1の数を絞るため、送信電波強度を「弱」とし、管理番地の設定を希望する無線機器の機種を「a」とする。図5に管理番地設定器2における表示画面例を示す。この場合、画面上部の送信電波強度の選択部BL1において、「弱」を選択指定する。また、画面上部の機種の選択部BL2において、「a****」を選択指定する。
〔手順2〕
そして、操作者は、画面中の識別コードの返送指令部BL3において、送信ボタンBT1をクリックする(図4(a))。すると、管理番地設定器2は、送信電波強度を「弱」として、また識別コードの返送を希望する無線機器の機種を「a」として、相手を特定せず、各無線機器1へ識別コード返送指令を送信する(図4(b))。この例において、管理番地設定器2の通信可能圏内には、図1に示すように無線機器1−1〜1−6が位置しているものとする。
通信可能圏内の無線機器1(1−1〜1−6)は、管理番地設定器2からの識別コード返送指令を受信すると、自己が識別コードの返送を希望されている機種「a」であるのか否かをチェックする。この場合、無線機器1−1〜1−5が機種「a」、無線機器1−6が機種「b」であるので、機種「a」の無線機器1−1〜1−5が自己の識別コードを管理番地設定器2へ返送する(図4(c))。なお、相手を特定しない各識別コード返送指令に対して複数の無線機器1が、互いに衝突を避けて識別コードを返送したり、衝突を検出して再送したりすることは、既知の無線通信技術により可能である。
管理番地設定器2は、無線機器1−1〜1−5から返送されてきた識別コードを画面中の識別コード選択部BL4に一覧表示する(図4(d))。この例では、受信電波強度をチェックし、受信電波強度の強い順に識別コードを上から並べて表示する。また、その識別コードに対応して、受信電波強度(強、中、弱)を表示する。これにより、管理番地設定器2に近い無線機器ほど、その識別コードが上位に表示される。この識別コードの一覧は、本発明で言う「識別情報を返送してきた無線機器の一覧」に対応する。なお、識別コードではなく、識別コードを返送してきた無線機器に仮の番号などを付けて表示するようにしたり、アイコン(絵文字)を表示するようにしたりしてもよい。
〔手順3〕
操作者は、識別コード選択部BL4の識別コードの一覧中、例えば最上位の識別コード「a1234」で示される無線機器を選択指定する(図4(e))。この場合、図6(a)に示すように、識別コード選択部BL4の識別コード「a1234」に対応して表示されている識別コード選択ボタンPA1をクリックする。すると、管理番地設定器2は、識別コード「a1234」を相手を特定せず、各無線機器1へ送信する(図4(f))。
通信可能圏内の無線機器1(1−1〜1−6)は、管理番地設定器2から識別コード「a1234」を受信すると、その識別コード「a1234」と自己の識別コードとが一致するか否かを確認する。この場合、無線機器1−1に識別コード「a1234」が予め設定されており、管理番地設定器2から送信されてきた識別コード「a1234」と一致する。無線機器1−1は、管理番地設定器2からの識別コード「a1234」と自己の識別コード「a1234」とが一致したことを確認すると、ブザー1Hを鳴動させ(図4(g))、自己の所在を報知する。この場合、操作者は、ブザーの鳴動場所から、その無線機器1−1を所望の無線機器ではないと判断する。
なお、この例では、ブザー1Hを鳴動させるようにしたが、ランプ1Iを点灯させるようにしてもよく、ブザー1Hの鳴動とランプ1Iの点灯の両方で自己の所在を報知するようにしてもよい。また、ブザーの鳴動を管理番地設定器2からの操作により停止させたり、鳴動開始後一定時間が経過した時点で停止させたりするようにしてもよい。また、ブザーを連続鳴動ではなく、断続鳴動などとしてもよい。断続鳴動とすると、天井越しに鳴動位置を把握しやすくなる。また、付近の別の作業者による鳴動音と混同しないように、音色・音程・断続鳴動パターンなどを管理番地設定器2側から設定できるようにしてもよい。なお、空調制御用機器本来の機能、たとえばファンの起動により風を吹き出すなどの方法で、自己の存在を報知してもよい。
〔手順4〕
次に、操作者は、識別コード選択部BL4の識別コードの一覧中、次の識別コード「a2345」で示される無線機器を選択指定する(図4(h))。この場合、図6(b)に示すように、識別コード選択部BL4の識別コード「a2345」に対応して表示されている識別コード選択ボタンPA2をクリックする。すると、管理番地設定器2は、識別コード「a2345」を相手を特定せず、各無線機器1へ送信する(図4(i))。
通信可能圏内の無線機器1(1−1〜1−6)は、管理番地設定器2から識別コード「a2345」を受信すると、その識別コード「a2345」と自己の識別コードとが一致するか否かを確認する。この場合、無線機器1−2に識別コード「a2345」が予め設定されており、管理番地設定器2から送信されてきた識別コード「a2345」と一致する。無線機器1−2は、管理番地設定器2からの識別コード「a2345」と自己の識別コード「a2345」とが一致したことを確認すると、ブザー1Hを鳴動させ(図4(j))、自己の所在を報知する。この場合、操作者は、ブザーの鳴動場所から、その無線機器1−2を所望の無線機器であると判断する。
〔手順5〕
操作者は、ブザーの鳴動場所から無線機器1−2を所望の無線機器であると判断すると、管理番地設定器2の画面中に表示されている管理番地指定部BL5において、無線機器1−2に割り当てたい管理番地を選択指定する。この場合、管理番地指定部BL5中には割り当て可能な管理番地として、「003」,「004」,「005」,「007」が残っている。この中から、例えば「003」を管理番地として割り当てたい場合、その管理番地「003」に対応する管理番地指定ボタンPB1をクリックする(図7、図4(k))。
すると、管理番地設定器2は、識別コード選択部BL4の識別コードの一覧において選択指定中(図6(b))の無線機器の識別コード「a2345」と管理番地指定部BL5において選択指定された管理番地「003」、すなわち識別コードを返送してきた無線機器の一覧中の所望の無線機器に対して指定された管理番地「003」その無線機器の識別コード「a2345」とともに、各無線機器1に対して送信する(図4(l))。
通信可能圏内の無線機器1(1−1〜1−6)は、管理番地設定器2から送信されてきた識別コード「a2345」と自己の識別コードとが一致するか否かを確認する。この場合、無線機器1−2に識別コード「a2345」が予め設定されており、管理番地設定器2から送信されてきた識別コード「a2345」と一致する。
無線機器1−2は、管理番地設定器2からの識別コード「a2345」と自己の識別コード「a2345」とが一致したことを確認すると、その識別情報とともに送られてきた管理番地「003」を抽出し、自己に割り当てられた管理番地として記憶する(不揮発性メモリ1D内に格納する)。そして、この管理番地の設定後、確認応答を管理番地設定器2へ返送する(図4(m))。無線機器1−2からの確認応答を受信した管理番地設定器2は、管理番地指定部BL5における管理番地の割り当て表示を「未」から「済」に更新する。
以上の説明から分かるように、本実施の形態によれば、無線機器の設置場所が不明確な場合であっても、周囲の無線機器に識別コードの返送を要求し、識別コードを返送してきた無線機器の一覧の中から無線機器を選択指定しながら所望の無線機器を探し出し、その無線機器に管理番地を設定することができるようになる。
また、管理番地設定器に各無線機器の識別子とその無線機器に割り当てる管理番地との対応関係を予め登録しなくてもよく、面倒な登録作業が不要となる。また、識別コードの一致を確認して無線機器に管理番地を記憶させるので、管理番地設定器の通信可能圏内に複数の無線機器が混在するような場合であっても、所望の無線機器のみに正しく管理番地を設定することができるようになる。
なお、本実施の形態では、識別コードを返送してきた無線機器の一覧(識別コードの一覧)から無線機器を順次選択指定するが、この無線機器の順次選択指定は必ずしも操作者が行うものとしなくてもよい。例えば、識別コードを返送してきた無線機器の一覧から順番に無線機器を選択指定する機能を管理番地設定器に設け、この機能によって選択指定された無線機器の識別コードを通信可能圏内の無線機器に対して送信するようにしてもよい。この場合、選択指定された無線機器が自己の所在を報知し、その自己の所在を報知した無線機器が所望の無線機器でなければ、操作者の判断により次の無線機器の選択指定を自動的に行わせるという動作を繰り返す。
本発明の実施に用いる無線通信システムの一例を示す構成図である。 この無線通信システムにおける無線機器の内部構成の概略を示すブロック図である。 この無線通信システムにおける管理番地設定器のハードウェア構成の概略を示す図である。 この無線通信システムにおける管理番地設定器を用いて無線機器へ管理番地を設定する際の動作を示すシーケンス図である。 管理番地設定器における表示画面例を示す図である。 管理番地設定器の表示画面に表示された識別コードの一覧中から最上位の識別コードで示される無線機器を選択指定した状態を示す図である。 管理番地設定器の表示画面における識別コードの一覧中から次の識別コードで示される無線機器を選択指定した状態を示す図である。
符号の説明
1(1−1〜1−6)…無線機器、2…管理番地設定器、1A…CPU、1B…ROM、1C…RAM、1D…不揮発性メモリ、1E…無線送受信回路、1F…計測制御用入出力回路、1G…出力回路、1H…ブザー、1I…ランプ、1J…アンテナ、2−1…CPU、2−2…RAM、2−3…ROM、2−4…記憶装置、2−5…無線送受信部、2−6,2−7…インターフェイス、2−8…ディスプレイ、2−9…キーボード、2−10…マウス、2−11…アンテナ、BL1…送信電波強度の選択部、BL2…機種の選択部、BL3…識別コードの返送指令部、BL4…識別コード選択部、BL5…管理番地指定部、BT1…送信ボタン、PA1〜PA5…識別コード選択ボタン、PB1〜PB4…管理番地指定ボタン。

Claims (2)

  1. 無線機器に対して管理番地設定器より無線通信により管理番地を設定する無線機器への管理番地設定方法において、
    前記管理番地設定器より相手を特定せず、送信電波強度を予め定められている複数の種類から選択指定された所望の送信電波強度として、管理番地の設定を希望する無線機器の機種を予め定められている複数の機種から選択指定された所望の機種として、各無線機器に対してその無線機器に予め設定されている識別情報の返送指令を送信する第1ステップと、
    前記返送指令に応えて前記識別情報を返送してきた通信可能圏内の無線機器の一覧を前記管理番地設定器において作成する第2ステップと、
    前記識別情報を返送してきた通信可能圏内の無線機器の一覧から選択指定された無線機器の識別情報を前記管理番地設定器より相手を特定せず、各無線機器に対して送信する第3ステップと、
    前記管理番地設定器から送信されてきた識別情報と一致する識別情報が設定されている無線機器において自己の所在を報知する第4ステップと、
    前記識別情報を返送してきた通信可能圏内の無線機器の一覧中の所望の無線機器に対して指定された管理番地をその無線機器の識別情報とともに前記管理番地設定器より各無線機器に対して送信する第5ステップと、
    前記管理番地設定器より送信されてきた識別情報と一致する識別情報が設定されている通信可能圏内の無線機器においてその識別情報とともに送信されてきた管理番地を自己に割り当てられた管理番地として記憶する第6ステップと
    を備えることを特徴とする無線機器への管理番地設定方法。
  2. 無線機器と、この無線機器に対して無線通信により管理番地を設定する管理番地設定器とからなる無線機器への管理番地設定システムにおいて、
    前記管理番地設定器は、
    相手を特定せず、送信電波強度を予め定められている複数の種類から選択指定された所望の送信電波強度として、管理番地の設定を希望する無線機器の機種を予め定められている複数の機種から選択指定された所望の機種として、各無線機器に対してその無線機器に予め設定されている識別情報の返送指令を送信する手段と、
    前記返送指令に応えて前記識別情報を返送してきた通信可能圏内の無線機器の一覧を作成する手段と、
    前記識別情報を返送してきた通信可能圏内の無線機器の一覧から選択指定された無線機器の識別情報を相手を特定せず、各無線機器に対して送信する手段と、
    前記識別情報を返送してきた通信可能圏内の無線機器の一覧中の所望の無線機器に対して指定された管理番地をその無線機器の識別情報とともに各無線機器に対して送信する手段とを備え、
    前記無線機器は、
    前記管理番地設定器より送られてくる識別情報の返送指令に応えて自己に予め設定されている識別情報を返送する手段と、
    前記管理番地設定器より送られてくる識別情報を受信し、受信した識別情報と自己に設定されている識別情報とが一致した場合、自己の所在を報知する手段と、
    前記管理番地設定器より送られてくる識別情報を受信し、その識別情報と自己に設定されている識別情報とが一致した場合、その識別情報とともに送られてきた管理番地を自己に割り当てられた管理番地として記憶する手段と
    を備えることを特徴とする無線機器への管理番地設定システム。
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