JP5093768B2 - 信号読み出し回路 - Google Patents

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本発明は、熱型赤外線イメージセンサなどに用いる信号読み出し回路に関するものである。
従来から、熱型赤外線イメージセンサとして、各画素におけるサーモパイルにコンデンサを並列接続し、サーモパイルの抵抗とコンデンサとで構成されるローパスフィルタを設けることにより、サーモパイルを雑音源とする熱雑音電圧の周波数帯域幅を制限することが提案されている(例えば、特許文献1)。ここにおいて、熱雑音電圧をEn〔Vrms〕、ボルツマン定数をk(=1.38×10-23〔J/K〕)、絶対温度をT〔K〕、サーモパイルの抵抗をR〔Ω〕、周波数帯域幅をΔfとすれば、熱雑音電圧Enは、下記数1で表される。
Figure 0005093768
なお、上記特許文献1に記載された熱型赤外線イメージセンサでは、半導体基板の主表面側においてサーモパイルの下方にキャパシタを形成してある。
また、従来から、センサの出力の信号対雑音比(S/N比)を向上させるための構成として、センサの出力を増幅する増幅器であるチャージアンプと、チャージアンプの後段に設けられたノイズ除去用フィルタとを備えたものが提案されており(例えば、特許文献2)、このようなS/N比を向上させるための構成をサーモパイルの信号読み出し回路に適用することが考えられる。
特許第3385762号公報 特開平9−159560号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された熱型赤外線イメージセンサでは、半導体基板の主表面側においてサーモパイルの下方にキャパシタを形成する必要があるので、製造プロセスが複雑になり、しかも、製造ばらつきによるキャパシタの容量のばらつきや温度による容量の変動などに起因してフィルタ特性がばらついてしまう。また、上記特許文献1に開示された熱型赤外線イメージセンサでは、フィルタの後段に増幅器やサンプルホールド回路を含む信号読み出し回路を設ける必要があり、S/N比が低下してしまう。
また、上記特許文献2に開示されたS/N比を向上させるための構成では、増幅器とノイズ除去用フィルタとを設ける必要があり、コスト増につながるという問題が生じる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、低コストでS/N比を向上させることが可能な信号読み出し回路を提供することにある。
請求項1の発明は、赤外線の吸収による温度変化に応じたアナログ量の出力値を発生するサーモパイルの出力を増幅して読み出す信号読み出し回路であって、サーモパイルに直列に接続されサーモパイルの出力を読み出すか否かを選択する選択用スイッチング素子と、演算増幅器の反転入力端が第1のコンデンサを介して選択用スイッチング素子に直列接続されるとともに非反転入力端が仮想グラウンドと接続され且つ反転入力端と出力端との間に第2のコンデンサと第1のリセット用スイッチング素子との並列回路が接続され、選択用スイッチング素子と第1のコンデンサとの接続点と仮想グラウンドとの間に第2のリセット用スイッチング素子が接続されてなりサーモパイルの出力を増幅する積分器と、積分器の出力端と仮想グラウンドとの間にサンプリング用スイッチング素子を介して接続されたホールド用コンデンサと、各スイッチング素子をオンオフ制御する制御手段とを備え、演算増幅器のトランスコンダクタンスがサンプリング時間を満足できるトランスコンダクタンスの最小値に設定されてなることを特徴とする。
この発明によれば、増幅器として機能する積分器は、第1のコンデンサと第2のコンデンサとの容量比によってゲインが決まるので、ゲインの精度を高めることができ、演算増幅器のトランスコンダクタンスがサンプリング時間を満足できるトランスコンダクタンスの最小値に設定されているので、サーモパイルの微小な出力を増幅しながらもサーモパイルを雑音源とする熱雑音に起因した雑音を低減することができ、低コストでS/N比を向上させることが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記各スイッチング素子は、MOSトランジスタからなり、前記制御手段は、前記選択用スイッチング素子、前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子および前記サンプリング用スイッチング素子それぞれをオンとして前記第1のコンデンサ、前記第2のコンデンサおよび前記ホールド用コンデンサそれぞれの残留電荷を放電させるリセットモードと、前記第1のリセット用スイッチング素子および前記第2のリセット用スイッチング素子をオフとして前記ホールド用コンデンサに電荷を蓄積させるサンプリングモードと、前記サンプリング用スイッチング素子をオフとして前記ホールド用コンデンサの電圧を読み出し可能とする読み出しモードとを有し、リセットモードからサンプリングモードへ移行するにあたって前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子をオフさせる際、前記第1のリセット用スイッチング素子の制御電圧を連続的に低下させてオフさせた後に前記第2のリセット用スイッチング素子をオフさせることを特徴とする。
この発明によれば、前記制御手段が、リセットモードからサンプリングモードへ移行するにあたって前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子をオフさせる際、前記第1のリセット用スイッチング素子の制御電圧を連続的に低下させてオフさせた後に前記第2のリセット用スイッチング素子をオフさせるので、前記第1のリセット用スイッチング素子を構成するMOSトランジスタのチャネルから前記積分器へ注入される電荷を低減でき、リセット雑音を低減できる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記積分器の出力端と前記仮想グラウンドとの間にオフセットサンプリング用スイッチング素子を介して接続されたオフセットホールド用コンデンサを備え、前記制御手段は、前記選択用スイッチング素子、前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子、前記サンプリング用スイッチング素子およびオフセットサンプリング用スイッチング素子それぞれをオンとして前記第1のコンデンサ、前記第2のコンデンサ、前記ホールド用コンデンサおよびオフセットホールド用コンデンサそれぞれの残留電荷を放電させるリセットモードと、前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子およびオフセットサンプリング用スイッチング素子をオフとして前記ホールド用コンデンサに電荷を蓄積させるサンプリングモードと、前記サンプリング用スイッチング素子をオフとして前記ホールド用コンデンサの電圧を読み出し可能とする読み出しモードとを有し、リセットモードでは、前記選択用スイッチング素子、前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子、前記サンプリング用スイッチング素子およびオフセットサンプリング用スイッチング素子をオンとしたリセット期間と、リセット期間の次に前記第1のリセット用スイッチング素子をオフとしてオフセットホールド用コンデンサおよび前記ホールド用コンデンサに電荷を蓄積させるオフセット蓄積期間と、オフセット蓄積期間の次にオフセットサンプリング用スイッチング素子をオフとしてオフセットホールド用コンデンサの電圧を読み出し可能とするオフセット読み出し期間とが設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、前記積分器の出力端と前記仮想グラウンドとの間にオフセットサンプリング用スイッチング素子を介して接続されたオフセットホールド用コンデンサを備え、前記制御手段のリセットモードでは、前記選択用スイッチング素子、前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子、前記サンプリング用スイッチング素子およびオフセットサンプリング用スイッチング素子をオンとしたリセット期間と、リセット期間の次に前記第1のリセット用スイッチング素子をオフとしてオフセットホールド用コンデンサおよび前記ホールド用コンデンサに電荷を蓄積させるオフセット蓄積期間と、オフセット蓄積期間の次にオフセットサンプリング用スイッチング素子をオフとしてオフセットホールド用コンデンサの電圧を読み出し可能とするオフセット読み出し期間とが設けられているので、読み出しモードにより読み出した前記ホールド用コンデンサの電圧とオフセット読み出し期間に読み出したオフセットホールド用コンデンサの電圧との差分をとることによりオフセットの影響をキャンセルすることができ、固定パターン雑音を低減できる。
請求項1の発明は、サーモパイルの微小な出力を増幅しながらもサーモパイルを雑音源とする熱雑音に起因した雑音を低減することができ、低コストでS/N比を向上させることが可能となるという効果がある。
(実施形態1)
本実施形態では、赤外線の吸収による温度変化に応じたアナログ量の出力値を発生するサーモパイルの出力を増幅して読み出す信号読み出し回路を備えた熱型赤外線イメージセンサを例示する。
熱型赤外線イメージセンサは、図6に示すように、各画素のサーモパイル1が2次元アレイ状(マトリクス状)に配列されたサーモパイルアレイAと、各列の複数個のサーモパイル1がMOSトランジスタからなる選択用スイッチング素子Qを介して各列ごとに共通接続された複数の垂直読み出し線2と、各行のサーモパイル1に対応する選択用スイッチング素子Qが各行ごとに共通接続された複数の水平信号線3と、各垂直信号線2ごとに設けられサーモパイル1の出力を増幅する複数の積分器4と、各積分器4の後段側に設けられたサンプルホールド(S/H)回路5と、各水平信号線3に接続されたn個ずつの選択用スイッチング素子Qをオンオフ制御する水平走査回路6と、サンプルホールド回路5の出力を択一的にA/Dコンバータに入力するマルチプレクサ7とを備えており、全てのサーモパイル1の出力を時系列的に読み出すことができるようになっている。ここにおいて、サーモパイル1は、等価回路として、熱起電力に対応する電圧源Vsと抵抗Rとの直列回路で表してある。なお、上述の熱型赤外線イメージセンサは、1枚の半導体基板(例えば、シリコン基板)にm×n個(例えば、128×128個)のサーモパイル1が形成されている。
上述の熱型赤外線イメージセンサにおいて、1つの画素に着目すれば、信号読み出し回路は、図1に示すような回路構成を備えている。
図1に示した構成は、サーモパイル1に直列に接続されサーモパイル1の出力を読み出すか否かを選択する上述の選択用スイッチング素子Qと、上述の積分器4と、積分器4の後段側に設けられた上述のサンプルホールド回路5とを備えている。
ここで、積分器4は、演算増幅器OPの反転入力端が第1のコンデンサCを介して選択用スイッチング素子Qに直列接続されるとともに非反転入力端が仮想グラウンドと接続され、演算増幅器OPの反転入力端と出力端との間に第2のコンデンサCが接続され、第2のコンデンサCに第1のリセット用スイッチング素子Qが並列接続され、選択用スイッチング素子Qと第1のコンデンサCとの接続点と仮想グラウンドとの間に第2のリセット用スイッチング素子QR1が接続されている。ここにおいて、積分器4は、スイッチトキャパシタ積分器を構成しており、第1のコンデンサCと第2のコンデンサCとの容量比(C/C)によりゲインが決まるので、製造ばらつきや温度による変動の影響を抑制でき、ゲインの精度を高めることができる。
また、サンプルホールド回路5は、積分器4の出力端と仮想グラウンドとの間に接続されたサンプリング用スイッチング素子QSSとホールド用コンデンサCLSとの直列回路により構成されており、サンプリング用スイッチング素子QSSがオフのときにホールド用コンデンサCLSの両端電圧を読み出し可能となる。
また、本実施形態の信号読み出し回路は、各スイッチング素子Q,Q,QSS,QR1をオンオフ制御する制御回路からなる制御手段(図示せず)を備えており、上述の水平走査回路6による選択用スイッチング素子Qのオンオフのタイミングは、上記制御手段から指示される。また、上述のA/Dコンバータでは、上記制御手段で制御された読み出しタイミングに同期して各サーモパイル1の出力を順にデジタル値に変換する。ここで、各スイッチング素子Q,Q,QSS,QR1は、MOSトランジスタにより構成され、積分器4の各コンデンサC,CはMIMコンデンサにより構成され、サンプルホールド回路5のホールド用コンデンサCLSはMOSコンデンサにより構成されている。
以下、信号読み出し回路の動作例について図2に基づいて説明する。
図2において、(a)は上記制御手段から選択用スイッチング素子Qに与えられる制御信号(制御電圧)φsを、(b)は上記制御手段から第2のリセット用スイッチング素子QR1に与えられる制御信号(制御電圧)φR1を、(c)は上記制御手段から第1のリセット用スイッチング素子Qへ与えられる制御信号(制御電圧)φを、(d)は上記制御手段からサンプリング用スイッチング素子QSSへ与えられる制御信号(制御電圧)φSSを、(e)はホールド用コンデンサCLSの両端電圧Voutを、それぞれ示している。
上記制御手段は、選択用スイッチング素子Q、第1のリセット用スイッチング素子Q、第2のリセット用スイッチング素子QR1およびサンプリング用スイッチング素子QSSそれぞれをオンとして第1のコンデンサC、第2のコンデンサCおよびホールド用コンデンサCLSそれぞれの残留電荷を放電させるリセットモードと、第1のリセット用スイッチング素子Qおよび第2のリセット用スイッチング素子QR1をオフとしてホールド用コンデンサCLSに電荷を蓄積させるサンプリングモードと、サンプリング用スイッチング素子QSSをオフとしてホールド用コンデンサCLSの電圧を読み出し可能とする読み出しモードとを有し、リセットモードからサンプリングモードへ移行するにあたって第1のリセット用スイッチング素子Q、第2のリセット用スイッチング素子QR1をオフさせる際、第1のリセット用スイッチング素子Qの制御電圧φを連続的に低下させてオフさせた後に第2のリセット用スイッチング素子QR1をオフさせる。
したがって、リセットモードでは、第1のコンデンサC、第2のコンデンサCおよびホールド用コンデンサCLSそれぞれの残留電荷が放電されるので、ホールド用コンデンサCLSの両端電圧Voutが低下し、サンプリングモードでは、サーモパイル1の出力が積分器4で増幅されてホールド用コンデンサCLSに蓄積されるので、ホールド用コンデンサCLSの両端電圧Voutが徐々に増加し、読み出しモードでは、サンプリング用スイッチング素子QSSがオフとなるので、ホールド用コンデンサCLSの両端電圧Voutを読み出すことができる。ここにおいて、本実施形態では、上記制御手段が、リセットモードからサンプリングモードへ移行するにあたって第1のリセット用スイッチング素子Q、第2のリセット用スイッチング素子QR1をオフさせる際、図2(c)に示すように第1のリセット用スイッチング素子Qの制御電圧φを連続的に低下させてオフさせた後に図2(b)に示すように第2のリセット用スイッチング素子QR1をオフさせるので、第1のリセット用スイッチング素子Qを構成するMOSトランジスタが弱反転状態になるまではソース・ドレイン間が導通状態にあるから、当該MOSトランジスタのチャネルから積分器4へ注入される電荷を低減でき、リセット雑音を低減でき、S/N比を向上できる。
ところで、サーモパイル1の熱起電力を大きくするためには、熱抵抗を大きくする必要があるが、熱抵抗を大きくすると電気抵抗が大きくなり、熱雑音が増大する。
ここにおいて、本実施形態の信号読み出し回路に関して、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の入力換算雑音をVni1、演算増幅器OPを雑音源とする雑音成分の入力換算雑音をVni2、リセットモードでの第1のリセット用スイッチング素子Qおよび第2のリセット用スイッチング素子QR1を雑音源とする雑音成分の入力換算雑音をVni3、全入力換算雑音をVniとすると、全入力換算雑音Vniは、下記数2で表される。
Figure 0005093768
ここで、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni1は、図3に示す等価回路、つまり、サンプリングモードでの等価回路に基づいて求められる。図3に示す等価回路では、サーモパイル1の抵抗をRp、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の熱雑音電圧をVni、演算増幅器OPのトランスコンダクタンスをgm、積分器4のゲインをG、ホールド用コンデンサCLSの両端電圧Voとすると、伝達関数H(s)は、下記数3で表される。
Figure 0005093768
ここで、上述の数3を整理すると、下記数4のようになる。
Figure 0005093768
ここで、G≫1であると仮定すると、pが支配的な極(ドミナントポール)であり、零点およびpはpの周波数に比べてはるかに高いと考えられる。さらに、G=C/Cであるから、数4におけるZ,p,pは、下記数5の通りとなる。
Figure 0005093768
このとき、角周波数をω、角周波数ωに対する伝達関数をH(jω)とすると、下記数6のような1次のシステムとみなすことができる。
Figure 0005093768
ここにおいて、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の出力換算雑音Vno1は下記数7で表される。
Figure 0005093768
ここで、数7に数5のpを代入すれば、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の出力換算雑音Vno1は、下記数8のようになる。
Figure 0005093768
数8において、GCLS≫C(1+Rpm)であれば、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の出力換算雑音Vno1は、下記数9のようになる。
Figure 0005093768
したがって、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni1は、下記数10のようになる。
Figure 0005093768
また、演算増幅器OPを雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni2については、演算増幅器OPの過剰雑音係数をξとし、GCLS≫(1+Rpm)であれば、演算増幅器OPを雑音源とする雑音成分の出力換算雑音Vno2が下記数11で表されるので、下記数12で表される。
Figure 0005093768
Figure 0005093768
また、リセットモードで仮想グラウンドにサンプリングされる熱雑音の入力換算雑音Vni3については、第1のリセット用スイッチング素子Qと第2のリセット用スイッチング素子QR1を雑音源とし、仮想グラウンドの正味の熱雑音を計算する必要があるが、ここではG≫1として、雑音成分の出力換算雑音Vno3を考える。G≫1の場合、第1のコンデンサCの容量が第2のコンデンサCの容量に対して非常に大きいので、第1のコンデンサCにサンプリングされる成分が支配的である。したがって、仮想グラウンドの正味の電荷をQnetとすると、電荷Qnetについては下記数13で表される。
Figure 0005093768
この電荷Qnetは、第1のリセット用スイッチング素子Qをオンさせたとき、すべて第2のコンデンサCに転送されて出力に現われるので、第1のリセット用スイッチング素子Qを雑音源とする雑音成分の出力換算雑音Vno3が下記数14で表されるので、第1のリセット用スイッチング素子Qを雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni3は下記数15で表される。
Figure 0005093768
Figure 0005093768
ところで、上述の数10から、演算増幅器OPのトランスコンダクタンスgmを小さくすることによって、周波数帯域幅を狭くすることができ、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni1を低減できることが分かる。ここで、例えば、C=10pF、C=10fF、CLS=10pF、Rp=250kΩ、gm=4×10-6〔S〕とすれば、上記数9、数10から、Vno1≒640μVrms、Vni1≒0.64μVrmsとなる。また、数12から、演算増幅器OPを雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni2は、例えばξ=1とすれば、Vni2≒0.64μVrmsとなる。また、数15から、リセットモードにおける入力換算雑音Vni3は、Vni3≒20.34μVrmsとなり、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni1および演算増幅器OPを雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni2に比べて十分大きくなる。そこで、リセットモードからサンプリングモードへ移行するにあたって第1のリセット用スイッチング素子Q、第2のリセット用スイッチング素子QR1をオフさせる際、図2(c)に示すように第1のリセット用スイッチング素子Qの制御電圧φを連続的に低下させてオフさせた後に図2(b)に示すように第2のリセット用スイッチング素子QR1をオフさせることによって、第1のリセット用スイッチング素子Qを構成するMOSトランジスタが弱反転状態になるまではソース・ドレイン間を導通状態として、当該MOSトランジスタのチャネルから積分器4へ注入される電荷を低減し、リセット雑音を低減している。
ここで、図4に、ホールド用コンデンサCLSの容量を種々変化させた場合のゲインGとサーモパイル1を雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni1との関係について、回路シミュレーションにより得られた結果と上述の数10に示した近似式により得られる値とを合わせて示す。また、図5に、R・gm(ただし、Rp=250kΩ)を変化させた場合のゲインGとサーモパイル1を雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni1との関係について、回路シミュレーションにより得られた結果と上述の数10に示した近似式により得られる値とを合わせて示す。
図4,5から、ゲインGが大きい領域(G>20の領域)では回路シミュレーションにより得られた結果と数10の近似式により得られる値とが良く一致していることが分かり、図5からも、演算増幅器OPのトランスコンダクタンスgmを小さくすることによって、サーモパイル1を雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni1を低減できることが分かる。
次に、本実施形態の信号読み出し回路について、サンプリングモードでの応答速度について説明する。
ステップ応答として考えることができるから、積分器4への入力電圧をVi0とすれば、ホールド用コンデンサCLSの両端電圧VO(s),vO(t)は、それぞれ下記数16,数17で表すことができる。
Figure 0005093768
Figure 0005093768
また、時定数τは、下記数18で表すことができる。
Figure 0005093768
ここで、数18から、演算増幅器OPのトランスコンダクタンスgmを小さくすると時定数τが大きくなり、応答速度が遅くなることが分かる。
そこで、本実施形態の信号読み出し回路では、演算増幅器OPのトランスコンダクタンスgmが所定の読み出しレートに応じて規定されるサンプリングモードの時間であるサンプリング時間を満足できるトランスコンダクタンスgmの最小値に設定してある。ここで、サンプリング時間を満足できるとは、応答時間tr=3τがサンプリング時間未満であることを意味している。なお、CLS=10pF、G=1000、Rp=250kΩ、Rpm=1とすれば、tr=7.5msとなる。
以上説明した本実施形態の信号読み出し回路では、増幅器として機能する積分器4のゲインGが第1のコンデンサCと第2のコンデンサCとの容量比によって決まるので、ゲインの精度を高めることができ、演算増幅器OPのトランスコンダクタンスgmがサンプリング時間を満足できるトランスコンダクタンスgmの最小値に設定されているので、サーモパイル1の微小な出力を増幅しながらもサーモパイル1を雑音源とする雑音成分の熱雑音に起因した雑音を低減することができ、低コストでS/N比を向上させることが可能となる。
(実施形態2)
本実施形態の信号読み出し回路の基本構成は実施形態1と略同じであって、図7に示すように、サンプルホールド回路5が、積分器4の出力端と仮想グラウンドとの間にオフセットサンプリング用スイッチング素子QSRを介して接続されたオフセットホールド用コンデンサCLRを備えている点などが相違する。ここにおいて、オフセットサンプリング用スイッチング素子QSRは、サンプリング用スイッチング素子QSSと同じ仕様のMOSトランジスタにより構成されており、実施形態1にて説明した上記制御手段によりオンオフ制御される。また、オフセットホールド用コンデンサCLRは、ホールド用コンデンサCLSと同じ仕様のMOSコンデンサにより構成されている。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
以下、信号読み出し回路の動作例について図8に基づいて説明する。
図8において、(a)は上記制御手段から選択用スイッチング素子Qに与えられる制御信号(制御電圧)φを、(b)は上記制御手段から第2のリセット用スイッチング素子QR1に与えられる制御信号(制御電圧)φR1を、(c)は上記制御手段から第1のリセット用スイッチング素子Qへ与えられる制御信号(制御電圧)φを、(d)は上記制御手段からサンプリング用スイッチング素子QSRへ与えられる制御信号(制御電圧)φSRを、(e)は上記制御手段からサンプリング用スイッチング素子QSSへ与えられる制御信号(制御電圧)φSSを、(f)はホールド用コンデンサCLSの両端電圧Voutを、それぞれ示している。
上記制御手段は、選択用スイッチング素子Q、第1のリセット用スイッチング素子Q、第2のリセット用スイッチング素子QR1、サンプリング用スイッチング素子QSSおよびオフセットサンプリング用スイッチング素子QSRそれぞれをオンとして第1のコンデンサC、第2のコンデンサC、ホールド用コンデンサCLSおよびオフセットホールド用コンデンサCLRそれぞれの残留電荷を放電させるリセットモードと、第1のリセット用スイッチング素子Q、第2のリセット用スイッチング素子QR1およびオフセットサンプリング用スイッチング素子QSRをオフとしてホールド用コンデンサCLSに電荷を蓄積させるサンプリングモードと、サンプリング用スイッチング素子QSSをオフとしてホールド用コンデンサCLSの電圧を読み出し可能とする読み出しモードとを有している。
ここにおいて、リセットモードでは、選択用スイッチング素子Q、第1のリセット用スイッチング素子Q、第2のリセット用スイッチング素子QR1、サンプリング用スイッチング素子QSSおよびオフセットサンプリング用スイッチング素子QSRをオンとしたリセット期間T1と、リセット期間T1の次に第1のリセット用スイッチング素子Qをオフとしてオフセットホールド用コンデンサCLRおよびホールド用コンデンサCLSに電荷を蓄積させるオフセット蓄積期間T2と、オフセット蓄積期間T2の次にオフセットサンプリング用スイッチング素子QSRをオフとしてオフセットホールド用コンデンサCLRの電圧を読み出し可能とするオフセット読み出し期間T3とが設けられている。
しかして、本実施形態の信号読み出し回路では、読み出しモードにより読み出したホールド用コンデンサCLSの電圧とオフセット読み出し期間T2に読み出したオフセットホールド用コンデンサCLRの電圧との差分をとることにより、リセットモードにおける雑音成分は固定電荷として振舞うため、オフセットの影響をキャンセルすることができ、固定パターン雑音を低減でき、S/N比を向上させることができる。
この場合の読み出しモードにおける雑音については、サンプルホールド回路5におけるオフセットホールド用コンデンサCLRに、演算増幅器OPや第2のリセット用スイッチング素子QR1による雑音成分がサンプリングされる。それらの雑音成分は演算増幅器OPを雑音源とする雑音成分の入力換算雑音Vni4と、第2のリセット用スイッチング素子QR1のオン抵抗Rsによる入力換算雑音Vni5とがあり、それぞれ下記数19、数20で表される。
Figure 0005093768
Figure 0005093768
ここで、例えば、CLS=10pF、Rs=10kΩ、ξ=1、gm=4×10-6〔S〕とすれば、上記数19、数20から、Vni4≒0.64μVrms、Vni5≒0.13μVrmsとなる。このときの全入力換算雑音Vniは下記数21で表される。
Figure 0005093768
したがって、Vni≒1.12μVrmsとなり、オフセットのキャンセル効果を得られる。
実施形態1における信号読み出し回路の回路図である。 同上の動作説明図である。 同上の信号読み出し回路の等価回路図である。 同上の信号読み出し回路の雑音解析結果の説明図である。 同上の信号読み出し回路の雑音解析結果の説明図である。 同上における熱型赤外線イメージセンサの回路図である。 実施形態2における信号読み出し回路の回路図である。 同上の動作説明図である。
符号の説明
1 サーモパイル
4 積分器
5 サンプルホールド回路
抵抗
Vs 電圧源
選択用スイッチング素子
OP 演算増幅器
第1のコンデンサ
第2のコンデンサ
第1のリセット用スイッチング素子
R1 第2のリセット用スイッチング素子
SS サンプリング用スイッチング素子
SR オフセットサンプリング用スイッチング素子
LS ホールド用コンデンサ
LR オフセットホールド用コンデンサ

Claims (3)

  1. 赤外線の吸収による温度変化に応じたアナログ量の出力値を発生するサーモパイルの出力を増幅して読み出す信号読み出し回路であって、サーモパイルに直列に接続されサーモパイルの出力を読み出すか否かを選択する選択用スイッチング素子と、演算増幅器の反転入力端が第1のコンデンサを介して選択用スイッチング素子に直列接続されるとともに非反転入力端が仮想グラウンドと接続され且つ反転入力端と出力端との間に第2のコンデンサと第1のリセット用スイッチング素子との並列回路が接続され、選択用スイッチング素子と第1のコンデンサとの接続点と仮想グラウンドとの間に第2のリセット用スイッチング素子が接続されてなりサーモパイルの出力を増幅する積分器と、積分器の出力端と仮想グラウンドとの間にサンプリング用スイッチング素子を介して接続されたホールド用コンデンサと、各スイッチング素子をオンオフ制御する制御手段とを備え、演算増幅器のトランスコンダクタンスがサンプリング時間を満足できるトランスコンダクタンスの最小値に設定されてなることを特徴とする信号読み出し回路。
  2. 前記各スイッチング素子は、MOSトランジスタからなり、前記制御手段は、前記選択用スイッチング素子、前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子および前記サンプリング用スイッチング素子それぞれをオンとして前記第1のコンデンサ、前記第2のコンデンサおよび前記ホールド用コンデンサそれぞれの残留電荷を放電させるリセットモードと、前記第1のリセット用スイッチング素子および前記第2のリセット用スイッチング素子をオフとして前記ホールド用コンデンサに電荷を蓄積させるサンプリングモードと、前記サンプリング用スイッチング素子をオフとして前記ホールド用コンデンサの電圧を読み出し可能とする読み出しモードとを有し、リセットモードからサンプリングモードへ移行するにあたって前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子をオフさせる際、前記第1のリセット用スイッチング素子の制御電圧を連続的に低下させてオフさせた後に前記第2のリセット用スイッチング素子をオフさせることを特徴とする請求項1記載の信号読み出し回路。
  3. 前記積分器の出力端と前記仮想グラウンドとの間にオフセットサンプリング用スイッチング素子を介して接続されたオフセットホールド用コンデンサを備え、前記制御手段は、前記選択用スイッチング素子、前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子、前記サンプリング用スイッチング素子およびオフセットサンプリング用スイッチング素子それぞれをオンとして前記第1のコンデンサ、前記第2のコンデンサ、前記ホールド用コンデンサおよびオフセットホールド用コンデンサそれぞれの残留電荷を放電させるリセットモードと、前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子およびオフセットサンプリング用スイッチング素子をオフとして前記ホールド用コンデンサに電荷を蓄積させるサンプリングモードと、前記サンプリング用スイッチング素子をオフとして前記ホールド用コンデンサの電圧を読み出し可能とする読み出しモードとを有し、リセットモードでは、前記選択用スイッチング素子、前記第1のリセット用スイッチング素子、前記第2のリセット用スイッチング素子、前記サンプリング用スイッチング素子およびオフセットサンプリング用スイッチング素子をオンとしたリセット期間と、リセット期間の次に前記第1のリセット用スイッチング素子をオフとしてオフセットホールド用コンデンサおよび前記ホールド用コンデンサに電荷を蓄積させるオフセット蓄積期間と、オフセット蓄積期間の次にオフセットサンプリング用スイッチング素子をオフとしてオフセットホールド用コンデンサの電圧を読み出し可能とするオフセット読み出し期間とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の信号読み出し回路。
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