JP5094972B2 - パーソナルケア製品を推奨するための方法及びそのためのツール - Google Patents

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Description

本開示は一般に推奨システムに関し、及び特にはパーソナルケア製品推奨のための方法及びシステムに関する。
世界中で無数の人々が、パーソナルケア製品、例えば化粧品及びスキンケアトリートメントの使用を通じて、彼らの外見を改善しようとしている。こうした製品のための市場を認識して、製造業者は、消費者が選んでもよい非常に広範囲の製品を提供してきた。したがって個々の消費者が、どの種類の製品を適用すべきかを決めるのが難しいと感じても意外ではない。
多くのパーソナルケア製品の選択について、中心となる問題の内の1つは色である。この点について、重要な場合があるのは単に製品の色だけでなく、個人の皮膚の色又は色調、並びに製品の色が皮膚の色又は色調にどれだけ良く適合するかもまた重要な場合がある。製品の色、及び彼又は彼女自身の皮膚の色に対する個人の知覚は、選択が行われる時点で利用可能な照明のような要因により影響される場合があり、こうした照明は、通常使用の条件下で存在する照明とは異なる場合がある。個人は、使用時に適用したとき、製品がどのように見えるかを推測しようとすることにより、変化する条件を補正しようとする場合があるが、これは既に主観的なプロセスを更により一貫性のないものにする場合がある。
小売業者が個々の消費者を援助しようとする1つのやり方は、利用できる美容相談員を化粧品カウンターに配備することである。その結果これらの相談員は、顧客が顧客の外見の改善を目的とするパーソナルケア製品を特定するのを援助する責任を負う。彼らはそのトレーニング及び/又は経験によって、個人が援助されずに彼又は彼女の選択を行おうとした場合より、一貫性のある結果を提供できる場合がある。
しかしながら、こうした相談は、相変わらず主観的なままである。2人の異なる相談員に相談した同じ顧客が、2つの異なる推奨を受け取る場合もある。相談結果は、たとえ同じ相談員及び顧客であっても、訪問ごとに変化する可能性がある。加えて、美容相談員を雇うことは、パーソナルケア製品のコストを上昇させ、及び多くの顧客は、美容相談員に相談を持ちかけるという不便を望まない。
本開示の態様によると、製品推奨の方法は、標的基材に対して配置されたツールの取った画像を受け取ることを包含する。ツールは、標的基材がその中に見える開口を有するフレームと、開口に近接して配置された色補正スケールとを包含し、色補正スケールは、少なくとも第1色補正領域及び第2色補正領域を有し、第1色補正領域の色は、第2色補正領域の色と異なっている。方法はまた、色補正スケールに対応する画像の色補正スケール領域及び開口の中に見える標的基材に対応する画像の標的基材領域を特定すること、色補正スケール領域を分析して色補正を決定すること、色補正によって画像を補正すること、画像の標的基材領域から標的基材領域値一式を抽出すること、及び標的基材領域値一式によって製品推奨を生成することを包含する。
本開示の別の態様によると、ツールは、開口を有するフレームと、開口の周囲に配置された境界マーカーとを包含し、境界マーカーは、開口の周囲に配置された第1マーカー領域及び第1マーカー領域の周囲に配置された第2マーカー領域を包含し、第1マーカー領域の色は、第2マーカー領域の色と異なっている。ツールはまた、開口に近接して配置された色補正スケールを包含し、色補正スケールは、少なくとも第1色補正領域及び第2色補正領域を有し、第1色補正領域の色は、第2色補正領域の色と異なっている。
本明細書は、本発明と見なされる主題を具体的に指摘しかつ明確に主張する特許請求の範囲で完結するが、本発明は、添付図面と併せてなされる以下の説明から、更に十分に理解されると考えられている。一部の図面は、他の要素をより明らかに示すため、選択された要素を省略することで簡略化されている場合がある。一部の図面におけるこうした要素の省略は、対応する書面による明細書の中で明確に記述されている場合を除き、代表的実施形態のいずれかにおける特定要素の有無を必ずしも示すものではない。いずれの図面も必ずしも縮尺どおりではない。
本開示によるパーソナルケア製品を推奨するための方法及びシステムと共に使用するための装置のブロック図。 図1の装置及びシステムと共に使用するためのツールの概略図。 代替的なツールの概略図。 別の代替的なツールの概略図。 更に代替的なツールの概略図。 図2〜5のツールと共に使用するための位置決めデバイスの概略図。 代替的な位置決めデバイスの概略図。 別の代替的な位置決めデバイスの概略図。 デバイスの反対側の表面が露出するようにデバイスの角が曲げられた、更に代替的な位置決めデバイスの概略図。 基材に関連する電磁放射線反応特性を測定するため及びそれによってパーソナルケア製品を推奨するための方法のフローチャート。 図1の装置から受け取った画像を処理するための方法のフローチャート。 図1の装置から受け取った画像を処理するための代替的な方法のフローチャート。 図1の装置から受け取った画像を処理するための別の代替的な方法のフローチャート。
以下の説明は、異なる色及び色空間への参照を包含する。その点については以下の伝統的表現法に従う場合がある。これらの用語は、明細書の残りの部分において更なる専門用語により定義される場合がある。
「黒」とは、約40未満の輝度値及び約60未満の彩度値、より具体的には約30未満のL及び約30未満のC、更に具体的には約20未満のL及び約30未満のC、並びになお更に具体的には約20未満のL及び約15未満のCを有する色を指し、ここで光源はD65、観測者は10°である。
「彩度値」(「Cab*」又は「C」)は色空間の中心から測定された色までのベクトル距離を指し;それは色の飽和度又は強度を指定することを意図し、及び色の強度を透明度(すなわち、鮮明度対くすみ度)から区別する。色の彩度が低いほど、すなわちその強度が低いほど、色は灰色であることに近くなる。
「色相値」(「hab」又は「h」)は、赤、黄又は青のような基準色を参照する。色相は、赤、黄、緑、及び青が互いに90°離れている平面において定義される。色の色相は、その平面における角度である。
「明度値」(「L*」又は「L」)は、色の明るさから暗さまでの知覚を指す。黒は低い明度を有し(理論的に0に近似する)、及び白は高い明度を有する。
「LCh色空間」は、色測定の伝統的表現法であり、ここでL値、C値及びh値は、極座標成分(polar components)を使用して3次元空間の中にプロットされてもよく、その場合Lは軸線であり、hは角度であり、及びCはL軸からh角度に沿って離れる距離であり、CIE L*ab*ab色空間系のように定義される。
「明るい」色及び「暗い」色、又は「最も明るい」色及び「最も暗い」色(及びこれらのいずれかの順列)とは、カラー化粧品のここでの文脈において、ある(「明るい」又は「より明るい」)色が通常の観測者によって他の(「暗い」又は「より暗い」)色よりも明るいものとして知覚されることを指す意味の相対的な用語である。必ずしもそうであるとは限らないが、典型的には「明るい」又は「より明るい」色は「暗い」又は「より暗い」色の輝度値より大きい輝度値「L」を有する場合がある。例えば、彩度値「C」及び/又は色相のような他の色特性が、「暗い」又は「より暗い」色に対して「明るい」又は「より明るい」色と見なされ得るものについての消費者の知覚に影響する場合がある。
「標的基材」は、皮膚、毛髪、唇、爪、目、及び歯が挙げられるがこれらに限定されない消費者の身体の一部分であり、この部分に対して、正しい化粧品の色を選ぶ目的で、本発明の色選択ツールのサンプル区域が比較され得る。
一般に、本明細書に記載されている方法、システム及び装置は、パーソナルケア製品を推奨するためのシステムにおいて電磁気捕捉デバイスを使用する。ユーザー、例えば小売客が本開示によって装置を援助なしに操作できることを意図するが、ただしそれはそのように限定されるわけではない。具体的には、ユーザーは、測定されるべき基材、例えば彼/彼女の身体の一部分を自分自身で位置合わせするが、これは不均質/均質のつやのある又はつやのない基材であってもよい。1つ以上の較正基準がまた、装置と位置合わせされてもよく、及びユーザーは電磁気測定を始動する。それに応えて、装置は基材からの電磁波を捕捉する。捕捉された電磁波からデジタルデータが決定される。デジタルデータに基づいて、顧客は幾つかの選択を与えられ、及び/又は幾つかの推奨、例えばパーソナルケア製品の推奨を知らされる。
1つの実施形態によると、基準と共に使用される装置はまた、基材に関連する電磁放射線反応特性を測定する際に使用されるべく所定配置にある電磁波発生源及び複数個のフィルタを包含する。この実施形態では、発生源により発生された波の少なくとも一部分は、波が第1偏光フィルタを通過し、ユーザーから反射し、及び第1偏光フィルタに関して極が交差した配置において配置された第2偏光フィルタを通過した後で捕捉される。更にこの装置は、減衰フィルタを通過し及び1つ以上の較正基準から反射する電磁波を捕捉してもよい。こうした状況では、得られたデジタルデータは、装置を較正する及び/又は再較正するために使用されてもよい。この実施形態に関する更なる情報は、同時係属米国特許出願第10/965,534号の中に見出される場合がある。
別の実施形態によって電磁波を作り出し及び捕捉するように構造化された装置100のブロック図が図1に例示されており、この装置は、パーソナルケア製品推奨の生成のためにリモートサイトと連動して使用されてもよい。装置100は、コントローラ102を包含し、これは1つ以上のメモリデバイス108及び1つ以上のインターフェース回路110と動作可能に連結された1つ以上の処理ユニット104を包含してもよい。次には、1つ以上のインターフェース回路110は、1つ以上の入力デバイス112、1つ以上の出力デバイス114、電磁波発生源120、及び電磁気捕捉デバイス124と動作可能に連結されてもよい。
1つ以上の処理ユニット104は、例えばマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、専門数学用プロセッサなどが挙げられる多様な種類のものであってもよい。メモリデバイス(類)108は、揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリを包含してもよく、並びに内部及び/又は外部メモリ(例えば、フラッシュカード、メモリスティックなど)の形態であってもよい。メモリデバイス(類)108は、装置の機能を制御する1つ以上のプログラムを格納してもよい。メモリデバイス(類)108はまた、画面表示を示すデータ、ビットマップ、取扱説明書、個人識別情報、人口統計データ、デジタル画像、色データ、光の強度データ、ヒストグラムデータ、並びに/又は装置100により使用された及び/若しくは装置100により収集された他のデータを格納してもよい。インターフェース回路110は、イーサネット、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、及び/又は1つ以上の専有規格のような多様な規格のいずれかを実施してもよい。
1つ以上の入力デバイス112は、装置100のユーザーからのデータ、信号、識別情報、命令、及び/又は他の情報を受け取るために使用されてもよい。例えば、1つ以上の入力デバイス112は、1つ以上のキー若しくはボタン、音声若しくはジェスチャー認識システム及び/又はタッチスクリーンを包含してもよい。1つ以上の出力デバイス114は、装置100のユーザーへのプロンプト、指示、データ、推奨及び/又は他の情報を表示する又は伝えるために使用されてもよい。例えば、1つ以上の出力デバイス114は、1つ以上のディスプレイ、光源、及び/又はスピーカーを包含してもよい。装置は、以下に記載されるように、ユーザー操作のモバイルデバイス又はシステムの形態であり、出力デバイス114は、液晶ディスプレイ(LCD)及びスピーカーを包含してもよい。
捕捉デバイス124は、関心のある基材、及び発生源120、例えばキセノンフラッシュランプ、リニアフラッシュ、リングフラッシュ又は他の光源と潜在的に連動した1つ以上の較正基準から色データを生成する。捕捉デバイス124は、電荷結合素子(CCD)、相捕型金属酸化膜半導体(CMOS)デバイス、接合型電界効果トランジスタ(JFET)デバイス、線形光ダイオード配列又は他の光電子検出デバイスを包含してもよい。また上述のように、関心のある基材は、例えば装置100のユーザーの皮膚、目、又は歯が挙げられる多数の形態のいずれかを取ってもよい。
較正基準(類)は、その光の強度特性がシステムにとって既知である1つ以上の領域を有するサンプルを包含してもよい。実際に、捕捉プロセス及び較正プロセスを援助するツールが設計されてもよい。図2〜5は、幾つかのこうしたツールを例示する。
図2は、ツール200を例示する。ツール200は、開口204を有するフレーム202、境界マーカー206、及び色補正スケール208を包含し、並びに特定の実施形態では、開口204、境界マーカー206及び色補正スケール208は同一平面上にある。特定の実施形態によると、ツール200はこれらの要素のすべてを包含する必要はなく、及び要素は同一平面上にある必要はないことが認められる。しかしながら、例示されるように、図2のツール200はすべての3つの構造体を包含し、及びそれらは同一平面上にある。
初めにフレーム202について考えると、フレーム202は、ツール200が再利用可能又は使い捨てであることを意図されてもよいような材料から作製されてもよいことが認められる。例えばフレーム202はプラスチック材料から作製されてもよく、その場合その意図はユーザーがツール200を複数回数使用できるようにすることである。あるいはフレーム202は紙材料から作製されてもよく、その場合その意図はユーザーがツール200を使用後に廃棄できるようにすることである。プラスチック製ツールが1回使用後に再生利用される場合もあり、及び紙製ツールが1回又は限定回数の使用後になお有用である場合もあるため、ツール200が再利用可能になるか又は使い捨てになるかを、使用される材料が必ずしも決定付けるわけではもちろんない。しかしながら、購入時点で多数のツールが入手可能である場合、衛生的理由から使い捨てツールを有することが好ましい場合があることが認められる。
次に開口204について考えると、開口204は、関心のある基材の少なくとも一部分を開口204の中に表示するように形成され、これは皮膚、爪又は毛髪のような物質であってもよい。包含される開口の数は、ツール200間で変化してもよい。また開口の形状は、ツール200間で変化してもよい。
例えば、図2は単一の開口204を有するツール200を例示するが、他のツールは、異なる基材又は同じ基材の複数の部分を表示するために複数の開口を有してもよい。関心のある異なる基材、例えば皮膚及び爪又は皮膚及び歯を表示するために複数の開口が使用される場合、複数の開口は、画像化処理を容易にするために関心のある基材を分離してもよい。あるいは、関心のある同じ基材の異なる部分を表示するために複数の開口が使用される場合、これは比較目的のために別個のサンプルを提供するために行われてもよい。
図2に例示される開口204の形状は、閉鎖周囲を有することが認められる。図4に例示されるような他の実施形態によると、開口は、開口の範囲を限定する構造が1つ以上の辺に沿って存在しない開放周囲を有してもよい。図4に例示されるように、周囲は2つの辺において開放されている。したがって開口は、すべての辺において画定された穴又はスロットの形態である必要はない(例えば、ノッチ又は辺)。
図2に例示された開口204の形状は正方形であることがまた認められる。開口が正方形の形状を有することは必要ではない。円形の形状が図5に例示されており、及びL形のフレーム202により画定される別の形状が図4に例示されている。2次元においておおよそ同様の測定値を有する形状は画像処理を容易にする場合があるが、高さが高いというより狭いという形状、ひいては事実上、より1次元的な形状もまた使用されてもよい。更に言えば、前に触れたように、開口はフレームの単一辺によって画定されてもよい。
開口204の形状に関わりなく、境界マーカー206は開口204の周囲に配置されてもよい。この場合もやはり、境界マーカー206の形状及び構成にはかなりの多様性が存在する。その上、境界マーカー206は、開口204の境界の少なくとも一部分を示すために使用されてもよいが、マーカーは、マーカー206の構造に依存して他の用途を同様に有してもよい。例えばマーカー206はまた、以下に説明されるように、背景照明について、ツールを使用して取られた画像を修正するのに使用されるべき1つ以上の補正要因を決定する際に使用されてもよい。実際に、異なる補正要因が異なる方向において適用されてもよい。
図2に例示されるように、境界マーカー206は、少なくとも2つの異なるマーカー領域、第1マーカー領域220及び第2マーカー領域222を包含してもよいが、ただし他の実施形態は単一のマーカー領域を包含してもよい。第1マーカー領域220は、開口204の周囲に配置される。開口204は閉鎖周囲を有するために、第1マーカー領域220は、環形状を有するように見える。第2マーカー領域222は、次に第1マーカー領域の周囲に配置される。例示されるように、第2マーカー領域222は、第1マーカー領域220のように環形状を有し、及び第1マーカー領域220と同心である。他の実施形態によると、図3のように、第3マーカー領域224もまた包含されてもよい。
先の段落では、「周囲」を、図2及び3に例示されるように、マーカー領域が開口204を完全に取り囲む実施形態のみを指すように限定することは意図していない。代わりに「周囲」とは、開口204の閉鎖性又は開放性に関わりなく、マーカー領域が開口204の辺に沿って存在すると示すことを意図する。更に「周囲」は、マーカー206が連続していない状況を記載するためにも使用されるが、これはマーカー206は不連続であってもよいためである(例えば、長音記号)。
本開示によると、第1マーカー領域220及び第2マーカー領域222の色は異なってもよい。更に言えば、図3のように第3マーカー領域224が包含される場合には、このマーカー領域は、第1マーカー領域220及び第2マーカー領域222の色とは異なる色を有してもよい。
第1実施形態によると、第1マーカー領域220及び第2マーカー領域222の色は、ツール200を使用して取られたいずれかの画像の関心領域(ROI)の決定のために最適化されてもよい。これは、第1マーカー領域220を黒にし及び第2マーカー領域222を白にすることにより行われてもよい。あるいは第1マーカー領域220は、色空間の1つのチャネルにおいて画像化するために最適化される色を有してもよいが、第2マーカー領域222は、色空間の別のチャネルにおいて画像化するために最適化される色を有してもよい。例えば第1マーカー領域220は、そのR値より少なくとも1桁大きいG値を有してもよいが、第2マーカー領域222は、そのG値より少なくとも1桁大きいR値を有してもよい。他の実施形態によると、R値及びG値は少なくとも2桁で異なってもよい。
マーカー領域220、222について黒及び白以外の色を使用する利点は、背景照明を補正するのに境界マーカー206を使用するために、第3マーカー領域224を包含する必要がなくてもよいことである。マーカー領域220、222について黒及び白が使用される場合には、それらの色は、背景補正をそれから決定する階調度を決定する際に、境界マーカー206に関連する画像部分の使用を限定的にする場合がある。対照的に、黒又は白以外の色が使用される場合、1つ以上のこうした階調度を作り上げることが可能な場合がある。実際、複数の階調度が、水平方向及び鉛直方向に使用されてもよい。黒及び白が使用される場合でさえ、灰色の第3マーカー領域224の導入により、境界マーカー206について階調度が決定できるようになる場合がある。
ツール200はまた、色補正スケール208を包含する。図2〜5は、色補正スケールの異なる実施形態を例示するが、ここで色補正スケールの領域の数、並びにスケール及び/又はその構成要素領域の配列は変化する。実施形態の各々の態様は、例示されないが本開示の範囲内に留まる更なる実施形態を提供するために、他の実施形態の態様と置き換えてもよいことが認められる。色補正スケールは、各領域が皮膚の色調を表す一連の領域を包含してもよいため、スケールが皮膚の色調を表す領域以外の領域を包含する場合があるとしても、色補正スケールはまた皮膚色調スケールと称されてもよい。
図2に例示されるように、色補正スケール208は、第1色補正領域240、第2色補正領域242、及び第3色補正領域244を包含し、色補正領域240、242、244の各々は異なる皮膚の色調である。すなわち、第1領域240の色は第2領域242の色と異なり、及び第3領域244の色は第1及び第2領域240、242の色と異なる。
特定の実施形態によると、皮膚の色調を代表する色補正領域のLCh値は、およそL=73.5、C=15.3、h=55.6と、およそL=32.5、C=11.6、h=48.3との間で変化してもよく、ここで光源はD65、観測者は10°である。この範囲内で、異なる個体群は異なる平均の皮膚の色調を有してもよい。例えば、第1個体群は、およそL=66.0、C=21.4、h=52.3の平均の皮膚の色調を有してもよいが、第2個体群は、およそL=48.8、C=23.1、h=57.3の平均の皮膚の色調を有してもよく、及び第3個体群は、およそL=63.3、C=22.8、h=56.6の平均の皮膚の色調を有してもよい。
皮膚の色調を使用する異なる色補正スケールの多様性のある一式が、上述の範囲内で構成されてもよいことが認められる。例えば、1つの代表的な皮膚の色調スケールは、範囲の限界及び少なくとも1つの個体群の平均の皮膚の色調を包含してもよい。別の実施形態によると、皮膚の色調スケールは、範囲の限界及び少なくとも2つの個体群の平均の皮膚の色調を包含してもよい。更に言えば、皮膚の色調スケールは、個体群についての平均の皮膚の色調値、及びその個体群を代表する少なくとも1つの他の、好ましくは少なくとも2つの他の皮膚の色調を包含して構築されてもよい。例えば、個体群が、およそL=48.8、C=23.1、h=57.3の平均の皮膚の色調を有する場合には、2つの他の領域が包含されてもよく、1つはおよそL=56.4、C=25.3、h=60.4の皮膚の色調を有し、及びもう1つはおよそL=41.3、C=20.2、h=54.1の皮膚の色調を有する。別の例としては、個体群が、およそL=63.3、C=22.8、h=56.6の平均の皮膚の色調を有する場合には、2つの他の領域が包含されてもよく、1つはおよそL=66.7、C=20.8、h=56.0の皮膚の色調を有し、及びもう1つはおよそL=59.9、C=24.3、h=55.5の皮膚の色調を有する。他の可能性のある組み合わせが、所望の範囲を対象とするために可能である。
領域240、242、244において表される皮膚の色調の色間の適合は、多様な異なる基準により判定されてもよく、そのいずれかが操作可能なシステムを提供してもよい。しかしながら、より厳しくない基準下で皮膚の色調に適合していると判定された色は、より厳しい基準下で実際の皮膚の色調に適合していると判定された色とは異なる結果を使用時に提供する場合がある。例えば、領域240、242、244の内の1つについて使用される色は、単一照明条件において、例えば光源がD65、観測者が10°である場合に、実際の皮膚の色調に適合していると言われる場合がある。あるいは、色は、2つ以上の照明条件において、例えば、第1は光源がD65、観測者が2°又は10°のいずれかであり、及び第2は光源がA、F2、F7、F11、TL84、観測者が2°又は10°のいずれかである場合に適合していると言われる場合がある。可能性のある測定デバイスには、オーシャンオプティックス(Ocean Optics)のUSB4000光ファイバー分光光度計又はデータカラー・マイクロフラッシュ(Datacolor Microflash)の積分球分光光度計が挙げられるがこれらに限定されるべきでない。更にD65を使用する代わりに、別の昼光光源規格、例えばD50又はD55が使用されてもよい。非常に厳しい基準として、完全なスペクトル適合が皮膚の反射スペクトル、400〜700ナノメートル(nm)にわたって生じる場合、実際の皮膚の色調に適合していると言われる場合がある。これらの基準は、非限定的な例の一式として考えられるべきであり、及び他の例が当業者に知られることになることが認められる。
更に、図2に例示される色補正スケール208は、第4色補正領域246及び第5色補正領域248を含む。1つの実施形態によると、第4色補正領域246は黒であってもよく、一方第5色補正領域248は白であってもよい。別の実施形態によると、第4及び第5色補正領域は、灰色の異なる陰影、例えば淡い灰色及び濃い灰色であってもよい。
例示されるように、スケール208の領域240、242、244は、第2領域242が第1領域240に隣接し、及び第3領域244が第2領域242に隣接するように配置されている。同様に第4領域246は、第5領域248に隣接するが、第5領域248は第1領域240に隣接する。スケール208はまた境界マーカー206に隣接することが認められる。
しかしながら、図2に例示されるように、領域240、242、244が互いに隣接すること又は3つの色補正領域が包含されることは必要ではない。互いに隣接する領域240、242、244を有することは有利な場合があるが、領域は間隔を開けてもよく、及びそれでもなおツール200において有用な場合があると考えられている。図3に例示されるように、例えば、スケール208の領域260、262、264は、開口204の周囲に配置される。特に、領域260、262、264は、正方形の形状の開口204の、角の内の3つにおいて配置される。更に、3つ以上の領域の包含は、ツール200を使用して取られた画像の色較正を高める場合があるが、同様に3未満の領域を使用することもまた可能である場合がある。図4に例示されるように、2つの領域270、272のみが、開口の周囲に配置されたスケール208の中に包含されている。
更に、例示された領域240〜248、260〜264、及び270〜272のすべてが正方形の形状を有するが、これは本開示によるツール200の要件ではない。正方形の形状は、例えば、ツールを使用して取られた画像中のエッジの損失が領域の有用性を低減する場合がある矩形の形状に対して、一定の利点を有する場合がある。しかしながら、たとえ矩形の形状でも、本開示のツール200中に使用されるのには十分に有用な場合がある。したがって、領域240〜248、260〜264、及び270〜272について、本開示によって必須となる特定の形状はない。
色補正スケール208の領域は、多様な方法を使用して、フレーム202に取り付けられてもよい。例えば、色補正スケール208は、別個のプレート又は裏材の上に組み立てられてもよく、次にこのプレート又は裏材はフレーム202に取り付けられる。しかしながら、色補正スケール208をフレーム202の上に直接適用する又は形成することもまた可能な場合がある。例えば、1つの実施形態によると、色補正スケール208はフレームにシルクスクリーン印刷方法を使用して適用されてもよい。
特定の実施形態によると、ツール200はまた、フレーム202上に配置された指示を包含してもよい。図3は1つのこうした実施形態を例示しているが、ただし例示される実施形態のいずれについても指示は使用されてもよい。特に、図3は絵の形態での指示が包含される領域280を包含する。特に、領域280における絵は、顔の上に配置されたツール200又はその少なくとも一部分の表現を有する顔を例示する。絵は、ツール200のユーザーに、標的基材(この場合はユーザーの顔)に対するツール200の適切な設置を伝えようとしている。絵はまたツール200のユーザーに、捕捉デバイス124の視野に対する標的基材のおおよその比率を伝えようとしている場合がある。図3に例示されるような絵の指示に加えて又はその代わりに、文書の指示が使用されてもよいことが認められる。例えば、絵の指示は領域280の中に提供されてもよいが、文書の指示は、フレーム202の反対側の表面上に配置されてもよい。
また特定の実施形態によると、再び図3を参照するが、ツール200は識別子290を包含してもよく、ただし例示される実施形態のいずれについても識別子290は使用されてもよい。識別子は各個々のツール200に関連してもよいし、又は単一の識別子が複数個のツール200と共に使用されてもよい。例えば、一連の異なるツール200が、各々が異なる色補正スケール208を有して提供されてもよい。異なる色補正スケール208は、個体群の間で変化してもよいし、又は特定の捕捉デバイス124に向けて最適化されてもよい。これらのツール200の各々が、他のツール200とは異なる識別子を有してもよい。識別子は単に英数字記号であってもよく、この記号は画像から検出されるか、又は入力デバイスを使用してシステムのユーザーによって提供される。あるいは、識別子はバーコードの形態であってもよく、このバーコードは、画像が送信される時点でスキャンされるか、画像が処理されるときに画像から決定される。バーコードが、処理されるときに画像から決定される予定である場合には、画像が分析されるときにエッジの損失により識別子が読み取れなくなる可能性を限定するために、バーコードは、典型的な細いラインからなるのではなく、大きなブロックからなってもよい。
ツール200は、フレーム及び基準のため、又はフレーム、基準、フィルタ、レンズなどの組み合わせのために位置決めデバイスを包含してもよいこともまた認められる。更に、位置決めデバイスは、ツール200を標的基材に取り付けるために連結具を包含してもよい。例えば、基準をユーザーの皮膚に対して位置付けるために、ストラップホルダーが腕時計のバンド又はヘッドバンドのように使用されてもよく、ハンドルもまた同様に連結具と見なされてもよいが、一方レンズ及びフィルタは、捕捉デバイス124に対して装備されてもよいアダプタの中に配置されてもよい。なお他の代替的位置決めデバイスが図6〜9の中に例示されている。
図6は、フレーム202がハット300又はヘッドバンドに取り付けられ、ハット300又はヘッドバンドは、ツールを適切に位置付けるためにユーザーの頭上に位置付けられる、ツール200の実施形態を例示している。図7は、フレーム202がハンドル310に取り付けられ、開口204に直ぐ隣接してユーザーの手が存在しなくても、フレーム202を標的基材に連結するようにハンドル310がユーザーによって把持可能である、ツール200の実施形態を例示している。図8は、ツール200のフレーム202に1対の眼鏡320、及び特に眼鏡320のフレーム322が取り付けられている、ツール200の実施形態を例示しており、この位置決めデバイスは、眼鏡320を着用する個人の頬上の標的基材の周囲に、フレーム202を維持するために有用な場合がある。図9は、境界マーカー206及び色補正スケール208がその上に配置される表面262の反対側のフレーム202の表面260上のツール200のフレーム202に、接着剤ストリップ340が取り付けられている、ツール200の実施形態を例示しており、この位置決めデバイスは、更にユーザーの手を解放して、例えば、画像を取るために捕捉デバイス124の使用を容易にする場合がある。特定の実施形態によると、接着剤ストリップ340は、貯蔵及び使い勝手を容易にする、可剥性裏材を有する接着剤ストリップの形態であってもよく、及び好ましくは、標的基材に適用されるときに剥離可能である接着剤を使用する。
ホルダーは、完全に省略されてもよい。ホルダーが省略される場合、基準は基材に隣接して又はその上に配置されてもよく;例えば基材が皮膚である場合、基準(類)は関心のある皮膚に直面して設置されてもよく及びそこに手で保持されてもよい。いずれにしても、基準が皮膚、歯、毛髪又は他の基材に対して保持される場合、基材及び基準は、捕捉デバイス124に対して実質的に同じ距離になるため、減衰フィルタを提供することは必要ない場合がある。
次に、図1に例示される代替的装置100の少なくとも1つの実施形態によると、装置100は、そのすべて又は一部がモバイルであるデバイス又はシステムであってもよく、並びにこれはユーザー/顧客により所有され及び操作されてもよく、装置100のユーザーが、多種多様な場所で製品推奨を取り寄せる及び受け取ることができるようにする。そのために、装置100は、少なくとも装置100とネットワーク140との間の有線接続を使用することなく、装置100がネットワーク140を介してリモートサイト142と通信できるようにするトランシーバー130を包含してもよい。トランシーバー130は、例えば赤外線トランシーバーであってもよい。あるいは、トランシーバーは、無線周波数(RF)トランシーバーであってもよい。その上、トランシーバー130は、図1において単一要素として例示されているが、トランシーバー130は、送信及び受信の両方を提供する組み合わせ回路により定義されてもよいし、又は送信及び受信のための別個の回路により定義されてもよい。
したがって、装置100は、セルラー又はモバイル電話、及び特にデジタルカメラデバイスを組み込んだセルラー又はモバイル電話と一般的に称されるようなモバイルユニットにより定義されてもよいことは認められる。こうしたデバイスは、本明細書では、一体型手持ち式デバイスと称されてもよい。こうした実施形態によると、デジタルカメラは、少なくとも一部においては、CCD、CMOS、JFET又は他の光電子検出デバイスにより定義されてもよい。トランシーバー130は、ネットワーク140と、RF信号を使用して、幾つかの規格のいずれかにより通信してもよい。
装置100は、各々のデバイスが装置100の一部分を定義する、別個のデバイスの組み合わせから構成されるモバイルシステムによって定義されてもよいことがまた認められる。例えば、装置100は、デジタルカメラのような手持ち式デバイスを包含してもよく、これはコントローラ100、電磁波発生源120、及び電磁気捕捉デバイス124、及びコンピュータを包含してもよく、これはまたコントローラ100、並びに入力及び出力デバイス112、114及びトランシーバー130を包含してもよい。こうした実施形態によると、デジタルカメラは、ハードワイヤ接続(例えば、ケーブル又は同様なもの)によってコンピュータと通信してもよいし、又は無線接続(例えば、赤外線)を使用してコンピュータと通信してもよい。更に言えば、コンパクトフラッシュ(CF)カード又は同様なもののようなメモリデバイスは、カメラから取り外されてもよく及びコンピュータに動作可能に連結されるようなデバイス用リーダーの中に設置されてもよい。従来のカメラが使用され、及びそれによって提供される写真がスキャンされて、コンピュータに次に転送される画像を提供することもまた可能な場合がある。一方で、コンピュータはネットワーク140と、上記のモバイルデバイスと同じように、すなわちRF信号を使用して、幾つかの規格のいずれかにより通信してもよい。あるいは、コンピュータは、ネットワーク100と、例えば、コンピュータをルーター又はハブに、有線又は無線(例えば、赤外線)リンクを介して連結することにより通信してもよく、ルーター又はハブは次にネットワーク140の残りの部分と通信する(例えば、インターネット)。例えば、ネットワーク接続は、イーサネット接続、デジタル加入者回線(DSL)、電話線、又は同軸ケーブルであってもよいが、これらに限定されない。
製品推奨を受け取る又は提供するためのプロセス400の実施形態のフローチャートが、図10に例示されており;すなわちプロセスは推奨を依頼する及び受け取るためにユーザーにより実行されてもよい幾つかの工程を包含するが、他のものは推奨を生成し及び提供するために製造業者、小売業者などにより執り行われてもよい。プロセス400は図10に例示されるフローチャートを参照して記載されるが、プロセス400を遂行するために多くの他のやり方が存在してもよいことが認められる。例えば、工程の順番は変化してもよく、及び工程は任意であるとして扱われてもよいし又は完全に省略されてもよい。また、プロセス400の少なくとも一部は、コントローラメモリ108の中に格納されるソフトウェアプログラムの中に具体化されてもよく、及び処理ユニット104によって周知の方式で実行されてもよい。しかしながら、プロセス400の工程の幾つかは、ネットワーク140に関連する他のデバイス、例えばリモートサイト142により実行されてもよい。
一般に、プロセス400は、装置100の実施に依存して、ブロック402、404において開始してもよい。ブロック402、404は、ユーザーに情報及び較正基準を提供する、及びユーザーからの情報を依頼する作業を包含する。例えば、ブロック402では、ユーザーは較正基準、及び製品推奨を受け取るために遂行されなければならない工程についての指示を提供されてもよく、これには、どのように装置100及び基準を位置付けるか、どのように装置100を始動して基材のデジタル表現を得るか、どのように個人的嗜好についての情報を入力するか、並びにどのようにデジタル表現及び個人的嗜好についての情報をネットワーク140で送信するかについての指示が挙げられる。装置100の実施形態が、1対の目の位置決めフレームのような基材の位置合わせデバイスを包含する場合、指示はそれらの操作を記載してもよい。ブロック404では、ユーザーは、一定の個人的嗜好及び/又は個人識別情報を依頼する一連のプロンプトを受け取ってもよい。こうした場合、装置100は個人的嗜好及び/又は個人識別情報を、1つ以上の入力デバイス112を介して受け取ってもよく、並びに個人的嗜好及び/又は個人識別情報をメモリ108の中に格納してもよい。この作業は、後に続く方法の中で反映される、システムを使用する一部としてユーザーが完了しなければならない登録の形式を包含していてもよく、この登録はまた、ユーザー識別子及び潜在的にパスワードの選択又は割り当てを包含していてもよい。
プロセス400は、ブロック406において、電磁波発生源120、電磁気捕捉デバイス124、及び基準の位置付けを続ける。このブロックの正確な実施は、装置100の実施形態の性質によって変化することが認められる。装置100が、内蔵デジタルカメラを有するモバイル携帯電話の形態を取る場合、ブロック406は被験者又は別の人が関心のある基材のところにカメラを位置付けるために携帯電話を保持することを包含してもよい。装置100が、ポータブルコンピュータとの組み合わせにより使用されるカメラの形態を取る場合、カメラは基材に向けられてもよいが、コンピュータの位置は、このブロックで取られる動作には関係ない。更に、提供される場合には位置合わせデバイスが基材に関して使用されてもよい。更に、基準(類)の位置付けは、基準(類)を基材の上に置くこと又はそれらを所定位置に保持することを伴ってもよく;特定の実施形態によると、この動作を実行するためにホルダーが提供されてもよい。
ブロック406において、ひとたびユーザーが基準及び基材、例えば彼/彼女の身体の一部分を、装置100と自分自身で位置合わせしたら、ブロック408において、ユーザーは電磁気測定を始動する。それに応えて、ブロック410、412において、装置100は電磁波を生成してもよく、並びに基準(類)及び基材からの波を捕捉してもよいが、ただし電磁波の生成は完全に任意であることが認められる。
電磁気捕捉デバイス124の異なるX−Y座標において電磁気捕捉デバイス124により捕捉される異なる波は、ブロック114において、2次元データマトリックスに別個に格納されてもよい。装置100の本開示の1つの実施形態によると、マトリックスはデジタル画像の形態であってもよく、及び特定のX−Y座標(ピクセル)において捕捉された波の表現は、特定の光強度であってもよい。この2次元マトリックスは、この小売客に関連する個人的嗜好及び/又は個人識別データと併せて格納されてもよい。
この時点で、装置100のユーザーから集められた情報は、モバイルユニット100からリモートサイト142へ、ブロック416において、ネットワーク140を介して転送されてもよい。例えば、ユーザーから集められた識別情報及び個人的嗜好の情報は、2次元マトリックスと共に、電子メールシステムを介して、情報を添付とするか又はe−メールの中に埋め込むかのいずれかにより、リモートサイト142に送信されてもよい。更に言えば、情報はモバイルユニット/装置100からリモートサイト142にネットワーク140でアップロードされてもよい。アップローディングはインターネットを介して、安全な若しくは安全でないサイトのいずれかを介して生じてもよいし、又は直接回線接続を介して生じてもよい。
マトリックスの光強度値は、製品推奨の生成前に、更に処理されてもよい。これらの工程は、装置100内又は装置100において行われてもよいが、ブロック416の転送工程後に、これらの作業をリモートサイト142において実行することはより便利な場合がある。例えば、ブロック418において、画像が処理されてもよく、及びブロック420において、ヒストグラムが生成されてもよい。例えば、ブロック418における処理は、光強度値をRGB(赤−緑−青)系からLAB(明るさ−黄/青−赤/緑)及び/又はLCh(明るさ−彩度−色相)系に変換することを包含してもよい。ブロック420において、電磁気捕捉デバイス124の異なるX−Y座標において捕捉された異なる波のデジタル表現、又はその変換された表現は、異なるX−Y座標の各々に関連する光強度値を決定し及び各光強度値(又は光強度値の範囲の各々)の発生回数を数えることによりヒストグラムに組み合わされてもよい。ブロック420においてヒストグラムを作成する前又は後で、ブロック418において、光強度値は元の色空間からいずれかの他の色空間に変換されてもよいことが認められる。
ブロック418、420に加えて又はその代わりに、追加の工程が取られてもよいことが認められる。図11A、11B及び11Cは、ブロック416において受け取られた画像を処理して、図10の方法400において後に続く製品推奨工程のための基礎を提供する3つの代替的方法を例示する。図11A及び11Bの方法は、画像が別個のチャネル又は単一チャネルのどちらで初めに分析されるかに関して異なっている。図11A及び11Bの方法は、画像中の関心のある領域の内の1つ以上を特定する方法において、図11Cの方法に関して異なっている(自動対手動)。
代替的方法が、図11A、B、Cに例示されるフローチャートを参照して記載されているが、方法を遂行するための多くの他のやり方が存在してもよいことが認められる。例えば、工程の順番は変化してもよく、及び工程は任意であるとして扱われてもよいし又は完全に省略されてもよい。1つの例として、背景及び色補正の両方が、すべての実施形態によって遂行される必要はない。また、方法の少なくとも一部は、リモートサイト142において格納され及び実行されるソフトウェアプログラムの中に具体化されていてもよい。しかしながら、方法の工程の幾つかは、ネットワーク140に関連する他のデバイス、例えば装置100において又はそれによって実行されてもよい。
図11Aは、方法400のブロック416において受け取られた画像が、別個のチャネルを使用して処理される方法500を例示している。1つの実施形態によると、分析のために3つのチャネルが使用されてもよく、及びR、G、Bチャネルに対応していてもよい。分析は、他の色空間において同様に行われてもよいことが認められる。
方法500は、ブロック502において開始してもよく、ここでは画像は後に続く分析工程のために初めに処理される。ブロック502において、例えば、画像のフィルタリングが挙げられる多様な前処理作業が生じてもよい。分析方法500は、色空間の別個のチャネルにおける分析に頼っているため、画像はチャネルの各々において別個にフィルタを掛けられる。フィルタリングは、例えばメディアン又はガウスフィルタを使用して生じてもよい。
ブロック504において、方法500は次に続いてもよく、ここでは画像が別個のチャネルにおいて、例えばR、G、Bチャネルの各々において分析される。こうした実施形態によると、ツール200は、少なくとも2つの領域を包含する境界マーカー204を有してもよく、それらの領域は、2つのチャネル、例えばR及びGチャネルにおいて異なる特性を有している。チャネルの各々では、画像の生成におけるツール200の使用によって、画像の中に収容された特別な輪郭を特定するために、エッジ検出手法が使用される。例えば、キャニー(Canny)又はロバーツ(Roberts)エッジ検出手法が使用されてもよい。ひとたびエッジ検出がチャネルの各々において遂行されると、結果は特別な輪郭の各々について画像中の位置を提供するために組み合わされる。
ブロック504において輪郭を特定したら、方法500はブロック506に続いていく。ブロック506において、ツール200の形状の知識が特別な輪郭の位置と組み合わされて、ツール200及び標的基材の画像上の様々な特徴を特定する。例えば、境界マーカー206、色補正スケール208、及び開口204の中に位置する標的基材に対応する画像の領域が特定されてもよい。境界マーカー206に対応する画像の領域は境界領域と称されてもよく、色調スケールに対応する画像の領域は色補正スケール領域と称されてもよく、及び開口の中に位置する標的基材に対応する画像の領域は、標的基材領域と称されてもよい。更に、これらの領域の各々の内の領域が特定されてもよい。例えば、色補正領域は、色補正スケール208の色補正領域の各々に対応して、色補正スケール領域内に認められてもよい。
方法500は次に、ブロック508及び510に続いていき、ここでは画像が分析され、及び背景照明について補正される。分析及び補正が、方法500の別個の工程として例示されているが、工程は単一動作として、定義可能な分離なしに動作してもよいことが認められる。ブロック508において、画像の境界領域が分析されて、画像の階調度を決定する。次には、画像の階調度は、画像のための背景補正を決定するために使用され、この背景補正は、画像が生成される時点で生じる背景照明条件を補正するように画像を修正するために使用されて、画像の実際の色をツール及び標的基材の色に良く一致させる試みを行ってもよい。ブロック510において、画像は次に背景補正を使用して補正されてもよい。
方法500は次に、ブロック512、514において、色補正スケール領域を分析し及び色補正を適用する。上記のように、分析及び補正が別個の工程として例示されているが、工程は単一動作として、定義可能な分離なしに動作してもよいことが認められる。更に、ブロック512において行われた作業は分割されてもよく及び別個に例示されてもよいが、ただし、図10Aにおいては、それらをそのように例示しないことが選ばれている。色補正スケール領域を分析する際に、色補正領域のための値は、画像から抽出される。これらの値は次に、こうした小領域のための期待値に対応するデータベース中に格納された値と比較されてもよい。上述のように、ツール200は識別子を包含してもよく、及び識別されたものは、比較のためにデータベースからどの値を取り出すかを決定するために画像から読まれてもよい。観測値及び期待値に基づいて、色補正が決定されてもよい。ブロック514において、画像は次に、色補正によって補正されてもよい。
これで画像が背景照明及び色変動について補正され、方法500は、ブロック516において、画像の標的基材領域から標的基材領域値一式の抽出を続行してもよい。この作業は、この値が抽出された色空間から、それらが製品推奨を作製する目的で分析されることになる別の色空間へのこの値の変換と組み合わされてもよい。変換はまた抽出の前に生じてもよいこと;更に言えば、方法500の工程のいずれかの前に、全画像に対して変換が生じてもよいことが認められる。抽出された値一式と共に、方法500は、方法400に戻って行ってもよい。
代替的方法550が、図11Bに例示されている。方法550は、フローチャートの比較から見られるように、方法500に類似している。すなわち、ブロック508〜516は、ブロック558〜566に対応する。方法550は、ブロック552、554に関して方法500と異なっている。しかしながら、違いは、チャネルの分離に関係して又は関係なく、主として処理の内の1つである。方法500において、ブロック552、554は、色空間の各チャネルについて遂行されてもよいが、一方で方法550は別個のチャネルでは分析しない。
なお更に代替的な方法600が、図11Cに例示されている。この方法は、フローチャートの比較からまた見られるように、方法500、550に類似している。すなわち、ブロック608〜616は、ブロック508〜516、558〜566に対応する。方法600は、方法500、550と画像の処理に関して、及び特に画像の標的基材領域の位置の決定に関して異なる。方法600によると、画像分析、及び特に境界マーカー領域における画像分析を使用して標的基材領域を自動的に特定するのではなく、画像が更なる処理のために送信される前に手動工程が生じる。手動工程では、人は画像を見て、画像内の標的基材領域の位置を表す位置識別データを生成する。データを生成するのに関与する人は、標的基材の当事者であってもよい。あるいは、画像は第三者に送られてもよく、第三者は、色及び/又は背景補正のために画像を転送する前に領域位置に関するデータを生成するのに関与する。データは、ソフトウェアツール、例えば、画像の標的基材領域を表す画像部分の周囲に四角形又は環を描けるようにする描画ツールの使用を通じて生成されてもよい。ひとたびこの手動工程が完了したら、画像及び位置識別データは更なる処理のために送信される。このようなものとして、方法600は工程606から開始し、ここではこの位置識別データが受け取られ、及びその後、この位置識別データを、境界マーカー領域の分析に関連して決定された位置の代わりに使用して、方法600は工程608〜616を続行する。
境界マーカー領域は、図11Cに例示される方法600の中では、標的基材領域を決定するためには利用されないが、境界マーカー領域は、背景補正を決定できるようになお包含されてもよいことが認められ、この補正は照明条件について画像を補正するために使用される(ブロック608、610)。あるいは、境界マーカー領域が完全に省略される場合には、背景補正は他の方法を使用して決定されてもよい。
図10に例示される方法400に戻ると、画像の標的基材領域についての値一式に基づいて、顧客は幾つかの選択を与えられてもよく及び/又は幾つかのパーソナルケア製品の推奨を知らされてもよい。装置100の使用の1つの実施例では、小売客は、色の選定をする必要がある場合がある。例えば、装置100がヘアカラー製品推奨システムと連動して使用されており、及び顧客の毛髪色の分析結果が二峰性分布となる(すなわち、主に2つの色が存在する)場合、装置100は、顧客に2つの色の内の一方を好ましい色として選ぶよう求める場合がある。それ故に、装置100は、この2つの選択を出力デバイス114上に表示してもよく(ブロック422)、及び顧客から選択を受け取ってもよい(ブロック424)。例えば、装置100は、選択を指示するために触ってもよいタッチセンサ式ディスプレイ114上に、2つの多角形の色区域を表示してもよい。
ブロック422はまた、ブロック418において生じる画像処理の状態に関するコメントを表示するために使用されてもよい。例えば、方法400は、完了した処理を使用して方法の残りの工程を続行するか、又は画像捕捉プロセスを再び新たに始めるかという選択肢の形態で、ブロック422において選択肢を表示することを包含してもよい。例えば、418における画像処理が、製品推奨を作製する際に使用するためにはそれほど最適ではない抽出値の一式を生成する場合がある。一式の使用は推奨が作製されることを妨げない場合もあるが、ユーザーが、続行するか、又は図10で点線により例示されるようにブロック406に戻り、その時点から処理を繰り返すかを選べるようにすることは好ましい場合がある。もちろん、例えばこの一式が、この一式の統計分析に沿わないものである場合、こうした選択肢は必須の工程として提示されてもよい。あるいは選択肢は、方法400の幾つかの他のブロックに戻ることを伴ってもよい。
装置100から受け取られた様々な入力(個人的嗜好、個人識別、光強度マトリックス、選択肢の選択)に依存して、リモートサイト142は、1つ以上の製品及び/又はサービスの推奨をブロック426において生成する。推奨は、抽出された値一式と製品のデータベースとを比較する1つ以上のアルゴリズムに基づいていてもよい。こうしたアルゴリズムは、抽出された値一式をこれらの製品の各々に関連する色のデータベースと比較してもよい。これらの推奨は次に、ブロック428において、リモートサイト142から装置100へと転送される。次に推奨製品及び/又はサービスは、ブロック430において、出力デバイス114の内の1つを介して小売客に表示されてもよい。例えば、装置は、製品名及び/又は色を表示してもよい。
上記のシステム、ツール、及び方法は、標的基材、例えば皮膚、毛髪、歯などに関して記載されてきたが、システム、ツール及び方法はまた、標的基材以外の標的材料と共に使用されてもよいし、又は標的材料及び標的基材と共に使用されてもよいことが認められる。標的材料は、例えば衣類に使用されてもよい布地、絹などを包含してもよい。標的材料は、木材、ペンキ及び壁紙のような建築材料を包含し得る。他の用途も認められる。
要約すれば、基材に関連する電磁放射線反応特性を測定するための方法及び装置が提供されたことが、当業者には容易に理解されよう。以上の説明は、例示及び説明の目的で提示されている。包括的であること又は本発明を開示された実施形態例に限定することは意図していない。以上の教示を考慮すれば、多くの修正及び変形が可能である。本発明の範囲は、実施形態例のこの詳細な説明によって限定されず、むしろ添付の特許請求の範囲によって限定されることを意図する。
「発明を実施するための形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。
以上、本発明の特定の実施形態を例示及び説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行うことが可能である点は当業者には自明であろう。そのため本発明の範囲に含まれるすべてのこうした変更及び修正を添付の特許請求の範囲において網羅することを意図する。

Claims (14)

  1. 開口(204)を含むフレーム(202)と、
    前記開口(204)の周囲に配置された境界マーカー(206)であって、前記境界マーカー(206)が、前記開口(204)の周囲に配置された第1マーカー領域(220)及び前記第1マーカー領域(220)の周囲に配置された第2マーカー領域(222)を含み、前記第1マーカー領域(220)の色が、前記第2マーカー領域(222)の色と異なる境界マーカー(206)と、
    前記開口(204)に近接して配置された色補正スケール(208)であって、前記色補正スケール(208)が、少なくとも第1色補正領域(240)及び第2色補正領域(242)を有し、前記第1色補正領域(240)の色が前記第2色補正領域(242)の色と異なる、色補正スケール(208)と、
    を含む、ツール(200)。
  2. 前記ツールを標的基材に取り付けるための連結具を含む位置決めデバイスを更に含む、請求項1に記載のツール(200)。
  3. 前記位置決めデバイスが、ハット(300)、ハンドル(310)、1対の眼鏡(320)、又は接着剤ストリップ(340)の内の1つを含む、請求項2に記載のツール(200)。
  4. 前記第1及び第2色補正領域(240、242)が異なる皮膚の色調を含み、前記皮膚の色調の各々が、少なくとも1つの照明条件において、実際の皮膚の色調と適合する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のツール(200)。
  5. 前記皮膚の色調の各々が、2つの照明条件において、実際の皮膚の色調と適合する、請求項4に記載のツール(200)。
  6. 前記皮膚の色調の各々が、実際の皮膚の色調と完全にスペクトル適合する、請求項4又は5に記載のツール(200)。
  7. 前記色補正スケール(208)が、第3色補正領域(244)を含み、前記第3色補正領域(244)が、前記第1色補正領域(240)の皮膚の色調及び前記第2色補正領域(242)の皮膚の色調と異なる皮膚の色調を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のツール(200)。
  8. 前記色補正スケール(208)が、第4及び第5色補正領域(246、248)を包含し、前記第4及び第5色補正領域(246、248)が、第1灰色色調及び第2灰色色調を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のツール(200)。
  9. 前記開口(204)が閉鎖周囲を有し、及び前記第1マーカー領域(220)が、前記開口(204)の周囲に配置された環を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のツール(200)。
  10. 前記第2マーカー領域(222)が、前記第1マーカー領域(220)の周囲に同心円状に配置された環を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のツール(200)。
  11. 前記境界マーカー(206)が、前記第2マーカー領域(222)の周囲に配置された第3マーカー領域(224)を含み、前記第3マーカー領域(224)が、前記第1マーカー領域(220)の前記色及び前記第2マーカー領域(222)の前記色と異なる色を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のツール(200)。
  12. 前記開口(204)、前記境界マーカー(206)及び色補正領域(240、242、244、246、248)が同一平面上にある、請求項1〜11のいずれか一項に記載のツール(200)。
  13. 前記第1色補正領域(240)及び前記第2色補正領域(242)が、正方形の形状を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載のツール(200)。
  14. 前記色補正領域(240、242、244、246、248)が、前記フレーム(202)にシルクスクリーン印刷された、請求項1〜13のいずれか一項に記載のツール(200)。
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