JP5090494B2 - 低位相雑音増幅回路 - Google Patents

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Description

本発明は、特に少なくとも1つのクロックまたは時間ベース信号を供給するための、低位相雑音増幅回路に関する。演算トランスコンダクタンス増幅回路とすることができるこの増幅回路は、入力におけるMOSトランジスタまたはバイポーラ・トランジスタの差動対と、差動対のトランジスタに接続された第1および第2のカレント・ミラーと、供給電圧源の2つの端子間にあって第1および第2のカレント・ミラーに接続された第3のカレント・ミラーとを含む。第1のカレント・ミラーと第3のカレント・ミラーとの間の接続ノードは出力信号を供給し、そのレベルは供給電圧範囲全域に及ぶことができる。
本発明の増幅回路はバッファ回路と考えることができる。このタイプのバッファ回路は、例えば、逆位相の1つまたは2つの発振信号を発生する水晶発振器と、周波数変換またはデータ処理ユニットとの間に配置された中間増幅回路である。この中間回路は、正弦波とすることができる低振幅の発振信号を少なくとも1つの出力パルス信号に変換する。出力パルス信号は、供給電圧範囲全域全体に及ぶ「レール・ツー・レール」と言われる。周波数変換ユニットは、周波数シンセサイザを含むか、またはGPSもしくはブルートゥースなどの高周波信号用の受信器または送信器の一部を形成することができ、データ処理ユニットは、部分的にアナログ−デジタル変換器またはDC−DC変換器とすることができる。
このタイプの増幅回路が水晶発振器と共に使用され、電子機器内の少なくとも1つのクロックまたは時間ベース信号を供給する場合には、一般に、著しいジッタ劣化または位相雑音劣化が生じる。これは、電子機器の正常な動作にとって有害となることがあり、位相雑音劣化を避けるために高電力消費回路の使用を必要とすることがある。
既知の演算トランスコンダクタンス増幅回路構造が図1に示されている。この増幅回路1は、レール・ツー・レールの出力信号OUT1を供給できる。反転回路構成をもつこのタイプの演算トランスコンダクタンス増幅回路は、水晶発振器中の能動分極手段(active polarizing means) として使用するためにスイス特許第689088号(図5)にも開示されている。
図1の増幅回路はPMOSトランジスタP3およびP4の差動対を含み、両方のPMOSトランジスタのソースは電流源2に接続される。供給電圧源の高電位端子VDDに接続される電流源2は、定電流I0をPMOSトランジスタの差動対に供給する。第1のPMOS入力トランジスタP3のゲートは非反転入力XOUTとなり、一方、第2のPMOS入力トランジスタP4のゲートは増幅回路1の反転入力XINとなる。
第1のPMOS入力トランジスタP3のドレインは、供給電圧源の低電位端子(例えば接地)に接続された第1のカレント・ミラーにおけるダイオード接続されたNMOSトランジスタN2に接続される。ダイオード接続されたNMOSトランジスタN2のゲートは、第1のカレント・ミラー中の同一の2番目のNMOSトランジスタN1のゲートに接続され、NMOSトランジスタN2を通過する電流が、2番目のNMOSトランジスタN1にミラーされる。第2のPMOS入力トランジスタP4のドレインは、供給電圧源の低電位端子(例えば接地)に接続された第2のカレント・ミラーにおけるダイオード接続されたNMOSトランジスタN3に接続される。ダイオード接続されたNMOSトランジスタN3のゲートは、第2のカレント・ミラー中の同一の2番目のNMOSトランジスタN4のゲートに接続され、NMOSトランジスタN3を通過する電流が、2番目のNMOSトランジスタN4にミラーされる。
第2のカレント・ミラーの第2のNMOSトランジスタN4のドレインは、第3のカレント・ミラーにおけるダイオード接続されたPMOSトランジスタP2に接続され、そのダイオード接続されたPMOSトランジスタP2は供給電圧源の高電位端子VDDに接続される。そのダイオード接続されたPMOSトランジスタP2のゲートは、第3のカレント・ミラー中の2番目のPMOSトランジスタP1のゲートに接続され、ダイオード接続されたPMOSトランジスタP2を通過する電流が、同一の2番目のPMOSトランジスタP1にミラーされる。最後に、第3のカレント・ミラーの第2のPMOSトランジスタP1のドレインは、第1のカレント・ミラーの第2のNMOSトランジスタN1のドレインに接続され、出力信号OUT1を供給するための出力ノードを定める。
差動対の第2のPMOSトランジスタP4の反転入力XINに印加される電圧が、差動対の第1のPMOSトランジスタP3の非反転入力XOUTに印加される電圧よりも低い場合には、電流源2からの電流I0は第2および第3のカレント・ミラーを通過する。その結果、出力信号OUT1のレベルは供給電圧VDDに近い。逆に、第1のPMOSトランジスタP3の非反転入力XOUTに印加された電圧が、第2のPMOSトランジスタP4の反転入力XINに印加された電圧よりも低い場合には、電流源2からの電流は第1のカレント・ミラーを通過する。これらの条件では、出力信号OUT1のレベルは接地に近い。しかし、差動対のPMOSトランジスタP3およびP4の各導通閾値において、入力XINおよびXOUTにかかる各電圧レベルが近い場合、一般に著しい位相雑音劣化がある。この位相雑音は、逆位相の2つの発振正弦波がそれぞれ反転入力XINおよび非反転入力XOUTに印加された状態で、差動対の2つのPMOSトランジスタ間の導通遷移の瞬間に特に劣化される。
差動対のPMOSトランジスタに接続される各カレント・ミラーの電流は、差動対のPMOSトランジスタ間の導通遷移の間一般には迅速に遮断されない。ゼロでない電流が、非導電性状態にあるべきカレント・ミラー内にとどまり、それにより、増幅器利得が低減し、トランジスタ内または例えば供給源などの外部回路内で生成された雑音が遷移の瞬間を不規則に変化させる。これは信号位相雑音劣化をもたらす。したがって、この増幅回路が例えば周波数シンセサイザ、高周波信号受信器、アナログ−デジタル変換器、またはDC−DC変換器で使用される場合、この増幅回路の欠点となる。
演算トランスコンダクタンス増幅器(OTA)の簡単化された実施形態に関する米国特許第6,806,744号を参照することができる。この特許の増幅回路は、供給電圧源の高電位端子に接続された電流源と、さらに、接地された単一のNMOSカレント・ミラーとに接続されたPMOSトランジスタの1つの差動対だけを有する。ミラーのNMOSトランジスタと差動対のPMOSトランジスタのうちの一方との間の接続ノードは増幅回路出力信号を供給する。しかし、このタイプの構造では、出力信号は本発明におけるように、レール・ツー・レールに及ぶことができない。さらに、位相雑音劣化を避けるための備えがなく、それは別の欠点となる。
スイス特許第689088号 米国特許第6,806,744号
したがって、本発明の目的は、製作することが容易であり、発振入力信号を少なくとも1つのレール・ツー・レール出力パルス信号に変換するのを保証する低雑音増幅回路を提供することによって従来技術の欠点を克服することである。
したがって、本発明は前述のタイプの増幅回路に関し、前記増幅回路には、第1のカレント・ミラーのダイオード接続されたトランジスタに並列に接続され且つ差動対の第1のトランジスタにインバータの形態で接続された、第2タイプの導電性をもつ第1の相補形トランジスタが含まれ、第1の相補形トランジスタのゲートまたはベースが差動対の第1のトランジスタのゲートまたはベースに接続され、さらに前記増幅回路には、第2のカレント・ミラーのダイオード接続されたトランジスタに並列に接続され且つ差動対の第2のトランジスタにインバータの形態で接続された、第2タイプの導電性をもつ第2の相補形トランジスタが含まれ、第2の相補形トランジスタのゲートまたはベースが差動対の第2のトランジスタのゲートまたはベースに接続される、ことを特徴とする。
本発明による増幅回路の1つの利点は、増幅器入力での発振信号を少なくとも1つのレール・ツー・レール出力信号に変換するのに位相雑音の劣化がわずかであることである。差動対のトランジスタ間での、特にMOS型トランジスタ間での、導通状態の遷移に際して、第1または第2のカレント・ミラーのゲート電圧は、大幅な追加の利得も保証する相補形トランジスタによって、能動的により迅速に減衰する。これにより、位相雑音が生成されることがある時間が減少する。その結果、非導電状態へと変わる各カレント・ミラー中の電流は迅速に減少する。
逆位相の発振信号、例えば正弦波信号は、水晶発振器に由来することができる。したがって、増幅回路出力信号は、周波数シンセサイザ、GPSもしくはブルートゥース高周波信号受信器、アナログ−デジタル変換器、またはDC/DC変換器などの電子機器の動作をクロック制御するためのクロック信号を構成することができる。
有利には、トランジスタはMOS型トランジスタとすることができる。したがって、差動対の対応するMOSトランジスタにより、相補形CMOSトランジスタは、各々1対のインバータを形成し、増幅回路の擬差動入力を規定する。これは、さらに、逆位相の発振信号を変換する場合に、擬差動入力の対称性のために良好なデューティ・サイクルも提供する。
有利には、第4のカレント・ミラーは、供給電圧源の2つの端子間での電流源に直接接続された第1タイプの導電性をもつダイオード接続されたトランジスタを含む。このダイオード接続されたトランジスタによって、それを通過する電流が、第4のミラーの第2のトランジスタにミラーされる。この第2のトランジスタの電流は差動対トランジスタのソースまたはエミッタに供給されるので、より良好な電源電圧変動除去比(PSRR)が与えられる。トランジスタは好ましくはMOSトランジスタである。
有利には、第1タイプの導電性をもつMOSトランジスタの差動対はPMOSトランジスタを含む。第1および第2のカレント・ミラーは、第2タイプの導電性をもつNMOSトランジスタである。第3および第4のカレント・ミラーは、PMOSトランジスタである。最後に、2つの相補形トランジスタはNMOSトランジスタである。
有利には、インバータが、反転出力信号を供給するために増幅回路出力に設けられる。このインバータは、第1および第3のカレント・ミラーの第2のトランジスタのドレインまたはコレクタのハイインピーダンス接続ノードを低インピーダンス出力信号に変換する。
有利には、増幅回路のMOSトランジスタは、10MHzよりも高い周波数、例えば16MHzとすることができる、入力における逆位相の発振信号を受け取り、電子機器の動作のためのクロックまたはタイミング信号として使用することができる反転増幅出力信号を供給するように構成される。発振入力信号周波数からシフトされている実測の生成された位相雑音は、従来技術の増幅回路構造よりも10dBを超える程少なくすることができる。
低雑音増幅回路の目的、利点、および特徴は、非限定の実施形態に基づきかつ図面によって示された以下の説明からより明確に明らかになるであろう。
既に引用した図であり、従来技術による増幅回路の実施形態を示す図である。 本発明による増幅回路の第1の実施形態を示す図である。 本発明による増幅回路の第2の実施形態を示す図である。
以下の説明において、当業者にはよく知られている増幅回路の要素は、特に増幅回路の各トランジスタがどのようであるかに関して簡単に述べられる。本発明の増幅回路は、水晶発振器からの逆位相の発振信号に基づいて、電子機器における少なくとも1つのクロックまたは時間ベース信号を供給するために主として使用される。以下で説明されるトランジスタは好ましくはMOSトランジスタであるが、バイポーラ・トランジスタによりまたはMOSトランジスタとバイポーラ・トランジスタとの組合せにより増幅回路を製作することを想定することもできる。この点に関して、以下で説明される各PMOSトランジスタは第1タイプの導電性をもつMOSトランジスタとして、一方、各NMOSトランジスタは第2タイプの導電性をもつMOSトランジスタとして、それぞれ説明するが、逆の対応関係を想定することもできることに留意されたい。
図2は、低雑音増幅回路1の第1の実施形態を示す。この回路は、演算トランスコンダクタンス増幅回路(OTA)である。本発明の増幅回路は、主として、前述し図1に示した増幅回路の構造に基づいている。
したがって、増幅回路1は、まず、PMOSトランジスタP3およびP4の差動対を含む。差動対のPMOSトランジスタのソースは、(後述する通り電流源3を介して生成された)定電流I0を受けるように接続される。差動対の第1のPMOSトランジスタP3のゲートは非反転入力XOUTを規定するが、差動対の第2のPMOSトランジスタP4のゲートは反転入力XINを規定する。差動対の第1のPMOSトランジスタP3の1つのドレインは、第1のカレント・ミラーの第1の(ダイオード接続された)NMOSトランジスタN2に直接接続される。第1のダイオード接続されたNMOSトランジスタN2のソースは、供給電圧源VDDの低電位端子(特に接地)に直接接続される。差動対の第2のPMOSトランジスタP4の1つのドレインは、第2のカレント・ミラーの第1の(ダイオード接続された)NMOSトランジスタN3に直接接続される。第1のダイオード接続されたNMOSトランジスタN3のソースは接地に直接接続される。
第3のカレント・ミラーの第1の(ダイオード接続された)PMOSトランジスタP2は、第2のカレント・ミラーの第2のNMOSトランジスタN4のドレインに接続され、そして、第2のNMOSトランジスタN4のゲートは、第1のダイオード接続されたNMOSトランジスタN3のゲートおよびドレインに接続される。第2のNMOSトランジスタN4のソースは接地に直接接続されるが、第3のカレント・ミラーの第1の(ダイオード接続された)PMOSトランジスタP2のソースは供給電圧源の高電位端子VDDに直接接続される。したがって、第1のダイオード接続されたNMOSトランジスタN3を通過する電流は、第2のカレント・ミラーの第2のNMOSトランジスタN4にミラーされて、第3のカレント・ミラーの第1のPMOSトランジスタP2を通過するようにされる。第3のカレント・ミラーはさらに第2のPMOSトランジスタP1を含み、そのゲートは第1の(ダイオード接続された)PMOSトランジスタP2のゲートおよびドレインに接続され、そのソースは高電位端子VDDに接続される。したがって、第1のダイオード接続されたPMOSトランジスタP2を通過する電流は、第2のPMOSトランジスタP1にミラーされ得る。
第3のカレント・ミラーの第2のPMOSトランジスタP1のドレインは、第1のカレント・ミラーの第2のNMOSトランジスタN1のドレインに接続されて、増幅回路の第1の出力OUT1を規定する。第1のカレント・ミラーの第2のNMOSトランジスタN1のゲートは、第1のダイオード接続されたNMOSトランジスタN2のゲートおよびドレインに接続されるが、第2のNMOSトランジスタN1のソースは接地に直接接続される。したがって、第3のカレント・ミラーは、供給電圧源VDDの2つの端子間にあって、第1のカレント・ミラーに直列に且つ第2のカレント・ミラーに直列に、接続される。これにより、第1の出力信号OUT1はレール・ツー・レールで変化することができる。
接地に接続される電流源3は、所定値(例えば約数マイクロアンペア)の分極電流(polarising current)IPを供給する。電流源3は、第4のカレント・ミラーの第1の(ダイオード接続された)PMOSトランジスタP5に直列に接続される。第1のダイオード接続されたPMOSトランジスタP5のソースは供給電圧源の高電位端子VDDに接続される。第4のカレント・ミラーは第2のPMOSトランジスタP6をさらに含み、そのゲートは第1のダイオード接続されたPMOSトランジスタP5のゲートおよびドレインに接続され、そのソースは高電位端子VDDに接続される。したがって、第1のダイオード接続されたPMOSトランジスタP5を通過する電流IPは、差動対のPMOSトランジスタのソースに所定値の定電流I0を供給するように、第2のPMOSトランジスタP6にミラーされる。定電流I0を供給する第2のPMOSトランジスタP6をもつ第4のカレント・ミラーのために、良好な電源電圧変動除去比を得ることができる。したがって、この第2のPMOSトランジスタP6は電源レールとの結合をより少なくすることができ、それは電力雑音を低減する効果がある。
本発明が達成せんとする増幅回路位相雑音の劣化を極めてわずかにすることのために、前記増幅回路は2つの相補形NMOSトランジスタN6およびN7をさらに含む。第1の相補形NMOSトランジスタN6は、第1のカレント・ミラーの第1のダイオード接続されたNMOSトランジスタN2に並列に接続される。したがって、この第1の相補形NMOSトランジスタN6のソースは接地に接続され、そのドレインは第1のNMOSトランジスタN2のゲートおよびドレインにならびに差動対の第1のPMOSトランジスタP3のドレインに接続される。第1の相補形NMOSトランジスタN6のゲートは、差動対の第1のPMOSトランジスタP3の(増幅回路1の非反転入力XOUTとなる)ゲートに接続される。したがって、この第1の相補形NMOSトランジスタN6と差動対の第1のPMOSトランジスタP3とのアセンブリはインバータ回路を形成する。
第2の相補形NMOSトランジスタN7は、第2のカレント・ミラーの第1のダイオード接続されたNMOSトランジスタN3に並列に接続される。したがって、この第2の相補形NMOSトランジスタN7のソースは接地に接続され、それのドレインは第1のNMOSトランジスタN3のゲートおよびドレインにならびに差動対の第2のPMOSトランジスタP4のドレインに接続される。第2の相補形NMOSトランジスタN7のゲートは、差動対の第2のPMOSトランジスタP4の(増幅回路1の反転入力XINとなる)ゲートに接続される。したがって、この第2の相補形NMOSトランジスタN7と差動対の第2のPMOSトランジスタP4とのアセンブリは別のインバータ回路を構成する。
相補形NMOSトランジスタN6およびN7のために、このデバイスは増幅回路位相雑音の大幅な劣化または大幅なジッタを防止する。したがって、増幅回路の入力XINおよびXOUTに供給される逆位相の発振信号は変換され、レール・ツー・レールに及ぶことができる少なくとも1つの出力パルス信号OUT1を得ることができる。差動対のインバータの入力の対称性のために良好なデューティ・サイクル比を得ることもできる。差動対のPMOSトランジスタP3とP4との間での導通における遷移に際して、第1または第2のカレント・ミラーのゲート電圧は、能動的により迅速に減衰する。その結果、非導電状態にならなければならない各カレント・ミラー中の電流は迅速に減少し、それにより大幅な位相雑音が生成されることが防止される。相補形NMOSトランジスタN6およびN7は、さらに、増幅回路1のための大幅な追加の利得も保証する。
増幅回路1は、電池とすることができる連続供給電圧源(図示せず)によって電力を供給され得る。この供給電圧源の高電位VDDの値は、例えば1.5Vと2Vとの間となるように選択することができる。
Pシリコン基板に増幅回路1のMOSトランジスタを製作するために、差動対のPMOSトランジスタP3およびP4のウェルは、例えば、ソース端子に接続することができる。これは、ウェルが供給電圧VDDの高電位端子に直接接続される場合と比較して増幅回路利得をさらに増加させる。しかし、NMOSトランジスタ・ウェルは接地に直接接続される。
相補形NMOSトランジスタN6およびN7をもつ増幅回路1の利点をより明確に示すために、以下の表を参照することができる。この表は、図1に示したような従来技術の増幅回路および図2に示した本発明による増幅回路について、dBc/ヘルツ(デシベルで表した、1Hz帯域幅中の雑音電力と搬送信号電力との間の比)で位相雑音を比較している。水晶発振器からの発振信号の周波数は10MHz以上であり、好ましくは16MHzに等しく、位相雑音は、発振信号の中心周波数を基準としてシフトされた様々な周波数に対してシフト周波数ごとに1Hzの帯域幅内で比較される。したがって、本発明による増幅回路の位相雑音は、一般に、従来技術の増幅回路の雑音よりも10dBを超える程低いことが観測され得る。これは、本発明の増幅回路1に、電子機器のタイミング動作用のクロック出力信号を供給するために前記機器に一体化する場合に、非常に明確な利点を与える。
Figure 0005090494
相補形NMOSトランジスタN6およびN7に加えて、本発明の増幅回路は反転出力信号OUTを供給するために回路の出力にインバータを含む。このインバータは、供給電圧VDDの2つの端子間に、PMOSトランジスタP7に直列接続されたNMOSトランジスタN5で形成される。インバータの2つのMOSトランジスタのゲートは、第1のカレント・ミラーの第2のNMOSトランジスタN1のドレインと、第3のカレント・ミラーの第2のPMOSトランジスタP1のドレインとに接続され、インバータの2つのMOSトランジスタのドレインは反転出力信号OUTを供給する。このインバータは、第1および第3のカレント・ミラーの第2のMOSトランジスタのドレインのハイインピーダンス接続ノードOUT1を低インピーダンス出力信号に変換する。
各カレント・ミラーの各MOSトランジスタは同一のサイズとすることができる。しかし、カレント・ミラーによっては、カレント・ミラーのMOSトランジスタのサイズに応じて、電流をミラー化するために第2のMOSトランジスタと異なるサイズの第1のMOSトランジスタを製作することを想定することもできる。一般に、差動対のPMOSトランジスタは、増幅回路1の他のMOSトランジスタと比較して比較的大きいサイズである。しかし、低電力増幅器回路を製作し、それにもかかわらずそれが10MHzを超える周波数で動作することも要求される。
図3は、低雑音増幅回路1の第2の実施形態を示す。増幅回路のこの第2の実施形態は第1の実施形態に非常に類似しているので、簡易にするために、図2で示されたものと同じ参照番号を有する要素は説明されない。
増幅回路1のこの第2の実施形態の唯一の差は、増幅回路入力にキャパシタC1およびC2ならびに抵抗器R1およびR2を付加することである。増幅回路入力のDC電圧レベルは、最大利得を得るために、相補形NMOSトランジスタN6およびN7が、できれば、低反転で確実に動作するように、高すぎてはならない。一般に、増幅回路入力信号がピアス(Pierce)水晶発振器からの発振信号である場合、DCレベルは閾値NMOS電圧に近く、相補形NMOSトランジスタN6およびN7は低反転で働く。その結果、図2の第1の実施形態は十分である。しかし、他の用途では、キャパシタC1およびC2ならびに抵抗器R1およびR2の付加を必要とするかなり大きいDC電圧レベルを考慮しなければならないことがあり得る。
したがって、第1の抵抗器R1は、差動対の第1のPMOSトランジスタP3および第1の相補形NMOSトランジスタN6のゲートとドレインとの間に配置される。第1のキャパシタC1には、非反転入力において、第1のPMOSトランジスタP3および第1の相補形NMOSトランジスタN6のゲートに接続された第1の電極と、非反転入力で第1の発振信号を受け取るための第2の電極XOUTとが、配置される。第2の抵抗器R2は、差動対の第2のPMOSトランジスタP4および第2の相補形NMOSトランジスタN7のゲートとドレインとの間に配置される。第2のキャパシタC2には、反転入力において、第2のPMOSトランジスタP4および第2の相補形NMOSトランジスタN7のゲートに接続された第1の電極と、反転入力で第1の発振信号と逆位相である第2の発振信号を受け取るための第2の電極XINとが配置される。各抵抗器R1およびR2の抵抗値は、一般に、PMOSトランジスタP3およびP4の入力インピーダンスよりも高い値を有しなければならない。この抵抗値は約470キロオームまたは1メガオームとなるように選ぶことができる。各キャパシタC1およびC2の容量値は、理論上、差動対の入力インピーダンスに比べて低インピーダンス値を有しなければならない。各PMOSトランジスタP3およびP4のゲートの容量値が約200fFである場合、キャパシタC1およびC2の容量値は約2pFとすることができる。これは、差動対のPMOSトランジスタのゲートにかかる入力信号電圧が減少しすぎないことを意味する。これらの抵抗値および容量値は、さらに、約16MHzとすることができる発振信号周波数に応じて決定される。
前述の増幅回路は、有利には、0.25μm、0.18μm、または他のCMOS技術でpドープ・シリコン基板に集積化形態で製作することができる。これにより低雑音で低電力の増幅器回路が提供される。
図2および3に示された実施形態は、バイポーラ・トランジスタ、またはバイポーラ・トランジスタとMOS(BiCMOS)トランジスタとの組合せを使用して製作することもできることに留意されるべきである。バイポーラ・トランジスタによる実施形態では、供給電圧が高すぎる場合、電流源は出力インバータのトランジスタに直列に接続することができる。増幅回路がバイポーラ・トランジスタを使用して製作される場合、前記増幅回路によって生成される位相雑音は、一般に、MOSトランジスタで製作された増幅回路よりも低い。しかし、バイポーラ・トランジスタでは、増幅回路は高電力消費物となることがある。
ちょうど提供したばかりの説明から、特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、低位相雑音増幅回路のいくつかの変形が当業者によって考案され得る。増幅回路は、さらに、NMOSトランジスタの差動対、PMOSトランジスタによる第1および第2のカレント・ミラー、NMOSトランジスタおよび相補形PMOSトランジスタによる第3および第4のカレント・ミラーにより製作することができる。
1 増幅回路; 2、3 電流源;
P1 第3のカレント・ミラーの第2のPMOSトランジスタ
P2 第3のカレント・ミラーの第1の(ダイオード接続された)PMOSトランジスタ
P3 差動対の第1のPMOSトランジスタ
P4 差動対の第2のPMOSトランジスタ
P5 第4のカレント・ミラーの第1の(ダイオード接続された)PMOSトランジスタ
P6 第4のカレント・ミラーの第2のPMOSトランジスタ
P7 インバータのPMOSトランジスタ
N1 第1のカレント・ミラーの第2のNMOSトランジスタ
N2 第2のカレント・ミラーの第1の(ダイオード接続された)NMOSトランジスタ
N3 第2のカレント・ミラーの第1の(ダイオード接続された)NMOSトランジスタ
N4 第2のカレント・ミラーの第2のNMOSトランジスタ
N5 インバータのNMOSトランジスタ
N6 第1の相補形NMOSトランジスタ
N7 第2の相補形NMOSトランジスタ
IN 反転入力; XOUT 非反転入力;
OUT1 出力信号; OUT 反転出力信号
0 定電流; IP 分極電流; VDD 高電位端子;
C1 第1のキャパシタ; C2 第2のキャパシタ;
R1 第1の抵抗器; R2 第2の抵抗器。

Claims (9)

  1. 増幅回路であって、第1タイプの導電性をもつトランジスタ(P3、P4)の差動対を入力側に含み、前記差動対の各トランジスタのソースまたはエミッタが電流源(3)によって生成される電流(I0)を受けるように接続され; 前記差動対の第1のトランジスタ(P3)のゲートまたはベースが非反転入力(XOUT)となり、前記対の前記第2のトランジスタ(P4)のゲートまたはベースが反転入力(XIN)となり; 前記差動対の前記第1のトランジスタ(P3)のドレインまたはコレクタが第1のカレント・ミラー(N1、N2)の第2タイプの導電性をもつダイオード接続されたトランジスタ(N2)に接続され、前記差動対の前記第2のトランジスタ(P4)のドレインまたはコレクタが第2のカレント・ミラー(N3、N4)の第2タイプの導電性をもつダイオード接続されたトランジスタ(N3)に接続され; 第3のカレント・ミラーの第1のタイプの導電性をもつダイオード接続されたトランジスタ(P2)が前記第2のカレント・ミラーの第2のタイプの導電性をもつ第2のトランジスタ(N4)のドレインまたはコレクタに接続され、そして、前記第3のカレント・ミラーの第1のタイプの導電性をもつ第2のトランジスタ(P1)のドレインまたはコレクタが前記第1のカレント・ミラーの第2のタイプの導電性をもつ第2のトランジスタ(N1)のドレインまたはコレクタに接続されて、増幅回路の出力(OUT1)となり、前記第3のカレント・ミラーが、供給電圧源(VDD)の2つの端子間で、前記第1のカレント・ミラーに直列に接続され且つ前記第2のカレント・ミラーに直列に接続され、もって前記出力信号(OUT1)がレール・ツー・レールで動作できるようにされて成る増幅回路において、
    第1のカレント・ミラーのダイオード接続されたトランジスタ(N2)に並列に接続され且つ差動対の第1のトランジスタ(P3)にインバータの形態で接続された、第2タイプの導電性をもつ第1の相補形トランジスタ(N6)が含まれ、第1の相補形トランジスタのゲートまたはベースが差動対の第1のトランジスタのゲートまたはベースに接続され、
    第2のカレント・ミラーのダイオード接続されたトランジスタ(N3)に並列に接続され且つ差動対の第2のトランジスタ(P4)にインバータの形態で接続された、第2タイプの導電性をもつ第2の相補形トランジスタ(N7)が含まれ、第2の相補形トランジスタのゲートまたはベースが差動対の第2のトランジスタのゲートまたはベースに接続されており、
    前記差動対の前記第1のMOSトランジスタ(P3)および前記第1の相補形トランジスタ(N6)の前記ゲートと前記ドレインとの間に配置された第1の抵抗器(R1)と、前記差動対の第2のMOSトランジスタ(P4)および前記第2の相補形トランジスタ(N7)の前記ゲートと前記ドレインとの間に配置された第2の抵抗器(R2)とを含む、
    ことを特徴とする増幅回路。
  2. 前記供給電圧(VDD)の2つの端子間にあって、直列に前記電流源(3)に接続された第1タイプの導電性をもつダイオード接続されたトランジスタ(P5)と、そのダイオード接続されたトランジスタに接続された第1タイプの導電性をもつ第2のトランジスタ(P6)とを含んで成る第4のカレント・ミラーを備え、前記電流源の前記電流がある割合でミラーされた電流を、前記差動対の前記トランジスタ(P3、P4)の前記ソースまたはエミッタに供給するよう構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の増幅回路。
  3. 前記差動対の前記第1および第2のトランジスタがPMOSトランジスタであり、
    前記第1および第2のカレント・ミラーの前記トランジスタがNMOSトランジスタであり、それらのソースが前記供給電圧源(VDD)の低電位端子に接続され、
    前記第3カレント・ミラーの前記トランジスタがPMOSトランジスタであり、そのソースが前記供給電圧源(VDD)の高電位端子に接続され、
    前記第1および第2の相補形トランジスタがNMOSトランジスタであることとを特徴とする請求項1または2に記載の増幅回路。
  4. 前記差動対の前記第1および第2のトランジスタがPMOSトランジスタであり、
    前記第1および第2のカレント・ミラーの前記トランジスタがNMOSトランジスタであり、それらのソースが前記供給電圧源(V DD )の低電位端子に接続され、
    前記第3および第4のカレント・ミラーの前記トランジスタがPMOSトランジスタであり、そのソースが前記供給電圧源(V DD )の高電位端子に接続され、
    前記第1および第2の相補形トランジスタがNMOSトランジスタであることとを特徴とする請求項2に記載の増幅回路
  5. 前記供給電圧(V DD )の前記2つの端子間に、PMOSトランジスタ(P7)に直列に接続されたNMOSトランジスタ(N5)で形成されるインバータ(N5、P7)を含み、当該インバータの前記2つのMOSトランジスタのゲートが、前記第1のカレント・ミラーの前記第2のトランジスタ(N1)の前記ドレインまたはコレクタと、前記第3のカレント・ミラーの前記第2のトランジスタ(P1)の前記ドレインまたはコレクタとに接続され、当該インバータの前記2つのトランジスタのドレインが反転出力信号(OUT)を供給することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の増幅回路。
  6. 第1のキャパシタ(C1)であって、その第1の電極が前記差動対の前記第1のMOSトランジスタ(P3)の前記ゲートに接続され、第2の電極(XOUT)が第1の発振信号を受け取るために設けられる第1のキャパシタ(C1)と、第2のキャパシタ(C2)であって、その第1の電極が前記差動対の前記第2のMOSトランジスタ(P4)の前記ゲートに接続され、第2の電極(XIN)が前記第1の発振信号と逆位相の第2の発振信号を受け取るために設けられる第2のキャパシタ(C2)とを含むことを特徴とする請求項5に記載の増幅回路。
  7. 前記回路の前記MOSトランジスタが、前記回路の前記反転入力(XIN)および前記非反転入力(XOUT)に供給されるそれぞれ10MHzよりも高い周波数の逆位相の2つの発振正弦波信号を少なくとも1つのレール・ツー・レールの出力パルス信号(OUT1、OUT)に変換することを可能にするように構成されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の増幅回路。
  8. 前記回路の前記MOSトランジスタが、回路入力における約16MHzの発振信号周波数について、相補形MOSトランジスタ(N6、N7)の全くない構造によって生成される雑音と比較して、位相雑音を少なくとも10dBだけ低減するように構成されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の増幅回路。
  9. 前記差動対の前記MOSトランジスタ(P3、P4)がPMOSトランジスタであり、そのウェルが前記ソースに電気的に接続され、増幅回路利得を増大させることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の増幅回路。
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