JP4953617B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、被クリーニング体をクリーニングブレードによりクリーニングするクリーニング装置を有する画像形成装置に関する。
従来より、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置においては、感光体に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー像として可視像化する。そして、そのトナー像を中間転写体に転写し、その後に中間転写体上のトナー像を普通紙などの記録媒体に転写するものが知られている。この種の画像形成装置は、トナー像転写後の感光体や中間転写体に転写に寄与しなかったトナーが残留付着しているので、これを除去して回収するようにしている。かかる感光体や中間転写体等の被クリーニング体の表面をクリーニングするクリーニング装置として、弾性体よりなるクリーニングブレードを用いたクリーニング装置が知られている。
この種のクリーニング装置では、クリーニングブレードを支持するブレード支持部材として、クリーニングブレードを保持する強度を要することから、一般に金属からなる導電性部品が用いられている。装置駆動の際にこの導電性部品が接地されていず電荷を帯びた状態になると、ノイズが発生し画像形成装置の誤作動の原因となってしまう。そのため、クリーニング装置の接地をとることが検討されている。一方、クリーニング装置は、感光体や中間転写体よりも寿命が短いため、単独での脱着が可能な状態で接地を行う必要がある。
そこで、例えばクリーニング装置のブレード支持部材に、画像形成装置本体側に設けられ且つ接地された板バネを加圧接触させる方法が提案されている。この方法によれば、クリーニング装置の脱着性を損なわずにクリーニング装置の接地をとることが可能である。しかし、この方法では、板バネのブレード支持部材への接触加圧力が被クリーニング体に付与されるブレード圧に影響を与える虞がある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものである。その目的とするところは、クリーニング装置の脱着性を損なわず、かつクリーニングブレードが被クリーニング体に付与する加圧に影響を与えずに接地をとることができるクリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、被クリーニング体に加圧接触して該被クリーニング体上に残留するトナーを除去するクリーニングブレードを備えたクリーニング装置を有する画像形成装置において、上記被クリーニング体は無端ベルト状で構成され、ベルトに一定の張力を与えるべく、ベルト外側に向けた付勢力が軸受部材に与えられた加張ローラを含む複数の支持ローラで支持され、上記クリーニングブレードは該被クリーニング体を挟んで上記加張ローラに対向して配設され、上記クリーニングブレードの支軸の少なくとも一方が導電性を有し、上記クリーニング装置は、導電性を有する支軸が画像形成装置本体側に設けられ且つ接地された接地用導電性部材に接触することにより接地され、上記接地用導電性部材は、上記加張ローラの上記軸受部材に支持され、該軸部材が変位しても画像形成装置本体に設けられた本体側導電性部材との接触を維持できるように弾性部材で形成され、上記接地用導電性部材の弾性変形によって上記軸受部材に与える力F1は、上記付勢力F2に対して角度θで作用しているとき、F1・cosθとF2とが互いに同じ向きになるように構成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、被クリーニング体に加圧接触して該被クリーニング体上に残留するトナーを除去するクリーニングブレードを備えたクリーニング装置を有する画像形成装置において、上記被クリーニング体は無端ベルト状で構成され、ベルトに一定の張力を与えるべく、ベルト外側に向けた付勢力が軸受部材に与えられた加張ローラを含む複数の支持ローラで支持され、上記クリーニングブレードは該被クリーニング体を挟んで上記加張ローラに対向して配設され、上記クリーニングブレードの支軸の少なくとも一方が導電性を有し、上記クリーニング装置は、導電性を有する支軸が画像形成装置本体側に設けられ且つ接地された接地用導電性部材に接触することにより接地され、上記接地用導電性部材は、上記加張ローラの上記軸受部材に支持され、該軸部材が変位しても画像形成装置本体に設けられた本体側導電性部材との接触を維持できるように弾性部材で形成され、上記接地用導電性部材の弾性変形によって上記軸受部材に与える力F1は、上記付勢力F2に対して角度θで作用しているとき、F1・cosθの向きがF2の向きと異なり、かつ、F1・cosθの大きさがF2の大きさよりも小さくなるように構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記接地用導電性部材の弾性変形による力F1は、上記付勢力F2に対して角度θで作用しているとき、F1・cosθ<0.1・F2の関係を満たすことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一の画像形成装置において、上記導電性を有する支軸が導電性樹脂よりなることを特徴とする。
この発明によれば、クリーニングブレードの支軸の少なくとも一方が導電性を有しているので、この支軸から接地をとることが可能となる。このクリーニングブレードの支軸から接地をとっても、クリーニングブレードが被クリーニング体に付与する加圧には影響がない。また、このクリーニングブレードの支軸を画像形成装置本体側に設けられ且つ接地された接地用導電性部材に接触させてクリーニング装置の接地をとるようにすれば、クリーニング装置の脱着性を損なうことがない。
本発明によれば、クリーニング装置の脱着性を損なわず、かつクリーニングブレードが被クリーニング体に付与する加圧に影響を与えずに接地をとることができるクリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置を提供できるという優れた効果がある。
以下、本発明を画像形成装置である複写機に適用した場合の実施形態について説明する。図1は、いわゆるタンデム型間接転写方式を採用した複写機の内部構成を示す構成図である。この複写機は、図1に示すように、中央にドラム状の感光体1(1a、1b、1c、1d)が図中矢印方向に回転可能に配設される。この感光体1の周囲には、感光体1の表面を除電する除電装置2,感光体1の表面を一様に帯電する帯電装置3、レーザ光による光書き込みをおこなって感光体1の帯電部分に静電潜像を形成する露光装置4、この静電潜像を現像する現像装置5がそれぞれ配設される。また、感光体1の周囲には、転写後の感光体1表面をクリーニングするクリーニング装置6がそれぞれ配設される。この複写機は、感光体1を4個用いた、いわゆるタンデム方式を採用しており、それぞれの感光体1の周囲に設けられる画像形成用の部品構成は、現像装置6が扱う色材(トナー)の色が異なる以外は同じである(同一構成部品には、同一符号を付し、説明を省略する)。
上記感光体1の上方には、中間転写ユニット10が設けられている。図2は、中間転写ユニットの概略構成を示す構成図である。図2に示すように、中間転写ユニット10では、被クリーニング体である中間転写ベルト11がテンションローラ12,駆動ローラ13,支持ローラ14、15に掛け回されて図中反時計回りに回転駆動される。中間転写ベルト11は、多層構造となっており、ベース層を例えば伸びの少ないフッ素樹脂やPVDシート、ポリイミド系樹脂でつくり、表面をフッ素系樹脂等の平滑性のよいコート層で被ってなる。また、中間転写ベルト11を挟んで感光体1に対向する位置には、感光体1上に形成されたトナー像を中間転写ベルト11に転写する転写ローラ16がそれぞれ配設される。また、テンションローラ12の左方には、後述する2次転写装置20による転写後に中間転写ベルト11上に残留する残留トナーを除去する中間転写ベルトクリーニング装置20が配設される。テンションローラ12は、中間転写ベルト11に一定の張力を付与する働きをもつとともに、クリーニング対向ローラも兼ねていることになる。クリーニング装置20は中間転写体11に比べて短寿命である理由から後述するように単独で脱着が可能である。
また、上記中間転写ベルト11を挟んで支持ローラ14に対向する位置には、2次転写装置30が配設される。2次転写装置30は、2次転写ベルト31が支持ローラ32、33、34,35間に掛け渡されて図中時計回り回転駆動され、中間転写体11を介して支持ローラ14に押し当てて配置され、中間転写ベルト11上の画像を記録紙Pに転写する。上記2次転写装置として、2次転写ローラを用いるものもある。また、この2次転写装置30の左方には、画像転写後の2次転写ベルト31上に残留するトナー等を除去する2次転写ベルトクリーニング装置36が設けられる。
記録紙Pは、図中の下方の給紙カセット40a、40bに収納されており、最上の記録紙Pが給紙ローラ41で一枚づつ給紙路42を経てレジストローラ対43に搬送される。また、上記2次転写装置30の上には、記録紙P上の転写画像を定着する定着装置50、排紙ガイド対51、排紙ローラ対52、排紙スタック部53が配設される。定着装置50は、定着ローラに加圧ローラを押し当てて構成する。なお、上述した2次転写装置30には、画像転写後の記録紙Pをこの定着装置50へと搬送するシート搬送機能も備えてなる。もちろん、2次転写装置30として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、このシート搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
上記構成の複写機において、不図示のスタートスイッチを押すと、不図示の駆動モータで駆動ローラ13を回転駆動して他のローラ12,14,15を従動回転し、中間転写体11を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段でその感光体1を回転して各感光体1上にそれぞれ、ブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト11の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写ベルト11上に合成カラー画像を形成する。一方、不図示のスタートスイッチを押すと、給紙ローラ41の1つを選択回転し、給紙カセット40の1つから記録紙Pを1枚づつ繰り出して給紙路42に入れ、レジストローラ対43に突き当てて止める。そして、中間転写ベルト11上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ対43を回転し、中間転写ベルト11と2次転写装置30との間に記録紙Pを送り込み、2次転写装置30で転写して記録紙P上にカラー画像を記録する。画像転写後の記録紙Pは、2次転写装置30で搬送して定着装置50へと送り込み、定着装置50で熱と圧力とを加えて転写画像を定着した後、排紙ガイド対51を通って排出ローラ52によって排出され、排紙トレイ53上にスタックされる。一方、画像転写後の中間転写ベルト11は、中間転写ベルトクリーニング装置20によって画像転写後に中間転写ベルト11上に残留する残留トナーが除去され、タンデム画像形成装置による再度の画像形成に備える。また、画像転写後の2次転写ベルト21は、2次転写ベルトクリーニング装置30によって画像転写後に2次転写ベルト11上に残留する残留トナーが除去される。
次に、本実施形態に係る複写機の特徴部となる中間転写ベルトクリーニング装置20について説明する。図3は、中間転写ベルトクリーニング装置20の概略構成を示す構成図である。図3に示すように、中間転写ベルトクリーニング装置20は、クリーニング部材であるクリーニングブレード21を備える。クリーニングブレード21は一端が図示しない付勢手段により付勢されるブラケット23に貼り付けられ、他端(自由端)が中間転写ベルト11に加圧接触するようになっている。ブラケット23は、クリーニングブレード21を支持する強度を要することから金属材料から構成され、クリーニング装置25の外側から取り付けられた支軸24によって保持されている。また、テンションローラ12は、クリーニング対向ローラとして作用しており、ベルト加張用スプリング17によって中間転写ベルト11に張力を付与している。
図4は、中間転写ベルトクリーニング装置の接地方法を説明する斜視図である。図4に示すように、上記中間転写ベルトクリーニング装置20において装置本体への装着方向前方側(装着方向下流側)に設けられた支軸24は、導電性を有する材料から構成される。一方、装置本体側では、テンションローラ12の軸受12aに支持されるとともに、先端が本体側導電性部材、例えば中間転写ベルト11に付随する上部ガイド板19を経て接地されている板バネ18が設けられている。中間転写ベルトクリーニング装置20が装置本体に装着されている際には、クリーニングブレード21の支軸24の接触面24と板バネ18の突起部18aとが接触することにより、中間転写ベルトクリーニング装置20の接地がされることになる。中間転写ベルト11の接地は上部ガイド板19を介して行うため、中間転写ベルトクリーニング装置20の接地もこのルートで接地をとることにする。
ここで、上記クリーニングブレード21の導電性を有する支軸24は、板バネ18の突起部18aと接触面積が大きくなるように先端部に平面状の接触面24aが形成されている。上記支軸24は、板バネ18との接触や他部品との干渉を考慮し、複雑な形状であっても容易に作ることができるように、導電性樹脂から構成するとよい。また、導電性を有する支軸24を装着方向前方側に設けることにより、画像形成装置本体の奥側(開口する側とは反対側)に設けられた板バネ18と接触させて接地をとることになるので、中間転写ベルトクリーニング装置20の脱着性を損なうことがない。また、中間転写ベルトクリーニング装置20を抜き取った場合にも、中間転写ベルトクリーニング装置20において板バネ18がむき出しの状態になることがなくユーザーの手に触れることもないので、安全性にも優れる。なお、クリーニングブレード21のもう一方の支軸(図示せず)、即ち装着方向後方側(装着方向上流側)の支軸は、接地をとらないので必ずしも導電性を有する必要はない。
また、上記中間転写ユニット10において、テンションローラ12が変動するとそれに応じてクリーニングブレード21も変動する。しかし、板バネ18はテンションローラ12の軸受12aに支持され、変動する系の内部に組み込まれているので、テンションローラ12の変動による板バネ18と支軸24との接触不良を防ぐことができる。さらに、板バネ18が上部ガイド板19との接触で受ける力をF1とすると、この板バネ押し付け力F1は、ベルト用加張プリング17のベルト加張力F2からとるとよい。図4では、板バネ押し付け力F1の方向がベルト加張力F2が作用する方向に対して角度θ傾き、板バネ押し付け力F1とベルト加張力F2とが打ち消し合う向きで記載しているが、F1・cosθとF2とが互いに同じ向きになるようにするとよい。これにより、中間転写ベルトクリーニング装置20の接地をとる際、支軸24とベルト加張スプリング17とを繋ぐ板バネ18以外は不要であり、コストダウンにつながる。またベルト加張力F2以外の力がベルト加張スプリング17に作用することがないので、中間転写ベルト11に対して安定したベルトテンションを与えることができる。特に、ベルト加張スプリング17だけでは中間転写ベルト11を加張できな場合に有効である。
一方、各部品の形状やスペースなどの制約から、図4に示すように押し付け力F1の向きがベルト加張力F2の向きと異なるように作用していたとしても、押し付け力F1・cosθがベルト加張力F2に比べて十分小さければ問題なく使用できる。ベルト加張用スプリング17が微小に縮んだとしても、板バネ18と上部ガイド板19との接触不良を防ぐことができる。具体的には、スプリング圧の公差は通常10%であるため、上記板バネ押しつけ力F1の方向がベルト加張力F2が作用する方向に対して角度θ傾いているとすると、F1・cosθ<0.1・F2となるようにするとよい。板バネ押し付け力F1はベルト加張力F2に比べると無視できるほど小さいと判断できる。
以上、本実施形態に係る中間転写ベルトクリーニング装置20によれば、クリーニングブレード21の支軸24が導電性を有することから、この支軸24から接地をとることが可能となる。接地の対象は主に金属からなるブラケット23であるが、ブラケット23に直接板バネ18を接触させるとクリーニングブレード21の加圧に影響を与える虞がある。これに対し、クリーニングブレード21の支軸24から接地をとれば、クリーニングブレード21の加圧に影響を与えることがない。
また、本実施形態に係る中間転写ベルトクリーニング装置20によれば、支軸24を導電性材料で構成している。そのため、支軸24が接地用導電性付勢部材である板バネ18との接触や他の部品との干渉等を考慮して例え複雑な形状となる場合であっても容易につくることができる。
また、本実施形態に係る複写機によれば、中間転写ベルトクリーニング装置20の導電性を有する支軸24と装置本体側の接地された板バネ18とを接触させることにより、中間転写ベルトクリーニング装置20の接地をとっている。このような構成によれば、中間転写ベルトクリーニング装置20の脱着性を損ねることがない。また、中間転写ベルトクリーニング装置20を抜き取った場合にでも、板バネが剥き出しの状態になることがなく、安全性にも優れる。
また、本実施形態に係る複写機によれば、板バネ18が加張ローラであるテンションローラ12の軸受12aに支持されている。そのため、テンションローラ12の変動による板バネ18と支軸24との接触不良を防ぐことができる。
また、本実施形態に係る複写機によれば、板バネ18の付勢力、すなわち板バネ押し付け力F1がテンションローラ12のベルト加張力F2の一部となっている。そのため、中間転写ベルトクリーニング装置20の接地をとる際、板バネ18とベルト加張用スプリング17とを繋ぐ板バネ18以外は不要となり、コストダウンにつながる。また、ベルト加張用スプリング17にベルト加張力F2以外の力が作用することがないので、中間転写ベルト11に安定した加張力を与えることができる。
また、本実施形態に係る複写機によれば、板バネ押し付け力F1がベルト加張力F2とは異なる向きに作用してもベルト加張力F2に対して小さければ、ベルト加張用スプリング17の微小な縮みに対する板バネ18と支軸24との接触不良を防止することが可能となる。
また、本実施形態に係る複写機によれば、板バネ押し付け力F1がベルト加張用スプリング17のスプリング公差より小さければ、板バネ押し付け力F1の大きさはベルト加張力F2の大きさに比べると無視できるほど小さいと判断できる。
なお、本実施形態に係るクリーニング装置においては、中間転写ユニット10の中間転写ベルトクリーニング装置20について説明したが、必ずしもこれに限定されない。例えば、像担持体である感光体のクリーニング装置に適用してもよい。また、被クリーニング体として無端ベルト状の中間転写ベルト11に適用した場合について説明したが、例えばドラム状の被クリーニング体であってもよい。
本実施形態に係る複写機の内部構成を示す構成図。 同複写機の中間転写ユニットの構成を示す構成図。 同中間転写ユニットの中間転写ベルトクリーニング装置の構成を示す構成図。 同中間転写ベルトクリーニング装置の接地方法を説明する斜視図。
符号の説明
1 感光体
10 中間転写ユニット
11 中間転写ベルト
12 テンションローラ
17 ベルト加張用スプリング
18 板バネ
19 上部ガイド板
20 中間転写ベルトクリーニング装置
21 クリーニングブレード
23 ブラケット
24 支軸

Claims (4)

  1. 被クリーニング体に加圧接触して該被クリーニング体上に残留するトナーを除去するクリーニングブレードを備えたクリーニング装置を有する画像形成装置において、
    上記被クリーニング体は無端ベルト状で構成され、ベルトに一定の張力を与えるべく、ベルト外側に向けた付勢力が軸受部材に与えられた加張ローラを含む複数の支持ローラで支持され、
    上記クリーニングブレードは該被クリーニング体を挟んで上記加張ローラに対向して配設され、
    上記クリーニングブレードの支軸の少なくとも一方が導電性を有し、
    上記クリーニング装置は、導電性を有する支軸が画像形成装置本体側に設けられ且つ接地された接地用導電性部材に接触することにより接地され、
    上記接地用導電性部材は、上記加張ローラの上記軸受部材に支持され、該軸部材が変位しても画像形成装置本体に設けられた本体側導電性部材との接触を維持できるように弾性部材で形成され、上記接地用導電性部材の弾性変形によって上記軸受部材に与える力F1は、上記付勢力F2に対して角度θで作用しているとき、F1・cosθとF2とが互いに同じ向きになるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 被クリーニング体に加圧接触して該被クリーニング体上に残留するトナーを除去するクリーニングブレードを備えたクリーニング装置を有する画像形成装置において、
    上記被クリーニング体は無端ベルト状で構成され、ベルトに一定の張力を与えるべく、ベルト外側に向けた付勢力が軸受部材に与えられた加張ローラを含む複数の支持ローラで支持され、
    上記クリーニングブレードは該被クリーニング体を挟んで上記加張ローラに対向して配設され、
    上記クリーニングブレードの支軸の少なくとも一方が導電性を有し、
    上記クリーニング装置は、導電性を有する支軸が画像形成装置本体側に設けられ且つ接地された接地用導電性部材に接触することにより接地され、
    上記接地用導電性部材は、上記加張ローラの上記軸受部材に支持され、該軸部材が変位しても画像形成装置本体に設けられた本体側導電性部材との接触を維持できるように弾性部材で形成され、上記接地用導電性部材の弾性変形によって上記軸受部材に与える力F1は、上記付勢力F2に対して角度θで作用しているとき、F1・cosθの向きがF2の向きと異なり、かつ、F1・cosθの大きさがF2の大きさよりも小さくなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    上記接地用導電性部材の弾性変形によって上記軸受部材に与える力F1は、上記付勢力F2に対して角度θで作用しているとき、F1・cosθ<0.1・F2の関係を満たすことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一の画像形成装置において、
    上記導電性を有する支軸が導電性樹脂よりなることを特徴とする画像形成装置。
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