JP5086047B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リムーバブル記録媒体を利用してデジタル放送の記録と再生を行う受信装置に関わる。
近年、液晶パネルやPDP( Plasma Display Panel )等のFPD( Flat Panel Display )を使用することによって、テレビ受像機のは大型化と薄型化が進んできている。表示装置の更なる薄型化を実現するために、表示装置から、テレビジョン信号を受信するためのチューナをFPDから分離して別体の受信装置(以下、これをチューナボックスと呼ぶ場合もある)とするものが、例えば特許文献1に知られている。また、受信装置で受信したテレビジョン信号等を記録媒体(例えばハードディスクレコーダ:HDD)で録画する装置(いわゆるレコーダ)が例えば特許文献2に知られている。以下では、上記のようなチューナボックス及びレコーダのような装置を、ここでは受信装置またはデジタル放送受信装置と呼ぶこととする。
特開2005-086721号公報 特開2006−85399号公報
上述の受信装置において、特に信号処理を制御するプロセッサは高速で動作させる必要があり、その動作中には筐体内部で最も発熱する。この発熱によって、受信装置の筐体内部の温度は、急激に上昇する。
ところで、大容量の記録媒体として、装置に対し着脱可能で、家庭、移動体、、モバイル等への映像コンテンツの移動が可能なリムーバブルなHDD(以下、これをリムーバブルHDDと称する)を用いる場合もある。このリムーバブルHDDは熱に弱く、例えば、使用温度範囲の高温側は55[℃]である。従って、デジタル放送受信装置の使用中に、この温度以上の高温にならないように設計する必要がある。従来の冷却技術としては、特許文献2のように、HDDとDVD( Digital Versatile Disc )ドライブを有する電子機器において、筐体背面に設けた強制排気用のファンと電源、HDD、及びDVDドライブの相対位置を工夫することにより放熱性を向上させたことが記載されている。しかし、特許文献4では、高温での使用が難しいリムーバブルHDDのようなユニットに対する考慮がなされていず、かつ、発熱性が最も高いプロセッサについても考慮されていない。更に、電子機器を縦置きにしたり、横置きにしたりすることについては考慮されていない。
ところが、デジタル放送受信装置のような家庭用の機器では、ユーザが縦置きや横置きにしたりして、置き方がそれぞれの家庭や場所によって異なるものであるが、特許文献1〜特許文献2には、そのような配慮はされていない。
本発明の目的は、上記のような問題を解決し、横置きや縦置きでのどちらの置き方であっても、使用時にリムーバブルHDDの周辺温度が高温にならないような構成のデジタル放送受信装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のデジタル放送受信装置は、電子部品または機械部品が実装される筐体を備えるデジタル放送受信装置において、上記筐体内の第1の空間に、映像コンテンツを記録するリムーバブルハードディスクドライブを装着するためのアダプタを実装し、上記筐体内の第2の空間に、発熱量の大きな部品を実装したものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記筐体の第2の空間には、筐体内の空気を排出する排気ファンと、上記排気ファンが排出する空気を外部に排出する排気口と、上記筐体内の上記第2の空間に冷却用の空気を吸気するための第2の吸気口とを有し、上記筐体の第1の空間には、上記第1の空間に冷却用の空気を吸気するための第1の吸気口を有し、上記第1の吸気口から吸気された空気は、上記第1の空間を通って上記第2の空間に入って上記排気ファンと上記排気口を通って排出されるものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記デジタル放送受信装置を横置きしたときは、前面側から見て、左側若しくは右側のどちらか一方が第1の空間であって、他方が第2の空間であるように構成し、上記デジタル放送受信装置を縦置きしたときは、前面側から見て、下側が第1の空間であって、上側が第2の空間であるように構成したものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記排気口と上記排気ファンが上記デジタル放送受信装置の背面側に配設され、上記第1の吸気口が上記デジタル放送受信装置の側面側の外壁に配設され、上記第2の吸気口が上記デジタル放送受信装置の側面側の外壁に配設されたものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記第1の吸気口と第2の吸気口は、それぞれ、配設された側面の1部に集中して設けられたものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記デジタル放送受信装置を縦置きする場合に使用するスタンドを取付けるための取付け部を、上記第1の排気口が配設された側面外壁に備え、上記デジタル放送受信装置が縦置きされた場合には、上記スタンドにより、上記筐体下部と接地面との間に吸気可能なスペースができるものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記第1の空間には更に発熱量の小さい部品を実装し、上記第2の空間に実装される発熱量の大きい部品としてメインマイコン及び信号処理用部品を実装したものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記第2の空間に実装される発熱量の大きい部品面に、高熱伝導性シートを介して外部に面したシャーシ(筐体)とが接触する構成として、冷却性能を向上させたものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、チューナを上記第1の空間と上記第2の空間の境界部に配置したものである。
本発明によれば、リムーバブルHDDが使用温度範囲を越えないように効率良く冷却することが可能なデジタル放送受信装置が提供できる。
本発明のデジタル放送受信装置は、発熱量の大きな部品と発熱量が小さい部品とをそれぞれ筐体内の別々の空間に配設し、発熱量の小さい部品を実装した空間に、大容量の記録媒体として、装置に対し着脱可能で、家庭、移動体、、モバイル等への映像コンテンツの移動が可能なリムーバブルHDD(例えば、カートリッジタイプのリムーバブルHDDがある)を配置するようにリムーバブルHDDのアダプタを実装し、リムーバブルHDDが装着されていてもリムーバブルHDDの周辺の温度が高くならないようにしたものである。
また、好ましくは、発熱量の大きな部品を実装した空間の空気を排出するように排気ファンを設け、高温の空気がリムーバブルHDDが装着される空間に流れないようにしたものである。
また、好ましくは、デジタル放送受信装置を横置きの状態で設置したときに、前面側からみて、左側若しくは右側の空間にリムーバブルHDDのアダプタと発熱量の小さい部品を配置し、その反対側の空間に発熱量の大きな部品を配置する構成とし、縦置き状態でも高温の空気がリムーバブルHDDを装着した空間に流れないようにしたものである。
また更に好ましくは、側面側の前面部に近い場所に冷却用空気の取り入れ口を設け、冷却用の空気が発熱量の大きな部品で構成した回路基板を配置した空間とリムーバブルHDDを配置した空間からファンに効率的に流れるようにしたものである。
また、好ましくは、デジタル放送受信装置が縦置き状態のときには、リムーバブルHDDが装着される空間の側面部だけにスタンド部が取り付けられる構造とし、縦置きされた場合には、必ず下側にリムーバブルHDDが装着された空間があり、上側に発熱量の大きな部品を実装した空間があるように構成し、高温の空気がリムーバブルHDDを装着した空間に流れないようにしたものである。
また、好ましくは、デジタル放送受信装置が縦置き状態のときには、リムーバブルHDDが装着される空間の側面部だけにスタンド部が取り付けられる構造とし、縦置きされた場合には、必ず下側にリムーバブルHDDが装着された空間があり、上側に排気用のファンがあるように構成したものである。
また、好ましくは、デジタル放送受信装置が横置きされたときの状態で、リムーバブルHDDが装着された空間(例えば、空間の上側若しくは下側)に、発熱量が小さい部品を実装した構成とし、熱に弱いリムーバブルHDDが高温にならないようにしたものである。
また、メインマイコン、デコーダ等の信号処理部、などの特に発熱量が大きな部品面に、高熱伝導性シートを介して外部に面したシャーシ(筐体)とが接触する構成とし、冷却性能を向上させたものである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各図において、共通な機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、できるだけ説明の重複を避けるため、説明を省略する。
図1によって、本発明のデジタル放送受信装置の一実施例を説明する。図1は、本発明のデジタル放送受信装置の一実施例の構成を説明するための図である。100はデジタル放送受信装置、101はデジタル放送受信装置100の前面、102はデジタル放送受信装置100の背面、103はデジタル放送受信装置100の上面、104はデジタル放送受信装置100の下面、105はデジタル放送受信装置100の左側面、106はデジタル放送受信装置100の右側面、141は前面101側に設けられたリムーバブルHDD( Hard Disk Drive )のスロット、142は前面101側に設けられたB−CAS( BS−Conditional Access System )のスロット、143は電源オン(ON)オフ(OFF)用ボタンスイッチ、144はデジタル放送受信装置100の状態を示すための表示用LED( Light Emitting Diode )、145はリモコン操作の光信号を受信するリモコン受光部、151−1は左側面105に設けられた吸気口、151−2は右側面105に設けられた吸気口、152は背面102の右側面106側に設けられた排気用ファンの排気した空気を外に出すために設けられた排気口である。
図1(a)は、デジタル放送受信装置100の外観を示す斜視図で、デジタル放送受信装置100が横置き状態のときの図である。図1(b)は、図1(a)から、前面101を覆うカバーを外した時の前面の外観、及び、前面101と上面103を透過して、背面102に設けた排気口152と右側面106に設けた吸気口151−2を示した図である。また、図1(c)は、デジタル放送受信装置100を縦置きした時の図1(b)と同様に描いた図である。縦置きの場合には、下側が左側面104、上側が右側面106になる。ここで、横置きとは、テーブルや机、床などの平面に下面104を対向させるように配置する、つまり下面104を載置面として配置する置き方である。一方、縦置きとは、テーブルや机、床などの平面に左側面105を対向させるように配置する、つまり左側面105を載置面として配置する置き方である。尚、図示しないが、本実施例では、筐体の上面103、下面104、左側面105、及び右側面106のそれぞれには、意匠性を高めるための樹脂製の化粧板が装着される。
図1において、横置き若しくは縦置きにされた本発明のデジタル放送受信装置100は、リムーバブルHDDが設置される左側空間と排気ファンが設置される右側空間とに分かれた構造となっている。
また、デジタル放送受信装置100の背面102には、図示していないが、排気口152の他に、外部機器と接続するために必要となる各種の入出力端子と、ACアダプタから電源を供給するためのアダプタ用の端子が設けられており、排気口152以外の空気の吸気口若しくは排気口(流出入口)は設けていない。また、前面101、上面103、及び下面104には空気の流出入口を設けていない。更に、左側面105及び右側面106には、吸気口151−1と151−2以外に空気の吸気口若しくは排気口を設けていない。
従って、図1(b)のように横置きの場合には、排気用のファンのよって、排気口152から強制的にデジタル放送受信装置100の筐体内の空気が噴出される。このため、左側面105の吸気口151−1と右側面106の吸気口151−2から、デジタル放送受信装置100の筐体内の空気が流入する。
なお、図1では、吸気口151−1、151−2及び排気口152は、斜線で網掛けしているが、実際には複数の***が多数孔けられた集合体である。また、左側面105の吸気口151−1と右側面106の吸気口151−2は、それぞれ、配設された側面(左側面105、右側面106)の1部に、排気口152から遠い位置に設けられている。
このように、デジタル放送受信装置100の筐体内に発生した熱は、筐体内の空気を排気口152から噴出することによって放熱し、代わりに冷たい空気が吸気口151−1及び151−2から流入することによって筐体内の部品が冷却される。更に、図1(b)において、右側空間(空間L)には、デコーダやメインマイコン等の画像処理用の部品などで代表される発熱量が大きい部品が実装されている。また、左側空間(空間H)には、高温にしてはいけない部品が実装されているため、右側空間で発生する熱が左空間に流れ込まないようにする必要がある。しかし、筐体内の熱い空気は、右側空間の背面内の排気用のファンによって強制的に外部に噴出するので、熱い空気が左側空間に流れ込まない。また後述するように、右側空間と左側空間の境界部に、チューナ等の背の高い部品を実装することによって、更に右側空間で発生する熱い空気が左側空間に流れ込まない。
更に、図1(c)においては、熱い空気が軽くなって上昇する性質が加わって、更に冷却効率が高まる。
次に、図2によって、本発明のデジタル放送受信装置の筐体内部の部品配置の概略を説明する。図2は、本発明のデジタル放送受信装置の筐体内部の簡単な部品配置を説明するための図で、図1(a)または(b)は、横置きのデジタル放送受信装置100での上方(上面103)の方から下方(下面104)を見たもので、筐体の上面103を取り外した状態の図である。200はリムーバブルHDDのアダプタ、201はメインマイコン、202はデコーダ、203はチューナ、204は外部機器との接続若しくは電源供給のための端子、205はサブマイコン、206はトランスミッタ、207はB−CASアダプタ、208は装置の組み立て用のビス穴部、209は排気用のファン、210は基板、211は筐体の外壁である。また、その他、点で網かけした方形部部分は基板210に実装された部品であり、更にその枠が破線のものは、基板210の裏面(下面104)側に実装されている部品である。
なお、基板210は、ガラスエポキシ多層配線基板であって、図示した部品の他にも、部品が実装されているが、煩雑なため省略している。また、基板210はメイン基板であって、このほかにも配線基板が組み込まれている場合がある。
図2のデジタル放送受信装置100の筐体内部において、基板210は、上面103及び下面104とほぼ平行(設置面にほぼ水平)に組み込まれ、基板210の右側面106側には、メインマイコン201やデコーダ202等の映像信号処理部等の発熱量の大きい部品を実装している。一方、リムーバブルHDDのアダプタ200を組み込む側、即ち基板210の右側面105側には、サブマイコン205、トランスミッタ206、及び、B−CAS処理部207、等、発熱量の小さい部品を実装している。
ここで、メインマイコン201は、デジタル放送受信装置100の通常動作時においてリムーバブルHDD、デコーダ202、チューナ203等を制御するように動作するものであり、デジタル放送受信装置100に実装される各種部品の中で最も高い発熱量を持つ。ここで、通常動作とは、デジタル放送受信装置100がデジタル放送を受信してその受信信号を復調、デコード、及びその他信号処理を行って、リムーバブルHDDに記録もしくは外部に出力可能となっている状態のことを指すものとする。またデコーダ202は、受信したデジタル放送信号をデコードするものであり、これもまた、メインマイコン201と同等の発熱量をもっている。このように、本実施例では、通常動作時にいて発熱量が比較的大きくなるメインマイコン及び/またはデコーダを右側空間に実装している。尚、メインマイコン201とデコーダ202は一体化(1チップ化、等)してもよい。
また、サブマイコン205は、デジタル放送受信装置100が待機状態、すなわち主電源がOFF(オフ)の状態においてリモコンからのコマンドに応答可能な状態となるものであり、リモコンからの電源ON(オン)コマンドに応答してデジタル放送受信装置100の電源を立ち上げるように動作する。このサブマイコン205はメインマイコン201と比較して発熱量が低く、その発熱によってリムーバブルHDDの動作への影響が無いもしくは小さいため、リムーバブルHDDのアダプタ200が配置される基板210の右側面105側に実装されている。B−CAS処理部207も同様に発熱が小さいために右側面105側に実装されている。当然、サブマイコン205、B−CAS処理部207以外の部品を右側面105側に実装してもよい。動作中の発熱が、例えばリムーバブルHDDの使用温度範囲の上限である55[℃]を超えない部品であれば、右側面105側に実装することが可能である。
図2の配置について、図3を用いて、一般的な空間として説明する。図3は、本発明の一実施例のリムーバブルHDDの配置について説明するための図である。図2のデジタル放送受信装置100は、6面を筐体で囲まれ、空気の流路としては、吸気口151−1と151−2、及び、排気口152があるだけである。
図3において、デジタル放送受信装置100は、8つの点、P31、P33、P34、P36、P11、P13、P14、及びP16で囲まれた直方体で表わされる。そして、点P32、P35、P15、及びP12を通る平面で、2つの空間LとHとに分離される。そして、空間Lは、図1、図2では、リムーバブルHDDのアダプタ200が組み込まれる空間であり、空間Hは、排気用のファン209と高発熱部品(例えば、部品202、201)が実装されている基板領域がある空間である。
更に、空間Lと空間Hは、それぞれ2つの空間に分かれる。即ち、空間Lは、点P21、P22、P25、及びP26を通る平面によって、上下に分離され(それぞれ、空間L上及び空間L下と称する)、空間Hは、点P22、P23、P24、及びP25を通る平面によって、上下に分離される(それぞれ、空間H上及び空間H下と称する)。
空間L上(点P31、P32、P35、P36、P21、P22、P25、及びP26で囲まれた直方体)内に、熱に弱い部品であるリムーバブルHDDのアダプタ200を配置し、その下の空間L下(点P11、P12、P15、P16、P21、P22、P25、及びP26で囲まれた直方体)内に、あまり発熱しない部品、例えば、電源オフ時に待機するために起動しているサブマイコン205やトランスミッタ206、B−CAS処理部、等)を配置し、熱に弱い部品であるリムーバブルHDDのアダプタ200が高温にならないようにしている。
すなわち本実施例は、空間Lにおいて、リムーバブルHDDが挿入されるアダプタ200を配置するとともに、そのアダプタの下に発熱が小さいサブマイコン205やB−CAS処理部207を基板210に実装している。これによって、リムーバブルHDDを熱的に保護しながら基板210への各種部品の集積度を高めてデジタル放送受信装置全体の寸法を小さくしている。
ここで、リムーバブルHDDのアダプタ200は、基板210に、アダプタ200と基板210との間に所定の空間を形成するように、筐体及び基板210と結合される。その様子を図9に示す。図9(a)はリムーバブルHDDのアダプタ200と、該アダプタ200を基板210及び筐体の左側面板105と結合するための結合部材としての金具901との関係を示している。金具901は平面部902が形成されており、この平面部902にアダプタ200が載置され、4つのネジ906によってアダプタ200と結合される。更に、金具901は、これにより基板210と結合される、アダプタ200の側面から見た形状がL字状の支持部903と、筐体の左側面板105′を挟持するための第1挟持部904及び第2挟持部905とを備えている。当該第1挟持部904及び第2挟持部905をアダプタ200のスロット141側から見たときに、第1挟持部904と第2挟持部905との間には、左側面板105′を挟持するための隙間が設けられている。
図9(b)は金具901を筐体の左側面板105′に取り付けた様子を筐体の左側面105側から見た図である。この図に示されるように、筐体の左側面板105′には、金具901の2つの第1挟持部904とそれぞれ対応する位置に、切欠907が形成されている。この切欠907に第1挟持部904を嵌め込んで下方へスライドさせる。その後、第1挟持部904をネジ908で左側面板105′に固定する。このとき、第1挟持部904と第2挟持部905は、図9(c)に示されるように、左側面板105′をサンドウィッチしている。更に、金具901の支持部903は、基板210とネジ909によってネジ止めされて結合される。
ここで、金具901の高さ、つまり基板210の面と直交する方向の寸法は、例えば10〜20mm程度とされている。これによって、アダプタ200と基板210との間には、図9(c)に示されるように、金具901により規定された高さHの空間が形成されている。この空間において、上述した発熱の小さい部品である、例えばB−CAS処理部207を基盤210上に実装している。尚、上述したように、筐体の左側面板105′の外部は化粧板が装着されて被覆されるので、切欠907及び第1挟持部904は外部から視認されない。
また、高温となる空間Hでは、実装基板は、空間H下(点P12、P13、P14、P15、P22、P23、P24、及びP25で囲まれた直方体)内に配置され、空間H上(点P32、P33、P34、P35、P22、P23、P24、及びP25で囲まれた直方体)には、内蔵型(ビルトインタイプ)のHDDが配置できるようにスペースを設けている。
更に、背の高い部品、例えばチューナ203を空間LとHの境界部分に実装することによって、空間Lと空間Hとの壁を作り空間Hの熱い空気が空間Lに流れ込まないような防壁となっている。
図1〜図3の実施例によれば、デジタル放送受信装置を2つの空間に分け、メインマイコンやデコーダ等の発熱量が多い部品と、熱に弱いリムーバブルHDD等の部品とを、それぞれ別の空間に組み込み、更に、強制的に排気して高熱の空気を外に出すファン209を発熱量の多い部品が組み込まれた空間の筐体外壁に設け、外部の冷たい空気を吸入するための吸気口を、それぞれの空間の筐体外壁に設け、横置き、縦置きのいずれの置き方で設置されても、冷却効率が良いデジタル放送受信装置を実現した。
図7と図8によって、本発明のデジタル放送受信装置の他の実施例を説明する。
図7と図8は、本発明のデジタル放送受信装置にHDDを内蔵した実施例である。701は内蔵型HDDで、図7は上面103から下方を見た図(上部のふたを透過した平面図)である。また、図8は、図7のA−A線での略断面図である。
また図7では、B−CAS処理部207は、リムーバブルHDDのアダプタ200の下で見えないが、参考のため破線で示した。
なお、基板211、リムーバブルHDDのアダプタ200、内蔵型HDD701、等では、ネジ類他、接続用若しくは支持用の金具、スペーサ、等を省略している。
ここで、リムーバブルHDDにはDC電圧5[V]が供給され、内蔵型HDD701にはDC電圧12[V]/5[V]が供給される。従って、内蔵型HDD701は、リムーバブルHDDに比べて消費電力が大きく発熱量が高い。よって本実施例では、排気ファン209が配置されるに空間Hに内蔵型HDD701を配置している。このようにすれば、内蔵型HDD701からの熱は排気ファン209に導かれるため、リムーバブルHDDに伝わる内蔵型HDD701からの熱を低減することができる。また、デジタル放送受信装置を縦置きした場合、発熱量が小さいリムーバブルHDDが下側、発熱量が大きい内蔵型HDD701が上側に位置するので、縦置きの場合は特に、リムーバブルHDDを内蔵型HDD701の発熱から良好に保護することができる。更に、内蔵型HDD701は使用温度範囲の上限が高いため、発熱量が大きい部品が実装される空間H側に配置しても問題なく動作できる。
また、図7と図8で分かるように、リムーバブルHDDのアダプタ200や内蔵型HDD701は大きく、かつ、内部には冷却用の空気が流れない構造となっている。従って、冷却用の空気は、それらの構造物の外壁に沿って流れ、それらから熱を吸収して、外部に熱を排出する。本実施例では、図1〜3で説明した例と同様に、発熱部品が少なくかつ熱に弱い部品を主として実装する空間Lと、発熱量が大きく発熱部品を主として実装する空間Hとにそれぞれ吸気口を設け、発熱量が大きい空間Hの、吸気口と逆側に強制排気用のファンと排気口を設けることで、空間Hで発生する熱は空間Lに流入せず、直かに外部に排熱され、かつ空間Lで発生する熱も空間Hを通って排気されるが、空間Lから空間Hを通る空気の温度は、もともと空間Hの温度より低いため、空間Lからの空気も空間Hの冷却に貢献する。このようなことにより、本発明のデジタル放送受信装置の構成によって、筐体内部に発生する熱量を効率良く排出することができ、リムーバブルHDDの温度も使用温度限界を越えない。
また図1〜図3の実施例では、横置き状態の場合に、左側面105が使用温度範囲の高温側が低い部品の実装された空間Lで、右側面106が発熱量が大きい部品が実装された空間Hであった。しかし、左右反対でも良いことは自明であり、左側面105が空間H、右側面106が空間Lであっても良い。その場合には、縦置きにした時に、空間Lである右側面106が下で、空間Hである左側面105が上となるようにスタンドを配設する。
なお、電気部品や機械部品を筐体に実装する場合には、筐体にネジ止め用の穴や、相互指示用の穴や挿入口を設けなければならないため、外部との効果的遮断ができない。従って、図8で分かるように、筐体外部に更に密封のための外壁を設け、吸気口と排気口を限定するようにしている。そして、このような外壁の効果で、多少機会的な寸法ずれ等に基づく開口部や、設計上必要な微小に開けられた開口部があったとしても、冷却用空気の流路には重大な影響を与えない。
次に、図4によって、デジタル放送受信装置の縦置きをする場合に、設置底面が必ず左側面105(図1参照)で、上方が右側面106になるための構成について説明する。図4は、本発明のデジタル放送受信装置の一実施例の外観を示す斜視図である。400は本発明のデジタル放送受信装置、401はデジタル放送受信装置400の本体、402はデジタル放送受信装置400のスタンド、403はスタンド402のネジ穴、404は本体401とスタンド402とをネジ止めしているネジ止め部である。
図4(a)は、デジタル放送受信装置400の本体401にスタンド402が取付けられ、縦置きされている斜視図、図4(b)は、スタンド402の一実施例を示す斜視図である。
図4において、デジタル放送受信装置400は、机上等の床面に縦置きされている。このとき、デジタル放送受信装置400は、デジタル放送受信装置400の本体401とスタンド402とが本体401の左側面105の外壁に設けられたネジ穴とスタンド402に設けたネジ穴403とでネジ止め部404でネジ止めされることによって固定されている。この時、左側面105は直接床面と接触すると吸気口151−1が塞がれ、冷却用の空気が入らなくなる。これを防ぐために、スペースdの高さの隙間ができるように構成している。
なお、スタンド402は上記のように取り外し自由であるが、本体401のネジ穴は吸気口として働いても、微量なので問題がない。また、問題が有る場合には、スタンド402が取り外された状態でも、予めネジ穴から空気が流入しないように、本体内に弁を設ける等で塞ぐ構成とすれば良い。
図5によって、本発明のデジタル放送受信装置の別の実施例を説明する。図5は、図4と同様に、スタンドをデジタル放送受信装置本体に取付ける構成であって、本体とスタンドが一体化構造若しくは、スタンドをとりはずさなくても横置き可能な構造としたものである。図5(a)〜図5(c)はそれぞれ別の実施例の構造について示した図である。図5(a)〜図5(c)それぞれについて、左が、横置きで前面101から見た図、中央が、縦置きで前面101から見た図、右が縦置きで右側面106から見た図である。401a〜401cはデジタル放送受信装置の本体、402a〜402c、402c′はスタンド部である。その他の構成要素は省略している。
図5(a)において、スタンド部402aは、横置き状態でも静置可能なように、左側面105と右側面106にそれぞれ2つ取り付ける。また、縦置きの時に、右側面106を下にして置くと不安定になるか若しくは靜置できないように2つのスタンド部の間隔を接近させて配置している。
また図5(b)において、前面101から見て本体の形状を楕円形として、右側面106のスタンド402bを1つとしている。このように右側面106の形状を、丸みのある形状、若しくは先が細くなる形状にすることにより、この面を下にして靜置できないようにしている。また、上面103を下にして置いた場合にも、斜めに置かれることになるので、不安定感があり、ユーザが置きにくい構造である。
また、図5(c)は、左側面106のスタンド402c′にデジタル放送受信装置を持つための取っ手をつけた取手部501を設けている。この形状により、持ち運びぶ時に便利でかつ、左側面106を下にして靜置できないようにすることができる。
図5の実施例によれば、取り外し不可能でも横置きが可能で、かつ、縦置きの場合でも、右側面106が床面にすると不安定な構成にすることもできる。
また、図5(c)の実施例によれば、取手としても使用できるため、持ち運びに便利である。
次に、図6によって、本発明の他の実施例を説明する。図6は本発明のデジタル放送受信装置における高発熱部品の冷却を更に向上するための概略構造を説明するための筐体部分の一部の断面図である。601はメインマイコン、610は基板、620はデジタル放送受信装置の下面104の筐体部、621は筐体部620の凹部、622は凹部621に接着された熱伝導性シート、602はメインマイコン601を基板610に電気的及び機械的に接続するためのはんだボールである。
図6において、筐体部620の凹部621は、メインマイコン601等の発熱部品と対向する位置に設け、凹部621のメインマイコン601側の面に熱伝導性シート622を接着剤によって接着している。そして、基板610の下面にはんだボール602によって接着されたメインマイコン601があり、メインマイコン601と熱伝導性シートが接着するように構成している。
この構成によって、メインマイコン601等の発熱部品から発生する熱は、図6の矢印で示したように、熱伝導性シート622を介して筐体部620に伝達され、外部に放熱される。上述したデコーダ202などの信号プロセッサについてこのように基板610と実装してもよい。また、上記メインマイコン601は、信号プロセッサとを一体化され1チップ化されたものでもよい。
従って、発熱部品の熱が下面104からも外部に放熱されるので、冷却性能が向上する。
なお、図6では、筐体部620に凹部621を設けたが、凹部621の形状はこの形状に限らない。また、凹部621を設けず、導電性の金属の台座を設けて熱伝導性シート622を貼り付けても良い。また更に、凹部621を設けずに、直接熱伝導性シート622を貼り付けても良い。
上述の図1〜図8の実施例のように、本発明のデジタル放送受信装置は、横置きの状態で使用されても縦置きの状態で使用されても、効率的に発生した熱を外部に排気でき、熱に弱い部品の温度が使用温度限界まで上昇しない。
また、排気用のファンも少なくできるため、生産コスト及び消費電力を低減できた。また、熱に弱い部品の温度が使用温度限界まで上昇しないため、信頼性が向上し、かつ耐用年数を増加することができた。
なお、本実施例では、AC電源を供給せず、別途AC−DCコンバータを用いて、直接必要なDC電圧を供給する構成としたため、消費電力及び発熱量を低減できた。しかし、将来的には、AC−DCコンバータを内蔵したデジタル放送受信装置も可能である。
本発明のデジタル放送受信装置の一実施例の構成を説明するための図。 本発明のデジタル放送受信装置の筐体内部の簡単な部品配置を説明するための図。 本発明のデジタル放送受信装置の一実施例のリムーバブルHDDの配置について説明するための図。 本発明のデジタル放送受信装置の一実施例の外観を示す斜視図。 本発明のデジタル放送受信装置の一実施例の外観を示す斜視図。 本発明の冷却構造の一実施例を示す断面図。 本発明のデジタル放送受信装置の筐体内部の部品配置を説明するための図。 本発明のデジタル放送受信装置の筐体内部の部品配置を説明するための図。 リムーバブルHDDのアダプタと受信装置の筐体との取り付けの様子を示す図。
符号の説明
100:デジタル放送受信装置、 101:前面、 102:背面、 103:上面、 104:下面、 105:左側面、 105′:左側面板、 106:右側面、 141リムーバブルHDDのスロット、 142:B−CASのスロット、 143:電源オンオフ用ボタンスイッチ、 144:LED、 145:リモコン受光部、 151−1、151−2:吸気口、 152:排気口、 200:リムーバブルHDDのアダプタ、 201:メインマイコン、 202:デコーダ、 203:チューナ、 204:端子、 205:サブマイコン、 206:トランスミッタ、 207:B−CAS処理部、 208:ビス穴部、 209:ファン、 210:基板、 211:外壁、 400:デジタル放送受信装置、 401、401a〜401c:本体、 402:スタンド、 402a〜402c、402c′:スタンド部、 403:ネジ穴、 404:ネジ止め部、 601:メインマイコン、 610:基板、 620:筐体部、 621:凹部、 622:熱伝導性シート、 602:はんだボール。

Claims (13)

  1. デジタル放送信号を受信する受信装置において、
    前記デジタル放送信号を受信するためのチューナと、
    前記チューナで受信された放送信号を復号するデコーダと、
    前記デコーダで復号された信号を記録するためのリムーバブルハードディスクが装着されるアダプタと、
    前記チューナ及び前記アダプタに装着された前記リムーバブルハードディスクを制御し、前記リムーバブルハードディスクよりも発熱量が大きい制御部と、
    筐体と、を有し、
    前記筐体は、前記リムーバブルハードディスクの挿入口が設けられる前面と、該前面に対向する背面と、両側面と、該前面と背面及び両側面よりも大きい上面及び下面とを有し、
    前記受信装置を前記筐体の上面側から見た場合において、前記筐体内部の左右いずれか一方の空間を第1空間、他方を第2空間としたときに、前記アダプタが前記第1空間に配置され、かつ前記デコーダ及び制御部が前記第2空間に配置されており、
    前記筐体の前記第1空間側に吸入口が設けられ、前記筐体の前記第2空間側に排気口が設けられており、かつ
    前記筐体の前記第1空間側の側面に、前記受信装置を縦置きする場合に該受信装置を支持するためのスタンドが取付可能な取付部が設けられ、該スタンドを用いて前記受信装置を縦置きする場合は、前記第1空間が下方に、前記第2空間が上方に位置するように構成されていることを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1記載の受信装置において、前記第2空間内に、前記排気口を通して前記筐体内部の空気を外部へ排出するための排気ファンが設けられていることを特徴とする受信装置。
  3. 請求項1記載の受信装置において、前記吸入口が前記第1空間側の側面に設けられ、前記排気口が前記第2空間側の背面に設けられることを特徴とする受信装置。
  4. 請求項3記載の受信装置において、更に、前記第2空間側の側面に別の吸入口が設けられることを特徴とする受信装置。
  5. 請求項1記載の受信装置において、前記チューナを前記第1空間と前記第2空間のとの間に配置したことを特徴とする受信装置。
  6. 請求項1記載の受信装置において、前記第2空間内であって、前記アダプタの前記下面側に、前記受信装置が待機状態において動作する、前記制御部よりも発熱量が小さいサブマイコンが配置されることを特徴とする受信装置。
  7. 請求項6記載の受信装置において、前記第2空間内であって、前記アダプタの前記下面側には、更に、デジタル放送受信のためのカードの処理部が配置されることを特徴とする受信装置。
  8. 請求項1記載の受信装置において、前記制御部と前記筐体とが熱伝導性シートを介して接続されることを特徴とする受信装置。
  9. 請求項8記載の受信装置において、更に、前記マイコン及びデコーダが実装される基板を備え、前記制御部は前記基板の、前記筐体の下面と対向する面に設けられ、該下面には凹部が設けられ、前記制御部と前記下面の凹部が前記熱伝導性シートを介して接続されることを特徴とする受信装置。
  10. 請求項1記載の受信装置において、更に、前記デコーダで復号された信号を記録するための別のハードディスクを備え、該別のハードディスクは、前記第2空間内に設けられることを特徴とする受信装置。
  11. 請求項10記載の受信装置において、前記別のハードディスクは前記リムーバブルハードディスクよりも発熱量が大きく、かつ前記第2空間内において前記制御部及びデコーダの前記上面側に設けられることを特徴とする受信装置。
  12. 請求項6記載の受信装置において、更に、前記マイコン、デコーダ及びサブマイコンが実装される基板と、前記基板に前記アダプタを取付けるための取付部材と、を備え、
    前記取付部材は、前記基板と前記アダプタとの間に前記サブマイコンを配置可能にするための空間を形成することを特徴とする受信装置。
  13. デジタル放送信号を受信する受信装置において、
    前記デジタル放送信号を受信するためのチューナと、
    前記チューナで受信された放送信号を復号するデコーダと、
    前記デコーダで復号された信号を記録するための記録部と、
    前記チューナと記録部を制御し、かつ前記記録部よりも発熱量が大きい制御部と、
    筐体と、を備え、
    前記筐体は、前面と、該前面に対向する背面と、両側面と、該前面と背面及び両側面よりも大きい上面及び下面とを有し、
    前記受信装置を前記筐体の上面側から見た場合において、前記筐体内部の左右いずれか一方の空間を第1空間、他方を第2空間としたときに、前記記録部が前記第1空間に配置され、かつ前記デコーダ及び制御部が前記第2空間に配置されており、
    前記筐体の両側面のそれぞれに、前記第1空間及び第2空間とそれぞれ連通する吸入口が設けられ、前記筐体の前記第2空間側の背面に排気口が設けられており、
    前記受信装置を横置きする場合は前記筐体の下面が前記受信装置の設置面とされ、前記受信装置を縦置きする場合は前記筐体の前記第1空間側の側面が該受信装置の設置面とされることを特徴とする受信装置。
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