JP5097719B2 - 基地局制御装置及び基地局制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局制御装置及び基地局制御方法に関する。
近年、日本国内の携帯電話サービスにおいては、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)およびCDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)に代表されるIMT−2000(International Mobile Telecommunications 2000)と称される第3世代移動通信システムが普及してきている。さらに、そのIMT−2000の高度化システムおよびIMT−2000の次世代システムとして、IMT−Advancedと称される第4世代移動通信システムに関する標準規格が策定されつつある。
IMT−Advancedは、低速移動時に1Gbpsの伝送速度を、高速移動時には100Mbpsの伝送速度をそれぞれ実現することを目標としている。このような高速通信を実現するためには、広帯域な周波数帯を使用した通信方式を利用することが必要になるが、そのような通信方式の一つとして、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)方式が知られている。OFDMA方式は、広帯域の周波数帯をサブキャリアと称する直交した狭帯域に分割し、各サブキャリアで情報を伝送する方式である。このOFDMA方式によれば、無線装置で生じる周波数特性をサブキャリア毎に補正したり、又、伝送路で生じる周波数特性の時間変動に対して適応的に周波数多重伝送および周波数分割多元接続を行ったりすることができることから、広帯域通信を実現する有力な伝送方式の一つとして注目されている。
また、複数のアンテナを用いた伝送路マルチ化(Multiple Input Multiple Output:MIMO)技術は、送信側の複数のアンテナから個別に送信された信号を受信側の複数のアンテナで受信し、その受信信号から空間信号分離することで周波数利用効率の向上を図る技術として注目されている。
セルラ移動通信システムは、複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリア(セル)によって連続的な通信サービスエリアを構築するものであるが、セルラ移動通信システムに対し、OFDMA方式やMIMO技術を用いた通信方式を適用する場合、使用可能な周波数領域の制限により、全周波数帯域を各セルに割当てる指針が考えられる。この場合、基地局近傍に位置する移動局については、通信基地局からの所望信号が高いレベルで受信できると共に、隣接する基地局からの無線信号が距離減衰によりレベル低下するため、高い通信品質を確保でき、広帯域通信の効果としてユーザスループットの高速化が期待できる。しかし、セル境界に位置する移動局については、所望信号のレベルが距離減衰により低下するだけでなく、隣接基地局の無線信号が通信信号と同レベルの干渉信号となり、通信品質を大きく劣化させるため、広帯域通信の効果が十分に得られないという課題がある。この課題は、移動局よりも基地局の送信電力が大きいため、特に下り回線(基地局から移動局方向の回線)で顕著になる。
その課題に対し、例えば特許文献1,2,3に対処方法が開示されている。この従来技術では、複数の基地局を制御する基地局コントローラを設け、基地局コントローラが、セル境界にいる移動局に対し複数の基地局が連携してMIMO技術等を用いた通信を行うように、複数の基地局を制御する。
特開2007−134844号公報 特開2007−043332号公報 国際公開第2006/016485号パンフレット
しかし、上述した従来技術では、セルラ移動通信システム全体の無線リソースの効率的な利用を図ることが課題である。セル境界にいる移動局に対し複数の基地局が連携してMIMO技術等を用いた通信を行うと、その瞬間は該複数の基地局の無線リソースを当該移動局が占有することになるので、セルラ移動通信システム全体としては無線リソースの利用効率が低下する。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、複数の基地局が連携して一移動局と通信することで移動局個々の通信品質の向上を図ると共に、セルラ移動通信システム全体の無線リソースの利用効率の向上を図ることのできる基地局制御装置及び基地局制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る基地局制御装置は、複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリアによって連続的な通信サービスエリアを構築するセルラ移動通信システムにおいて、複数の基地局を制御する基地局制御装置であって、移動局間の無線リソース割当に関する公平さの尺度と、複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度とを含む評価値を移動局毎に算出する評価値算出手段と、前記評価値に基づいて、無線リソースを割り当てる移動局を選択する移動局選択手段と、該選択された移動局に割り当てる無線リソースを、該移動局と通信を行う基地局で確保する無線リソース割当手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る基地局制御装置においては、前記評価値に対し、さらに平均通信速度の要求値に対する達成度の尺度を含めることを特徴とする。
本発明に係る基地局制御装置においては、前記平均通信速度の要求値は、セル境界で得たい平均通信速度の要求値であることを特徴とする。
本発明に係る基地局制御装置においては、前記公平さの尺度は、瞬時通信速度を平均通信速度で除した値に基づくことを特徴とする。
本発明に係る基地局制御装置においては、前記コストの尺度は、一移動局が占有する無線リソース量が多いほどコスト増となることを特徴とする。
本発明に係る基地局制御方法は、複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリアによって連続的な通信サービスエリアを構築するセルラ移動通信システムにおいて、複数の基地局を制御する基地局制御方法であって、移動局間の無線リソース割当に関する公平さの尺度と、複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度とを含む評価値を移動局毎に算出するステップと、前記評価値に基づいて、無線リソースを割り当てる移動局を選択するステップと、該選択された移動局に割り当てる無線リソースを、該移動局と通信を行う基地局で確保するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、複数の基地局が連携して一移動局と通信することで移動局個々の通信品質の向上を図ると共に、セルラ移動通信システム全体の無線リソースの利用効率の向上を図ることができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態に係るセルラ移動通信システムの概略構成図である。 同実施形態に係るセル構成の例である。 本発明に係る基地局制御方法の実施例1のフローチャートである。 同実施例1に係る論理リソーステーブルの概念図である。 本発明に係る基地局制御方法の実施例2のフローチャートである。 同実施例2に係るセルラ移動通信システムの通信エリアの区分けの例である。 同実施例2に係る論理リソーステーブルのクラスタ化の例である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るセルラ移動通信システムの概略構成図である。図1において、セルラ移動通信システムは、各々セルを提供する複数の基地局1、基地局1に無線接続して通信する移動局(ユーザ端末)2、及び、複数の基地局1を制御する基地局コントローラ10を有する。図1には、2台の基地局1(基地局識別子がA,Bであるもの)並びに、基地局1(A)が提供するセル3A及び基地局1(B)が提供するセル3Bが、例示されている。
各基地局1は、バックボーンネットワーク4を介してコアネットワーク5に接続される。バックボーンネットワーク4及びコアネットワーク5は、それぞれルータ6を有する。基地局コントローラ10は、バックボーンネットワーク4内に設けられ、各基地局1と有線で接続される。
本実施形態に係るセルラ移動通信システムにおいて、基地局1及びユーザ端末2は複数のアンテナを備え、基地局1とユーザ端末2が、1対1で通信する場合も、複数の基地局1が連携してユーザ端末2と通信する場合も、MIMO技術を用いた伝送(MIMO伝送)を行うことが可能である。MIMO伝送の種類(MIMOモード)としては、最大比合成送信ダイバーシチ等の送信ダイバーシチ、時空間符号化、固有ビーム空間多重方式等の空間多重、及び、それらの組合せなどがある。
また、本実施形態に係るセルラ移動通信システムにおいて、基地局1とユーザ端末2間の多元接続方式にはOFDMA方式を用いる。本実施形態では、論理的な無線リソースと物理的な無線リソースとの対応関係(マッピングの仕方)は、全ての基地局で共通であるとする。OFDMAとMIMO伝送を利用する場合、無線リソースは、時間領域と周波数領域と空間領域とから構成される。一ユーザ端末2に対し複数の基地局1が連携したMIMO伝送を行う場合、それら基地局には同じ無線リソースを割り当てる必要がある。
基地局コントローラ10は、制御対象の基地局1の情報及び該基地局1に接続するユーザ端末2の情報を各基地局1から取得する。基地局コントローラ10は、制御対象の基地局1の全てついて、その無線リソースの割当を一括で行う。基地局コントローラ10は、無線リソース割当結果を各基地局1へ送信する。
図2は、本実施形態に係るセル構成の例である。図2の例では、セル内をセクタに分割していないが、本発明はセル内をセクタに分割する場合にも適用可能である。図2において、各基地局1(A〜G)は、基地局コントローラ10と有線で通信可能である。各基地局1(A〜G)は、それぞれセル3A〜3Gを提供する。ユーザ端末2は、在圏するセルの基地局1と無線接続し、通信することができる。複数のセルの重複部分(セル境界)に在るユーザ端末2は、その複数のセルの基地局1と無線接続し、通信することができる。さらに、セル境界に在るユーザ端末2は、複数の基地局1が連携したMIMO伝送により、下り回線の通信を行うことができる。
以下、本実施形態の実施例を説明する。なお、以下の説明において、「シングルサイト接続」とは一ユーザ端末と一基地局で1対1の通信を行うことを指し、「マルチサイト接続」とは一ユーザ端末と複数の基地局で1対多の通信を行うことを指す。
図3は、本発明に係る基地局制御方法の実施例1のフローチャートである。以下、図3を参照して実施例1を説明する。
ステップS1:ユーザ端末2のMIMOモード等を決定する。ユーザ端末2のMIMOモード等の決定方法としては、以下の二通りの方法1,2が挙げられる。
(方法1)
ユーザ端末2が、接続先の基地局(以下、接続基地局と称する)1と、接続基地局1以外で自端末の周辺に在る基地局(以下、周辺基地局と称する)1とについて、無線受信品質を取得する。そして、ユーザ端末2が、その無線受信品質を用いて、基地局1の連携の有無、連携有の場合には連携する基地局(以下、連携基地局と称する)1の組合せ、及び、MIMOモードを決定する。ユーザ端末2は、基地局1の連携の有無、連携有の場合には連携基地局1の組合せ、及び、MIMOモードを、接続基地局1を介して基地局コントローラ10へ通知する。
(方法2)
ユーザ端末2が、接続基地局1と周辺基地局1とについて、無線受信品質を取得する。ユーザ端末2は、接続基地局1と周辺基地局1の各無線受信品質を、接続基地局1を介して基地局コントローラ10へ通知する。そして、基地局コントローラ10が、ユーザ端末2毎に、その無線受信品質を用いて、基地局1の連携の有無、連携有の場合には連携基地局1の組合せ、及び、MIMOモードを決定する。
無線受信品質は、無線区間における受信品質を表す情報である。無線受信品質としては、例えば、搬送波対干渉波及び雑音電力比(Carrier to Interference and Noise power Ratio:CINR)、受信信号強度(Received Signal Strength Indicator:RSSI)などが利用可能である。
なお、CINRの測定においては、所望基地局を決める際、各基地局1に係るRSSI及び基地局1間のRSSIの差に対してそれぞれ基準値を設定し、基準値を満たすRSSI及びRSSI差を持つ基地局1を所望基地局とする。そして、所望基地局とそれ以外の基地局1の組毎に、CINRの測定を行う。ここで、複数の基地局1が連携した通信を行う場合、該複数の基地局1を所望基地局としてCINRの測定を行う。
また、基地局1の連携の有無の判断およびMIMOモードの決定は、例えば、各基地局1に係るRSSIと基地局1間のRSSIの差などを用いて行う。このとき、基地局1の連携の有無の判断方法として、例えば、RSSIの閾値Tha,Thb(但し、Thb<Tha)を設定し、RSSIが閾値Tha以上である基地局1を連携対象としてもよい。さらに、RSSIが閾値Thb以上閾値Tha未満である基地局1が、当該基地局連携通信に割当てられる無線リソースにおいて、当該基地局連携通信に対し干渉を抑制するため、電波を送信しないようにしてもよい。この場合、干渉の抑制のために電波を送信しない基地局1も、実際にユーザ端末2と通信する基地局1と共に、当該基地局連携通信に係る連携基地局に含める。
ステップS2:基地局コントローラ10が、ステップS1でMIMOモード等が決定されたユーザ端末2の中から、割当対象の無線フレームに係る無線リソースを割り当てるユーザ端末2を選択する。このユーザ端末選択方法を説明する。
まず、ステップS1でMIMOモード等が決定されたユーザ端末(以下、選択対象ユーザ端末と称する)2毎に、(1)式により評価値M(t)を計算する。そして、評価値M(t)が最大である選択対象ユーザ端末2を、無線リソースを割り当てる対象(以下、選択ユーザ端末と称する)として決定する。なお、選択ユーザ端末2に対して実際に無線リソースが割り当てられる度に、各選択対象ユーザ端末2の評価値M(t)は再計算される。
Figure 0005097719
但し、iは選択対象ユーザ端末2の識別子、tは(1)式の計算時刻である。Rinst(i)(t)は時刻tにおける識別子iの選択対象ユーザ端末2に係る瞬時通信速度である。Raverage(i)(t)は時刻tにおける識別子iの選択対象ユーザ端末2に係る平均通信速度である。αはフェアネスファクター(デフォルト値は1)である。costはコスト関数の値である。penaltyはペナルティ関数の値である。
ここで、評価値M(t)の計算式である(1)式について説明する。
(1)式において「Rinst(i)(t)/[Raverage(i)(t)]α」は、選択対象ユーザ端末2の間の無線リソース割当に関する公平さ(フェアネス)の尺度である。Raverage(i)(t)は(2)式又は(3)式により計算する。(2)式は、前回のユーザ端末選択の結果、実際に無線リソースが割り当てられた選択対象ユーザ端末2に対して使用する。(3)式は、前回のユーザ端末選択の結果、無線リソースが割り当てられなかった選択対象ユーザ端末2に対して使用する。
Figure 0005097719
Figure 0005097719
但し、βは時定数である。
(1)式において「1/cost」は、基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度である。コスト関数costの値は予め設定しておく。コスト関数costの値の例を示す。
連携基地局数が3の場合において、全連携基地局がユーザ端末と通信するときは、cost=3、とする。
連携基地局数が3の場合において、2つの連携基地局がユーザ端末と通信し、残りの1つの連携基地局は当該基地局連携通信用の無線リソースで電波を送信しないときは、cost=2.5、とする。
連携基地局数が2の場合において、全連携基地局がユーザ端末と通信するときは、cost=2、とする。
連携基地局数が2の場合において、1つの連携基地局がユーザ端末と通信し、残りの1つの連携基地局は当該基地局連携通信用の無線リソースで電波を送信しないときは、cost=1.5、とする。
基地局連携を行わない場合は、cost=1、とする。
このように、一ユーザ端末2が占有する無線リソース量の多い場合ほど、コスト関数costの値が大きくなるようにする。「1/cost」によって、セルラ移動通信システム全体の無線リソースの利用効率を考慮することができる。
(1)式において「penalty」は、ユーザ端末2からの平均通信速度の要求値Rreqに対する達成度の尺度である。この要求値Rreqとして、セル境界で得たい平均通信速度の要求値としてもよい。ペナルティ関数penaltyの値は、(4)式により計算する。
Figure 0005097719
但し、k及びnは定数(正の値)である。なお、(k,n)=(1,0)とすると、ペナルティ関数penaltyの値は、平均通信速度Raverage(i)(t)とは無関係に、常に、1となる。この場合は、ペナルティ関数penaltyを評価値M(t)に含めないことと等価である。
説明を図3に戻す。
ステップS3:基地局コントローラ10が、ステップS2で選択された選択ユーザ端末2に対し、ステップS1で決定された基地局連携の有無、連携有の場合には連携基地局1の組合せ、及び、MIMOモードに基づいて、無線リソースが割り当て可能か否かを判断する。例えば、連携基地局数が2である場合、各連携基地局1が同一の未割当の無線リソースを有していないと、選択ユーザ端末2に対して無線リソースを割り当てることができない。ステップS3の結果、無線リソースが割り当て可能ならばステップS4に進み、一方、無線リソースが割り当て不可能ならば選択ユーザ端末2に無線リソースを割り当てず、ステップS2に戻る。
ステップS4:基地局コントローラ10が、選択ユーザ端末2がシングルサイト接続を行うのか、もしくはマルチサイト接続を行うのかを判断する。選択ユーザ端末2がシングルサイト接続を行う場合には(ステップS4、YES)、ステップS5に進み、一方、マルチサイト接続を行う場合には(ステップS4、NO)、ステップS6に進む。
ステップS5:基地局コントローラ10が、シングルサイト接続を行う選択ユーザ端末2の情報をメモリに保持する。ここで保持される情報は、選択ユーザ端末2の識別子、選択ユーザ端末2に必要な無線リソース量などの情報である。
図4は、本実施例1に係る論理リソーステーブルの概念図である。基地局コントローラ10は、制御対象の基地局1毎に、論理リソーステーブルを有する。論理リソーステーブルは、一無線フレームにおける無線リソースの割り当て結果を保持するためのものである。図4において、横軸は時間軸であってOFDMAシンボル単位の刻みである。縦軸は周波数軸であってサブキャリア単位の刻みである。所定のサブキャリア数n×所定のOFDMAシンボル数mからなる矩形領域に相当する無線リソース量のことを、スロットと称する。スロットは、OFDMAシンボル数mの整数倍が一無線フレームのOFDMAシンボル数となるように定義される。無線リソースの割り当ては、スロット単位で行われる。
ステップS5では、まだ、選択ユーザ端末2に割り当てるスロットの論理リソーステーブルへのマッピング(どの無線リソース領域を選択ユーザ端末2に割り当てるかの記録)を行わないが、選択ユーザ端末2に必要な無線リソース量を確保するために、基地局コントローラ10が、選択ユーザ端末2に必要な無線リソース量に相当するスロット数をメモリに記憶すると共に、選択ユーザ端末2とシングルサイト接続する基地局1の割当可能スロット残数から選択ユーザ端末2に割り当てるスロット数を減算する。
ステップS6:基地局コントローラ10が、マルチサイト接続を行う選択ユーザ端末2に必要な無線リソース量に相当するスロット数分を、該選択ユーザ端末2とマルチサイト接続する各連携基地局1の論理リソーステーブルにおいて同じ無線リソース領域にマッピングする。これにより、マルチサイト接続を行う選択ユーザ端末2に必要な無線リソース量が、該当する各連携基地局1において確保される。
ステップS7:ステップS5またはステップS6の後、基地局コントローラ10は、制御対象の各基地局1の論理リソーステーブルを参照し、まだ割り当て可能な無線リソースが残っているかを調べる。この結果、割り当て可能な無線リソースが残っている場合にはステップS2に戻り、一方、割り当て可能な無線リソースがない場合にはステップS8に進む。
ステップS8:基地局コントローラ10が、ステップS5で保持した情報に基づいて、シングルサイト接続を行う選択ユーザ端末2に割り当てるスロット数分を、該選択ユーザ端末2とシングルサイト接続する基地局1の論理リソーステーブルにおいてマッピングする。これにより、シングルサイト接続を行う選択ユーザ端末2に必要な無線リソース量が、該当する基地局1において確保される。
このように、論理リソーステーブルへのマッピングは、マルチサイト接続分を先に行い、その後、シングルサイト接続分を行うことにより、無線リソースを効率的に利用することが可能となる。これは、マルチサイト接続分は複数の連携基地局1で共通の無線リソースを確保しなければならないが、シングルサイト接続分は単独の基地局1で未割り当ての無線リソースを割り当てればよく、シングルサイト接続分のほうが無線リソース割当の自由度が大きいからである。
基地局コントローラ10は、制御対象の各基地局1に対し、該当する論理リソーステーブルの無線リソース割当結果を送る。
上述したように本実施例1によれば、ユーザ端末間の無線リソース割当に関する公平さの尺度と、基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度とを含む評価値に基づいて、無線リソースを割り当てるユーザ端末を選択する。これにより、複数の基地局が連携して一移動局と通信することで移動局個々の通信品質の向上を図ると共に、セルラ移動通信システム全体の無線リソースの利用効率の向上を図ることができるという効果が得られる。
また、無線リソースを割り当てるユーザ端末を選択する際に使用する評価値に対し、さらに平均通信速度の要求値に対する達成度の尺度を含めることにより、平均通信速度についてのユーザ満足度を考慮して、無線リソースを割り当てるユーザ端末を選択することができる。また、その平均通信速度の要求値として、セル境界で得たい平均通信速度の要求値を設定することにより、通信品質が劣化しやすいセル境界でのユーザ満足度を考慮することができる。
図5は、本発明に係る基地局制御方法の実施例2のフローチャートである。以下、図5を参照して実施例2を説明する。
ステップS21:ユーザ端末2のMIMOモード等を決定する。このユーザ端末2のMIMOモード等の決定方法は、実施例1と同様であり、その説明を省略する。
ステップS22:基地局コントローラ10が、制御対象の各基地局1の論理リソーステーブルのクラスタ化を行う。
ここで、図6を参照して、論理リソーステーブルのクラスタ化を説明する。図6は、本実施例2に係るセルラ移動通信システムの通信エリアの区分けの例である。図6において、セルラ移動通信システムの通信エリアは、シングルサイト接続エリア(Area0)とマルチサイト接続エリア(Area1〜15(図6中の丸数字1〜6でArea1〜6を示し、四角数字7〜15でArea7〜15を示す))とに分割される。マルチサイト接続エリアは、3つの基地局1が連携可能な3基地局連携エリア(Area1〜6(図6中の丸数字1〜6のエリア)と、2つの基地局1が連携可能な2基地局連携エリア(Area7〜15(図6中の四角数字7〜15のエリア)とに分けられる。なお、マルチサイト接続エリアを15個のエリア(Area1〜15)に分割する理由は、連携基地局1の組合せが異なるからである。
図6の例では、エリア配置は、α、β、γの3つのパターンの組合せで構成される。これにより、α、β、γの3つのパターンで面的に展開すれば、シングルサイト接続エリアとマルチサイト接続エリアに対し、矛盾なく、無線リソースを割当てることが可能である。
図7は、図6のエリア配置に基づいた論理リソーステーブルのクラスタ化の例である。図7において、1個のシングルサイト接続エリア(Area0)と15個のマルチサイト接続エリア(Area1〜15)とのそれぞれに対し、論理サブチャネルが設けられる。論理サブチャネルは、当該エリアに割り当てられたサブキャリアの集合である。1個の論理サブチャネルは、スロットを構成するサブキャリア数nの整数倍とする。
シングルサイト接続エリア(Area0)に在るユーザ端末2に対して無線リソースを割当てる場合には、当該エリアの基地局1のみの無線リソースを考慮すればよく、他の基地局1の無線リソースを考慮する必要がない。一方、マルチサイト接続エリア(Area1〜15)に在るユーザ端末2に対して無線リソースを割当てる場合には、基地局連携通信を行うことが可能であるので、複数の連携基地局1の共通の無線リソースを割り当てることを考慮する。
説明を図5に戻す。
ステップS23:基地局コントローラ10が、ステップS21でMIMOモード等が決定されたユーザ端末2の中から、割当対象の無線フレームに係る無線リソースを割り当てるユーザ端末(選択ユーザ端末)2を選択する。このユーザ端末選択方法は、実施例1と同様であり、その説明を省略する。
ステップS24:基地局コントローラ10が、選択ユーザ端末2の所属するエリアを判断する。具体的には、選択ユーザ端末2の無線受信品質に基づいて、該選択ユーザ端末2がどのエリアに在るのかを判断する。或いは、選択ユーザ端末2の位置を示す情報(例えば、ユーザ端末2が有するGPS(Global Positioning System)で得られる位置情報)を該選択ユーザ端末2から取得し、該位置情報に基づいて該選択ユーザ端末2がどのエリアに在るのかを判断する。
ステップS25:ステップS26,S27の処理を、選択ユーザ端末2の所属エリアに関して行う。
ステップS26:基地局コントローラ10が、選択ユーザ端末2に対し、ステップS21で決定された基地局連携の有無、連携有の場合には連携基地局1の組合せ、及び、MIMOモードに基づいて、所属エリアに係る無線リソースが割り当て可能か否かを判断する。ステップS26の結果、所属エリアに係る無線リソースが割り当て可能ならばステップS27に進み、一方、所属エリアに係る無線リソースが割り当て不可能ならば選択ユーザ端末2に無線リソースを割り当てず、ステップS23に戻る。
ステップS27:基地局コントローラ10が、選択ユーザ端末2に必要な無線リソース量に相当するスロット数分を、選択ユーザ端末2との通信を行う基地局1の論理リソーステーブルにおいて選択ユーザ端末2の所属エリアの無線リソース領域でマッピングする。このとき、選択ユーザ端末2の所属エリアがマルチサイト接続エリア(Area1〜15)である場合には、選択ユーザ端末2と通信を行う各連携基地局1の論理リソーステーブルにおいて同じ無線リソース領域にマッピングする。
ステップS28:基地局コントローラ10が、制御対象の各基地局1の論理リソーステーブルを参照し、マルチサイト接続エリア(Area1〜15)に関して、まだ、マルチサイト接続を行うのに必要な分の割り当て可能な無線リソースが残っているかを調べる。この結果、割り当て可能な無線リソースが残っている場合にはステップS23に戻り、一方、割り当て可能な無線リソースがない場合にはステップS29に進む。
ステップS29:基地局コントローラ10が、制御対象の各基地局1の論理リソーステーブルを参照し、マルチサイト接続エリア(Area1〜15)に関して、まだ割り当て可能な無線リソースが残っているかを調べる。この結果、割り当て可能な無線リソースが残っている場合にはステップS30に進み、一方、割り当て可能な無線リソースがない場合には図5の処理を終了する。
ステップS30:基地局コントローラ10が、ステップS29でまだ割り当て可能な無線リソースが残っている基地局1に係るシングルサイト接続エリア(Area0)に所属するユーザ端末2の中から、無線リソースを割り当てる対象(選択ユーザ端末)を選択する。
ステップS31:基地局コントローラ10が、ステップS30で選択された選択ユーザ端末2に割り当てるスロット数分を、該選択ユーザ端末2の所属エリア(シングルサイト接続エリア(Area0))の基地局1の論理リソーステーブルにおいて、当該スロット数分を割当可能なマルチサイト接続エリアの論理サブチャネル上にマッピングする。
なお、ステップS30で、シングルサイト接続エリアに所属するユーザ端末1を選択する理由は、シングルサイト接続する先の基地局1と異なる他の基地局1と共通の無線リソースを割当てる必要がないからである。また、マルチサイト接続は、主にセル境界に在るユーザ端末2に適用されるので、使用される変調方式などの条件によって必要となるスロット数が多くなることが考えられる。一方、基地局近傍のシングルサイト接続エリアに所属するユーザ端末2は、セル境界に在るユーザ端末2に比べて伝送効率のよい変調方式を使用する可能性が高く、従って、セル境界に在るユーザ端末2に比べて少ないスロット数で通信を行うことが可能である。これにより、シングルサイト接続エリアに所属するユーザ端末1ならば、マルチサイト接続を行うには不十分の割り当て可能な無線リソース量であっても、無線リソース領域を有効に利用することが可能である。
上述したように本実施例2においても、実施例1と同様に、複数の基地局が連携して一移動局と通信することで移動局個々の通信品質の向上を図ると共に、セルラ移動通信システム全体の無線リソースの利用効率の向上を図ることができるという効果が得られる。また、無線リソースを割り当てるユーザ端末を選択する際に使用する評価値に対し、さらに平均通信速度の要求値に対する達成度の尺度を含めることにより、平均通信速度についてのユーザ満足度を考慮して、無線リソースを割り当てるユーザ端末を選択することができる。また、その平均通信速度の要求値として、セル境界で得たい平均通信速度の要求値を設定することにより、通信品質が劣化しやすいセル境界でのユーザ満足度を考慮することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1…基地局、2…移動局(ユーザ端末)、10…基地局コントローラ

Claims (6)

  1. 複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリアによって連続的な通信サービスエリアを構築するセルラ移動通信システムにおいて、複数の基地局を制御する基地局制御装置であって、
    移動局間の無線リソース割当に関する公平さの尺度と、複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度とを含む評価値を移動局毎に算出する評価値算出手段と、
    前記評価値に基づいて、無線リソースを割り当てる移動局を選択する移動局選択手段と、
    該選択された移動局に割り当てる無線リソースを、該移動局と通信を行う基地局で確保する無線リソース割当手段と、を備え
    前記コストの尺度は、一移動局が占有する無線リソースを提供する基地局の数が多いほどコスト増となる、
    ことを特徴とする基地局制御装置。
  2. 複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリアによって連続的な通信サービスエリアを構築するセルラ移動通信システムにおいて、複数の基地局を制御する基地局制御装置であって、
    移動局間の無線リソース割当に関する公平さの尺度と、複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度とを含む評価値を移動局毎に算出する評価値算出手段と、
    前記評価値に基づいて、無線リソースを割り当てる移動局を選択する移動局選択手段と、
    該選択された移動局に割り当てる無線リソースを、該移動局と通信を行う基地局で確保する無線リソース割当手段と、を備え
    前記無線リソース割当手段は、一移動局と複数の基地局で1対多の通信を行うマルチサイト接続分の無線リソースを先に割り当ててから、一移動局と一基地局で1対1の通信を行うシングルサイト接続分の無線リソースを割り当てる、
    ことを特徴とする基地局制御装置。
  3. 複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリアによって連続的な通信サービスエリアを構築するセルラ移動通信システムにおいて、複数の基地局を制御する基地局制御装置であって、
    移動局間の無線リソース割当に関する公平さの尺度と、複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度とを含む評価値を移動局毎に算出する評価値算出手段と、
    前記評価値に基づいて、無線リソースを割り当てる移動局を選択する移動局選択手段と、
    該選択された移動局に割り当てる無線リソースを、該移動局と通信を行う基地局で確保する無線リソース割当手段と、を備え
    前記基地局の通信エリアは、一移動局と一基地局で1対1の通信を行うシングルサイト接続エリアと、一移動局と複数の基地局で1対多の通信を行うマルチサイト接続エリアと、に区分けされており、
    前記無線リソース割当手段は、前記マルチサイト接続エリアに所属する移動局に対する無線リソースを先に確保してから、当該マルチサイト接続エリアにまだ割り当て可能な無線リソースが残っている場合には、当該まだ割り当て可能な無線リソースが残っている基地局に係るシングルサイト接続エリアに所属する移動局に対する無線リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする基地局制御装置。
  4. 複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリアによって連続的な通信サービスエリアを構築するセルラ移動通信システムにおいて、複数の基地局を制御する基地局制御方法であって、
    移動局間の無線リソース割当に関する公平さの尺度と、複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度とを含む評価値を移動局毎に算出するステップと、
    前記評価値に基づいて、無線リソースを割り当てる移動局を選択するステップと、
    該選択された移動局に割り当てる無線リソースを、該移動局と通信を行う基地局で確保するステップと、を含み、
    前記コストの尺度は、一移動局が占有する無線リソースを提供する基地局の数が多いほどコスト増となる、
    ことを特徴とする基地局制御方法。
  5. 複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリアによって連続的な通信サービスエリアを構築するセルラ移動通信システムにおいて、複数の基地局を制御する基地局制御方法であって、
    移動局間の無線リソース割当に関する公平さの尺度と、複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度とを含む評価値を移動局毎に算出するステップと、
    前記評価値に基づいて、無線リソースを割り当てる移動局を選択するステップと、
    該選択された移動局に割り当てる無線リソースを、該移動局と通信を行う基地局で確保する無線リソース割当ステップと、を含み、
    前記無線リソース割当ステップにおいては、一移動局と複数の基地局で1対多の通信を行うマルチサイト接続分の無線リソースを先に割り当ててから、一移動局と一基地局で1対1の通信を行うシングルサイト接続分の無線リソースを割り当てる、
    ことを特徴とする基地局制御方法。
  6. 複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリアによって連続的な通信サービスエリアを構築するセルラ移動通信システムにおいて、複数の基地局を制御する基地局制御方法であって、
    移動局間の無線リソース割当に関する公平さの尺度と、複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信における周波数利用効率に関するコストの尺度とを含む評価値を移動局毎に算出するステップと、
    前記評価値に基づいて、無線リソースを割り当てる移動局を選択するステップと、
    該選択された移動局に割り当てる無線リソースを、該移動局と通信を行う基地局で確保する無線リソース割当ステップと、を含み、
    前記基地局の通信エリアは、一移動局と一基地局で1対1の通信を行うシングルサイト接続エリアと、一移動局と複数の基地局で1対多の通信を行うマルチサイト接続エリアと、に区分けされており、
    前記無線リソース割当ステップにおいては、前記マルチサイト接続エリアに所属する移動局に対する無線リソースを先に確保してから、当該マルチサイト接続エリアにまだ割り当て可能な無線リソースが残っている場合には、当該まだ割り当て可能な無線リソースが残っている基地局に係るシングルサイト接続エリアに所属する移動局に対する無線リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする基地局制御方法。
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