JP5022017B2 - Ofdmセルラ無線通信方法、そのシステム及び基地局 - Google Patents

Ofdmセルラ無線通信方法、そのシステム及び基地局 Download PDF

Info

Publication number
JP5022017B2
JP5022017B2 JP2006338626A JP2006338626A JP5022017B2 JP 5022017 B2 JP5022017 B2 JP 5022017B2 JP 2006338626 A JP2006338626 A JP 2006338626A JP 2006338626 A JP2006338626 A JP 2006338626A JP 5022017 B2 JP5022017 B2 JP 5022017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
sector
base station
cooperation
cellular radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006338626A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008153864A (ja
Inventor
利行 斉藤
倫太郎 片山
顕彦 吉田
史郎 眞澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006338626A priority Critical patent/JP5022017B2/ja
Priority to EP20070016121 priority patent/EP1933579A3/en
Priority to US11/843,706 priority patent/US8238927B2/en
Priority to CN2007101468822A priority patent/CN101207425B/zh
Publication of JP2008153864A publication Critical patent/JP2008153864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5022017B2 publication Critical patent/JP5022017B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0491Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas using two or more sectors, i.e. sector diversity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/06Hybrid resource partitioning, e.g. channel borrowing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2626Arrangements specific to the transmitter only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/28Cell structures using beam steering

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信において、直交周波数分割多重(OFDM)を採用するセルラ無線通信技術に関する。
OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)を採用する無線通信方式の研究開発が進んでいる。OFDMは、伝送するデータを周波数領域で作り、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)により時間領域の信号に変換して無線信号として送信する。受信側では、FFT(Fast Fourier Transform)により、時間領域から周波数領域の信号に変換して元の情報を取り出す。
OFDMセルラ無線通信システムは、一般には、図1に示すように、複数の基地局装置と複数の端末装置から構成される。基地局装置101は、有線回線によってネットワーク102に接続する。端末装置103,104,105,106は無線によって基地局装置101に接続し、ネットワーク102と通信できる仕組みになっている。また、基地局と有効に通信を行うためには一定以上の無線伝搬環境が必要であり、一般には基地局までの距離が支配項となる。ある基地局と通信可能な範囲をセルと呼び、遮蔽物が存在しない場合は107のような円形となる。端末装置は無線伝搬環境が最良の基地局と通信を行うため、図1の例では基地局101のセル内に存在する端末装置103,104,105,106は基地局101を通信先とする。
セルラ無線のように基地局あたりの通信端末数が多い場合、図2のように基地局は方向の異なる指向性ビーム201,202,203を用いて、同時に複数端末と通信を行うことがある。このような場合、1つのセルは指向性ビームの数だけ論理的に分割され、この論理的分割単位をセクタと呼ぶ。
図2はCDMA(Code Division Multiple Access)2000 1xEV−DO(Evolution Data Only)システムの例でセクタ数は3であり、端末装置103,106はビーム201を使って、104,105は各々ビーム202,203を使って基地局101と通信を行う。以降、ビーム201,202,203に対応するセクタをセクタ1,2,3と定義する。
ここで、図1においてセル境界にいる端末が基地局からデータ送信を受ける場合、通信先基地局の信号電力に対して干渉電力(通信先以外の基地局に由来する電力)が強いため、通信品質が劣化する。これは図2でセクタ境界にいる端末についても同様である。この影響を軽減する手段として、例えば図3のようにOFDMの周波数ホッピングパターンを用いることができる。図3はセクタ毎にパターンの差をつけた例であり、セクタ1はあるユーザとパターン301のような時間・周波数を用いて、セクタ2は同様にパターン302を用いて通信を行う。同一セクタ内ではこれらに周波数方向のオフセットをつけたパターンを用いることで、ユーザ毎の時間・周波数リソースが重複しないようにする。このようにパターン301と302を用いると、303のような時間・周波数が他セクタのユーザと重複する状態の割合が減少する。端末は時間毎に対応する周波数を復調するため、このホッピングにより干渉電力の抑圧が可能である。図4のようにセクタ1,2,3に対して各々異なるホッピングパターン401,402,403を割り当てることにより、干渉を抑えつつ各セクタが同時に別々の端末と通信することができる。
なお、標準化団体であるIEEE802.20では、OFDMをベースとした無線方式が提案されており、非特許文献1では、上記のホッピングパターンによる干渉抑圧方法が定義されている。
また、標準化団体である3GPPでは、LTE(Long Term Evolution)として、OFDMをベースとした無線方式が提案されており、非特許文献2では、上記のホッピングパターンによる干渉抑圧方法が定義されている。
更に、標準化団体である3GPP2では、LBC(Loosely Backwards Compatible)として、OFDMをベースとした無線方式が提案されており、非特許文献3では、上記のホッピングパターンによる干渉抑圧方法が定義されている。
従来技術において、別々の端末と通信する場合、端末位置によって通信品質が大幅に変動する。例えば図5のように、端末106のようなセクタ1のビーム201の正面方向に存在する端末は高い通信品質を得られるが、端末103のようなビーム201の方向から外れている端末は低い通信品質しか得ることができない。通信品質はデータレートに対応するため、このような場合端末103は所望のデータレートを達成できなくなる可能性があった。
このような問題の対策の1つとして、複数のセクタが同じホッピングパターンを用いて実質1つのセクタとして動作する方法がIEEE802.20で提案されている。セクタ2のホッピングパターン402をセクタ1のホッピングパターン401と一致させた例を図6に示す。端末103はビーム201,202を同時に受信して信号レベルで合成できるため、ビーム201のみを受信する場合に比べ通信品質が向上する。
一方、セル境界の端末の救済策として、例えば特許文献1では、基地局近くの端末とは他セルと周波数の同時使用を認めるホッピングパターンを使用して通信し、セル境界の端末とは同時使用を認めないパターンを使用して通信するという方法が開示されている。この方法はホッピングパターンの切り替えにより、周波数繰り返し数の悪化を抑圧しつつセル境界の端末の通信品質を改善することを可能としている。
特開平5−110499号公報 IEEE C802.20‐06/04 3GPP TR 25.814 V7.0.0 (2006‐06) 3GPP2 C30‐20060731‐040R4
しかし、上記IEEE802.20の提案にあっては、ホッピングパターンを合わせるか否かは運用中に変更することはできず、常に2つのセクタは1つとして動作する。ビーム201,202を合成できることによる改善度は、端末103のようなセクタ境界付近にいる端末では大きいが、端末106のようなビーム201の正面方向にいる端末は元々通信品質が高いため、改善度は小さい。対して常に1つのセクタとして動作することで、個別に2つのセクタとして動作する場合に比べてスループットは半減するため、結果的にシステム全体のスループットは低下してしまうという問題があった。
一方、従来のセル境界の端末の救済方法は他セルの干渉をできるだけ受けにくいパターンを用いることでセル境界の端末の通信品質改善を図っており、複数セル間で連携して境界の端末を救済するという観点は開示していない。
本発明は、システム全体のスループットを維持しながら、セクタ境界の通信品質を向上させることが可能なOFDMセルラ無線通信方法、無線通信システム、及び基地局装置を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明においては、端末と通信する基地局が形成するセルが、指向性ビームの数に対応した複数のセクタに分割されるOFDMセルラ無線通信方法で、基地局から端末への通信品質が所定の閾値よりも低い場合に、基地局からその端末への下り回線に使用するホッピングパターン、即ち時間・周波数リソースのパターンを、その端末の属するセクタと異なるセクタの下り回線の時間・周波数リソースのパターンとして使用し、複数の指向性ビームで連携して端末に送信を行う構成とする。
本発明においては、各セクタが別々の端末と通信を行うモードと複数セクタが同じ端末を送信先とするモードを切り替える制御を行う。すなわち、基地局は、セクタがビーム正面の端末へ送信する場合はそのセクタのみが送信を行い、ビーム方向から外れたセクタ境界付近の端末へ送信する場合は、別のセクタが同じホッピングパターンを用いて同じ端末へ送信を行うよう制御する。
また、本発明においては、端末と通信する基地局が形成するセルが、指向性ビームの数に対応した複数のセクタに分割されるOFDMセルラ無線通信方法において、端末の通信の優先度が所定の閾値よりも高い場合、基地局からその端末への下り回線に使用するホッピングパターン、即ち時間・周波数リソースのパターンを、その端末の属するセクタと異なるセクタの下り回線の時間・周波数リソースのパターンとして使用し、複数の指向性ビームで連携して端末に送信を行う構成とする。
本発明によれば、セクタ境界の端末を送信先とする場合、或いは高優先度を必要とする端末を送信先とする場合のみ複数セクタが連携して送信を行うことで、システムのスループット劣化を最小限に抑えつつ、位置などによる端末のスループット低下を防止しすることができる。
本発明によれば、特にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとするセルラ通信において、システムのスループット劣化を最小限に抑えつつセクタの境界付近にいる、或いは高優先度を必要とする端末の通信品質を向上し、QoS保証サービスにおけるボトルネックを解消することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明するが、それに先立ち、本発明の前提となるセルラ無線通信について概略を説明する。
一般的なセルラ無線通信は図7のような手順で行われる。端末は基地局からの送信信号の強度に基づいて下りの通信品質701を基地局へ通知する。また、再送制御を行う場合、基地局からのデータ受信の成否を示す下り再送制御情報702も通知する。基地局は配下のセクタに所属する端末のデータをまとめて管理しており、ネットワークから所属端末宛てのデータ703を受信するとバッファリング処理704を行う。基地局は無線リンクのフレーミングに対応した周期で送信対象更新動作705(受信失敗したデータの再送や新規のデータ送信先・送信レート決定)を行う。送信対象更新動作705の後、更新された送信先の端末に向けてリソース割り当て通知706と送信データ707を送信する。端末はリソース割り当て通知706を基に、データ受信の要否と受信すべき時間・周波数リソースのホッピングパターンを判断し、データ707の受信動作を行う。
図7のデータ送信対象の決定動作705の詳細を図8に示す。基地局はまず全ての配下のセクタについて、そのセクタに所属する端末に対する送信データの有無及び新規のデータ送信の可否を判定する(801)。ここで、新規のデータ送信可否は、再送制御情報702が再送を必要とする内容であるか、もしくは再送制御情報702の有無で判断できる。送信データが存在し、かつ新規のデータ送信が可能と判断された場合、次に基地局は具体的な送信先端末及び送信データレートを決定する(802)。新規のデータ送信を希望する端末が複数存在する場合、基地局は下り通信品質情報701等の情報に基づき送信先端末を決定するスケジューリング動作を行う。データレートは下りの通信品質情報701を用いて決定することができる。送信先端末が決定すると、基地局はその端末との通信に用いる時間・周波数リソースの割り当て情報を生成し(803)、リソース割り当て通知706にて端末へ通知する。これにより、基地局と端末間でセルラ無線通信が可能となる。
本発明の第1の実施例を、図9,10を使って説明する。第1の実施例では、基地局は、送信先端末の通信品質が第1の閾値以下の場合にセクタ間の連携を試み、連携先セクタが使用予定のリソースと重複しない場合に連携を行い、リソースが重複する場合は連携先セクタを優先するよう制御する。
図9は第1の実施例のシーケンス図を示している。ここで、701〜707の動作は図7と同様であり、基地局が、データ送信対象決定動作705の後、セクタ間の連係処理901を実施する点が図7の動作と異なる。
図10はそのセクタ間連係処理901の処理動作の詳細を示す。基地局はまずセクタが新規にデータ送信を開始したか否かを判定し(1001)、結果が真のセクタについて、送信先端末の通信品質とあらかじめ決められた閾値(第1の閾値)を比較する(1002)。この動作1002は、例えば端末が通知する下り通信品質情報701や、決定された送信データレートを参照することで実現できる。通信品質が第1の閾値以下の場合、基地局は配下のセクタの中でそのセクタと連携できるものを検索する(1003)。連携先のセクタは、例えば端末と基地局が管理している端末のアクティブセットを参照することで決定することで可能となる。次に、連携先セクタの既存の通信による時間・周波数リソースの使用状況を調べ(1004)、連携元のホッピングパターンを用いて通信を行った場合に、重複する時間・周波数リソースの有無を判定する(1005)。重複しない場合、セクタ間連携を行う。重複するものが存在する場合、そのリソースは連携先の既存の通信を優先し、上書きは行わない(1006)ことで、セクタ間連携を行わない。
ここで、連携先セクタの決定の際に実施する端末のアクティブセットの参照について説明する。移動等により通信環境が変化するため、通常、端末は通信先基地局を含む下り通信品質が良いセクタの集合を管理しており、これをアクティブセットと呼ぶ。アクティブセット管理の概念を図17を用いて説明する。図17は基地局1701を通信先基地局とする端末1702が、セクタ1−1の範囲内を移動した場合に、端末1702が保持するアクティブセット1703の更新例を示す。移動前の位置において、端末1702に対する下り通信品質はセクタ1−1,1−2,3−3の順に良く、端末1702はこれら3つをアクティブセット1703に登録している。
端末1702と基地局1701間の通信により、基地局1701はその情報を共有し、所属する全端末分のアクティブセットの情報1704を管理している。移動した場所では端末1702に対する下り通信品質がセクタ1−1,1−3,3−3の順となった場合、端末1702はその情報を基地局1701と共有し、基地局1701がアクティブセットを更新する旨通知する(1705)。これにより、両者のアクティブセットは最新の状態に更新される。基地局1701は、このようにして、管理している端末のアクティブセットの情報1704を参照することで連携先セクタの決定を行うことができる。ここでは、移動した結果、端末1702に対する下り通信品質がセクタ1−1,1−3,3−3の順となったことが、アクティブセット1704を参照することで明らかとなるので、連携先セクタが必要となった場合、基地局1701はセクタ1−3を連携先セクタとして決定することになる。この基地局1701の具体的構成については、後で詳述する。
なお、標準化団体である3GPP2では、このようなアクティブセットの管理が提案されており、3GPP2 C.S0024−A V3.0(2006−09)の第8.7.6項では、上記のようなアクティブセットの管理方法が記述されており、本実施例では、この管理方法に基づき、アクティブセットが管理される。
次に、本実施例における、図10に示したステップ1004−1006の一具体例として、セクタ2の端末への通信をセクタ1に連携させる場合を図18,19により説明する。図18は連携先セクタ1の時間・周波数リソースの使用状況を示しており、セクタ1の3つの端末に対しパターン1801−1803のようなリソースを用いた通信を予定している。図19は本実施例における連携によるセクタ1におけるリソース使用状況の変化を示しており、基地局はセクタ2所属の端末と通信するために、セクタ1でもセクタ2のホッピングパターン1901に基づくリソースを割り当てようとする。
先に、図3の303で示したように、セクタ1とセクタ2はホッピングパターンが異なるため、図19の1902のように、セクタ2の端末へ割り振られた下り回線の時間・周波数のパターン1901の示すリソースが、既にセクタ1で使用予定のもの(図19の1801)と重複する場合がある。本実施例では上述の通り、セクタ1の既存の通信を優先し、このようなリソース1902では連携を行わず、図18に示した既存の通信を行う。
このような制御による本実施例の動作例をセクタ間連係動作のフロー図11,12により説明する。図11はビーム201に対応するセクタ1が端末106へ向けて送信を行う場合の例を示す。端末106はビームの正面方向で通信品質は良いため、セクタ1は単独で送信を行う。よって、ビーム202に対応するセクタ2は独立して別の端末と通信が可能であり、例えば同時に端末104と通信できる。対して、図12はセクタ1が端末103へ向けて送信を行う場合の例を示す。図10を用いて説明したように、この場合、端末103は通信品質が悪いため、セクタ1は他セクタと連携しての送信を必要とし、先に説明したアクティブセットを用いるなどして、端末103に近いセクタ2が連携対象として選択される。基地局101は、指向性ビーム202(beam2)を使ってセクタ2に対して、セクタ1のホッピングパターン401に対応する時間・周波数リソースで、端末103に対するデータを送信する。これにより、端末103はセクタ間の連携を特に意識することなく、連携がない場合より高い通信品質を得ることができる。
続いて、上述した第1の実施例を実施するための基地局装置の具体的構成の一実施例を図13に示す。アンテナ1301は、無線信号を捕らえ、電気信号に変換する。RF(Radio Frequency)部1302は、受信では、アンテナ1301が受信したRF周波数の信号をベースバンド周波数の信号にダウンコンバートし、アナログ信号をデジタル信号に変換する。変換されたデジタル信号はベースバンド部(BB)1303に送られる。送信ではベースバンド部1303から送られてきたデジタル信号をアナログ信号に変換し、ベースバンド周波数のアナログ信号をRF信号にアップコンバートする。アップコンバートされた信号は適当な送信電力にまで増幅された後にアンテナ1301から送信される。
ベースバンド部1303は、OFDMの信号処理の殆どを行うブロックであり、CP挿入/除去、FFT/IFFT処理、マッピング/デマッピング、伝搬路推定、変調/復調、チャネル符号化/復号化などの処理を行うよう構成される。ベースバンド部1303では、DSP(Digital Signal Processor)1304の指示に従い、定められたチャネルブロックの処理や制御チャネルの変復調処理を行う。ベースバンド部1303が復調したデジタル信号は、DSP1304経由、あるいは図には記載していないが、直接ネットワークインターフェース部(NW I/F)1305に渡され、ネットワーク(NW)に受信情報が送られる。また、ネットワークから送られてきた情報は、ネットワークインターフェース部1305で受け取られ、DSP1304経由あるいは、図には記載されていないが、直接ベースバンド部1303に渡され、ベースバンド部1303においてDSP1304が指定する変調方式に基づき、DSP1304が指定するチャネルブロックにマッピングされてベースバンドに変換される。
MPU(Micro Processing Unit)1306は、無線装置全体の状態や情報を管理しているユニットであり、それぞれのユニットと接続し、管理情報の収集やパラメータの設定などの制御を行っている。MPU1306は汎用のマイクロプロセッサであり、処理部とそれに内蔵或いは外付けされた記憶部を含む。記憶部は処理部が実行するプログラムを記憶したり、作業領域として使用される。
先に詳述した図10のフローは本実施例におけるセクタ間の連携方法について説明しているが、図13では、MPU1306がこのフロー、即ちプログラムを実施する主体となる。MPU1306は種々の制御情報をベースバンド部1303、RF部1302、DSP1304、およびネットワークインターフェース部1305から取得し、取得した情報からセクタ間連携が必要と判断した場合、時間・周波数リソースのアサイン情報を変更し、上述の記憶部に記憶すると共に、作成した時間・周波数リソースのアサイン情報をベースバンド部1303に渡す。
なお、下り通信品質情報として端末から送信された制御情報は、MPU1306に送られ、通信品質が第1の閾値以下か否かの判断に使用される(図10の1002)。また、端末から送付されるアクティブセットに関する制御情報は、例えば、DSP1304を経由してMPU1306に送られ、MPU1306はこれらの制御情報を使って、記憶部にアクティブセット1704を形成し、連携先セクタの検索(図10の1003)を実施することができる。
以上詳述した第1の実施例によれば、通信品質の悪い端末と通信する場合のみセクタ間の連携が行われ、連携の際にも、重複する時間・周波数リソースが存在する場合、そのリソースは連携先の既存の通信を優先するため、連携先セクタの既存の通信に影響を与えることはしない。この結果、既存の通信に悪影響を与えることなく、単独のセクタでは通信品質の悪い端末の通信品質を向上することが可能となる。
第2の実施例を、図14を使って説明する。第2の実施例では、送信先端末の優先度(VoIP(Voice over IP)等のサービスによるQoS(Quality of Service)制御の必要度)が第2の閾値以上の場合にセクタ間の連携を試み、連携先セクタが使用予定のリソースと重複する場合は連携先セクタを優先する。例えば、3GPP2 C.R1001−E V1.0(2005−10)において、想定される主なサービスは、Flow Profile IDという形で定義されており、送信先端末が受けるサービスに関するこのIDを受信した基地局は、このIDと閾値(第2の閾値)とを関連付けて優先度を判断することができる。
第2の実施例のシーケンス図は、第1の実施例と同様である(図9参照)。図14は第2の実施例によるセクタ間連係動作の詳細を示す。1001,1003〜1006は図10と同様であり、セクタ間連係動作の実施契機1002が送信先端末の優先度によって決定される(1401)点が異なる。第1の実施例同様、基地局内のMPU1306は、そのプログラム処理により、端末より受信した上述のIDが予め定めた優先度(第2の閾値)より高い場合、連携を行うよう制御する。
本実施例によれば、優先度の高い端末と通信する場合のみセクタ間の連携が行われ、連携の際にも連携先セクタの既存の通信に影響を与えることはしない。この結果、既存の通信に悪影響を与えることなく優先度の高い端末の通信品質を向上することができ、QoS要求を満足できる可能性が高くなる。
第3の実施例を、図15を使って説明する。第3の実施例では、送信先端末の通信品質が第1の閾値以下の場合にセクタ間の連携を試み、連携先セクタが使用予定のリソースと重複する場合は連携元のセクタを優先してリソースを上書きする。
第3の実施例のシーケンス図は、第1の実施例と同様である(図9参照)。図15は第3の実施例によるセクタ間連係動作の詳細を示す。1001〜1005は図10と同様であり、連携先セクタの既存の通信と使用リソースが重複した場合には上書きする(1501)点のみが異なる。即ち、図19を用いて説明すると、重複パターンであるリソース1902についても、連携動作を実行する。これらの処理は第1の実施例同様、基地局内のMPU1306のプログラム処理によって実現されることは言うまでもない。すなわち、MPU1306は、連携先セクタが使用予定の時間・周波数リソースと重複する箇所が存在しても、全て上書することにより変更し、記憶部に記憶すると共に、作成した時間・周波数リソースのアサイン情報をベースバンド部1303に渡す。
本実施例によれば、通信品質の悪い端末と通信する場合のみセクタ間の連携が行われ、確実にその端末向けに複数セクタの時間・周波数リソースを確保する。この結果、既存の通信には多少の悪影響を与える場合があるが、対象端末の通信品質を確実に向上することができる。なお、本実施例は第2の実施例と同時に用いることもできる。
第4の実施例を、図16を使って説明する。第4の実施例では、送信先端末の通信品質が閾値以下の場合にセクタ間の連携を試みるが、連携先セクタのリソース使用率、即ち輻輳状態が第3の閾値以上の場合は連携を断念する。ここで、輻輳状態を示すリソース使用率は、例えば図18の例において使用予定のリソースをカウントし、全体に対する割合を算出することで定義できる。
第4の実施例のシーケンス図は、第1の実施例と同様である(図9参照)。図16は第4の実施例によるセクタ間連係動作の詳細を示す。1001〜1006は図10と同様であり、連携先セクタの既存の通信状況を調べた際、混み具合が所定の閾値(第3の閾値)以上の場合に連携そのものを断念する(1601)点のみが異なる。混み具合、即ち輻輳状態はそのセクタの時間・周波数リソースの使用率に基づいて判断できる。このリソース使用率の算出についても、基地局のMPU1306が、記憶部に記憶した時間・周波数リソース情報を参照しながら、プログラムで算出できることは言うまでもない。
本実施例によれば、通信品質の悪い端末と通信する場合のみセクタ間の連携が行われ、連携による連携先セクタの既存の通信への悪影響を確実に回避することができる。この結果、既存の通信の劣化量を確実に目標以下に抑えつつ、単独のセクタでは通信品質の悪い端末の通信品質を向上することができる。なお、本実施例は第1の実施例の変形例として説明したが、この連携先セクタのリソースの使用率の利用は、第2,第3の実施例と同時に用いることもできることはいうまでもない。
以上詳述してきたように、特にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとするセルラ通信において、システムのスループット劣化を最小限に抑えつつセクタの境界付近にいる端末の通信品質を向上し、QoS保証サービスにおけるボトルネックを解消することが可能となる。
OFDMセルラシステムの概略構成を示す図。 指向性ビームにより基地局の通信範囲を論理的に分割する概念を説明する図。 周波数ホッピングによるセクタ間の干渉低減効果を説明する図 異なる周波数ホッピングパターンによりセクタ単位で別々の端末と通信する例を示す図。 ビーム方向となす角により端末毎に通信品質に差が出ることを説明する図。 複数セクタで同じホッピングパターンを用いてセクタ境界の通信品質を向上する概念を示す図。 セルラ通信の下り(基地局→端末)通信のシーケンス図。 セルラ通信における送信対象更新動作のフロー図。 本発明の第1の実施例におけるシーケンス図。 第1の実施例におけるセクタ間連係動作のフロー図。 第1の実施例において、セクタ間連係が発生しない場合のシステム動作の概念図。 第1の実施例において、セクタ間連係が発生した場合のシステム動作の概念図。 第1の実施例を実現するための基地局の具体的構成例を示す図。 本発明の第2の実施例におけるセクタ間連係動作のフロー図。 本発明の第3の実施例におけるセクタ間連係動作のフロー図。 本発明の第4の実施例におけるセクタ間連係動作のフロー図。 セルラ系システムにおけるアクティブセット管理方法を説明するための図。 第1の実施例におけるセクタ間連係前の連携先セクタのリソース使用状況を説明するための図。 第1の実施例におけるセクタ間連係後の連携先セクタのリソース使用状況を説明するための図。
符号の説明
101…基地局装置、102…ネットワーク、103,104,105,106…端末装置、107…基地局の通信範囲(セル)、201,202,203…指向性ビーム、301…セクタ1の使用する時間・周波数ホッピングパターン
302…セクタ2の使用する時間・周波数ホッピングパターン、303…セクタ1とセクタ2の使用する時間・周波数リソースが重複する箇所、401…セクタ1のホッピングパターン、402…セクタ2のホッピングパターン、403…セクタ3のホッピングパターン、901…セクタ間連係動作、1001…セクタの新規データ送信開始を判定する動作、1002…送信先端末の通信品質を閾値と比較する動作、1003…連携先のセクタを決定する動作、1004…連携先セクタの既存の通信による時間・周波数リソース使用状況を調べる動作、1005…連携によるリソース重複箇所の存在を判定する動作、1006…重複リソースは連携先セクタの通信を優先する動作、1301…アンテナ、1302…RF部、1303…ベースバンド部、1304…デジタル信号処理部(DSP)、1305…ネットワークインターフェース部、1306…MPU、1401…送信先端末の通信の優先度を閾値と比較する動作、1501…重複リソースは連携による通信を優先する動作、1601…連携先セクタの混み具合を判定する動作、1701…基地局装置、1702…端末装置、1703…端末の管理するアクティブセット情報、1704…基地局の管理する、所属全端末のアクティブセット情報、1705…アクティブセット更新のためのメッセージ交換、1801…セクタ1が端末1との通信に使用する時間・周波数ホッピングパターン、1802…セクタ1が端末2との通信に使用する時間・周波数ホッピングパターン、1803…セクタ1が端末3との通信に使用する時間・周波数ホッピングパターン、1901…セクタ2との連係動作のために基地局がセクタ1に使用させる時間・周波数ホッピングパターン、1902…セクタ2との連係動作に必要なリソースとセクタ1の既存の通信が使用するリソースの重複箇所。

Claims (14)

  1. 基地局の指向性ビームの数に対応した複数のセクタを用いるOFDMセルラ無線通信方法であって、
    前記基地局から端末への通信品質が第1の閾値よりも低い場合、前記基地局は、前記端末への下り回線の時間・周波数リソースの使用パターンを、前記端末の属するセクタと異なるセクタの下り回線の時間・周波数リソースのパターンとして使用し、複数の前記指向性ビームで連携して前記端末に送信を行い、
    前記基地局は、複数の前記指向性ビームで前記連携を行う際、前記端末への下り回線の時間・周波数リソースの使用パターンにおいて、前記連携を行なわずに通信を行う他の端末に対して使用されているパターンであっても、前記連携を優先する
    OFDMセルラ無線通信方法。
  2. 基地局の指向性ビームの数に対応した複数のセクタを用いるOFDMセルラ無線通信方法であって、
    前記端末の通信の優先度が第2の閾値よりも高い場合、前記基地局は、前記基地局から前記端末への下り回線の時間・周波数リソースの使用パターンを、前記端末の属するセクタと異なるセクタの下り回線の時間・周波数リソースのパターンとして使用し、複数の前記指向性ビームで連携して前記端末に送信を行い、
    前記基地局は、複数の前記指向性ビームで前記連携を行う際、前記端末への下り回線の時間・周波数リソースの使用パターンにおいて、前記連携を行なわずに通信を行う他の端末に対して使用されているパターンであっても、前記連携を優先する
    OFDMセルラ無線通信方法。
  3. 請求項1、又は2記載のOFDMセルラ無線通信方法であって、
    通信の輻輳状態が第3の閾値以下の前記指向性ビームのみを前記連携に用いる
    OFDMセルラ無線通信方法。
  4. 請求項1、又は2記載のOFDMセルラ無線通信方法であって、
    前記端末の属するセクタと異なる前記セクタは、前記端末の属するセクタに隣接するセクタである
    OFDMセルラ無線通信方法。
  5. 請求項1、又は2記載のOFDMセルラ無線通信方法であって、
    前記基地局は、前記端末のアクティブセットを参照して、前記端末の属するセクタと異なる前記セクタを決定する
    OFDMセルラ無線通信方法。
  6. 端末と通信する基地局が形成するセルが、指向性ビームの数に対応した複数のセクタに分割されるOFDMセルラ無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    前記基地局から前記端末への通信品質が第1の閾値よりも低い場合、或いは前記端末の通信の優先度が第2の閾値よりも高い場合、前記基地局から前記端末への下り回線に使用する時間・周波数リソースを、前記端末の属するセクタと異なるセクタの下り回線の時間・周波数リソースとして使用し、複数の前記指向性ビームで前記端末に送信を行い、
    複数の前記指向性ビームで連携する際、前記端末への下り回線に使用する時間・周波数リソースにおいて、前記連携を行なわずに通信を行う他の端末に対して使用されているパターンであっても、前記連携を優先する
    OFDMセルラ無線通信システム
  7. 請求項記載のOFDMセルラ無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    通信の輻輳状態が第3の閾値以下の前記指向性ビームのみを前記連携に用いる
    OFDMセルラ無線通信システム
  8. 請求項6記載のOFDMセルラ無線通信システムであって、
    前記端末の属するセクタと異なる前記セクタは、前記端末の属するセクタに隣接するセクタである
    OFDMセルラ無線通信システム。
  9. 請求項6記載のOFDMセルラ無線通信システムであって、
    前記基地局は、前記端末のアクティブセットを参照して、前記端末の属するセクタと異なる前記セクタを決定する
    OFDMセルラ無線通信システム。
  10. 形成するセルが、指向性ビームの数に対応した複数のセクタに分割されるセルラ無線通信システムにおける基地局であって、
    記憶部と、端末との通信を制御する処理部とを有し、
    前記処理部は、
    当該基地局から前記端末への通信品質が第1の閾値よりも低い場合、前記基地局から前記端末への下り回線に使用するホッピングパターンを、前記端末の属するセクタと異なるセクタの下り回線のホッピングパターンとして使用し、複数の前記指向性ビームで前記端末に送信を行うよう制御し、
    複数の前記指向性ビームで前記連携を行う際、前記端末への下り回線に使用する前記ホッピングパターンのパターンにおいて、前記連携を行なわずに通信を行う他の端末に対して使用されているパターンであっても、前記連携を優先するよう制御する
    基地局
  11. 形成するセルが、指向性ビームの数に対応した複数のセクタに分割されるセルラ無線通信システムにおける基地局であって、
    記憶部と、端末との通信を制御する処理部とを有し、
    前記処理部は、
    前記端末の通信の優先度が第2の閾値よりも高い場合、前記端末への下り回線に使用するホッピングパターンを、前記端末の属するセクタと異なるセクタの下り回線のホッピングパターンとして使用し、複数の前記指向性ビームで前記端末に送信を行うよう制御し、
    複数の前記指向性ビームで前記連携を行う際、前記端末への下り回線に使用する前記ホッピングパターンの全てのパターンにおいて、前記連携を行なわずに通信を行う他の端末に対して使用されているパターンであっても、前記連携を優先するよう制御する
    基地局
  12. 請求項10、又は11記載の基地局であって、
    前記処理部は、通信の輻輳状態が第3の閾値以下の前記指向性ビームのみを前記連携に用いるよう制御する
    基地局
  13. 請求項10、又は11記載の基地局であって、
    前記処理部は、前記端末の属するセクタと異なる前記セクタを、前記記憶部に記憶された前記端末のアクティブセットを参照して決定する
    基地局。
  14. 請求項13記載の基地局であって、
    前記端末の属するセクタと異なる前記セクタは、前記端末の属するセクタに隣接するセクタの内の一方である
    基地局。
JP2006338626A 2006-12-15 2006-12-15 Ofdmセルラ無線通信方法、そのシステム及び基地局 Active JP5022017B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006338626A JP5022017B2 (ja) 2006-12-15 2006-12-15 Ofdmセルラ無線通信方法、そのシステム及び基地局
EP20070016121 EP1933579A3 (en) 2006-12-15 2007-08-16 Transmitting data to a terminal of an OFDM communication system via a plurality of sectors
US11/843,706 US8238927B2 (en) 2006-12-15 2007-08-23 OFDM cellular communication method, system and base station
CN2007101468822A CN101207425B (zh) 2006-12-15 2007-08-24 Ofdm蜂窝无线通信方法、ofdm蜂窝无线通信***及基站

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006338626A JP5022017B2 (ja) 2006-12-15 2006-12-15 Ofdmセルラ無線通信方法、そのシステム及び基地局

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011191851A Division JP2012016055A (ja) 2011-09-02 2011-09-02 無線通信システム、および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008153864A JP2008153864A (ja) 2008-07-03
JP5022017B2 true JP5022017B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=39232901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006338626A Active JP5022017B2 (ja) 2006-12-15 2006-12-15 Ofdmセルラ無線通信方法、そのシステム及び基地局

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8238927B2 (ja)
EP (1) EP1933579A3 (ja)
JP (1) JP5022017B2 (ja)
CN (1) CN101207425B (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090225728A1 (en) * 2008-03-10 2009-09-10 Zhifeng Tao Analogue Beamforming
US8208936B2 (en) * 2008-09-04 2012-06-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Methods and apparatus for improving cell-edge data throughput in a wireless communications system
CN101686080A (zh) * 2008-09-24 2010-03-31 中兴通讯股份有限公司 一种多点协作传输方法
KR101430981B1 (ko) * 2008-10-13 2014-08-18 삼성전자주식회사 Mimo 시스템에서 동적 채널 정보 전송 장치 및 방법
EP2341731B1 (en) * 2008-10-30 2017-08-02 Alcatel Lucent Cooperative type conversion technique of multi-sector cooperative communication
JP5097719B2 (ja) * 2009-01-07 2012-12-12 株式会社Kddi研究所 基地局制御装置及び基地局制御方法
JP5422211B2 (ja) * 2009-01-21 2014-02-19 株式会社日立製作所 無線通信システム、端末及び基地局
EP2403156A4 (en) * 2009-02-27 2014-07-09 Alcatel Lucent COOPERATIVE BEAM FORMING METHOD, DEVICE AND BASE STATION
EP3661071B1 (en) * 2009-04-28 2023-11-29 Mitsubishi Electric Corporation Mobile communication system, base station and user equipment using coordinated and uncoordinated communication modes
CN101931439A (zh) * 2009-06-24 2010-12-29 中兴通讯股份有限公司 一种多点协作传输方法及***
US20110019626A1 (en) * 2009-07-24 2011-01-27 Jeyhan Karaoguz Method and system for network resource allocation based on a usage pattern
JP5073021B2 (ja) * 2010-07-28 2012-11-14 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ クラスタ内協調及びクラスタ間干渉回避方法、無線通信システム、集約局及び無線基地局
JP5623248B2 (ja) 2010-09-10 2014-11-12 パナソニックインテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 送信方法、送信装置、受信方法および受信装置
CN102695182B (zh) * 2011-03-24 2017-03-15 株式会社Ntt都科摩 一种通信处理方法及基站
JP5546681B2 (ja) 2011-04-19 2014-07-09 パナソニック株式会社 プリコーディング方法、プリコーディング装置
JP5959831B2 (ja) * 2011-11-24 2016-08-02 株式会社Nttドコモ 無線通信システム、無線基地局装置及び無線通信方法
JP5870891B2 (ja) * 2012-10-11 2016-03-01 ソニー株式会社 情報処理装置、無線通信装置、通信システムおよび情報処理方法
KR102220377B1 (ko) * 2014-08-29 2021-02-25 삼성전자주식회사 다중 셀 다중 사용자 통신 시스템에서 적응적 빔 호핑을 위한 방법 및 장치
US10285188B2 (en) * 2014-09-11 2019-05-07 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Group based downlink transmission
US9578644B2 (en) * 2014-09-26 2017-02-21 Mediatek Inc. Beam misalignment detection for wireless communication system with beamforming
JP6530720B2 (ja) * 2016-01-19 2019-06-12 パナソニック株式会社 無線通信装置、制御装置、および制御方法
EP3591437A4 (en) * 2017-02-28 2020-07-22 Sony Semiconductor Solutions Corporation DISTANCE MEASURING DEVICE, DISTANCE MEASURING METHOD AND DISTANCE MEASURING SYSTEM
US12016006B2 (en) * 2021-09-20 2024-06-18 Qualcomm Incorporated Beam report triggers autonomous beam hopping

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05110499A (ja) 1991-10-14 1993-04-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信方式
JPH09200181A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Canon Inc 無線通信システム
JPH11243584A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Fujitsu Ltd 移動通信システムの緊急呼制御装置
US6898431B1 (en) * 1999-05-24 2005-05-24 Ericsson Inc. Dynamic channel allocation in a sectored cell of a cellular communication system
US7403748B1 (en) 2000-04-07 2008-07-22 Nokia Coporation Multi-antenna transmission method and system
US6882677B2 (en) * 2001-02-28 2005-04-19 Motorola, Inc. Method and apparatus for facilitating handoff in a wireless local area network
US7254158B2 (en) * 2003-05-12 2007-08-07 Qualcomm Incorporated Soft handoff with interference cancellation in a wireless frequency hopping communication system
EP1594330A1 (en) 2004-05-04 2005-11-09 Alcatel Methods for terminal assisted coordinated radio serving and interference avoidance in OFDM mobile communication system
US8014781B2 (en) * 2004-06-08 2011-09-06 Qualcomm Incorporated Intra-cell common reuse for a wireless communications system
JP4525207B2 (ja) 2004-06-25 2010-08-18 株式会社日立製作所 無線通信システム
US7428268B2 (en) 2004-12-07 2008-09-23 Adaptix, Inc. Cooperative MIMO in multicell wireless networks
US7768979B2 (en) * 2005-05-18 2010-08-03 Qualcomm Incorporated Separating pilot signatures in a frequency hopping OFDM system by selecting pilot symbols at least hop away from an edge of a hop region

Also Published As

Publication number Publication date
US8238927B2 (en) 2012-08-07
CN101207425B (zh) 2012-11-21
EP1933579A2 (en) 2008-06-18
EP1933579A3 (en) 2011-04-13
CN101207425A (zh) 2008-06-25
US20080146238A1 (en) 2008-06-19
JP2008153864A (ja) 2008-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5022017B2 (ja) Ofdmセルラ無線通信方法、そのシステム及び基地局
KR101017485B1 (ko) 업링크 전력 및 레이트를 효율적으로 제어하기 위하여umts tdd 시스템에서 업링크 소프트 핸드오프 지원
EP1999982B1 (en) Method&amp;system for fractional frequency reuse in a wireless communication network
US8477704B2 (en) Radio resource assignment method and base station device
JP2020523830A (ja) トランスポートブロックサイズを決定する方法及び装置
US9277414B2 (en) Wireless communication system, base station, and mobile station
JP5079007B2 (ja) 無線通信システム、スケジューリング方法、基地局装置、及び端末装置
JP5534028B2 (ja) 無線通信システム、基地局、移動局および無線通信方法
JP2018536360A (ja) 無線通信方法および装置
EP2949166A1 (en) Resource allocation in a radio communication network
JP5198383B2 (ja) 無線通信システム、基地局装置およびスケジューリング方法
WO2017169589A1 (ja) ユーザ装置及び通信方法
KR20170085989A (ko) 간섭을 제어하기 위한 장치 및 방법
WO2012104971A1 (ja) 無線通信システム、基地局、移動局、及び無線通信方法
KR102315340B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 서로 다른 서비스들을 지원하기 위한 장치 및 방법
JP2022516322A (ja) ダウンリンクデータ受信方法、送信方法、装置及び記憶媒体
CN115314182A (zh) Nr tdd***中双工方向的协调
US20190373462A1 (en) Information Transmission Method, Radio Access Device, And Terminal
US9967010B2 (en) Data transmission method and apparatus
CN110351035B (zh) 一种导频位置的确定方法、终端及基站
WO2008004829A1 (en) Apparatus and method for communicating control information in broadband wireless access (bwa) system
RU2553261C2 (ru) Способ выделения ресурса, назначения множества пользователей и передатчик
KR101641930B1 (ko) 무선통신 시스템에서 전력 제어 전이 장치 및 방법
JP5002416B2 (ja) 無線フレーム制御装置、無線フレーム制御方法及び無線通信装置
JP2012016055A (ja) 無線通信システム、および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091022

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110902

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120412

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5022017

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3