JP5090726B2 - 容器口部の閉止機構 - Google Patents
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前記キャップは、前記筒状口部の側面を覆う筒状形状を有すると共に、当該筒状形状の内面に前記筒状口部の外面に設けられたネジ部と螺合するネジ部を有し、前記筒状口部の側面に沿って回転しながら上下動することが可能なキャップ本体と、前記筒状口部の上端開口部を覆い、筒状口部を閉鎖するキャップ上蓋と、からなり、
前記キャップ本体と前記キャップ上蓋とは該キャップ上蓋を回転させずに該キャップ本体を回転させることができる互いに独立した部材であり、且つ、分離しないように互いに嵌合しており、
前記キャップ本体を前記筒状口部の側面に沿って回転させて該筒状口部上端方向へ移動させるときに、該キャップ本体が該キャップ上蓋と摺動可能な状態で係合し該キャップ上蓋を押し上げることにより筒状口部が開放され、
該キャップ本体を前記筒状口部に沿って回転させて該筒状口部下端方向へ移動させるときに、該キャップ本体が該キャップ上蓋と係合し該キャップ上蓋が引き下げられて筒状口部が封止され、
前記キャップ本体が前記筒状口部を封止する状態において、該キャップ本体の係合面と係合する前記キャップ上蓋の係合面に、該キャップ上蓋の周縁側に低くなる傾斜面を有する切欠き部が設けられていることを特徴とするものである。
このとき、前記筒状口部の上端面と前記キャップ上蓋との接着形態は特に限定されないが、密封性及び開封容易性の観点から、前記キャップ上蓋が、前記筒状口部の上端面との当接面にインナーシール材を有しており、該インナーシール材を介して前記筒状口部と前記キャップ上蓋とが接着していることが好ましい。
また、高排水性の観点から、前記切欠き部が設けられた前記キャップ上蓋の係合面において、前記切欠き部が設けられていない部分の該キャップ上蓋の外径R1と比べて、前記切欠き部が設けられた部分の該キャップ上蓋の外径R2の方が小さいことが好ましい。
また、本発明の容器は、上記本発明の容器口部の閉止機構を具備するものである。
また、本発明の閉止機構は、キャップ本体とキャップ上蓋とが分離してはいるが連結しており、容器本体の筒状口部を再封止可能な構造を有し、且つ、キャップ本体とキャップ上蓋とが分離しているゆえに両部材の間に隙間が生じるが、この隙間からの排水性が良好である。
前記キャップは、前記筒状口部の側面を覆う筒状形状を有すると共に、当該筒状形状の内面に前記筒状口部の外面に設けられたネジ部と螺合するネジ部を有し、前記筒状口部の側面に沿って回転しながら上下動することが可能なキャップ本体と、前記筒状口部の上端開口部を覆い、筒状口部を閉鎖するキャップ上蓋と、からなり、
前記キャップ本体と前記キャップ上蓋とは該キャップ上蓋を回転させずに該キャップ本体を回転させることができる互いに独立した部材であり、且つ、分離しないように互いに嵌合しており、
前記キャップ本体を前記筒状口部の側面に沿って回転させて該筒状口部上端方向へ移動させるときに、該キャップ本体が該キャップ上蓋と摺動可能な状態で係合し該キャップ上蓋を押し上げることにより筒状口部が開放され、
該キャップ本体を前記筒状口部に沿って回転させて該筒状口部下端方向へ移動させるときに、該キャップ本体が該キャップ上蓋と係合し該キャップ上蓋が引き下げられて筒状口部が封止され、
前記キャップ本体が前記筒状口部を封止する状態において、該キャップ本体の係合面と係合する前記キャップ上蓋の係合面に、該キャップ上蓋の周縁側に低くなる傾斜面を有する切欠き部が設けられていることを特徴とするものである。
図1〜図3は、本発明を適用した、筒状口部と当該筒状口部を閉止するキャップの組み合わせからなる容器口部の閉止機構の一実施形態を示す断面図であって、図1は、筒状口部1がキャップ5によって閉止されている状態を示す図、図2は図1における閉止機構のキャップのみを示す図、図3は図1における閉止機構の筒状口部のみを示す図である。ただし、図1〜図3は、排水性を高めるための切欠き部21(図4参照)を省略している。
また、図10は、図1の閉止機構を適用した内容物取出装置101の一形態例を示す正面図(10A)と側面図(10B)、図11は、図10の内容物取出装置101を取り付けた容器の一形態例を示す図である。
また、キャップ5(キャップ本体12)の側面部の外表面には、滑り止めとなる縦溝12b等が設けられていてもよい。
筒状口部1には、内容物取出装置101を容器の製造工程途中で吊るための支持フランジ7、支持フランジ7を介して吊り上げた内容物取出装置101を整列するための整列リブ8等が設けられていても良い。また、導管部2には、上端部フランジ9や、内容物を効率よく充填又は取出すための内容物導出孔10が形成されていてもよい。
キャップ本体12は、筒状口部1の側面1aを覆う筒状形状を有すると共に、当該筒状形状の内面に筒状口部1のネジ部6と係合できるネジ部20を有している。この筒状口部1との螺合により、キャップ本体12は筒状口部1の側面1aに沿って回転しながら上下動(図1における矢印の方向)することが可能であり、筒状口部1から着脱自在な構造を有している。一方、キャップ上蓋13は、筒状口部1の上端開口部1cを覆い、筒状口部1を閉鎖するものである。
図1及び図2に示すように、キャップ5を構成するキャップ本体12とキャップ上蓋13とは、互いに分離した部材ではあるが、キャップ本体12の内側にキャップ上蓋13がはめ込まれた構造を有しており、キャップ本体がキャップ上蓋に対して自由に回転できる状態で連結している。
キャップ本体12の上端部内面には、キャップ上蓋13との係合面12cとなる凸部が形成されている。キャップ本体12を筒状口部1の側面1aに沿って回転させて該筒状口部1の上端方向(上端面側)へ移動させると、キャップ本体12とキャップ上蓋13とが係合面12c、13cにおいて係合するようになっており、さらにキャップ本体12を筒状口部1の上端方向へ移動させることによって、キャップ上蓋13が押し上げられる。
従って、筒状口部1とキャップ上蓋13とが接着している場合でも、上記のようにキャップ本体12がキャップ上蓋13を押し上げる際に、キャップ本体12はキャップ上蓋13との係合面を滑りながら回転するので、キャップ上蓋13と筒状口部1との接着面にはほとんど剪断力が生じない。そのため、特許文献1や特許文献2ほど剪断方向の抵抗が大きくなく、小さな力でキャップ本体12を回転させることができる。そして、キャップ本体12の回転によって、キャップ上蓋13が該キャップ上蓋13と筒状口部1との接着面に垂直な方向に押し上げられ、該接着面に剪断力を生じさせずにキャップ上蓋13を筒状口部1から剥がすことができる。
なお、インナーシール材/キャップ上蓋間の単位面積又は単位長さ当りの接着強度が、インナーシール材/筒状口部間の単位面積又は単位長さ当りの接着強度と同等、或いは、インナーシール材/筒状口部間の単位面積又は単位長さ当りの接着強度より小さくても、インナーシール材を筒状口部の上端開口部全体を覆うような形状とし、キャップ上蓋とその全面にて接着させれば、キャップ上蓋とインナーシール材間の接着面積の方が、筒状口部上端とインナーシール間の接着面積と比べてはるかに大きいので、インナーシール材は通常、キャップ上蓋の方により強く固着している。従って、キャップの開栓と同時に確実にインナーシール材を筒状口部から剥がすことができる。
インナーシール材/キャップ上蓋用材料で形成した板状部材間、インナーシール材/筒状口部用材料で形成した板状部材間の単位長さ当りの接着強度の測定方法としては、例えば、JISZ0238「ヒートシール軟包装袋及び半剛性容器の試験方法」に記載の方法を利用することができる。
具体例:プラスチックフィルム層〔CPP#30〜50〕/中間層〔Al#6〜30〕/ヒートシール層〔イージーピールフィルム#25〜50〕
また、キャップ上蓋の成形後、或いは、キャップ上蓋とキャップ本体とを嵌合させたキャップの成形後に、キャップ上蓋の筒状口部との当接面となる位置にインナーシール材をセットし、当該インナーシール材をヒートシール、高周波、超音波、電磁誘導等の一般的な方法によって、キャップ上蓋に溶着させることができる。
一方、キャップ上蓋13は、筒状口部1の上端開口部1cを覆って筒状口部1を閉鎖することができ、且つ、キャップ本体12を筒状口部1の側面1aに沿って回転させて該筒状口部1の上端方向へ移動させるときにキャップ本体12と摺動可能な状態で係合し、該キャップ上蓋13が押し上げられる係合面13cを有していればよい。
或いは、上記インナーパッキンとアウターパッキンとを組み合わせ、筒状口部の内周面及び外周面に密着し、該筒状口部を密封するパッキン(図示せず)も用いることができる。
尚、パッキンは、インナーシール材の使用の有無に関わらず設けることができる。
すなわち、図4に示すように、本発明の閉止機構は、キャップ本体12の内側にキャップ上蓋13がはめ込まれた構造を有しており、キャップ本体を容器本体の筒状口部の側面に沿って回転させて最下端に移動させた状態においてキャップ本体の係合面12dと係合するキャップ上蓋の係合面13dに、キャップ上蓋の周縁側に低くなる傾斜面21aを有する切欠き部21を設ける。
キャップ上蓋の係合面13dの高さにおける当該キャップ上蓋の外径は、切欠き部でない部分の外径R1と比べて、切欠き部21が設けられた部分の外径R2の方が小さくすることが好ましい。このようにすることでキャップ上蓋の切欠き部でない部分の端部よりも手前で傾斜面21aが終了するので、傾斜面の終了位置に、キャップ上蓋の側面に排水性の高い開口部が形成される。また、良好な排水性を得るために、切欠き部の幅Wも適宜調節される。
図5は、図4の例に用いられたキャップ上蓋の係合面13dの高さにおける水平断面図(AA断面図)である。この例では、キャップ上蓋の係合面13dに、2つの切欠き部21が、180度間隔で配置されている。
切欠き部21は、閉止状態において、キャップ上蓋の係合面13dから、キャップ上蓋の係合面13dよりも下側の側面21cに通じる貫通路を形成する。従って、閉止状態において、係合面上に切欠き部の窪みが開口している状態、すなわち、キャップ上蓋の係合面13d上にある切欠き部の領域が、キャップ本体の係合面12dからはみ出している状態となる。図4には、そのような切欠き部の窪みの開口部分21bが示されている。
切欠き部の傾斜面21aは、典型的には図示したような平坦なテーパー面であるが、重力の作用で上蓋の周縁に向かって水が流れ落ちる斜面であればよい。例えば、平坦な一対の斜面で挟まれ、且つ、キャップ上蓋の周縁側に低く落ち込んでいく峡谷状の傾斜面であってもよい。傾斜角度は、好ましくは30度以上とし、さらに好ましくは45度以上とする。また、この傾斜角度は、好ましくは70度以下とし、さらに好ましくは60度以下とする。
図6は、切欠き部の配置に関する別の例であり、キャップ上蓋の係合面13d上に4つの切欠き部21が均等に配置されている。切欠き部の数は、特に限定されないが、通常は、2〜6個の切欠き部をキャップ上蓋の係合面に均等配置する。
一方、キャップ上蓋を形成する材料としては、筒状口部の閉止状態を保持できる強度を有する材料であればよく、適宜選択して用いることができる。さらに、インナーシール材を介して、キャップ上蓋と筒状口部とを接着させる場合には、インナーシール材との溶着が可能である材料、或いは、キャップ上蓋と筒状口部1とを直接接着させる場合には、筒状口部と溶着させることが可能な材料からなるものが好ましい。例えば、ポリエチレン(HDPEなど)、ポリプロピレン等が挙げられる。
図10に示すようなキャップとストロー部を基本構造とする実施例及び比較例の内容物取出装置を作製した。ただし、ストロー部の筒状口部とキャップは、図12(実施例)、図13(比較例)に示すような構造を有している。
まず、キャップ本体(PP製)とキャップ上蓋(PP製)を別個に製作し、キャップ上蓋にインナーシール材(キャップ上蓋側から順に:ポリプロピレンフィルム(30μm)//Al(7μm)//ONY(15μm)//イージーピールフィルム(30μm))を熱溶着させた後、キャップ本体にキャップ上蓋を嵌め込んで実施例のキャップ(図12参照)を作製した。
キャップ本体とキャップ上蓋との係合面の隙間は、最大で0.5mmとした。キャップ上蓋としては、最上部の外径がφ14mmであり、封止状態におけるキャップ本体との係合面13dに図4に示すような2つの切欠き部21が180度間隔で設けられ、当該係合面13dの高さにおける切欠き部でない部分の外径R1がφ11.9mm、切欠き部21が設けられた部分の外径R2がφ9.36mm、切欠き部21の幅Wが2mm、及び、傾斜面21aの角度θ(図4参照)が45度のものを用いた。
次に、筒状口部(PP製、内径8.5mm、外径10.7mm)に上記キャップを締め付け、インナーシール材と筒状口部を高周波溶着させて、図12に示すようなキャップとストロー部とからなる内容物取出装置を作製した。
まず、筒状口部(PP製、内径8.5mm、外径10.7mm)の上端面に、インナーシール材(キャップ側から順に:ポリプロピレンフィルム(30μm)//Al(7μm)//ONY(15μm)//イージーピールフィルム(30μm))を乗せた状態で、キャップ(PP製、外径16mm)を筒状口部に締め付け、インナーシール材を筒状口部の上端面とキャップとで挟み込んだ。
次に、高周波によりインナーシール材をキャップと筒状口部の両方に溶着させて、図13に示すようなキャップとストロー部とからなる内容物取出装置を作製した。
実施例のキャップ(図12)と基本的に同じであるが、キャップ上蓋に水抜きのための切欠き部21(図4参照)を有しないキャップを作製した。
次に、実施例で用いた筒状口部に上記キャップを締め付け、インナーシール材と筒状口部を高周波溶着させて、図12に示すようなキャップとストロー部とからなる内容物取出装置を作製した。
図12に示す実施例の内容物取出装置、及び、図13に示す比較例1の内容物取出装置の最大開栓トルクを、デジタル開栓トルク計(日本電産シンポ製)を用いて測定した。
図12に示す実施例の内容物取出装置、及び、外見上は実施例のものと同じであるが水抜きのための切欠き部を有しない比較例2の内容物取出装置について、水の排出性を試験した。
内容物取出装置を加圧加熱殺菌(レトルト)処理(121℃、30分間)した後、キャップを上にした状態にて室温(25℃±5℃)に置いた。レトルト処理直後においては、実施例及び比較例2どちらの内容物取出装置もキャップ上蓋とキャップ本体との隙間に水が溜まっていたが、実施例の方が水の溜りが少なかった。また、比較例2の内容物取出装置は、室温下での放置開始から2日経過後に乾燥完了して水分が消失していたのに対し、実施例の内容物取出装置は、室温下での放置開始から12時間から1日経過後には乾燥完了して水分が消失していた。この結果から、実施例の内容物取出装置は、水の排出性に優れていることが確認された。
1a…筒状口部の側面
1b…筒状口部の上端面
1c…筒状口部の上端開口部
2…導管部
3…接合部
4…ストロー部
5…キャップ
6…ネジ部(ネジ山)
7…支持フランジ
8…整列リブ
9…上端フランジ
10…内容物導出孔
11…容器本体
12…キャップ本体
12a…キャップ本体の上端面
12b…縦溝
12c…係合面
12d…係合面
13…キャップ上蓋
13a…円板部
13b…スカート部
13c…係合面
13d…係合面
14…当接面
16…凸部
17…嵌合部
18…パッキン
19…インナーシール材
20…ネジ部(ネジ溝)
21…切欠き部
21a…傾斜面
21b…窪みの開口部分
21c…側面
101…内容物取出装置
Claims (8)
- 容器本体に設けられた筒状口部と、当該筒状口部を閉止するキャップの組み合わせからなる容器口部の閉止機構であって、
前記キャップは、前記筒状口部の側面を覆う筒状形状を有すると共に、当該筒状形状の内面に前記筒状口部の外面に設けられたネジ部と螺合するネジ部を有し、前記筒状口部の側面に沿って回転しながら上下動することが可能なキャップ本体と、前記筒状口部の上端開口部を覆い、筒状口部を閉鎖するキャップ上蓋と、からなり、
前記キャップ本体と前記キャップ上蓋とは該キャップ上蓋を回転させずに該キャップ本体を回転させることができる互いに独立した部材であり、且つ、分離しないように互いに嵌合しており、
前記キャップ本体を前記筒状口部の側面に沿って回転させて該筒状口部上端方向へ移動させるときに、該キャップ本体が該キャップ上蓋と摺動可能な状態で係合し該キャップ上蓋を押し上げることにより筒状口部が開放され、
該キャップ本体を前記筒状口部に沿って回転させて該筒状口部下端方向へ移動させるときに、該キャップ本体が該キャップ上蓋と係合し該キャップ上蓋が引き下げられて筒状口部が封止され、
前記キャップ本体が前記筒状口部を封止する状態において、該キャップ本体の係合面と係合する前記キャップ上蓋の係合面に、該キャップ上蓋の周縁側に低くなる傾斜面を有する切欠き部が設けられていることを特徴とする、容器口部の閉止機構。 - 前記筒状口部の上端面と、前記キャップ上蓋とが接着している、請求項1に記載の容器口部の閉止機構。
- 前記キャップ上蓋が、前記筒状口部の上端面との当接面に、インナーシール材を有している請求項1又は2に記載の容器口部の閉止機構。
- 前記キャップ本体を前記筒状口部の側面に沿って回転させて筒状口部上端方向へ移動させたときに該キャップ本体と該キャップ上蓋とが係合する係合面が、前記キャップ本体を前記筒状口部の側面に沿って回転させて最も下端側に移動させたときに、まったく接触しない請求項1乃至3のいずれかに記載の容器口部の閉止機構。
- 前記キャップ本体を前記筒状口部の側面に沿って回転させて該筒状口部上端方向へ移動させるときに該キャップ本体と前記キャップ上蓋とが係合する位置の相対する係合面のどちらかに凸部が一箇所設けられている、請求項1乃至4のいずれかに記載の容器口部の閉止機構。
- 前記切欠き部が設けられた前記キャップ上蓋の係合面において、前記切欠き部が設けられていない部分の該キャップ上蓋の外径R1と比べて、前記切欠き部が設けられた部分の該キャップ上蓋の外径R2の方が小さい、請求項1乃至5のいずれかに記載の容器口部の閉止機構。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載のキャップを製造する方法であって、前記キャップ本体と前記キャップ上蓋とが破断可能な薄肉部で連結された成形体を一体成形する工程と、前記キャップ上蓋を前記キャップ本体側に押圧することで、前記薄肉部を破断すると同時に前記キャップ上蓋と前記キャップ本体とを嵌合させる工程と、を含む、キャップの製造方法。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の容器口部の閉止機構を具備することを特徴とする容器。
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