JP5088200B2 - 印刷装置及び印刷装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録ヘッドから複数のドットサイズのインク滴を噴射し、記録ヘッドの往動時と復動時の両方で記録媒体上へ画像を印刷する双方向印刷において生じる、往動時と復動時との間のインク滴の着弾位置のズレ量を調整する機能を備えた印刷装置及び印刷装置の制御方法に関する。
図8は、複数種のドットサイズのインク滴を噴射することができる記録ヘッド3を不図示のキャリッジ上に搭載し、記録ヘッド3の往動時と復動時の両方において記録媒体(用紙)5上への画像印刷を実施する双方向印刷機能を有した印刷装置による印刷処理の仕組みを概略的に示したものである。
図8において、記録媒体5は、印刷装置内に装備された搬送機構により、図に矢印Aで示す紙送り方向に搬送される。記録ヘッド3を搭載する不図示のキャリッジは、記録媒体5の搬送方向と直交する方向に延在するガイド機構7により、記録媒体5の搬送方向と直交する方向に往復動可能に設けられている。
ガイド機構7による記録ヘッド3の往復動の移動範囲において、左端側を0桁側、右端側を80桁側とすると、図中の矢印P1に示すように記録ヘッド3が0桁側から80桁側に移動する際に実施される記録処理が往路方向印刷、図中の矢印P2に示すように80桁側から0桁側に戻る際に実施される記録処理が復路方向印刷で、記録ヘッド3の往動時と復動時の両方において印刷(記録)が実施される。
図9は、記録媒体5上に、往路方向印刷による印刷画像G1と、復路方向印刷による印刷画像G2が描画された状態を示している。記録ヘッド3には、インク滴を噴射するノズルが行列状に配列されていて、往路及び復路の一度のパスで、複数列(図示例では、7列)のドットラインを記録する。
ところで、このように、記録ヘッド3の往動時と復動時の両方において印刷を実施する双方向印刷では、往動時と復動時との間のインク滴の着弾位置のずれを補正するBi−D調整(ギャップ調整ともいう)が必要となる。この往動時と復動時との間のインク滴の着弾位置のずれは、噴射するインク滴のドットサイズによって異なる。
そこで、効率良くBi−D調整を行う印刷制御方法として、往動時にも復動時にも中間的な大きさのドットを基準ドットとして選定したり、あるいは印刷時に指定されている印刷モード(写真印刷モードとか、文字印刷モードとか)に基づいて往動時及び復動時の基準ドットを選定し、選定した基準ドットについて着弾位置のずれがなくなるようにBi−D調整を行う印刷制御方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−266700号公報
ところで、画像を印刷する場合、図10に示すように、単一頁S内に、イラスト画像Q1、バーコード画像Q2、テキスト画像Q3、写真画像Q4など、特質が異なる複数の画像が混在している場合がある。例えば、写真画像Q4を形成する場合は,通常、小ドットまたは中ドットのドットサイズのインク滴の打ち込みを多く使うことで、階調表現が豊かな高精細な画像印刷が可能である。また、バーコード画像Q2を形成する場合は、大ドットのドットサイズのインク滴の打ち込みを多く使うことで、鮮明で読み取り易いバーコード印刷が可能になる。このように、各画像Q1〜Q4の特質によって、画像形成に使用すると望ましい主要なドットサイズが異なっている。
そのため、上記特許文献1に記載のように、画一的に中間的な大きさのドットを基準ドットとして選定して実施されるBi−D調整や、印刷モードに応じて基準ドットを選択して実施されるBi−D調整では、一部の画像ではインク滴の着弾位置のずれを十分に補正できても、他の画像では着弾位置のずれの補正が十分にはできず、部分的に画質劣化が発生する場合がある。
例えば、通常、印刷モードの指定等は、印刷する画像データファイルの頁単位、あるいはファイル単位で行われているため、図10に示した画像ファイルを印刷する場合には、各画像Q1〜Q4の何れか一つを基準に印刷モードを選択する。しかしながら、写真画像を基準にして印刷モードを写真印刷モードに選択していると、写真画像Q4はインク滴の着弾位置のずれがない高品位に印刷することができるが、バーコード画像Q2やテキスト画像Q3においてはインク滴の着弾位置のずれの影響により鮮明度が低下する場合がある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであって、複数種のドットサイズのインク滴を噴射することができる記録ヘッドを備えて双方向印刷を行う印刷装置において、例えばバーコード画像と写真画像といったような特質の異なる複数の画像が混在する画像データを印刷する場合に、それぞれの画像においてインク滴の着弾位置のずれに起因した画質の劣化を防止することができる印刷装置及び印刷装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明は、記録ヘッドから複数のドットサイズのインク滴を噴射し、前記記録ヘッドの往動時と復動時の両方で記録媒体上へ画像を印刷する双方向印刷において生じる、往動時と復動時との間の前記インク滴の着弾位置のズレ量を調整する機能を備えた印刷装置であって、
大きいドットサイズを最も多く使用して印刷する大ドット画像と、前記大ドット画像以外の画像と、を含む画像データを印刷する場合に、前記大ドット画像を印刷するときは前記ズレ量の調整値として大ドット用調整値を使った前記双方向印刷を実行し、前記大ドット画像以外の画像を印刷するときは他のドットサイズに対応した調整値に変更して前記双方向印刷を実行する印刷部を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、記録ヘッドから複数のドットサイズのインク滴を噴射し、前記記録ヘッドの往動時と復動時の両方で記録媒体上へ画像を印刷する双方向印刷において生じる、往動時と復動時との間の前記インク滴の着弾位置のズレ量を調整する機能を備えた印刷装置の制御方法であって、
大きいドットサイズを最も多く使用して印刷する大ドット画像と、前記大ドット画像以外の画像と、を含む画像データを印刷する場合に、
前記大ドット画像を印刷するときは前記ズレ量の調整値として大ドット用調整値を使った前記双方向印刷を実行するステップと、前記大ドット画像以外の画像を印刷するときは他のドットサイズに対応した調整値に変更して前記双方向印刷を実行するステップと、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、大きいドットサイズを最も多く使用して印刷する大ドット画像と、大ドット画像以外の画像といったような特質の異なる画像が混在する画像データを印刷する場合に、それぞれの画像においてズレ量の調整値を設定することができるので、インク滴の着弾位置のずれに起因した画質の劣化を防止することができる。
また、本発明に係る印刷装置は、前記ズレ量に応じて前記ドットサイズ毎に設定された調整値が記憶された記憶部と、前記画像データがラスタデータに変換されて展開されるイメージバッファと、ラスタと直交する方向に複数のドットデータが整列して展開されると、その整列ドットデータを罫線とみなし、前記罫線が前記ラスタ方向に所定の閾値以上含むか否かを判定し、含むと判定した場合に前記記憶部に記憶されている前記大ドット用調整値を使用した前記双方向印刷を制御する印刷制御部と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、ラスタと直交する方向に複数のドットデータを整列して展開すると、その整列ドットデータを罫線とみなし、罫線がラスタ方向に所定の閾値以上含まれていれば、大きいドットサイズに対応する大ドット用調整値を使用して双方向印刷を実行する。すなわち、ラスタ方向に閾値以上の罫線を含む画像については、大ドット用調整値を使用して双方向印刷を実行する。通常、テキストデータや写真画像の場合、罫線が形成される可能性は低い。このため、罫線が閾値以上ある場合は、その画像データが高い印刷濃度を必要としないテキストデータや写真画像以外のデータであると認定できる。逆に、罫線が閾値より少ない場合は、その画像データはテキストデータや写真画像であると認定できる。したがって、画像データの種類に応じて、使用する調整値を自動的に変更して双方向印刷を実行することができ、それぞれの画像においてインク滴の着弾位置のずれに起因した画質の劣化を防止することができる。特に高い印刷濃度を必要とするデータに対しては大ドット用調整値を使用して双方向印刷を行うことができる。
また、本発明に係る印刷装置において、前記印刷制御部は、前記記録ヘッドの1走査分に相当するラスデータ毎に前記判定を行い、前記1走査分に相当するラスタデータに前記罫線が前記所定の閾値以上含まれていない場合は、前記記憶部に記憶されている大きいドットサイズ以外の他のドットサイズの調整値を取得し、前記他の調整値を使用して前記双方向印刷を実行することを特徴とする。
上記構成によれば、記録ヘッドの1走査分に相当するラスタデータ毎に上記判定を行うので、記録ヘッドの1走査分に相当するラスタデータ毎に調整値の設定を変更することができる。したがって、1つの印刷データ中にテキストデータ、写真画像、あるいは罫線を閾値以上含む画像等が混在していても、罫線を閾値以上含む部分の調整値と、テキストデータ及び写真画像等の部分の調整値と、を記録ヘッドの走査毎に自動的に変更することができる。
また、本発明に係る印刷装置において、前記大きいドットサイズとは、バーコード印刷の実行に適したドットサイズであり、前記他のドットサイズとは、バーコード以外の画像データ印刷の実行に適したドットサイズであることを特徴とする。
上記構成によれば、罫線を閾値以上含む場合に設定される大きいドットサイズに対応する大ドット用調整値は、バーコード印刷の実行に適したドットサイズに対応する大ドット用調整値である。すなわち、罫線を閾値以上含むデータはバーコードデータであると認識することができ、バーコード印刷の実行に適した大ドット用調整値を設定する。したがって、高い印刷濃度でバーコード印刷を実施するので、鮮明で読み取り易いバーコード印刷結果を提供することができる。
以下、本発明に係る印刷装置及び印刷装置の制御方法の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る印刷装置の一実施形態であるインクジェットプリンタの構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示したインクジェットプリンタがBi−D調整する際のBi−D調整パターンのパターン配列を示した模式図である。図3は、Bi−D調整を行う際に印刷されるテストパターンを示した模式図である。
図1に示したインクジェットプリンタ21は、不図示のホストコンピュータから入力される各種コマンドや画像データを含む印刷データに基づいて、印刷部15に所定の制御信号や印刷信号を出力し、印刷データに応じた印刷処理を実行する。また、インクジェットプリンタ21は、キャリッジの往復動の往動時と復動時のそれぞれにおいて記録ヘッドから記録媒体上に設定されたドットサイズのインク滴を噴射し、キャリッジの往動時と復動時の両方において記録媒体上への画像印刷を実施する双方向印刷機能を有している。
以下では、記録ヘッドの往動時と復動時の両方で記録媒体上へ画像を印刷する双方向印刷において生じる、往動時と復動時との間のインク滴の着弾位置のズレ量を調整する機能を、いわゆる「Bi−D調整」といい、またその調整値のことを「Bi−D調整値」ということにする。
本実施の形態のインクジェットプリンタ21は、主として、インターフェース部22、ROM23、受信バッファ24、コマンド解析部26、イメージバッファ27、EEPROM28、主制御部29、印刷制御部31及び印刷部15を備えている。また、本実施形態では、主制御部29には、不図示のCPUとファームウェアとが協働することによって、少なくとも印刷実行部32、Bi−D調整値設定部33及びBi−D調整値確定部34が形成される。
インターフェース部22を介してホストコンピュータから送信された印刷データや各種コマンドは、受信バッファ24に一時的に保存される。受信バッファ24に保存された印刷データのうち画像データはイメージバッファ27にラスタデータに変換されて展開される。印刷コマンドや他の各種コマンドはコマンド解析部26によって解析され、主制御部29が、解析結果に応じて各種機能部を形成する。
印刷実行部32は、受信したコマンドが印刷コマンドであった場合は、印刷制御部31に印刷処理を実行するよう指示する。印刷制御部31は、印刷指示に応じて、使用するドットサイズに対応した調整値で双方向印刷を制御する。また、受信したコマンドがBi−D調整パターン印刷コマンドであった場合は、印刷制御部31にテストパターン印刷の実行を指示する。印刷制御部31は、テストパターン印刷の指示を受けると印刷部15を駆動して、Bi−D調整値テーブル23aに基づき図3に示すテストパターンを記録用紙上に印刷させる。
Bi−D調整値設定部33は、受信したコマンドがBi−D調整値設定コマンドである場合に、Bi−D調整値設定モードを実行する。また、Bi−D調整値確定部34は、Bi−D調整値設定モードにおいてユーザーが入力した調整パターン番号をP1〜P9(図3参照)に応じたBi−D調整値をEEPROM28に記憶させる。なお、本実施形態のインクジェットプリンタ21は、少なくとも大ドット、中ドット、小ドットの3種類のドットサイズを備えている。したがって、Bi−D調整はドットサイズ毎に行うことができ、EEPROM28にはドットサイズ毎に設定されたBi−D調整値が記憶される。
印刷制御部31は、印刷実行部32からの指示を受けてイメージバッファ27に展開されたイメージデータに基づき印刷部15を駆動させて印刷処理を制御する。その際、EEPROM28に設定されたBi−D調整値に基づき往動時と復動時との間のインク滴の着弾位置のズレ量を補正しながら双方向印刷を制御する。
印刷部15は、詳細な構造は図示していないが、キャリッジやキャリッジに搭載される記録ヘッドを含む。記録ヘッドの印刷面に形成されたノズルからは複数種のドットサイズのインク滴を噴射することができ、印刷する画像の濃淡に応じて記録ヘッドから噴射するドットサイズを使い分けることができるよう構成されている。
ROM23は、Bi−D調整値テーブル23aとBi−D調整パターンデータ23bを有する。Bi−D調整値テーブル23aには、記録ヘッドの往動時と復動時との間のインク滴の着弾位置のずれズレ量に応じた調整値がドットサイズ毎に設定されている。Bi−D調整パターンデータ23bは、例えば、図2(a)に示すように、往路方向印刷により印刷されるブロックパターンAと、復路方向印刷により印刷されるブロックパターンBとが交互にキャリッジの移動方向に並ぶように5個のブロックパターンT1〜T5を配列したものである。
復路のドット噴射タイミングが往路よりも早いときには、図2(b)に示したように、インク滴の着弾位置のずれによって、それぞれの隣接するブロックパターンの間に、隙間S1,S2や、重なりK1,K2が形成される。また、復路のドット噴射タイミングが往路よりも遅いときには、図2(b)に示したように、インク滴の着弾位置のずれによって、それぞれの隣接するブロックパターンの間に、隙間S3,S4や、重なりK3,K4が形成される。このような隙間や重なりの形成状態からユーザーは、復路のドット噴射タイミングをどの方向(早めるか、遅くするか)に調整するのが望ましいか、判別することができる。
往路と復路におけるインク滴の着弾位置が合致している場合は、隣接するブロックパターン間に隙間や重なりのないブロックパターンが形成される(図2(a)参照)。
図3に示すように、本実施の形態では、Bi−D調整を行うにあたって、図2(a)に示したBi−D調整パターンをP1〜P9の9段階にずらしたテストパターンが印刷されるようになっている。通常、Bi−D調整値が適切な値に設定されている場合は、9段階に用意された各Bi−D調整値の内、中間のBi−D調整値P5が適正なBi−D調整パターンとなって印刷される。
しかし、印刷部15のメカ部分の組立誤差等や耐久劣化によって生じる印刷部15の個体差によって、実際の印刷結果では適正なBi−D調整パターンがP5に印刷されず、ずれが発生することがある。具体的には、図2(a)に示した適正なBi−D調整パターンが、P5以外のP4やP6等に現れることがある。
適正なBi−D調整パターンの位置がずれて印刷された場合は、ユーザーは隙間や重なりのない適切なBi−D調整パターンが印刷されている調整パターン番号を入力することによって、Bi−D調整を実行するよう指示する。
ここで、上述したBi−D調整値設定モードについて説明する。図4は、Bi−D調整値設定モードを説明するためのフローチャートである。
ユーザーは不図示の入力操作部を介してBi−D調整の実行を命令する。ホストコンピュータは実行命令に基づき、Bi−D調整値設定コマンドを生成し、インクジェットプリンタ21へ送信する。
Bi−D調整値設定部33は、Bi−D調整モードを実行する。次に、Bi−D調整パターン印刷コマンドを受信すると、印刷実行部32は印刷制御部31にテストパターンを印刷するよう指示し、これに応じて印刷部15はテストパターンを印刷する(ステップS11)。
ユーザーは、出力されたテストパターンから、隙間や重なりのない適切なBi−D調整パターンがどれに当たるかを検証し、適切な調整パターン番号を入力する。Bi−D調整値設定部33は、入力された調整パターン番号がP5であるか否かを判定する(ステップS12)。調整パターン番号がP5であれば(ステップS12:Yes)、適切なBi−D調整値が設定されているものとしてBi−D調整値設定モードを終了する。一方、調整パターン番号がP5以外であれば(ステップS12:No)、Bi−D調整値確定部34はBi−D調整値確定コマンドに応じて調整パターン番号に対応するBi−D調整値を更新する(ステップS13)。以後、ユーザーが入力する調整パターン番号がP5になるまでステップS11からS13を繰り返し実行する。
次に上記説明したインクジェットプリンタ21が行う、Bi−D調整を伴う印刷処理について説明する。
図5は、本実施形態のインクジェットプリンタが行うBi−D調整を伴う印刷処理を説明するためのフローチャートであり、図6は、隣接する複数のラスタ列におけるインク滴の配列を示した模式図であり、図7は、本実施形態で印刷する画像データの一例である。
ここでは図7に示すように、大きいドットサイズを最も多く使用して印刷する大ドット画像(バーコードデータX2)と、大ドット画像以外の画像(イラストデータX1,X3)と、を含む画像データXを印刷する場合を説明する。
まず、画像データXを含む印刷データを受信すると(ステップS21:Yes)、画像データXをラスタデータに変換しイメージバッファ27に展開する(ステップS22)。
図6は、隣接する複数のラスタ列r1〜r9におけるインク滴の配列を例示したもので、Liは大ドットのインク滴、Miは中ドットのインク滴、Siは小ドットのインク滴であることを示している。図中の矢印C方向は、記録ヘッドの往路移動方向であり、矢印Cの逆方向が記録ヘッドの復路移動方向となる。また、図6では、説明の便宜上、最下位のラスタ列r9の下側に、左側から順に、画素番号(g1〜g10)を付与している。
次に、イメージバッファ27に展開したイメージデータに罫線の集まりが閾値以上検出されたか否かを判断する(ステップS23)。ここで、罫線を検出する方法について説明する。
図6に示すように、最上位のラスタ列r1では、画素番号g1の位置には小ドットのインク滴Siと大ドットのインク滴が配列され、画素番号g2、g4、g5とg8には大ドットのインク滴Liが配列され、画素番号g10の位置には中ドットのインク滴Miが配列されている。図6では、画素番号g2、g4、g5とg8の位置では、ラスタと直交する方向に複数のドットデータが整列して展開される。つまり、隣接している各ラスタ列r1〜r9に大ドットのインク滴Liが連続して整列されて配列している。これらのラスタ列r1〜r9のうち記録ヘッドの1走査分に相当するラスデータ列r1〜r7を1パスデータD1とし、1パスデータD1のうち画素番号g2、g4、g5とg8の整列ドットデータを罫線とする。この罫線が閾値以上含まれているか否かを1パスデータD1毎に判断する。
通常、イラストデータX1は、小ドットや中ドットを使用して印刷されるため、イラストデータX1のラスタデータからは罫線は閾値以上検出されないので(ステップS23:No)、予めBi−D調整を行ってEEPROM28に記憶しておいた小ドットや中ドットに対応したBi−D調整値を使って双方向印刷を実行する(ステップS24)。印刷処理が終了していなければ(ステップS25:No)ステップS23から25を繰り返し実行する。
一方、バーコードデータX2は通常、読み取り精度を考慮して大ドットを使用して高い印刷濃度の印刷を行う必要がある。このため、バーコードデータX2からは罫線が閾値以上検出されるため(ステップS23:Yes)、これをバーコードデータとして認識することができる。したがって、大ドットに対応したBi−D調整値(大ドット用調整値)に変更して双方向印刷を実行する(ステップS26)。印刷処理が終了していなければ(ステップS25:No)ステップS23から25を繰り返し実行する。
さらに、イラストデータX3は、小ドットや中ドットを使用して印刷されるため、イラストデータX3のラスタデータからは罫線は閾値以上検出されないので(ステップS23:No)、イラストデータX1と同様に小ドットや中ドットに対応したBi−D調整値を使った双方向印刷を実行する(ステップS24)。印刷処理が終了していなければ(ステップS25:No)ステップS23から25を繰り返し実行する。
なお、本実施の形態の場合、ステップS23の判定基準となる閾値は、バーコードの種類、規格などに応じて自由に設定変更することができ、予めEEPROM28などに記憶しておいてもよい。
以上に説明したインクジェットプリンタ21によれば、大きいドットサイズを最も多く使用して印刷するバーコードデータX2のような大ドット画像と、イラストデータX1,X3のような大ドット画像以外の画像といったような特質の異なる画像が混在する画像データXを印刷する場合に、それぞれの画像において双方向印刷において生じるズレ量の調整値を設定することができるので、インク滴の着弾位置のずれに起因した画質の劣化を防止することができる。
また、ラスタと直交する方向に複数のドットデータを整列して展開し、その整列ドットデータを罫線とみなし、罫線がラスタ方向に閾値以上含まれていれば、大きいドットサイズに対応する大ドット用調整値を使用して双方向印刷を実行する。すなわち、バーコードデータX2のようにラスタ方向に閾値以上の罫線を含む画像については、大ドット用調整値を使用して双方向印刷を実行する。通常、テキストデータや写真画像の場合、罫線が形成される可能性は低い。このため、罫線が閾値以上ある場合は、その画像データが高い印刷濃度を必要としないテキストデータや写真画像以外のバーコードデータであると認定できる。逆に、罫線が閾値より少ない場合は、その画像データはテキストデータや写真画像等のイラストデータX1,X3であると認定できる。したがって、画像データの種類に応じて、使用する調整値を自動的に変更して双方向印刷を実行することができ、それぞれの画像においてインク滴の着弾位置のずれに起因した画質の劣化を防止することができる。特に高い印刷濃度を必要とするバーコードデータX2に対しては大ドット用調整値を使用して双方向印刷を行うことができる。
また、記録ヘッドの1走査分に相当する1パスデータD1毎にステップS23の判定を行うので、記録ヘッドの1走査分に相当する1パスデータD1毎に調整値の設定を変更することができる。したがって、1つの画像データ中にテキストデータ、写真画像、あるいは罫線を閾値以上含む画像等が混在していても、罫線を閾値以上含む部分X2の調整値と、テキストデータ及び写真画像等の部分X1,X3の調整値と、を記録ヘッドの走査毎に自動的に変更することができる。
また、罫線を閾値以上含む場合に設定される大きいドットサイズに対応する大ドット用調整値は、バーコード印刷の実行に適したドットサイズに対応する大ドット用調整値である。すなわち、罫線を閾値以上含むデータはバーコードデータであると認識することができ、バーコード印刷の実行に適した大ドット用調整値を設定する。したがって、高い印刷濃度でバーコード印刷を実施するので、鮮明で読み取り易いバーコード印刷結果を提供することができる。
本発明に係る印刷装置の一実施形態であるインクジェットプリンタの構成を示すブロック図である。 図1に示したインクジェットプリンタがBi−D調整する際のBi−D調整パターンのパターン配列を示した模式図である。 Bi−D調整を行う際に印刷されるテストパターンを示した模式図である。 Bi−D調整値設定モードを説明するためのフローチャートである。 本実施形態のインクジェットプリンタが実行するBi−D調整を伴う印刷処理を説明するためのフローチャートである。 隣接する複数のラスタ列におけるインク滴の配列を示した模式図であり、図7は、本実施形態で印刷する画像データの一例である。 本実施形態で印刷する画像データの一例である。 複数種のドットサイズのインク滴を噴射することができる記録ヘッドを備えて双方向印刷する印刷装置の印刷処理の仕組みを概略的に示した説明図である。 双方向印刷による往路方向印刷及び復路方向印刷による画像印刷の例の説明図である。 複数種の画像が混在する画像データの例の説明図である。
符号の説明
15:印刷部、21:インクジェットプリンタ(印刷装置)、23:ROM、23a:Bi−D調整値テーブル、23b:Bi−D調整パターンデータ、24:受信バッファ、26:コマンド解析部、28:EEPROM(記憶部)、29:主制御部、31、印刷制御部、32:印刷実行部、33、Bi−D調整値設定部、34:Bi−D調整値確定部

Claims (4)

  1. 記録ヘッドから複数のドットサイズのインク滴を噴射し、前記記録ヘッドの往動時と復動時の両方で記録媒体上へ画像を印刷する双方向印刷において生じる、往動時と復動時との間の前記インク滴の着弾位置のズレ量を調整する機能を備えた印刷装置であって、
    大きいドットサイズを最も多く使用して印刷する大ドット画像と、前記大ドット画像以外の画像と、を含む画像データを印刷する場合に、前記大ドット画像を印刷するときは前記ズレ量の調整値として大ドット用調整値を使った前記双方向印刷を実行し、前記大ドット画像以外の画像を印刷するときは他のドットサイズに対応した調整値に変更して前記双方向印刷を実行する印刷部と、
    前記大ドット用調整値及び前記他のドットサイズに対応した調整値を含む前記ズレ量に応じて前記ドットサイズ毎に設定された調整値が記憶された記憶部と、
    前記画像データがラスタデータに変換されて展開されるイメージバッファと、
    ラスタと直交する方向に複数のドットデータが整列して展開されると、その整列ドットデータを罫線とみなし、前記罫線が前記ラスタ方向に所定の閾値以上含むか否かを判定し、含むと判定した場合に前記記憶部に記憶されている前記大ドット用調整値を使用した前記双方向印刷を制御する印刷制御部と、を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷制御部は、前記記録ヘッドの1走査分に相当するラスタデータ毎に前記判定を行い、前記1走査分に相当するラスタデータに前記罫線が前記所定の閾値以上含まれていない場合は、前記記憶部に記憶されてい他のドットサイズに対応した調整値を取得し、前記他のドットサイズに対応した調整値を使用して前記双方向印刷を実行することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  3. 前記大きいドットサイズとは、バーコード印刷の実行に適したドットサイズであり、前記他のドットサイズとは、バーコード以外の画像データ印刷の実行に適したドットサイズであることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 記録ヘッドから複数のドットサイズのインク滴を噴射し、前記記録ヘッドの往動時と復動時の両方で記録媒体上へ画像を印刷する双方向印刷において生じる、往動時と復動時との間の前記インク滴の着弾位置のズレ量を調整する機能を備えた印刷装置の制御方法であって、
    大きいドットサイズを最も多く使用して印刷する大ドット画像と、前記大ドット画像以外の画像と、を含む画像データを印刷する場合に、
    前記画像データがラスタデータに変換されてイメージバッファに展開するステップと、
    ラスタと直交する方向に複数のドットデータが整列して展開されると、その整列ドットデータを罫線とみなし、前記罫線が前記ラスタ方向に所定の閾値以上含むか否かを判定するステップと、
    前記罫線が前記ラスタ方向に前記所定の閾値以上含むと判断した場合に、前記大ドット画像を印刷するときは前記ズレ量の調整値として大ドット用調整値を使った前記双方向印刷を実行するステップと、
    前記罫線が前記ラスタ方向に前記所定の閾値以上含まないと判断した場合に、前記大ドット画像以外の画像を印刷するときは他のドットサイズに対応した調整値に変更して前記双方向印刷を実行するステップと、を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
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