JP5086047B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description
ところで、大容量の記録媒体として、装置に対し着脱可能で、家庭、移動体、、モバイル等への映像コンテンツの移動が可能なリムーバブルなHDD(以下、これをリムーバブルHDDと称する)を用いる場合もある。このリムーバブルHDDは熱に弱く、例えば、使用温度範囲の高温側は55[℃]である。従って、デジタル放送受信装置の使用中に、この温度以上の高温にならないように設計する必要がある。従来の冷却技術としては、特許文献2のように、HDDとDVD( Digital Versatile Disc )ドライブを有する電子機器において、筐体背面に設けた強制排気用のファンと電源、HDD、及びDVDドライブの相対位置を工夫することにより放熱性を向上させたことが記載されている。しかし、特許文献4では、高温での使用が難しいリムーバブルHDDのようなユニットに対する考慮がなされていず、かつ、発熱性が最も高いプロセッサについても考慮されていない。更に、電子機器を縦置きにしたり、横置きにしたりすることについては考慮されていない。
ところが、デジタル放送受信装置のような家庭用の機器では、ユーザが縦置きや横置きにしたりして、置き方がそれぞれの家庭や場所によって異なるものであるが、特許文献1〜特許文献2には、そのような配慮はされていない。
本発明の目的は、上記のような問題を解決し、横置きや縦置きでのどちらの置き方であっても、使用時にリムーバブルHDDの周辺温度が高温にならないような構成のデジタル放送受信装置を提供することにある。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記筐体の第2の空間には、筐体内の空気を排出する排気ファンと、上記排気ファンが排出する空気を外部に排出する排気口と、上記筐体内の上記第2の空間に冷却用の空気を吸気するための第2の吸気口とを有し、上記筐体の第1の空間には、上記第1の空間に冷却用の空気を吸気するための第1の吸気口を有し、上記第1の吸気口から吸気された空気は、上記第1の空間を通って上記第2の空間に入って上記排気ファンと上記排気口を通って排出されるものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記デジタル放送受信装置を横置きしたときは、前面側から見て、左側若しくは右側のどちらか一方が第1の空間であって、他方が第2の空間であるように構成し、上記デジタル放送受信装置を縦置きしたときは、前面側から見て、下側が第1の空間であって、上側が第2の空間であるように構成したものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記排気口と上記排気ファンが上記デジタル放送受信装置の背面側に配設され、上記第1の吸気口が上記デジタル放送受信装置の側面側の外壁に配設され、上記第2の吸気口が上記デジタル放送受信装置の側面側の外壁に配設されたものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記第1の吸気口と第2の吸気口は、それぞれ、配設された側面の1部に集中して設けられたものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記デジタル放送受信装置を縦置きする場合に使用するスタンドを取付けるための取付け部を、上記第1の排気口が配設された側面外壁に備え、上記デジタル放送受信装置が縦置きされた場合には、上記スタンドにより、上記筐体下部と接地面との間に吸気可能なスペースができるものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記第1の空間には更に発熱量の小さい部品を実装し、上記第2の空間に実装される発熱量の大きい部品としてメインマイコン及び信号処理用部品を実装したものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、上記第2の空間に実装される発熱量の大きい部品面に、高熱伝導性シートを介して外部に面したシャーシ(筐体)とが接触する構成として、冷却性能を向上させたものである。
また好ましくは、本発明のデジタル放送受信装置は、チューナを上記第1の空間と上記第2の空間の境界部に配置したものである。
また、好ましくは、発熱量の大きな部品を実装した空間の空気を排出するように排気ファンを設け、高温の空気がリムーバブルHDDが装着される空間に流れないようにしたものである。
また、好ましくは、デジタル放送受信装置を横置きの状態で設置したときに、前面側からみて、左側若しくは右側の空間にリムーバブルHDDのアダプタと発熱量の小さい部品を配置し、その反対側の空間に発熱量の大きな部品を配置する構成とし、縦置き状態でも高温の空気がリムーバブルHDDを装着した空間に流れないようにしたものである。
また更に好ましくは、側面側の前面部に近い場所に冷却用空気の取り入れ口を設け、冷却用の空気が発熱量の大きな部品で構成した回路基板を配置した空間とリムーバブルHDDを配置した空間からファンに効率的に流れるようにしたものである。
また、好ましくは、デジタル放送受信装置が縦置き状態のときには、リムーバブルHDDが装着される空間の側面部だけにスタンド部が取り付けられる構造とし、縦置きされた場合には、必ず下側にリムーバブルHDDが装着された空間があり、上側に発熱量の大きな部品を実装した空間があるように構成し、高温の空気がリムーバブルHDDを装着した空間に流れないようにしたものである。
また、好ましくは、デジタル放送受信装置が縦置き状態のときには、リムーバブルHDDが装着される空間の側面部だけにスタンド部が取り付けられる構造とし、縦置きされた場合には、必ず下側にリムーバブルHDDが装着された空間があり、上側に排気用のファンがあるように構成したものである。
また、好ましくは、デジタル放送受信装置が横置きされたときの状態で、リムーバブルHDDが装着された空間(例えば、空間の上側若しくは下側)に、発熱量が小さい部品を実装した構成とし、熱に弱いリムーバブルHDDが高温にならないようにしたものである。
また、メインマイコン、デコーダ等の信号処理部、などの特に発熱量が大きな部品面に、高熱伝導性シートを介して外部に面したシャーシ(筐体)とが接触する構成とし、冷却性能を向上させたものである。
また、デジタル放送受信装置100の背面102には、図示していないが、排気口152の他に、外部機器と接続するために必要となる各種の入出力端子と、ACアダプタから電源を供給するためのアダプタ用の端子が設けられており、排気口152以外の空気の吸気口若しくは排気口(流出入口)は設けていない。また、前面101、上面103、及び下面104には空気の流出入口を設けていない。更に、左側面105及び右側面106には、吸気口151−1と151−2以外に空気の吸気口若しくは排気口を設けていない。
従って、図1(b)のように横置きの場合には、排気用のファンのよって、排気口152から強制的にデジタル放送受信装置100の筐体内の空気が噴出される。このため、左側面105の吸気口151−1と右側面106の吸気口151−2から、デジタル放送受信装置100の筐体内の空気が流入する。
なお、図1では、吸気口151−1、151−2及び排気口152は、斜線で網掛けしているが、実際には複数の***が多数孔けられた集合体である。また、左側面105の吸気口151−1と右側面106の吸気口151−2は、それぞれ、配設された側面(左側面105、右側面106)の1部に、排気口152から遠い位置に設けられている。
更に、図1(c)においては、熱い空気が軽くなって上昇する性質が加わって、更に冷却効率が高まる。
なお、基板210は、ガラスエポキシ多層配線基板であって、図示した部品の他にも、部品が実装されているが、煩雑なため省略している。また、基板210はメイン基板であって、このほかにも配線基板が組み込まれている場合がある。
ここで、メインマイコン201は、デジタル放送受信装置100の通常動作時においてリムーバブルHDD、デコーダ202、チューナ203等を制御するように動作するものであり、デジタル放送受信装置100に実装される各種部品の中で最も高い発熱量を持つ。ここで、通常動作とは、デジタル放送受信装置100がデジタル放送を受信してその受信信号を復調、デコード、及びその他信号処理を行って、リムーバブルHDDに記録もしくは外部に出力可能となっている状態のことを指すものとする。またデコーダ202は、受信したデジタル放送信号をデコードするものであり、これもまた、メインマイコン201と同等の発熱量をもっている。このように、本実施例では、通常動作時にいて発熱量が比較的大きくなるメインマイコン及び/またはデコーダを右側空間に実装している。尚、メインマイコン201とデコーダ202は一体化(1チップ化、等)してもよい。
また、サブマイコン205は、デジタル放送受信装置100が待機状態、すなわち主電源がOFF(オフ)の状態においてリモコンからのコマンドに応答可能な状態となるものであり、リモコンからの電源ON(オン)コマンドに応答してデジタル放送受信装置100の電源を立ち上げるように動作する。このサブマイコン205はメインマイコン201と比較して発熱量が低く、その発熱によってリムーバブルHDDの動作への影響が無いもしくは小さいため、リムーバブルHDDのアダプタ200が配置される基板210の右側面105側に実装されている。B−CAS処理部207も同様に発熱が小さいために右側面105側に実装されている。当然、サブマイコン205、B−CAS処理部207以外の部品を右側面105側に実装してもよい。動作中の発熱が、例えばリムーバブルHDDの使用温度範囲の上限である55[℃]を超えない部品であれば、右側面105側に実装することが可能である。
図3において、デジタル放送受信装置100は、8つの点、P31、P33、P34、P36、P11、P13、P14、及びP16で囲まれた直方体で表わされる。そして、点P32、P35、P15、及びP12を通る平面で、2つの空間LとHとに分離される。そして、空間Lは、図1、図2では、リムーバブルHDDのアダプタ200が組み込まれる空間であり、空間Hは、排気用のファン209と高発熱部品(例えば、部品202、201)が実装されている基板領域がある空間である。
空間L上(点P31、P32、P35、P36、P21、P22、P25、及びP26で囲まれた直方体)内に、熱に弱い部品であるリムーバブルHDDのアダプタ200を配置し、その下の空間L下(点P11、P12、P15、P16、P21、P22、P25、及びP26で囲まれた直方体)内に、あまり発熱しない部品、例えば、電源オフ時に待機するために起動しているサブマイコン205やトランスミッタ206、B−CAS処理部、等)を配置し、熱に弱い部品であるリムーバブルHDDのアダプタ200が高温にならないようにしている。
すなわち本実施例は、空間Lにおいて、リムーバブルHDDが挿入されるアダプタ200を配置するとともに、そのアダプタの下に発熱が小さいサブマイコン205やB−CAS処理部207を基板210に実装している。これによって、リムーバブルHDDを熱的に保護しながら基板210への各種部品の集積度を高めてデジタル放送受信装置全体の寸法を小さくしている。
ここで、リムーバブルHDDのアダプタ200は、基板210に、アダプタ200と基板210との間に所定の空間を形成するように、筐体及び基板210と結合される。その様子を図9に示す。図9(a)はリムーバブルHDDのアダプタ200と、該アダプタ200を基板210及び筐体の左側面板105と結合するための結合部材としての金具901との関係を示している。金具901は平面部902が形成されており、この平面部902にアダプタ200が載置され、4つのネジ906によってアダプタ200と結合される。更に、金具901は、これにより基板210と結合される、アダプタ200の側面から見た形状がL字状の支持部903と、筐体の左側面板105′を挟持するための第1挟持部904及び第2挟持部905とを備えている。当該第1挟持部904及び第2挟持部905をアダプタ200のスロット141側から見たときに、第1挟持部904と第2挟持部905との間には、左側面板105′を挟持するための隙間が設けられている。
図9(b)は金具901を筐体の左側面板105′に取り付けた様子を筐体の左側面105側から見た図である。この図に示されるように、筐体の左側面板105′には、金具901の2つの第1挟持部904とそれぞれ対応する位置に、切欠907が形成されている。この切欠907に第1挟持部904を嵌め込んで下方へスライドさせる。その後、第1挟持部904をネジ908で左側面板105′に固定する。このとき、第1挟持部904と第2挟持部905は、図9(c)に示されるように、左側面板105′をサンドウィッチしている。更に、金具901の支持部903は、基板210とネジ909によってネジ止めされて結合される。
ここで、金具901の高さ、つまり基板210の面と直交する方向の寸法は、例えば10〜20mm程度とされている。これによって、アダプタ200と基板210との間には、図9(c)に示されるように、金具901により規定された高さHの空間が形成されている。この空間において、上述した発熱の小さい部品である、例えばB−CAS処理部207を基盤210上に実装している。尚、上述したように、筐体の左側面板105′の外部は化粧板が装着されて被覆されるので、切欠907及び第1挟持部904は外部から視認されない。
更に、背の高い部品、例えばチューナ203を空間LとHの境界部分に実装することによって、空間Lと空間Hとの壁を作り空間Hの熱い空気が空間Lに流れ込まないような防壁となっている。
図7と図8は、本発明のデジタル放送受信装置にHDDを内蔵した実施例である。701は内蔵型HDDで、図7は上面103から下方を見た図(上部のふたを透過した平面図)である。また、図8は、図7のA−A線での略断面図である。
また図7では、B−CAS処理部207は、リムーバブルHDDのアダプタ200の下で見えないが、参考のため破線で示した。
なお、基板211、リムーバブルHDDのアダプタ200、内蔵型HDD701、等では、ネジ類他、接続用若しくは支持用の金具、スペーサ、等を省略している。
また、図7と図8で分かるように、リムーバブルHDDのアダプタ200や内蔵型HDD701は大きく、かつ、内部には冷却用の空気が流れない構造となっている。従って、冷却用の空気は、それらの構造物の外壁に沿って流れ、それらから熱を吸収して、外部に熱を排出する。本実施例では、図1〜3で説明した例と同様に、発熱部品が少なくかつ熱に弱い部品を主として実装する空間Lと、発熱量が大きく発熱部品を主として実装する空間Hとにそれぞれ吸気口を設け、発熱量が大きい空間Hの、吸気口と逆側に強制排気用のファンと排気口を設けることで、空間Hで発生する熱は空間Lに流入せず、直かに外部に排熱され、かつ空間Lで発生する熱も空間Hを通って排気されるが、空間Lから空間Hを通る空気の温度は、もともと空間Hの温度より低いため、空間Lからの空気も空間Hの冷却に貢献する。このようなことにより、本発明のデジタル放送受信装置の構成によって、筐体内部に発生する熱量を効率良く排出することができ、リムーバブルHDDの温度も使用温度限界を越えない。
図4(a)は、デジタル放送受信装置400の本体401にスタンド402が取付けられ、縦置きされている斜視図、図4(b)は、スタンド402の一実施例を示す斜視図である。
図5によって、本発明のデジタル放送受信装置の別の実施例を説明する。図5は、図4と同様に、スタンドをデジタル放送受信装置本体に取付ける構成であって、本体とスタンドが一体化構造若しくは、スタンドをとりはずさなくても横置き可能な構造としたものである。図5(a)〜図5(c)はそれぞれ別の実施例の構造について示した図である。図5(a)〜図5(c)それぞれについて、左が、横置きで前面101から見た図、中央が、縦置きで前面101から見た図、右が縦置きで右側面106から見た図である。401a〜401cはデジタル放送受信装置の本体、402a〜402c、402c′はスタンド部である。その他の構成要素は省略している。
また図5(b)において、前面101から見て本体の形状を楕円形として、右側面106のスタンド402bを1つとしている。このように右側面106の形状を、丸みのある形状、若しくは先が細くなる形状にすることにより、この面を下にして靜置できないようにしている。また、上面103を下にして置いた場合にも、斜めに置かれることになるので、不安定感があり、ユーザが置きにくい構造である。
また、図5(c)は、左側面106のスタンド402c′にデジタル放送受信装置を持つための取っ手をつけた取手部501を設けている。この形状により、持ち運びぶ時に便利でかつ、左側面106を下にして靜置できないようにすることができる。
また、図5(c)の実施例によれば、取手としても使用できるため、持ち運びに便利である。
従って、発熱部品の熱が下面104からも外部に放熱されるので、冷却性能が向上する。
なお、図6では、筐体部620に凹部621を設けたが、凹部621の形状はこの形状に限らない。また、凹部621を設けず、導電性の金属の台座を設けて熱伝導性シート622を貼り付けても良い。また更に、凹部621を設けずに、直接熱伝導性シート622を貼り付けても良い。
また、排気用のファンも少なくできるため、生産コスト及び消費電力を低減できた。また、熱に弱い部品の温度が使用温度限界まで上昇しないため、信頼性が向上し、かつ耐用年数を増加することができた。
なお、本実施例では、AC電源を供給せず、別途AC−DCコンバータを用いて、直接必要なDC電圧を供給する構成としたため、消費電力及び発熱量を低減できた。しかし、将来的には、AC−DCコンバータを内蔵したデジタル放送受信装置も可能である。
Claims (13)
- デジタル放送信号を受信する受信装置において、
前記デジタル放送信号を受信するためのチューナと、
前記チューナで受信された放送信号を復号するデコーダと、
前記デコーダで復号された信号を記録するためのリムーバブルハードディスクが装着されるアダプタと、
前記チューナ及び前記アダプタに装着された前記リムーバブルハードディスクを制御し、前記リムーバブルハードディスクよりも発熱量が大きい制御部と、
筐体と、を有し、
前記筐体は、前記リムーバブルハードディスクの挿入口が設けられる前面と、該前面に対向する背面と、両側面と、該前面と背面及び両側面よりも大きい上面及び下面とを有し、
前記受信装置を前記筐体の上面側から見た場合において、前記筐体内部の左右いずれか一方の空間を第1空間、他方を第2空間としたときに、前記アダプタが前記第1空間に配置され、かつ前記デコーダ及び制御部が前記第2空間に配置されており、
前記筐体の前記第1空間側に吸入口が設けられ、前記筐体の前記第2空間側に排気口が設けられており、かつ
前記筐体の前記第1空間側の側面に、前記受信装置を縦置きする場合に該受信装置を支持するためのスタンドが取付可能な取付部が設けられ、該スタンドを用いて前記受信装置を縦置きする場合は、前記第1空間が下方に、前記第2空間が上方に位置するように構成されていることを特徴とする受信装置。 - 請求項1記載の受信装置において、前記第2空間内に、前記排気口を通して前記筐体内部の空気を外部へ排出するための排気ファンが設けられていることを特徴とする受信装置。
- 請求項1記載の受信装置において、前記吸入口が前記第1空間側の側面に設けられ、前記排気口が前記第2空間側の背面に設けられることを特徴とする受信装置。
- 請求項3記載の受信装置において、更に、前記第2空間側の側面に別の吸入口が設けられることを特徴とする受信装置。
- 請求項1記載の受信装置において、前記チューナを前記第1空間と前記第2空間のとの間に配置したことを特徴とする受信装置。
- 請求項1記載の受信装置において、前記第2空間内であって、前記アダプタの前記下面側に、前記受信装置が待機状態において動作する、前記制御部よりも発熱量が小さいサブマイコンが配置されることを特徴とする受信装置。
- 請求項6記載の受信装置において、前記第2空間内であって、前記アダプタの前記下面側には、更に、デジタル放送受信のためのカードの処理部が配置されることを特徴とする受信装置。
- 請求項1記載の受信装置において、前記制御部と前記筐体とが熱伝導性シートを介して接続されることを特徴とする受信装置。
- 請求項8記載の受信装置において、更に、前記マイコン及びデコーダが実装される基板を備え、前記制御部は前記基板の、前記筐体の下面と対向する面に設けられ、該下面には凹部が設けられ、前記制御部と前記下面の凹部が前記熱伝導性シートを介して接続されることを特徴とする受信装置。
- 請求項1記載の受信装置において、更に、前記デコーダで復号された信号を記録するための別のハードディスクを備え、該別のハードディスクは、前記第2空間内に設けられることを特徴とする受信装置。
- 請求項10記載の受信装置において、前記別のハードディスクは前記リムーバブルハードディスクよりも発熱量が大きく、かつ前記第2空間内において前記制御部及びデコーダの前記上面側に設けられることを特徴とする受信装置。
- 請求項6記載の受信装置において、更に、前記マイコン、デコーダ及びサブマイコンが実装される基板と、前記基板に前記アダプタを取付けるための取付部材と、を備え、
前記取付部材は、前記基板と前記アダプタとの間に前記サブマイコンを配置可能にするための空間を形成することを特徴とする受信装置。 - デジタル放送信号を受信する受信装置において、
前記デジタル放送信号を受信するためのチューナと、
前記チューナで受信された放送信号を復号するデコーダと、
前記デコーダで復号された信号を記録するための記録部と、
前記チューナと記録部を制御し、かつ前記記録部よりも発熱量が大きい制御部と、
筐体と、を備え、
前記筐体は、前面と、該前面に対向する背面と、両側面と、該前面と背面及び両側面よりも大きい上面及び下面とを有し、
前記受信装置を前記筐体の上面側から見た場合において、前記筐体内部の左右いずれか一方の空間を第1空間、他方を第2空間としたときに、前記記録部が前記第1空間に配置され、かつ前記デコーダ及び制御部が前記第2空間に配置されており、
前記筐体の両側面のそれぞれに、前記第1空間及び第2空間とそれぞれ連通する吸入口が設けられ、前記筐体の前記第2空間側の背面に排気口が設けられており、
前記受信装置を横置きする場合は前記筐体の下面が前記受信装置の設置面とされ、前記受信装置を縦置きする場合は前記筐体の前記第1空間側の側面が該受信装置の設置面とされることを特徴とする受信装置。
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