JP5087522B2 - 電動モータ - Google Patents
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Description
また、ターミナルボルトの頭部を径方向内側と径方向外側との向きを逆にしたまま誤組み付けしてしまい、ターミナルボルトと接続板との接触が不十分になるおそれがある。このため、正常にブラシに給電が行われなくなるおそれがあるという課題がある。
また、頭部の軸受けボス側の端部とターミナルボルトの軸心との間の距離Aと、頭部の軸受けボスとは反対側の端部と軸心との間の距離Cとの距離が異なるように頭部が形成されている、つまり、ターミナルボルトの軸心が偏芯した状態になっている。このため、ターミナルボルトを組み付ける際、作業者が頭部の向きを容易に視認することができると共に、ターミナルボルトの頭部の向きを逆にした状態で組み付けを行うことができないようにすることができる。
このように構成することで、ブラケットを導電性の材料で形成した場合であっても、ブラシとブラケットとの間の絶縁を確実に確保することができる。
このように構成することで、頭部をA>Cを満たすように形成する場合と比較して頭部の小型化を図ることができる。
このように構成することで、導線の配索スペースのレイアウト性を高めることができる。
このように構成することで、簡素な構造で、導線の配索スペースのレイアウト性を高めることができる。
また、頭部の軸受けボス側の端部とターミナルボルトの軸心との間の距離Aと、頭部の軸受けボスとは反対側の端部と軸心との間の距離Cとの距離が異なるように頭部が形成されている、つまり、ターミナルボルトの軸心が偏芯した状態になっている。このため、ターミナルボルトを組み付ける際、作業者が頭部の向きを容易に視認することができると共に、ターミナルボルトの頭部の向きを逆にした状態で組み付けを行うことができないようにすることができる。よって、ターミナルボルトの誤組み付けを防止でき、確実にブラシに給電を行うことができる。
ここで、頭部は、A<Bを満たすように形成されているので、頭部をA>Cを満たすように形成すると、Bが大きくなってしまう。このため、請求項3に記載した発明によれば、小型化を図りつつ確実にターミナルボルトの共回り、および誤組み付けを防止することができる。
図1〜図3に示すように、電動モータ1は、例えば、二輪用のスターターモータとして用いられるものであって、車体に固定されるフロントブラケット2(図1における左側)と、フロントブラケット2に一端部が固定される円筒状のステータ3と、ステータ3の他端部を閉塞するリアブラケット4(図1における右側)と、ステータ3内に配置され、フロントブラケット2、およびリアブラケット4に回転自在に支持されるアーマチュア5とを有する。
リアブラケット4は有底円筒形状に形成されており、底部4Aの径方向中央にボス部25が突設されている。このボス部25には、アーマチュア5の回転軸10の他端を回転自在に支持するための軸受けとしてオイレスメタル26が圧入されている。
リアブラケット4と、ヨーク21並びにフロントブラケット2は、導電性の材料、例えば、アルミのダイカストで製造されている。
給電板35は略L字形に屈曲させられており、ブラシホルダ30にインサート成型されている。
一方、4つのうちの残りの2つのブラシ32(マイナス側のブラシ32B、図2における下側のブラシ32B)から延びるピグテール34は、アース端子40に接続されている。
ボルト本体51は、ブラシホルダ30、およびリアブラケット4のそれぞれに形成された端子挿入孔42,43を介して内面側から外側へと突出している。ボルト本体51の先端側には、雄ネジ部52が刻設されており、ここにナット47が螺入されるようになっている。
A<B、A<C、A+C<2×B
を満たすように形成されている。すなわち、頭部41は、周方向に長い五角形状に形成されており、頭部41の中心に対してボルト本体51の軸心Pがホルダボス30A側に向かって偏芯した状態になっている。
一方、リアブラケット4の外側では、ターミナルボルト36には樹脂ブッシュ45と、ストッパワッシャ46を通した後でナット47を締め込んであり、ターミナルボルト36とナット47でブラシホルダ30とリアブラケット4を挟み込んでいる。
ナット47には、不図示の給電配線が接続されており、これによって外部電源とターミナルボルト36とが電気的に接続された状態になる。なお、リアブラケット4の外側には、ナット47を囲むように絶縁性のカバー48が取り付けられている。
ターミナルボルト36は、リアブラケット4の内面側にブラシホルダ30などを取り付けた後、ブラシホルダ30の内面側から端子挿入孔42,43に差し込む。このとき、ターミナルボルト36の頭部41の長側面41Aを径方向内側、つまり、ホルダボス30A側に向けてボルト本体51側から端子挿入孔42,43に差し込む。
A<C
を満たすように形成されている。このため、頭部41の頂点Tをホルダボス30A側に向けて逆さまの状態で組み付けようとすると、頭部41の頂点Tとホルダボス30Aとが干渉してしまい、ターミナルボルト36を組み付けることができない。よって、ターミナルボルト36の誤組み付けを防止することができる。
このとき、頭部41の斜側面41Cに沿ってピグテール34が配索された状態になる。
A<B
を満たすように周方向に長くなるように形成されているので、頭部41の長側面41Aがホルダボス30Aに当接する。すなわち、例えば、頭部41がA≒Bとなるように略正方形状に形成されている場合、頭部41の長側面41Aと短側面41Bとの接続部分である角部がホルダボス30Aに当接してしまう。この場合、頭部41のホルダボス30Aに接触する部分の面積が小さくなると共に、この接触する部分から軸心Pまでの距離が短くなり、ターミナルボルト36の共回りを防止する方向に向かって作用するモーメントが小さくなる。このため、頭部41がホルダボス30Aに食い込むおそれがある。
また、ターミナルボルト36の頭部41は、軸方向平面視略五角形状に形成され、この斜辺に沿う斜側面41Cをピグテール34の配索部、つまり、切除部53として設定している。このため、例えば、ターミナルボルト36が斜側面41Cを有さない略長方形状に形成されている場合と比較してピグテール34の配索距離を短く設定することができる。よって、安価で、かつ小型な電動モータ1を提供することができる。
また、上述の実施形態では、頭部41は、長側面41Aとターミナルボルト36の軸心P、つまり、ボルト本体51の軸心との間の距離をA、周方向で対向している短側面41Bと軸心Pとの間の距離をB、五角形の頂点Tと軸心Pとの間の距離をCとしたとき、
A<B、A<C、A+C<2×B
を満たすように軸方向平面視略五角形状に形成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、A≠Cを満たせばよい。つまり、例えば、頭部41をA>Cを満たすように形成してもよい。この場合であっても、作業者が頭部41の向きを容易に視認することができ、ターミナルボルト36の誤組み付けを防止できる。
また、頭部41の形状は五角形状に限らず、三角形以上の多角形状であればよい。
4 リアブラケット(ブラケット)
5 アーマチュア
10 回転軸
21 ヨーク
21A 筒部
25 ボス部(ブラケットボス)
30 ブラシホルダ
30A ホルダボス
32 ブラシ
34 ピグテール(導線)
36 ターミナルボルト
41 頭部
41A 長側面(軸受けボス側の端部)
41B 短側面(周方向端部)
41C 斜側面
P 軸心
T 頂点(軸受けボスとは反対側の端部)
Claims (5)
- 筒状のヨークの一端を覆蓋するブラケットに、アーマチュアの回転軸を回転自在に支持するための軸受けボスを固定すると共に、この軸受けボスの周囲を取り囲むように形成された樹脂製のブラシホルダを設け、
前記ブラシホルダの前記軸受けボスの周囲に、前記アーマチュアのコンミテータに摺接する複数のブラシを周方向に沿って配設すると共に、このブラシに給電を行うためのターミナルボルトを設け、
前記ブラシホルダに前記ターミナルボルトの頭部を配置し、この頭部と前記ブラシとを電気的に接続した電動モータにおいて、
前記頭部の前記軸受けボス側の端部と前記ターミナルボルトの軸心との間の距離をA、前記頭部の周方向端部と前記軸心との間の距離をB、前記頭部の前記軸受けボスとは反対側の端部と前記軸心との間の距離をCとしたとき、
前記頭部は、
この径方向の前記軸受けボス側の端部が前記軸受けボスの外周面に近接するように形成されていると共に、
A<B、A≠C
を満たすように形成されていることを特徴とする電動モータ。 - 前記軸受けボスは、前記ブラケットに突設されるブラケットボスと、前記ブラシホルダに突設され、前記ブラケットボスの周囲を覆うように形成されたホルダボスとで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。
- 前記頭部は、
A<C
を満たすように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動モータ。 - 前記頭部の前記軸受けボスとは反対側には、周方向両側にそれぞれ切除部が設けられ、この切除部を前記頭部と前記ブラシとを電気的に接続するための導線の配索部として設定したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の電動モータ。
- 前記頭部を五角形状に形成し、この五角形の底面を前記頭部の前記軸受けボス側の端部に設定し、前記頭部の前記軸受けボスとは反対側であって五角形の斜面を前記切除部として設定したことを特徴とする請求項4に記載の電動モータ。
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