JP5090147B2 - 欠陥検査方法、欠陥検査装置及びそれに用いるライン状光源装置 - Google Patents

欠陥検査方法、欠陥検査装置及びそれに用いるライン状光源装置 Download PDF

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本発明は、欠陥検査の技術分野に属するものであり、とくに検査対象物の傷等の欠陥を検査する方法及び装置並びにそれに用いるライン状光源装置に関するものである。
本発明は、たとえば、シート状もしくは板状の材料を検査対象物として、その表面または内部における傷等の構造欠陥の有無を検査するのに適用することができる。
表面が平滑なシート状もしくは板状の材料からなる検査対象物に存在する傷等の欠陥の有無の検査を目的として、走行するシート状もしくは板状の検査対象物にライン状光源から発せられる光を照射し、傷等の欠陥が存在した場合、その傷によって例えば乱反射された散乱光をモニタカメラで読み取り、検査対象物に傷等の欠陥が存在することを検知する方法及び装置が、最近数多く使用されている。
このような欠陥検査による欠陥検出の原理を、図11〜図14を用いて、以下に説明する。
図11および図12の場合は、検査対象物6の検査面は光をほぼ一様に反射するような鏡面であり、ライン状光源7から発せられた光はこの検査面に対して60°より小さな角度θで照射される。ただし、ライン状光源7は図の紙面に垂直な方向にライン状に延びて配されている。前記検査面に欠陥がない場合には、図11のように検査面法線に関して入射光と対称な方向にのみ光が反射して、モニタカメラ8には光は入光しない。しかし、検査面に傷等の欠陥12が存在する場合には、図12のようにその欠陥12の部分で光は乱反射して散乱光が発生する。そしてこの散乱光の一部がモニタカメラ8に入光して、その傷等の欠陥12の存在を検知することができる。
また、検査対象物6が光を透過する材料からなる場合には、検査対象物6、ライン状光源7およびモニタカメラ8を図13に示すように配置して、検査対象物6に光を透過させることによって検査対象物6の欠陥を検査することができる。この場合、欠陥のない部分においては、透過光は同図のように進みモニタカメラ8に入射しない。しかし、傷等の欠陥12がある部分では、図14に示すように欠陥12によって発生する散乱光の一部がモニタカメラ8に入射して、その欠陥を検出することができる。
上記のような欠陥検査に用いられる光源としては、特許文献1に記載されているような複数の発光ダイオードを線状に並べた発光ダイオード(LED)照明がある。発光ダイオード照明には、単に発光ダイオードを並べて配置しただけのものから、出射端に拡散板を配置して拡散光を生成するようにしたものがある。
特開2001−215115号公報
図15を用いて以上のような背景技術の問題点を説明する。検査対象物に指向性をもって照射された光がその対象物に存在する傷によって散乱される際の散乱の強さは、光の照射方向と傷の延在方向とに依存する。すなわち、傷の延在方向が光の照射方向に対して垂直かこれに近い場合は傷による散乱光の強度が高くなるので傷の検出精度は高いが、傷の延在方向が光の照射方向に対して平行かこれに近い場合は傷による散乱光の強度が高くはないのでモニタカメラ8による傷の検出精度は低くなってしまう。図15に示すような指向性の高い光源7を用いる場合、光は、検査対象物6の検査面に対して上記のように60°より小さな角度θで照射されるが、検査対象物6の検査面内の方向としては図15に矢印で示した方向にのみ照射されるので、検査対象物6に存在する傷aのような方向に延在する欠陥は容易に検出できるが、傷bのような方向に延在する欠陥は散乱光がほとんど発生しないため検出が困難である。
以上のように、拡散板を使用せずに発光ダイオードの光を集光して指向性を持たせる方法では、一番光強度が高い発光ダイオードの光軸付近の方向に対して傷の延在方向が平行かこれに近い場合は検出精度が低くなってしまう。
一方、発光ダイオード照明に拡散板を配置する方法では、傷に対して指向性は弱いが検査対象物に対する照度が極端に低くなり検出感度が低くなる。
また、図16に示すように、検査対象物6に光を透過させて検査する場合には、発光ダイオード3の発光部分(発光ダイオード・チップ)3aから発せられる光が傷等の欠陥を経ることなくモニタカメラ8に入射して輝点となり傷等の欠陥との区別が困難になる。
本発明の目的は、上記のような問題点を解消して、シート状もしくは板状の材料等からなる検査対象物に存在する様々な傷等の欠陥を精度良く検出できる欠陥検査の方法及び装置並びにそれに用いるライン状光源装置を提供することである。
本発明によれば、上記目的を達成するものとして、
ライン状光源装置から発せられる光を検査対象物に照射し、該検査対象物を経た光を検出することで前記検査対象物における欠陥を検査する方法において、
前記ライン状光源装置として、複数の発光ダイオードを光軸が互いに平行になるように直線状に配列してなる発光ダイオード配列体を複数段に配設し、前記発光ダイオードの光軸の方向が前記発光ダイオード配列体ごとに異なるようにしたものを用い、
前記検査対象物を経た光を光検出手段で検出して得られる検出信号に基づき、前記検査対象物における欠陥を検査することを特徴とする欠陥検査方法、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記発光ダイオード配列体を2段に配設し、一方の段の発光ダイオード配列体では前記発光ダイオードの光軸が前記発光ダイオードの直線状配列方向に対してなす角度θを0°<θ<90°の範囲内とし、他方の段の発光ダイオード配列体では前記発光ダイオードの光軸が前記発光ダイオードの直線状配列方向に対してなす角度θを90°<θ<180°の範囲内とする。本発明の一態様においては、前記発光ダイオード配列体における複数の前記発光ダイオードの光軸を含む面が前記検査対象物の表面に対してなす角度θを0°<θ<60°の範囲内とする。本発明の一態様においては、前記発光ダイオード配列体における複数の前記発光ダイオードの光軸を含む面内において前記発光ダイオードの直線状配列方向と直交する方向から前記発光ダイオードの発光部分が見えないように遮光する。
また、本発明によれば、上記目的を達成するものとして、
複数の発光ダイオードを光軸が互いに平行になるように直線状に配列してなる発光ダイオード配列体が複数段に配設されており、前記発光ダイオードの光軸の方向が前記発光ダイオード配列体ごとに異なるようにしてなることを特徴とするライン状光源装置、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記発光ダイオード配列体は2段に配設され、一方の段の発光ダイオード配列体では前記発光ダイオードの光軸が前記発光ダイオードの直線状配列方向に対してなす角度θが0°<θ<90°の範囲内であり、他方の段の発光ダイオード配列体では前記発光ダイオードの光軸が前記発光ダイオードの直線状配列方向に対してなす角度θが90°<θ<180°の範囲内である。本発明の一態様においては、前記発光ダイオード配列体における複数の前記発光ダイオードの光軸を含む面内において前記発光ダイオードの直線状配列方向と直交する方向から前記発光ダイオードの発光部分が見えないように遮光する遮光部材を備える。
また、本発明によれば、上記目的を達成するものとして、
ライン状光源装置から発せられる光を検査対象物に照射し、該検査対象物を経た光を検出することで前記検査対象物における欠陥を検査する装置において、
前記ライン状光源装置は上記のライン状光源装置であり、
前記検査対象物を経た光を検出し検出信号を出力する光検出手段を備えることを特徴とする欠陥検査装置、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記発光ダイオード配列体における複数の前記発光ダイオードの光軸を含む面が前記検査対象物の表面に対してなす角度θが0°<θ<60°の範囲内となるように前記検査対象物を移動させる検査対象物移動手段を備える。
以上のような本発明によれば、ライン状光源装置として、複数の発光ダイオードを光軸が互いに平行になるように直線状に配列してなる発光ダイオード配列体を複数段に配設し、前記発光ダイオードの光軸の方向が発光ダイオード配列体ごとに異なるようにしたものを用いることで、検査対象物に如何なる延在方向の傷等の欠陥が存在していても、各欠陥には互いに異なる複数の方向から光が照射されるので、各欠陥の延在方向と平行でない方向から必ず光を照射することができる。従って、検査対象物に存在する様々な傷等の欠陥を精度良く検出して良好な欠陥検査が可能になる。
以下、本発明の欠陥検査方法、欠陥検査装置及びそれに用いるライン状光源装置の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明による欠陥検査方法、欠陥検査装置及ライン状光源装置の一実施形態を示す模式的側面図であり、図2はその模式的平面図であり、図3はその模式的拡大平面図である。本実施形態のライン状光源装置7は、複数の発光ダイオード3をX方向に直線状に配列してなる発光ダイオード配列体が2段に配設されている。図4はライン状光源装置7の模式的斜視図であり、図5及び図6はその発光ダイオード配列体の光軸Cの方向を示す模式図である。図7はライン状光源装置7の回路図である。
一方の段の発光ダイオード配列体が符号3Aで示されており、他方の段の発光ダイオード配列体が符号3Bで示されている。各段の発光ダイオード配列体においては、複数の発光ダイオード3の光軸Cが互いに平行であり、複数の発光ダイオード3が互いに同一の向きとされている。発光ダイオード配列体3A,3Bは、図2、図3及び図4に示されるように、ケーシング2内に配置されている。具体的には、図1及び図6に示されるように、ケーシング2内に配置された取り付け基板27に、各発光ダイオード3が取り付けられている。図7に示されるように、各発光ダイオード配列体3A,3Bにおいて発光ダイオード3は直列に接続されており、発光ダイオード配列体3A,3Bは並列に接続されていて図1、図2及び図4に示される電源装置(LED駆動装置)13により駆動される。
本実施形態においては、発光ダイオード3の光軸Cの方向は、発光ダイオード配列体ごとに異なる。すなわち、たとえば発光ダイオード3の直線状配列の方向(X方向)に対する発光ダイオード3の光軸Cのなす角度θ(X方向を基準として反時計回りに測定した角度)は、図5及び図6に示されるように、発光ダイオード配列体3Aと発光ダイオード配列体3Bとで異なる。具体的には、たとえば、発光ダイオード配列体3Aにおいては角度θは0°<θ<90°の範囲内にあり例えば45°であるのに対して、発光ダイオード配列体3Bにおいては角度θは90°<θ<180°の範囲内にあり例えば135°である。発光ダイオード配列体3Aにおける角度θと発光ダイオード配列体3Bにおける角度θとの差は、好ましくは45°〜135°、より好ましくは60°〜120°、例えば90°である。発光ダイオード配列体3Aにおける複数の発光ダイオード3の光軸Cを含む面と、発光ダイオード配列体3Bにおける複数の発光ダイオード3の光軸Cを含む面とは、互いに平行である。
図1〜図3に示されるように、シート状もしくは板状の材料からなる検査対象物6が、不図示の検査対象物移動手段例えばベルトコンベアにより、上記X方向と直交するY方向に矢印Tの向きに移動させられる。検査対象物6の表面はXY面と平行である。図1に示されるように、発光ダイオード配列体3A,3Bにおける複数の発光ダイオード3の光軸Cを含む面は、検査対象物6の表面に対して角度θをなしている。この角度θは、例えば0°<θ<60°の範囲内とされる。
ライン状光源装置7の各発光ダイオード3から発せられる光が照射される検査対象物6の領域の上方には、光検出手段としてのモニタカメラ8が配置されている。図1に示されるように、モニタカメラ8には、パーソナルコンピュータ11が接続されている。このパーソナルコンピュータ11では、モニタカメラ8から出力される検出信号が入力され、これに基づき予め決められたプログラムに従って画像処理して検査対象物6における欠陥を検査する。
本実施形態では、ライン状光源7の各発光ダイオード3から発せられた光のうちの一番光強度が高い発光ダイオード光軸C付近の光(ピーク強度光)は、発光ダイオード配列体3Aに属するものと発光ダイオード配列体3Bに属するものとでは、互いに交差する方向に進行するので、図1に示される傷aのようなX方向に延在する欠陥のみならず、傷bのようなY方向に延在する欠陥についても、更には如何なる方向に延在する欠陥であっても、互いに異なる複数の方向からピーク強度光が照射されるので、各欠陥12の延在方向と平行でない方向から必ず光が照射される。従って、検査対象物6に存在する様々な傷等の欠陥12から散乱光が発せられ、その一部がモニタカメラ8へと到達し検出される。かくして、欠陥を精度良く検出して良好な欠陥検査が可能になる。
マイクロコンピュータ11は、検出した欠陥についての必要なデータの処理および欠陥検出の警報出力等をも行うことができる。
本実施形態に基づく一実施例を、比較例と比較しながら、以下に示す。
本発明の実施例では、図6に示されるように、発光ダイオード配列体3Aにおいては角度θを45°とし、発光ダイオード配列体3Bにおいては角度θを135°とした。従って、発光ダイオード配列体3Aにおける角度θと発光ダイオード配列体3Bにおける角度θとの差は、90°であった。図6に示されるように、各発光ダイオード配列体3A,3Bにおける発光ダイオード3の直線状配列のピッチを7.5mmとした。図1に示されるように、発光ダイオード配列体3A,3Bにおける複数の発光ダイオード3の光軸Cを含む面が検査対象物6の表面に対してなす角度θは、30°であった。
図7に示されるように、各発光ダイオード配列体3A,3Bにおいて発光ダイオード3に流した電流は25mAであった。使用した発光ダイオード3は、日亜化学工業株式会社製のNSPG520S(G5)であった。図1に示されるように、ライン状光源装置7の発光ダイオード3から検査対象物6の表面に形成されY方向に延在する傷12までの距離は約25mmであった。
一方、比較例では、図8に示されるライン状光源装置を用いた。ここでは、発光ダイオード3の直線状配列方向(X方向)に対する発光ダイオード3の光軸Cのなす角度θが、発光ダイオード配列体3A,3Bのいずれにおいても90°であった。すなわち、発光ダイオード配列体3Aにおける角度θと発光ダイオード配列体3Bにおける角度θとの差は、0°であった。その他の構成は、上記実施例と同一とした。
その結果、比較例では、傷12を検出できなかったが、本発明実施例では傷12を検出できた。
図9は本発明による欠陥検査方法、欠陥検査装置及ライン状光源装置の他の実施形態を示す模式的側面図である。本図において、上記図1〜図7におけると同様の機能を有する部材または部分には同一の符号が付されている。
本実施形態では、ライン状光源装置7が検査対象物6を挟んでモニタカメラ8とは反対側に配置されており、ライン状光源装置7から発せられた光は検査対象物6を透過する。
ライン状光源装置7は遮光部材5を備えることのみ上記図1〜図7に関して説明した実施形態のものと異なる。この遮光部材5は、発光ダイオード配列体3A,3Bにおける複数の発光ダイオード3の光軸Cを含む面内において発光ダイオード3の直線状配列方向(X方向)と直交する方向(図9の紙面内の上下方向)から発光ダイオード3の発光部分(発光ダイオード・チップ)3aが見えないように遮光する。
図10に遮光部材5の模式図を示す。遮光部材5は光を反射しない黒色等の材料、例えば黒色の厚紙やアクリル板などからなり、各発光ダイオード3に対応して該発光ダイオード3から発せられる所要方向範囲の光を通過させる開口部分14を有する。この開口部分14は、発光ダイオード3の砲弾形状の胴の部分の延長線上に位置しており、発光ダイオード3の直線状配列方向(X方向)に細長い形状をなしている。
一例を示せば、発光ダイオード3として日亜化学工業株式会社製のNSPG520S(G5)を使用し、遮光部材5の材料として黒色で厚さ0.2mmの厚紙を用い、遮光部材5を発光ダイオード3の先端の位置に配置し、各発光ダイオード配列体3A,3Bにおける発光ダイオード3の配列ピッチを10mmにした場合、開口部分14の配列方向の長さは7mmで幅は5mm、遮光部分の配列方向の長さは3mmであるのが適当である。
本実施形態によれば、上述のような構成としているので、上記図1〜図7に関して説明した実施形態と同様に、如何なる方向に延在する欠陥であっても、互いに異なる複数の方向から光が照射されるので、各欠陥の延在方向と平行でない方向から必ず光が照射される。従って、検査対象物6に存在する様々な傷等の欠陥から散乱光が発せられ、その一部がモニタカメラ8へと到達し検出される。かくして、欠陥を精度良く検出して良好な欠陥検査が可能になる。また、本実施形態によれば、遮光部材5を備えることにより、発光ダイオード3の発光部分3aから傷等の欠陥を経ないでモニタカメラ8へと到達する光がなくなる。したがって、欠陥の検出精度が、従来の欠陥検査方法と比較して格段に向上する。
本発明による欠陥検査方法、欠陥検査装置及ライン状光源装置の一実施形態を示す模式的側面図である。 図1の実施形態の模式的側面図である。 図1の実施形態の模式的拡大平面図である。 ライン状光源装置の模式的斜視図である。 図4のライン状光源装置の発光ダイオード配列体を示す模式図である。 図4のライン状光源装置の発光ダイオード配列体を示す模式図である。 図4のライン状光源装置の回路図である。 比較例のライン状光源装置の発光ダイオード配列体を示す模式図である。 本発明による欠陥検査方法、欠陥検査装置及ライン状光源装置の他の実施形態を示す模式的側面図である。 図9の実施形態の遮光部材の模式図である。 検査対象物に光を反射させて検査する場合の欠陥検出の原理の説明図である。 検査対象物に光を反射させて検査する場合の欠陥検出の原理の説明図である。 検査対象物に光を透過させて検査する場合の欠陥検出の原理の説明図である。 検査対象物に光を透過させて検査する場合の欠陥検出の原理の説明図である。 指向性の高い光源を用いた欠陥検出の説明図である。 検査対象物に光を透過させて検査する場合の検査誤差発生の説明図である。
符号の説明
2 ライン状光源装置のケーシング
3 発光ダイオード
3a 発光ダイオードの発光部分
3A,3B 発光ダイオード配列体
5 遮光部材
6 検査対象物
7 ライン状光源装置
8 モニタカメラ
11 パーソナルコンピュータ
12 欠陥
13 発光ダイオード駆動装置
14 遮光部材の開口部分14
27 発光ダイオード取り付け基板
C 発光ダイオードの光軸
a,b 傷

Claims (9)

  1. ライン状光源装置から発せられる光を検査対象物に照射し、該検査対象物を経た光を検出することで前記検査対象物における欠陥を検査する方法において、
    前記ライン状光源装置として、複数の発光ダイオードを光軸が互いに平行になるように直線状に配列してなる発光ダイオード配列体を複数段に配設し、前記発光ダイオードの光軸の方向が前記発光ダイオード配列体ごとに異なるようにしたものを用い、
    前記発光ダイオード配列体における複数の前記発光ダイオードの光軸を含む面内において前記発光ダイオードの直線状配列方向と直交する方向から前記発光ダイオードの発光部分が見えないように遮光し、
    前記検査対象物を経た光を光検出手段で検出して得られる検出信号に基づき、前記検査対象物における欠陥を検査することを特徴とする欠陥検査方法。
  2. 前記発光ダイオード配列体を2段に配設し、一方の段の発光ダイオード配列体では前記発光ダイオードの光軸が前記発光ダイオードの直線状配列方向に対してなす角度θを0°<θ<90°の範囲内とし、他方の段の発光ダイオード配列体では前記発光ダイオードの光軸が前記発光ダイオードの直線状配列方向に対してなす角度θを90°<θ<180°の範囲内とすることを特徴とする、請求項1に記載の欠陥検査方法。
  3. 前記一方の段の発光ダイオード配列体における角度θ と前記他方の段の発光ダイオード配列体における角度θ との差を60°を超え120°未満の範囲内とすることを特徴とする、請求項2に記載の欠陥検査方法。
  4. 前記発光ダイオード配列体における複数の前記発光ダイオードの光軸を含む面が前記検査対象物の表面に対してなす角度θを0°<θ<60°の範囲内とすることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の欠陥検査方法。
  5. 複数の発光ダイオードを光軸が互いに平行になるように直線状に配列してなる発光ダイオード配列体が複数段に配設されており、前記発光ダイオードの光軸の方向が前記発光ダイオード配列体ごとに異なるようにしてなり、
    前記発光ダイオード配列体における複数の前記発光ダイオードの光軸を含む面内において前記発光ダイオードの直線状配列方向と直交する方向から前記発光ダイオードの発光部分が見えないように遮光する遮光部材を備えることを特徴とするライン状光源装置。
  6. 前記発光ダイオード配列体は2段に配設され、一方の段の発光ダイオード配列体では前記発光ダイオードの光軸が前記発光ダイオードの直線状配列方向に対してなす角度θが0°<θ<90°の範囲内であり、他方の段の発光ダイオード配列体では前記発光ダイオードの光軸が前記発光ダイオードの直線状配列方向に対してなす角度θが90°<θ<180°の範囲内であることを特徴とする、請求項5に記載のライン状光源装置。
  7. 前記一方の段の発光ダイオード配列体における角度θ と前記他方の段の発光ダイオード配列体における角度θ との差が60°を超え120°未満の範囲内であることを特徴とする、請求項6に記載のライン状光源装置。
  8. ライン状光源装置から発せられる光を検査対象物に照射し、該検査対象物を経た光を検出することで前記検査対象物における欠陥を検査する装置において、
    前記ライン状光源装置は請求項5〜7のいずれか一項に記載のライン状光源装置であり、
    前記検査対象物を経た光を検出し検出信号を出力する光検出手段を備えることを特徴とする欠陥検査装置。
  9. 前記発光ダイオード配列体における複数の前記発光ダイオードの光軸を含む面が前記検査対象物の表面に対してなす角度θが0°<θ<60°の範囲内となるように前記検査対象物を移動させる検査対象物移動手段を備えることを特徴とする、請求項8に記載の欠陥検査装置。
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