JP5090815B2 - 魚体受渡し装置および魚体処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、魚体受渡し装置および魚体処理システムに係り、特に、魚体から頭部および内臓を除去するのに好適な魚体受渡し装置および魚体処理システムに関する。
従来から、鮭などの魚類から魚の切り身などの加工品を形成する場合などにおいては、先ず最初に魚体の頭部を切断し、その後に内臓などの不要部分を除去し、さらに必要な魚肉部分を適当な厚みや大きさに裁割することが行なわれている。
このような魚体の処理を効率よく行うために、魚体を搬送する搬送経路の途中で魚体の頭部を切断して除去する頭部除去装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、予め頭部が除去され魚体を搬送する搬送経路の途中で魚体の腹部を切開して内臓を除去する内臓除去装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
実開平06−000085号公報 特開平06−292502号公報
ところで、従来の頭部除去装置および内臓除去装置を使用する場合には、頭除去装置から排出された魚体を人手により内臓除去装置に供給しなければならず多大な労力を必要とするという問題点があった。
この場合、鮭などの重量が重い魚体を人手により供給するのは、作業者の負担が大きいという問題点もあった。
そこで、頭部除去装置により頭部を切断して除去した魚体を人手を用いずに効率よく内臓除去装置に供給することのできる魚体受渡し装置、および、この魚体受渡し装置を用いて頭部の切断と内臓の除去とをこの順に行うことのできる魚体処理システムが求められている。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、頭部除去装置により頭部を切断して除去した魚体を人手を用いずに効率よく内臓除去装置に供給することのできる魚体受渡し装置、および、この魚体受渡し装置を用いた頭部の切断と内臓の除去とをこの順に行うことのできる魚体処理システムを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の魚体受渡し装置の特徴は、魚体が搬送経路を搬送される途中で頭部を切断して除去する頭部除去装置と、頭部が除去された魚体が切断部を先頭にして搬送経路を搬送される途中で腹部を切開して内臓を除去する内臓除去装置との間に配置され、前記頭部除去装置から排出される魚体を受け取り、この魚体を切断部を先頭にして前記内臓除去装置に搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送される魚体を前記内臓除去装置に受け渡す際に、魚体の姿勢を、腹部が下、背部が上を向いた状態に制御する姿勢制御手段とを有しており、前記搬送手段は、回転軸線が水平方向に延在するようにして間隔をおいて対向配置された1対のプーリと、これらの1対のプーリの間に掛け渡された搬送ベルトと、前記搬送ベルトを走行させるための駆動力を少なくとも一方のプーリに付与する駆動モータとを有しており、前記姿勢制御手段は、魚体の搬送経路に臨むように前記搬送ベルトの上方に配置されている第1姿勢制御手段と、前記第1姿勢制御手段より魚体の搬送方向前方において魚体の搬送経路に臨むように前記搬送ベルトの上方に配置されている第2姿勢制御手段とを有しており、前記第1姿勢制御手段は、魚体の搬送方向に対して直交する方向に移動自在に配設され、前記搬送ベルトにより魚介が搬送される際には、魚体の体側部が当接しながら移動する案内ガイドを兼ねた1対の姿勢制御板と、この1対の姿勢制御板の対向面間の下部の間隔が、常時は、魚体の厚さより狭くされ、魚体が前記搬送ベルトに供給された際には、魚体の厚さに合わせて拡大するように前記1対の姿勢制御板を付勢する制御板用付勢ばねとを有しており、前記第2姿勢制御手段は、回転自在に配置されているとともに、前記搬送ベルトに対して上下動自在に配設され、魚体が通過する際に魚体の背部に当接される背部ガイドローラと、この背部ガイドローラを、常時は、前記搬送ベルトに向かって下降させ、前記搬送ベルトにより魚介が搬送される際には、魚体の背部の高さに合わせて上下動するように背部ガイドローラを付勢するローラ用付勢ばねとを有している点にある。そして、このような構成を採用したことにより、魚体の姿勢を、腹部が下、背部が上を向いた状態に保持して搬送することが確実かつ容易にできる。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載の本発明の魚体受渡し装置の特徴は、請求項1において、前記背部ガイドローラが、前記駆動モータの駆動力により前記搬送ベルトの回転方向と逆方向に回転駆動可能に形成されている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、搬送ベルトと協働して魚体の搬送力を増加させることができる。
また、特許請求の範囲の請求項3に記載の本発明の魚体処理システムの特徴は、魚体を搬送するための搬送手段と、魚体が搬送経路を搬送される途中で魚体の頭部を切断して除去する頭部除去手段とを具備する頭部除去ユニットと、頭部が除去された魚体を切断部を先頭にして搬送するための搬送手段と、魚体が搬送経路を搬送される途中で魚体の腹部を切開して内臓を除去する内臓除去手段とを具備する内臓除去ユニットと、前記頭部除去ユニットと前記内臓除去ユニットとの間に配置され、前記頭部除去ユニットから前記内臓除去ユニットに魚体を受け渡す受渡しユニットとを有しており、前記受渡しユニットが、請求項1または請求項2に記載の魚体受渡し装置である点にある。そして、このような構成を採用したことにより、魚体の頭部の切断と内臓の除去とをこの順に容易かつ確実に行うことができる。
本発明に係る魚体受渡し装置によれば、頭部除去装置により頭部を切断して除去した魚体を人手を用いずに効率よく内臓除去装置に供給することが確実かつ容易にできるなどの優れた効果を奏する。
また、本発明に係る魚体処理システムによれば、魚体の頭部の切断と内臓の除去とをこの順に容易かつ確実に行うことができるなどの優れた効果を奏する。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
図1から図8は、本発明に係る魚体受渡し装置の実施形態を示すものであり、図1は要部の側面図、図2は図1の左側面図、図3は図1の平面図、図4は図1のA−A線に沿った断面図、図5は図3のB−B線に沿った断面図、図6は図3のC部の拡大図、図7は背部ガイドローラ近傍の拡大図、図8は図7の側板を除いた状態の右側面図である。
本実施形態の魚体受渡し装置1は、頭部除去装置2における魚体Fの搬送経路と、内臓除去装置3における魚体Fの搬送経路とを連結するためのものであり、頭部除去装置2から排出される頭部を除去した鮭などの魚体Fを受け取って、内臓除去装置3に受け渡すことができるようになっている。
本実施形態の魚体受渡し装置1は、図1の左右方向に長い全体として平面ほぼ矩形状に形成された枠状のメインフレーム11を有している。このメインフレーム11の右端部は、内臓除去装置3に取り付けられて固定されている。なお、メインフレーム11としては、魚体受渡し装置1を個別に床に設置することのできる架台であってもよい。この場合、架台をボルトなどにより頭部除去装置2あるいは内臓除去装置3と連結することが、装置間の位置ずれ、すなわち、魚体Fの移動経路のずれを防止することが容易にできるという意味で好ましい。
前記メインフレーム11の上面には、搬送手段12が配設されている。この搬送手段12は、メインフレーム11の長手方向に沿って延在する無端環状の搬送ベルト13を有している。この搬送ベルト13は、図5に示すように、メインフレーム11の左端から左側に突出した位置に配設された従動プーリ14と、メインフレーム11の右端部に配設された駆動プーリ15とのそれぞれの外周面に掛け渡されている。そして、従動プーリ14は、メインフレーム11の上面の左側に取り付けられた支持ステー16aの間に、メインフレーム11の長手方向に対して直交する幅方向に沿って水平かつ回転自在に支持された支持軸17に取り付けられている。また、駆動プーリ15は、メインフレーム11の上面の右端部に取り付けられた支持ステー16bの間に、メインフレーム11の長手方向に対して直交する幅方向に沿って水平かつ回転自在に支持された駆動軸18の図3の上方に示す一端に取り付けられている。さらに、駆動軸18の図3の下方に示す他端は、図3の下方に突出されており、この他端は、図6に示すメインフレーム11に取り付けられた中空ギヤドモータなどからなる駆動モータ19に接続されており、駆動モータ19の駆動力の伝達を受けて、図5において時計方向に回転駆動され、搬送ベルト13を図5において矢印にて示す時計方向に走行させることができるようになっている。
すなわち、本実施形態の搬送手段12は、回転軸線が水平方向に延在するようにして間隔をおいて対向配置された1対のプーリ14、15と、これらの1対のプーリ14、15の間に掛け渡された搬送ベルト13と、搬送ベルト13を走行させるための駆動力を少なくとも一方のプーリ(駆動プーリ15)に付与する駆動モータ19とを有する構成とされている。なお、1対のプーリ14、15の両者を駆動させる構成としてもよい。
したがって、本実施形態の搬送手段12は、頭部除去装置2により頭部が除去された魚体Fを図5の左側に示す受取位置で下方から搬送ベルト13上に受け取り、この受け取った魚体Fを搬送ベルト13により図5の左側から右側に向かう矢印aにて示す搬送方向に沿って直線状の搬送経路を走行させて、図5の右側に示す受渡位置において、内臓除去装置3の供給位置に受け渡すことができるようになっている。また、搬送手段12は、受取位置において、魚体Fの頭部の切断部(以下、単に、切断部と記す。)が図5の右側に示す搬送方向前方(以下、単に、先頭と記す。)に位置する受渡側を向くようにして受け取ることができるようになっている。勿論、搬送ベルト13による魚体Fの搬送経路の延長線上に内臓除去装置3の供給位置が配置されていることになる。
前記メインフレーム11の上方、詳しくは、搬送ベルト13の上方には、姿勢制御手段20が配設されている。この姿勢制御手段20は、全体として平面ほぼ矩形をなす上下方向に貫通する角筒状のガイドフレーム21を有している。このガイドフレーム21の右端部は、内臓除去装置3に取り付けられて固定されている。また、ガイドフレーム21の左端は、搬送ベルト13の左端より左側に突出するように形成されている。さらに、ガイドフレーム21は、メインフレーム11の左端と、この左端の上方に位置するガイドフレーム21の外側面とが、全体として上部が開口の上向きコ字状に形成された連結板44によって連結されて一体に形成されている。なお、ガイドフレーム21としては、メインフレーム11に支持固定されているものであってもよい。
前記ガイドフレーム21の内側の左側は、魚体Fが、腹部を下、背部を上に向けた状態で通過することができる通過空間PAとされている。このため、ガイドフレーム21の図3の上下方向に示す幅方向の寸法は、魚体Fの厚さ(魚体Fの腹部と背部を結ぶ線に対して直交する方向の寸法のうちの最大値)より少し大きく、(搬送ベルト13の幅とほぼ等しく)形成されており、図3の左右方向に示す長手方向の寸法は、頭部を除去した魚体Fの長さ寸法より長く形成されている。
前記ガイドフレーム21の図2の左斜め上方は、頭部除去装置2により頭部が除去された魚体Fが腹部を先頭に位置するようにして供給される供給位置とされている。このため、ガイドフレーム21の長手方向に沿って配設されている両側板21aの上部には、図2に示すように、ガイド板22がそれぞれ設けられており、ガイドフレーム21の通過空間PAに魚体Fを確実に導入させて受け取ることができるようになっている。なお、ガイド板22の代わりに、ホッパを設けてもよいし、供給シュートを用いる構成としてもよい。
前記ガイドフレーム21の長手方向に沿って配設されている両側板21aの下端部には、第1姿勢制御手段20Aが配設されている。この第1姿勢制御手段20Aは、魚体Fの搬送経路に臨むようにして配置された1対の姿勢制御板23を有している。この1対の姿勢制御板23は、魚体Fの搬送方向に沿って長い平板状に形成されており、その上端部がヒンジ24を介してガイドフレーム21の両側板21aの下端部に取り付けられており、魚体Fの搬送方向に対して直交する方向に移動自在に配設されている。また、1対の姿勢制御板23は、図4に示すように、ヒンジ24に組み込まれた図示しない板ばね、ねじリコイルばね、ねじりばねなどからなる制御板用付勢ばねの付勢力により、常時は、対向面間の下部の間隔が魚体Fの厚さより狭くなるように逆ハの字状に配置されている。そして、搬送ベルト13上に魚体Fが載置されると、1対の姿勢制御板23の対向面間の下部に魚体Fの体側部が当接するとともに、魚体Fの厚さに合わせて1対の姿勢制御板23の対向面間の間隔が拡大して魚体Fの体側部を制御板用付勢ばねの付勢力をもって挟持することができるように形成されている。これにより、魚体Fの腹部を搬送ベルト13に確実に当接させるように魚体Fの姿勢を制御することができるようになっている。また、魚体Fが搬送ベルト13により搬送されるときには、魚体Fの体側部が1対の姿勢制御板23に当接しながら移動するようになっており、1対の姿勢制御板23は、搬送時の案内ガイド(魚体押さえ)を兼ねた構成とされている。
前記1対の姿勢制御板23の右端部の上方、すなわち、第1姿勢制御手段20Aの配設位置より、魚体Fの搬送方向前方には、第2姿勢制御手段20Bが配設されている。この第2姿勢制御手段20Bは、魚体Fの搬送経路を上からに臨むようにして配置された背部ガイドローラ26を有している。この背部ガイドローラ26は、図7に詳示するように、軸方向の中央が凹んだ全体として鼓状をなすように形成されている。この背部ガイドローラ26の軸方向の中央部には、従動側歯付きベルトプーリ27が配置されている。また、背部ガイドローラ26の両端側には、ベルクランク状に形成された相互に対向する1対のリンク板28の長腕28aの先端部分が配置されており、背部ガイドローラ26は、軸受29を介して1対のリンク板28の長腕28aの先端部の対向面間において回転自在に支持されている。
前記1対のリンク板28は、それぞれの屈曲部を貫通するローラ駆動軸30の一端側に軸受31を介して回転自在に支持されている。このローラ駆動軸30の一端側は、図5の背部ガイドローラ26の左斜め上方において、両側板21aを貫通するように回転軸心を水平にして配置されているとともに、軸受31を介して両側板21aに回転自在に支持されている。
前記ローラ駆動軸30の両側板21aの間の中間部分には、駆動側歯付きベルトプーリ32が取り付けられており、この駆動側歯付きベルトプーリ32と従動側歯付きベルトプーリ27との外周面には、歯付きベルト33が掛け渡されている。
前記ローラ駆動軸30の他端は、図3に示すように、図3の下方に突出されており、この他端部は、メインフレーム11に取り付けられた支持板34に回転自在に支持されている(図1、図6)。また、前記ローラ駆動軸30の他端部近傍には、ローラ用従動プーリ35が取り付けられており、このローラ用従動プーリ35と、駆動軸18に取り付けられたローラ用駆動プーリ36とのそれぞれの外周面には、図1に示すベルト37がたすき掛けにより掛け渡されており、背部ガイドローラ26は、駆動モータ19の駆動力の伝達を受けて、図5において矢印にて示す反時計方向に回転駆動されるようになっている。
なお、背部ガイドローラ26は、設計コンセプトなどの必要に応じて駆動させる構成を省くことができるが、搬送ベルト13と協働して魚体Fの搬送力を増加させることができるという意味で、背部ガイドローラ26を回転駆動させることが好ましい。
前記1対のリンク板28の図7の上方に示す短腕28bには、水平方向に延在する係止軸38の両端が取り付けられている。この係止軸38には、図5に示す引張りコイルばねなどからなるローラ用付勢ばね39の一端が係止されている。このローラ用付勢ばね39の他端は、調節ねじ40の環状に形成された頭部に係止されている。そして、調節ねじ40は、両側板21aの間において背部ガイドローラ26の上方に取り付けられた取付ステー41に螺着されており、背部ガイドローラ26は、常時は、ローラ用付勢ばね39の付勢力により搬送ベルト13に向かって下降され、搬送ベルト13により魚体が搬送される際には、魚体Fの背部の高さに合わせて全体として上下動、詳しくは、背部ガイドローラ26の下方を魚体Fが通過するときに、ローラ用付勢ばね39の付勢力をもって魚体Fの背部、詳しくは両体側部の背部に近い部分に当接するとともに、魚体Fの背部の高さ位置に合わせてローラ駆動軸30を中心として回動することで上下動するように形成されている。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の魚体受渡し装置1によれば、頭部除去装置2から頭部を除去された魚体Fを受け取り、この魚体Fを切断部を先頭にして内臓除去装置3に搬送する搬送手段12と、この搬送手段12により搬送される魚体Fを内臓除去装置3に受け渡す際に、魚体Fの姿勢を、腹部が下、背部が上を向いた状態に制御する姿勢制御手段20とを有しているから、頭部除去装置2により頭部を切断して除去した魚体Fを人手を用いずに効率よく内臓除去装置3に供給することが確実かつ容易にできる。
また、本実施形態の魚体受渡し装置1によれば、回転軸線が水平方向に延在するようにして間隔をおいて対向配置された1対のプーリ14、15と、これらの1対のプーリ14、15の間に掛け渡された搬送ベルト13と、搬送ベルト13を走行させるための駆動力を少なくとも一方のプーリに付与する駆動モータ19とを有している搬送手段12と、魚体Fの搬送経路に臨むように配置され、魚体Fの体側部が当接しながら移動する案内ガイドを兼ねた1対の姿勢制御板23を有する第1姿勢制御手段20Aと、魚体Fの搬送経路に臨むように回転自在に配置され魚体Fが通過する際に魚体Fの背部に当接される背部ガイドローラ26を有する第2姿勢制御手段20Bとを備えているから、魚体Fの姿勢を、腹部が下、背部が上を向いた状態に保持して搬送することが確実かつ容易にできる。その結果、内臓除去装置3に対して最適な姿勢で魚体Fを受け渡すことが容易かつ確実にできる。
また、本実施形態の魚体受渡し装置1によれば、魚体Fの搬送方向に対して直交する方向に移動自在に配設されているとともに、常時は、制御板用付勢ばねの付勢力により対向面間の下部の間隔が魚体Fの厚さより狭くされ、魚体Fが搬送ベルト13に供給された際には、魚体Fの厚さに合わせて対向面間の間隔が拡大する姿勢制御板23と、搬送ベルト13に対して上下動自在に配設されているとともに、常時は、ローラ用付勢ばね39の付勢力により搬送ベルト13に向かって下降され、搬送ベルト13により魚介が搬送される際には、魚体Fの背部の高さに合わせて上下動するように形成されている背部ガイドローラ26とを有しているから、魚体Fの姿勢を、腹部が下、背部が上を向いた状態に保持して搬送することがより確実にできる。
また、本実施形態の魚体受渡し装置1によれば、背部ガイドローラ26が、回転駆動可能に形成されているから、搬送ベルト13と協働して魚体Fの搬送力を増加させることができる。その結果、魚体Fの搬送を安定させることができる。
また、本実施形態の魚体受渡し装置1によれば、既存の頭部除去装置2と、既存の内臓除去装置3との間で、人手を用いずに効率よく魚体Fの受け渡しを行うこともできる。
図9から図11は、本発明に係る魚体処理システムの実施形態を示すものであり、図9は全体構成の要部の平面図、図10は図9の側面図、図11は図10の左側面図である。
図9から図11に示すように、本実施形態の魚体処理システム51は、頭部除去ユニットとしての頭部除去装置2と、内臓除去ユニットとしての内臓除去装置3と、受渡しユニットとしての魚体受け渡し装置1とを有している。そして、頭部除去装置2と内臓除去装置3とは、それぞれの長手方向が相互に直交するように配置されている。
前記頭部除去装置2は、鮭などの魚体Fが搬送経路を搬送される途中で頭部を切断して除去するためのものであり、図9の上下方向に長い平面矩形状のフレーム53を有している。このフレーム53には、搬送手段54および頭部除去手段55が配設されている。
前記搬送手段54は、魚体Fの腹部を先頭にして図9の矢印Yにて示す図9の下方から上方へ向かう搬送方向に搬送するためのものであり、図9の下方(図10の左方)に示す位置が魚体Fを魚体F搭載板に搭載する供給位置とされ、図9の上方(図10の右方)に示す位置が頭部を除去した後の魚体Fを受渡し装置1に向けて排出する排出位置とされている。
前記搬送手段54は、無端環状に形成されたチェーンコンベア56を有している。このチェーンコンベア56は、駆動モータ57の駆動力をもって回転駆動可能とされている。また、チェーンコンベア56には、断面ほぼ円弧状で、平面ほぼ平板状に形成された複数の魚体搭載板58がその長手方向を搬送方向に対して直交するようにして取り付けられており、魚体搭載板58の凹部がチェーンコンベア56の外側を向くように配置されている。そして、魚体Fは、供給位置において頭部を図9の左側に向けるとともに、腹部を図9の上側に示す先頭に向けて魚体搭載板58に搭載されるようになっている。また、魚体Fの頭部、詳しくは、切断により除去される部位は、魚体搭載板58の図9の左側に示す端部より左側に突出した状態で魚体搭載板58に搭載されるようになっている。
前記頭部除去手段55は、魚体Fが搬送経路を搬送される途中で魚体Fの頭部を切断して除去するためのものであり、フレーム53の図9の左側で図9の上端に近い位置(切断位置)に配置されている。そして、頭部除去手段55は、魚体Fの頭部をその背部側および腹部側が突出するほぼV字状に切断するための切断刃59を有している。この切断刃59は、魚体Fの切断部位の移動経路に臨むように配置されており、魚体搭載板58に搭載された魚体Fが搬送されて切断刃59と対向する位置に達したときに、搬送が停止され、その後、シリンダなどのアクチュエータの駆動力により、切断刃59が魚体Fの切断部に向かって移動して当接することで頭部を切断して除去することができるようになっている。この時、魚体Fを介して切断刃59と対向する位置には、まないたとして機能する支持板が配設されている。
なお、魚体Fが供給位置から切断位置に搬送されるまでの間、魚体搭載板58から突出した魚体Fの頭部側を下方から支持して案内するためのガイド60が魚体搭載板58の移動経路の図9の左側に配設されている。
また、頭部が除去された魚体Fは、排出位置において魚体搭載板58から腹部を先頭にして、かつ切断部を内臓除去装置3側(図9の左側)に向けて排出されるようになっている。
前記頭部除去装置2としては、搬送経路を搬送される途中で頭部を切断して除去することができるものであれば、従来公知の各種のものを使用することができる。なお、従来公知のものが魚体Fの排出時に、魚体Fの腹部を先頭にして排出することのできない場合、例えば、背部が先頭となるときには、魚体Fの腹部を先頭にするように反転させる反転シュートなどを用いるとよい。
前記魚体受渡し装置1は、頭部除去装置2から排出される魚体Fを受け取り、この魚体Fを切断部を先頭にして内臓除去装置3に受け渡すためのものであり、本実施形態においては、頭部除去装置2の排出位置に取り付けられている。
本実施形態の魚体受渡し装置1は、前述した実施形態の魚体受渡し装置1が用いられているので、要部の符号のみを図中に付し、その詳しい説明については省略する。
前記内臓除去装置3は、魚体Fを切断部を先頭にして搬送経路を搬送される途中で腹部を切開して内臓を除去するためのものであり、本実施形態においては、特許第3037532号明細書(特開平6−292502号)に記載されているような構造のものが用いられている。
すなわち、頭部が除去された魚体Fを、切断部を先頭にし、かつ、腹部が下、背部が上を向いた状態で、魚体Fの体側部を挟持して図9の矢印Xにて示す搬送方向に沿って搬送することのできる1対の搬送ベルト61および駆動モータなどを備えた搬送手段62と、魚体Fが搬送経路を搬送される途中で魚体Fの腹部を切開して内臓を除去する腹部部切開機構63、膜剥離機構64などが搬送方向に沿ってこの順に配置された内臓除去手段65とを有する構成とされている。これらの搬送手段62および内臓除去手段65はフレーム66に配置されている。また、図9の右方に示す位置が魚体受渡し装置1から魚体Fが受け渡される供給位置とされ、図9の左方に示す位置が内臓を除去した後の魚体Fを外部に向けて排出する排出位置とされている。なお、図9および図11における符号67は、除去した内臓を排出するためのベルトコンベアである。
前記内臓除去装置3としては、頭部が除去された魚体Fが切断部を先頭にし、かつ、腹部が下、背部が上を向いた状態で搬送経路を搬送される途中で腹部を切開して内臓を除去することのできるものであれば、従来公知の各種のものを使用することができる。
このような構成からなる本実施形態の魚体処理システム51によれば、頭部除去装置2の図9の下方に示す供給位置で、搬送手段54の魚体搭載板58に搭載された魚体Fは、搬送手段54により図9の上方に向かう矢印Yにて示す搬送方向に沿って搬送経路を搬送される途中で、頭部除去手段55により頭部が除去されて図9の上方に示す排出位置で排出される。この時、頭部を除去された魚体Fは、腹部を先頭にして魚体搭載板58から自然落下(滑落)し、魚体受渡し装置1の搬送手段12に移載される。
ついで、魚体受渡し装置1の搬送手段12に移載された魚体Fは、姿勢制御手段20により腹部が下、背部が上を向いた状態に姿勢制御され、この状態で内臓除去装置3に向かって切断部を先頭にして図9の左側に向かって搬送される。
ついで、内臓除去装置3に向かって搬送された魚体Fは、内臓除去装置3の図9の右方に示す供給位置において、魚体受渡し装置1から内臓除去装置3に受け渡され、内臓除去装置3に受け渡された魚体Fは、搬送手段62により、図9の矢印Xにて示す搬送方向に沿って搬送経路を搬送される途中で、内臓除去手段65により腹部を切開して内臓が除去されて、図9の左方に示す排出位置で外部に排出される。
このように、本実施形態の魚体処理システム51によれば、頭部除去ユニットとしての頭部除去装置2と、内臓除去ユニットとしての内臓除去装置3と、頭部除去装置2と内臓除去装置3との間に配置された受渡しユニットとしての魚体受け渡し装置1とを有しているから、頭部除去装置2により頭部を切断して除去した魚体Fを魚体受渡し装置1により人手を用いずに効率よく内臓除去装置3に供給することができる。
したがって、本実施形態の魚体処理システム51によれば、魚体Fの頭部の切断と内臓の除去とをこの順に容易かつ確実に行うことができる。
また、本実施形態の魚体処理システム51によれば、頭部除去ユニットとしての頭部除去装置2と、内臓除去ユニットとしての内臓除去装置3と、頭部除去装置2と内臓除去装置3との間に配置された受渡しユニットとしての魚体受け渡し装置1とに分割されているから、工場における生産性の向上による低価格化や納期の短縮化および現場での据え付け作業性の向上を容易に図ることができる。
さらに、本実施形態の魚体処理システム51によれば、頭部除去ユニットとしての頭部除去装置2と、内臓除去ユニットとしての内臓除去装置3と、頭部除去装置2と内臓除去装置3との間に配置された受渡しユニットとしての魚体受け渡し装置1とに分割されているから、頭部除去装置2あるいは内臓除去装置3を個別に使用することも容易にできる。
また、本実施形態の魚体処理システム51によれば、頭部除去ユニットとしての頭部除去装置2、および、内臓除去ユニットとしての内臓除去装置3の少なくとも一方として、既存品を用いることができるので、低価格化や納期の短縮化をより図ることができる。
また、本実施形態の魚体処理システム51によれば、頭部除去ユニットとしての頭部除去装置2と内臓除去ユニットとしての内臓除去装置3とが平面直角をなすように配置することができるので、頭部除去装置2と内臓除去装置3とを直線状に配置した場合に比較して、長手方向のスペースを短くすることができる。その結果、頭部除去装置2に対する魚体Fの供給位置と、内臓除去装置3から排出される排出位置との相互間の距離を短くすることができるので、頭部除去装置2に対する魚体Fの供給位置と、内臓除去装置3から排出される排出位置との間を人が繰り返し移動する場合などにおける移動距離を、頭部除去装置2と内臓除去装置3とを直線状に配置した場合に比較して短くすることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る魚体受渡し装置の実施形態の全体構成の要部を示す側面図 図1の左側面図 図1の平面図 図1のA−A線に沿った断面図 図3のB−B線に沿った断面図 図3のC部の拡大図 背部ガイドローラ近傍の拡大図 図7の側板を除いた状態の右側面図 本発明に係る魚体処理システムの実施形態の全体構成の要部を示す平面図 図9の側面図 図10の左側面図
符号の説明
1 魚体受渡し装置
2 頭部除去装置
3 内臓除去装置
12 搬送手段
13 搬送ベルト
14 従動プーリ
15 駆動プーリ
19 駆動モータ
20 姿勢制御手段
20A 第1姿勢制御手段
20B 第2姿勢制御手段
23 姿勢制御板
26 背部ガイドローラ
39 ローラ用付勢ばね
51 魚体処理システム
54 搬送手段
55 頭部除去手段
62 搬送手段
65 内臓除去手段
F 魚体

Claims (3)

  1. 魚体が搬送経路を搬送される途中で頭部を切断して除去する頭部除去装置と、頭部が除去された魚体が切断部を先頭にして搬送経路を搬送される途中で腹部を切開して内臓を除去する内臓除去装置との間に配置され、前記頭部除去装置から排出される魚体を受け取り、この魚体を切断部を先頭にして前記内臓除去装置に搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送される魚体を前記内臓除去装置に受け渡す際に、魚体の姿勢を、腹部が下、背部が上を向いた状態に制御する姿勢制御手段とを有しており、
    前記搬送手段は、回転軸線が水平方向に延在するようにして間隔をおいて対向配置された1対のプーリと、これらの1対のプーリの間に掛け渡された搬送ベルトと、前記搬送ベルトを走行させるための駆動力を少なくとも一方のプーリに付与する駆動モータとを有しており、
    前記姿勢制御手段は、魚体の搬送経路に臨むように前記搬送ベルトの上方に配置されている第1姿勢制御手段と、前記第1姿勢制御手段より魚体の搬送方向前方において魚体の搬送経路に臨むように前記搬送ベルトの上方に配置されている第2姿勢制御手段とを有しており、
    前記第1姿勢制御手段は、魚体の搬送方向に対して直交する方向に移動自在に配設され、前記搬送ベルトにより魚介が搬送される際には、魚体の体側部が当接しながら移動する案内ガイドを兼ねた1対の姿勢制御板と、この1対の姿勢制御板の対向面間の下部の間隔が、常時は、魚体の厚さより狭くされ、魚体が前記搬送ベルトに供給された際には、魚体の厚さに合わせて拡大するように前記1対の姿勢制御板を付勢する制御板用付勢ばねとを有しており、
    前記第2姿勢制御手段は、回転自在に配置されているとともに、前記搬送ベルトに対して上下動自在に配設され、魚体が通過する際に魚体の背部に当接される背部ガイドローラと、この背部ガイドローラを、常時は、前記搬送ベルトに向かって下降させ、前記搬送ベルトにより魚介が搬送される際には、魚体の背部の高さに合わせて上下動するように背部ガイドローラを付勢するローラ用付勢ばねとを有していることを特徴とする魚体受渡し装置。
  2. 前記背部ガイドローラが、前記駆動モータの駆動力により前記搬送ベルトの回転方向とは逆方向に回転駆動可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の魚体受渡し装置。
  3. 魚体を搬送するための搬送手段と、魚体が搬送経路を搬送される途中で魚体の頭部を切断して除去する頭部除去手段とを具備する頭部除去ユニットと、
    頭部が除去された魚体を切断部を先頭にして搬送するための搬送手段と、魚体が搬送経路を搬送される途中で魚体の腹部を切開して内臓を除去する内臓除去手段とを具備する内臓除去ユニットと、
    前記頭部除去ユニットと前記内臓除去ユニットとの間に配置され、前記頭部除去ユニットから前記内臓除去ユニットに魚体を受け渡す受渡しユニットとを有しており、
    前記受渡しユニットが、請求項1または請求項2に記載の魚体受渡し装置であることを特徴とする魚体処理システム。
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