JP5094450B2 - 表示装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルが検出した接触及び接触位置に応じて表示領域の拡大及びスクロール表示を行う表示装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、電子辞書及び音楽再生装置等の携帯電子機器が普及している。携帯電子機器には、ユーザが操作する操作部の省スペース化により小型化を図るために、表示部の前側に接触及び接触位置を検出する透過型のタッチパネルを備え、アイコン及びファイル名等を選択する選択項目等が表示された表示部の表示画面を視認して夫々の表示位置に対応したタッチパネルの一部にユーザが触れることにより操作入力可能としたものが広く使われている。携帯電子機器は、表示画面が小面積であるにも関わらず、表示画面の高解像度化に伴い、多数のアイコン及びファイル項目等の選択項目が表示可能となってきている。
しかし、表示画面に表示された多数の選択項目のうち一つを、タッチパネルを介してユーザの指先で選択する場合、複数の選択項目の表示間隔及び表示面積がユーザの指先の腹の面積よりも小さい場合、選択しようとしている選択項目に隣接した他の選択項目を誤って選択することがある。このため、表示画面が比較的小さく、表示画面に表示し得る選択項目夫々の表示面積が、人間の指先の腹の面積よりも小さくなるような表示装置では、人間の指先よりも細く形成された先端を有するタッチペン及びスタイラス等の指示棒を用いて入力することが一般的であった。
また、表示画面に表示しきれない画像を表示する場合、表示画面に表示する表示領域を画像の一部の領域に設定すると共に、表示画面の前側に設けられたタッチパネルにユーザが触れることにより、表示領域を画像上で移動させてスクロール表示を行う表示装置が使われている。例えば、特許文献1に記載のスクロール制御装置においては、タッチパネル上でユーザがドラッグ操作を行うことにより、スクロール表示を可能にしている。さらに指示棒を利用する場合、携帯電子機器と共に指示棒を携帯しなければならず、指示棒を紛失した際に入力ができなくなるため、特許文献2に記載の表示装置においては、表示画面に表示された一部の選択項目を拡大表示することにより、指示棒を用いることなく選択項目を指先で容易に選択可能にしている。
特開平6−149531号公報 特開2007−41790号公報
特許文献1に記載のスクロール制御装置においては、表示画面に表示された大容量の画像をスクロール表示する場合、画像に設定された表示領域の画像全体における位置を把握し難いという問題があった。このスクロール制御装置を多数の選択項目からなる画像を表示する表示装置に用いた場合、画像に設定された表示領域の画像全体における位置を把握し難いために、選択すべき選択項目が表示画面に表示されるようスクロール表示を指示することが困難であるという問題があった。特許文献2に記載の表示装置においては、ユーザが選択項目夫々を拡大表示させる操作を必要とし、拡大表示された選択項目が所望の選択項目であるか否かを確認してから選択操作を行うことによる煩わしさが生じるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、タッチパネルが接触を検出している期間中、表示領域を拡大する表示領域変更手段と、接触位置が変化した場合、スクロール表示するスクロール手段とを備えることにより、スクロール表示において表示領域が拡大されて所望の部分画像が表示画面に表示されるよう容易にスクロール表示させることが可能となると共に、スクロール操作後には拡大された表示領域が拡大前の大きさの表示領域へ戻される結果、部分画像をなす選択項目が拡大されてタッチパネル操作により容易に選択させることが可能となる表示装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、画像に設定された表示領域に含まれる部分画像を表示する表示部と、該表示部の前面に設けられたタッチパネルと、前記表示領域の画像上の位置を変更するスクロール手段とを備え、前記タッチパネルが検出した接触及び接触位置の変化量に応じて前記スクロール手段により前記表示領域の画像上の位置を変更する表示装置において、前記画像に設定された表示領域の大きさを変更する表示領域変更手段を備え、前記スクロール手段は、前記表示領域の画像上の位置の変更を指示する操作を受け付けるスクロールバーを前記表示部の一部に表示し、前記タッチパネルが検出した接触位置が変化した場合、前記表示領域の画像上の位置を移動させるよう構成してあり、前記タッチパネルが前記スクロールバーを表示している部分を除く前記表示部の一部と対応する接触位置を検出している期間中、前記表示領域変更手段は前記タッチパネルが検出した接触位置に応じて拡大率を変更し、前記表示領域を拡大するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、表示画面に表示しきれない画像に表示領域が設定されて表示領域に含まれる部分画像がタッチパネルを前側に有する表示部に表示される。ユーザの指先がタッチパネルに触れた場合、表示領域が拡大される。ユーザの指先がタッチパネルから離れた場合、拡大されていた表示領域が拡大前の大きさの表示領域に戻される。表示画面の一部にスクロールバーが表示されている場合に、ユーザが表示画面に表示されたスクロールバーに触れている期間中、表示領域が拡大され、スクロールバーが受け付けたユーザの操作に応じて部分画像がスクロール表示される。また、表示領域が拡大される場合、ユーザの指先が触れたタッチパネル上の接触位置に応じて表示領域の拡大が変更される。
本発明に係る表示装置は、前記タッチパネルが接触を検出した時点からの経過時間を、前記接触を検出しなくなった時点又は前記接触位置が変化した時点まで計時する計時手段をさらに備え、前記表示領域変更手段は、前記計時手段が計時した経過時間が予め設定された時間に達した場合、前記表示領域を拡大するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、ユーザの指先がタッチパネルに触れた時点からタッチパネルに触れた状態で予め設定されている時間が経過した場合、表示領域が拡大される。
本発明に係る表示装置は、前記表示領域変更手段は、前記スクロールバーを表示している部分を除く前記表示画面を横方向に3等分した領域を定め、前記表示領域の拡大率を前記接触位置と該接触位置に対応する領域によって決定することを特徴とする。
本発明にあっては、表示画面を横方向に3等分した領域を定め、接触位置がどの領域であるかによって、表示領域の拡大率を決定する。
本発明に係る表示装置は、前記表示領域変更手段は、予め設定された前記タッチパネル上の直線と略平行な線に沿って前記タッチパネルが検出した接触位置が変化した場合、該接触位置の変化量に応じて前記拡大率を変更するよう構成してあり、前記スクロール手段は、前記直線と略垂直な直線に沿って前記タッチパネルが検出した接触位置が変化した場合、前記表示領域の画像上の位置を変更するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、ユーザによりタッチパネル上の横方向にドラッグ操作が行われた場合、ドラッグ操作に応じて表示領域の拡大率が連続的に変更される。ユーザによりタッチパネル上の縦方向にドラッグ操作が行われた場合、表示部に表示されている部分画像がドラッグ操作に応じてスクロール表示される。
本発明に係る表示装置は、前記画像は、複数の選択項目を配列してなり、前記タッチパネルが検出した接触及び接触位置に応じて選択項目を選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の選択項目が配列された画像に表示領域が設定され、表示領域に含まれる複数の選択項目の一部が表示部に表示される。ユーザの指先がタッチパネルに触れている期間中、表示領域が拡大される。これにより、より多数の選択項目が夫々縮小されて表示される。表示されている複数の選択項目がドラッグ操作に応じてスクロール表示される。ユーザがタッチパネルから指先を離した場合、拡大された表示領域が拡大前の大きさの表示領域に戻される。これにより、少数の選択項目が夫々拡大されて表示され、この状態でユーザがタッチパネルに触れることにより選択項目が選択される。
本発明に係るコンピュータプログラムは、画像に設定された表示領域に含まれる部分画像を表示する表示部と、該表示部の前面に設けられたタッチパネルとを備え、前記表示領域の画像上の位置を変更する操作を受け付けるスクロールバーを前記表示部の一部に表示するようにしてある表示装置が有するコンピュータに前記タッチパネルが検出した接触及び接触位置の変化量に応じて前記表示領域の画像上の位置及び大きさを変更させるコンピュータプログラムにおいて、前記タッチパネルが接触を検出したか否かを判定する判定ステップと、該判定ステップにて接触を検出したと判定した場合、接触位置を取得する取得ステップと、取得した接触位置が前記スクロールバーを表示している部分を除く前記表示部の一部と対応する位置であるとき、前記タッチパネルが接触を検出している期間中、前記タッチパネルが検出した接触位置に応じて前記表示領域の拡大率を変更し、前記表示領域を拡大する拡大ステップと、前記接触位置が変化したとき、前記表示領域の画像上の位置を変更するスクロールステップとを実行させることを特徴とする。
本発明にあっては、ユーザの指先がタッチパネルに触れている期間中、表示領域が拡大される。ユーザの指先がタッチパネルから離れた場合、拡大されていた表示領域が拡大前の大きさの表示領域に戻される。指先がタッチパネルに続いて触れている状態でタッチパネルが検出している接触位置が変化する操作、すなわちユーザがドラッグ操作を行った場合、ドラッグ操作における指先の接触位置の移動方向及び移動距離に応じて表示領域が設定された画像上の位置が変更され、表示部の表示画面に表示されている部分画像がスクロール表示される。表示画面の一部にスクロールバーが表示されている場合に、ユーザが表示画面に表示されたスクロールバーに触れている期間中、表示領域が拡大され、スクロールバーが受け付けたユーザの操作に応じて部分画像がスクロール表示される。また、表示領域が拡大される場合、ユーザの指先が触れたタッチパネル上の接触位置に応じて表示領域の拡大が変更される。
本発明にあっては、タッチパネルが接触を検出している期間中、表示領域を拡大する表示領域変更手段と、接触位置が変化した場合、スクロール表示するスクロール手段とを備えることにより、スクロール表示において表示領域が拡大されて所望の部分画像が表示画面に表示されるよう容易にスクロール表示させることが可能となると共に、スクロール操作後には拡大された表示領域が拡大前の大きさの表示領域へ戻される結果、部分画像をなす選択項目が拡大されてタッチパネル操作により容易に選択させることが可能となる。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。図1は、表示装置の内部ハードウェア構成を示すブロック図である。図中1は、表示装置であり、ユーザの指先等によるパネル表面への接触及び接触位置を示すタッチパネル信号を出力するタッチパネル10と、タッチパネル10が表示画面の前側に配された表示部11と、タッチパネル信号を検出して接触及び接触位置を取得しタッチパネル操作を受け付けるタッチパネル操作受付部13と、表示部11に表示する表示領域の位置及び大きさを変更する表示領域変更部12とを備えている。
また、表示装置1は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)14と、CPUで実行されるコンピュータプログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)15と、RAM(Random Access Memory)16と、表示部11に表示する地図画像を生成するための地図データが記憶されている記憶部17と、タイマ18とを含んで構成されている。CPU14は、バス19を介して表示装置1のハードウェア各部と接続されており、ハードウェア各部を制御すると共に、ROM15に記憶されているコンピュータプログラムをRAM16に読み出して実行することで、種々のソフトウェア的処理を実行する。
表示領域変更部12は、表示部11に表示すべき画像上に表示領域を設定して、表示領域に含まれる部分画像を抽出して表示部11に与えて表示させるよう構成されている。さらに、表示領域変更部12は、バス19を介してCPU14から表示領域の画像上の位置及び大きさに係る設定指示を受けて画像に設定された表示領域の画像上の位置及び大きさを変更すると共に、設定された表示領域に含まれる部分画像が表示部11の表示画面に全画面表示されるよう部分画像の大きさ及び縦横比率を夫々変更するスケーリング処理及びトリミング処理を実行するよう構成されている。
タイマ18には、後述の表示領域の変更を判定するための判定時間が予め設定されており、CPU14からの計時開始指示により、設定されている判定時間のカウントダウンを開始し、カウントを終了した場合、バス19を介してタイマ信号をCPU14に出力するよう構成されている。表示部11は例えば液晶ディスプレイ等である。タッチパネル10が出力するタッチパネル信号が示す接触位置は、表示部11の矩形状の表示画面の左下頂点を原点とし、横方向及び縦方向を夫々x座標及びy座標とした(x,y)座標で示される。
タッチパネル10にユーザの指先が物理的に接触し、係る接触が続いた状態で指先をタッチパネル10のパネル表面に沿って滑らせることによりタッチパネル信号が示す接触位置の変化量が予め設定されている距離以上となる操作は、一般にドラッグ操作と呼ばれる。また、タッチパネル10にユーザの指先が触れてから離れる一連の操作は、一般にクリック操作と呼ばれている。ドラッグ操作の判定に用いられる距離は、ユーザがドラッグ操作を意図しない場合の操作において、タッチパネル10が検出する接触位置の変化量を基に経験的に求めてROM15又は記憶部17に記憶させておくと良い。
図2は、実施の形態1に係る地図表示画面の例を示す模式図である。図2には、記憶部17に記憶されている地図データから生成された地図画像に通常の大きさの表示領域が設定された場合及び拡大された表示領域が設定された場合夫々において表示部11に表示される地図表示画面の例が(a)及び(b)の順に上下に並べて示してある。ユーザの指先がタッチパネル10へ接触しておらず、タッチパネル操作受付部13がタッチパネル10への接触を検出していない場合、地図画像に通常の大きさの表示領域が設定されて表示領域に含まれる部分画像が地図表示画面に表示される。ユーザがタッチパネル10に接触し、タッチパネル操作受付部13がタッチパネル10への接触を検出した場合、地図画像に拡大された表示領域が設定されて拡大された表示領域に含まれる部分画像が地図表示画面に表示される。
図2に示す例では、タッチパネル10への接触が検出されて拡大された表示領域が設定されることにより、図2(a)に示す地図表示画面に表示された部分画像の表示領域が拡大されて図2(b)に示す地図表示画面に表示されている。ユーザの指先がタッチパネル10に触れた後、引き続きドラッグ操作を行った場合に、タッチパネル操作受付部13が検出した接触位置の移動方向及び移動距離に応じて地図画像に設定された表示領域の画像上の位置が変更されることにより、地図表示画面に部分画像がスクロール表示される。スクロール表示されている期間、タッチパネル10には接触が引き続きなされているため、拡大された表示領域が設定された状態となっている。
ユーザは、拡大された表示領域が設定されて広範囲の地図範囲となる部分画像を視認することにより、スクロール表示を行って目的地を探し出すことが容易となる。ユーザのドラッグ操作によって目的地が地図画像の中央付近に位置するようスクロール表示が行われ、タッチパネル10からユーザが指先を離すことによりタッチパネル10への接触が検出されなくなった場合、通常の大きさの表示領域が設定される。これにより、スクロール表示を行っている際に中央付近に表示されている目的地を含む部分画像がスクロール操作後に拡大されて表示されることとなり、目的地の詳細を容易に視認することが可能となる。
図3は、実施の形態1に係る表示処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、通常の大きさの表示領域を表示領域変更部12に設定して地図表示画面を表示させる(ステップS11)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS12)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS13)。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS13でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第1接触位置として取得する(ステップS14)。CPU14は、表示領域変更部12に拡大された表示領域を設定して地図表示画面を表示させる(ステップS15)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS16)。
CPU14は、接触を検出したか否かを判定する(ステップS17)。CPU14は、接触を検出していないと判定した場合(ステップS17でNO)、通常の表示領域を表示領域変更部12に設定して地図表示画面を表示させるステップS11に処理を戻す。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS17でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第2接触位置として取得する(ステップS18)。CPU14は、第1接触位置及び第2接触位置間の距離が予め設定された距離以上であるか否かを判定することにより、接触位置が変化したか否かを判定する(ステップS19)。
CPU14は、接触位置が変化したと判定した場合(ステップS19でYES)、第1接触位置及び第2接触位置から取得したドラッグ操作による接触位置の移動距離及び移動方向に基づいて、表示領域変更部12に設定する表示領域の地図画像上の位置を変更して地図表示画面に表示された部分画像をスクロール表示させる(ステップS20)。CPU14は、第2接触位置情報を第1接触位置情報に置き換えた後、タッチパネル信号を検出させるステップS16に処理を戻す。CPU14は、接触位置が変化したか否かを判定するステップS19において、接触位置が変化していないと判定した場合(ステップS19でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS16に処理を戻す。CPU14は、接触を検出したか否かを判定するステップS13で、接触を検出していないと判定した場合(ステップS13でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS12に処理を戻す。
本実施の形態において、表示部11に表示される部分画像は、記憶部17に記憶されている地図データから生成された地図画像の一部である場合を示したが、これに限るものではなく表示部11の表示画面に表示しきれない画像の大きさを有する画像データから生成された画像の一部であれば良い。また、表示装置1は、携帯電話機器及び携帯音楽再生装置等の小型の携帯電子機器に内蔵されており、小さい表示画面を有するものであっても良い。
実施の形態2
図4は、実施の形態2に係る番組選択画面の例を示す模式図である。図4には、記憶部17に記憶されている番組表データから生成された番組表画像に通常の大きさの表示領域が設定された場合及び拡大された表示領域が設定された場合夫々において表示部11に表示される番組選択画面の例が(a)及び(b)の順に上下に並べて示してある。本実施の形態は、実施の形態1が地図画像等の画像の表示のみを行うのに対して、タッチパネル操作により、表示と共に画像に含まれた選択項目を選択する選択処理を実行するよう構成されており、例としてテレビジョン放送の番組を選択するための番組選択画面が表示される表示装置を挙げて説明する。
ユーザの指先がタッチパネル10へ接触しておらず、タッチパネル操作受付部13がタッチパネル10への接触を検出していない場合、番組表画像に通常の大きさの表示領域が設定されて、表示領域に含まれる部分画像が番組選択画面に表示される。番組表画像が示す各番組が表示された表示画面上の各領域は、クリック操作により選択される選択項目をなしている。図4(a)に示す例では、通常の表示領域が番組表画像に設定されて通常の表示領域に含まれており、CH(チャンネル)2からCH4までの各放送局における11時台の放送番組に係る部分画像が番組選択画面に表示されている。各番組が表示された表示画面と対応するタッチパネル10のパネル表面の一部をクリック操作することにより、各番組が選択可能に構成されている。
ユーザがタッチパネル10に接触した後に予め設定されている判定時間に達するまで続いて接触している場合又は、接触した後に続いてドラッグ操作を行った場合、拡大された表示領域が番組表画像に設定されて表示領域に含まれる部分画像が番組選択画面に表示される。判定時間は、例えば0.5秒であり、経験的に予め求めてROM15又は記憶部17に記憶しておくと良い。また、判定時間は、各ユーザのタッチパネル操作に合わせて変更可能に構成しても良い。図4(b)に示す例では、拡大された表示領域が設定されることにより、図4(a)に示す番組選択画面に表示された部分画像の中央付近を中心として表示領域が拡大されて図4(b)に示す番組選択画面に表示されている。
図4(b)には、表示領域の拡大の結果、チャンネル1からチャンネル6までの各放送局における10時台から12時台までの放送番組に係る広範囲の番組表の一部を示す部分画像が番組選択画面に表示されている。ユーザの指先がタッチパネル10に触れた後、引き続きドラッグ操作を行った場合に、タッチパネル操作受付部13が検出した接触位置の移動方向および移動距離に応じて番組表画像に設定された表示領域の画像上の位置が変更されることにより、番組選択画面に部分画像がスクロール表示される。スクロール表示されている期間、タッチパネル10には接触が引き続きなされているため、拡大された表示領域が設定された状態となっている。
ユーザは、拡大された表示領域が設定されて広範囲の番組表の一部が示された部分画像を視認することにより、スクロール表示を行って目的の番組を探し出すことが容易となる。ユーザのドラッグ操作によって目的の番組が番組表画像の中央付近に位置するようスクロール表示が行われ、タッチパネル10からユーザが指先を離すことによりタッチパネル10への接触が検出されなくなった場合、通常の表示領域が設定される。これにより、スクロール表示を行っている際に中央付近に表示されている目的の番組を含む部分画像がスクロール表示後に拡大されて表示されることとなり、目的の番組の詳細を容易に視認することが可能となる。
番組選択画面に表示された目的の番組をユーザがクリック操作することにより、選択される。クリック操作は、タッチパネル10にユーザが一度触れた後、判定時間内にタッチパネル10から指先が離れたことをタッチパネル操作受付部13により検出して受け付ける。スクロール操作後に中央付近に表示された番組表画像の一部は、通常の表示領域の設定に伴い拡大されて表示されるため、夫々の番組に係る画像は表示画面上の広い面積を有することとなり、ユーザによるクリック操作が容易となる。
図5は、実施の形態2に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、通常の大きさの表示領域を表示領域変更部12に設定して番組選択画面を表示させる(ステップS31)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS32)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS33)。CPU14は、タッチパネル10への接触を検出しなかったと判定した場合(ステップS33でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS32に処理を戻す。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS33でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第1接触位置として取得する(ステップS34)。
CPU14は、受け付けたタッチパネル操作に基づいて表示領域の画像上の位置及び大きさの変更並びに選択操作の受付を判定する後述の操作判定処理を実行する(ステップS35)。CPU14は、操作判定処理により変更フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS36)。CPU14は、変更フラグがセットされていると判定した場合(ステップS36でYES)、番組表画像に設定される表示領域の変更及び部分画像のスクロール表示を行う後述の表示変更処理を実行する(ステップS37)。その後、CPU14は、通常の大きさの表示領域を表示領域変更部12に設定して番組選択画面を表示させるステップS31に処理を戻す。CPU14は、変更フラグがセットされているか否かを判定するステップS36においてセットされていないと判定した場合(ステップS36でNO)、第1接触位置と対応する番組を選択し(ステップS38)、選択処理を終了する。
図6は、実施の形態2に係る操作判定処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、タイマ18に判定時間の計時を開始させる(ステップS41)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS42)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS43)。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS43でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第2接触位置として取得する(ステップS44)。
CPU14は、第1接触位置及び第2接触位置間の距離が予め設定された距離以上であるか否かを判定することにより、接触位置が変化したか否かを判定する(ステップS45)。CPU14は、接触位置が変化したと判定した場合(ステップS45でYES)、変更フラグをセットし(ステップS47)、操作判定処理を終了する。CPU14は、接触位置が変化していないと判定した場合(ステップS45でNO)、判定時間が経過した場合にタイマ18が出力するタイマ信号を検出したか否かを判定する(ステップS46)。
CPU14は、タイマ信号を検出していないと判定した場合(ステップS46でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS42に処理を戻す。CPU14は、タイマ信号を検出したと判定した場合(ステップS46でYES)、変更フラグをセットするステップS47に処理を移した後、操作判定処理を終了する。CPU14は、接触を検出したか否かを判定するステップS43において、検出していないと判定した場合(ステップS43でNO)、変更フラグをクリアし(ステップS48)、操作判定処理を終了する。
図7は、実施の形態2に係る表示変更処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、拡大された表示領域を表示領域変更部12に設定して番組選択画面を表示する(ステップS51)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS52)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS53)。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS53でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第2接触位置として取得する(ステップS54)。CPU14は、第1接触位置及び第2接触位置間の距離が予め設定された距離以上であるか否かを判定することにより、接触位置が変化したか否かを判定する(ステップS55)。
CPU14は、接触位置が変化したと判定した場合(ステップS55でYES)、第1接触位置及び第2接触位置から取得したドラッグ操作による接触位置の移動距離及び移動方向に基づいて、番組選択画面に表示された部分画像をスクロール表示する(ステップS56)。CPU14は、第2接触位置情報を第1接触位置情報に置き換えた後、タッチパネル信号を検出させるステップS52に処理を戻す。CPU14は、接触位置が変化したか否かを判定するステップS55において、変化していないと判定した場合(ステップS55でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS52に処理を戻す。CPU14は、接触を検出したか否かを判定するステップS53において、検出していないと判定した場合(ステップS53でNO)、表示変更処理を終了する。
本実施の形態2は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の参照番号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
図8は、実施の形態3に係るファイル選択画面の例を示す模式図である。図8には、記憶部17に記憶されているファイルリストデータから生成されたファイルリスト画像に通常の大きさの表示領域が設定された場合及び拡大された表示領域が設定された場合夫々において表示部11に表示されるファイル選択画面の例が(a)及び(b)の順に上下に並べて示してある。本実施の形態は、実施の形態2が予め設定された時間以上続いてタッチパネル10により接触を検出した場合又はドラッグ操作が行われた場合に表示領域を拡大するのに対して、タッチパネル10が表示部11に表示されたスクロールバーに対応する接触位置を検出した場合に表示領域を拡大するよう構成されており、例としてファイル選択画面に適用した場合について説明する。
ユーザの指先がタッチパネル10へ接触しておらず、タッチパネル操作受付部13がタッチパネル10への接触を検出していない場合、通常の大きさの表示領域が設定されて表示領域に含まれる部分画像がファイル選択画面に表示される。ファイルリスト画像が示す各ファイルが表示された表示画面上の各領域は、クリック操作により選択される選択項目をなしている。図8(a)に示す例では、通常の表示領域がファイルリスト画像に設定されて通常の表示領域に含まれており、ファイル名「ファイル3」から「ファイル6」までを夫々有する4個のファイル項目が縦に並んでファイル選択画面に表示されている。各ファイル項目が表示された表示画面と対応するタッチパネル10のパネル表面の一部をクリック操作することにより、各ファイルが選択可能に構成されている。
また、縦に並べて表示された複数のファイル項目の右側に、表示画面の上下に延びるスクロールバーが表示されている。スクロールバーは、スクロールバー全体の長さがファイルリストの全選択項目の数と対応しており、スクロールバー中の斜線で示された領域(ノブ領域)は、画面に表示されているファイル項目のファイルリスト全体における位置を示している。ユーザは、スクロールバー中のノブ領域を触れてスクロールバーに沿って上下にドラッグ操作することにより、ファイル選択画面に表示される部分画像をスクロール表示することが可能に構成されている。同時にユーザの指先等によるスクロールバーのノブ領域への接触が検出された場合、拡大された表示領域が設定されて表示領域に含まれる部分画像がファイル選択画面に表示される。
図8(b)に示す例では、拡大された表示領域が設定されることにより、図8(a)に示すファイル選択画面に表示された部分画像の中央付近を中心として表示領域が拡大されてファイル選択画面に表示されている。図8(b)には、表示領域の拡大の結果、ファイル名「ファイル1」から「ファイル8」までを夫々有する8個のファイル項目が縦に並んだ画像が表示画面に表示されるよう縦方向に縮小されてファイル選択画面に表示されている。8個のファイル項目のうち、中央付近に位置するファイル名「ファイル3」から「ファイル6」までを夫々有する4個のファイル項目の左側の斜線部で示された表示子は、通常の大きさの表示領域に変更された場合に、変更後の表示領域に含まれる部分画像の範囲を示している。
ユーザの指先がスクロールバーのノブ領域と対応するタッチパネル10のパネル表面の一部に触れた後、引き続きドラッグ操作を行った場合に、タッチパネル操作受付部13が検出した接触位置の移動方向および移動距離に応じてファイルリスト画像に設定された表示領域の画像上の位置が変更されることにより、ファイル選択画面に部分画像がスクロール表示される。スクロール表示されている期間、スクロールバーのノブ領域と対応するタッチパネル10のパネル表面の一部には接触が引き続きなされているため、拡大された表示領域が設定された状態となっている。
ユーザは、拡大された表示領域が設定されて、より多数のファイル項目が表示された部分画像を視認することにより、スクロール表示を行って目的のファイル項目を探し出すことが容易となる。ユーザのドラッグ操作によって目的のファイル項目がファイル選択画面の中央付近に位置するようスクロール表示が行われ、タッチパネル10からユーザが指先を離すことによりタッチパネル10への接触が検出されなくなった場合、通常の表示領域が設定される。これにより、スクロール表示を行っている際に中央付近に表示されている目的のファイル項目を含む部分画像がスクロール表示後に拡大されて表示されることとなり、ユーザの指先により、拡大されて広い表示面積を有するファイル項目と対応するタッチパネル10のパネル表面の一部を容易にクリック操作して選択することが可能となる。
図9は、実施の形態3に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、通常の大きさの表示領域を表示領域変更部12に設定してファイル選択画面を表示させる(ステップS61)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS62)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS63)。CPU14は、接触を検出していないと判定した場合(ステップS63でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS62に処理を戻す。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS63でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第1接触位置として取得する(ステップS64)。
CPU14は、第1接触位置が、ファイル選択画面上のスクロールバー及び部分画像に含まれるファイルリストが表示された領域並びにその他の領域のうち、どの領域と対応するかを判定する(ステップS65)。CPU14は、スクロールバーを示していると判定した場合(ステップS65で“スクロールバー”)、表示変更処理を実行する(ステップS66)。このときの表示変更処理は、実施の形態2にて説明した図7に示すフローチャートと同様の処理であるので、説明を省略する。CPU14は、通常の大きさの表示領域を表示領域変更部12に設定してファイル選択画面を表示するステップS61に処理を戻す。CPU14は、第1接触位置が、その他の領域を示していると判定した場合(ステップS65で“その他”)、タッチパネル信号を検出させるステップS62に処理を戻す。CPU14は、ファイルリストが表示された領域を示していると判定した場合(ステップS65で“ファイルリスト”)、第1接触位置と対応するファイル項目が示すファイルを選択し(ステップS67)、選択処理を終了する。
図10は、実施の形態3に係るメニュー選択画面の例を示す模式図である。表示部11に表示される部分画像は、記憶部17に記憶されているファイルリストデータから生成されたファイルリスト画像の一部である場合を示したが、これに限るものではなく表示部11の表示画面に表示しきれないメニュー項目等の多数の選択項目を有する画像データの一部であれば良い。また、図8(a)及び(b)には、選択項目であるファイル項目が一列に縦に並んだ例を示したがこれに限るものではなく、選択項目が複数の列に並んだ選択画面であっても良い。図10(a)に示す例では、「メニュー1」から「メニュー10」までの10個の選択項目であるメニュー項目が2列に並んだメニュー選択画面が表示されている。図10(b)には、表示領域の拡大に伴い、「メニュー1」から「メニュー14」までの14個のメニュー項目が2列に並んでおり、縦方向に縮小されて表示されたメニュー選択画面が表示されている。
図11は、実施の形態3に係るメニュー選択画面の他の例を示す模式図である。図10には、縦に延びるスクロールバーがメニュー選択画面に表示されており、拡大された表示領域が設定された場合、縦方向にファイルリスト画像が縮小されたメニュー選択画面を示したが、横方向にファイルリスト画像を縮小しても良い。図11(a)に示す例では、「メニュー1」から「メニュー8」までの8個の選択項目であるメニュー項目が2列に並んでおり、横方向に延びるスクロールバーを備えたメニュー選択画面が表示されている。図11(b)に示す例では、拡大された表示領域が設定されるに伴い、「メニュー1」から「メニュー16」までの16個のメニュー項目が4列に並んでおり、横方向に縮小されて表示されたメニュー選択画面が表示されている。
図8、図10及び図11に示したファイル選択画面及びメニュー選択画面の例に表示された選択項目の個数は、例として示した個数に限るものではなく、これらの個数は、画像に設定された表示領域に含まれる部分画像をなす選択項目の個数と対応しておれば良い。表示領域の大きさ及び拡大率は、表示部11の表示画面の大きさ及び記憶部17に記憶されているデータの容量等に基づいて予め決定しROM15又は記憶部17に記憶しておくと良い。
本実施の形態3は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1及び実施の形態2と同様であるので対応する部分には同一の参照番号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
図12は、実施の形態4に係るファイル選択画面の例を示す模式図である。図中白抜矢印は、(a)、(b)及び(c)の夫々の画面上におけるユーザによるドラッグ操作の方向及び軌跡を示している。本実施の形態4は、実施の形態2及び実施の形態3が1種類の拡大率に基づいて拡大された表示領域を設定するのに対して、ドラッグ操作における接触位置に応じて拡大率を変更するよう構成されている。ユーザがタッチパネル10に接触した後に予め設定されている判定時間に達するまで続いて接触している場合又は、接触した後に続いてドラッグ操作を行った場合、拡大された表示領域が設定されて拡大された表示領域に含まれる部分画像がファイル選択画面に表示される。
表示画面上の部分画像が表示された矩形状の範囲が表示画面の横方向に3等分されて夫々左側領域、中央領域及び右側領域となるよう区画化されている。表示領域の拡大率は、左側領域、中央領域及び右側領域のうち、ドラッグ操作における接触位置と対応する領域によって決定される。図12(a)、(b)及び(c)は、夫々左側領域、中央領域及び右側領域と対応するタッチパネル10のパネル表面の一部を判定時間に達するまで続いて接触している場合又は、夫々の領域内と対応したタッチパネル10のパネル表面の一部において表示画面の縦方向に沿った上下方向にドラッグ操作した場合に表示されるファイル選択画面を示しており、夫々、各ファイル名「ファイル1」から「ファイル4」までを有する4個のファイル項目、各ファイル名「ファイル1」から「ファイル8」までを有する8個のファイル項目及び各ファイル名「ファイル1」から「ファイル16」までを有する16個のファイル項目が表示されている。
また、縦に並べて表示された複数のファイル項目の右側に縦方向に延びるスクロールバーが表示されている。左側領域、中央領域及び右側領域のいずれかと対応するタッチパネル10のパネル表面の一部において画面の縦方向に沿ってドラッグ操作を行った場合、夫々通常の拡大率を有する表示領域、通常の拡大率よりも大きな拡大率である第1拡大率を有する表示領域及び最も大きな拡大率である第2拡大率を有する表示領域が設定される。ユーザがタッチパネル10から指を離した場合には、通常の拡大率を有する表示領域が設定され、部分画像に表示されているファイル項目をクリック操作することにより、対応するファイルが選択される。
図13は、実施の形態4に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、通常の拡大率を有する表示領域を表示領域変更部12に設定してファイル選択画面を表示させる(ステップS610)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS620)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS630)。CPU14は、接触を検知しなかったと判定した場合(ステップS630でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS620に処理を戻す。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS630でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第1接触位置として取得する(ステップS640)。
CPU14は、操作判定処理を実行する(ステップS650)。このときの操作判定処理は、実施の形態2にて説明した図6に示すフローチャートと同様の処理であるので、説明を省略する。CPU14は、操作判定処理により変更フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS660)。CPU14は、変更フラグがセットされていると判定した場合(ステップS660でYES)、ファイルリスト画像に設定される表示領域を変更する後述の表示変更処理を実行する(ステップS670)。その後、CPU14は、通常の拡大率を有する表示領域を表示領域変更部12に設定してファイル選択画面に表示させるステップS610に処理を戻す。CPU14は、変更フラグがセットされているか否かを判定するステップS660においてセットされていないと判定した場合(ステップS660でNO)、第1接触位置と対応するファイル項目が示すファイルを選択し(ステップS680)、選択処理を終了する。
図14は、実施の形態4に係る表示変更処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、前述の操作判定処理により取得した第2接触位置がファイル選択画面の左側領域、中央領域、右側領域及びスクロールバーのどの領域と対応するかを判定する(ステップS71)。CPU14は、左側領域と対応すると判定した場合(ステップS71で“左側”)、通常の拡大率を有する表示領域を設定してファイル選択画面を表示する(ステップS72)。CPU14は、第1接触位置及び第2接触位置から取得したドラッグ操作による接触位置の移動距離及び移動方向に基づいて、ファイル選択画面に表示された部分画像をスクロール表示する(ステップS75)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS76)。
CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS77)。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS77でYES)、第2接触位置情報を第1接触位置情報に置き換えた後、タッチパネル信号が示す接触位置を第2接触位置として新たに取得する(ステップS78)。その後、第2接触位置がどの領域と対応するかを判定するステップS71に処理を移す。CPU14は、接触を検出しなかったと判定した場合(ステップS77でNO)、表示変更処理を終了する。CPU14は、第2接触位置がどの領域と対応するかを判定するステップS71において、中央領域と対応すると判定した場合(ステップS71で“中央”)、第1拡大率を有する表示領域を設定してファイル選択画面を表示させ(ステップS73)、スクロール表示を行うステップS75に処理を移す。
CPU14は、右側領域と対応すると判定した場合(ステップS71で”右側“)、第2拡大率を有する表示領域を設定してファイル選択画面を表示させ(ステップS74)、スクロール表示を行うステップS75に処理を移す。CPU14は、スクロールバーと対応すると判定した場合(ステップS71で”スクロールバー“)、スクロール表示するステップS75に処理を移す。CPU14は、左側領域、中央領域、右側領域及びスクロールバーのいずれとも異なった領域、すなわち、その他の領域と対応すると判定した場合(ステップS71で”その他“)、表示変更処理を終了する。
本実施の形態4は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1から実施の形態3までと同様であるので対応する部分には同一の参照番号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
図15は、本実施の形態5に係るファイル選択画面の例を示す模式図である。図中の白抜矢印は、後述の表示範囲の拡大率の変更を指示するドラッグ操作の方向及び軌跡を示す。本実施の形態5は、実施の形態4が部分画像上で区画化された複数領域のうち、一つの領域と対応するタッチパネル10のパネル表面の一部に接触を検出することにより表示領域の拡大率を離散的に変更するのに対して、スクロール方向と垂直な方向にドラッグ操作をすることにより、連続的に表示領域の拡大率を変更するよう構成されている。ユーザにより表示画面の上下方向にドラッグ操作が行われた場合、スクロール表示し、表示画面の左右方向にドラッグ操作が行われた場合、ドラッグ操作に従って表示領域の拡大率が連続的に変更される。
図16は、実施の形態5に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、通常の大きさの表示領域を表示領域変更部12に設定してファイル選択画面を表示させる(ステップS81)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS82)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS83)。CPU14は、接触を検出していないと判定した場合(ステップS83でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS82に処理を戻す。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS83でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第1接触位置として取得する(ステップS84)。CPU14は、操作判定処理を実行する(ステップS85)。このときの操作判定処理は、実施の形態2にて説明した図6に示すフローチャートと同様の処理であるので、説明を省略する。
CPU14は、操作判定処理により変更フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS86)。CPU14は、変更フラグがセットされていると判定した場合(ステップS86でYES)、ファイルリスト画像に設定される表示領域を変更する後述の表示変更処理を実行する(ステップS87)。その後、CPU14は、タッチパネル信号を検出させるステップS82に処理を戻す。CPU14は、変更フラグがセットされていないと判定した場合(ステップS86でNO)、第1接触位置と対応するファイル項目が示すファイルを選択し(ステップS88)、選択処理を終了する。
図17は、実施の形態5に係る表示変更処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS91)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS92)。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS92でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第2接触位置として取得する(ステップS93)。CPU14は、第1接触位置及び第2接触位置のx座標(横方向の座標)間の距離が予め設定された距離以上であるか否かを判定することにより、x座標が変化したか否かを判定する(ステップS94)。CPU14は、x座標が変化したと判定した場合(ステップS94でYES)、第2接触位置のx座標と予め対応付けられた拡大率に基づいて表示領域変更部12に設定されている表示領域を変更する(ステップS95)。
CPU14は、第1接触位置及び第2接触位置のy座標(縦方向)間の距離が予め設定された距離以上であるか否かを判定することにより、y座標が変化したか否かを判定する(ステップS96)。CPU14は、y座標が変化していないと判定した場合(ステップS96でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS91に処理を戻す。CPU14は、y座標が変化したと判定した場合(ステップS96でYES)、第1接触位置及び第2接触位置から取得したドラッグ操作による接触位置の移動距離及び移動方向に基づいて、ファイル選択画面に表示された部分画像をスクロール表示する(ステップS97)。CPU14は、第2接触位置情報を第1接触位置情報に置き換えた後、タッチパネル信号を検出させるステップS91に処理を戻す。
CPU14は、x座標が変化したか否かを判定するステップS94において、x座標が変化していないと判定した場合(ステップS94でNO)、y座標が変化したか否かを判定するステップS96に処理を移す。CPU14は、接触を検出したか否かを判定するステップS92において、検出していないと判定した場合(ステップS92でNO)、表示変更処理を終了する。
本実施の形態5は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1から実施の形態4までと同様であるので対応する部分には同一の参照番号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
図18は、実施の形態6に係るファイル選択画面の例を示す模式図である。図18は、後述のタグ領域が表示された場合及び表示されていない場合夫々におけるファイル選択画面の例が(a)及び(b)の順に上下に並べて示してある。本実施の形態6は、実施の形態1から実施の形態5までがタッチパネル操作に応じて表示領域を拡大するのに対して、表示領域が拡大された大きさに固定されており、タッチパネル操作に応じてタグ領域の表示の有無が変更されるよう構成されている。図18(a)に示す例では、ファイル選択画面に表示された8行のファイル項目のうち、中央に位置する4行のファイル項目の右端が延長されて夫々にタグ領域が拡大されて表示されている。
ユーザの指先がタッチパネル10へ接触しておらず、タッチパネル操作受付部13がタッチパネル10への接触を検出していない場合、タグ領域を有するファイル選択画面が表示される。タグ領域はソフトウェアボタンとなっており、ユーザがタグ領域に触れることにより、タグ領域に連なるファイル項目が選択される。ユーザの指先がタグ領域の右側に表示されたスクロールバーと対応するタッチパネル10のパネル表面の一部に接触した場合には、タグ領域を備えないファイル選択画面が表示される。図18(b)に示す例では、タグ領域を有しないファイル選択画面が表示されている。
ユーザが、スクロールバー中のノブ領域を触れてスクロールバーに沿って上下にドラッグ操作することにより、ファイル選択画面に部分画像をスクロール表示させている場合、スクロールバーと対応するタッチパネル10のパネル表面の一部への接触が続いて検出されているため、タグ領域を有しないファイル選択画面が表示される。スクロール表示を中断させるべくドラッグ操作が中断され指先がスクロールバーから離れた場合には、中央付近に位置するファイル項目に指先の接触面積よりも広い面積を有するタグ領域が表示されるため、タグ領域をクリック操作してファイル項目を容易に選択することが可能となる。
図19は、実施の形態6に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、拡大された大きさの表示領域を表示領域変更部12に設定してタグ領域を有するファイル選択画面を表示させる(ステップS101)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS102)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS103)。CPU14は、接触を検出していないと判定した場合(ステップS103でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS102に処理を戻す。CPU14は、接触を検出した場合(ステップS103でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第1接触位置として取得する(ステップS104)。CPU14は、第1接触位置がスクロールバー、タグ領域及びその他の領域のうち、どの領域と対応するかを判定する(ステップS105)。
CPU14は、その他の領域と対応すると判定した場合(ステップS105で“その他”)、タッチパネル信号を検出させるステップS102に処理を戻す。CPU14は、スクロールバーと対応すると判定した場合(ステップS105で“スクロールバー”)、タグ領域の表示の有無の変更及びスクロール表示を行う後述の表示変更処理を実行する(ステップS106)。その後、CPU14は、タグ領域を有するファイル選択画面を表示するステップS101に処理を戻す。CPU14は、どの領域と対応するかを判定するステップS105において、タグ領域と対応すると判定した場合(ステップS105で“タグ”)、選択されたタグ領域と対応するファイル項目が示すファイルを選択し(ステップS107)、選択処理を終了する。
図20は、実施の形態6に係る表示変更処理の手順を示すフローチャートである。CPU14は、タグ領域が表示されていないタグ無しファイル選択画面を表示する(ステップS111)。CPU14は、タッチパネル操作受付部13にタッチパネル信号を検出させる(ステップS112)。CPU14は、検出の結果、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定する(ステップS113)。CPU14は、接触を検出したと判定した場合(ステップS113でYES)、タッチパネル信号が示す接触位置を第2接触位置として取得する(ステップS114)。CPU14は、第2接触位置と第1接触位置間の距離が予め設定された距離以上であるか否かを判定することにより、接触位置が変化したか否かを判定する(ステップS115)。
CPU14は、接触位置が変化したと判定した場合(ステップS115でYES)、第1接触位置及び第2接触位置から取得したドラッグ操作による接触位置の移動距離及び移動方向に基づいてファイル選択画面に部分画像をスクロール表示する(ステップS116)。その後、タッチパネル信号を検出させるステップS112に処理を戻す。CPU14は、接触位置が変化していないと判定した場合(ステップS115でNO)、タッチパネル信号を検出させるステップS112に処理を戻す。CPU14は、タッチパネル10への接触を検出したか否かを判定するステップS113において、接触を検出していないと判定した場合(ステップS113でNO)、表示変更処理を終了する。
本実施の形態6は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1及び実施の形態2と同様であるので対応する部分には同一の参照番号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態7
図21は、実施の形態7に係る表示装置の内部ハードウェア構成を示すブロック図である。図中2は、記録媒体読込部20を備えた表示装置であり、記録媒体読込部20は、バス19を介してCPU14と接続されている。ディスク記録媒体3には、CPU14で実行されるコンピュータプログラム31が記録されている。記録媒体読込部20によりディスク記録媒体3から読み出されたコンピュータプログラム31は、記憶部17に記憶される。CPU14は、記憶部17からRAM16に読み出したコンピュータプログラム31に従って、タッチパネル10への接触によりタッチパネル操作受付部13が受け付けたタッチパネル操作に応じて表示領域変更部12に拡大された表示領域を設定する拡大ステップと、表示領域の画像上の位置を変更してスクロール表示を行うスクロールステップとを実行して表示処理を行う。
コンピュータプログラム31が記録されている記録媒体3は、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、MO(Magnet Optical Disk)及びMD(Mini Disk)等に限るものではなく、磁気テープ等のテープ記録媒体、メモリカードを含むICカード及び光カード等のカード記録媒体でも良い。また、CPU14に接続された図示しない通信部とコンピュータプログラム31を記憶している外部のコンピュータとの間で通信ネットワークを介して相互に接続し、係るコンピュータプログラム31を記憶部17へダウンロードしても良い。
本実施の形態7は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1から実施の形態6までと同様であるので対応する部分には同一の参照番号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
表示装置の内部ハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る地図表示画面の例を示す模式図である。 実施の形態1に係る表示処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る番組選択画面の例を示す模式図である。 実施の形態2に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る操作判定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る表示変更処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るファイル選択画面の例を示す模式図である。 実施の形態3に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るメニュー選択画面の例を示す模式図である。 実施の形態3に係るメニュー選択画面の他の例を示す模式図である。 実施の形態4に係るファイル選択画面の例を示す模式図である。 実施の形態4に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る表示変更処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態5に係るファイル選択画面の例を示す模式図である。 実施の形態5に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る表示変更処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態6に係るファイル選択画面の例を示す模式図である。 実施の形態6に係る選択処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態6に係る表示変更処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態7に係る表示装置の内部ハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、2 表示装置
3 ディスク記録媒体
10 タッチパネル
11 表示部
12 表示領域変更部
13 タッチパネル操作受付部
14 CPU
15 ROM
16 RAM
17 記憶部
18 タイマ
19 バス
31 コンピュータプログラム

Claims (6)

  1. 画像に設定された表示領域に含まれる部分画像を表示する表示部と、該表示部の前面に設けられたタッチパネルと、前記表示領域の画像上の位置を変更するスクロール手段とを備え、前記タッチパネルが検出した接触及び接触位置の変化量に応じて前記スクロール手段により前記表示領域の画像上の位置を変更する表示装置において、
    前記画像に設定された表示領域の大きさを変更する表示領域変更手段を備え、
    前記スクロール手段は、前記表示領域の画像上の位置の変更を指示する操作を受け付けるスクロールバーを前記表示部の一部に表示し、前記タッチパネルが検出した接触位置が変化した場合、前記表示領域の画像上の位置を移動させるよう構成してあり
    記タッチパネルが前記スクロールバーを表示している部分を除く前記表示部の一部と対応する接触位置を検出している期間中、前記表示領域変更手段は前記タッチパネルが検出した接触位置に応じて拡大率を変更し、前記表示領域を拡大するよう構成してある
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記タッチパネルが接触を検出した時点からの経過時間を、前記接触を検出しなくなった時点又は前記接触位置が変化した時点まで計時する計時手段をさらに備え、
    前記表示領域変更手段は、前記計時手段が計時した経過時間が予め設定された時間に達した場合、前記表示領域を拡大するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示領域変更手段は、前記スクロールバーを表示している部分を除く前記表示画面を横方向に3等分した領域を定め、前記表示領域の拡大率を前記接触位置と該接触位置に対応する領域によって決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記表示領域変更手段は、予め設定された前記タッチパネル上の直線と略平行な線に沿って前記タッチパネルが検出した接触位置が変化した場合、該接触位置の変化量に応じて前記拡大率を変更するよう構成してあり、
    前記スクロール手段は、前記直線と略垂直な直線に沿って前記タッチパネルが検出した接触位置が変化した場合、前記表示領域の画像上の位置を変更するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記画像は、複数の選択項目を配列してなり、
    前記タッチパネルが検出した接触及び接触位置に応じて選択項目を選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 画像に設定された表示領域に含まれる部分画像を表示する表示部と、該表示部の前面に設けられたタッチパネルとを備え、前記表示領域の画像上の位置を変更する操作を受け付けるスクロールバーを前記表示部の一部に表示するようにしてある表示装置が有するコンピュータに前記タッチパネルが検出した接触及び接触位置の変化量に応じて前記表示領域の画像上の位置及び大きさを変更させるコンピュータプログラムにおいて、
    前記タッチパネルが接触を検出したか否かを判定する判定ステップと、
    該判定ステップにて接触を検出したと判定した場合、接触位置を取得する取得ステップと、
    取得した接触位置が前記スクロールバーを表示している部分を除く前記表示部の一部と対応する位置であるとき、前記タッチパネルが接触を検出している期間中、前記タッチパネルが検出した接触位置に応じて前記表示領域の拡大率を変更し、前記表示領域を拡大する拡大ステップと、
    前記接触位置が変化したとき、前記表示領域の画像上の位置を変更するスクロールステップと
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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